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CROSS FIVE TOUR FINAL
ULTIMATE CUSTOM AUTOSHOW and CONCERT
11-12TH DECEMBER 2021

年々多様化するUSカスタムの最先端は年の瀬のファイナルで学ぶ!

「2021年こそはマスクを外して昔みたいにイベントを楽しめると良いな」と思った2020年のクロスファイブファイナル。だが、2021年も残念ながらコロナ禍は落ち着かず、クロスファイブ大阪は延期の末に中止を余儀なくされた。せめてファイナルだけは…と願っていると秋から急にコロナ禍も落ち着きを取り戻し、席を設けてディスタンスを計りながらのライブや消毒&マスクの徹底と感染対策を設けながらも無事に開催できた。

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2021年はドーム開催最後の年とあって、主催者はもちろん、常連の出展業者やオーナーもどこか感慨深い印象で、過去に栄光を飾った名車を持ち込むオーナーや、最後だから出しておきたいと遠方から造り込んでエントリーするオーナーも多く、どこか名残惜しさを感じさせる雰囲気。また全体の印象としては昔よりもヴィンテージモデルの出展率が高く、新旧のバランスが良い塩梅になってきたのではと個人的にワクワクしている。

ドームが取り壊されることで「ファイナルって最後なの!?」みたいな噂も飛び交っているみたいだけどご安心を! 次回からはポートメッセ3号館に場所を移して継続されるそうなので、参加した人も行けなかった人も年末は早めにスケジュールをチェックして、USカスタムの最先端を体感してみてはいかがだろう。


ラグジュアリーのベースだけがエスカじゃない。旧世代モデルが今、カスタムベースとして熱い!

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個人的に一番エスカレードの中でカスタムベースに向いていると感じているのが2000年代中盤のモデル。同時期のGMC・ユーコンともフォルムが似ていて、どんな方向性でカスタムしてもSUVとしてのボディラインが決まりやすい!写真の様にイエローベースで奇抜にふっても、ホワイトベースにシルバーリーフを入れてみても凄く映える!

デカ過ぎて後ろのブースが隠れる程の存在感を放つシルバラードはテールのアレンジが肝!

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本国では既にトレンドとなっているシルバラードのワイルドリフテッド。FOXのリザーバータンク付ショックをはじめ、しっかり走れる足で豪快なリフトアップを施し、ほんのり大口径でマッテレを履かせるスタイルがクール。そして何よりリアゲートパネルによるアレンジが90’sテイストを絶妙に融合させていて粋!

MOBB.CCの車両はどれもリアリティー溢れる本物志向揃いで、まさにVINTAGE AMERICAN MOTOR SHOW!

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かつて超大口径をインストールしたリンカーン・マークLTに乗っていたSCATCHさんはビスケインに。そしてゴールドフレークのF150に30インチ大口径を履かせてメキシカンカルチャーを取り入れていた辻さんはインパラワゴンに。そのほかにも彼らの元愛車を知る筆者としては確実にディープな方へと突き進むのを目の当たりにしている。ちゃっかりスチールなのにホイールのサイズ感を大きめにセットしていたり、色で遊んでみたりと、相変わらずマニアック♡

漆黒のワイドボディをユニバーサルエアーでスラムドするワイド&ローなチャレンジャー

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隣にスーパーカーが並んでいても引けをとらない存在感を放つチャレンジャー。超ワイドフェンダーにフロントスプリッター、リアダックテールウィングなど、ケンメリ、ハコスカ世代のカスタムを思わせる懐かしくも新しいボディメイクは、エアサスによるスラムドでさらにそのスタイリングに拍車を掛ける。リムのブロンズカラーの差し色も粋!

2020年同様ガールズオーナーやイエローキャブのタクシーモチーフのカマロをはじめ300やチャージャーも健在!

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SUVやトラックのデカさとストロボや照明によるインパクトでどうしても、目の行き先 漆黒のワイドボディをユニバーサルエアーでスラムドするワイド&ローなチャレンジャーがそちらへばかり行きがちではあるが、カマロやチャレンジャーチャージャーにマグナムなど、じっくり見ると色味にこだわりがあったり、カスタムオーディオに工夫を凝らしていたり、2020年から着実に進化を果たしていた。

フルリメイクを果たして極艶ピンクと化した1959yキャデラック・デビルクーペ!

