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世代によって異なる0ビンテージの世界を凝縮

AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”見た目とは対照的に中身は現代的にアップデート
1962y CHEVROLET C-10【シボレー・C-10】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]最近のビンテージカーの傾向として、見た目はそのままでエンジンコンバージョンやエアコンの追加などはよくある話。だが、パワステを追加したりATの変更となると、意外に少ないもの。ここで紹介するワッツのC10は、見た目以上に現代的に仕上げられているのが特徴である。

_N6I6576[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
エアコンやパワステを追加し
ATやメーターも変更する”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]半世紀以上前に製造されたシボレーC10。横幅は当時のアメ車らしくなかなかワイドだが、意外に全長はコンパクトなので、日本での取り回しはあまり苦労しない。取材車は現代のクルマでは当たり前となっているパワステやエアコンを追加することで快適性を向上させ、さらにメーター類一式をオートゲージに変更することで、信頼性を格段に向上させているのが特徴だ。

また、パワーユニットはV8・350にコンバージョン。それに伴い、コラムATからフロアATに変更。最近のクルマしか知らない人にとっては、この方が馴染みやすいと言える。

オリジナルの良さはうまく残しつつ、信頼性など性能面は現代レベルにまで引き上げる。ナンバーズマッチだけでなく、レスト&モッドもビンテージの楽しみ方のひとつと言える。

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ボディのサビやドアパネルの色の違いなど、エクステリアは半世紀以上の時間を感じさせてくれる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Topic!

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ビンテージエアーでは、エアコンだけでなくパワステのアシストを行うフロントドライブキットもリリース中。走りを快適にしたいなら、チェックしておきたいアイテム。

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快適にビンテージカーを楽しむために必要不可欠なアイテムがエアコン。ゆとりのあるエンジンルームなので、大型のエパポレーターも難なく装着可能としている。ちなみに操作パネルも非常にシンプルで、純正品を装着しているのか?と思うほどの高品質な仕上がり。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I6473

インパネの造形は基本的にノーマルであるが、運転席のメーターは全てオートゲージ製に変更。信頼性をアップさせ、安心して乗れる仕様に改善されている。ATも3速にグレードアップ。

 

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エンジンはシボレーの350にコンバージョン。併せてミッションもセットで交換。エーデルブロックのキャブ、インテークマニホールド、ヘッドカバーなどに変更し、信頼性をアップ。

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半世紀以上のクルマなので、シートは当然張り替えるが、オリジナルのテイストを残す。エアクリーナーなどに赤色を配しており、さりげなく個性も追求。ホワイトリボンタイヤを組み合わせ、往年のスタイルを彷彿とさせるのもポイント。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
1962年型は
第一世代のC/Kピックアップ”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]シボレーにとってピックアップは第二次世界大戦終了後に乗用車よりも早く新型車が投入されるなど、販売戦略的に非常に重要なカテゴリーの1台だった。メカニズム的には保守的だった一方でデザイン面では常に最新のものが投入されていたと言って良い。そのピックアップに新たにC/Kシリーズが導入されたのは1960年型からのこと。Cは二輪駆動、Kは四輪駆動を意味していた。1962年型は1966年まで生産されたこの第一世代のC/Kピックアップの中では中期のモデルに相当している。ちなみにC10という呼称の中の数字は1/2トンの最大積載量を意味しており、数字が大きくなるほど積載量が増していった。アパッチというニックネームはC40までの軽荷重モデルに対して与えらたものである。

またGMCからも兄弟車がリリースされてた。これら1960年代初期のシボレー・ピックアップは1950年代の雰囲気を残しつつメカニズムは新型に刷新されていた点が高く評価されベストセラーとなった。

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1950年代の雰囲気を残したデザインが味わい深い。メカニズムにおいては大きな進化を遂げており、ヒット作となった1台である。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:ワッツ

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所在地:熊本県熊本市南区砂原町329-1
TEL:096-228-1666

_N6I6523[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

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