【フォードE-150 XLT】色々な意味で、アメ車らしさを感じられるフルサイズバン

2007 FORD E-150 XLT、2007 フォードE-150 XLT

2007y FORD E-150 XLT

SOUL OF FORD NEVER ENDS
果てしなく続く熱きフォード魂

独特のフロントマスクがたまらない!迫力や存在感がフォードのバンの魅力

一般的にアメ車は大径ホイールなどのカスタムを楽しむ人が多いのでは? だが、カスタムすることよりも、素のアメ車の良さや実用性の高さを知り、アメ車の世界観を楽しみたい人もいる。ここで紹介する高橋さんは、まさに後者を代表する1人なのだ。


フォード製フルサイズバンE-150 XLT 「amZ 2018」のアワードでバン部門を受賞。


道具として割り切れるE150にもう夢中!

かつては国産ミニバンなどに乗っていた高橋さん。アメ車との出会いはある意味偶然のようなものだったと振り返る。当時ランクルの購入を検討していたそうだが、知人の紹介でTHEES・松永社長と知り合い、ナビゲーターを購入。アメ車のボディサイズが生み出す気持ちの余裕や、人とは違う優越感を知ったことで、そこからアメ車の世界にまっしぐら。

実は高橋さん一家は、お子さんが4人という、最近では稀に見る大家族。加えてバーニーズマウンテンドッグのマロン君と一緒に出かけるには、やはりフルサイズバンしかありえない。

2007 FORD E-150 XLT、2007 フォードE-150 XLT

そういった経緯から、2007年型のE150に乗り換えたが、ナビゲーターの後に一度エコノラインを所有したこともあり、FORDのバンとは長い付き合いでもある。「雑な部分もあるけれど、道具として割り切って使えるのも魅力。気に入っているのは、独特なフロントマスクで、迫力や存在感が日本車とは全く違いますね。燃費は決してよくはないけど、このクルマ以外には考えられないです。色々な意味で、アメ車らしさを感じられるクルマです」と語る。

2007 FORD E-150 XLT、2007 フォードE-150 XLT

THEES・松永社長も「カスタムするのは楽しいけれど、アメ車の魅力はそれだけじゃない。シンプルなアメ車の良さをもっと多くの人に知って欲しいです」とのこと。まさにこの二人、出会うべくして出会ったと言えそうだ。

2007年型のXLTで、搭載エンジンは5.4ℓのガソリン。高橋さんは1モデル前のエコノラインを所有していたこともあり、特にFシリーズのトラックと似たフロントマスクがお気に入りとのこと。以前所有していたナビゲーターと比べるとフロアが低いので、マロン君が乗降りしやすいのもGoodとのこと。3列シートのままでも座席の下に荷物が収納できるし、座席を外せばさらに荷物も積載可能。シートを倒しマットを敷けば車中泊も快適にできるので、子供達の手が離れたら、夫婦で旅に出かけたいとも語る。カスタムはタイヤ&ホイールだけにとどめているが、さりげなく20インチを装着。少し細身のタイヤにしたことで乗り心地やハンドリングが向上したそうだ。

バーニーズマウンテンのマロン君は、現在6歳。体重は何と70kgだそうで、見るからにビッグサイズ。普通のケージに収まるはずもなく、E-150のラゲッジスペース全体がマロン君のケージ状態。さらに今回取材に同行してくれた威裕君は末っ子で、上に男兄弟が3人。頼もしいけれど、家族全員で出かけるには、E-150が必要不可欠となるのも納得だ。

2007 FORD E-150 XLT、2007 フォードE-150 XLT

高橋賢吾さん、雪枝さん、威裕(タケヒロ)くん

6人家族を支える高橋さんは、様々なクルマを乗り継いできたこともあり、4人の子供達も最近では珍しくクルマ好きが多いそう。奥様の雪枝さんは、当初はアメ車=大きい・燃費が悪い…とネガティブなイメージしかなかったそうだが、今では独特の世界観や広さが生み出すゆとりに大満足している。


Thanks/THEES【ティーズ】
Location:愛知県名古屋市守山区川北町79
Phone:052-758-6308
URL:https://thees.biz/

名古屋市・守山区で10年以上に渡りアメ車の販売を行なうTHEESガレージ。ジャンルを問わず、パッセンジャーカーからSUV、JEEP、そしてフルサイズバンと様々なアメ車をラインアップする。カスタムして自分の個性を強調するのも楽しいけれど、まずは実用性の高さやアメ車の素の良さを知理、アメ車のファンになって欲しいと代表の松永さんは語る。そのため、店頭の在庫車両は比較的シンプルなモデルが多いのも、THEESの特色とも言える。

THEES、ティーズ

THEES、ティーズ


◆Photo/浅井岳男
◆Text/空野 稜

アメ車マガジン 2019年 6月号掲載

スタイルと走りを徹底的に追求し、エアサスやホイールをワンオフ製作

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1973 デ・トマソ パンテーラ、1973 DE TOMASO PANTERA

1973y DE TOMASO PANTERA

SOUL OF FORD NEVER ENDS
果てしなく続く熱きフォード魂

1971年のデビュー以来、様々な改良を施され20年以上に渡り生産されたデ・トマソ パンテーラ。なぜイタリア車がここに登場するのか? と思う人も少なくないと思うが、パンテーラのパワーユニットはFORDの351クリーブランド。そう、パンテーラはアメリカンハーフと言える存在なのだ。

ノーマルにこだわらず、各部を徹底的に改良!

