Jeep JL Wrangler Unlimited Sahara / Jeep JK Wrangler Unlimited SPORT Produced by TOPSPEED
Jeep 荒野の覇者 Go Anywhere,Do Anything
アメリカでそのまま走っていそうな…そんなカスタムを数多く手がけるトップスピード。在庫量もさることながら、バラエティ豊かなカスタムを提案するので、お気に入りの1台が見つかるハズだ。
車両の販売はもちろんカスタマイズも得意なお店
ジープが欲しいと思う人のほとんどが「オフロードは走らないと思うけど、せっかく乗るのなら、ジープらしさを強調した、ワイルドなカスタムをしたい!」と考える人がほとんどだろう。中にはそこからリアルオフローダーに目覚める人もいると思うが、大半のユーザーはストリートがメイン。そんなユーザーの嗜好をリサーチし、アグレッシブだけど日常の使い勝手をスポイルしないようにカスタムするのが、TOPSPEEDの持論だ。
今回ピックアップする2台のラングラーは、どちらも3インチのリフトアップを実施している。数値だけを見るとそんなに激しい感じはしないが、それでも22インチホイールに37インチタイヤを組み合わせており、まさに威風堂々たる姿を実現。どちらもバッドフェイスグリルやワイドフェンダーに交換することで、オリジナルのファニーな印象は完全に影を潜め、どこからどう見てもダークでワルなイメージしか感じられない、まさにストリート向けスタイル。
ちなみにTOPSPEEDでは、カスタム済みの車両販売だけでなく、ノーマルから好みのスタイルにアレンジすることも可能。どうしても装着したいアイテムがあるなら別だが、ジープは正直言ってパーツがありすぎるので、どれにしようか迷ったら経験豊富なスタッフのオススメをチョイスするのが賢明と言えるだろう。
クルマを探し、それを自分だけのスタイルにアレンジするのもいいけれど、最初から完成された仕様が楽しめるので、ジープの購入&カスタムを考えている人は、まずはTOPSPEEDに相談してみよう。
Jeep JL Wrangler Unlimited Sahara
前後バンパーは、その上に立つこともできるほどの強度を誇るXRCに交換。3本のチューブで構成されたサイドステップは、スミッティビルドとなる。フロントグリルはマーカーが埋め込まれたバッドフェイスに変更し、ノーマルの可愛らしさは微塵も感じられない。スペアタイヤはレスとし、星条旗をあしらったパネルでカバー。
リフトアップに加え、ワイド&フラットなオーバーフェンダーの装着で、37インチもの大径タイヤが装着可能。ホイールはRBPで、全身をブラックで統一することで無骨なイメージをさらに強調させる。
サスペンションはラフカントリーのキットを使用して、3インチのリフトアップを実施。スプリングだけでなくショックも併せて交換することで、不快な突き上げを抑制し、カスタムしても違和感のない乗り味が楽しめる。
Jeep JK Wrangler Unlimited SPORT
金属製のバンパーやステップ、さらにLEDライトバーと、イマドキのカスタムには必要不可欠なアイテムを満載。ルビコンタイプのエンジンフードに変更し、細部まで手を加える。マフラーはブラックペイントが施されているが、実はGIBSONの左右出しに変更。ブラックとレッドの2色に絞り引き締まった印象を見せる。
JL同様、カリフォルニアマッドスターのフェンダーに交換し、37インチタイヤを装着。DROPSTARSの22インチリムは、スポークの一部が切削仕上げで程よいアクセントとなる。
THANKS:TOPSPEED
TEL:058-322-7547
HP:http://www.garage-topspeed.com
PHOTO ★浅井岳男
TEXT ★空野稜
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載