2002 CADILLAC ESCALADE EXT
黒・白だけじゃつまらない、個性はボディカラーで決める!
愛車に個性を出すためにはカスタムが一番の選択肢だが、なかでも一発逆転の手法がオールペンだ。ガレージジョーカーは今回、当時の人気が懐かしい二世代目エスカレード・EXTを独特な色合いを見せるブラウンでオールペンし、再び注目を浴びる存在に仕上げた。
古さを感じさせないためにオールペンは有効だ
2月上旬に5世代目となる新型モデルが発表されたキャデラック・エスカレード。最新技術を惜しみなくフル装備したその姿は、さすがプレミアムSUVの王者。そんなエスカレードは、2002年からの2代目モデルが世界で爆発的ヒットし、ここから各メーカーがプレミアムSUVというジャンルにモデルを投入していったワケだが、例え世代が古いモデルであっても、王者エスカレードならではの威厳は健在だ。
とはいえ、人気だった故にタマ数も豊富で、個性を出すために大径ホイール拡大路線が勃発し、クルマではなく「ホイールのデカさ勝負」になってしまった感もある。ならばと、違いを出すために注目を浴びたのが、エスカレードのピックアップトラックであるEXTだ。プレミアムモデルでありながらトラックというギャップは絶大で、エスカレード・EXTは特別な存在として君臨する。
そんな特別な存在のEXTを、さらに個性ある姿に仕上げたのが千葉県のガレージジョーカーだ。「状態の良いEXTでも価格は手頃になり、かなり狙い目のモデル。だけど、市場に出回るボディカラーは、ほぼ黒か白。昔はEXTというだけで目立ったけど、世代的に見れば古さを感じるから、その印象をガラリと変えるためにオールペンは有効な手段。今回は高級感を損なわないこと、他とは絶対にかぶらないカラーとして、ブラウンメタリックを選択したんだ」と、代表の小川さんは語る。他にゴールドのキャデラックエンブレムに変更し、レンズ類はすべて新品交換。ホイールは17インチで、チューブサイドステップも装着。
一時代を築いた2代目エスカレード・EXTを、大胆なボディカラーで再び輝かせることに成功した。大きなホイールを履かなくても、ボディカラーで個性は出せる!
日本ではクルマのボディカラーといえば、圧倒的に黒が多く、次に白が人気で、それはアメ車でも同様の傾向にある。それだけに、別なボディカラーを取り入れることで注目度は増す。高級感を損なわず、人とかぶらないボディカラーとして、ガレージジョーカーが選択したのは、ルノーのブラウン・アーデント・メタリック。光の加減で濃淡が現れ、深みのある色合いに仕上がるのは、さすがおフランス? ヘッドライトなどのレンズ類はすべて新品に交換され、チューブサイドステップを追加。ホイールは社外の17インチ。エンブレムはゴールドタイプに変更。
少し小さいナビゲーターが 実は今、売れている!?【リンカーンアビエーター】
再び人気上昇中の90年代四駆、レアなシボレーK2500を見逃すな!
伝説のモンスタートラック454SS 桁違いの加速を堪能せよ!
Special Thanks:GARAGE JOKER
TEL:0479-26-3949
URL:http://www.garage-joker.com
Photo &Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載