年々上昇傾向にあるビンテージトラックの大本命シボレーC-10はオリジナル志向高めが肝

[vc_row][vc_column][vc_column_text]72 シボレーC10シャイアン

’72 CHEVROLET C-10 CHEYENNE

ジーエム祭
百花繚乱

フルサイズピックアップを語る上で欠かせない存在のシボレーC10。なかでも丸目の70年代モデルはビンテージトラックの大本命として高値で取り引きされている。そんな中、もう一歩踏み込んだ本気のビンテージトラックとしてマニアックなユーザーたちを虜にしているのが70年代初頭の上級モデル「シャイアン」だ。

フロントディスクブレーキで現在の道路事情にもマッチ!

ここ数年、驚くほど価格が高騰しているシボレーC‐10。10年ほど前は二桁万円で購入できる個体も少なくなかったが、最近では縦目の最終モデルでも三桁を切ることがなくなってきている。中でも過剰なカスタムを施していないオリジナル志向の高い個体は高値で取り引きされ、日本のみならずアメリカでも人気を博している。

そんな中、BUBU阪神にグッドコンディションでオリジナル志向の高い72年モデルのC‐10が在庫しているとの話を聞いて取材へ直行。72年モデルといえばセカンドジェネレーションの最終モデル。大きく張り出したボンネットフードにシンプルなフロントマスクはこの年代ならではの造型美で、第3世代とはまるで異なるフォルムを有する。スクエアボディと丸みを帯びた60年代ならではのフォルム造型美が絶妙に調和したこの独特のフォルムに魅了される者も多く、セカンドジェネレーションに限定してC‐10を探すマニアも存在するほどの人気を誇っている。

72 シボレーC10シャイアン

72 シボレーC10シャイアン

72 シボレーC10シャイアン

72 シボレーC10シャイアン

紹介する車両は上級グレードのシャイアンで、大きな特徴としてはフロントディスクブレーキを導入するなど快適な装備が充実。V8/350エンジンにTH350で駆動する3ATのフィーリングはゆったりと流すのに最適な味付けとなっており、オリジナル車高にアメリカンレーシングのホイール、オールテレーンタイヤの組み合わせは少々荒れた林道なども難なくこなす。エアコンも装備されており、過酷な猛暑でもビンテージモデルにありがちな我慢を強いられるシーンは皆無。普通に乗れて普通に走れるビンテージトラックなのだ。

また、ホワイトルーフトップを筆頭にグリーン×ホワイトのツートンボディも雰囲気を高めており、ウッドフロアベッドの状態も良好。ロングサイズのベッドは積載力も申し分なく、日常の足としてはもちろん、バイクのトランポとして乗るにも絶好と言えるだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]72 シボレーC10シャイアン

第2世代モデル最大の特徴である大きく張り出したボリューム感溢れるボンネットフード。フロントマスクはウインカーがバンパー側にあしらわれており、ヘッドライトとグリルのみで構成されたシンプルな顔がこの年代ならでは。ちなみにフェンダーアーチも第3世代とは一線を画す半円形状となっており、60年代のレトロでモダンな雰囲気を継承する、唯一の70年代モデルと言える。

アースカラーのグリーンに映えるウッドフロアベッドは、朽ちたりヤレたりといった経年劣化を感じさせないレベルをストック。1枚物のパネルにCHEVROLETのロゴがあしらわれたシンプルなテールゲートも相まって、アメリカ本国の郊外を走るビンテージトラックさながらの雰囲気。マフラーは左右出しにワンオフで製作されており、心地よい音量でV8サウンドを堪能できる。

アメリカンレーシングの5スポーク代表作トルクトラストの16インチ

アメリカンレーシングの5スポーク代表作トルクトラストの16インチに、グッドイヤーラングラー(255/70R16)のオールテレーンタイヤを装着。多少のオフロードもこなすボトムスは頼れる存在。フロントディスクブレーキ化とリアドラム同色ペイントも特筆物。

当時のシボレーらしいオレンジ色のエンジンブロックを搭載。キャブレターはエーデルブロック製に換装されているが、そのほかに大きな変更点はなくオリジナル重視のセッティングを施したV8/350。V8をたったの3速で豪快にシフトチェンジしていくATの感覚も実に味わい深い。

72 シボレーC10シャイアン

インテリアもオーディオを変更している程度でほぼオリジナルをストック。ステアリングは若干新しいモデルの純正品がついているが、下手な社外ステアリングよりも雰囲気にマッチ。シートのヘタれや破れもなく、天井の垂れもなくグッドコンディションを維持。当時らしいドアトリムも好感度大![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:BUBU阪神
TEL:06-6427-5151
HP:http://www.bubu.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO&TEXT:石井秋良[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

過酷な鈴鹿10時間レースで躍進! シルバークラスで殊勲の2位入賞

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The 48th SUMMER ENDURANCE BH AUCTION SMBC SUZUKA 10 HOURS 2019
Callaway Competition with BINGORACING Callaway Corvette C7 GT3-R

GT3の“世界一決定戦”として2018年にスタートした鈴鹿10時間レースでアメリカンマッスルのキャラウェイ・コルベットが躍進!数多くのライバル車両が脱落するサバイバルレースとなるなか、6.2ℓV8サウンドを響かせながら真夏の10時間レースを走破し、総合26位、シルバークラスで殊勲の2位入賞を果たした。

デイトナ24時間を制覇!アメリカンGT3が上陸

読者諸兄は「FIA‐GT3」をご存知だろうか? レースファンなら良く耳にする言葉だが、FIA‐GT3は文字どおり、2005年にFIAがプライベーターのために設立した車両規定で、ドイツのニュルブルクリンク24時間レースやベルギーのスパ・フランコルシャン24時間レース、アメリカのデイトナ24時間レースなど国際的なビッグレースで同規定を採用。さらにブランパンGTシリーズなどのリージョナル選手権や世界各国のナショナル選手権に同規定が採用されるなど、世界的に普及している国際規定だ。