ビンテージカーを好む人は、大きく2つに別れる。フルノーマルにこだわる、いわゆるナンバーズマッチ派。そして、ノーマルにはこだわらず、技術の進化に合わせ機能を常に追求し続けるスタイルだ。もちろん今回紹介するパンテーラは後者で、日本中のパンテーラオーナーの駆け込み寺として名高い、リスキービジネス・岡田代表の愛車でもある。基本的にはアメ車が好きだと語るが、ジャンルを問わず好みのクルマを手掛け続けており、パンテーラのポテンシャルを最大限に引き出した結果、現在のスタイルに到達したそう。余談だが、SNSにこのパンテーラの姿を投稿したところ、世界中から賛否両論の声が届いたとか。

1973 デ・トマソ パンテーラ、1973 DE TOMASO PANTERA

最大の特徴はフロントが106mm、リアは225mm(共に片側)ワイドとなる、オリジナルのカーボンフェンダーの装着。これにより、全幅は2004mmへと拡大。それによりリアタイヤは、335/35R17を装着している。ノーマルでも全高は1100mmだが、ライドテックのエアサスをワンオフで製作してもらい、極限の低さも追求。ちなみにホイールもライドテックを手掛ける福岡のクルーズオリジナルで、世界に4本しかない特注品。ブレーキシステムもホイールの形状に合わせナックル部分から製作し、ドリルドスリット&ビッグキャリパーに変更。確実な制動性能も確保している。

ここまで手が加わると、さぞかし神経質なクルマなのでは? と岡田さんに聞いたところ「キチンと整備すれば普通に乗れますよ」とのこと。助手席に乗せさせて頂いたが、意外なほど視界は普通。信号待ちで、他のクルマと並んで初めてその低さを実感できるほどだ。他車との決定的な違いは、走行中にエンジンサウンドが自分の後ろから聞こえてくることで、実に新鮮! FORDの走りのマインドを心底味わえる、究極の1台に仕上げられている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]エンジンはFORDの351(5.8ℓ)V8を搭載

1973 デ・トマソ パンテーラ、1973 DE TOMASO PANTERA

エンジンはFORDの351(5.8ℓ)V8を搭載。製造工場の地名に基づいてクリーブランドの愛称が付けられるが、アメ車の見慣れたスタイルとは異なり、8個のファンネルがむき出しとなる。その姿はまさにレーシングカーそのもの。左右両バンクからそのまま後方に伸びるエキゾーストパイプは、ボディの中央出しという斬新なスタイルを形作る。奏でられるサウンドは、FORD GT40を彷彿とさせるような非常に甲高いもので、アメ車的なV8サウンドとはかなり異なる。

 

1973 デ・トマソ パンテーラ、1973 DE TOMASO PANTERA

1973 デ・トマソ パンテーラ

1973 デ・トマソ パンテーラ

通常のヘッドライトはリトラクタブル式だが、エア抜けの良さとダウンフォースを稼ぐため固定式に変更。ちなみにライト本体はムーブカスタムの物で、バイク用の広角ミラーを使用。結果的にデ・トマソのマングスタ的な雰囲気を醸し出すことに成功している。

 

アメリカ製のダッシュボードに変更するが、反射を防ぐためにマットクリアにペイント。計器類はすべてオートメーターに変更し、信頼性を向上させている。ミッションは5MTで、シフト手前にエアサスのコントローラーを設置する。

 

エアサスを下げても、きちんとステアリングが切れるようにオーバーフェンダーをデザイン。また独特なホイール形状を損なわないように、エアバルブをディスクの裏側に設置。フロントタイヤは245/40R17で、リアは335/35R17を装着。ホイールはフロント10J、リア15Jと、最新のスーパーカーに匹敵するスタイルを実現。

 

ノーズのトランクスペースに、エアサスタンクやユニットを設置。ライドテックのデジタル仕様で、3段階のメモリー機能も備わる。スペースが厳しく、クルーズでは開発にかなり苦労したそうだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:Risky Business
TEL:052-890-3206[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo:浅井岳男
■Text:空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 6月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

「アメ車マガジンキャラバンプラス」開催順延のご案内

「アメ車マガジン キャラバン プラス 」
開催順延のご案内

拝啓 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、先般開催のご案内差し上げました「アメ車マガジン キャラバンプラス」でございますが、昨今の情勢を鑑み感染症拡大予防の観点から、4月19日(日)の開催を見合わせ、開催を延期させていただくこととなりました。

