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DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】
世界で一台のマッスルSUV への道Vol.80
驚くほどあったボディのサビを落とし、徹底的な下地処理を行なって、遂に塗装ブースに入りました!今までオールペンって簡単に言ってたけれど、本当に大変な作業を重ねて完成していくんだね~。ともあれ、オレンジデュランゴ披露です!
悩んで作った色が、こんなにも美しいとは
前回を振り返ると、ボディにあった大量のサビは、鉄板も朽ちている部分は切り取り、新たな鉄板を継ぎ足す「切り貼り」をし、中程度の部分はサビを削り取り、防錆剤を塗り込むなどの防錆対策を実施。加えてボディの傷や凹みも補修して、ボディをサンディングする下地処理を行なったのだ。華やかに変わるオールペンの裏には、地道な作業があってこそ綺麗に仕上がるってことが分かったね。台風の影響でガレージジョーカー周辺も停電があり、スタッフの島田さんの自宅は数日間停電だったとか。大変な状況のなか、ホントお疲れさまでした。
とはいえ、作業はこれからが本番なのであります。今回の作業の流れとしては、サンディングの続きの下地処理として、仕上げにサフェーサー処理を行なってから、ボディ全体をマスキング。リアクォーターガラスを取り外す必要はないけれど、以前ガラス周辺から雨漏りが発生していたので、雨漏り処理も兼ねて取り外すことに。そして、いよいよ塗装に入るという流れ。ペイントカラーがオレンジなので、下地としてホワイトでまず塗装。その後オレンジを吹き付け、最後にクリアを吹き付ける「スリーコート・ペイント」。
そして遂に現れたオレンジデュランゴ。なかなか良いでしょ? 微妙なパールもいい感じ。実車はもう少し赤っぽいかな。塗装前には、ドアノブは黒にする予定でいたけど、、実際オレンジになった姿を見てみると、このままでもありだね。あとは、ミラー、オーバーフェンダーをオレンジにするか黒にするか。オーバーフェンダーはオレンジかな~。この辺の各パーツの色を決めて、取り付ければとりあえずは完成。でもそれは、また次回。ホイールのペイントもお願いしたいな~。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
長いサビとの格闘&下地処理も終わり。遂に塗装ブースへ!
迷走したカラーは本当に大丈夫?
塗装前の最後の下地処理を行なっていく。パテ処理や切り貼りを行なった部分にサフェーサーを吹き付けていく。順調な作業に、素人が参戦するイレギュラーもありつつ、サフェ作業も終了。メッキバンパー、バンパーエアロもサンディング。この後ボディ全体をマスキングしていき、塗装の準備が完成した。
またしても悪魔の囁き。お前もやってみろよ
突然始まる、悪魔の囁きはホントに勘弁して欲しいです…。前回も言われたから、一応ツナギを着ていたものの、まさかサフェーサーとは。スタッフの島田さんも「こ、ここですか?」と大慌て。僕がやった場所のリカバリーに時間も掛かるし大変ですよね~。
リアクォーターガラスから以前雨漏りしていたので、塗装前に取り外すことに。綺麗に古いシリコンを落とし、改めて外周にシリコンを注入。「俺が生きている間に、ここから雨漏りは絶対にしねえぜ」とのこと。
遂にこのときがやってきた! 二転三転と迷走したカラー決めに始まり、思いがけない大量のボディのサビ処理など、地道な作業を終え塗装ブースに入ります!もうここまで来たら、後戻りはできないぜ~。どんな姿になるか、楽しみであり不安でもある。予想以上のカッコ良さに生まれ変わることに期待!
塗装ブースに入ったデュランゴを見ると、何か手術室に入る人を見送る感覚(笑)オレンジに塗装するには、まず下地をホワイトで塗装し一時的にホワイトデュランゴに。乾ききる前にすぐさまオレンジ(パール入)に塗装し、クリアを吹き付ける3コート・ペイントとなるのだ。
塗装後に剥がしたマスキングを持つと結構重い。3コートで使った塗料は約20ℓなので、約20kgボディに追加されたことになる。オールペンって車重が増えるんだ。
実は塗装の前に最後まで迷ったのがパールの分量。パールを大きく主張するか、微妙に見えるスタイルにするか。結果あいだを取り、10%から13%へ増量。
オレンジのボディが、想像以上にいい感じに仕上がったことで、気になるのがホイールのペイント剥がれ。これも追加でお願いしようかな~。
どうですか皆さん、すごくない? こんなに変わるんだね~。超びっくり。超格好良い! 超目立つ! 写真ではパールが見にくいかもしれないけど、実車はパールがいい感じにアクセントになってます。現状オーバーフェンダーが装着されてないけど、無しもあり? 細かい部分の色決めはゆっくり悩みます。いや~格好良いいな~。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]マッスルテイスト溢れる形状のダクト付きボンネット! 【デュランゴの挑戦 Vol.71】
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1999y DODGE DURANGO
デュランゴの軌跡
埼玉県所沢市にある解体屋「T&Kインターナショナル」に持ち込まれたデュランゴを、当時所有していたアメマガ号アストロと強引に交換トレード。エンジンこそ調子が良かったデュランゴだが、外装にキズも多く、内装もパーツが外されていたりと、一般に売られている車両と比べると程度は中の下。引き取り手がいなければ、今頃はスクラップになってたかも…。そんな状態だったデュランゴを日本一のスタイルにすべく、復活&カスタムをしていくのである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks
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[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■写真&文:相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 1月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]