日本でもスーパーGTのGT300クラスやスーパー耐久のST‐Xクラスに採用されるなど、身近なレギュレーションとなっているが、これだけ世界各国に普及しているだけに、多くの自動車メーカーが同規定に沿って開発したGT3モデルをラインナップ。カスタマー用の車両としてプライベーターチームにGT3を供給するほか、ビッグレースには自動車メーカー直系のワークスチームやサテライトチームが参戦しているが、その車種ラインナップは他の規定に例がないほど多彩となっている。

具体的には「BMW M6 GT3」「メルセデスAMG GT3」「アウディR8 LMS」「ポルシェ911 GT3R」といったジャーマンスポーツを筆頭に「フェラーリ488 GT3」「ランボルギー・ウラカン GT3」などのイタリアンブランドもGT3をラインナップ。さらに「ベントレー・コンチネンタル GT3」や「アストンマーチン・ヴァンテージAMR GT3」「マクラーレン720S GT3」のイギリスブランドのほか、日本メーカーも「ニッサンGT‐Rニスモ GT3」や「ホンダNSX GT3」「レクサスRCF GT3」をリリースしている。

つまり、GT3市場は大盛況を迎えているのだが、この激戦区にアメリカンマッスルも参入。そのマシンこそ、ここでクローズアップするシボレー・コルベットC7をベースに開発された「キャラウェイ・コルベットC7 GT3‐R」にほかならない。同モデルは2015年のデイトナ24時間レースやセブリング12時間レースで優勝するなど豊富な実績を持っているが、その名車が日本に上陸した。2019年8月23~25日、三重県の鈴鹿サーキットを舞台に開催された「鈴鹿10時間レース」に同モデルがエントリー。GT3の世界一決定戦と謳われる過酷な耐久レースにコルベットがチャレンジした。

最大の武器はリニアなトルク性能にあり!

ロングホイールベースで、抜群の安定性を発揮!

1966年にスタートして以来、日本の夏のビッグレースとして定着した「鈴鹿1000kmレース」を受け継ぎ、2018年よりFIA‐GT3の世界一決定戦として新たなスタートを切った鈴鹿10時間レース。賞金総額が1億円となっているだけに、2度目の開催となる2019年の大会にも国内外から数多くのチームが参戦していたが、そのなかでもっとも注目を集めていたのが「キャラウェイ・コンペティション・ウィズ・ビンゴレーシング」が投入した37号車、イエローのワークスカラーに彩られたキャラウェイ・コルベットC7 GT3‐Rだった。

前述のとおり、同モデルはシボレー・コルベットC7をベースに開発されたGT3規定モデルで、ドイツで豊富な実績を持つコンストラクター、キャラウェイ・コンペティションが開発を担当している。そのキャラウェイと名古屋で世界のスーパースポーツを取り扱うビンゴレーシングがパートナーシップを結んだことで、2018年より鈴鹿10時間レースに参戦が実現しており、2017年の大会では総合26位で完走を果たした。

今大会は2度目のチャレンジで、ドライバーに関してもチーム代表の武井真司選手を筆頭に、F3やスーパー耐久で活躍してきた小河諒選手、さらにコルベットを武器にドイツのGTシリーズ、ADACマスターズで3勝を挙げているキャラウェイのワークスドライバー、マーカス・ポマー選手が加入するなどドライバーも豪華な顔ぶれだ。

キャラウェイで同マシンの開発を手がけてきたテクニカルディレクター、マイク・グラムジェ氏によれば「GMはFIAへのホモロゲーション申請でサポートしてくれているが、基本的にマシンの開発やレース運営は自分たちで行なっている」とのことだが、その一方で、武井選手は「キャラウェイはコンストラクターなので、何かあった時の対応が早い」と語る。まさにキャラウェイ・コンペティション・ウィズ・ビンゴレーシングはコンストラクター直系のワークスチームとして充実した体制を持つが、気になる主力モデル、キャラウェイ・コルベットC7 GT3‐Rも抜群の仕上がりとなっていた。

同モデルの最大の特徴となるのが、オランダのエンジンチューナー、APPレーシングが手がけた6.2ℓのV型8気筒エンジンだ。クラストップレベルの排気量を誇る同エンジンのパワーは絶大で、キャラウェイのマイク氏は「エンジンがトルクフルに仕上がっているので、コントロールがしやすくなっている」と語る。さらに鈴鹿10時間レースでステアリングを握ったドライバーのひとり、小河選手も「コルベットC7 GT3-Rは純粋なレーシングカーに仕上がっていますが、ベースモデルのアメリカンマッスルの雰囲気も色濃く残しています。ロングノーズでホイールベースが長いことから、鈴鹿のような高速コースで安定しているし、エンジンも大排気量の自然吸気なので、リニアにトルク感を発揮してくれる」とインプレッション。また「オートマチック制御の最新のGT3に比べるとコルベットはドライバーの負担が大きいし、トップスピードも速くはないけれど、アメ車らしいビーストな部分を感じられて、闘争心が湧いてきます」と評価が高い。

それにチーム代表でもある武井選手も「他のGT3と比べると空力パッケージに関してもダウンフォースのレベルは高くないですが、職人の技術で作られているので扱い易いし、市販車との距離が近いので、きちんとコルベットを感じられる」と好感触。それだけに2019年の鈴鹿10時間レースでもキャラウェイ・コンペティション・ウィズ・ビンゴレーシングが注目を集めており、その期待に応えるかのよう、同チームのコルベットC7 GT3‐Rは素晴らしいパフォーマンスを披露していた。

ノートラブルで走破、価値ある表彰台を獲得

2019年の鈴鹿10時間レースは8月23日、雨の練習走行で幕を開けた。この日は午後のフリー走行、夜間のフリー走行ともに雨にたたられたことで「コルベットはFRモデルなのでウェットではミッドシップ車両が有利」と小河選手が語るように、コルベットは苦戦の展開。さらに24日の予選は好天に恵まれ、ドライコンディションのなかでタイムアタックが行なわれたものの、小河選手によれば「マシンもドライビングも詰め切れなかった」とのことで、同チームのコルベットは総合27位、シルバークラス3位に止まった。