大変ご迷惑をお掛けすることとなりますが、より安全な環境で充実した内容とする為の順延でございますので、 何卒ご査収下さいますようお願い申し上げます。

大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご高察の上ご理解賜ります様よろしくお願い申し上げます。

敬具

 

■アメ車マガジンキャラバンプラス

                  ・4月19日(日)開催予定 ⇒ 事態収束まで無期限延期へ

※開催日程決まり次第、誌面並びに書面をもってあらためてご案内させていただきます。

以上

ぶんか社グループ 新アポロ出版 株式会社

ポテンシャルは低め…でもスタイリッシュ、エアロダイナミクスによるセクシーボディ

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト

1973 Plymouth Satellite

THE GREAT PLYMOUTH
華麗なるプリマス

ロードランナーに代表される、プリマスBボディの中では、ある意味最もニッチな存在のセカンドジェネレーション後期。マッスルが終息する過渡期(73~74)なだけに、ポテンシャルは低めでも、そのスタイリングの美しさは抜群なのだ。

ロードランナールックのサテライト

マッスルカーのメインストリームである、インターミディにおけるプリマス車といえば、何はなくともロードランナーがお馴染みだ。ベーシックなサテライトに、パワフルなビッグブロックを搭載した、メーカー純正ホットロッドとして、レースシーンでも大活躍した。ポテンシャルの高さを基準にすると、マスキー法の制定で、非力化が始まった71年型以前に限定されてしまい、MOPARでは70年型が頂点となる。

レースシーンを基準にしても、NASCARでも圧倒的な強さを誇ったHEMIエンジンの搭載も71年を境に制限されることになった。そうしたあらゆる状況から、エンジンパワーの低下をカバーするべく、エアロダイナミクスに重点が置かれるようになる。

1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト

オーソドックスな箱型ボディにノーズコーンと巨大なリアウィングを追加したスーパーバードのような手法ではなく、空気力学に乗っ取って根本的に新しいスタイリングによるボディが71年に導入されている。

1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト

そこでは、水中眼鏡のような特徴的なマスクに注目されるが、曲線基調のグラマラスなボディの美しさはかなり魅力的。ところが、その魅力は、実車を見ないとなかなか伝わらない。国内ではおそらく、数台しか存在しないため、目にする機会は極めて稀。

この個体は、オーナーの希望で、アメリカよりオーダー輸入した。幼少期の頃から父親がチャレンジャーに乗っていたこともあり、MOPARへの免疫力が高く、王道の69ロードランナーを求める過程で、73年型の魅力にハマったそう。スタイリングありきで、日常使用の目的やコストパフォーマンスを踏まえて、サテライトをベースに、ロードランナーの要素を取り込んでいる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト

セカンドジェネレーション初期(71~72)レザートップのトリミングによって、デッキの位置に対してルーフが低い、このモデルの特徴的なスタイリングが強調されている。73年型はマイノリティな存在ではあるが、そのスタイリングの美しさには定評があり、アメリカではそれなりの人気を誇っている。

 

インテリアは、ダッシュや内張など、基本的に2nd 初期と同等のデザイン。横型のスピードメーターは、スタンダードなサテライトならでは。スポーツタイプよりも、時代性が感じ取れて、意味見ると新鮮かつ魅力的。ダッシュ、コラム、内装の全てが、車体色とお揃いのブルーなのが素敵!!

 

ビッグブロック440はラインアップこそされても、280hpと車重の重さに対し非力。それに対して、ベーシックな318ci は2bblで170hp ながら、バランスが良く、現代においても、必要にして十分なポテンシャル。ATはオーバードライブのない3速だが、高速巡航も踏まえたギヤ比設定で、ノープロブレム。

 

ホイールは一見ラリーに見えるが、ドッグディッシュ・タイプをベースに、ラリーホイール用のハブキャップとクロームリングをセット。リム幅に対してマイナスオフセットな深リムルックなのが◎! 往年の雰囲気に合うホワイトレターのタイヤは、クーパーコブラ・ラジアルG/T(P225/70R15)。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:サブライム
TEL:0877-48-3711
HP:http://www.cuda.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Hiroshi Nose
Text ◆ Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

サテライトをベースにロードランナークローンとして仕上げたストリートフレンドリーな個体

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト

1973 Plymouth Satellite

THE GREAT PLYMOUTH
華麗なるプリマス

本来ならばミュージアム級のコレクタブルカーである6パック仕様を、サテライトをベースにしたロードランナークローンとして、気兼ねなく楽しむ! ギヤベンダーなどでアップグレードしたストリートフレンドリーな1台なのだ!

サテライトで気兼ねなく楽しむ!