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実は何度か縁があって同社に取材に行った時からずっと気になっていた赤い59キャディ。確か内装も同系色だったと記憶していたけれど、ホワイトレザーインテリアに一新するとともにボディカラーはピンクになって展示されていてビックリ。ホイールはLEXANIでユニバーサルエアーのエアサスをインストール。リアフェンダースカートのホイール被り具合がまたクール!!ここまでバージョンアップすると思わず別の個体かと思うレベル。

1965yのデビルコンバーとピンクの59yデビルクーペのコラボは見応え抜群!

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もうね、キャデラック好きか否かなんて話は抜きにして、日本でこんなにも極上モノの半世紀前のキャデラックが2台。しかも、どっちもショーカークォリティーで内装からホイールまでしっかり造り込んであるのが見れるなんて、それだけでもクロスファイブファイナル会場に足を運んだ甲斐があるってレベルですよ!穴が開くほど見ていたいとはまさにこのことなんだろうなぁ♡

フェンダーアーチパツパツの履きこなし!

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コチラのエスカレードは「ハンドル切れる!?」と思わず心配してしまいそうなレベルまで、フェンダーアーチに沿うような大口径履きが粋。そんな心配しなくてもちゃんとどうにかなってるハズだ。

アメマガ2021年3月号にも登場したワイドボディ!

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アメリカのTOPPOが製作したワイドボディのマスタングをベースに日本国内でアレンジを施した車両。撮影時は幌を開けて撮ったけれど、やっぱり幌の色がめっちゃお洒落!!

マニアックなポンティアック・カタリナワゴンは独特の色味がサイケデリック!

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半ツヤマットな質感でオリーブ色にブラウンのコントラストが抜群に映えるカタリナワゴン。そうそう見かけることのないレア車をベースに大胆なアレンジを加え、絶妙なピンストライプの取り入れ方やホワイトリボンの被り具合など、そそる部分が凄く多い一台。ワゴンってところも粋! こんな車両が続々と増えてきてるだけにファイナルのレベルは上昇するばかりだ。

1968yインパラクーペはあえてローライダーテイストを払拭したサウススタイル!

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1964辺りがローライダーベースの絶好車両だと個人的に考えている筆者。1968モデルはビレットを履いてスマートに乗ったり、オリジナルで真摯に乗ったりと様々な乗り方が存在するが、大口径履きで来るとは想像もしなかった。インテリアを含め黒基調で整えている点もクールで、なんならこのままベニスビーチあたりをドライブしたい気分♡

トラディッショナルなドロップドスタイルの1976y C-10はフレームワークもお見事!

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今探すと中々出てこない70年代のビレットグリルを錆び一つない極上コンディションでインストールして、5スポークのビレットにガッツリ被るフェンダーとのクリアランス具合は、トラッキンカスタムショー御用達の鉄板スタイル。ベッドのアオリ部分の際までCノッチ加工されている点もこのドロップ具合がいかに凄まじいかを物語っている。

50年代のGMC・アパッチはグラフィカルなカスタムペイントで個性爆発!

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55年型GMC・アパッチ。わりとラットにパティーナスタイルで乗っているパターンが多い中、錆びやくすみひとつないクロームバンパーに極艶ボディ。そしてローライダーカルチャーを絶妙に融合させた芸術作品のようなグラフィックカスタムペイントで、もはやライバルは存在しない孤高のインパクトを放っていた。

年々減少傾向のマグナムもある意味狙い目!

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300C、マグナムと言えば次世代モパーカスタムの全盛期に人気を博した名車。最近はチャレンジャー、チャージャーが優勢でちょっと少数派になってきているけれど、それでもステーションワゴンならではの魅せ方や素材の良さを引き立てるカスタムを施せば、まだまだ可能性は未知数。リフトアップを施したジェットシティのマグナムが2020年話題になったが、こっちも凄く雰囲気良し!

ファントムグリルが似合う仕立ての代表作!

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C-1500を筆頭にトラッキンカスタムでは御用達のヘッドライトまでを覆うビレット。ファントムグリルと呼ばれるこのスタイルはビレット越しにヘッドライトを点灯した時のスパルタンな雰囲気が超クール。しかしチャレンジャーに合わせるとなるとそれ相応に色やホイールそして車高のバランスセンスが問われるだけに難易度が高い。いやお見事です!