このように苦しい立ち上がりを見せていたコルベットだったが、25日の10時に幕を開けた決勝では終始コンスタントな走りを披露していた。「暑さの影響なのか、1回目のピットインで足が肉離れを起こして、ピットロードで速度違反を取られてしまいました」と武井選手が語るように、レース序盤でドライブスルーペナルティを受けるシーンも見られたが、武井選手のスティントを減らすオペレーションを採用することでコルベットは安定した走りを披露し、大きなトラブルにたたられることなく同日20時にチェッカー。「1位には届かなかったけれど最善を尽くせました」と小河選手が語れば、「コルベットでこの成績を残せたので良かった」と武井選手も笑顔で語るように、キャラウェイ・コルベットC7 GT3‐Rは総合26位、クラス2位で完走を果たし、シルバークラスで表彰台を獲得する結果となった。

なお、2019年に登場したミッドシップモデル、シボレー・コルベットC8でのマシン開発およびレース活動の継続はまだ決定していないようだが、キャラウェイのマイク氏は、「ベース車両として注目している。条件が整えば、新型コルベットでもGT3を開発したい」と語っているだけに、今後の動向に注目したい。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

カスタマー向けのGT3規定モデルとはいえ、室内も本格的な仕上がりだ。安全装備の強化のほか、シート位置を後方にオフセットするなど慣性マスの集中化も追求されている。

6.2ℓのV8型NAエンジンを搭載。クラストップレベルの排気量で、抜群のトルク性能を誇る。エンジンチューニングを手がけたのは、オランダのAPPエーシングで、コントロール性を重視した味付けになっていることから、「リニアなトルクで扱い易い」と小河選手が語るようにドライバーからの評価も高い。独特の低重音サウンドも魅力的だ。

サスペンション形式はベース車両と同様に前後ともにダブルウィッシュボーンを踏襲。ブレーキはブレンボ勢のシステムが採用され、冷却用のダクトホースがホイールハウス内にレイアウトされている。ちなみに鈴鹿10 時間レースはピレリタイヤのワンメイクで争われており、同タイヤに合わせてセッティングが煮詰められている。

インパネやステアリングも機能性を追求。操作性を追求すべく、ワイパーやアラームなどのスイッチ類はステアリングやセンターコンソール付近にレイアウトされている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ピット内にオペレーションルームを設置。様々な情報を表示するモニターが並ぶ。ここに日独のドライバーおよびスタッフが集結。ちなみにビンゴレーシングのエンジニア、金室洋之氏によれば「ロングホイールベースなので重量バランスに優れている。中高速コーナーが安定性している」とコルベットを分析。

キャラウェイのワークスドライバー、マーカス・ポマー選手も参戦。キャラウェイはコルベットを武器にADACマスターで2017年のタイトルを獲得するなど、ドイツでも豊富な実績を持っており、ボマー選手も今季は3勝をマーク。コルベットを知り尽くしたドライバーとして鈴鹿10時間レースで活躍した。

キャラウェイ・コンペティションでテクニカルディレクターを務めるマイク氏も鈴鹿10時間レースに帯同した。気になるミッドシップの新型モデル、C8でのレース活動について「まだ決まっていない」としながらも、「興味のあるマシンなので個人的には新型でGT3を開発したい」とのこと。

「純粋なレーシングカーながら、ベース車のビーストな雰囲気が残っています。ホイールベースが長いので高速コーナーが安定しています」とマシンを分析する小河選手。「優勝はできなかったけれど最善は尽くせました」と語るように決勝ではコンスタントな走りを披露し、シルバークラスでの2位入賞に貢献した。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

2度目の挑戦となった2019年の鈴鹿10時間で、イエローのコルベットは安定した走りを披露。ピットレーンの速度違反でドライブスルーペナルティを受けたものの、大きなトラブルにたたられることなくチェッカーを受けた。シルバークラスで2位に入賞。価値ある表彰台となった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]★ PHOTO&TEXT:廣本 泉[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]

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サスペンション交換により、JLルビコンのさらなる走破性アップを実現!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]ジープラングラールビコン

コウサカ、JLルビコン買ったってよ!北米仕様ラングラー購入記
MOPAR 2inch up SUSPENSION × Jeep WRANGLER RUBICON

JLルビコンが愛車になって、約3ヶ月。ロングドライブも何回かこなしたし、オフロードもそれなりに走った。そんな中、とくに乗り味やパフォーマンスに不満はなかったのだが、足回りの交換にトライした! 2インチのリフトアップキット、なんとMOPARが純正でリリースしているのだ!

FOX高圧ショックを含む、イカしたサスキットを装着

本誌おなじみのアメ車ショップ『スカイオート』でJLルビコンをオーダーしたとき、実は同時に、様々なUSパーツをオーダーしていた。パーツ代を車両代と一緒にローンに組み込んでしまえるし、輸送代も節約できそうだし、いろいろメリットもあるはずだ。だから、クルマをオーダーしながら、USパーツのチェックも念入りにやっていたのだ。これはみんなもマネしてみて!

で、オーダーしたパーツの中で、もっとも「大物」だったのが、サスペンションキット。コイルスプリングやショックアブソーバー、各種補正パーツなど、プライス的には数十万円になる。後でパーツ代を負担するより、車両代に入れたほうが、やっぱり精神的には楽だ。

アメリカではすでに、有名各社から数々のJLのサスキットがリリースされていたが、その中で選んだのはMOPAR、つまりJeep純正の2インチアップキットだ。ワタシのルビコンはショートモデルなので、あまりリフトアップしてもバランスが悪くなる。またルビコンだから、ノーマルのままでも35インチタイヤが装着可能。大きくリフトアップしても、そんな大径タイヤを履くつもりはないし…。まあ、2インチアップがいい線なのではないか。

そしてもう1つ、このキットを選ぶポイントとなったのが、Jeep開発陣とFOXが共同開発したモノチューブ高圧ショックアブソーバーが組み合わされていたこと。倒立装着になるので、めちゃくちゃイカしてるのだ![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

