2020 DODGE CHARGER SCAT PACK392 WIDE BODY
オールインポートのオリジナルブランド「クラスリート」から2wayサブタンク式車高調が2020年発売され、今度は同車高調をベースにしたエアサスが登場した。エアサスとは思えない乗り心地を体現できる!
エアサス搭載でも走りを犠牲にしない
埼玉県のオールインポートが立ち上げたオリジナルブランド「クラスリート」。その第一弾として昨年リリースしたのが、同社が設計・開発したチャレンジャー&チャージャー用の2wayサブタンク式車高調。シリンダーにサブタンクが設置され、メインシリンダーとサブタンクのオイル調整によって、圧縮時・伸長時の減衰力調整(2way)が出来る単筒式2wayサブタンク式で、減衰力調整が24段、強化アッパーブッシュ、アルミ削り出しアップマウントなどを採用し、ハード走行でも運動性能を安定させ、耐久性も高強度を誇る。
このクラスリート車高調の特徴を最大限に活かし開発したのが、クラスリート・パフォーマンス2wayエアサスキットだ。同エアサスは、クラスリート車高調と同じく全長調整式2wayサブタンクを採用し、伸長時・圧縮時の減衰力を好みに合わせて36段の調整が可能。これにより、エアサスのデメリットである走行時の乗り心地を劇的に引き締めることもでき、エアサス搭載車とは思えない走りを体現できる。ECU制御化により部品点数を極力まで減らし、パーツトラブルを軽減させているのも特徴的。今回撮影した20年型チャージャーは、クラスリート・パフォーマンス2wayエアサスキットを組み込んだ1号車。ホイールはフェラーダ・CM1・20×11Jのブロンズをセット。
走りを取るか、見た目を取るかで悩むエアサスの時代はもう古い。クラスリートは両方を備える、まさに次世代エアサスだ。
オールインポートのオリジナルブランド「クラスリート」から、車高調に続き新たにラインナップしたのがクラスリート・2WAYパフォーマンスエアサスキット。サブタンクが追加されたシリンダーは、圧縮・伸長時で36段の減衰力調整が可能。そのため、エアサスでありながらハード走行の硬めのセッティングから、柔らかいセッティングまで好みに合わせて調整ができる。ECU制御化によって、部品点数を縮小しトラブルリスクを大幅に軽減しているのも特徴。適合車種は2011年~のダッジ・チャージャー、チャレンジャー(オールグレード)、クライスラー・300(オールグレード)。価格は税込みで798,000円。
走りを強烈にイメージさせるカーボンデカールレーシングストライプを貼り、その両サイドにはショップが「ジャイアンツカラー」と呼ぶオレンジラインをワンポイントで注入。
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Photo&Text:KAZUTAKE SOMA
アメ車マガジン 2021年 7月号掲載