1970y CHEVROLET CHEVELLE
VINTAGE AMERICAN Produced by AZZURRE MOTORING
ハイセンスなカスタムカーを世に送り出しているAZRことアズールモータリング。モダンマッスルやSUVなどイマドキのモデルを扱っているイメージが強いが、実はビンテージアメリカンにも力を入れている。シェベル、リビエラ、マスタングエレノア仕様を紹介しよう。(リビエラ・マスタングはこちらから)
漆黒のボディに秘められたLS1の超強力ユニット
まるで漆黒のごとく深い艶を放つシェベル。アズールモータリングの手によりカスタマイズされたこのシェベル、そのコンセプトはマイアミから生まれたNEW STYLEを取り入れたものだ。フロントに22インチ、リアに24インチという巨大なホイールを履き、その内側に4輪の全てがディスクブレーキへと強化されている。サスペンションはフロントが車高調、リアはHOTCHIKS製のサスペンションとデフを組み込み、位置調整を施している。強化された足回りは、それが必要なほど強力なパワーユニットへと換装されているためだ。エンジンはC5コルベット用LS1ユニットへと換装され、そのマネージメントはキャブではくインジェクションで行なっている。これにより、迫力あるスタイリングに見合ったパワーとトルクも手に入れているのだ。
ワイドなタイヤ&ホイールとマフラーが、迫力あるスタイルを演出している。
エンジンはC5コルベットに搭載されていた、オールアルミの5.7ℓV8のLS1ユニットで、350hpを発揮する。ホイールはフロントが22インチでリアが24インチのFORGIATOをインストール。
ステアリングはビレットスペシャリティの特注品。カーボンパネルに組み込んだ3連メーターは全てデジタル表示となっている。また、純正オーディオを残しつつ、JLオーディオ、キッカーのウーハーキットなどで大迫力のサウンドを楽しめる。ブラックレザーにブルーのステッチとパイピングを施したシート。オーストリッチ素材も贅沢に使用している。
【i corporation 1970y シボレー シェベルSS】クルマとしての本質を持つクラシック・アメリカン
セミファストバック形状のフォルムへと進化した2代目モデル 1970y シボレー シェベル
控えもながらもシンプルで精悍なスタイリングでストリートロッダーからの支持が高い初代シェベル
アズールモータリング
Text & Photos|アメ車MAGAZINE
アメ車マガジン 2018年 9月号掲載