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2018 Chevrolet Silverado 1500
American Car Drive Journal
アメ車ジャーナル =注目車にフォーカス=
アメ車「らしさ」を存分に味わえるフルサイズピックアップ、シボレー・シルバラードが猛烈にイイのであります!!
数あるアメ車のカテゴリーの中で、もっともアメ車「らしさ」を感じることができるのはフルサイズ・ピックアップトラックだろう。中でもシボレー・シルバラードは古き良きアメ車のスピリットと、イマドキの快適性、そして、そのサイズからは想像もできない扱いやすさも兼ね備えた魅力的なクルマだ。ここではシルバラードの魅力にフォーカスする。
見た目はワイルド、走りは緻密で装備も充実のシルバラード
アメ車の魅力…それは、何もかも「スケールがデカい!」ってことじゃないだろうか? ボディもそう、エンジンもそう、そしてストリートでのインパクトも。まぁ、最近はアメ車でもエコだ、ターボだと、ヨーロッパ車や日本車のようなパフォーマンスが重宝されていたりするが、やっぱり、どうせアメ車に乗るなら、「らしい」クルマに乗りたいものだ。
そんな中、これぞアメ車! なんてクルマもまだまだ存在する。そう、フルサイズ・ピックアップトラックというカテゴリーだ。GMもフォードも、MOPARも、それにトヨタやニッサンだって、魅力的なデッカいトラックをリリースしているが、とりわけ今、注目したいのがGM、シボレーのフルサイズ・ピック『シルバラード』だ。アメリカでの人気は、フォードのFシリーズにややリードを許しているものの、その分、走りに装備に、頑張っているのが見てとれる。逆に緻密な走り、装備の完熟度などは、シルバラードに一日の長アリって感じだ。
さて今回は、そんなシボレー・シルバラードにフォーカス! 本誌ではおなじみのアメ車プロショップ「スカイオート」に、タイミングよくストックありってこともあり、その魅力をあらためて探ってみることにした。レポートしてくれるのは、アメ車マガジンイメージガールの立花未来クン。免許取得後、初めての愛車がサバーバン、今はチャレンジャーを所有する未来クンに、さてシルバラードはどんなふうに映るだろう?[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
2018 Chevrolet Silverado 1500 High Country
シボレー・シルバラード1500 ハイカントリー
今回のモデルはクルーキャブ・ショートボックスモデルだが、デッキの広さは十分!撮影には250cc のオフロードバイクを用意し、積載してもらったが、それが2台は積めるだろう。リヤバンパーのコーナーには爪先がかけられるステップがあり、これがなかなか便利!
◆グレード:HIGH COUNTRY 4WD CREWCAB SHORTBOX ◆全長×全幅×全高(inches):230.03 × 80.0 × 73.8 ◆ホイールベース(inches):143.50 ◆車両重量(lb):5461 ◆最低地上高(inches):8.90 ◆乗車定員(名):5 ◆エンジン種類:EcoTec 3 V8 ◆総排気量(ℓ):5.3 ◆最高出力(hp/rpm):355/5600 ◆最大トルク(lb-ft/rpm):383/4100 ◆トランスミッション:8AT ◆駆動方式:パートタイム4WD ◆燃費(MPG):16city/22hwy ◆使用燃料/ タンク容量(gal):ガソリン/ 26 ◆サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン・コイル式 ◆サスペンション 後:リーフ・リジッド ◆タイヤサイズ:P275/55R20[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
トラックでありながらプレミアムSUV なみの装備を誇る
シボレーのフルサイズ・ピックアップトラック「シルバラード」は、アメリカではすでに’19モデルにモデルチェンジしているが、今回のモデルは’18モデルだ。ラインナップはスタンダードな「シルバラード1500」と、ヘビーデューティな「シルバラードHD」の2タイプがあり、今回は「シルバラード1500」。
シルバラード1500のボディタイプは、レギュラーキャブ(シングルキャブ)、ダブルキャブ、そして後席をさらに広くとったクルーキャブ、これにショートボックス(荷台)、スタンダードボックス、ロングボックスが複雑に組み合わされる。おまけにトリム(グレード)は全8タイプ、それぞれに2WDと4WD、また3タイプのエンジンが選べるなど、実に100車種以上を数える!
もちろん、今回のグレード「ハイカントリー」は最上級車種。設定されるのはクルーキャブのみで、デッキはショートボックスとスタンダードボックスが用意されている。エンジンは4.3ℓV6、5.3ℓV8、6.2ℓV8と揃ううちの中位、5.3ℓV8で、それでも355hp&383lb‐ftを発揮するツワモノぶりだ。
また最上級グレードだけに、プレミアムな装備の数々は高級SUVと肩を並べるほど。シートはブラウンのレザー張り、スマートホンなど連動するエンタメ装備(試乗車はTVにも接続)、先進の安全装備の数々。トラックでありながら、ファーストカーとしても十分満足できるのだ。
サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン・コイル式、リヤにリーフ・リジッド式を採用。今どきのピックアップトラックとしてはスタンダードな形式だが、とくにリヤアクスルのペイロードは高く設定され、つまりトレーラーなどの牽引能力重視の設計となっている。乗り心地も引き締まったものだ。
タイヤサイズは275/80R18のスタッドレスタイヤが装着されていた。ノーマルはP275/55R20のオールシーズンタイヤを装備する。ホイールは純正の18インチ、ノーマルはもちろん20インチ。
インテリアの造形は高級SUV…いや、高級セダンそのものといったもの。レザー張り・パワー調整式のシートはヒーター付き、クッションも硬めでロングドライブも快適だ。ヘッドレストの“HIGH COUNTRY” の刺繍もイカしている。ドアトリムやセンターコンソールにはウッドもあしらわれるほか、2眼をメインに八角形風の小さなメーターが並ぶ様子も個性的だ。ちなみに乗車定員は5名。
“ハイカントリー”のボディタイプは、リヤシートが広いクルーキャブ。リヤのベッドは“ショートボックス” と“スタンダードボックス”が選べるが、ショートボックスでも積載性は十分。また撮影中、気がついたのは、リヤバンパーのコーナー部にステップが用意されていること。リヤゲートを倒していても脚をかけることができて、とても便利だ。さらに囲いの上部には手をかけられるホールも。使い勝手がかなり、考え抜かれているのだ。
センターコンソール上に、蛇腹のような飾り(?)が。実はこれ、スマートフォンの充電システム。対応機種によるが、ここにスマホを置いておくだけで充電できるのだ![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
Miki’s Impression
運転免許を取って初めて自分のクルマになったのがサバーバンだったし、今乗ってるチャレンジャーの次はまたサバーバンに乗りたいと思ってるし、だからシルバラードも大好き! 今まで丸っこかったイメージがあったけど、この2018 年モデルは四角くてカッコいい!
