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世界最大級のカスタムイベントでアメ車の奮闘はあったのか?
TOKYO AUTO SALON 2019
■開催場所/千葉県幕張メッセ
■開催日/2019年1月11~13日
■主催/東京オートサロン実行委員会
30万人を超える来場者が集まるビッグイベント、アメ車勢はラングラーが一大勢力へ
カスタムカー文化の確立を目指し、1983年から開催され、2019年で37回目を迎えた世界最大級のカスタムイベント「東京オートサロン」。年々出展社や出展車両は増え続け、来場者も1月11~13日の3日間で33万人を超えるビッグイベントだ。日本全国から開催地の幕張メッセを目指し、ここ数年では海外からの来場者も激増。とくに中国からの来場者が多く、各ブースでは中国語で書かれた案内も用意されている。
オールジャンルのモデルが集まる会場では、メーカーが新型車を発表し、パーツメーカーが新作を発表するなど、2019年の流行が何なのかが見て取れる。そんな中で、2019年の注目はとにかく新型ジムニーだったのは間違いない。アメ車に限れば、こちらも新型となったJLラングラー。有名ヨンクショップが続々とパーツを発表し、ラングラー人気は今後も熱い。一方カスタムコンテストでは、インポートカー部門でラグジの新作エッジカスタム・チャレンジャーが優秀賞、ローハンのインパラがグランプリをゲットするなど、アメ車勢が大躍進!
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カスタムコンテスト・インポートカー部門
優秀賞を獲得したラグジのチャレンジャー
EDGE CUSTOMS チャレンジャー’S’ 過激スタイルが新登場!
日本のチャレンジャーブームを牽引するラグジは、オリジナルカスタムブランド「エッジカスタムズ」から、新作のチャレンジャー’S’を発表。大胆に張り出したオーバーフェンダー、前後ディフューザー、スプリッター、サイドスカート、トランクスポイラー(プロトタイプ)がニューモデル。パーツ単体での販売はせず、ラグジでの車両購入時に取り付けるコンプリートタイプとなる。カスタムカーコンテストで優秀賞を獲得し、海外からも注目された。
ラグジが日本最速で持ち込んだチャレンジャー・デーモンの、ワンオフカスタムモデルがニットーブースに展示。ホイールはワークエモーション・CR3PのF/20×10.5J、R/20×14J。タイヤはニットーインヴォのF/285/30R/20、R/345/25R/20。
上の青のチャレンジャーは新作のフルコンプリートモデルに対し、こちらのヘルキャットは、オーバーフェンダー、リアディフューザーを装着し、カーボンフルラッピング。
アズールモータリングのエスカレードは、オリジナルカスタムブランド「ゼロデザイン」のバージョン1エアロに、SKYパフォーマンスホイールの26インチを装着。
ヨコハマタイヤにはF150ラプターが展示。2018年から北米で販売が開始され、オフロードでは人気の高いGEOLANDAR X-MT(37×13.50R17)を装着。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
これぞニッポンの職人技、カスタムカーコンテストでグランプリを受賞
2019年のカスタムカーコンテストのグランプリは、新型ジムニーでも、GT-Rでもなく、ローハンの58年型インパラ(インポートカー部門でも最優秀賞)。レストアから始め、ボディ全体に職人による手彫りのエングレービングを施し、オリジナル塗料「IZ METAL」でメタル塗装。作業期間はなんと2年! セマショーでも披露され、世界でもっとも輝くインパラと言ってもいいだろう。
ローハンブースでは、上のインパラに注目が集まっていたが、立体施工を下地に処理し、その上からキャンディカラーをペイントする芸術的なグラインダータトゥーを施したカマロも見応えあり。ローハンのカマロ用オリジナルフロントバンパー、ホイールはローハン・ GSR GS-1の21インチ。
ローハンから発売中のボディキット(フロントリップ、ダックテール)を装着し、グラインダータトゥーを施すチャレンジャー。ホイールはローハン・ GSR GS-1の21インチ。
F-150ラプターを展示していたファルケンタイヤブース。もちろんその足もとには同メーカーのオフロード用タイヤである「WILD PEAK M/T」を装着!!
老舗の4×4スペシャルショップであるリンエイは、JLラングラーと新型ハイラックスの2台を展示。JLにはXD827 ロックスター3を履かせ、さらにオーバーフェンダーガードを装備。
Hutchinson Rock Monster(FR 17 x 8.5) ホイールに、マキシスのTrepadorを履いたJKラングラー。複雑なロールケージに囲まれた室内など強靭なスタイルだ。
4WD & SUV専用ホイール『BLACK FORCE』をプロデュースする「TSMグループ」のブースには、JLラングラーの「BF-8」ホイールが登場。力強いスポークデザインに注目!
数多くのホイールブランドを取り扱うエクシズルラインのブースに展示されていたのが、リボルバーカスタムズが製作したカマロZL1。組み合わせたボトムスはROHANA。
エッジカスタムズの新しいラインナップ、グランドチェロキー用登場!
2019年の1月から社名をTOYO TIRES株式会社へ変更した同社のブースには、ラグジのエッジカスタムズに新たにラインナップする予定のパーツを組み込んだ、グランドチェロキー・トラックホークが展示。2018年末にアメマガで紹介した際はフロントスポイラーのみだったが、展示車にはオーバーフェンダー、サイドスカート、スプリッター、前後ディフューザーが装着され、22インチホイール、タイヤはPROXES ST3をセット。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
ラリードライバー「ケン・ブロック」が手掛けた、1977年型F-150 Hoonitruckも登場!!
キャンギャルを撮影する人だかりはアチコチで見受けられたが、クルマを見たさにこれほどの人だかりができていたのはトーヨータイヤブースだけじゃないだろうか。そのクルマが何かというと、アメリカを代表するラリードライバー「ケン・ブロック」が手掛けた「F-150 Hoonitruck」。エンジンにはル・マン24時間レースでクラス優勝したフォード「GT LM GTE」用をベースにするV型6気筒3.5リッターツインターボが搭載され、最高出力は驚異の914hp。あとは動画の様なパフォーマンスを生で見られたら最高だろう。
コーストモータリングが展示したのは2018年と同じく、30インチホイールをインストールしたエクスプローラー。室内もフルカスタムされているだけに見応えは十分。
エクスプローラーと並んで展示されていた現行モデルのエスカレードにも30インチホイールをインストール。「2019年は大径ホイールで攻める!!」と気合を入れている。
例年同様、アイワブースにはたくさんの人だかりができていたが、2019年のブースを彩ったのはカスタムペイントを施したサバーバン。独創的な仕上がりは見事。
名古屋のアクセルオートが展示していたのが、ラプターはラプターでもミドルサイズのレンジャーベースのラプター。現物を見るのは筆者も初めてだっただけに興味津々。やはりラプターの名は伊達ではなく、サスペンションにはFOX製のヘビーデューティーショックが装着されている。室内を見てみると、レンジャーラプターの生産はタイで行なわれているだけあって、ステアリングは右に付いていた。
国内屈指のJeepスペシャリストであるタイガーオートでは、早くもカスタマイズを実施した2台のJLラングラー・アンリミテッドを展示。正規輸入モデルがベースのオレンジのJLは、スプリング、スタビ延長リンク、ロングブレーキホースなどで2インチアップを実施。またCRIMSONのMG LYCANにボディ同色としたストリートロックにより、スタイリッシュな足下を演出。左ハンドルとなるグレーのJLは、よりアグレッシブなリフトアップスタイルとし、JLカスタムの可能性の高さを見せていた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 4月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]