2019 FORD MUSTANG GT Performance / 2019 FORD MUSTANG GT
愛されし我らのマスタング Let’s Go with MUSTANG
ダウンサイジング時代に媚びない野生馬の本質を追求した姿!
映画の影響で若い人はチャレンジャーに乗りたがるが、元祖マッスルカーと言えば50年以上の歴史を刻み続けるマスタング。その中でもV8・5.0ℓを搭載する2つのGTをここでは紹介しよう。
SUVやJEEP、果てはスクールバスまであらゆるアメ車を取り扱うライオンハート。もちろんマッスルカーも得意な車種の1つ。北米モデルのマスタングGTが2台揃うということで、その魅力や違いを早速紹介して行こう。
現行マスタングが登場した15年、エコブーストの存在は世間を大きく賑やかした。それから5年が過ぎエコブーストに対して「スムーズで速い。経済性を求めるならアリ」と一定の評価は得た。だが「マッスルカーらしい加速や、独特なサウンド」を追求したい人には物足りない。そんな人に是非ともお勧めしたいのが、GTだ。
搭載エンジンは、ともにV8・5.0ℓ。GTでも十分すぎるスペックを備えているが、パフォーマンスモデルにはストラットタワーバー、大型リヤスポイラーを装着。車内には追加メーターが装備されており、よりダイナミックな走りが楽むことが可能。言うなれば、メーカー自らが作り上げたチューニングモデルと言っても過言ではないだろう。
マスタングの形をしたクルマに乗りたいのか、マスタングの本質と言うべき走りを楽しみたいのかで選ぶグレードやエンジンは大きく異なってくる。もちろん予算に限りはあるだろうが、一度しかない人生において、アメ車が好きだと自負するならば、一度は乗っておいて損はない。と言うか、乗らなきゃいけないクルマだ!ライオンハートでは、そんな魅力的なクルマを取り揃えているので、自分の愛車を探しに一度遊びに行ってみてはいかがだろうか。
2019 FORD MUSTANG GT Performance
大型のスポイラーを装備しているので、リヤのスタイリングは大きく異なる。マフラーはどちらも左右4本だしとなっており、可変バルブを装備するので任意のサウンドに調整可能。1台のクルマに何種類ものキャラが潜む。
GTとの違いは、本文でも述べているが大型のリヤスポイラー/ストラットタワーバー/追加メーターの3カ所。メーターは左が電圧計で、右が吸気圧力を計測する負圧計となっており、サーキット走行を本格的に楽しみたい人には欠かせない装備と言える。ドライブモードやステアリングフィールモードはGTと同じで、快適な街乗りからドラッグレースまで、これ1台で楽しめてしまう。
2019 FORD MUSTANG GT
ブルーのボディーにホワイトのレーシングストライプが施されるGT。こちらの方がパフォーマンスモデルと思うほどスポーティ。さぞかし乗り心地はハードなのでは? と思うかもしれないが、スイッチ1つでスノー&ウェット/ノーマル/スポーツプラス/トラック/ドラッグストリップと、5つのドライブモードに変更可能。またステアリングフィールもノーマル/コンフォート/スポーツと切り替え可能で、走るシーンや気分に合わせてチョイス可能。ちなみにタイヤサイズは前後共265/35R20を装着する。
GT350マスクをベースに各部をブラッシュアップしたマスタングエコブースト
派手さは不要だが、違いを見せる姿へ、ライオン流カスタムスタイル
Thanks:LION HEART【ライオンハート】
TEL:0586-67-1711
HP:https://www.lionheart2005.com
Photo: 浅井岳男
Text: 空野稜
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載