あと、ステキなのは、なんと言ってもインテリアですね。キャデラックのココアレザーが大好きなんだけど、このシルバラードの内装もブラウンにレザーでしょ。ステアリングまでブラウン、っていうのにやられました! そして、とにかくこの高級感! これはもはやアメ車じゃない!? アメ車の内装はチープ…とか言ってる人に見てもらいたい![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
かつてのトラックのイメージを払拭する快適性、この巨体を忘れてしまうほどのスムーズな走り!!
巨体のわりに小回りが効く、上質な乗り味もスバラシイ!
いつの頃からだろう、ピックアップトラックが「トラックの乗り味」と決別したのは? そう、今回のシルバラードは、かつてのシボレーC/Kシリーズのピックアップモデル。サスペンションは前後リーフで、その頃は牽引能力のみを重視したような実用車だったように思う。2001年から、C/Kシリーズには「シルバラード」の名が与えられ生まれ変わったが、たぶんその時だったのか?
ともあれ、今回のシルバラードに乗って驚いた! エクステリアの存在感は相変わらずだが(時代にキャッチアップしているという意味で)、インテリアのこの完成度の高さはなんだ! 本革シートや左右独立式エアコン、最新のCONNECTシステムなど、高級セダン…それこそキャデラックとか、もっと言えばメルセデスにでも乗っているようだ。
乗り味も剛性感たっぷりで、上質。かつてのガタガタ感や、フラフラした操縦性も一切ない。直進性はよく室内も静か。巨体のわりに小まわりも効くので、街中での取り回しも良好なのだ。
エンジンは、スペックについても隔世の感がある。V8エンジンは昔のようなモリモリトルク感で、クルマを力づくで前に進めていくのではなく、今どきのV8は俊敏に回転が立ち上がり、スマートに巨体をスピードに乗せていく。ある種、「V8に乗っているんだ!」という醍醐味のようなものはなくなったが、未来クンはじめ、女子ウケがいいのは、やっぱりこっちなんだろうな。
5mを超える全長、2mを超える全幅…かなりの巨体だが、四隅の見切りがよく、車両感覚が取りやすい、さらに小まわり自体も意外なほど効くので、よほど狭い道でない限り、運転しにくいということはなさそう。ただしスーパーなどの車庫入れは難儀するかも。登録はもちろん1ナンバーになるので、車検サイクルは短くとも、この排気量ならかなりお徳感はある。実質、3ナンバー車と変わらないし。あ、高速道路の通行料は多少割高になってしまうか。燃費については、8速ATが効いて、さほど悪いというイメージはないようだ。
3タイプが用意されたエンジン。今回の搭載エンジンは355hp&383lb-ft(53.0kg-m)を発生する5.3ℓ V8、組み合わせるトランスミッションはコラムシフト式の8速ATで、低速でのトルクフルな走行から、余裕のある高速クルージングまでをカバーする。スカイオートによれば、燃費は思っている以上に良好で、高速道路なら9~10km/ℓくらいは走る、とのことだ。4WDモデルの四駆システムは、パートタイム式。2WD、4WDハイレンジ、4WDローレンジをダイヤルで切り替える。MAX GVWRは7200lbs。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
Miki’s Impression
助手席に座ってるときは、とにかく眠くなって困った…それだけ快適で気持ちいいんです。で、自分で走らせてみたら、剛性感のカタマリのようでしっかり走る! フラフラしないのがいいですね。大きさ? サバーバンに慣れてる私には、むしろ運転しやすいほどでしたよ。で、なんかシボレーは高級、フォードの方がカジュアルなイメージかな。シボレー最高! シルバラードオーナーと結婚したい♥♥[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Skyauto【スカイオート】
Location:埼玉県越谷市南荻島708-1
Phone:048-976-1235
URL:https://www.skyauto.co.jp/
ハマーのスペシャリストとして知られる「スカイオート」はまた、SUVやトラックに強いアメ車ショップだ。広大な展示スペースには新旧、人気のSUV&トラックが並び、しかもプライスボードを見ると、かなり刺激的! 全車完全整備&保証付きで、思わず買いたくなってしまう。また車両販売だけでなく、自社整備工場完備で、アフタフォロー体制もカンペキだ。工場には6tリフト1基、5tリフト4基、3.5tリフト2基を配置。アメ車各メーカーのコンピュータ診断機や補修パーツも充実して、ユーザーのアメ車ライフをサポートしてくれるのだ。
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks ◆ Skyauto
Tel:048-976-1235
URL:https://www.skyauto.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Hiroshi Nose
Text ◆ Yoshinobu Kohsaka
Model ◆ Miki Tachibana[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 4月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]