次から次へと現れるボディのサビ、ペイントの前に完全消滅せよ!【デュランゴの挑戦 Vol.79】

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DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】
世界で一台のマッスルSUV への道Vol.79

ガレージジョーカーのピットに入ったデュランゴの、当面の作業はボディ各所にあるサビを徹底的に落とし切ること。簡易的に除去して塗装することも可能だけど、長い目で見れば「今」除去するのが得策。地味だけどホント大切な作業です!

細かい部分まで、防錆対策を実施!

前回お伝えしたとおり、デュランゴのボディは「想像以上の酷い状態」で、左右4枚ドア、前後フェンダー、リアゲートの下側(地面に近い部分)がサビで腐食していたのであります。このサビを落とすという作業が増えたことにより、2019年9月末開催のamZに参加できなかったワケ。もちろん、間に合わせるためにサビを簡易的に除去して塗装することも可能だったけど、作業するガレージジョーカーの小川氏は「このサビを全部落とさずに仕上げることは、俺は絶対に許せねぇ」と、徹底的な除去作業を提案。サビの根本を駆逐しないと、いずれまた同じ様な酷い状態になるのは確実とのことで、焦らずしっかりと除去作業をしようということだ。

オールペンの工程は、まずボディ表面の凹みや傷を補修し、ボディ全体をサンディングする下地処理を行なって、塗装という流れだ。塗装の仕上がりを左右するのが下地処理で、オールペンという工程の中で一番神経を使い、時間をかけるのがこの部分。下地処理の上手さこそが職人の見せ所でもある。ボディ傷補修やサビ処理の仕上がりも、結局は下地処理に影響してくるので、絶対に手は抜けないのだ。

「色を塗るのはハッキリ言って誰でもできる。仕上がりの差が出るのは下地処理だな。俺は徹底的にやるからな。しかし90年代後半のクルマで、こんなレストア並みに作業することは中々ないぜ」と小川氏。

鉄板も朽ちた部分は新たな鉄板を継ぎ足す「切り貼り」をし、中程度の部分はサビを削り取り、防錆剤を塗り込むなどの防錆対策を実施。「これをやっておけば、もう二度とサビることはないぜ」の言葉が、本当に頼もしい!現在はその作業も終え、下地処理の真っ最中。オールペンって大変だな~。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

サビのラインナップ、ボディ下側はとくに腐食が大きい

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前回もサビた部分を幾つか紹介したけど、その後もアッチコッチから出るわ出るわのサビのオンパレード(笑) とにかくボディ全体の下側の部分が酷い。ま、上だけがサビるってことはないんだけど、水没でもしてたんかな?

サビ取り作業1
一番サビの被害が大きいリア左側フェンダーアーチ。削り取って、新たに鉄板を加える「切り貼り」を行なう

純正のオーバーフェンダーを取り外したら出てきたのが、上の写真のフェンダーアーチ。まさかこんなことになっているとは…。このサビがどこまで侵食しているか気になるところ。少しずつ表面を削っていき、状態を確認。

2枚重ねの鉄板の上側のサビ部分をカットしていく。下側は無事だろうか。

幸いにも下側の鉄板は先端だけが腐食しているだけ。まずはサビを削り取る。

サビを削り取ったら、2枚の鉄板を溶接でしっかりと接着させる。

車体側の溶接が終えたら、スポット部分を削り仕上げる。

削り取った部分を、新たな鉄板を使って継ぎ接ぎしていく切り貼り作業を行なう。

アーチ形状に合わせて鉄板をトンカチを使って整形していく。

整形した鉄板をフェンダーアーチに当て、溶接していく。

溶接したのがこれ。見事にボディと一体となった。

こちらも、表面のスポット部分を削り取り仕上げていく。

切り貼り処理が終わったら、厚盛パテで形を整え、経年劣化が起きにくい板金パテで仕上げていく。結局はオーバーフェンダーが装着されて見えない部分もあるけど、そんなところも隅々まで補修してくれた。

サビ取り作業2
中程度のサビは削り取ってから、二度とサビないように防錆処理

ボディ鉄板を重ね合わせる部分は、シーラーと呼ばれる水漏れ防止処理がされているが、アメ車は処理が薄くそこから雨漏りがしやすい。デュランゴのルーフレールを外すと、その下にある鉄板がやはりサビて隙間が空いていた。

鉄板に付いているサビを削り取る。幸いにも大きな腐食はないようだ。

サビを取った鉄板。鉄板が浮いているため、そこから水が入る可能性もある。

鉄板の隙間に強力な浸透性がある防錆剤を塗り込む。鉄板の接着効果もある。ここまでやるのがジョーカー流。

こちらはルーフレールではなく、ドア下部。ここも同様に鉄板合わせ目に隙間があり全体的にサビている。

こちらも全体的にサビを削り取り、防錆剤を塗り込んで、さらに上からサフェーサーを塗り込んでサビ対策。

水が入りやすい場所のため、さらに仕上げとしてシーリング処理も施す。ドア4枚、リアゲートも同様の工程を行なった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ボディをサンディングするんだけどよぉ、誰か暇なやつイネ~か?サビ取りの想定外な作業が増えてよぉ、だ・れ・か、イネ~か(怒)

ハイ、俺やります…
「自分で作業すれば愛着も湧くだろ? 仕上げはコッチがやるから、やってみなよ」と、半ば強引にカメラとポリッシャーを交換させられました(笑)。簡単そうに見えて難しい。

「センスあるぜ」と褒められながら、気がつけば結構な面積をやるハメに…。ツナギも近くのホームセンターで買いました(笑) 経費で落ちるのかな? 今回の掲載はここまでだけど、作業は進行していて、キズ補修、サビ除去、下地処理が終わり、マスキング状態になってます。ここまで来ると、もうすぐ完成も近い?