グランドチェロキーの新しい方向性!

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グラチェロや現行型のコンパスあたりをほんのりリフトアップして、もちろん足もとにはマッドテレーンタイヤを履かせてルーフキャリア積むスタイルとか、絶対格好良いのに…と、個人的に思っていたのですが、いました!しかもカーサイドタープまで付いて雰囲気抜群!いやコレです!僕が求めていたのは。素晴らしいです!!

斬新なツートンカラーはインパクト抜群!

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腰下やルーフを境目に色を塗り分ける上下のコントラストが主流のツートンカラーだけど、それの斜め上を行く前と後ろで青から赤へと斬新なカラーコーディネートに挑むカマロ。色の切り替えし部分がグラフィカルでスタイリッシュ。ホイールを黒でコーディネートすることで、そのボディカラーの色味を邪魔しない。そう、色もほんと重要なんですよね!

リフテッドは年々本場US色が濃厚に!

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一昔前まではファイナルでも少数派だったフルサイズトラックのリフテッド部門も、ここ最近はエントリー台数も増えて激戦区。足がモロに見えるだけにリフトアップキットもさることながら、塗り分けやその他諸々、魅せるためのアレンジや工夫を凝らさないとかなり厳しい。堂々と魅せられるってことはそれだけ万全を期したってことです!

ガールズオーナーの勢いがハンパない!!

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筆者のジミーの真向かいで展示されていたカマロコンバーチブル。エアサスによるホイールの被り具合からボンネット、インテリアカスタムまでかなりクォリティーの高い仕上がりにびっくりです!オーナーさんも一緒に撮りたかったな。

VIP、ラグジュアリー、ローライダーのミクスチャー的な雰囲気がそそる!

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無理にカテゴライズする必要はないが、300は比較的大口径履きでラグジュアリーに振ったカスタムが多かった印象。しかし、さらに捻りを加えていくと新たな可能性が見い出せる。そのお手本的な一台がコレだ。両サイドとボンネットに取り入れたグラフィックと、エアロフルキットに大口径によるコーディネートは○○系と一言で片づけられない奥深さだ。

シボレー版のハイインパクトカラーと芸術的なワンオフマフラーは圧巻!

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モンスターズインクのマスコットが妙にマッチするカマロ。ダッジのサブライムグリーンほど明るくなくて、ダークグリーンメタリックほど濃くもない、絶妙な渋みをもたらすメタリックグリーンはまさにシボレー版のハイインパクトカラー。モパーマッスルを代表するチャージャーやチャレンジャーと並んでいてもまったく遜色ない。カマロの新たな方向性が垣間見れる一台。

2021年3月号で表紙を飾ったモンスター級のタンドラ!

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怒涛のリフテッドスタイルでライバルはGMCトップキックあたりか? と思わせるタンドラ。2021年紹介したとおり、フレーム回りからすべてカスタムペイントを施しており、2022年はストロボを増設してより煌びやかに展示していた。近々42インチのタイヤを履く予定とのこと。車高3m超えはヤバすぎますね!

アキュエアーがいかに優れたシステムであるかを体現!

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みんなカーショーに展示されている姿を「すげー!」って見てる様ですが、実はこのグラマンとビンテージトレーラーの何が凄いって、完全着地のドロップスタイルだけじゃないんです。私見ました! 偶然帰り一緒になりました。ほぼ着地状態の路面すれすれのままでハイウェイ走れるんです。ライドハイトセンサー本当に恐るべしです!

インテリアフルカスタムを施した1975カプリスコンバー!

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70年代のヴィンテージはフルオリジナルをグッドコンディションで維持するか、それともまったく別物で作り変えてしまうかの二極化。エクステリアがここまでクールに仕上がっていて内装がフルオリジナルではちょっと世界観が異なる。シート造形からドア内張り造形までパターンを大胆に変更した極上インテリアは兵庫県のG.HEX.INTERIORが担当!

ケツ下がり、前上がりはテイクオフスタイルじゃなくて本国ではSQUATTEDが正解!