リフトアップに大きく関わるのはコイルスプリング。フロントコイルは2インチアップの割りに、自由長自体はノーマルとあまり変わらない。バネレートがかなり高められているのが想像できる。ただしリヤコイルはそれなりに自由長も長くなっている。ショックアブソーバーは、ルビコンはノーマルで高圧モノチューブ式を採用しているが、キット付属のFOXはより容量が大きい直径2.5インチ・アルミボディ。放熱効果も向上しているという。

サスペンション交換作業はすべて『スカイオート』スタッフの皆さんにおまかせ! スカイオートは営業担当の方も含め、全員整備士免許を保有。コイルスプリング、ショックアブソーバー、コントロールアームの交換など、2~3人がかりで2時間あまりで作業を終えてくれた。今回はラテラルロッド交換はなかったが、“ ぜったい、やったほうがいいよ!”とのアドバイスも。頼りになります。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

見た目もカッコイイMOPARサスペンションキット

MOPARサスペンションキット

Jeepの開発スタッフ陣が、オンロード&オフロードのさらなるパフォーマンスアップを目指してセットアップしたというリフトアップキット。キット内容は2インチアップコイル、FOXショックアブソーバー、前後バンプストッパー、前後スタビライザー延長リンク、フロントロワコントロールアームなど。ブレーキラインやドライブシャフト、ラテラルロッドなどは、とりあえず「要求されない」とのこと。個人的にはパーツがパッケージされている「木箱」に萌えてしまった![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

純正品だけに信頼性が抜群、走破性もステップアップ!

サスペンション交換終了、まず、そのスタイリングの精悍さにホレボレ。今回のサス交換に合わせ、タイヤも35インチのM/T(詳細はこちら)に変更しているが、そのオフローダー然としたシルエットに、Jeepの機能美さえ映し出されている。

オンロードでの乗り味は、全体にスタビリティが向上している感じ。装着タイヤの関係もあるが、乗り心地は少し硬くなっている。それと、見た目ではそれほどホーシングがズレているようには見えないが、それでも直進性が今ひとつ安定しない。やはりラテラルロッドも換えたほうがいいかも…。

が、ハンドリングは以前よりもずいぶん、気持ちいいものになった。車高アップしてロールポイントが上がってはいるが、ロールの起き方はさほど早くない、つまり起きにくい。グリップも、ショックアブソーバーの伸び側の動きが早いので、常に強く路面を捉えてくれている感じだ。キビキビ走るのはJeepには苦手な部分だが、ワインディングであおって来ようとする乗用車を、気がつけば引き離してくれる…そんなイメージ。

そしてそんな足回りの特徴は、オフロードでも大きなアドバンテージ。乗り味は硬めだがショックの容量が大きく、イヤな突き上げもなし。ダートのコーナリングも、実にコントローラブル。Jeepに似合わずスピーディに走らせることができる。

圧巻はクロカン走行。とにかくアーティキュレーションが強烈で、サスがちょっと伸縮しただけでタイヤが地面を強く押しつけているのが感じられる。もちろんストローク量も増大、大きなギャップの通過もショックの伸び側の減衰力が高めで、よく追従。逆に、なかなか脚が浮いてくれない! こりゃあ、ルビコンの走破性が、もう1ステップも2ステップも強化されたようだ。

ちなみに、このMOPARのサスキット、『スカイオート』でもオーダー可能だし、一部ディーラー系Jeepショップでも輸入販売している。純正だけに、信頼度もバツグンだな。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

NORMAL SUSPENSION

AM3I0050

AM3I0360

AM3I0414

2inch up SUSPENSION

AM3I0399

AM3I0038

AM3I0017

サスペンションでのリフト量は2インチ。ショートのJLはもともと少し尻下がりなスタイルだが、今回のキットではそれも修正。合わせてタイヤも35 インチに変更。タイヤは2インチ外径アップ、車高アップは1インチなので、計3インチのアップだ。

コイルスプリングの太さはノーマル同等だが、おそらくバネレートはアップ(詳しいデータは公表されていない…)。FOXのショックは2.5インチの直径で、ルビコン純正よりかなり太め。アルミボディを採用、リヤのロッド部分には樹脂カバーも付いている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

OnRoad

ジープラングラールビコン

サスペンションのスタビリティが向上して、乗り心地は硬めだが、ロールが抑えられ、ハンドリングは安定している。キビキビした挙動をみせるわけではないが、それなりの速度でコーナーをこなしていくことは可能。直進性が今ひとつなのは、アライメントのせいか…?

Flat Dirt

ジープラングラールビコン

硬めの乗り味はガレ場や河原に入っても変わらないが、突き上げはよく吸収してくれるので乗り心地が悪いというわけではない。スピードを上げると乗り味がフラットになってくるのは、もともとこのサスペンションがハイスピードダートに重きを置いたセッティングだから、なのかもしれない。

Cross Country

ジープラングラールビコン

ジープラングラールビコン

サスペンションストローク自体が増えているのと、ショックの伸び側の減衰力が強く感じられるので、かなり踏ん張りの強いトラクションが感じられる。しかも容易にタイヤが浮かない! ステアケースのような所の乗り上げも、クローリングスピード&ハイグリップでジワジワ走破してしまう。JLならではのオフロード向けトラクションコントロールも、ほとんど出番がないほどだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]撮影協力:スカイオート
TEL:048-976-1235
URL:https://www.skyauto.co.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo:古閑章郎
Report:高坂義信[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

映画50周年を記念して誕生した、いま手に入る伝説のマスタング“ブリット”

[vc_row][vc_column][vc_column_text]'19 FORD MUSTANG BULLITT

’19 FORD MUSTANG BULLITT
FORD GLOBAL SUB DEALER:WING AUTO

現行マスタングをベースに、フォード自身が劇中車をトリビュートして特別仕様を盛り込んだ限定モデル、マスタング・ブリット。フォードグローバルサブディーラーのウイングオートに現車が存在する。

