2017 GMC SIERRA DENALI
THE AMERICAN 4×4 & TRUCK タフでワイルドこそ、4駆&トラックの真骨頂
ラングラーが人気を圧倒するも、4駆&トラックの豊富なバリエーションがアメ車の醍醐味だ!
4×4&トラックの特集を決行すると、今や中心となるのがJK&JLラングラーで、とにかくその人気の高さは群を抜く。そんなジープを含むアメ車は、4×4&トラックのバリエーションが豊富で、タフ&ワイルドな風貌を持つモデルがゴロゴロしている。ラングラーはもちろん、様々な4×4&トラックの魅力を紹介していこう!
シボレーよりもGMC派なら 一度はシエラ・デナリを追い求めたい!
シボレーの兄弟ブランドであるGMC。シルバラードのGMC版がシエラだ。そのトップグレードがデナリである。ヘビーデューティな性能に加え、ピックアップトラックらしからぬ豪華装備が目白押し。GMC派なら一度は乗ってみたいシエラ・デナリを紹介しよう!
GMブランドに登場したオフロード特化グレード・オールテレーン GMCシエラ
GMC独特のフェイスにデナリの高級感
アストロ全盛期に、敢えて兄弟車のGMCサファリに乗るユーザーも増えたことにより、GMCというブランドの認知も向上したワケだが、今なおシボレーよりもGMCを選択するユーザーは多いようだ。その一つが、ピックアップトラックのGMC・シエラだ。シボレー版のシルバラードとの違いはただ一つ、GMCならではの独特のフェイスを備えること。結果的に好みになるが、今回撮影を行なったファントムでもシエラを選択するオーナーは多数いるとか。
今回撮影したモデルは、そんなシエラの17年型のトップグレード「デナリ」。グレードはベース/SLE/SLT/ALL TERRAIN/デナリとなる。デナリの装備は、SLTの標準装備をベースにして8速AT、スプレー式ベッドライナー、8インチドライブディスプレイ、シートヒーター・シートクーラー、BOSEオーディオシステムなどが備わり、グリル格子形状もデナリ専用、LEDテールランプ、ボディ各所にメッキパーツも加わるなど、快適装備に加えて見た目からもデナリだけの違いが溢れている。
デナリは走りをサポートする機能も多く追加されており、ヒルディセントコントロール、レーンキープアシストなども装備。エンジンはGMの新世代エコエンジンであるエコテック3の5.3ℓV8。気筒休止システムを備えるなど、低燃費を実現している。
ファントムでは様々なグレードやシルバラードも在庫しており、違いを比較できる。それでもなお、デナリの豪華さに一目惚れ?
クルーキャブ・ショートベッド。全長/5829・全幅/2032・全高/1878mm。今回の車両にはLEER製トノカバーが装着されているが、トラックユーザーには嬉しい装備である、リアガラスが開閉するリアスライドパワーウィンドウ。バックカメラも標準装備だ。
エンジンは5.3ℓV8。GMの新世代エコエンジンである「エコテック3」。一部シリンダーを止める気筒休止システムを採用する。最大出力355hp、トルクは52.9kg-mを発揮。グレードにより変速タイプが違い、デナリは8速AT。
迫力あるGMCならではのフェイスだが、デナリではグリルの格子形状も違いがある。クロームアシストステップ、ドアハンドル・サイドモール等のメッキパーツ、LEDテール、20インチホイールなどもデナリだけの装備となっている。
SLT以上のグレードではレザーシートが標準で、デナリになればウッドパーツが各所に配置される。8インチドライブディスプレイ、ダイヤル式トランスファー、センターコンソールにヒルディセントコントロールやパークアシストなどのスイッチが設置。ドライバーインフォメーションには傾斜計も設定されているなど、四駆モデルとしての機能も高い。サンルーフは日本では人気の装備のためオプションで追加。
クルーキャブということで5人乗り。リアシートは座面が跳ね上げ式となり、車内に荷物を入れることも可能。デナリではシートヒーター・シートクーラーが装備される。
根強い人気を誇るラムヘッド。やはりラムはこの顔だ。
オフロード性能を強化し、フェイスも特別仕様となるシボレーシルバラードLT Z71
PHANTOM【ファントム】
所在地:埼玉県春日部市金崎656-1
TEL:048-745-4446
URL:http://www.phantom.co.jp
photo:古閑章郎