ワーナーブラザースの人気アニメのキャラクターとしてお馴染みのあの「ロードランナー」をそのままモデル名に採用していることで、モパーマッスルの中でも、とりわけポピュラーな存在なのがプリマス・ロードランナーだ。「若者が手に入れることができるビッグブロック搭載のマッスルカー!」というコンセプトでリリースされた。プリマスのインターミディのベルベディア/サテライトをベースに、マッスルポテンシャルな383ci/335hpエンジンを標準で装備。

軽量化とコストダウンを両立させるために、可能な限り装備をスポイルしているのもポイント。走りのパフォーマンスに特化したスパルタンなマシンにして、ポップなマスコットが与えられ、若者をターゲットに大人気となった。より装備を充実さアダルト層をターゲットにしたGTXは、440ciエンジンの4バレル仕様が標準だったため、ロードランナーでさらなるポテンシャルを望む場合は、最強の429HEMIを選択する他に、スーパーストックの流れをくんで、さらなるパワーと軽量化を進めた440+6パックもラインナップ。少数派のMOPAR勢の中でも、ロードランナーは、高セールスな上、現存数も多いのだが、その分人気も高いのため、入手は困難となっている。また、コレクタブルな価値があるだけに、本来のポテンシャルを気兼ねなく楽しむには気が引ける。

1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト

そこで、同じレシピでスタンダードなサテライトをベースに、ロードランナーに見合った仕様にアレンジするケースが主流となってきている。マッスルカー本来の魅力をリアルに体験するためには、クローンの方が様々な面で理想的。そのため、市場ではオリジナルのマッスルパッケージ車よりも、こうしたクローンやクローンのベースの方が広い層に人気があるのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1973 Plymouth Satellite、1973 プリマス サテライト

ベースのサテライトはプリマスの主力モデルとしてポピュラーな存在だが、ロードランナーに仕立てるための2ドア・ハードトップは、ドラッグレーサーにも人気があるため競争率は高い。Bピラーのないハードトップに対して、ピラーのあるクーペも存在する。この個体は、スクープ付きの6パックフード(ファイバー製脱着式)にアレンジしている。

 

ロードランナーでは安価なベンチシートが標準。スタンダードのサテライトでもベンチシートが標準となる。パレートシートやコンソールは、あくまでもオプション。この個体は、ステラリングも含め、ストックをキープしつつ、オートメーター製のゲージを追加している。

 

搭載エンジンは、ビッグブロック440をベースに、ストロークアップによって495ci にまで拡大。ファイナルレシオは、MOPARのマッスルパッケージではお約束のローギヤな3.91:1。これによって、マスコットのロードランナー同様の瞬発力を発揮しつつ、ギヤベンダーを投入することで、高速巡行も難なくこなす。

 

スーパーストックのキャラクターを受け継ぐ6パックでは、ハブキャップ無しのスチールホイールが標準。そんなスパルタンな仕様を堂々と市販するマッスルっぷりがMOPARらしくて◎! この個体は、軽量なポリス用“ドッグディッシュ”を採用。タイヤは定番のBFG ラジアルT/A(F:215/70R15、R:275/60R15)。足回りは、ストックのメカニズムで、ホチキス社製品でアップグレード。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:サブライム
TEL:0877-48-3711
HP:http://www.cuda.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Hiroshi Nose
Text ◆ Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

フォード製フルサイズバンE-150 XLT 「amZ 2018」のアワードでバン部門を受賞。

2008 FORD E-150 XLT、2008 フォードE-150 XLT

2008y FORD E-150 XLT

SOUL OF FORD NEVER ENDS
果てしなく続く熱きフォード魂

2018年11月に東京お台場で開催したアメ車マガジン祭り「amZ」アワードでバン部門を受賞した、はるたそさんのE-150。「娘4人を連れてどこでも行けるエコたんが大好き」と語る彼女に注力。


【フォードE-150 XLT】色々な意味で、アメ車らしさを感じられるフルサイズバン


2008 FORD E-150 XLT、2008 フォードE-150 XLT

普段の足として大活躍、エコたんにベタ惚れ

アメ車マガジン祭り「amZ」から遡ること2年8カ月、2016年3月に神奈川県・大磯ロングビーチで開催したアメマガミーティングに参加してくれていた、はるたそさんのことは忘れもしない。何しろ子供たちと盛り上がっていたし、E‐150はパパのではなくママの愛車と聞いて、いずれ取材をお願いしたいと思っていたからだ。そして今回ようやく実現することができた。

以前からはだいぶスタイルチェンジしたE‐150。愛称はエコたん。2インチリフトアップし、ボトムスにはマッドタイヤ&フューエルオフロードホイールを組み合わせただけでなく、ツインスクープ仕様のフード、ルーフマーカーなどを装着してカスタムし、かなりワイルドな仕上がり。しかし彼女はクルマのことはあまり詳しくないため、カスタムは旦那さんの担当。「さらにカスタムして、もっとかっこいいエコたんにしていきたい♪」と言うだけに今後が楽しみである。