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]マッスルテイスト溢れる形状のダクト付きボンネット! 【デュランゴの挑戦 Vol.71】

アクセルを踏まなくても加速?アイドリングが不調です。【デュランゴの挑戦 Vol.72】

バックカメラで快適性アップ プロの丁寧な作業に感動!【デュランゴの挑戦 Vol.73】

ダクト付きボンネット装着でオールペン計画が発動!【デュランゴの挑戦 Vol.74】

オールペンの前にやるべきこと、車検+点検整備がありました【デュランゴの挑戦 Vol.75】

最強のガラスコーティングでフロントガラスを防御!【デュランゴの挑戦 Vol.76】

マル秘アイテムも追加で今度こそオールペン作業がスタート!【デュランゴの挑戦 Vol.77】

せっかく色が決まったのに、肝心のクルマのボディが激ヤバです【デュランゴの挑戦 Vol.78】[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1999y DODGE DURANGO
デュランゴの軌跡

埼玉県所沢市にある解体屋「T&Kインターナショナル」に持ち込まれたデュランゴを、当時所有していたアメマガ号アストロと強引に交換トレード。エンジンこそ調子が良かったデュランゴだが、外装にキズも多く、内装もパーツが外されていたりと、一般に売られている車両と比べると程度は中の下。引き取り手がいなければ、今頃はスクラップになってたかも…。そんな状態だったデュランゴを日本一のスタイルにすべく、復活&カスタムをしていくのである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks
GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
住所:千葉県銚子市野尻町51
HP:http://www.garage-joker.com/
TEL:0479-26-3949
FAX:0479-25-7743
営業:10時~19時
定休日:火曜日

GARAGE JOKER、ガレージジョーカー[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■写真&文:相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 12月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ジャンルを問わず、様々なアメ車が琵琶湖56BEACHに集結

[vc_row][vc_column][vc_column_text]56ビーチアメリカンカーミーティング

56BEACH AMERICAN CAR MEETING
2019.10.27 琵琶湖56Beach

2019年の春に第一回開催の後、早くも第二回目が開催!

シェビーストリームの細井氏が56ビーチの協力を得てアットホームなミーティングイベントを企画し、大盛況の幕開けとなった56ビーチアメリカンカーミーティング。その第二段が早くも開催された。

年に一回のイベントかと思いきや早いスパンでの第二段開催に、何台位来るのかと半信半疑で取材へ訪れると、前回を上回る台数で56ビーチがアメ車で埋まる勢い。アメ車以外も合わせて40台を超える大盛況ぶりには凄まじい勢いを感じた次第だ。その人気の秘訣は関西圏をはじめ、北陸や中部、関東からのアクセスも良好であること。当日も金沢ナンバーや名古屋、浜松ナンバーの車両が数多く参加しており、2時間圏内でほかの地域のアメ車オーナーたちと交流を深められる絶好の機会となっていることが伺える。

56ビーチアメリカンカーミーティング

また、数々のイベントで司会進行を務め、面倒見の良い兄貴的な存在である細井氏が新たにシェビーストリームの会長に就任したこともあり、一致団結に拍車を掛けている点も特筆物。投票制によるアワード選出や、じゃんけん大会、お菓子配りなどアットホームな催しも大盛況となり、終始笑顔の絶えない一日となった。チーム所属の有無は一切関係なく、アメ車乗りなら誰でも参加できるミーティングなので、様々な地域のアメ車乗りたちと交流を深めたいオーナーは、ぜひ次回参加してみてはいかがだろう。

小春日和だった2019年4月上旬、琵琶湖56ビーチに粋なアメ車たちが集結![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

現金争奪じゃんけん大会では、参加オーナーの彼女や奥さんが争い、勝ち上がったパートナーがみんなの前で愛のコメントをスピーチする罰ゲーム的な要素も含んだユニークな企画。今回は二組のカップルがラブラブ♡なコメントをスピーチしてくれた。

会長就任の祝い? 誕生日!? 理由はともかく顔面ケーキもこのミーティングの恒例行事になりつつある。ひとつ分かったことは、メガネをしていると目の周りを守れる反面、パンダみたいになって面白さが倍増するってことだ(笑)。次は誰が顔面ケーキの餌食になるのかな?

DODGE Owners Club Japanでお馴染みの「ふじぴ〜」も琵琶湖から参戦!?[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

AWARD

参加者たちが当日のエントリー車料をジャッジBBQミーティングという形式ながらイベント的な要素も含んだ56ビーチアメリカンカーミーティングでは、参加したオーナーたちが格好良いと思うクルマを2台選出して投票箱へ。それを開票して閉会式の際アワードを与えるといった企画もある。今回は2台のアストロが見事アワードに選出!

CHEVROLET ASTRO 中野誠二さん

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CHEVROLET ASTRO どんぐりぼうやさん

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恒例のじゃんけんで勝ったら大きくアメマガに乗れる企画で勝利したよっちゃんさん。グラインダータトゥ―のボンネットにグロスブラックなボディがナイスな一台。実はこのクルマの前にティアラに乗っており、ハイルーフのアストロマニアだったりする。

DODGE RAM x4 愉快な仲間達さん

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黒×シルバーの絶妙なカラーコントラストが映えるラムトラオーナーがじゃんけんで勝つと、みんなで乗りたいと申し出た。じゃあ、みんなで面白おかしくいきましょうと、4人が行きつけのショップJ`S FAM PITの椰子の木をイメージしてこのポーズ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]フォトギャラリー

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO&TEXT:編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 1月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

アメ車しかもマッスルカーを好む人々は自然とウイングオートに集結する

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’18 Chevrolet Camaro LT-RS
’08 Dodge Challenger SRT8
’15 Ford Mustang EcoBoost

アメ車乗りたちの素顔
AMERICAN CAR OWNERS REAL LIFE

類は友を呼び、ウイングオートに集まる

ことわざでいう「類は友を呼ぶ」。気の合う人々は、自然と集まっていくという意味で使われる言葉だが、アメ車しかもマッスルカーを好む人々は自然とウイングオートに集結するのだろう。新しいことわざ(?)が生まれた実例を紹介する。

同期入社のクルマは気になるという始まり

カマロの大内さん、チャレンジャーの高畑さん、マスタングの上村さん。同じ会社に勤める同期3人が、マッスルカー御三家を網羅する形でオーナーになっている。サポートするのはすべてシボレー名岐ことウイングオートだ。

