CHRYSLER 300 OWNER : FUGISAWA LENYN
LBWK LIBERTY WALK CUSTOM OWNERS FILE ⑤
ワイドボディやスラムドスタイルはサラッとラフに乗りこなせ!
日本のみならず世界にその名を轟かせるリバティーウォーク。その独創的なスタイルに魅了されるファンは国内外を問わず増殖中。常にトレンドの最先端を行く姿勢は多くのカスタムフリークたちを虜にし、同社のカスタムコンプリートモデルを指名買いするユーザーも多い。しかし、クルマは飾って眺める物じゃない。ラフに走らせて楽しんでこそ本当の価値がある。
セマ出展車両を乗りこなすレディ
ここ最近の若い子はもちろんガールズオーナーの勢いもハンパない。紹介するFUGISAWAさんはお子さんを乗せて自らステアリングを操り、近所の買い物からお子さんの送迎までパワフルにこなすアメ車女子。撮影車両がセマショーに出展された年、本人はまだ学生でその頃のことはまったく知らないが、ただ単純に色が好みだったからと2020年の1月に購入。
その際、ブラックアウトされたグリルから装着するホイール(マグリア22インチ)と同ブランドのフォージアート製に換装して統一感を高めた。当時300カスタムで一世風靡を果たしたLBフロントスポイラー、リアアンダースポイラー、トランク&ルーフスポイラーに4本出しのマフラーは流行り廃りのないシンプルな造形美で現在も色褪せない魅力を放っており、エアレックスのエアサスペンションで22インチを大胆に被らせるスラムドフォルムは圧巻のインパクト。
当時のセマを知る者は、まさかあの300を若い女性が愛用しているとは知る由もなく、この誌面を見て自分の乗る300が実は凄いクルマだったことを改めて認識する姿を想像すると何だか面白い。お子さんが同乗するので多少の生活環はあっても、カスタムインテリアを含む各部のコンディションも上々。LBワークスを組んでワイドフォルムにアップデートして再び注目を集めてみるのも良いのでは?と秘かに期待が高まる。
ルーフのみ艶有のブラック塗装やマフラーチップのカスタムペイント、各部メッキ部分のブラックアウトやヘッドライトインナーブラック&テールのスモーク加工など、内外装SEMA出展に向けて徹底的に仕上げたおかげもあって、2011年モデルとは思えないコンディションの良さ。汚れが目立つだけにマメな手入れを欠かさないことが状態維持に大きく貢献。
LBWK LIBERTY WALK CUSTOM OWNERS FILE
青いリバティーウォークフルコンプリートのマスタングを見て一目惚れ
ディープインパクトブルーカラーにLBワークスフルコンプリートとなるマスタング
押し出し感の強い威風堂々とした表情で魅力を放つクライスラー300C
同級生の2人が選んだのは、ラグジュアリーブームを巻き起こした300とH2だった。
THANKS:LIBERTY WALK
TEL:0561-51-0001
HP:https://libertywalk.co.jp
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 12月号掲載