2008 FORD E-150 XLT、2008 フォードE-150 XLT

そもそもE‐150は、前に所有していたナビゲーターからの乗り換えを検討していた時にはるたそさんの一目惚れによって導入。決めては大きさとデザイン、そしてボディカラー。フォードが大好きという彼女にとってメーカーがフォードっていうのも重要なポイントだったとのこと。ただでさえ大きいのにリフトアップしてさらにビッグになってはいるが、これをまったく気にすることなく普段の足として娘4人を乗せてどこでも出掛けてしまう。唯一困るのは立体駐車場のみ。

ちなみにはるたそさんは、免許を取得してからこれまで左ハンドル車しか運転した経験がないとか。旦那さんもアメ車が好きで、これまでにマスタングやナビゲーターなどを所有してきたためだが、逆に右ハンドル車に乗ったら違和感を覚えることだろう。2008 フォードE-150 XLT

2008 フォードE-150 XLT

当初はノーマルフードだったが、ツインスクープタイプへと交換。ちなみにペイントは旦那さんが施工している。ブルバーは以前から装着していたが、当初はブラックだったものをDIYにてペイントしてある。まだ幼い子供たちが乗るためサイドステップは欠かせない。マフラーはフローマスターのチップを用いてワンオフ。さらにリア回りはテールレンズガード&ラダーを装着してアクティブさを高めるなど、全体的にワイルドな仕上がり。

F-150用のリフトアップキットを流用して2インチのリフトアップを施し、フューエルオフロードホイール&AMPマッドタイヤを組み合わせて逞しいボトムスを形成。

シンプルなインパネはステッカーでデコレーションしてアクセントをプラス。ルーフには子供たちが退屈しない様にモニターを設置。シートは張り替えてブラック&ベージュのツートンとし、インテリアをメイクしている。ちなみに最近のマイブームがスニーカーということで、車内には二人のお気に入りの一足をストック。


Photo&Text :編集部

アメ車マガジン 2019年 6月号掲載

ベッドにバイクを積載、さらにジェットまで牽引する圧巻のF‐350

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2006 フォード F-350 XLT スーパーデューティ

2006y FORD F-350 XLT SUPER DUTY with MOTOCROSS BIKE & JET SKI
owner:WK

SOUL OF FORD NEVER ENDS
果てしなく続く熱きフォード魂

ただでさえひと際大きなフルサイズトラックであるスーパーデューティ。その長さにジェットスキー用トレーラーが加わることで、もはや全長は大型トラックレベル。マリンレジャーやモーターサイクルスポーツに大活躍!遊びの達人が愛用するF-350の魅力に迫る!

 

フォード特集にピッタリなユーザーを検討するなかで、以前F‐150をベースにスラムド、ベッド部をリアルウッドでDIY製作して乗っているオーナーがBBQミーティングに参加していたことを思い出してコンタクトを取った。連絡すると、そのクルマは既に売却してしまったそうで諦めかけたが「今はF‐350に乗っています!」と願ったり叶ったりの返答を受けて即取材を決行。聞くところによるとジェットを牽引して遊んでいるらしく、当日姿を現すと、ジェットの牽引のみならずベッドにはバイクを積載。しかも6インチリフト+37インチ履きといった圧巻のスタイル。

実は14年ほど前からバイクが趣味で、ベッドにバイクを積んでトラッキンライフを楽しむのが夢だったとのこと。しかし、以前愛用していたスラムドで積載性を犠牲にしたF‐150では無謀。そんな中、偶然見つけたのがこのF‐350。バイクを積むにはちょっと車高がネックとなるものの、「ラダーを工夫して何とか積める様になりました!」と笑顔で語るWK氏。マリンスポーツやバイクのサーキットコースへと頻繁に移動を重ねる中で、このクルマを選んで良かったなと思うのは、やはり6ℓ V8ディーゼルのトルクフルなパフォーマンス。そしてワイルドな見た目とは裏腹にマイルドな燃費。多少取り回しに気を使っても、余裕の積載性とパワフルさは格別と語る。

2006 フォード F-350 XLT スーパーデューティ、2006 FORD F-150 XLT SUPER DUTY

遊びの達人=SUVの図式が一般的ではあるが、突き詰めていくとどんな積載物でも余裕で積めて、泥だらけでも絵になるフルサイズトラックこそ、遊びの達人が愛用するのにもっとも適したクルマなのかもしれない。動を重ねる中で、このクルマを選んで良かったなと思うのは、やはり6ℓ V8ディーゼルのトルクフルなパフォーマンス。そしてワイルドな見た目とは裏腹にマイルドな燃費。多少取り回しに気を使っても、余裕の積載性とパワフルさは格別と語る。

