2012 DODGE CHARGER SRT8
COOL GUY AMERICAN CAR LOVER-アメ車を愛する良いオトコ-
「誰かと被りたくない!!」強い思いを愛車に込める
クルマ好きは日本全国に数多くいるけれど、とくにアメ車好きはモデル選びにしろ、カスタムにしろ、とにかくオリジナリティを重視する傾向が強い。ここに紹介する佐藤さんはというと大のセダン派。さらに誰かと被るのは好きではないという思いも強い。そんな彼はカスタムありきで2代目チャージャーをセレクトし、誰もが一目置くスタイルへと愛車を変貌させた!
SNSで知り合った人たちのアメ車に魅了されて…
クルマには様々なボディタイプがあり、SUV、クーペ、セダン、ミニバン、ワンボックスなどに分けられている。それぞれのタイプごとに魅力的なモデルをラインナップしているため、タイプを問わず乗り分けるという人もいれば、好きなタイプばかりを乗り続ける人もいる。今回紹介する佐藤さんは先述した例でいうと後者で、セダンにしか目がいかないという根っからのセダン好き。免許を取得してまず最初に購入したのがトヨタ・クラウンマジェスタで、その次に購入したのがクライスラー・300。そして現愛車のダッジ・チャージャーという遍歴の持ち主。
チャージャーを購入したのは3年前の2018年。ちなみにチャージャーは4ドアとして復活した2006年モデルからの初代、2011年モデルでマイナーチェンジした2代目、そして2015年モデル以降の現行と3タイプからセレクトでき、好みが分かれるところでもある。佐藤さんがセレクトしたのは2代目の2012年モデルで、グレードはこのモデルイヤーから追加されたSRT8。「SRT8の速さを体験してみたかった」というのが理由。
購入時はフルオリジナルだったという愛車だが、当初からカスタムすることを前提としていただけにストックの状態をキープしていた期間は短く、ボトムスに22インチの大径ホイールを履かせたり、エアサスをインストールしてみたり、ボディにセンターストライプを施工してみたりと、その時の気分次第でアレンジを楽しんできた。
そして今回さらに大幅なリメイクを敢行。ボディはフルラッピングでライムグリーンへと変貌を遂げている。この仕様へと至る経緯には「誰かと被りたくない、愛車を目立たせたい」という、佐藤さんの強い思いが込められており、まさにそれを具現化したと言える。
フロント周りはダッジのアイデンティティである十字デザインのクロスヘアグリルからメッシュへと変更するとともにAPRのカーボンスプリッターを装着。ヘッドライト&フォグライトにはLEDリングを仕込む。ドアはバーチカルドアのランボドアキットを用いて4枚ガル化。リアスポイラーはストックのタイプから現行モデル用へと交換するとともにエクステンションを追加してアクセントを付ける。マフラーはワンオフの可変バルブ付きの両サイドデュアル出しで、センターのディフューザーにもボディカラー同色の処理を施す。
購入した当初はフルオリジナルで、ボディカラーは純正のブラック。そこからレッドのセンターストライプを施したり、ボンネット&サイドに大きなデカールを施したりといったことを経て、今回新たにライムグリーンにパープル系の差し色をプラスしたシルエットへと進化。ちなみにこれはラッピングによるもの。「愛車を目立たせたい」というオーナーの希望をコーストが具現化。
以前はレクサーニ・ベノムの22インチを履かせていたボトムスだが、コースト代表・松本氏の愛車チャージャーに装着していたWORK・グノ-シスCVDの20インチ(F/11J、R/12.5J) を譲り受けインストール。エアサスはユニバーサルエアーで、激低車高を目指すべくフェンダーを加工。
OWNER:SATO
Thanks:COAST MOTORING
TEL:04-2946-7203
HP:http://coast-jp.com
PHOTO&TEXT:編集部