経緯を順に追っていこう。事の始まりは大内さんからだ。

関西出身の大内さんは実家のクルマがアストロだったため、自身の愛車としてもアメリカ車が当たり前の選択肢だった。愛知県で就職して仕事が始まる直前の3月、自分でクルマを購入することを考えて、まず閃いたのはコルベット。そうして何となく正規ディーラーであるシボレー名岐ウイングオート)を訪問する。

同店には試乗車があり、コルベットの試乗もできた。「いつか購入しよう」と、間もなく始まる仕事への張りも出てきたという。その後、本格的に社会人としての生活が始まって、配属先が決まったあたり。通勤にクルマが必要だと分かった。「いつかの夢」としてコルベットを挙げたが、少し急がなければならなくなった。しかし、いざ購入となると、予算と希望の兼ね合いは難しい。そうして悩んでいるうち、ウイングオートのスタッフからカマロを提案される。

車種は違うがアメ車のテイストはある。それに予算も抑えられるし、下道メインの使い方ならV8にこだわる必要もない。促されるままカマロも試乗し、カマロのオーナーになることを決意する。新入社員1年目、9月のことだ。新人がアメ車を購入した。そんな話は同期入社の間でも話題になるのだろう。とくに強い興味を示したのが高畑さんだった。

大内さんと話しているうち、高畑さんはカマロ一カ月点検の折に店へ付いていくことになる。高畑さんは学生時代からシルビア、ロードスター、RX8と乗り継いできた走り好き。クルマ好きとして何となくアメ車に興味が湧いたという。

そうしてふたりでウイングオートを訪れる。愛車カマロについてスタッフと話している大内さんのかたわら、高畑さんは店に置いてあったチャレンジャーに惹かれた。カスタムがいくつか施されている1台。詳しく聞くと、社外スーパーチャージャーやマフラーなど、カスタムの具合に比して、添えられたプライスはリーズナブルだったという。

その約1週間後、高畑さんは印鑑を持参してウイングオートを訪れていた。クルマ好きで走り好きの衝動は、かくも強い。こうして同期ふたりがアメ車に乗る。その影響は3人目を呼ぶ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

類が友を呼び、友の輪が広がっていく

大内さんがカマロを買った時点で、実車を見て心を動かされた同期がもうひとりいた。上村さんだ。やがて別の同期、高畑さんがチャレンジャーを購入したと聞く。しかし、上村さんは少し前にアシとして国産車を購入したばかり。今どきの若者らしく、クルマにそれほど興味はなかった。ところが、立場や給料のそれほど変わらない同期がアメ車を買ったということは衝撃だった。

実は、同じ寮の先輩がマスタングに乗っており、格好いいクルマとして認識はしていたし、憧れてもいた。

同期でカマロチャレンジャーがそろったのだから、あとはマスタングで御三家がそろう。やはり、いつかの憧れとしてマスタングを考えるようになった。とはいえ、上村さんには買ったばかりの国産車でローンがあったため、購入は諦め半分、とりあえず興味本位でウイングオートを訪れることにする。ウイングオートで対応したのは、大内さん、高畑さんと同じ営業スタッフの入野さんだった。

上村さんは、欲しい気持ちや事情を入野さんに打ち明ける。入野さんは丁寧に聞き入り、彼の夢を実現できる方法を探した。シボレー名岐ことウイングオートは、フォード車の整備を担うグロ―バルサブディーラーでもある。良質で予算内のマスタングを見つけるのには少しばかり時間がかかったが、国産車を下取りしての再計算で、上村さんはマスタングのオーナーになることが決まった。取材日の翌週には納車される予定だという。

こうして購入した3人だが、ウイングオートへの期待は三者三様であるというのは興味深い。

関西出身の大内さんは、中部での交友関係を広められることが嬉しいと話す。ウイングオートは店サポートのイベントが多く、クルマを介して交友関係を広められる。走り好きの高畑さんは、サーキットでの走行会に鼻息を荒くする。「こちらの希望を伝えれば、それ以上の提案をしてくれる」と、カスタムやチューニングの分野で、すでに相談が進んでいる様子だ。アメ車好きになったばかりの上村さんは、分からないことばかりの時点から、多くのことを吸収している段階だ。取材中もカスタムの詳細について、入野さんと話し込むシーンがあった。

お互いが影響し合って、さらに充実したアメ車ライフになっていく。ウイングオートはそんな夢をを実現する「場」になったのだ。

納車時の手作りウェルカムボードは、新ユーザーへのプレゼントでもある。3人のウェルカムボードを並べると真ん中に星が完成するというのはウイングオートの名物受付嬢、和田さんによる工夫だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

’18 Chevrolet Camaro LT-RS
owner:Ouchi

'18 シボレー カマロ LT-RS、'18 Chevrolet Camaro LT-RS

'18 シボレー カマロ LT-RS、'18 Chevrolet Camaro LT-RS

'18 シボレー カマロ LT-RS、'18 Chevrolet Camaro LT-RS

'18 シボレー カマロ LT-RS、'18 Chevrolet Camaro LT-RS

'18 シボレー カマロ LT-RS、'18 Chevrolet Camaro LT-RS

V8コルベットは憧れとしてキープしつつ、今回は直4カマロを選択した大内さん。通勤のアシでもある。ホイールは塗装、フロントZL1バンパーなどでカスタムされているほか、リア側で接触事故があり、それを機会にリアディフューザー、マフラーチップなどのカスタムを進めた。実家のクルマがアストロで最初のマイカーでもあったことから左ハンドルに抵抗なし。Webサイトなどで「ウイングオートはユーザー同士のつながりが強そう」と感じたことが、背中を押した理由のひとつだと話す。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