遊びの達人=SUVの図式が一般的ではあるが、突き詰めていくとどんな積載物でも余裕で積めて、泥だらけでも絵になるフルサイズトラックこそ、遊びの達人が愛用するのにもっとも適したクルマなのかもしれない。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2006 フォード F-350 XLT スーパーデューティ、2006 FORD F-150 XLT SUPER DUTY

ビレットグリル

高年式用のトーイングミラー

ルーフにはキャリア&デュアルLEDバー

電動昇降式のAMPサイドステップ

乗降性を考慮しつつもサイドフォルムを犠牲にしない電動昇降式のAMPサイドステップに、ルーフにはキャリア&デュアルLEDバーを装備する。高年式モデル用のトーイングミラーの換装やビレットグリルなど、F-350の良さを崩さない様に程よくカスタムされており、ルーフキャリアはベッドにバイクを3台積載した際の収納スペースとしても活躍。ちなみにオーバーフェンダーは、13.5Jのマッドグラップラーに合わせたひと回りワイドなポケットスタイルに換装済み。それでも少しはみ出すため、公道走行時はラバーフェンダーを追加して対処している。

 

325hpを誇る6ℓV8ディーゼルエンジンを搭載するF-350

325hpを誇る6ℓV8ディーゼルエンジンを搭載するF-350。5速ATにトーイングモードを備えており、ジェット牽引に適したパフォーマンスと、ディーゼルならではの粘り強いトルクが重量級ボディを感じさせない走りを支える。

 

FUEL20インチでマッドグラップラー(37×13.5R20)を履きこなすボトムス

6インチリフトアップキット

6インチリフトアップキット

6インチリフトアップキットを組み、FUEL20インチでマッドグラップラー(37×13.5R20)を履きこなすボトムス。タイヤ外径と車高の高さに見合うストロークの長いショックの採用で乗り心地も上々。40インチも履けそうなタイヤクリアランスではあるが、バイクを積むことを考慮し、現状で留めている。

 

CRM250のほか、アドレス125、シグナスXと3台所有して週末などにサーキットでモータースポーツを楽しむWK氏。バイク積載用の固定台座は各パイプを使ってDIYで製作。

 

YAMAHA FXSHO

3年ほど前から新たな趣味の一つとして加わったジェットスキー。近郊の淡路島や四国へとF-350で牽引して、シーズンになるとマリンスポーツを堪能。愛用しているのはYAMAHAのFX SHO。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo&Text:石井秋良[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 6月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

人気のファストバックではなく、マニアックなノッチバックを敢えてチョイスする

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1969 Plymouth Barracuda、1969 プリマス バラクーダ

1969 Plymouth Barracuda

THE GREAT PLYMOUTH
華麗なるプリマス

スーパーストックのアイコンであるセカンドジェネレーションのバラクーダながら、ノッチバックなクーペはニッチな存在。そんなマニアックで馴染みの少ないモデルの魅力を、Hot Wheelsがオーナーに教えてくれたのだ。

ビッグブロック440に換装したレア車

第二世代のバラクーダというと、ドラッグレースにおけるスーパーストック・クラスにて最速を誇るモデルとして、ホットロッド界ではお馴染みの存在。2004年公開の映画『ハイウェイマン』の劇中車は、まさにそんなHEMIスーパーストック仕様としてラインナップされている。それで、国内では、バラクーダと言えな第三世代一色で、第二世代はマイナーな存在といえる。スーパーストックのベース車がファストバックのため、マッスルカーとして求める場合も、おのずとファストバックに集中。コンバーチブルとノッチバックは、対象外とばかりに、微妙な立ち位置ではある。

MOPAR人気が高まる中、比較的入手しやすいノッチバックをベースに、クールにアレンジする人もいる。ファストバックがドラッグマシンとしてのイメージが強いだけに、そこにとらわれずにアレンジするなら、むしろ「ノッチバック」の方が良かったりもする。とはいえ、ニッチな存在で着目する人も多くはないため、お手本的な有名車などは現れていない。

1969 Plymouth Barracuda、1969 プリマス バラクーダ

ところが、ファストバックでは2度もラインナップさせているホットウィール(HW)が、ノッチバックもリリース! HWならではのセンスの良いアレンジによって、ノッチバックの魅力が最大限に引き出されている。この個体のオーナーも、そもそもHWを通してその魅力を知ったことで、実車を探しだし、20代でオーナーになったのだ。国産コンパクト車でレースを楽しむだけあって、バラクーダでも、走りのパフォーマンスを味わえるマニュアルミッションをチョイス。しかも、オリジナルでは幻レベルのレアな、ビッグブロック440に換装した状態。そんな男らしい仕様で、走りに特化して、エアコンは装備されていないが、奈良在住にして、お台場のイベントにも自走で参加する。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1969 Plymouth Barracuda、1969 プリマス バラクーダ

ノッチバックこそ、翌年にEボディとして大きく変化するパーソナル・クーペに繋がるデザインといえる。デッキ部とリヤオーバーハングの長さが際立つ、MOPAR特有のスタイリングがカッコイイ。筆者も個人的にも欲しいモデルとして気にしているが、日本には数台しか存在しないのでは?! 写真では伝わりぬくい独特の良さが、実車を見ることで改めて感じる!