再び復活したブリット、オーナー不在の特別な1台

マスタングに公式でブリットという名が付けられることは、これまでに度々あった。具体的には2001年および2008~2009年の2度。そして3回目が、映画公開から50周年で発表された、この最新ブリットである。

今回のブリット特別仕様は性能面に注目したい。GTをベースに、エンジンはチューニングを施してパワーアップ。ホイールはクラシカルなデザインのアメリカンレーシング19インチ、ブレーキには大径のブレンボブレーキを採用する。そしてサスペンションはマグネティックライド(オプション設定)など。つまり、劇中車より高いパフォーマンスを発揮するためのカスタムが、多数施された格好というわけだ。

デザインではステアリング、リアエンブレムなどにあしらわれたブリットエンブレムや、メッキのモールなどが特徴的。現行マスタングは10速ATが新設定されているものの、ブリットは堂々の6MT一択、キューボールのシフトノブで雰囲気を重視している。

パッと見は現行マスタングだが、細かな部分でどこかクラシカルな印象がありつつ、実はハイパフォーマンスという仕様。普段使いのアメ車としては、最高クラスの自慢できるポイントをそろえている。なお、アクティブ・バルブ・パフォーマンス・エキゾーストシステムなど、最新のマスタング装備は概ねそろう。

'19 FORD MUSTANG BULLITT

このブリットは、フォード車のメンテナンスを担うグローバルサブディーラーのひとつ、ウイングオートが在庫しており、価格は758万円となっている。

正規輸入が途絶えて久しいフォードだが、グローバルサブディーラーのおかげで、今でも安心してフォード車に乗れる。このブリットなら、希少性が高く、長く愛用できることは間違いない。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]'19 FORD MUSTANG BULLITT

現行マスタングGTに搭載されるV8の5.0ℓエンジンをベースに、専用チューニングを施して出力475hp、トルク420lb-ftにパワーアップ。インテリアではステアリングにブリットのロゴがあしらわれ、MTシフトノブにはレトロチックな白球が備え付けられる。MTのみの設定と割り切っている点はユニークだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:WINGAUTO(シボレー名岐)
TEL:052-409-5434
HP:http://www.wingauto.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo &Text:加藤山往[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

再び人気上昇中の90年代四駆、レアなシボレーK2500を見逃すな!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1995y シボレー K2500、1995y CHEVROLET K2500

1995y CHEVROLET K2500

ジーエム祭
百花繚乱

90年代を中心とするスクエアなSUV及びトラックが、再び人気を博している。千葉県のガレージジョーカーは、その年代モデルが「大得意」であり、注目のモデルがゴロゴロ在庫している。今回はその中から、抜群のコンディションでクールなスタイルに仕上がっているK2500をピックアップする。

社用車として愛用、コンディションは絶好調!

今なおアメ車の代表的フェイスとして、90年代のシボレーC/Kのスクエアなフェイスを思い浮かべる読者も多いだろう。約20年近くが過ぎた今も、こんなに親しまれているクルマも中々ない。そんな90年代のアメ車が、ジワジワと人気上昇中のようだ。特にSUVやトラックの四駆が人気で、状態の良いモデルは業者のオークションでも高値が付く状態だ。

高品質の90年代のモデルを中心に在庫を並べる千葉県のガレージジョーカーでもその傾向はあるようで、中でもC/Kモデルの問い合わせは多いという。

1995y シボレー K2500、1995y CHEVROLET K2500

そして今、ガレージジョーカーには、今まで同ショップの社用車として愛用していた95年型K2500 5.7ℓ V8が売りに出されている。ボディリフトで3インチアップ、プラムクレイジー・オールペン、メッシュグリル、ダクト付きボンネット、クロームバンパー、クレーガー17インチホイール&BFグッドリッチATタイヤ(新品)、社外オーバーフェンダー、電動ウインチまで付いたワイルド仕様。社用車として使っていたこともあり、点火系など多くの消耗品は交換済みでコンディションは抜群だ。しかも2500というのもポイントが高く、一般的な1500と比べて足回りが強化され積載量が大きいのが魅力(1500は2分の1トン、2500は3分の4トン)。大きな荷物を積んでのレジャーにも大活躍だ。Kモデル(四駆)の1500は比較的見かけるが、2500はレアモデル。この絶好の機会を見逃すな![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1995y シボレー K2500、1995y CHEVROLET K2500

C/KモデルのCとKは駆動方式を表し、Cは2WD、K は4WDを意味する。2500の数字は荷台の積載量を表し、3分の4トンの積載量を誇る。因みに1500は2分の1トン、3500は1トン積みとなる。今回のモデルはダッジファンではお馴染みのプラムクレイジーでオールペンし、リアゲートにシボレーのテールゲートバンドを装着(ガレージジョーカーでパーツ販売も可能)、社外テールレンズ、ベッドガードも備わる。

1995y シボレー K2500、1995y CHEVROLET K2500

1995y シボレー K2500、1995y CHEVROLET K2500

エンジンは同型のシボレーではお馴染みの5.7ℓV8を搭載。フルタイム四駆ではなく、フロアにトランスファーレバーがあり、2H、4H、4L(低速)を備えるパートタイプ。エクステンドキャブで、1ナンバーの5人乗りだ。

1995y シボレー K2500、1995y CHEVROLET K25001995y シボレー K2500、1995y CHEVROLET K2500

クレーガー17インチホイール&BFグッドリッチATタイヤ

ダクト付きボンネット、社外オーバーフェンダー、メッシュグリル、メッキバンパー、電動ウインチ、社外サイドステップ、クリスタルヘッドライト&パークシグナルが加わり、ブロックにより3インチリフトアップ。ホイールはクレーガーの17インチで、タイヤはBFグッドリッチのATタイプ(LT285/70R/17)を新品で装着する。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]GARAGE JOKER
TEL:0479-26-3949
HP:http://www.garage-joker.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo & Text 編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

アメリカンマッスルカーの魅力をアクセル全開で堪能する!