’08 Dodge Challenger SRT8
owner:Takabata

'08 ダッジ チャレンジャー SRT8、'08 Dodge Challenger SRT8

'08 ダッジ チャレンジャー SRT8、'08 Dodge Challenger SRT8

'08 ダッジ チャレンジャー SRT8、'08 Dodge Challenger SRT8

国産スポーツカーを乗り継ぎ、現在もRX8を所有する高畑さんは、マッスルカーのなかではチャレンジャーが好きで、たまたま店先でカスタム済み車両を見かけたことが購入のきっかけ。ハンドリングマシンは国産車という乗り分けをする本格派。前オーナーによりホイール、ブレーキパッド、スーパーチャージャー、マフラーなどがカスタムされており、現在は車高調によるローダウンなど、走りに寄ったチューニングを相談中。近々開催のウイングデイなど、サーキットイベントを楽しみにしている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

’15 Ford Mustang EcoBoost
owner:Uemura

'15 フォード マスタング エコブースト、'15 Ford Mustang EcoBoost

'15 フォード マスタング エコブースト、'15 Ford Mustang EcoBoost

'15 フォード マスタング エコブースト、'15 Ford Mustang EcoBoost

'15 フォード マスタング エコブースト、'15 Ford Mustang EcoBoost

間もなく納車の上村さんは、もうじき手元に届くマイカーを見てウキウキな様子を隠しきれない。同期ふたりも自分のクルマとはまた違うアメ車を、興味深く眺めるという微笑ましい光景が店先で行なわれていた。クルマへの興味はこのマスタングから深まっている様子で、同期ふたりに負けじと、カスタムにも興味を感じている模様。担当営業である入野さんへマフラーのカスタムについて相談していた。マスタングのオーナーズクラブによるイベントにも、納車間もないマイカーで参加する予定だという。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:WINGAUTO(シボレー名岐)
TEL:052-409-5434
HP:http://www.wingauto.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo &Text:加藤山往[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 12月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

シボレーの「SS」の称号を冠した、最初の前輪駆動車、第6世代モンテカルロ

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2002 Chevrolet Monte Carlo、2002 シボレー モンテカルロ

2002 Chevrolet Monte Carlo

ジーエム祭
百花繚乱

6世代目モンテカルロはシェビー・ハイパフォーマンスの称号、SSパッケージによる最初の前輪駆動車。エンジンはV6 だが、NASCAR 仕込みのエアロフォルムと、モンテカルロのアイデンティティを備えるスタイリングが魅力大!

モンテカルロらしさが復活した6thジェネレーション

70年にデビューしたモンテカルロは、パーソナル・ラグジュアリーとして2ドア・ハードトップのみでラインナップ。初代のAボディでは、シェベルと共通でインターミディながら、ポンティアックのグランプリと同様に、よりロングノーズなデザインなのが特徴。ビッグブロック454が設定されたNASCAR参戦モデルというキャラクターから、映画『ワイルドスピード』では劇中車に採用されるなど、ホットロッドの世界でのニーズも少なくない。

フルサイズとなってスタイリング的にもよりラグジュアリー色が強まったセカンド(73~77年)、ダウンサイジングしながらも、スタイリングやキャラクターを受け継いだサード(78~80年)は、ローライダーやカスタムのベース車としてポピュラーな存在となっている。フォース(81~88年)でもそれまでのスタイリングを受け継ぐも、専用のスラントノーズを持つSSパッケージや、さらに空力特性に特化したリアガラスのエアロクーペがラインナップされ、NASCAR参戦モデルならではのキャラクターが改めてフォーカスされた。続くフィフス(95~90年)では、ルミナなどに通じるモダンなエアロフォルムで一新され、V6エンジンを搭載した前輪駆動となる。

2002 Chevrolet Monte Carlo、2002 シボレー モンテカルロ

そしてこの個体のシックス(00~05年)では、往年のモンテカルロの特徴であるホイールフレアや、88年型まで採用された「騎士」のバッジを復活させるなど、モンテカルロらしさが盛り込まれ、魅力的なのだ。中古市場ではお手頃な存在なだけに、クラシック・シェビーオーナーの足車としても打ってつけ。ちなみに、この個体のオーナーも、この他に、69年型カマロを所有するシェビー・ファンだったりする。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2002 Chevrolet Monte Carlo、2002 シボレー モンテカルロ

往年のモンテカルロを連想させるホイールフレアやNASCARウォリアーならではのエアロフォルムが魅力的なスタイリング。それだけにNASCARファンには人気が高く、デール・アーンハート、ジェフ・ゴードン、トニー・スチュワートといったNASCAR ドライバーのシグネチャーエディションも存在する。ロングノーズかつW:1850mm、L:5030mmのディメンションなので、とてもFF車とは思えない!

搭載されたV6エンジンは、3種類でラインナップ。LS:3.4ℓ LA1・180hp、SS:3.8ℓ L36・200hp、SS Supercharged、3.8ℓ L67・240hp。トランスミッションは4速ATのみ。この個体は200hp仕様のSSパッケージ。アメリカンなトルクがあり、必要にして十分なポテンシャル。

アメリカンな星型デザインによる純正アルミホイールを装着。16インチ径&6.5インチ幅というサイズ感が、年式ならでは。タイヤサイズは225/60R16。

2002 Chevrolet Monte Carlo、2002 シボレー モンテカルロ

この時代特有のアメリカンなスポーツクーペ然としたデザイン。全体のデザインをはじめ、ホールド性の高いシートなど、NASCARウォリアーに恥じない内容。それでいて後部座席も含め十分な居住スペースを確保する。エアコンの温度調整は左右独立式。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Hiroshi Nose
Text ◆ Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

独特なスタイリングが魅力的な、セミファーストバックなハードトップのデルタ88

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1966 Oldsmobile Delta 88 Holiday Coupe、1966 オールズモビル デルタ 88 ホリデー クーペ

1966 Oldsmobile Delta 88 Holiday Coupe

ジーエム祭
百花繚乱

保守的で地味な雰囲気の中にも、どことなくヒールな怪しさを感じるフルサイズハードトップのデルタ88。オールズのイメージリーダーとしてお馴染みの88シリーズならではの、スタンダードなラグジュアリー感がなんともクール!

ポリシーのある一匹狼的な人に打ってつけのモデル

オールズモビルというと、メジャーなGMのブランドの中でも、日本ではかなりマイナーな存在。シボレー、ポンティアックのファンは少なくないが、オールズまたはオールズのモデルのファンというのは、あまり聞いたことがない。それだけに、撮影車の年式とモデル名を即答できる人は、日本ではほとんどいないのでは?

