[vc_row][vc_column][vc_column_text]1964 Chevrolet Corvette STING RAY、1964 シボレー コルベット スティングレイ

1964 Chevrolet Corvette STING RAY

GORGEOUS 60’s 絢爛たる60年代

スティングレイ(アカエイ)をモチーフにしたそのスタイリングの美しさは、レトロフューチャー感も相まって、時代を超越してタイムレスに魅力的だ。スポーツカーとしての運動性能は現代でも通用するレベルだが、さらなるアップデート化で現代車以上の魅力を確保したC2コルベットをご覧あれ。

アカエイを連想させる有機的な曲線美

一見して分かる、独創的なスタイリングは、好みや時代を超越して、圧倒的なカッコ良さを放っているC2コルベット。GMデザイン部門の副社長を務めたビル・ミッチェルがデザインを担当したモデルの中でも、とりわけ素晴らしい。アカエイをモチーフとしたスティングレイ・レーサーを叩き台に、クーペをメインとして市販車にアレンジした。

1964 Chevrolet Corvette STING RAY、1964 シボレー コルベット スティングレイ

アカエイを連想させる有機的な曲線美と、宇宙船にも通じる仮想未来感溢れるシルエットは、今見てもモダンで美しい。リトラクタブル・ヘッドライトが初採用されたり、インジェクション仕様がラインナップされるなど、メカニズムの面でも先鋭的。歴代コルベットの中でも、コレクタブルカーとしても世界的に評価が高く、ファン層の幅も広い。そのため、近年では、アメ車ショップだけでなく、ヨーロッパのクラッシックカーやスーパースポーツ系のショップが扱うケースも増えている。

スティングレイ(アカエイ)をモチーフにしたそのスタイリング

この個体は、オリジナルの魅力を活かしながらも、サスペンションなどをアップグレードを施し、ストックを凌ぐ領域でのドライブが満喫できるといった、贅沢な仕様。ステアリングギヤボックスは、ラック&ピニオン式にアップデート、スプリングはコイルオーバー化、リアサスペンションは、本来の横置きリーフに代わって、カンチレバー式コイルオーバーサスペンションを導入。ディスクブレーキのサイズアップに伴って、ホイールは17インチを装着する。外観上はC2最終の67年型のL88フードを採用と、ホイールのアレンジ以外は、ストックを保持。

インテリアもオリジナルに則ってレストアされている。ドライブフィーリングにおいても、327ci&4速マニュアルで、C2ならではの味わいを得られながらも、クイックなステアリングや、ブレーキ、サスのしなやかな挙動に現代の味付けが追加され、コルベットの旨味を最大限に味わえる魅力的な個体なのである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1964 Chevrolet Corvette STING RAY、1964 シボレー コルベット スティングレイ

1964 Chevrolet Corvette STING RAY、1964 シボレー コルベット スティングレイ

有機的かつ未来的な独創的なスタイリングは、今見てもモダンで美しい。リアが分割ガラスだった唯一の存在として63年型に最もプレミアムが付くが、この64年以降の方が、Aピラーが車体色となり、全体のスタイリングは、スッキリとして美しい。スクープのつくフードは67年型のL88タイプを採用。

搭載エンジンはストックの327ci

搭載エンジンはストックの327ci。軽快なレスポンスで、4速マニュアルとの相性が抜群に良く、これ以上も、これ以下もない、C2のドライブを楽しむなら、最良のコンビネーション。回転数を上げて加速する上でも、減速でのシフトダウンにおいても、ベストなトルク感なのがポイントで、AT車では得られない楽しさ。

1964 Chevrolet Corvette STING RAY、1964 シボレー コルベット スティングレイ

航空機のコックピットを連想させるダッシュのデザインは、その気にさせられる。 C2は毎年細かく異なるデザインが採用される中、64年型のメーターは、中心部に細かい階段状の段があり、夜間には照明で緑に発色して美しい。シフターはハースト製に変更したことで、シフトのタッチはストック以上に良い。

定番スタイルの5スポークは、横道にアメリカンレーシング製

スプリングは全て無段階調整式コイルオーバーに変更。リアの横置きリーフは、カンチレバー式コイルサスに変更。定番スタイルの5スポークは、横道にアメリカンレーシング製。装着タイヤは、F:225/50R17、R:225/55R17。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ワイドスモールカーという前衛的アプローチの70年代を象徴する存在 AMCペーサー

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Text ◆ Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 10月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

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