WORK VS XV × EDGE CUSTOMS CHALLENGER R-LINE
カスタムする上で、必要不可欠な存在と言えるアルミホイール。流行り廃りの影響が非常に大きいが、それでも「王道」と呼ばれるスタイルがある。それがWORK VS XVだ!
アルミホイールのチョイス1つで、愛車の雰囲気はエレガントにも、スポーティにも演出できる。そんなユーザーの希望を1977年から約半世紀に渡り、様々なアイテムでサポートし続けるWORK。アメ車の場合、特殊なP.C.D.を採用することから選択肢が少ない様に思えるが、ある意味クルマをカスタムすることがマニアックになりつつある今だからこそ、ヘビーユーザーにも満足してもらえる様に、豊富なラインナップを展開する。
さて、本誌でも何度か紹介しているエッジカスタムズ・チャレンジャーRラインの足もとを彩るのは、WORKが2020年の12月に発売したアイテム「VS XV」だ。最大のポイントは、クラシカルな雰囲気を醸し出すメッシュデザインだが、単なる懐古趣味ではなく、細部には最新技術を凝縮。メッシュ部分は軽快さを強調すべく、ワーク史上もっとも細い形状を実現。3ピース構造の場合、ディスク部分の造形がフラットになりがちだが、メッシュが交差する部分からセンターハブへ向かって落ち込む流行りのコンケイブデザインも採用。またリムとディスクに段差を設けることで、3ピースらしさやメッシュデザインをしっかり強調させている。もちろん強度面は疎かにせず、マッスルカーの強大なパワー&トルクもしっかり受け止めてくれる。アルミホイールを選ぶ際、デザインだけに目を奪われがちだが、デザインに加えて性能面も疎かにしないのが、まさにWORKの矜持と言えるだろう。
基本のカラーバリエーションは、ディスクが3色でリムはオプションを含めて6色を設定。ピアスボルトはクロームだけでなく、デモカーの様にゴールドにも変更可能。またディスク部分は12色から選べるセミオーダーカラープランを採用するので、自分だけの組み合わせを創り上げることも可能だ。
最大のポイントはスポークの細さ。見える部分を可能な限り細くするが、厚みを持たせることで軽快感を実現しつつ強度もしっかり確保する。3ピースだからできる自由なインセットサイズや、ピアスボルトの色で個性を追求できるので、カスタムの自由度も極めて高い。外側から一度盛り上がり、中心に向かって落ち込むラウンドディスクは、今までのメッシュデザインにはない立体感を実現。このエッジカスタムズ・チャレンジャーRラインの様な、言うなれば突き抜けたカスタム車両にも見事にマッチする。
★装着ホイール/ VS XV
★装着ホイールカラー/ブラックアルマイトリム×マットダークガンメタ(MDG)
★マッチングサイズ/ F:20×10.5J 5H-115 R:20×14J 5H-115
★マッチングタイヤ/ NITTO INVO(F:285/30ZR20 R:345/25R20)
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PHOTO ★浅井岳男
TEXT ★空野稜
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載