2013 DODGE CHALLENGER
彼女たち流のアメ車との付き合い方
#アメ車女子のライフスタイル
ワイルドなビジュアルとは裏腹にドライバーは清楚系というギャップ!
ワイドボディにファントムグリル、その見た目からドミニクみたいなゴツい系のオーナーが運転席から顔を出しそうな雰囲気を、良い意味で裏切る清楚系女子!
ワイドボディに一目惚れして即決!
ワイルド系女子と言うよりはキュートな清楚系と言った印象のレイカさん。なので、どちらかと言えばワイドボディのチャレンジャーよりも高級車の助手席が似合いそうな雰囲気で、「免許は持っていません…」的な返事が返ってきそうな第一印象だったが、そんな印象とは対照的に、ワイルドなチャレンジャーを操り運転席から降りてくるギャップが堪らなくセクシーで映える。
彼女がチャレンジャーを手に入れたのは今から一年前。チャレンジャー特有の可愛い丸目と、往年のモパーマッスルを忠実に再現したフォルムに一目惚れしたのがキッカケだ。しかしオリジナルのチャレンジャーに乗る女子は意外と多く、より個性を追い求める彼女にとって普通のチャレンジャーでは物足りない。どちらかと言うと黒いボディを活かしたワイルドなカッコ良さのなかに、ほんのり可愛さを散りばめた仕様が好みなだけに、エッジカスタムズのワイドボディ化やファントムグリルは、ドストライクだったと話す。購入後、さらにアレンジを施すべく装着したルーバーやサイドピラーカバーを駆使して、思い描いていたチャレンジャーの姿へと一心不乱にカスタムに勤しむ姿もステキ♡
作業はもっぱらDIYでと意気込むものの、なかなか自分一人では難しく、作業に困っているレイカさんの姿を見かねた近所のおじさんに手伝ってもらうこともしばしば。カワイイ女の子の特権とはまさにこのことだ(笑)。「仕上りはDIYなりで、アメリカンクォリティです…」と自虐しているが、見る限り完成度の高い仕上がりであり、文句なしにカッコイイ〝的を射たカスタム〟は玄人をも唸らせる勢いである。
また、チャレンジャーと同じくらいハマっているのが釣りで、チャレンジャーを3時間運転して1人で釣り場まで出かけることも多いらしい。ワイドボディのワイルドチャレンジャー×清楚系美女というだけでもギャップを感じるのに、さらにこのクルマで釣りに出かけているとは、ギャップにギャップを重ねた、必殺〝ギャップ重ね〟である。
ツーリングやミーティングはもちろん、アメ車で釣りを一緒に楽しめる方も募集中とのことなので、心当たりの方はぜひお誘いしてみてはいかがだろう。
ビレットのファントムグリルにカーボンボンネット、HYPER FORGED20インチ履きにブレンボブレーキ、ローダウンにエッジカスタムズのワイドボディキットで完全武装するレイカさんのチャレンジャー。そのワイドフォルムをよりディープに、そしてワイルドに仕立てるべく、リアルーバーやサイドピラーパネルを追加。着々と彼女好みのスタイルへと進化中。
黒基調の落ち着いた雰囲気のインテリアはホワイトのアクセントやステッチを際立たせ、エレガントかつスポーティな印象。モパーのシフトノブの存在感も相まって程よくレーシーに仕立てる。そして何より個人的に大好きなのがリアフォルム。まるで戦闘機のような攻撃体制万全のビジュアルは、ただものではないオーラがハンパなく溢れ出ている。
owner : REIKA
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載