2020 DODGE CHARGER SRT Hellcat Widebody DAYTONA
チャレンジャーに続き、チャージャーにもヘルキャット・ワイドボディが登場したのもつかの間、今度はそれをベースに世界限定501台となる「デイトナ」モデルが登場。いち早く日本に持ち込んだプロスピードでその姿を見た。
世界501台限定モデルがいち早く日本へ到着!
公開が1年延期となったワイルド・スピード最新作「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」。すでに予告編を見た読者も多いと思うが、チャージャー・SRTヘルキャット・ワイドボディが奮闘するシーンが公開されている。707hpを発揮するエンジンに加え、3.5インチワイドのフェンダーを装着することにより、タイヤ幅は275から305に拡大。それにより、トラクション性能が向上し、走りの面では大きなメリットが有る、最速の量産型セダンだ。
その究極なチャージャーをベースに、世界501台限定となるチャージャー・SRTヘルキャット・ワイドボディ・デイトナが登場し、その貴重な1台が岐阜県のプロスピードに入庫された。デイトナは、1969年にダッジがNASCARレースに参戦するため、ホモロゲーションモデルとして製作したモデルで、個性的なリアウイングなどのデザインにより、今なおファンは多い。その後、この初代デイトナをイメージして、幾つかのデイトナモデルが発表されている。
今回のデイトナは、標準のヘルキャットエンジンよりも10hpアップのチューニングが施され、717hpを叩き出す。撮影車両のボディカラーはデイトナ専用のB5ブルー(ボディカラーは全4種)で、リアにホワイトのデイトナデカールが入る。ホイールはサテンカーボン仕上げの20×11J。インテリアではシートバックにデイトナロゴが入り、シート・ドアトリム・インパネなどにブルーのステッチで装飾される。
マニアが揃うデイトナだけに、気になる方は早目にチェック!
ボディカラーはデイトナ専用カラーのB5ブルー。他にピッチブラック、トリプルニッケル、ホワイトナックルの設定がある。リアにはホワイトトランクスポイラー&デイトナデカールが施される。
スタンダードのヘルキャットより、3.5インチワイドとなるワイドボディモデル。ホイールはサテンカーボン仕上げと呼ばれる20×11J。タイヤはピレリのオールシーズンパフォーマンスタイヤ305/35ZR20。ブレーキはフロント6、リア4ポッドブレンボキャリパー&ドリルドローター。
6.2ℓV8・スーパーチャージャーHEMIエンジンはヘルキャットと同型だが、デイトナはそれよりも10hpチューニングアップした717hpとなる。見た目のパッケージ変更だけではなく、パフォーマンスも向上させたあたりが今回のデイトナの大きなトピックといえる。
シートバックにはデイトナロゴが入り、ステッチもブルー。ドアトリムやインパネにも同様のブルーステッチが織り込まれている。ダッシュボードには限定ナンバーの刻印ロゴが入る。ちなみに限定501台は、1969年の初代デイトナモデルの生産台数である。
すべてがハイパフォーマンス 走る楽しみを味わうSRTヘルキャット
SHOP DATA:PROSPEED
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写真★浅井岳男
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載