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2018y JEEP GRAND CHEROKEE TRACK HAWK
チャレンジャーを筆頭に、モアパワーを求めて全国から訪れるオーナーが後をたたないのが、埼玉県のチューニングショップHPP。単なるパーツ装着だけのチューニングではなく、確かな経験から導き出したセッティングを行なうことがHPPが選ばれる理由。今回は関西から訪れたトラックホークをチューニングし、900hpオーバーへと引き上げた!
プーリー直径を小さくし、より高速に回転させる
ジープ最強の称号を持つグランドチェロキー・トラックホーク。チャレンジャー・SRTヘルキャットと同型の6.2ℓV8 HEMIにスーパーチャージャーが組み合わせられ、カタログ値で707hp。2.4トンを超える車重ながら、0-100m加速は3.5秒。こんなスペックのクルマに乗っていても、やはりと言うべきか、モアパワーを求めるオーナーは必ずいて、そうしたオーナー達が続々と訪れているのが、埼玉県にあるHPPである。
市販のチューニングパーツをそのまま取り付け、パッケージに記載されている○○hpアップを単純に加算して終わりというやり方はせず、車両の状態を確認し、オーナーの要望に沿うベストなアイテムをチョイスしながら、実走での現車セッティングまでを行なうのがHPPの流儀。
そんな実績を聞きつけ、遠く関西からトラックホークを持ち込んだオーナーさん。以前まではチャージャー・ヘルキャットを所有し、それと比較すると物足りなさを感じたようで、トラックホークのチューニングを依頼。当初オーナーさんはPCMチューンを検討していたようだが、HPPがインテークキット追加、さらにスーパーチャージャープーリー変更という方法を提案したところ、迷うこと無くプーリー変更を選択。
プーリーの変更とは、直径サイズを小さなタイプに変えることでブーストアップさせるもの(スーパーチャージャー・アンダーサイズアッパープーリーキット)。他にディアブロスポーツ・アンロックPCM+i3セット、アンチスリップアイドラープーリーキット、JLTインテークキット、ブリスクレーシングプラグ、ロイヤルパープルエンジンオイルを取り入れ、最終的にPCM現車セッティングを実施。以前にHPPでは同型エンジンのチャージャー・ヘルキャットも実施済みであり、同様に900hpが見込まれる。
またしても生み出されたモンスター。そして次なる大物も、いずれ世に放たれるべく作業が行なわれている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
カタログ値707hpがチューニングにより900hpオーバーへ!
今回行なわれたメニューは、ディアブロスポーツアンロックPCM+i3セット、スーパーチャージャーアンダーサイズアッパープーリーキット、アンチスリップアイドラープーリーキット、1000ccインジェクター、JLTインテークキット、BRISKレーシングプラグ、レーシングサーモスタット、ロイヤルパープルエンジンオイルXPR&オイルフィルター、ロイヤルパープルパープルアイス、PCM現車セッティング。HPPは今回のようなディーラー車でも対応は可能なので、まずは相談してみるのをオススメする。
近頃HPPに導入されたダイナモメーターDynocom IndustriesのDYNO X DC POD’s。ローラータイプとは違いタイヤのグリップは関係なく、スリップロスがない状態でのセッティングが可能になる。これまで自社では所有していなかったが、今回の導入により作業効率はさらに上がるハズだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]HPP【High Performance with Precision】
所在地/埼玉県熊谷市村岡1937-2
TEL/048-577-7341
URL/https://www.hpp-jpn.com
営業時間/9:00~20:00
定休日/火曜日・第2月曜[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真/古閑章郎
文/相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]