2020y DODGE CHARGER GT
チャレンジャー人気が加熱しているなか、2ドアに不便を感じるオーナーも多くいる。そこでカーズスパークが注目し多くのモデルを導入しているのが、アメ車の中で唯一無二のスポーツセダンであるチャージャーだ。一押しはV6チューニンググレードのGT!
V6モデルながらチューニングモデルのGT
「チャレンジャーが欲しいが、やっぱり2ドアクーペは家族に不評」。チャレンジャー人気が続く中、こうした悩みを持つユーザーも多いのも事実。
愛知県一宮市のカーズスパークでも、冒頭のような声を挙げるユーザーは一定数いるという。そうしたユーザーに対し、同ショップが提案しているのが、チャレンジャーと同じく、707hpのSRTヘルキャットをラインナップする、まさに「最速のセダン」と称されるダッジ・チャージャーだ。だが、同ショップが一押しするグレードはヘルキャットではなく、V6チューニンググレードのGT。
GTはベースグレードのSXTと同じ3.6ℓV6エンジンながら、チューニングが施されて300hp(SXT/292hp)となり、ハイパフォーマンスサスペンション搭載に加え、外観はV8グレードと同じフードスクープ・グリル形状・トランクスポイラーが装着されているのが特徴だ。今回撮影した車両は、ベーシックのGTよりも装備を充実させたプラスグループ設定となり、シートはアルカンターラとレザーの組み合わせ、前後ヒートシーターといった内容が追加されている。
現在カーズスパークでは、この20年型GTグレードをカラー違いで6台在庫中。一度にこれだけ見比べられるのは、間違いなく日本ではここだけだろう。他のカラーがやっぱり気になるとなれば、オーダー注文も可能だ。また、チャージャーのカスタムも提案しており、自分だけのスタイルを生み出すこともできる。
ボンネットのフードスクープ、グリル形状、トランクスポイラーは、V8モデルのR/Tと同様デザインとなっている。ホイールはオプション・プラスグループの20インチサテンカーボンアルミホイール。
ミッションはパドルシフト付き8AT。シートはバケット型のパフォーマンスシート。撮影車両は通常のGTとは違い、プレミアムダッシュパネル、前後ヒートシーター、ステアリングヒーター、ナッパレザー・アルカンターラのコンビシートなどオプション装備が追加されるプラスグループ設定となっている。
チャージャーの3.6ℓV6エンジンは、SXTとGTに設 定されているが、GTはチューニングされて300hpを発揮する(SXT /292hp)。サスペンションもパフォーマンスタイプに変更されている。
豊富なGTグレードの新車が店頭に並ぶ
2020年型のチャージャー・GTは全13色設定しているが、カーズスパークには現在6色の新車が展示されている。これだけ一度に見比べられるのは、恐らく日本ではここだけだろう。カスタムの提案もしており、今後カスタムモデルも店頭に並ぶかもしれない。
CARS SPARK【カーズスパーク】
所在地:愛知県一宮市木曽川町外割田伊勢田189
TEL:0586-64-7444
URL:http://www.cars-spark.co.jp/
営業時間:9:30~20:00
定休日:水曜日
Photo&Text:KAZUTAKE SOMA
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載