2017 JEEP WRANGLER UNLIMITED
生粋のオフローダーだけにどうしても泥臭さが付いて回っていたラングラー。だが今はそんなイメージから脱却し、スタイルアップして魅せるのが流行り。まさにそれを具現化して見せる好例がここに!
まさに本場さながらのスタイルを構築
純白のボディカラーのラングラー・アンリミテッドに、ボトムスから存在感を主張する24インチのエメラルドグリーンのホイール。しかもリム幅は14Jという極深なスタンスは、まさに時流に乗ったアプローチで攻めている。そのブランドは、訳せば燃料を意味する言葉が与えられたフューエル・オフロード・ホイールで、オフロードカスタムシーンではズバ抜けて支持を集めている人気ブランド。その数多くのラインナップの中からセレクトしたのがフォージドシリーズのFF70。渦巻き型のディスクが個性的なのはもちろんだが、南国の海をイメージさせるエメラルドグリーンがとにかく鮮烈。
そんなボトムスをセットするために、サスペンションはラフカントリーの4インチリフトアップキットにFOXのオフロードショック&ステアリングダンパーをプラスして構築。しかも各部にホイールと同じカラーリングを施すというアクセントを施して、さり気なくも魅せる足回りに仕立てているのもポイントだ。
どうしても足もとばかりに目が行きがちだが、ボディに目を移すとこれまた一点の曇りもない純白カラー。しかし細部をよく見ると極わずかなエメラルドグリーンをブレンドしたホワイトで塗り分けるといったこだわりも。さらにボディは睨みを利かせたグリルを筆頭に、アグレッシブな前後バンパー、ワンオフのパイプフェンダー、LEDライトバーなどを組み合わせてルックスの向上にも抜かりなしといった様子。まさにストリート映え間違いなしの形がここに!
グリルの7スロットをデコレートするドレスアップアイテムは以前からあったものの、今はグリル全体に加飾を施したタイプをあしらうのが主流とあって、GIギアのアングリーグリルで睨みを利かし、同ブランドのルビコンスタイルフードをセット。フロントウインドー上部にはリジッドインダストリーのLEDライトバー、VPRフロントバンパー&リアバンパー、サイドロッカーガード、そしてワンオフマフラーをあしらって、まさに“ 映える”メイクを完成させている。
フューエルオフロードホイールのフォージドFF70。サイズは24×14J。カラーはCortez Tealで、光が当たるとエメラルドグリーンがひと際輝く。タイヤはトーヨー・オープンカントリーM/Tで、サイズは37×13.50R24をセット。それを覆うのはワンオフで形成したパイプフェンダー。ちなみにカラーはホワイトに見えるが、ホイールカラーをブレンドしている。
サスペンションはラフカントリーのリフトアップキットをインストールして4インチアップを実施するとともにFOXオフロードショック&ステアリングダンパーを装着。さらに各部はホイールカラーとの同色化を図り、ビジュアルにもこだわりを見せる。
ロックフォードのオーディオシステムを構築したラゲッジ。音響面も抜かりなく強化。
このマスタングのオーナーさんが出した答えはコンバー×ワイドボディ化だった。
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★ Photo&Text:編集部
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載