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2019.07.28(SUN)
Drag Party WEST in 笠岡ふれあい空港
Presented by CAR BOX&AJCC west(ALL JAPAN CAMARO CLUB 西日本)

ヘルキャット、ZR-1など、ここ数年ハイパフォーマンスモデルが続々リリースされるアメリカンマッスル。しかしその性能をフルに発揮できる機会が無い現状に、広島のカーボックス、カマロオーナーズクラブACJC WESTが主催となり、広島の笠岡ふれあい空港で初めての試みとなるドラッグパーティが開催された!

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走らせる喜び、踏める喜びを堪能する者続出!

令和初めての夏、2019年7月28日の日曜日に、岡山県は笠岡ふれあい空港で開催されたドラッグパーティーウェスト。広島県のカーボックスが音頭を取り、中国地区のアメ車ショップ達による頼もしい協力を得て、カマロ乗り達で結成されたAJCC(オール・ジャパン・カマロ・クラブ)の西日本代表を務める川口氏が幹事を務める形で、2019年初開催となったドラッグレース主体のアメ車イベント。ちなみにウェストはAJCC WESTにちなんだもので、イーストが別に開催される訳では無く、走り系のイベントが関東に比べて少ない西日本のアメ車シーンを盛り上げていく上で、イベント名にウェストの名が付いたとの話だ。

当日は台風直撃も心配されたが、ドラッグレース開催を案じて足早と台風も去り、多少の雨には見舞わされたものの、時折日差しも降り注ぐなど天候にも恵まれ、ドラッグレース39台、パーティー部門30台オーバーと大盛況の幕開けとなった。中には親子で参加する者やSUV、セダンで挑む強者も居て、公道走行では味わえない特別な場所でのアクセル全開に終始満面の笑みを浮かべる参加者も続出。置いて飾るのも悪くないが、やっぱり走らせてこそ楽しめる事も多い。次回開催は秋頃との話なので、詳しくはAJCCのフェイスブックページをチェックだ!

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実行委員会代表として当日会場を走り回っていたAJCC WEST代表の川口氏。事故も無く参加した皆さんから「楽しかったよ!」の声が聞けて一安心。初めての方でも気負いする事無く、お気軽に参加して欲しいと語ってくれた。

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カーボックススタッフをはじめ、AJCCメンバーなどの協力で、当日の運営や進行も滞ることなくスムーズに。初回開催とは思えない安定したタイムスケジュールは見事! 走行時の注意やお願いの告知も、非常に判り易かった印象。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ドラッグレースに加え、ドレスアップのパーティ部門も大盛況!

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パーティー部門を彩ってくれたのは地元中国地方を代表するアメ車ショップ達。カーボックス、ASAKITA BASE、ジェットシティ、ナッツモーターカンパニー、PGモータリングに加え、AJCC メンバー達のカマロもズラリ。関西から遠征する車輛も多く、今回の開催を知って今後西日本全域に拡大する可能性も!?[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

Drag category 1st

ドラッグ部門で1stを飾ったのは妹尾さんのCTS-V!CTS2.8からの乗り換えでステップアップを果たし、スーパーチャージャー・ブーストUP、吸気、MSD、インジェクションと一通りの手を加え、Nut`s のシャシ台で計測した所、純正比100馬力UPを実現させたモンスターセダン!

Party category 1st

カスタムパーティー部門で見事1stに輝いたのがジェットシティブースで注目を集めたワイドボディマスタング。超ロー&ワイドなフォルム造型美も去ることながら、極太リムを呑みこむかのごとくセットされたホイールのマッチングもお見事![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

圧倒的な速さを誇り、会場を沸かせていたヘルキャット。ハイスペック&ハイパフォーマンスなエンジンを思いっ切り踏んで楽しめる絶好に機会と会ってドライバー達のテンションも最高潮!

カスタムパーティー部門で2ndを受賞したロド氏のカマロ。黄色と黒を基調に後付感の無い純正テイストに徹したクリーンなカスタムワークは会場でも注目の的!トランクルームの魅せ方もセンス抜群!

日本限定カラーをエレノアver に変更。ボディカラーに合わせてBC FORGED を履き、アメリカで流行中の3インチフードカウル装着。カーボックスで販売中!

新旧カマロがズラリと並ぶ姿も圧巻!同じ赤黒でもレーシングストライプの配色やホイールの履きこなし方で印象が異なり、見物するだけでも目の保養に!

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こちらもガールズオーナーJinちゃんのカマロ。実はチャレンジャーと二台所有と言う強者。カマロで保育園の送迎までこなしおり、日常の足として大活躍!

N-KAZUさんのマグナム、すべてDIYでコツコツ仕上げており、エンジンルームのキャンディーレッド塗装や自作フロントリップが存在感抜群!

以前アメマガガールにも登場してくれた大阪のさきちゃん所有のSEXYコルベット。ナチュラルな造形美のワイドフォルムは何度見てもお色気満点♡

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今回はパーティ部門に参加だったが、周りのカーボックスオーナー達に刺激を受けて、次回は車高調を組んでドラッグ参戦を決意!

比較的新しいモデルの車達が多い中で一際異彩を放ち注目を集めていたのが、ナッツモーターカンパニーのスーパフォーマンス社製コブラ。

走りに徹したカスタムスタイルが主流の中、ニュースタイルな個性あふれるカラーコーディネートで異彩を放つ青いカマロ。マイアミ感溢れる仕上りは絶妙!

カーボックスでも有名な雨男なため、天気が心配された西山さん。愛車のエレノアverはロングのフロントリップが加わり、さらにパワーアップ!

