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DODGE CHARGER WIDEBODY CUSTOM
Owner:YS
クライスラー系モダンアメリカンがスバラシイ理由
Soul of Mopar
車幅約2.1mの超絶ワイドボディでディープリムを履きこなす4輪独立のスラムドスタイル
カスタムシーンに旋風を巻き起こし続けているワイドボディ。モパー系ではチャレンジャーが大本命とされるなか、「人とは被らない個性的なクルマに乗りたい!」の一心で各分野の匠のサポートを受けて、思い描く理想像を具現化!
ワイドボディ化されたチャレンジャーはこれまでに数多く採り上げてきたが、ベースがチャージャーとなれば中々お目にかかれないレアキャラ。撮影車両は、筆者が2018年に取材で同行したチャージャーオンリーミーティングで一際インパクトを放っていたワイドボディチャージャーで、今回の特集にピッタリだと思いラブコールを送ると潔く取材を受け入れてくれた。
実はこのチャージャーが初めてのアメ車だと話すYSさん。いつかクールなアメ車に乗りたいと夢を抱きながらお金を貯めていた彼。ある程度資金も用意できたところでクルマを物色していると、一番に目を引いたのがチャレンジャーのワイドボディスタイルだった。マッスルカー然としたインパクトの強いワイドフォルムの虜となり、気が付くとノーマルボディには目もくれずSNSや雑誌で情報収集をする日々。そんななか目に飛び込んできたのが、チャレンジャーではなくチャージャーのワイドボディスタイル。4枚ドアでチャレンジャーとは異なるフォルム造形美、さらにはその珍しさもあって一気に魅了されてしまい、すぐさまショップに問い合わせの電話を入れたとか。
しかし、そのチャージャーは想定していたよりも走行距離が多く、初めてのアメ車なので「10万km以下で新車並行」という条件に合わず断念。とはいえ、当時ワイドボディのチャージャーは他に存在しておらず、もちろんワイドボディキットもチャレンジャー用しか市販されていないため、どうしようかと悩んでいたところに救いの手が。問い合わせたショップから、製作を担当したTMオートサービスを紹介されたのだ。ちなみにTMオートサービスはYSさんの家から10km圏内にあったということで、即座に相談に行ったのは言うまでもない。
相談に訪れると話はとんとん拍子に進み、まずは2.7ℓで走行7万kmのベース車両を探すところから始まった。車両が見つかると今度は、ワイドボディ化のためにLB☆パフォーマンスのチャレンジャー用ワイドボディキット&20インチホイールを入手する。そして足回りにはエアサスをインストールするわけだが、2輪独立よりもやっぱり4輪独立がいいということで、JATSが手掛けるエアフォースを用意してもらい、スラムドに相応しいアンダーフォルムを強調すべく、エッジの利いたスポイラーをワンオフで造形してもらった。
とくにオーバーフェンダーから連なるサイドスポイラーの一体感は特筆物で、もはやチャージャー専用なんじゃないのかと感じさせるレベルで、これを市販してもいいのではとも思えってしまう。さりげないピンストライプもTMオートサービス・市場さんのアイデアで、自分一人では成し得なかったショーカーレベルの一台へと仕立て上げている。
希望以上のテーラーメイドで具現化させた唯一無二のワイドボディチャージャーは、SNSを通じて日本国内はもちろん海外のファンからも絶賛の嵐だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
プレッシャーセンサー、ハイトセンサーシステム、4段階の車高メモリー機能、エンジン始動と同時に走行に適した車高をあらかじめ設定しておけば、煩わしい車高調整の手間を省ける便利な機能など、次世代エアサスペンションとして人気急上昇中のエアフォースを搭載。フロント11J,リア12JのLB製20インチホイールを片側10cmオーバーのフェンダーで大胆に覆るスラムドスタイルは圧巻!
チャレンジャー用リップの出幅がチャージャーには物足りなかったため、新たに造形を加えて大胆にアレンジ。ラスティック作のピンストライプをボンネットとリアトランク中央に描くことでアクセントを付けている。
購入当初からレザー×スェード調に張り替えられていたインテリア。ハザードスイッチやETCをセンターパネルにスマートインストールするなど、さり気なくレイアウトが変わっている点も特筆物。
超ド級のワイドフォルムながらエンジンは2.7ℓ V6で経済的かつ低燃費というギャップも好印象。街乗りがメインユースなのでパフォーマンスに不足はなし。
チャレンジャー用を流用する際に明らかに異なる点が2枚ドアと4枚ドア。ドアの開閉を考慮しつつフォルム造形美を犠牲にしない巧みなボディワークは必見!
ダックテールのトランクリップスポイラーは、テールの内側までとしつつ立ち上がりを大きく取ってオーバーフェンダーのボリュームに負けないインパクトを持たせた。さらにリアアンダーリップを左右に追加させることでトータルバランスを整える。ワイドボディはオーバーフェンダーのみならず、各部のボリューム感を統一できるか否かが腕の見せどころと言える。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:TM AUTOSERVICE
HP:http://www.tmautoservice.com
Thanks:JATS
HP:http://jats.co.jp/airsuspension[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo&Text:石井秋良[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 5月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]