[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1965y FORD MUSTANG GT COUPE”][vc_single_image image=”1087″ img_size=”full”][vc_column_text]マスタングは、数あるヴィンテージアメリカンのなかでも最もポピュラーな存在。大衆向けのコンパクトなファルコンをベースにしながらも、スポーティーでスタイリシュなパーソナルカーとしてラインナップされ、ポニーカー・セグメントを新たに開拓しデビューと同時に爆発的なヒットとなった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1088″ img_size=”full”][vc_column_text]上品で均整の取れたスタイリングは幅広い層から支持され、日本ではいわゆる欧州車党にもファンが多いのがマスタング。マッスルカーをキーワードとした場合においても、シェルビーによって築かれた伝説や専用モデルの存在が大きく影響し、常にクローズアップされる存在だ。
そうしたバックグラウンドからボディバリエーションの中ではとりわけファストバックに人気が集中しがちだが、ファストバックは後から追加されたものであって、マスタングの基本はあくまでもクーペ。日本では新車当時に輸入されたマスタングの大半がファストバックを占めていたこともあってファストバックの存在が目立つが、アメリカ本国での実際の出荷台数においては圧倒的にクーペが多い。均整の取れた最もスタイリッシュなパーソナルクーペとしての魅力こそがマスタング人気の本質なのだ。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1089″ img_size=”full”][vc_column_text]
この個体は、現代の日本においても気兼ねなく付合えるアップデートを施しながらもオリジナルとしてのクーペの魅力が発揮された一台。V8エンジンの搭載から、ホイール、ストライプ、GTインテリアなど、ファクトリー・オプションを採用することでスポーティなイメージをバランス良くアピール。キャッチーな赤い車体色とストライプ、ホワイトリボンタイヤによる配色によって、クーペならではの引き締ったシルエットが際立っている。ベーシックな直6が大半を占める中、この個体には最上級の289(4.7ℓ)V8が搭載されておりスポーティーなパフォーマンスを味わえるうえ、点火系、クーリング、エアコンなどをアップデートすることで、信頼性と快適性も確保。その内容と状態のバランスも良く、ビギナーでもカジュアルに付き合える。
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1090″ img_size=”full”][vc_column_text]スプラッシュパンを突き抜けるデュアルエキゾーストもGTらしさをアピールするオプションパーツ。チップ内にルーバーのあるデザインが特徴的。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1091″ img_size=”full”][vc_column_text]65~67年型に設定されたメージャーなオプション、“スタイルドスチール”ホイール(14×6)を装着。ホワイトリボンタイヤとの組み合わせも含め、マスタングのオリジナルとしての魅力が発揮されている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1092″ img_size=”full”][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458045792171-a76efff8-aa03-10″ include=”1093,1094″][vc_column_text]無数に存在したオプションと組み合わせの自由度から、全く同じ仕様がほとんど存在しないのもこの時代のアメリカ車ならではの魅力。横長のスピードメーターが特徴のスタンダードに対し、大径の丸形がセンターにレイアウトされ、さらに回転計/時計がステアリングコラムに追加されたGT仕様。追加されたオーディオ以外はストックをキープする。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1095″ img_size=”full”][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458045934490-1b0fe92d-b62b-6″ include=”1096,1097″][vc_column_text]170(直6 2・8ℓ)、200(直6 3・3ℓ)、260(V8 4・3ℓ)、289(V8 4・7ℓ) で設定されたエンジンの中でも、最上級の289を搭載し、C4(3速AT)と組み合わせてある。点火、クーリングをアップデートすることでオリジナルのポテンシャルを100%発揮する。バルブカバーは〝コブラ〟用にアレンジ。[/vc_column_text][vc_column_text]■取材協力:オートレイド(http://www.auto-raid.com/)
■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]