2008 FORD F150

2008 FORD F150

EXTREME AMERICAN

FORD自らが、オフロードを走るためにチューニングを施したラプター。そのスタイルに憧れるユーザーは多いが、ちょっと現実的ではない。そこでライオンハートでは、F150をベースにプレランナー仕様へとアレンジした、カスタムモデルを絶賛販売中だ。

まるでダートを疾走するレーシングマシンのよう

同じF150シリーズとは思えないほど、圧倒的にカッコいいラプター。スタイリングだけでなく、オフロード性能を徹底的に追求しており、ボディをワイド化する事で、スタンダードモデルをはるかに凌ぐサスペンションストローク量を確保しており、オフロードを走ってこそその真価を発揮できる。だが正直言ってラプターは、日本で乗るにはオーバースペックすぎる内容で、そのポテンシャルを発揮できるシチュエーションは、ほとんどないと言っていい。

そうは言ってもラプターの方が断然カッコいいのは誰もが認めるところ。また旧モデルになったとはいえ、まだまだ車両価格は高値をキープしている。そこで様々なアメ車をプロデュースするライオンハートでは、ラプターを彷彿とさせるオフロードスタイルにカスタムしたF150を提案中だ。

2008 FORD F150

2008 FORD F150

ベース車両は2WDのXLTで、フロントマスクをラプター仕様に変更。前後のフェンダーは丸ごとFRP製に交換し、ワイド化するだけでなく後付けのオーバーフェンダーを装着した様に見えるデザインを採用。ラフカントリーのキットで6インチリフトアップを行い、40インチという圧巻のタイヤサイズに変更し、バハを疾走するオフロードマシンと思えるような様相へと大胆なアレンジを実施。

他の誰ともカブらないクルマに乗りたいと多くのアメ車ユーザーは口をそろえるが、このF150ならそんな希望を叶える事が可能。このクルマを乗りこなすには、ドラテクよりも注目度に耐えられる、強いハートが必要かも知れない。

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フロントマスクはヘッドライトやグリルをラプター風に変更。バンパーはADD製で、オフロード色を強調する。フロントフェンダーはボンネット一体型になっており、まるでレースカーのカウルの様に上から被せる形状。

FRP製のアイテムは、全てリバティウォークのフルボディキットをチョイス。ラプターを彷彿とさせる形状を採用しつつ、細かなラインも作り込む。塗装で別パーツに見せるのもアリだ。

ホイールはFUEL・D608をチョイス

ヨコハマジオランダーX-MT

ホイールはFUEL・D608をチョイス。タイヤはファッション性だけでなく高いグリップ能力も実現する、ヨコハマ・ジオランダーX-MT。40×13.5R17という、桁違いのサイズを装着する。

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サスペンションは、ラフカントリーのキットを組み込み、6インチリフトアップ。フロントはメンバーダウンとコイルスペーサーを使用。リヤショックはラフカントリーのロングストロークをセット。


ラムの厳つさを残しつつ、ラグジュアリーピックアップに変貌!?

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LION HEART
TEL:0586-67-1711
URL:https://www.lionheart2005.com


写真:浅井岳男
文:空野稜
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載

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