2003 HUMMER H2

2003 HUMMER H2

AMERICAN TRUCK & SUV ピックアップトラック&SUVの無限なる可能性

近年のSUVブームの影響で、カスタムにも変化が生まれている。例えばH2の場合、エアロ&ローダウンスタイルが一世を風靡したが、最近はリフトアップ派が増加中。その流れをいち早く取り入れたのが、コンフィデントのH2だ。

王道メッキカスタムに加え、色という要素で個性を追求

かつてH2が新車で販売されていた時はメッキパーツをふんだんに使用し、偏平の大径タイヤを装着するカスタムが王道というべきスタイル。言葉は悪いが「オラオラ系」な雰囲気が強く、メッキパーツと相まってギラギラした雰囲気が強かったように思える。

さて時は流れ、世間ではSUVが大きなムーブメントを湧き起こしており、カスタムの手法にも少なからぬ影響を与えていると言えるだろう。その最たるものはカスタムの要であり、クルマの方向性を位置付ける重要な役割と言えるタイヤ&ホイール。ほんの数年前まではマットブラックが全盛期であったが、それもすでに過去のものとなっており、敢えて色で個性を追求するのがイマドキのスタイルだ。

2003 HUMMER H2

ここで紹介するH2は、定番と言えるメッキパーツやフェンダーやバンパーなどのブラックアウトを施すが、もっとも注目したいのは左右で色が異なるHIGH FORGEDのアルミホイール。運転席側はオーソドックスなクロームで、非常にまとまりの良さを感じさせるが、助手席側は一際鮮やかなキャンディーレッドをチョイス。少々気恥ずかしさを感じるかもしれないが、イエローのボディカラーに負けない存在感を放っており、個人的にはキャンディーの方がイマドキなスタイルだと思える。

足回りはリアのみスプリングを交換し、チョイアゲスタイルに変更。わずかなリフトアップでも37インチタイヤが装着可能で、H2の本質をよりグレードアップしている。

_N6I2490

_N6I2520

_N6I2485

_N6I2525

_N6I2534

_N6I2497

ノーマルよりも一回り大きなグリルガードはワンオフで製作。各部にメッキパーツを追加するスタイルは、H2の王道的カスタム。リアバンパーは左右4本出しマフラーと干渉しない独特なデザインを採用。フロントからサイドステップ、さらにはリアへと繋がるラインを形成する。フロントのメンバーダウンなどは行なわず、フロントはトーションバーの調整。リアはスプリングを交換し、約2インチリフトアップし、SUV感を強調する。

HAOU WHEELのHIGH FORGEDに、NITTOのトレイルグラップラー(37×13.5R22)を組み合わせる

HAOU WHEELのHIGH FORGEDに、NITTOのトレイルグラップラー(37×13.5R22)を組み合わせる

HAOU WHEELのHIGH FORGEDに、NITTOのトレイルグラップラー(37×13.5R22)を組み合わせる。左右の色を変えることでまったく異なる印象を生み出す。クロームは安心感のある定番スタイルだが、個人の感想ではあるが、キャンディーレッドの鮮やかさに惹かれる。

Custom Bumper for Jeep JL WRANGLER
純正フォグやセンサーが移植できLEDバーも内臓可能

Custom Bumper for Jeep JL WRANGLER

Custom Bumper for Jeep JL WRANGLER

Custom Bumper for Jeep JL WRANGLER

_N6I2588

_N6I2607

_N6I2602

_N6I2599

コンフィデントではラングラー用のオリジナルバンパーやサイドステップを鋭意製作中。写真はJL型用だが、JK型用も鋭意開発中。素材はスチールで4.5mm厚を採用することで、十二分な強度も確保。バンパー自体の厚みを減らすことでクリアランスも拡大し、オフロードでの走破性も高めている。ちなみにプロトタイプを製作したのは、2020年10月号で女性JEEPオーナーとして登場した佐々木麻衣さん。正直言って、クオリティ高いです!


最新型の新車からフルカスタム車まで、自信を持ってオススメできるアメ車を!!

普通免許で運転可能なモーターホームは、アメ車ファンにとって究極の夢のクルマ!

初代F-150ラプターの中でも、レアなスーパーキャブを紹介!

SUVからバン、パッセンジャーまで幅広いラインアップを誇る、札幌のコンフィデント。

コンフィデントが手掛けたニッサン・タイタン。オールシーズンで楽しめる最高の相棒


コンフィデント
TEL:011-799-0321
HP:https://www.confidentsapporo.com


Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2021年 2月号掲載

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です