1996 Chevrolet Tahoe

1996 Chevrolet Tahoe

House of American SUVs -アメリカンSUVに魅せられて-
2ドアのショートなボディに魅せられて

2ドアか4ドアかで好みが分かれるタホ。もっと追求していくと2WDか4WDかでも悩ましいところ。ロワード向きは間違いなく2WDだが、5穴のホイールと6穴では変えるホイールのジャンルも異なってくる。2WDならではの魅力を紐解いていこう。

トレードマークの赤いC1500からインディゴブルーに!!

2020年の5月にブルーリバー・スターキーズ・ナオキモータービルドの3社合同という異例の販売スタイルでインディゴブルーの2ドアタホを手に入れたアツシさん。キッカケはほぼ毎週通い詰めているスターキーズのたーくんとの出会いから始まる。当時は赤いC1500をローダウンして乗っていて、同じC1500をワークトラック風に乗りこなす彼のスタイルに感銘を受けていたと言う。

ロワードスタイルも気に入っていたがホイールベースの長さから腹下を擦ることが多く、アウトドアを楽しみにも行ける場所が限られることからC1500を手放して小回りの利く乗りやすいアメ車を検討。ちょうどタイミングよくブルーリバーに入庫したインディゴブルーの2ドアタホを見つけて、馴染みの深いスターキーズ経由で見に行くと一目惚れ。C1500を潔く下取りに出して乗り換えを決意。納車前整備はスターキーズを通じて親交のあったナオキモータービルドへお願いして3社合同納車となった。その証としてリアゲートには3社のステッカーを貼る。

1996 Chevrolet Tahoe

クリアガラスはナオキモータービルドの提案で元々貼っていたフィルムを剥がした。「この季節熱いんですよね~」と言いながらもお気に入りの様子。まだ乗り始めたばかりだが、早速淡路島へ家族を乗せてツーリングしたところ、奥さんからの評価も上々!C1500に対して名残惜しい気持ちもあったが、乗り換えて良かったと満足そうだ。

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CHEVROLETのゲートパネル入りがローカルらしい雰囲気を演出。リアハッチガラスにはお世話になった3社のステッカーを貼り、クリアガラス化。バンパーやグリルを同色ペイントしてビレットグリルインサートを装着する90年代らしいスタイルは、新車で販売されていた頃に青春を謳歌してきた世代にとって、実に感慨深いものがある。

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現車はTBIの最終モデルとなり、VORTECとは異なるダイレクトなV8サウンドを堪能。以前乗っていたC-1500が97年型のVORTECだったので、同じフェイスながら一味異なるフィーリングに、改めてその良さを噛みしめているとのこと。ホイールはボイドをチョイスしており、当時らしさを極める正統派スタイルが実に好印象。

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カリフォルニアカスタムのステアリングは染めQでDIYリメイク。ココナッツレイは以前C-1500で愛用していた物を継承。大雑把にかけたサラペのシートカバーアレンジも90年台らしく、全体的に時系列に沿ったカスタムが際立つ。

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PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載

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