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昭和生まれの筆者はフロントだけ上げ幅を大きめにとって若干前上がりな車高をサーフィンのテイクオフに例えてテイクオフスタイルなんて言葉で言い表していたけれど、最近はSQUATTEDなんてシャレた言い方でカスタムカルチャーの一つとして人気を博している。真ん中の白いタホみたいなスタイルがまさにソレ! 日本でもその流れがじわじわと浸透してきそうな予感だ。300Cはワンオフで製作したバッドフェイスボンネットが粋!

エバンゲリオンなコントラストにガルウィングがファンタスティック!

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このカラーリングからエバンゲリオンをイメージする人は多いかもしれないが、実はそうではなく、アメコミの超人ハルク!コンセプトはともかく色の組み合わせ方や配色が一般的なカスタムペイントとは一線を画しており、ボンネットの立体造形を視覚効果で色濃くアレンジしてエアサスで落とし込んだ車高にガルウィングのインパクトは凄まじい!

ガールズオーナーのワイドボディマスタング!

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ワイドボディにVERZ21インチディープリムを履かせ、車高調を入れてローダウン。漆黒ボディに映えるレーシングストライプを取り入れたマスタングは10代の頃から乗り続けるガールズオーナー。会場ではチャレンジャーやチャージャー、カマロが多く、マスタングは少なかっただけにひときわ目立っていました。それにしてもコレがガールズオーナー!?そのギャップずるいっす♡

TJラングラーがベースの珍しいスタイル!

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クロスファイブファイナルの会場で見かけるラングラーと言えばほとんどがJKとJL。2020年はJL率が高かったけれど2021年はラングラーが少ないなと見回していると居ました!しかも珍しいTJがベース。この手の車両では最近あまり大口径で低扁平な履きこなしを見かけないだけにすごく新鮮!今風のスチールバンパーも凄くマッチしていてクール!

淡いブルーがサーフテイストを色濃く表現

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波乗りにチャレンジャーなんて選択肢ヤバいよね!「どこに積む!? うーんトランクじゃ無理だな。ショートなら助手席倒して斜めにすれば乗るでしょ!」なんて会話を勝手に想像してしまう私。ワイドボディでバチっとキメたチャレンジャーで海に行けば、ドルフィンスルーもイケそうな気がしますね! あくまで妄想ですが(笑)。

旧フェイスのチャージャーも根強い人気!

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現行フェイスも年々増加傾向ではあるが、やっぱり旧フェイスベースの車両も会場ではかなりの数を見かけた。ホワイトボデイベースをベースにピンストライプのアクセント、そしてグリルのメイキングやスモーク加工を施したヘッドライトなど、往年のカスタム手法は流行り廃りに関係なくカッコいい!リムデザインのセンスも抜群でクール!

LEXANI ×トゥルースパイクのインパクト!

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ワイドフェンダーでホイールリム被りのエアサスによるロワードフォルムを作り、LEXANI ホイールにトゥルースパイクを合わせたチャレンジャー。コンセプトにブレを感じさせない一本筋の通った造り込みが際立つ一台。ブースメイキングも世界観を感じられる印象でお見事!

ベストオブカークラブを受賞した過激派!

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2021年のベストオブカークラブとなったSOLIDはどれも凄まじいカスタムで文句なしのベストオブ受賞。なかでもこの300はサウススタイルなホイールの履きこなしにマジョーラ的なボディカラー、そしてカスタムオーディオとオーラがハンパない。ロックフォードパンチをチョイスする辺りも粋だ!

カスタムベースとしては珍しいCTS!

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割とフルオリジナルでアッサリ乗るイメージの強いCTSも車高を落としてLEXANIを履かせるだけでガラッと印象を変える。元々フェイス回りがシャープで洗練された印象なので、王道の5スポークでボトムスを仕立てるとぐっと引き締まった印象に。セダンベースは本当にセンスがモノをいう難易度の高いジャンルであり、そこをバシッと決めてくるあたりが腕の見せどころだ。

最新よりもひとつ前のエスカがカッコイイ!

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現行モデルのエスカレードってどことなくランクルを意識した雰囲気に見えて、トラディッショナルなエスカレードでいうとこのモデルが一番しっくりくるのが筆者の個人的な感想。クローム大口径でもブラックリムでも、やっぱり素材が良いと引き立ちますね! CTSと一緒に並べてもこの顔なら統一感があってステキです! いや新型が嫌いなわけじゃないですよ(笑)。

ヴィンテージモデルもSOLID色に染まれば圧巻の存在感!

