1960 Chevrolet Impala 4door

1960 Chevrolet Impala 4door

とにかく低いチョップ&スラムド!

ただでさえロー&ロングに特化したフルサイズのインパラの中でも、チャームポイントの「バッドウィング」によって際立つスクエアなボディの存在感を強烈にアピールする個体!ホイールまでガッツリと被ったかなり低い車高スタンスをはじめ、大幅なチョップトップによるあからさまに低いルーフなど、ストックの状態を知らない人が見ても、明らかに「カスタムカー」としてアレンジされていることに気がつくであろう状態。

フルサイズのアメ車によるロースタンスのカスタムカーがひしめく会場内においても、そのとりわけ低い独特のプロポーションで目立っていた。プライベーターならではの思い切りの良い作業っぷりが感じ取れるチョップ&スラムドなインパラ。大胆なチョップトップやチャネリングによって、とりわけロー&ロングなシルエットを獲得。

ベース車はややこしい4ドアだったりと、ショップでは成り立たないメニューもふくめDIYとして楽しんでいるスタンスがなんともステキなのだ。塗装や内装の状態からは、完成は程遠いといった雰囲気だが、オーナー自身は、作業をすることで愛車とのスキンシップが図れているかようで、満足げな笑顔で語ってくれた。

1960 Chevrolet Impala 4door

あからさまにカスタム状態であることが分かる内容&状態も、オーナー自身によるDIYであることで応援したくなる。できるかできないかは二の次で、とにかく実践するオーナーの意気込みが素晴らしい。所有歴はすでに15年ほどで、この状態で自走参加というところも◎!

1960 Chevrolet Impala 4door

とにかく低く長いプロポーションが特徴的。入手した時点で現状のカットしたウィンドシールドが装着されており、それを基準に後方に行くに連れ低くなる独自のシルエットによるルーフをDIYにて加工。ピラーレスのハードトップボディなだけに目立たないが、ベース車はなんと4ドア。

1960 Chevrolet Impala 4door

足回りには油圧式のサスペンションを採用。チャネリングやロッカーパネルのカットなどによって、ガッツリとフェンダーがホイールにかぶる低いプロポーションを構築している。

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外観からでは独自に制作したカーソントップに見えるルーフは、ヘッドライナーのない状態なので一目瞭然なとおり、ストックを加工している。ダッシュ周りや内張りはほぼストック状態だが、リアシートは現在撤去中。

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細めのホワイトリボンタイヤに、クロームが映えるサプリウムホイールの組み合わせが個体のキャラクターともマッチしていい感じ。

Coast Line Rod & Kustom Reunion
Sunday April 18,2021 at Rinku north


Photo & Report ◆ Hideki Ishibashi
アメ車マガジン 2021年 7月号掲載

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