2015 Chevrolet Corvette Z51
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FRレイアウトの最後のコルベットC7を今こそ手に入れておくべきでしょ!
各国のスーパースポーツを新旧網羅しながらも、ウエストファリア社の正規ディーラーとキャンピングカーにも精通するワイドバンドなラインナップが特徴のフルハウス。旧車においては特にコンディションの良い個体が揃っているのだ。
日本車ではホンダNSXを筆頭に、各国の主要スーパースポーツ系をメインに取り扱っている「フルハウス」。アメ車においてはコルベット、チャレンジャーSRTヘルキャットといったハイパフォーマンスモデルから、リンカーン、キャデラックといった最上級サルーン、67年型カプリスのサバイバー的な個体などもストックしている。
今回はフルハウスのストックの中で、最新のC8ではミッドシップを採用し、よりスーパースポーツとして進化したコルベットだが、フロントエンジン最終となるC7をフィーチャーしたい。純粋にスペックを重視するならば、常に最新こそが理想的となるが、コルベットに関しては、ミッドシップへの進化は、運動性能の向上という点では魅力的でも、歴代FRレイアウトでラインナップされてきたモデルとしてのキャラクターを踏まえると、今こそC7の魅力が際立つと言えるだろう。
C7コルベットは、ルックスや総合的な運動性能では、スーパースポーツとして世界水準を十分満たしていながら、コストパフォーマンスやランニングコストにおいては、ずば抜けて優れている。高次元のスーパースポーツとしてのポテンシャルと、コルベットならではのアメリカンでフレンドリーなキャラクターをバランス良く兼ね備えている点では、C7は実に魅力的なのである。
この個体は、ホイールも含めてブラックで統一されながらも、インテリアではブラウン系を選択していることで、ワイルドでありながらも上品さもある。ステアリングやシフトノブなどにあしらわれたバックスキンとレザーによるコンビネーションの内装の質感の良さもC7の魅力。また、コンペティション・シートや、カーナビなど、純正オプションが充実しているのもポイント。466psを発揮するZ51のポテンシャルを8速ATでイージーに楽しめる。
ブラックの車体色によって、C7ならではのエッジの効いたスタイリングが際立つ。ホイールも含めてブラックで統一されているだけに、ブレーキキャリパーの赤が映える。脱着式のトップは素材であるカーボン地が選択されている。ドアミラーはオプションのウィンカー内蔵式。
ハードなスポーツ走行にも対応するショルダー部に開口のあるコンペティションシート(純正オプション)が目をひく。クラスター周辺はカーボン地でスポーティーな印象。ブラウンの配色や、レーザー&バックスキンによるコンビネーションの内装が、上品洗練されている。
新世代LT1である6.2ℓのV8ドライサンプエンジンは、可変バルブやアクティブ・フューエルマネージメントによって、466psを発揮しながらも、エコモードでは気筒休止システムによって、高速なら12km/ℓ超えと優秀。トランスミッションは、8L90、8速オートマチック。
76年型が最後となっていた“ スティングレイ” のネーミングがC7では復活し、フェンダー部にはエイをモチーフにしたエンブレムが付く。オプションのコンペティション・シートは、高いホールド性やルックスの良さに加えて、軽量マグネシウムフレームというのが高ポイント。順位ナビ装着も嬉しい。
マスタングの第6世代では、直列4気筒のエコブーストが設定された。
世界をリードするラグジュアリー、優雅な時間を堪能できるCT6
入手困難になりつつあるサード・カマロ ミントコンディションの美し過ぎるサバイバー
Special Thanks:Full House【フルハウス】
location:埼玉県三郷市南蓮沼253-1
TEL:048-949-3030
HP:https://www.fullhouse-mac.com/
スポーツモデルをメインに幅広いラインナップでストックも豊富! 希少なモデルでも複数台ストックしているので、展示車両を実際に見て選べるのだ。高品質へのこだわりが、ストック車両からうかがわれる。アフターサービスはもちろんのこと、カスタムにも対応。
Photo & Text ★石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載