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チャレンジャーのエントリーは毎年増加傾向ではあるが、この年代のR/Tでエントリーは超希少。しかも鍛造ホイールのイマドキなデザインでヘッドライトをはじめ良い意味で年式不相応な最旬カスタムを取り入れつつも、アンバー色を巧みに使って世界観を演出。カスタムオーディオも過剰にやり過ぎる、本来の魅力を損なわずに格上げしている部分はさすが!

3代目エスカレード史上最高峰レベル!

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ほぼタホな初代はさておき、個人的に2代目エスカレードのベストオブは既に決まっていたのですが、3代目の最高峰はもうコレしかないです! EXTベースでスーサイドドア。おまけにボンネットの開口までガッツリ。グラフィックカスタムペイントにエングレービング、カスタムオーディオ、ヘッドライトインナーなど細部まで徹底的にやり込んでおり、一分の隙すら見当たらないとはまさにこのこと。

ウォールアート的なグラフィックに大口径ワイヤーホイールの斬新な切り口!

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MSTブースで一際目を引いたのがこのバンデューラ。ハイルーフコンバージョンをベースにしつつもヘッドライトは角目のリングが7色に変色するギミックを盛り込み、大口径ワイヤーホイールで腰高感を見せつけつつもワイドトレッドでトータルバランスをと る。なによりボディ側面の視覚効果がハンパなくて、もはやアーティスティックバン!

ブラックアウトならぬホワイトアウトによる脱クロームが新鮮なリフテッドハマー・H2!

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超ワイドなオーバーフェンダーを付けてリフトアップするのがセオリーなH2リフテッドにおいては珍しく、オーバーフェンダーレスのナローボディでガッツリタイヤをハミタイ状態にしたスタイルが目を引く。足回りのリフトアップキットもさることながら、個人的にはクロームのオールホワイト化が凄くツボだった。脱クロームで白ってチョイスが凄く斬新でステキ!

スタンス系にギャング系、いろんなスタイルが楽しめるクロスファイブファイナル!

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以前本誌でも紹介したファントムトップの大口径履き300Cやスタンス系のイマドキリムを淡いブルーカラードリムをインストールしたCTS など、ファイナル会場では本当に様々なジャンルのUSカスタムが集結。各車をジックリ見るのに一日じゃ物足りないから2日開催にしているが、それでも足りないぐらい面白いクルマが続々とエントリーしている。

本誌でもお馴染みの超ワイドオーバーフェンダーのチャージャー!

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EXCARSが持ち込んだワイドボディチャージャーは以前本誌でも掲載したことのある車両で、オーバーフェンダーの出幅は、ディーラーからリリースされるワイドボディの比じゃない。目視で2倍のワイド幅になるのではってぐらい超ワイドボディと化しており、ディープリムでも余裕でフェンダー内に収まる圧巻のサイズ感を誇る。ヘッドライトエンド部分を巧みにかわすデザインもスパルタンでそそりますね!

リフテッドタンドラはまさにローカルが乗っていそうなアイランドスタイル!

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ここ最近フルサイズトラックリフテッドが凄く熱い! なかでもタンドラでエントリーする人が一昔前に比べて確実に増加傾向にある。そんな中、ロングベッドでグアムやハワイで走ってそうなタンドラをベースにリフトアップして4連フォグのスポーティーにシェイプされたフロントバンパーでコーディネートされたタンドラは、凄く新鮮!

魅せるだけじゃない奥深さが詰まる二台!

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97yのレギュラーキャブはマニュアルシフトでビッグローターをインストールした前後ディスク。さらにノンリーフスプリングのライドテックサスペンションで、ガチで走れるスポーツトラック。一方シャトルバスはKICKERオーディオ搭載のパーティーバスとしてインテリアが凄いことに!ショートして見せる目的だけじゃないリアリティーは別ページでも詳しく紹介しているのでぜひ!

鹿児島県からフェリーで大阪入りして、自走でポートメッセに挑んだ覇王ホイール!