モデルのデルタ88は、1965年よりラインナップ。それまで最上級だったダイナミック88はスーパー88に入れ替わっている。そもそもオールズがミドル層をターゲットとしているため、GM内でも最も保守的なアプローチで展開しており、このデルタも一見すると控え目な印象を受ける。しかしながら、2ドアクーペのホリデイのスタイリングには、どことなくヒールでいて上品な独自のキャラクターが際立っている。

同じBプラットフォームを共有するシボレー・インパラポンティアック・ボンネビルと比べると、なんとも気難しいイメージだし、ビュイック・ルセーバーよりも車格的にはカジュアルだが、確固としたオリジナリティがある。それだけに一般ウケこそしないが、トレンドや周りの意見に振り回されることのない、ポリシーのある一匹狼的な人には打って付けのモデルといえる。

この個体の場合、総合的にオリジナルを保持しながらも、乗り回すには気を使う必要のない絶妙なコンディションという点が魅力的。そして、オーナーのキャラクターも、この個体のイメージにマッチしており、一層魅力的に映る。拘って探し当ていたわけではないが、自然に馴染んだ人馬一体感に好感が持てるのである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1966 Oldsmobile Delta 88 Holiday Coupe、1966 オールズモビル デルタ 88 ホリデー クーペ

ハッチバックにも通じるなだらかなカーブのルーフながらも、取り分けないオーバーハングによる独特なスタイリングのセミファーストバックなハードトップ。ちなみに、この時期はホリデイ=2ドア・ハードトップ。顔つきは比較的地味だが、三次曲線を駆使したバンパーのデザイン&クオリティはお見事! 車体色の影響もあり、全体的に控え目に見えるも、実際に現車を見ると、凝ったデザインで見どころが多い。61年にリア・リジットリーフからコイルスプリングに改善されたAプラットフォーム。純正のスチールホイール&ホイールキャップの組み合わせ。全体のイメージにマッチするホワイトリボン・タイヤは、Goodyear・Regatta(215/75R14)。

1966 Oldsmobile Delta 88 Holiday Coupe、1966 オールズモビル デルタ 88 ホリデー クーペ

外観同様に、一見すると地味で誠実な印象を受けるも、スピードメーターが中央に独立する形でレイアウトされるダッシュ周辺のデザインにオリジナリティーが溢れている。年式を忘れてしまうグッドコンディション。3連装の追加メーターは、最新にしてレトロなデザインを採用し、なじませている。ベンチシートには大人3人がゆったりと収まる。

1966 Oldsmobile Delta 88 Holiday Coupe、1966 オールズモビル デルタ 88 ホリデー クーペ

6世代目として65年型よりラインナップされた、425ci(7ℓ)“ スーパーロケット” がデルタ88の標準エンジン(310hp)。圧縮比やキャブレターの設定によって最大370hp 仕様まで。この個体はオリジナルの3速ATとの組み合わせ。スタンダードには3速マニュアルの設定もあった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆Hiroshi Nose
Text ◆Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

オサエておきたいGMの1/18スケールミニカー

[vc_row][vc_column][vc_column_text]AM3I0327

GM Cars 1/18 scale Diecast Miniatures

ジーエム祭
百花繚乱

キャデラック、ビュイック、シボレー、GMC、オールズモビル、ポンティアック、ハマー、そしてサターンの1/18ビッグスケールのダイキャストモデルカーたちにスポットを当てるわけだが、人気車はもちろんマニアックな「カルトカー」なんかもリリースされているのは、さすがアメリカだ。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1966 Cadillac S & S Limousine

1/18 GREENLiGHT

1966 Cadillac S & S Limousine

1966 Cadillac S & S Limousine

グリーンライトから新発売された66年型キャデラックのハース(霊柩車)。ダイキャスト製で重厚感もあるが、フードは開閉しない。霊柩車だけにリアゲートにはギミックあり。

1970 Buick GS Stage 1

1/18 Ertl Collctibles

1970 Buick GS Stage 1

1970 Buick GS Stage 1

アダルトなイメージの強いビュイックにもマッスルカーは存在した。こちらのGSをはじめ、アーテルではGSXもリリースしている。ダイキャスト製で各部開閉ギミックあり。

1959 Cadillac Eldorado Biarritz

1/18 Maisto

1959 Cadillac Eldorado Biarritz

1959 Cadillac Eldorado Biarritz

リーズナブルプライスのマイスト製の59年型エルドラド。フード、左右ドア、トランクが開閉。ディテールはそれほど高くないが、雰囲気を楽しむにはオススメのモデル。

1970 Oldsmobile 442

1/18 ACME

1970 Oldsmobile 442

1970 Oldsmobile 442

かつてLANE社がリリースしていたオールズ442の金型を使用してACMEから新たに発売されたもの。非常に繊細なラインが再現されており、素晴らしいデキ。車高も絶妙!

1987 Buick GNX

1/18 gmp

1987 Buick GNX

1987 Buick GNX

すでに消滅したgmpが発足初期にリリースしたビュイックGNX。ディテールも高くダイキャスト製だが、フードやドアの開閉ギミックはなし。でも、ものすごくレアなのだ。

1966 Oldsmobile Toronado

1/18 Road Signature

1966 Oldsmobile Toronado

1966 Oldsmobile Toronado

マニアックなクルマをリリースすることで知られるロードシグネチャーシリーズの1966年型トロネード。ディテールは高くはないが、リトラクタブルヘッドライトが開閉するぞ。

1977 Pontiac Firebird Trans Am

1/18 auto world

1977 Pontiac Firebird Trans Am

1977 Pontiac Firebird Trans Am

やはりイーグルマスクのトランザムはオサエておきたい!ってことで、アーテルの金型を使用しオートワールドからリリースされた77年型ファイヤーバード。レッドは新色なのだ。

1986 Chevrolet Corvette

1/18 AUTOart

1986 Chevrolet Corvette

1986 Chevrolet Corvette

これまでにC1からC6まで全世代のコルベットをリリースしているオートアート。非常に高いディテールのダイキャストモデル。こちらのC4も実車のような仕上がり!

