2012 Jeep JK Wrangler Unlimited Sahara
ジープといつまでも!~Stand by me forever~
過酷な現場に駆け付けるDMAT隊員(災害派遣医療チーム)が愛用するワイルドなラングラー
ここ最近はラングラーに乗る女性も増殖傾向にある。しかし、その多くはノーマルもしくはちょいカスタム程度が多いなかで、DMAT隊員としても活躍するNAOEさんはガッツリとカスタムして超ワイルドスタイル。その勢いはまだとどまりそうにない。
愛称はJeepのお姉さんラングラーにべた惚れ
先代ラングラーに4ドアモデルのアンリミテッドがラインナップされるまで、Jeepはどちらかと言えばオフロード好きが愛用するマニアックな存在だった。しかし、今やその状況は一変して〝もっとも販売数が多いアメ車〟の地位におり、男性だけでなく女性も、それにファミリーからもファーストカーとして選ばれている。
紹介するナオエさんは元々大きいクルマ、とくに外車が好きで、いつかは乗りたいと思っていたそう。その思いを叶えるべく色々とクルマを見に行き、ほかにない形であること、当時は女性であまり乗っている人がいなかったこと、そして雪山に強いという理由でラングラーに辿り着いたという。
そして購入後に友人たちに見せたところ一様に驚かれたそうだ。〝小柄なのに運転できるの…〟と。その心配を回避するべくアクセル&ブレーキペダルは少し前に出す調整がなされている。その甲斐あってラングラーを乗り回し、ガソリンスタンドやスキー場など、いつも行く場所では〝Jeepのお姉さん〟と覚えられているだけでなく、ギャップを楽しみたいとラングラーに乗る時はあえてキレイめな格好をして〝意外〟と言われることを狙っているとか(笑)。
そしてもっとも気になっているであろうポイント「なぜナオエさんは看護師の格好をしているのか?」に関してだが、撮影日がハロウィンに近かったからというわけではなく、現役バリバリの看護師だからだ。大抵こういった場合、事前に分かっていれば仕事着を着てほしいとことらからお願いするのだが、今回は彼女の方から積極的に「着替えていいですか?」とのことだったので仕事着で撮影することとなった次第。確かにこれはギャップが激しすぎる。いっそのことラングラーをDMATカラーにして災害現場に駆け付けてほしいぐらいである。これほど逞しければ活躍しないわけがない!
ラングラーを無骨に、そしてワイルドに仕立てるためにはもはや鉄板アイテムとなったスチールバンパーを前後ともに換装。タイヤの大径化にともないオーバーフェンダーもワイドタイプへと交換して包み込む。
NITTO・トレイルグラップラーMT(35×12.50R17LT) タイヤに、FUEL OFFROAD・CLEAVER(17×9J)ホイールを組み合わせたボトムス。もちろんサスペンションも3インチリフトアップすることで、この逞しく厳ついスタイルに貢献している。
スノーボードに行ったり、旅行に行ったり、キャンプしたりと、アクティブに動き回っていることを自負するだけに、室内にはキャンプ道具が満載。お気に入りのギターもキャンプには欠かせないアイテム。荷室を稼ぐべくリアのスペアタイヤ上部にもキャリアを設置。
ナオエさんは都内にある病院の救命救急センターに勤務する看護師であり、DMAT(災害派遣医療チーム)隊員として政府や自衛隊と共に訓練をするなど、医療従事者として日夜激務と戦っている。
owner : NAOE
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