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ファイナルは比較的西からも東からもエントリーが多い激戦区だけど、恐らく鹿児島からの出展は会場内でも一番遠方の部類。自社オリジナルブランドのフルオーダー鍛造ホイール「HIGH FORGEDを履いた4車種はどれもそれぞれのコンセプトに合わせたリムデザインとなっており、17インチビードロックの新作も遂にリリース。手前のタンドラが装着第一号!


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AGGRESSOR KIT For JEEP JL WRANGLER

ハイエンドカスタムホイールの第一線を行くサビーニの姉妹ブランドとして人気を博す「グリッドオフロード」。これまで様々なリフテッドカスタムにおいて主軸となるボトムスとして愛用されており、2015年のデビュー以来、斬新なデザインと高強度ハイスペックなオフロードホイールブランドとしての地位を確立。

そんなグリッドオフロードの新たな方向性としてグリッドジャパンが仕掛けるのが、リフテッドとは一線を画すオンロード志向へシフトしたワイドフォルムスタイルだ。

Gクラスを始めとする欧州ブランドを思わせる造型の美しさに加え、ワイドフェンダー内側にLEDを仕込むなど、随所にこだわりが詰まっており、ボディアンダーへ向かうに連れて重厚感をもたらすシルエットはリフテッド主流の昨今、実に新鮮に映える。

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また、GD14の20インチに合わせるタイヤがオフロードタイヤではなく、オンロードタイヤであることも特筆物。アーバンオフロードではなく、完全にアーバンオンロード!この潔い選択によってJLカスタムの新たな可能性を見出す。

上げるでもなく下げるでもない。ワイドフォルムに徹することで生み出す独自のスタイリングは実に斬新かつ優雅。これをベースにローダウンを施すも良し、あえてマッドテレーンで魅せるもよし。もちろんリフトアップしてもサマになる。

定番のオフローダーとしてじゃなく、可能性を大幅に広げてくれるグリッドジャパンの新たなボディパーツブランド「AGGRESSOR」が、ジープカスタムのマンネリを打破する新たな起爆剤となってくれるだろう。

AGGRESSOR GRILLE WITH LED

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下へ向かうに連れて広がりを見せるグリルインサートの視覚効果も手伝ってワイドフォルムに拍車をかけるグリルはヘッドライト部分に眼力を強めるデザインをプラス。上部にはLEDライトが仕込まれており、アグレッシブなフェイス周りへと一新。

AGGRESSOR FRONT UNDER SPOILER

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純正バンパーのアンダー部分にいわゆるリップスポイラー的な取り付け方法で重厚感をもたらすアンダースポイラー。両サイドに流れるような3Dデザインで存在感を高めつつ、センター部分は絶妙にシェイプすることでワイドシルエットを存分にアピール。

AGGRESSOR FRONT FOG LAMP

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グリル上部のLEDフォグと同形状の5連フォグランプ。純正のコーナーセンサーを犠牲にすることなく純正バンパーを生かした独自デザインを採用。アンダースポイラー& グリルに合わせて、細部にまでこだわっている。

LED OVER FENDER EXTENSION

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本国モデル純正形状のオーバーフェンダーにフィットしてワイドに仕立てるオーバーフェンダーエクステンション。昼間は見えにくいが、ここにLED が仕込まれており、ナイトドライブでは存在感を高める。アンダースポイラーとの出面も計算し尽くされた逸品。

AGGRESSOR REAR UNDER SPOILER

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フロントアンダースポイラーからの立体的な流線形デザインと絶妙にリンクさせたリアアンダースポイラー。下方向へのフィン形状がちょうどマフラーエンドを避けるようにレイアウトしつつも左右絶妙なバランスでフィットさせる造型美にも注目。

AGGRESSOR ROOF SPOILER

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アンダー部分のボリューム感に合わせてトータルフォルムを整える上でかかせないルーフスポイラー。大柄過ぎず、小さすぎない絶妙なボリューム感でリアビューを刺激的に彩る。塗り分けで立体デザインがより際立つように工夫を凝らしている点も特筆物だ。

GRID OFFROAD JAPAN

TEL:054-277-0551
HP:https://www.grid-offroad.com/


PLACE:愛知県・ポートメッセなごや


主催★株式会社クロスファイブ

https://www.x-5.jp


PHOTO&TEXT★石井秋良

アメ車マガジン 2022年3月号掲載

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