こちらも有りそうで無い個性はカラーで300。定番の黒では演出出来ない色気溢れる雰囲気にあったフェイス周りの造形美も特筆物。

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個性的なグリル回りの大胆かつ斬新な塗り分けと、スラムドスタイルで履きこなすホワイト大口径ホイールで注目を集めていたチャージャー。

PGオリジナルフルエアロにレクサーニホイールを履きこなし、PG車高調×アキュエアー、ユニバーサルを駆使したスラムドスタイルが見事な300。

ボンネット形状からリップスポイラーまで、フェイス周りのインパクトが際立つシェルビー。ゴールドのボトムスとガンメタリックのカラーコーデも好印象で、シェルビーのワイルドさが際立つ。

フェラーリのオプションカラーであるGRIGIO MEDIOにオールペイントされたチャージャー。レクサーニ22inchにアキュエアー&P・G車高調でスラムドされたトータルバランスに優れた一台。

説明不要のP・Gが誇る4枚ガルウィングの300(ネオハスラー)。どのイベント会場でも一際目を奪われる存在感とインパクトの強さは特筆物。完成から数年を経てもそのクォリティの高さは現役![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

フォトギャラリー

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks /CAR BOX
TEL:082-815-8448
URL:http://www.bs-carbox.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo:高原義卓、石井秋良
Text:石井秋良[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

シボレーシルバラードは、迫力のマスクで復権を目指す。

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2019 シボレー シルバラード LTZ、2019 CHEVROLET SILVERADO LTZ

2019 CHEVROLET SILVERADO LTZ

ジーエム祭
百花繚乱

シボレートラック復権の狼煙、クールなマスクとタフな性能

アメトラのベストセラーはフォードのFシリーズで、ラムトラックも勢いを伸ばしている。そんな市場にシボレーが投入した新型シルバラードは、迫力のマスクで復権を目指す。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2019 シボレー シルバラード LTZ、2019 CHEVROLET SILVERADO LTZ

伝統を紡いで生み出した新モデル、実用性と格好良さの両立

モスト・アドヴァンス、1世紀以上のノウハウ

シルバラードが2019年型から生まれ変わっている。新型は信頼性を強調しており、本国で実用車として活躍するクルマとして、ライバルに負けないタフネスぶりをアピールする。

しかしながら、なんと言ってもフロントマスクだ。横向きラインが印象的なデザインは、伝統的なシボレーらしい力強さ。アメ車好きの多くが求めるであろう、迫力や押し出し感といったものが、これでもかと「他との違い」を示している。なお、新型シルバラードはグレードによってフェイスのメッキ部分などで印象が変わる。

また、グレードによって高級感と実用性の振り幅が変わる。日本のユーザーにはLTZがお勧めだが、さらなるハイパフォーマンスや、実用性重視のトラック然とした選択肢も設定される。ちなみにこのLTZは、バンパー下およびサイドミラー部分をボディ同色にペイント済み。迫力を増しつつスタイリッシュ感も両立することに成功している。

2019 シボレー シルバラード LTZ、2019 CHEVROLET SILVERADO LTZ

2019 シボレー シルバラード LTZ、2019 CHEVROLET SILVERADO LTZ

この1台を直輸入し、現車を展示していたのは名古屋市にあるWHAコーポレーション。中部地区を代表する老舗のアメ車専門店であり、独自のルートで多彩なアメ車を積極的に仕入れることでも知られるショップだ。なお、WHAコーポレーションではすでにオーダー済み・到着待ちの新モデルに、新型エクスプローラー、ラングラー・グラディエーターなどがあり、年内には到着する見込み。話題のニューモデルを現車で確認できる、貴重なショップである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2019 シボレー シルバラード LTZ、2019 CHEVROLET SILVERADO LTZ

車室はレギュラーキャブ、ダブルキャブ、クルーキャブ、の3種類、荷台もショート、スタンダード、ロングの3 種類。今回ののシルバラードはクルーキャブ+ショートベッド。全長は231.7インチ(約5885.2mm)。

2019 シボレー シルバラード LTZ、2019 CHEVROLET SILVERADO LTZ

新型シルバラードLTZの標準エンジンは5.3ℓ V8のエコテック3(355hp)で8AT。オプション設定で6.2ℓも選択できる。なお、2020年モデルではエンジンの選択肢が拡充され、他グレードも含めれば、4.3ℓ V6、3.0ℓデュラマックスターボディーゼル、2.7ℓターボが設定されている。

LTZの標準ホイールは18インチブライトシルバーと265/65R18SLの組み合わせ。ホイールのオプションは多彩に設定されており、20インチまたは22インチがある。

2019 シボレー シルバラード LTZ、2019 CHEVROLET SILVERADO LTZ

Apple CarPlayおよびAndroid Autoでスマホとの接続が容易。フロントウィンドウに情報を投影するヘッドアップディスプレイの他、前方衝突アラート、低速前進自動ブレーキなど、最新テクノロジーも満載している。

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LTZクルーキャブではフロントシートが40/20/40のスプリットベンチシートになり、シート下に収納スペースが備わる。また、中央シートを前に倒すことで大きなセンターアームレストになる。

後席ドアのあるクルーキャブは広大な後席空間が特徴。荷物を載せるときに使えるよう、跳ね上げて汚れないようにすることができる他、シートをパカッと開いて簡易なストレージとして使用することもできる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]WHA Corporation【ワーコーポレーション】
所在地:名古屋市西区児玉3-38-2
TEL:052-523-3003
URL:http://www.wha.co.jp

WHA Corporation、ワーコーポレーション[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo&TEXT:加藤山往[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

気ままにキャンプを楽しむアメ車乗り、キャンプ好きの宴 今回は長野県に出没!!

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a day in the american cars & camp life
アメキャン!6thミーティング enjoy outdoor field!!
2019.10.05-06 戸狩温泉星降るキャンプ場

アメ車乗りであり、キャンプ好きでもあるオーナーたちが集うキャンプミーティング「アメキャン!」。6回目となる今回は2019年オープンした長野県にある戸狩温泉星降るキャンプ場へと訪れた。

2019年オープンしたばかりの長野県のキャンプ場へ

今回で6回目となる「アメキャン!」は、 長野県飯山市の戸狩温泉星降るキャンプ場にて2019年10月5日~6日に開催された。

第1回目に山梨県からスタートしてから、2回目は富山県、3回目は埼玉県、4回目は新潟県、5回目は静岡県、そして6回目となる今回は長野県ということで、全国を渡り歩くように開催しているアメキャン!。これまでに開催した県を線で結んでいけばいつかは日本一周も夢ではない(!?)かもしれないが、それを達成するにはあと何年かかることだろう(笑)。

