1995 Chevrolet Tahoe

1995 Chevrolet Tahoe

House of American SUVs -アメリカンSUVに魅せられて-
2ドアのショートなボディに魅せられて

2ドアか4ドアかで好みが分かれるタホ。もっと追求していくと2WDか4WDかでも悩ましいところ。ロワード向きは間違いなく2WDだが、5穴のホイールと6穴では変えるホイールのジャンルも異なってくる。2WDならではの魅力を紐解いていこう。

子供が生まれたとしても、絶対に2ドアだけは譲れない(笑)

2019年GMC・ジミーに乗って本誌に登場したSHOWさん。あの時に公約したとおり、お付き合いしていた彼女と結婚。愛犬と一緒に仲睦まじくドライブしていたジミーは残念ながら長男の妊娠中にサヨナラしてしまったが、すぐに新たなアメ車を物色。人生で二度目となるタホをゲットした。実は彼、4thカマロ→2ドアタホ→エルカミーノ→ジミーとアメ車遍歴を遡るといつも2ドアばかり。国産車が小さいボディでも3列シートでスライドドアまで付ける時代、もっと言えばあのラングラーですら4枚ドアがヒットしているのに、4枚ドアには目もくれず、気になるアメ車は2ドアばかりだと言う。

ジミーから乗り換えた経緯は、車高の高いクルマの後部座席にチャイルドシートを設置して、産まれたばかりの子供を乗せたり降ろしたりする妻の姿を想像した時に、非現実的だったことも多少なりとも影響しており、車高の低い2WDのロワードフォルムは自身の趣味と家族への思いやりを天秤に乗せた時「THIS is ちょうど良いTAHOE!」だった。

1995 Chevrolet Tahoe

ちなみにジミーで真ん中に子供を乗せてドライブすることはかなわなかったが、このタホもジャンプシートが装着されているので、もう少し大きくなれば親子3人並んで後ろに愛犬を乗せてみんなでキャンプなんてシーンも期待できる。元々アウトドアが大好きな彼なので、これからどんな風に仕立てていくのか実に楽しみである。

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2ドアタホは二度目となるだけに、純正の良さは活かしつつ的を得たカスタムが際立つ。小ぶりなSSミラーは車幅や長さに対してスマートかつすれ違いの際ヒットしにくくなる利点も。モノトーン基調で然るべきところのみクロームを残した大人っぽさと、モケットインテリアのカジュアルさが好印象。

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デイトナのメッキホイール×ホワイトレタータイヤで納車されてから急ピッチで履き替えたバドニックマーキュリーの20インチ。仲間と共に夜な夜な磨いて輝きを取り戻した往年のバドニックホイールは、心なしかその輝きも二割増しに見える。エンジンはメキシコ産なので97年でもTBIが搭載される。

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撮影前日にぎりぎり間に合ったバドニックのステアリングがホイールと絶妙にマッチ。97年型以降のモケットインテリアは譲れないポイント! 後ろにはしっかりチャイルドシートを設置。ファミリーカーとして活躍中。

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PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載

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