2016 DODGE CHARGER R/T OWNER : NAGAIWA
Coast Motoring Owners Custom File
EXTREME CUSTOMS 「自分色に染め上げる」それがカスタムの醍醐味
クロスファイブファイナルにエントリーするため仙台から駆け付けたNAGAIWAさん。愛車のなチャージャーは白基調のシンプルな造り込みの中にさりげなく取り入れられたピンストライプが実にクール。VOSSENのユーロテイスト溢れるボトムスとグリルアンダーからバンパーにかけて巧みな塗り分けを施すことで表情を激変させる手法も斬新である。良い意味で精悍で洗練された印象へとアップデートされたチャージャーを、トラディッショナルなモパーマッスルの原点に引き戻しつつ、カスタムトラッキンやローライダー御用達のカスタムを絶妙に融合させて表現するチャージャーカスタムはまさに進化系!
HEMIのレタリングやサイドミラーのピンストライプも去ることながらエンジンルームまで徹底することでテーマの明確なスタイルが引き立つ。そのピンストはドア内の乗り降りするときにしか気づかない様な所まで取り入れられており、一寸の隙すら与えない妥協なきカスタムでありつつも、街中で変に浮かない奥に秘めた個性的なスタンスで仕上げている点は大人の嗜みとして好感が持てる。ちなみにマフラーエンドは一度両サイドへレイアウトされたエギゾーストパイプを最終的にバンパーに沿う様な形でセンターへとデザインされた個性的な造形で、サウンドビジュアル共に文句なしの逸品。
ピンストライプと同系色のオレンジベースでラップペイントを施すエンジンルーム。カバーもしっかりと塗り分けられ、差し色的にシルバーリーフを取り入れるなど細部まで妥協なきカスタムの姿勢が伺える。
VOSSENのホイールをスマートに履きこなしつつ、ヘッドライトサイドやサイドミラー、ドアノブにリアウィングなど各部に取り入れるピンストライプが様々なジャンルのカスタム手法を高次元で融合させた進化系カスタムの証。
夜な夜な集まった10人は全員がアメリカンSUVに乗り、ボトムスは28インチを装着
Thanks:COAST MOTORING
TEL:04-2946-7203
HP:http://coast-jp.co
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載