1997 Saturn 3 Door Coupe

1/18 AUTOart

1997 Saturn 3 Door Coupe

1997 Saturn 3 Door Coupe

サターンのミニカーってあるんです! こちらは3ドアクーペで、運転席側が観音開きというカルトカー。実車の話だけど、どうせなら助手席側も観音開きにすればいいのに…。

1971 Pontiac GTO The Judge

1/18 gmp

1971 Pontiac GTO The Judge

1971 Pontiac GTO The Judge

gmp社がイケイケだった頃の2001年にリリースされた71年型GTO。文句のつけようのないデキの良さで伝説的なモデル。ほかに70年型、72年型GTOもラインナップ。

1969 Chevrolet Camaro

1/18 Highway 61

1969 Chevrolet Camaro

1969 Chevrolet Camaro

ハイクオリティなアメ車ミニカーをリリースしているハイウェイ61製の69年型カマロ。カラーや仕様など豊富にラインナップされており、アメ車ファンでなくとも垂涎の逸品。

2002 Saturn Vue

1/18 AUTOart

2002 Saturn Vue

2002 Saturn Vue

サターンのSUVビューもオートアートがリリースしていた!高品質ミニカーメーカーがリリースしたものだけに、ハイディテール。この個性的なスタイリングを是非お手に取って!

1985 Pontiac Fiero GT

1/18 Road Signature

1985 Pontiac Fiero GT

1985 Pontiac Fiero GT

さすがはマニアックな車種をリリースするロードシグネチャー、ポンティアック・フィエロもリリースしていた!ちゃんとミッドシップってことが分かるね。

2003 Hummer H2

1/18 Maisto

2003 Hummer H2

2003 Hummer H2

マイスト製のH2。重量感たっぷりのイケてるダイキャストモデル。ほかにハンヴィやH1もリリースされているぞ。

THE A TEAM GMC VANDURA

1/18 Hot Wheels

THE A TEAM GMC VANDURA

THE A TEAM GMC VANDURA

映画「特高野郎Aチーム」の劇中車のバンデューラはホットウィールがリリース。でっかいザ・アメ車なミニカーだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]※今回紹介しているミニカーには絶版品も含まれます。プライスも含め入手できるかどうかは「マリブホビーズ」に問い合わせてみよう。どんなレアモノでも世界中から探し出してくれるのでノープロブレムだ。◆マリブホビーズ tel:0480-85-7306 http://www.malibuhobbys.com/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Fumio Koga[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ポンティアックを代表する名車にして、マッスルカーのアイコンであるG GTO

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1970 Pontiac GTO Judge、1970 ポンティアック GTO ジャッジ

1970 Pontiac GTO Judge

ジーエム祭
百花繚乱

ポンティアックにおいて様々な面で最強を誇るGTOの中でも、スタイリング、ポテンシャル共に頂点を極める70年型 ! 文句なしにイカす『Two Lane Blacktop』を意識しながらも、マニュアルミッションでよりホットな走りを味わう!

色気のあるグラマラスボディが特徴の第二世代GTO

GTOはポンティアックにおける最強モデルであると同時に、生みの親である、ジョン・Z・デロリアンの代表作として、GM史を語る上でも外せない存在。フェラーリ250GTOから着想を得て、GTクラスのレース公認車両を意味するグランド・ツーリスモ・オモロガートを意味するが、あくまでもネーミングであり、実際のレース公認車ではない。同時期のポンティアックでは、頭に「グランド」がつくネーミングが多く、社内ではグランド・テンペスト・オプションと呼ばれていた。

シボレー・シェベルの兄弟車であるルマンをベースに、6ℓ超えの高出力エンジンや、2バレルキャブレターを3連想する「トライ・パワー」、ハースト社製シフターなどを装備した生粋のマッスルカーとして64年にデビュー。それまでの縦目4灯式の清楚なイメージが定着する中、68年の第二世代ではハッチスタイルで一新され、グラマラスで色気のあるものに。

各年でディテールが異なるが、70年型のデザインは、ファイヤーバードにも通じるポンティアックのアイデンティティがしっかりと盛り込まれながらも、精悍さも備わる。そして、「ジャッジ」におけるカラースキムは、時代を象徴すると共に、オリジナリティある高い魅力となっている。オレンジのファクトリーカラースキムにマグホイールを履いた佇まいは、70年型GTOの魅力がキッチリと表現された映画『Two Lane Blacktop』の劇中車さながら。455HOを搭載するMTのオリジナルGTOジャジというだけでかなり稀少な存在なうえ、劇中車と同じカラースキムの個体は、アメリカでも目にする機会はそうない。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1970 Pontiac GTO Judge、1970 ポンティアック GTO ジャッジ

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ベーシックなルマンおよびテンペストがクロームのバンパーなのに対して、GTOは独自デザインでウレタン製のエンデューラバンパーを採用し、一体感のあるルックスとなる。フードのラムエアースクープとタコメーターが誇らしい。車体色はTwo Lane Blacktop 劇中車と同じ“オービットオレンジ”。希望ナンバーによる“610”は劇中車を意識した。

1970 Pontiac GTO Judge、1970 ポンティアック GTO ジャッジ

劇中車のホイールがキーストーンなのに対し、ここ個体は、より走りを意識したアメリカンレーシング社の定番、トルクスラストをチョイス。装着タイヤは、ホワイトレター品としてお馴染みのBFG ラジアルTA(F:245/60R15、R:275/60R15)。

最高出力360hpを発生する455HOエンジンを搭載するオリジナルな個体。ロングストロークで扱いやすいが、大排気量エンジン特有のリッチなトルクは魅力大。フレッシュエアーをダイレクトに取り込むラムエアーシステムもオリジナル。オリジナルのマンシー製4速マニュアルから、TKO 5速ODミッションにアップグレードしているため、ドラッグ走行から、高速巡航まで難なくカバーする。