とまあ、それはさておき、今回長野県での開催に至った経緯は、地元である長野県飯山市でカヌー&ラフティングツアーを企画運営する「パワードライブR117」の代表であり、ラムバンを愛車とする、かのえさんからの案内もあって戸狩温泉星降るキャンプ場に決定した次第。初めて訪れるキャンプ場、しかも名前には温泉、さらには星降るなんて付いていたら、行く前からワクワクせずにはいられないでしょ。

それにしても2019年は台風の当たり年。しかもだいたいが週末に訪れているとあって、予定していた各イベントも延期あるいは中止を迫られていたなか、このアメキャンの前週も天気が良かったとはいえない状況で、キャンプミーティングが開催できるのか不安だった。しかも天気予報も微妙なアナウンスを出していたし…。ひとまず開催日の二日前の予報で開催するか中止するかの判断をするということとなり、天候の回復を願った。

開催日には台風がそれるという予報を信じて決行となり、いざ会場へ向かうと、その道中は快晴。これまでの心配は何だったのやらと思いつつクルマを走らせ会場へ到着すると、すでに到着していた参加者たちがテントを広げて早くもまったりモード。ちなみに今回の会場となった戸狩温泉星降るキャンプ場は2019年オープンしたばかり。しかも今回は特別に、アメキャン!のためだけに貸し切り営業してくれたということで、これは満喫せねばもったいない。

初日の日中は日も差していただけにそこまで寒さを感じることはなかったものの、日が暮れるにつれ曇り空となり、さすがに肌寒くて上着を羽織ったものの、こんな時は焚火が出番とばかりに火遊びに興じる参加者たち。残念ながら夜になっても空は雲に覆われていただけに星を眺めることはできなかったものの、夜更けまで語らいこの空間を満喫。

そして2日目はというと、朝から生憎の雨。アメキャンならぬ雨キャンと揶揄しながら撤収に取り掛かり、そのまま流れ解散となった今回のアメキャン!。次回以降の予定はまだ未定とのことだが、ウインターシーズンに雪中キャンプを構想中。寒さを物ともしない強者はぜひ参加してみてはいかがだろう。

アメキャン5thミーティング 気ままにキャンプを楽しむ アメ車乗り、キャンプ好きの宴[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

フォトギャラリー

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO&TEXT★編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2020年 1月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ずっと憧れていた65年型リヴィエラをネットで発見し、現車を見ずに購入

1965 Buick Riviera、1965 ビュイック リビエラ

1965 Buick Riviera

EXTREME AMERICAN

クルマは走ってなんぼだから、気にせずガンガン走りまくってます!

アメ車の旧車に乗ることを諦らめられず、一度は購入した08年型マスタングを1年で売却。すると運命なのか、ずっと憧れていた65年型リヴィエラをネットで発見し、現車を見ずに購入を打診し念願の旧車デビュー。クルマは走ってなんぼの精神を持ち、整備も自分で行なう、弱冠26才の松下さんを紹介しよう!

新しいモデルは、いつでも購入できる

免許取得後、初めて購入したのが08年型マスタング。しかし、元々はアメ車の旧車所有を夢見ていた松下さん。「リバイバルデザインのマスタングに乗ったけど、新しいクルマはいつでも買える。やっぱり旧車に乗りたい」と、わずか1年足らずでマスタングを手放してしまう。その後ネットで探しまくり、目に飛び込んできたのが、ずっと憧れていた現在の愛車である65年型リヴィエラだ。「フェイスはいかつく、サイドのラインはエロくてリアは渋い。クラムシェルヘッドライトのギミックも良いですね。世界中探しても65リヴィエラにしかないギミック。現車を見る前に売ってくださいと伝えました(笑)」。

念願のリヴィエラを手にした松下さんは「クルマは走ってなんぼ」という考えがあり、旧車とはいえ臆することなくガンガン走りまくり、これまで走行不能になったことは一度もない。3級整備士ということもあり、気になる部分は自分で早めの点検交換を行なっているのも大きな要因だろう。

1965 Buick Riviera、1965 ビュイック リビエラ

車両は基本購入時のままで、4輪独立エアサス、ボディスムージング、ポップドア&トランク、クレーガー15インチホイール、内装張り替え、追加メーター、オーディスピーカーはMBクォートで統一など。ただエアサスは「誰がどういう物をいつ付けて、何年経っているのか分からないのが気持ち悪かったので、同じ商品を購入して自分で新たに取り付けました」と、エアサス関連はリニューアル。

念願の旧車を長く維持するために、大変だが自分でコツコツと作業していく時間もまた楽しいようだ。1965 Buick Riviera、1965 ビュイック リビエラ

クラムシェルヘッドライト

1965 Buick Riviera、1965 ビュイック リビエラ

1965 Buick Riviera、1965 ビュイック リビエラ

ホイールはCRAGER Serise 32 Keystone Klassic・15インチ、タイヤはBF Goodrich Silvertown 185/70R15

いかつくてエロいというリヴィエラのデザインが大好きと言う松下さん。特徴であるクラムシェルヘッドライトのギミックもリヴィエラを好きになった大きなポイント。4輪独立エアサスは自身で再インストール、ホイールはCRAGER Serise 32 Keystone Klassic・15インチ、タイヤはBF Goodrich Silvertown 185/70R15。内装も張り替えられ、追加メーター、オーディオヘッドユニット・KENWOOD DDX470、スピーカー・ウーハー・アンプはMBQuartで統一。

1965 Buick Riviera、1965 ビュイック リビエラ

ボディはオリジナルカラーでリペイントされ、ドアハンドルなどをスムージング。ドアやトランクはリモコンで解除されるポップアップ式。サンルーフも追加している。

OWNER:松下 右京さん


セカンドジェネレーション初期の66年型 ビュイック・リビエラ

ビュイック・リビエラは、コンベンショナルなFRモデル

充実した装備を持つビュイック リビエラは、FR駆動のスペシャリティカー

アズールモータリングの魅力を凝縮したような1台 / ビュイック・リビエラ


写真:犬塚直樹
文:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 1月号掲載