DODGE CHALLENGER SXT PLUS、ダッジチャレンジャー SXT PLUS

DODGE CHALLENGER SXT PLUS

MODERN MUSCLECARS
TO THE LIMIT!! -過激さへの挑戦に終わりはない-

ワイルドスピード・メガマックスで衝撃を受けてカスタムカーカルチャーに興味を持ち、スカイミッションでレティが乗るチャレンジャーヘルキャットに釘づけ!

メンテもカスタムも、できることは自分で!

23歳の若さでチャレンジャーオーナーとなったKちゃん。キッカケはアメ車好きなら誰もがハマるワイルドスピード。高校生の頃に見たメガマックスで「カーカルチャーってこんなに楽しいんだ!」と衝撃を受けてから、当時乗っていた中型バイクの熱は冷め、クルマの免許を取得して愛車を手に入れることが目標になった。

ワイルドスピードの初期から劇中に登場するスポコン、スタンス系のUSDMなクルマに憧れてスバル・インプレッサを購入した。現代っ子なのでツィッターを中心にSNSで若い女の子が格好いいクルマに乗っていると話題になり、イマドキなルックスとは裏腹に、ガソリンスタンド勤務で国家整備士資格まで所有、洗車はもちろんオイル交換にタイヤ交換の他、簡単な整備は自分でやってしまう男勝りな一面も手伝って、フォロワーの大半はクルマ好きが占めるまでになった。二十歳の時に若気の至りで某大型商業施設駐車場に集合とSNSで呼びかけてナイトミーティングを主催した際は、予想を上回る大盛況で駐車場を埋めてしまい警察に注意を受けてしまうなど、その行動力とカーカルチャーに対する熱の高さは尋常ではない。

そんな彼女がチャレンジャーへと乗り換えを決意したのは2018年の夏頃。当時勤務していたガソリンスタンドにはサバーバンチャージャーなどに乗る常連さんが多かったこともあり、いろいろアドバイスを受けてやっぱり行きつく先はアメ車かなと。その中でも劇中でレティが転がすチャレンジャーは別格のインパクトだったことから、チャレンジャー購入を決意したという。だけどヘルキャットは高根の花。予算内で収めるには何を選択すればいいか相当迷ったみたいだが「長く乗りたいのであれば、やっぱり高年式がいいよ」との助言を受けて2016年モデルを選んだという。

DODGE CHALLENGER SXT PLUS、ダッジチャレンジャー SXT PLUS

目指すスタイルはズバリ劇中仕様。手始めにテールレンズやグリルをペイントし、音にこだわって社外マフラーへ換装。現在バンパーガードを模索中らしく、スカイミッションで見たワイルドかつスタイリッシュなフォルムを手本にカスタムの思案中。

ちなみに現在はガソリンスタンドを辞めて歯科助手をしており、自転車でも通える距離にもかかわらず通勤にチャレンジャーを走らせることもしばしば(笑)。 少しでもチャレンジャーを走らせたい一心で、深夜に湾岸線を一人走らせては、関西国際空港を望むお気に入りの場所へとナイトドライブすることもあると言う。「クルマのことを共感できる人じゃないと横に乗せたくない」と語る彼女の眼差しは力強く、まるでワイルドスピードのキャストの一人か?と思えるほどにライフスタイルの中にチャレンジャーが溶け込んでいた。ファッションや美容にお金を費やすが如く、クルマのために働く。そんな人生を飾らず生き抜く若き女性オーナーの今後に期待したい。

DODGE CHALLENGER SXT PLUS、ダッジチャレンジャー SXT PLUS

10月に納車されて3カ月足らずではあるが、テールレンズは薄めにスモークペイントし、グリルにもマッチペイントを施す。アーバンガレージが在庫していたガンメタリックのホイールとモノトーンでコーディネイト。音量にこだわったマフラーも◎。

V8の大排気量モデルも狙えたが、長く乗り続けたいからと高年式の2016年モデルを購入。3.6ℓの排気量でもインプレッサと比較するとトルクフルで、吸排気系をこれからいろいろとチューニングしていくのも楽しみの一つ。今もっとも気になっているのがディアブロチューン!!

高校を卒業して美容系の専門学校に入学するも肌に合わず3カ月で辞めてしまい、クルマ好きを仕事にできないものかと悩んだ挙句、近所のガソリンスタンドへ就職。1年の実務経験を経て念願の国家整備士の資格も取得。インプからチャレンジャーに乗り換えた時はツィッターでも大反響だったとか。

owner:K


■PHOTO&TEXT:石井秋良

アメ車マガジン 2019年 4月号掲載

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