ウッド調のクラスターのパネルとプリズムデカールによる装飾は、ポンティアック・ハイパフォーマンスの特徴。グローブボックスにはJudge のロゴを象ったバッジが付く。シフターには、Hurst 製が純正採用された。エアコンもセンターコンソールもない、男らしい仕様。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo & Text ◆Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

20年前のXJチェロキーをリモデルし個性を追求!【LAX STYLE】

[vc_row][vc_column][vc_column_text]LAX STYLE JEEP XJ CHEROKEE Semi Complete MODEL

LAX STYLE JEEP XJ CHEROKEE Semi Complete MODEL

伝統と最新トレンドを融合させるセミコンプリートモデル

チャレンジャーのカスタムブランドとして、世界的にその名を知られるLUXZ。高価格帯の車両を数多く取り揃えるが、それとは別に道具のように気軽に使えるクルマを扱うLAX STYLEがオープン。同店で取り扱うのは、LA直輸入のパーツを盛り込んだ XJチェロキー・カスタムモデル。こちらのページに続き今回紹介するのは、よりライトなスタイルのセミコンプリートモデルだ。

最近、SUVの人気が再び盛り上がりつつある。乗用車とは比べ物にならない高い積載性に加え、日常の街乗りからアウトドアまで、走る場面を選ばない機動力を考えれば、その流れは当然と言える。特にアウトドアに興味があるユーザーにとって、SUVはなくてはならない存在。だが、新車で500万円以上もするような車両で河原やアウトドアエリアをガンガン走れる人は稀だろう。

そこに着目したLUXZの島澤社長は、元々自身が憧れていたXJチェロキーに着目。最近のクルマにはないスクエアなスタイリングに加え、雪道から本格的なオフロード性能までこなせる高いポテンシャルを備えている。だが最終型から2019年で19年が経過しており、そのままでは単なる旧車。それをリモデルする事で、個性溢れるクルマへと見事に変身させている。フルコンプリートモデルに続き、今回は、セミコンプリートを紹介しよう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

個性の追求だけでなく気兼ねなく使える道具的なスタイルを追求!

MAXでも250万円、ガシガシ使えるSUV

LAX STYLE JEEP XJ CHEROKEE Semi Complete MODEL

こちらのページで紹介したフルコンプリートモデルは、斬新なボディパーツを装着する事で全く新しいスタイルを実現している。それに対し今回のセミコンプリートモデルは、ベースのテイストは残しつつ、最新のカスタムトレンドを注入しているのがポイント。20年近く前のクルマは、確かに最新モデルに対して見劣りする部分がなくはない。だが、新車当時には存在しない最新のカスタムアイテムを組み合わせる事で、現行モデルと比較しても遜色のない個性を実現している。

具体的なアイテムをピックアップすると、フロントグリルとアイラインが一体になったバッドフェイスグリルや、より大径のタイヤが装着可能なフラットタイプのフェンダーが外観上のポイント。内装ではシートカバーを装着する事でイメージチェンジやリフレッシュを実施。これらに加えてLEDランプ&ヘッドライトや各部のガードなどを施す事で、自分だけの自分好みのクルマに仕上げることが可能という訳だ。

LAX STYLE JEEP XJ CHEROKEE Semi Complete MODEL

気になるプライスの方だが、ここまで大きくリモデル化を施しても、250万円以下という魅力的な価格を実現。仮に300万円で国産SUVを購入しても、至ってノーマルで個性など微塵も感じられない。それに対しこのセミコンプリートモデルなら、誰とも被らないし、気兼ねなくオフロードにも踏み込むことが可能だ。

自由自在にパーツを組み合わせルことで、自分の欲しいスタイルを実現できる。LAX STYLEはそんなクルマをこれからもプロデュースし続けてくれる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ベース車両は三角窓が廃止された1997年以降のモデル。エンジンはTJなどにも採用されていた直列6気筒4ℓのMX。レバー操作で任意の駆動方式が選択可能で、2WD/パートタイム4WD/フルタイム4WD/4WDローレンジを備える。

LAX STYLE、ラックスタイル

アイラインと一体となった、オリジナルのフロントグリルを装着。いわゆるバッドフェイスと呼ばれる仕様で、凛々しい雰囲気を演出することが可能だ。ヘッドライト&ポジションランプはフルLEDに変更。新車当時には存在しなかったアイテムを組み合わせ、オリジナリテを強調する。

ユーザーの好みで、LEDライトバーを追加することも可能。LAX STYLEではラフカントリー製をオススメしており、フロントウインドウやAピラーの根元に装着。ファッションと実用性を両立する。

今回のセミコンプリートには、35×12.5R15のMTタイヤを装着。当時チェロキーに35インチタイヤを装着するのは一苦労だったが、フェンダーなどを変更することでバランスの良いスタイルを実現。

ラックスタイル、LAX STYLE

新車当時は純正にかぶせるポケットスタイルのフェンダーが多かったが、LAX STYLEのフェンダーは交換式を採用。フラットで薄い形状を採用し、より大きなタイヤサイズが装着可能となる。

足回りはプロコンプの5インチリフトアップキットを装着。大幅に車高を変更することで、ノーマルのワゴン的なシルエットから、SUVというかジープらしい姿を実現している。

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レザータイプのシートカバーを装着し、リフレッシュと高級感を演出する。こちらの車両にはブラウンをベースにアイボリーのアクセントカラーを配したモデルを装着。逆パターンもラインナップする。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ボディカラーやデカールでワゴニア風に!