 

ファストバックに対して、ルーフが小さいため、後部座席は少々狭い印象。その分、トランクのスペースがかなり大きく取られているのが特徴的。内装はストックをキープしている。同年のダッジ車に比べて、丸型ゲージの採用でなどでスポーティなデザイン。

 

69年型にはビッグブロック440の設定もあるが、実際には極めて少数で幻レベル。この個体は、アメリカで440に換装されていた。セダンからのスワップのようで、マイルドで扱いやすい仕様。それでも、4速マニュアルによって、大トルクをダイレクトに感じることができる。

 

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ボディ車はコンパクトなため、ホイールのボルトパターンが国産車並みにPCD100となっているため、ホイールの選択肢が限られるが、この個体は、平均的な114.3 にアレンジしてある。タイヤはF:FIREHAWK・195/60R15、R:BFG ラジアルT/A・255/60R15。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:サブライム
TEL:0877-48-3711
HP:http://www.cuda.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Hiroshi Nose
Text ◆ Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

もっとも完成度の高い70年型「クーダ」大人が乗るに相応しいマッスルカー

[vc_row][vc_column][vc_column_text]1970 plymouth barracuda'cuda 340、1970 プリマス バラクーダ クーダ340

1970 Plymouth Barracuda ‘Cuda 340

THE GREAT PLYMOUTH
華麗なるプリマス

オリジナルをキープした抜群なコンディションのハリウッドスター級にクールでセレブな「クーダ」にして、スーパーニッチなカラーリングや機関の仕様によって、国民的アイドル並みにフレンドリーで好感度大な超希少車!

ニッチな仕様で出荷されたオリジナル

1964年のデビューから、3世代にわたり74年までラインナップされた「バラクーダ」。その中でも、コンパクトかつポニーなパーソナル・クーペに生まれ変わった3世代目がスタイリングの美しさと、ポテンシャルの高さで、人気を博している。モデルイヤーごとにデザインや仕様が異なるが、なにはさておき、70年型の完成度が高く、ダントツの人気とあって、モパー・マッスルきってのコレクタブルな存在となっている。

70年型には、モパー・マッスルを象徴する、ピンク、バイオレット、ライムといったハイインパクトカラーがオプションで設定されたことも人気に大きく貢献している。特にクーダは、スタイリングやキャラクター的にもそうしたラウドなカラーが最も似合うモデルでもある。ところが、この個体はその真逆とも言える仕様なのがポイント。車体色、トップ、インテリアのすべてが、シックなダークグリーンメタリックが選ばれ、モデルのキャクターに反するベンチシート&コラムシフトといったスーパーニッチな仕様で出荷されたオリジナル。

1970 plymouth barracuda'cuda 340、1970 プリマス バラクーダ クーダ340

その内容を求めるなら、エコノミーなスタンダードか、ラグジュアリーなグランクーペなどなら珍しくはないのだが、バラクーダではなく、あくまでもハイパフォーマンス仕様である、「クーダ」というのがニクイ。また、搭載エンジンがスモールブロック340ciというのが奥ゆかしくて好感が持てる。

ブレーキにおいても、フロントディスが定番の中、チープなドラムをチョイス。そんな仕様から、低い予算の中で、自分の好みにこだわって、対応することができた当時のオプションの豊富さを象徴するような個体。数年前にアメリカで売りに出た際に、国内に輸入し、現オーナーが入手したことで外装は同色でリペイントした。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1970 plymouth barracuda'cuda 340、1970 プリマス バラクーダ クーダ340

ダブルバブルの愛称のスクープが二つあるフードは、も’Cudaパッケージ車専用パーツ。ロッカーパネルのエラ状の化粧パネル、グリルのペイントがガンメタリック、フォグランプの装備も全て、’Cuda ならでは。好感度も含め、総合的に完璧な個体なので、いやらしくツッコんで見ると、右ミラーが70年型限定で激レアオプションではなく、71~74年用というトリビア級。

 

ベンチシートもダークグリーンの内装パーツも、リプロダクションされていないだけに、この激シブな仕様を真似するのはかなり厳しい。ステアリングも、ダッシュのスタイルも、スタンダード仕様なのが全体のイメージにマッチしていてむしろステキだ。

 

エンジンは、Cudaならではのハイパフォーマンス仕様として設定された340ci。4バレルキャブで275hpを発生するが、シボレーの350に比べると、トルクが細いので、パンチに欠けるが、高回転まで速やかに吹け上がり、高速クルーズ向き。トランスミッションは、3速AT、TF727。

 

