ポンティアック、カマロ、ファイヤーバード、GTO

1970y PONTIAC GTO THE JUDGE / 1979y PONTIAC Firebird Trans-Am / 1973y PONTIAC Firebird Trans-Am / 1980y Chevrolet Camaro Z-28

乗って楽しんでこそマッスルカーの魅力が分かる

ズラリ並んだ70’sマッスルカー。ロングノーズの美しいボディラインは見ていて飽きることはないが、走らせてこそ彼らの真の魅力を知ることができる。F-Performanceには飾るだけじゃない、思わずステアリングを握りたくなってしまいたくなるようなマッスルカーが揃っている。

トランザムやカマロを20年以上専門に取り扱うF-Performance。その他、マッスルカーをメインにアメリカ車を全般的にも扱い、「クルマは飾りじゃない。乗って楽しむもの…」というスタンスで、機関系や足回り、ボディなどに手を入れ普段使いをこなせるコンディションへと仕上げている。年に数回同店で主催するツーリングには70’sを中心としたアメリカ車がズラリ勢揃いするという。同店のオーナー自らも1973yのポンティアック ファイアーバード・トランザムを駆ってイベントに参加しているとのこと。自らもアメリカ車を楽しんでいるオーナーのひとりというわけだ。

ポンティアック、カマロ、ファイヤーバード、GTO

ご紹介する4台のクルマも、F-Performanceのコンセプトのもと仕上げられたリアルアメリカンマッスルカー達だ。どのクルマも当時の雰囲気を綺麗なまま現代に残している。アメリカ本国でも車両価格の高騰著しいマッスルカー市場だが、ここに登場する4台も年々入手困難になってきているものばかり。特に、1970yモデルのポンティアックGTO THE JUDGEはレア中のレアな存在といっていい1台。この絵を実際に見ることができた方はかなりの幸せものだし、アメリカ車好きであれば足を止めずにはいられなかったはずだ。

この年代のアメリカ車の魅力は何と言ってもロングノーズを持った美しいデザインとトルクフルな走りをもたらす大排気量V8エンジン。F-Performanceではその両方がしっかりと楽しめるようにクルマを仕上げているのだ。ルックスはオリジナルのデザインを踏襲して当時の雰囲気をちゃんと残しながらも、全てに純正パーツを使うのではなく、ユーザーとの綿密な打ち合わせの後乗って楽しむための最適なパーツをチョイスしてクルマが出来上がっていく。そのため、現代の交通事情でも安心して70’sマッスルを楽しむことができるのだ。

冒頭に記した同店のコンセプト「クルマは飾りじゃない。乗って楽しむもの…」はこの業界では良く耳にするフレーズだが、これを実践しているショップはなかなかない。F-Performanceへぜひ!

今こそ欲しいエッジの利いたスタイリングの第3世代のカマロ&ファイヤーバード

入手困難になりつつあるポンティアック ファイアーバード トランザム

1970y PONTIAC GTO THE JUDGE

1970y ポンティアックGTO THE JUDGE、1970y PONTIAC GTO THE JUDGE

1970y ポンティアックGTO THE JUDGE、1970y PONTIAC GTO THE JUDGE

1970y ポンティアックGTO THE JUDGE、1970y PONTIAC GTO THE JUDGE

ユーザーからのオーダーにより、F-Performanceがアメリカより輸入した1970年型のPONTIAC GTO。しかも、極めて生産台数の少ない”THE JUDGE(ジャッジ)”だ。このクルマのファンこそ多ものの、その希少性から自らステアリングを握れるのはほんのひと握りの人間といっていい。オリジナルの美しいスタイルを保っているこのTHE JUDGE、エアスクープのあるエンジンフードの下には455ci V8エンジンが搭載され、4速マニュアルトランスミッションとの組み合わせで低速域からの溢れんばかりの図太いトルクを存分に楽しめる仕様となっている。

1970y ポンティアックGTO THE JUDGE、1970y PONTIAC GTO THE JUDGE

1970y ポンティアックGTO THE JUDGE、1970y PONTIAC GTO THE JUDGE

エンジンフード上には、ドライバーズシートから見られる純正のタコメーターが備わっており、PONTIACの文字も見て取れる。レッドゾーンは5000rpmからだが、そこまで回すことなくこのGTOを楽しむことができるはず。ビッグブロックにより多くのエアーを吸わせるためのRAMエアスクープを備えるエンジンフード。

1979y PONTIAC Firebird Trans-Am

1979y ポンティアック ファイヤーバードトランザム、1979y PONTIAC Firebird Trans-Am

1979y ポンティアック ファイヤーバードトランザム、1979y PONTIAC Firebird Trans-Am

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1979y ポンティアック ファイヤーバードトランザム、1979y PONTIAC Firebird Trans-Am

1979y ポンティアック ファイヤーバードトランザム、1979y PONTIAC Firebird Trans-Am

オリジナルのスタイルを残しながら、エンジン&トランスミッションといった機関系や足回りに手を入れ、普段乗りを可能にしている。現車は、17インチにインチアップしているが、純正と同じスノーフレークデザインを再現したホイールを履かせることで、オリジナルの雰囲気を残しつつ、より精悍さに磨きがかかった。

1973y PONTIAC Firebird Trans-Am

1973y ポンティアック ファイヤーバードトランザム、1973y PONTIAC Firebird Trans-Am

1973y ポンティアック ファイヤーバードトランザム、1973y PONTIAC Firebird Trans-Am

1973y ポンティアック ファイヤーバードトランザム、1973y PONTIAC Firebird Trans-Am

1973y ポンティアック ファイヤーバードトランザム、1973y PONTIAC Firebird Trans-Am

1973y ポンティアック ファイヤーバードトランザム、1973y PONTIAC Firebird Trans-Am

アメリカでも探しだすのが困難になりつつある年代のTrans-Am。455ci V8が搭載される同車はF-Performanceのオーナー自らがステアリングを握っている1台。オリジナルの雰囲気を崩さいないよう、機関系、足回りに手が入れられ普段乗りも可能にしている。ツーリングやイベント等で活躍しているTrasn-Amだ。

1980y Chevrolet Camaro Z-28

1980y シボレー カマロZ-28、1980y Chevrolet Camaro Z-28

1980y シボレー カマロZ-28、1980y Chevrolet Camaro Z-28

1980y シボレー カマロZ-28、1980y Chevrolet Camaro Z-28

リアに太めのタイヤを履かせマッスルカーの雰囲気を出す。ディスクホイールも80’sらしいスタイルを作り出すのにひと役買っている。エンジンをZZ-4へと載せ替え、ココに登場する他のクルマと同様、普段乗りが可能だ。パープルのボディカラーに、サイドに入れたオリジナルのZ28シルバーラインのコーデが絶妙!

 

問合せ:エフ・パフォーマンス
HP:http://www.f-performance.jp/

 

Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine
アメリカンカンビンテージ vol.01

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