ジープ XJチェロキー ラックスタイル

ジープ XJチェロキー ラックスタイル

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大きく紹介したブラックのセミコンプリートは3インチリフトでジープらしさを追求。それに対しこちらのモデルは、ラフカントリーのキットを使用して4インチのリフトアップを実施。ベージュのボディカラーやウッド調のサイドデカールを組み合わせる事で、街にもアウトドアにもよく似合う。グリルやフェンダーはブラックと同じだが、カラーリングで雰囲気をガラッと変えることが可能。こちらにはアイボリーベースのカバーを装着する。


圧倒的な存在感を放つLAX STYLEフルコンプリート

ジープ XJチェロキー ラックスタイル

ジープ XJチェロキー ラックスタイル

ジープ XJチェロキー ラックスタイル

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フルコンプリートでは、オールペン、グリル、フロント&リアバンパー、フェンダー、LEDライトバー、JKラングラー用テール、社外ホイール選択、ヘッドライト選択(5種類)、3インチリフトアップ、ルーフ張り替え(モケット素材・カラーはブラック、グレー、ベージュから選択)、ベージュシートカバーが標準設定となっている。基本消耗品は交換済み。追加オプションも複数用意されており、さらなる変化も楽しめる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真:浅井岳男
文:空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

街で見かけたカマロに心奪われ、初めてのアメ車デビュー!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2013 シボレー カマロRS

2013 CHEVROLET CAMARO RS

ジーエム祭
百花繚乱

20代の若いオーナーが多く訪れる広島のジェットシティ。島根県在住のザキヤマさんも、20代にして初めてのアメ車デビューを果たした一人。購入後はカスタムに大熱心で、一気にスタイルチェンジ。今後もまだまだ変化をさせていく予定だ!

止まらないカスタム欲、今後の予定もビッシリ!

東京などでは若者の「クルマ離れ」が伝えられているが、全国に目を移せば、まだまだクルマの所有が必要不可欠なエリアも多い。ジェットシティがある広島でもクルマは無くてはならない存在で、クルマに個性を取り入れるオーナーは多くいる。そうしたオーナーがジェットシティのカスタム、店の明るい雰囲気の噂を聞きつけ、さらにSNSなどでその友人、知人にも拡散され、いつしか若い世代のオーナーが続々と集まるようになった。

今回のザキヤマさんは、日本車に乗っていた頃、街で見かけたカマロに一目惚れし、アメ車デビューを決意。肝心のショップ選びは、同じ時期に職場の後輩がジェットシティチャレンジャーを購入すると聞いたこと、念の為、本屋で立ち読み(笑)したアメマガにも大きく紹介されていたこともあり、後輩と一緒にショップを訪れカマロ購入に至る。

2013 シボレー カマロRS

2013 シボレー カマロRS

それからはカスタムに一直線。先輩のプライドに掛けて後輩に負けまいと、レクサーニの22インチホイール、リアロアアーム加工&エアサスを組み込んでギリギリまでローダウンを施すなど、一気にスタイルチェンジ。それでも「ショップには凄いクルマがたくさん居るんで、まだまだカスタムしていきます」と、ザキヤマさんのカスタム熱は沸騰中だ。今後はビッグブレーキキャリパー、ステアリング、マフラーの交換を模索していくと言う。もしかしたら、ザキヤマさんのカマロを見てジェットシティに訪れる人も居るかもしれない。まさに無限のループ。

レクサーニ・LTS-05の22インチ

エアサスはグランドデザイン・DC-1キット

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ホイールはレクサーニ・LTS-05の22インチ(F10J・R11J)カラーはリム/クローム、ディスク/ブラッシュド。エアサスはグランドデザイン・DC-1キット(トランクディスプレイ)。リアロアアームをジェットシティオリジナル加工を施し、ギリギリまでローダウン。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]OWNER:ザキヤマさん[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Produce:JET CITY
TEL:082-820-0377
URL:http://carshop-jetcity.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真:高原義卓
文:相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

C3のコークボトルボディを想起させる、グラマラスなフォルテC7ワイドボディ

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2014 シボレーコルベット フォルテスタイル

2014y CHEVROLET CORVETTE Forte Style
OWNER:RYO3 さん

ジーエム祭
百花繚乱

かつて憧れたC3は、コーラボトルのように美しいボディラインを持っていた。そして現在、インターネットの大海で見つけたフォルテのコルベットは、かつての憧れを思い出させるに十分な魅力を持っていた。

H2乗りでありつつ、ワイドなコルベットも

愛知県名古屋市のカスタムショップ、フォルテがリリースしているコルベットC7・ワイドボディキットコンプリート。同店が東京オートサロンやSEMAショーなど、名だたるショーに出展したデモカーの現物は、大阪府のRYO3さんが所有している。

RYO3さんはコルベットについて「中学校ぐらいのときに憧れていた」と回想する。当時はC3スティングレイ。コークボトルと表現された、グラマラスなボディデザインが少年の心を掴んだ。

実は、RYO3さんはH2をリフトアップとローダウンで各1台所有するアメ車オーナーであり、H2の全国的なオーナーズクラブ「H2AJ」の関西支部で副支部長を務めている。H2に傾倒するカーライフだから、現在のシュッとした純正コルベットには、あまり興味を感じなかったという。

2014 シボレーコルベット フォルテスタイル

2014 シボレーコルベット フォルテスタイル

ところがあるとき、ネットで偶然フォルテのコルベットを知り、少年時代の興奮が蘇った。やがてフォルテを訪れ同店の坪井代表と話し、検討期間におよそ1年を費やして、デモカーを購入するに至ったのだ。「説明は丁寧だったし、購入に際しては提案もしてくれた。買い足しだから悩みはしたけど、買って良かったと思います」とRYO3さんは満足げに笑う。

ところで、C8が発表されたわけだが、やはり純正のデザインはRYO3さんの心に響かなかったようだ。しかし、フォルテがSNSで新型にもワイドボディでアプローチすると公開。「あそこのデザインなら興味があるなあ」と、同店の今後の展開を楽しみにしている様子だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2014 シボレーコルベット フォルテスタイル

HACH1208

フォルテのワイドボディキットは、フロントバンパー、フロントスポイラー、前後オーバーフェンダー、ドアダクト、サイドスポイラー、リアバンパー、リアディフューザーで構成。ボディ全体を流れるようなラインを結ぶ。

HACH1226

東京オートサロン2019のインポート部門で最優秀賞を受賞した、その現物をRYO3さんが購入。フォージアートのホイールは前21インチ後22インチ。元から付いているトランクスポイラーの上にGTウイングが備わる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]FORTE【フォルテ】
所在地:愛知県名古屋市中川区中郷2-109
TEL:052-351-0936
HP:https://www.forte-special.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★写真&文/ 加藤山往[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]