TOYOTA TUNDRA SR5、トヨタタンドラSR5

2000y TOYOTA TUNDRA SR5

Re:imported car Selection【逆輸入車】

北米のフルサイズトラック市場に本格参入を果たした初代モデル

タンドラと聞いて真っ先に思い浮かべるのは第二世代。しかし、初代モデルでのチャレンジなくして今の状況はない。サイズを拡大し、エンジンにV8を投入して挑んだ意欲作。柔和なベビーフェイスがとても魅力的。


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アメリカのピックアップトラック市場では今や押しも押されもせぬ存在となったタンドラ。威風堂々としたフォルムに洗練されたインテリアを備えて確固たる地位を築いているとはいえ、それは米ビッグスリーのフルサイズピックアップトラックの牙城を崩すべく真向勝負を挑んだ第二世代からの話。

TOYOTA TUNDRA SR5、トヨタタンドラSR5

それだけにタンドラと言えば第二世代を思い浮かべてしまいがち。「そうしたら初代モデルはどんなスタイリングだったのだろうか?」ということで、改めてじっくりと検証してみたくなり、以前タンドラの前身であるT100を取材させてもらったコロンブスに問い合わせてみたところ、「初代のタンドラでしょ、もちろんありますよ!!」という頼もしい返事をいただき、早速検証スタート。

初代モデルは1999年に市場へと投入されており、モデルイヤーは2000年が最初となる。前身であるT100はサイズが小振りかつV6エンジンのみということがネックとされていたために、それらを改善するべくボディを拡大し、エンジンはV6だけでなくV8もラインナップ。スタイリングもスクエアなT100に対して、丸みを帯びた柔和なフォルムを特徴とする。

ちなみに撮影車両は初期型となる2000年モデルで、グレードはSR5。エンジンは4.7ℓ/V8を搭載し、トランスミッションは4AT。そして駆動方式は4WDということでリフトアップされているのがポイント。さらに内外装ともにリフレッシュされているため状態は申し分なし。

TOYOTA TUNDRA SR5、トヨタタンドラSR5

キャブバリエーションはレギュラー、アクセス、ダブルの3タイプ。撮影車両は両サイドとも観音開きとなるアクセスキャブ。シートはモケットのベンチタイプで6人乗り。TOYOTA TUNDRA SR5、トヨタタンドラSR5、LEER製のハードトノカバー

ベッドライナーはRUGGED LINER製

LEER 製のハードトノカバーが装着されているため、荷物を雨風から凌げるとともにキーロックも備えているため安全性もバッチリ。ベッドライナーはRUGGED LINER製。

2UZFE型 4.7ℓ/V8(245hp)

5VZ-FE型3.4ℓ/V6(190hp)と2UZFE型 4.7ℓ/V8(245hp)の2機種のエンジンラインナップでスタートした初代タンドラ。撮影車両が搭載しているのは4.7ℓ/V8。2005年以降は、V6エンジンが排気量を拡大して4.0ℓの1GR-FE型(236hp)へとスイッチ。4.7ℓ/V8は出力を見直して最終的には271hpまでアップ。トランスミッションは当初5MTと4ATという設定であったが、エンジン同様2005年に見直され、6MTと5ATへと変更されている。ボトムスにはニットー・トレイルグラップラー(LT285/70R17)×プロコンプエクストリームホイールをセット。

フロント2.5インチ、リア2インチのリフトアップを施し、ビルシュタインショックを組み合わせたサスペンションに、ボトムスにはニットー・トレイルグラップラー(LT285/70R17)×プロコンプエクストリームホイールをセット。

以前取材したT100は1998年モデル、そして今回撮影したタンドラは2000年モデルということで、共に20年が経過しているわけだが、今見ても衰えない魅力的なスタイリングの良さに惚れぼれしてしまった。


■Thanks:コロンブス
TEL:042-332-0035
HP:http://www.columbus-japan.com


Text & Photos|アメ車MAGAZINE

アメ車マガジン 2019年 1月号掲載

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