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AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1970-1980年代

オイルショックやマスキー法の成立など、時代の流れに翻弄されたのが、この時代。クルマ作りにおいても大きな変革期を迎えることになる。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”骨の髄まで美しい、本国レストアのカマロZ28
1973y CHEVROLET CAMARO
【シボレー・カマロ】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]最新モデルや、極めて高品質な中古車だけを扱うフェアラインは、質の高さに定評がある。また同店はビンテージアメリカンも多数扱っており、そのジャンルでも高品質を維持している。このカマロZ28 もそんな一例。同店がハイクオリティを維持できる理由は、仕入れの仕組みにある。

1973年 シボレー・カマロ、1973y CHEVROLET CAMARO[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
現地で丁寧にレストアされ直輸入
日本で再チェックする二重体制”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]フェアラインのショールーム内にはビンテージカーが複数置かれていた。58年式インパラ、71年型シェベル、そしてこの73年型カマロである。

フェアラインで扱っているビンテージカーは、ほとんどが現地ビルダーによりレストアされたものだ。それを現地拠点のスタッフが直接確認して、仕上がりが良ければ直輸入して販売する。もちろん日本に到着後は、日本のスタッフが仕上がりを確認している。この二重のチェック体制が、フェアラインの高品質を支えている。そして、エアコン追加などのカスタムが必要であれば、日本できっちり施せるというシステムだ。

同店の特徴は、とにかく品質が高いということ。ショールームに置かれた宝の数々は、眺めているだけでも楽しい時間を過ごせる。

1973y CHEVROLET CAMARO、1973年 シボレー・カマロ

カマロが持つ雰囲気をしっかりと残しており、当時の佇まいをじっくり堪能できるボディワーク。

1973y CHEVROLET CAMARO、1973年 シボレー・カマロ[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Topic!

SPECTRE(スペクト ラ)のエアフィルターが鎮座するエンジンルーム。

SPECTRE(スペクトラ)のエアフィルターが鎮座するエンジンルーム。5.7ℓのエンジンはスムーズに吹け上がり、心地よいサウンドを聞かせてくれる。ボンネットの裏側も丁寧にペイントされており、美しいコンディションを保つ。

エンジンルームにはMSD点火システムや、グリフィンのラジエターキャップなどが確認できる。

エンジンルームにはMSD点火システムや、グリフィンのラジエターキャップなどが確認できる。

エンジンルームにはMSD点火システムや、グリフィンのラジエターキャップなどが確認できる。奥深い部分までピカピカだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]メーターは新品に交換されており、そのまわりやステアリングはブラックカーボンになっている。

メーターは新品に交換されており、そのまわりやステアリングはブラックカーボンになっている。ダッシュボードなど樹脂部分では色ムラなども見当たらず、コンディションと保存状態の良さがよく分かる。

アルミはアメリカンレーシングの17インチがインストールされている。タイヤは235/50のRAPTORだ。

アルミはアメリカンレーシングの17インチがインストールされている。タイヤは235/50のRAPTORだ。

流線的なデザインが多用されている当時のカーデザインは、ビンテージになったときに経年劣化が目立ちやすい。しかし、このカマロはビンテージカーにありがちなヤレやサビが見当たらず、丁寧にレストアされていることが分かる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
排気ガス規制の中で活路を見出したモデル”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]二世代目となる1970年型シボレー・カマロは年度半ばのデビューだったことから1970 2/1と呼ばれている。初期モデルは初代と同様にSSやZ28、SS396といったハイパフォーマンスモデルの存在を最大限にアピールしていた一方で、デビューしたまさにその年に成立したマスキー法の影響で、翌1971年からは圧縮比の低減による主要エンジンのディチューンとハイパフォーマンスモデルの整理が進むこととなった。

1973年型はそうした動きが本格化した年でもあり、SS396もSSもそのラインナップには存在せず。Z28用のエンジンもLT1ではなくなっていた。ここからのカマロは排気ガス規制との戦いの中で新たな販売戦略を模索することとなり、その結果投入されたのは装備を充実させ上級トリムが与えられたLTだった。LTの他にはスプリットバンパーなど専用のグリルが与えられたRS(ラリースポーツ)もまた人気のモデルとしてカマロの市場での人気を支えることとなった。

グリルにあるZ/28のエンブレムも美しい状態で残されている

ヘッドライトまわりの立体的な造形は、ビンテージカーらしいデザイン。グリルにあるZ/28のエンブレムまでも美しい状態で残されており満足感が高い。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:フェアライン
所在地:愛知県小牧市村中新町78
TEL:0568-77-7389

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フェアライン、愛知県小牧市[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

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