グッドイヤー イーグル#1

足回りはストックのF:トーションバー、R:リジットアクセルで、車高プロポーションも出荷時のオリジナルを保持した状態。ホイールはオプションのラリー。14インチの装着によって、ボディがシャープに見える。タイヤは、ストックに準じたグッドイヤーのイーグル#1(245/60R15)。オリジナル推奨のマニア向けトリビア級のツッコミを入れると、センターキャップは70~71年用ではハブが小さいデザインなのに対し、ここでは星型タイプの72~74年用を採用。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:サブライム
TEL:0877-48-3711
HP:http://www.cuda.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Hiroshi Nose
Text ◆ Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 8月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

「キャデちゃん」を手に入れて、ブランドのファンに染まる

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2007 キャデラック DTS、アメマガガール

2007 CADILLAC DTS
owner : SATSUKI

彼女たち流のアメ車との付き合い方

ーアメ車を乗りこなす女性たちの素顔ー
#アメ車女子のライフスタイル
今とにかく女性たちが元気で、興味のあるモノにはとにかくどん欲。さらにSNSを駆使しての情報発信能力も高い。そんな女性たちの中にはアメ車を所有している人もいて、楽しんでいる様子が数多くSNSに投稿されている。しかし、SNSで分かることはごく一部。そこで本誌特集「AMEMAG GIRL」では、彼女たちがどういった経緯でアメ車と関わる様になったのか、愛車を選んだ理由にはどんな思いがあったのか、そしてどんなライフスタイルを送っているのかなどを掘り下げて、アメ車ライフを謳歌する女性オーナーたちの素顔を覗いちゃいます!

 

好きなクルマはキャデラックのセダン。運転免許を持っていない時から抱いた夢を、ピンポイントで実現した彩月さん。彼女と愛車の蜜月は始まったばかりだ。

2007 CADILLAC DTS、2007 キャデラック DTS

生まれ変わっても乗り続けていたい

彩月さんが運転免許を取得したのはつい最近。ずっと欲しくて、やっとの思いで手に入れたものだ。そして、最初のクルマ(実は免許よりクルマの方が先)に選んだのが、キャデラックDTSだった。

最初のクルマにビッグセダン。彼氏をはじめ、周りの人は真っ当な意見として「最初のクルマにキャデラック?」と疑問を呈したが、彩月さんはそんな声はどこ吹く風。やがて知人から譲り受ける形でDTSを購入したのが、およそ1年前のことである。

アメマガガール

彼女がキャデラックに憧れたのは「う~ん、物心ついた頃からですかね」と、本人も実はハッキリとは分からないが、おそらく幼い頃に街中でキャデラックを見かけて知って、その印象がずっと心に残ったまま成長したようだ。やがてそのクルマのことを調べてDTSにたどり着き、そのまままっしぐら、というワケだ。可愛らしい笑顔を見せながらも、まさに猪突猛進スタイルだ。

クルマの購入自体は個人売買の形だが、その知人がメンテの委託先としてWHAコーポレーションを紹介してくれたのも幸運だった。実は、DTSの持病らしいシフトレバーにトラブルがあったそうだが、WHAコーポレーションで見てもらったらすぐに直り、以降は消耗品の交換程度で、快適なカーライフを過ごしている。

2007 キャデラック DTS、アメマガガール

DTSのオーナーになったことで、彼女の趣向はキャデラックというブランドそのものに向かった。キャデラックのクルマは(一部を除いて)全部好き。さらに、通勤に使っている自転車はキャデラックブランドの付いたもので、ゴルフボール、ゴルフシューズ入れ、フラッグ、ハンカチなどグッズ類もキャデラック。また、最近は折りたたみ傘を検討中という。アメリカ自体も好きになって、ハワイにあるという、エスカレードデザインのゴルフカートに乗りたいという夢もできた。

「生まれ変わってもキャデラックに乗りたい」「次もキャデラックに乗りたい」と、彼女は笑顔で話してくれた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]アメマガガール、2007 キャデラック DTS

「キャデラックのセダンに乗りたい」という夢は、ワンランク小さなSTSではなく「どうせなら最初から上を」と、DTSで実現した。思い入れの強さから「キャデちゃん」という愛称が付けられており、主に休日の遊び相手になっている。極まれに通勤で使用した折には「どうしてそれ?」と話題になる。同世代からは「かっこいい」上の世代からは「渋い」と評価されているという。

2007 CADILLAC DTS、2007 キャデラック DTS

アメマガガール、レグザーニ22インチホイール

個人売買の形で購入したDTSは、その時点でレグザーニ22インチホイールがインストールされていた。だが彩月さんは基本的にノーマル志向。純正ホイールに戻したいと考えているという。ただし、大径ホイール自体は嫌いではない様子で、純正テイストの大径ホイールがあれば、それも悪くないと思っている模様。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Thanks:WHA CORPORATION
TEL:052-523-3003
HP:https://wha.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo&TEXT:加藤山往[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 10月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]