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AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー
クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。
1970-1980年代
オイルショックやマスキー法の成立など、時代の流れに翻弄されたのが、この時代。クルマ作りにおいても大きな変革期を迎えることになる。
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”フルサイズボディでありながら2ドアという贅沢
1975y Mercury Marquis
【マーキュリー・マーキー】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]5.8mにも及ぶ巨大なボディを持ちながら、2ドアという日本車では考えられないパッケージ。ある意味贅沢なつくりで、大人ふたりで大陸を旅したくなるような、そんな大らかさを感じる1台。ナンバーズマッチはもちろんのこと、極上のワンオーナー車をワッツがアメリカから直輸入した。
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
走行距離はわずか2.5万マイル!
奇跡の1台をアメリカから輸入”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ビンテージカーからキャンピングカーまで、様々なアメ車を取り扱うワッツ。アメリカから輸入したこのマーキーは、修復はなされているがフルオリジナルで、ペイントに至るまで当時のまま! 今では使われていないラッカー系の塗料を使用しており、水によるシミが少々出ているが、バフで磨けば綺麗に取れると村上社長は語る。
FORDとLINCOLNの間に位置するマーキュリーブランドということもあり、当時としては贅沢にエアコンやパワーシートが標準装備されている。70年代のアメ車らしく直線基調のメーター類は、現代のクルマにはない温もりさえも感じられる。
7400ccのエンジンは大きなボディを気にすることなく走らせることができるので、高速クルージングも快適に楽しめる。
ブラウンのボディカラーにベージュのバイナルトップを採用することで、重たいイメージを払拭。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Topic!
走行距離はわずか2.5万マイル!もちろんワンオーナー車で、新車時のステッカーも残っている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]
曲線を多用した60年代のアメ車とは打って変わり、直線で構成されるのが70年代のアメ車らしいところ。エアコンなどの快適装備も揃っている。
エンジンは7400ccの460を搭載。第二世代のマーキーの中では最強のパワーユニットだが、速さよりもゆったりと流す方がこのエンジンには合っている。もちろんV8サウンドも十分に堪能できる。
前後シートとも表皮はレザー。またこの時代のクルマらしくバイナルトップを採用するが、共に破れなどは一切ない。
ホイールはもちろんオリジナルのものを装着。トランクを開けると当時のカタログやエンジン関係の整備書などが入っており、前オーナーの几帳面さが伝わってくる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
堂々としたボディサイズに
格調高い内装を組み合わせる”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]マーキュリーの最上級たるフルサイズモデルは1967年型でフルモデルチェンジを受けたが、1969年型でも比較的大きなマイナーチェンジを受けた。そしてここからのモデルは1979年型まで製造されるという、極めて息が長いモデルとなった。まさに大きく豊かな時代のマーキュリーにおけるラストモデルに他ならなかった。グレード的にはベーシックなモントレーからマーキー、グランドマーキー、さらにはステーションワゴンのコロニーパークで構成されており兄弟車はフォードLTDだった。これらに対してブロアムというのはマーキーとグランドマーキーに設定されていた最上級パッケージであり、124インチの堂々たるホイールベースと充実した装備、さらには格調高い内外装のデザインが特徴だった。エンジンは全車V8となっていたことは言うまでもなく、トランスミッションもオートマチックのみだった。最上級のブロアムのエンジンは429もしくはフォード最大の排気量だった460だった。
通常ヘッドライトはカバーされており、威風堂々とした雰囲気を醸し出す。タイヤカバーなども当時の流行を感じられる部分。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:ワッツ
所在地:熊本県熊本市南区砂原町329-1
TEL:096-228-1666
[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]