USトヨタのツートップ、タンドラ&セコイアを改めて眺めてみる

2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition、2021 TOYOTA SEQUOIA Nightshade Edition

2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition
2021 TOYOTA SEQUOIA Nightshade Edition

今こそ乗りたい「逆輸入車」-Now is the time to ride Reimport cars-

一時のブームは落ち着いた様相ではあるなかで、改めてUSトヨタのツートップであるタンドラ&セコイアをじっくりと検証してみたくなった編集部のリクエストに応えてくれたのは、創業当初から変わらずにUSトヨタのクルマをメインに取り扱ってきた「コロンブス」だ。


タンドラ1794エディション、マイナーチェンジで登場した最上級グレード


逆輸入車の人気を二分するUSトヨタのトラック&SUV

逆輸入車人気を牽引したのは間違いなくトヨタ・タンドラで、それを疑う人は誰もいないだろう。形状はピックアップトラックということで、ワークホースという一面はもちろんだが、アクティブギアとしての側面も持っている。それにアメリカンピックアップトラックたちと比較しても見劣りすることのないボディサイズだけでなく、デザイン的にも存在感を発揮。

それが人気を支える理由となった。それと2014年モデルから新型へとスイッチしたことに加え、オフローダーに特化したスペシャルモデルであるTRD PROをラインナップするなど、バリエーションを充実させてきた。その一方で、タンドラとプラットフォームを共有するセコイアはというと、2008年に2代目が登場して以降、2018年モデルでLEDヘッドライト、デイタイムランニングライト、フォグライトを装備したフロントフェイスを形成してマイナーチェンジを図っている以外は現在に至るまで基本的には姿形を変えていない。

2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition、2021 TOYOTA SEQUOIA Nightshade Edition

いずれにしても、USトヨタのピックアップトラック&SUVのツートップであるこの両車を専門に取り扱ってきた唯一のショップであるコロンブスに両車の最新モデルを用意してもらい、今回は改めてじっくりと検証してみることにしたわけである。

2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition

まずはタンドラだが、モデルは最上級グレードとなる「1794エディション」。このグレードはタンドラが2014年モデルでマイナーチェンジした際に追加され、現在まで続く人気のグレード。特徴はプレミアムブラウンレザーに木目調パネルを配して仕立てたウエスタンをテーマとしたインテリアで、他のグレードとは明らかに異なるデザインで特別感が演出されている。

2021 TOYOTA SEQUOIA Nightshade Edition

そしてセコイアはというと、2021年モデルから追加となった「ナイトシェードエディション」。このモデルは闇夜をイメージしているためブラックを基調としたコーディネイトが特徴である。そのためホイールを筆頭にモールやエンブレム、インテリアもブラックで仕立てるなど、とにかくブラックにこだわったところがポイントになっている。

久々にじっくりと両車を考察することができた今回だが、タンドラに関しては2022年モデルでフルモデルチェンジすることが発表されている。細かい仕様などはまだ発表されていないものの、ランドクルーザー300にV8の設定がないことを考慮すると、もしかしたら…とも考えられる。さらにそれがセコイアにも波及することも考えられないわけではない。たとえV8がラインナップからなくなったとしても両車が魅力的なモデルであることに代わりはない。

ちなみにコロンブスでも2022年モデルの新型タンドラに期待を寄せており、既にオーダーを入れている。日本到着が待ち遠しい。

日本未導入なジャパンブランド のフルサイズトラック&SUV

2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition

2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition

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ヘッドライトはLEDで、さらにLEDのアクセントライトでコの字型を描く。ボディサイドに配された1794エディションのバッジが誇らしげに輝く。足もとには20インチのプレミアム6スポークホイールにブリヂストン・デューラー(P275/55R 20)を装着。リアベッドのサイズは5.5フィートのショートタイプ。

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タンドラに用意されているエンジンは381hp、401lb-ftを出力する5.7ℓ i-FORCE V8の1機種のみで、1794エディションにもこのユニットが搭載されている。

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操作性を向上させたスイッチパネル回りのデザインはメカニカルなテイストで、頭上には解放感溢れるサンルーフを装備。ダッシュパネルやドアパネルには木目調パネルを組み合せるとともに各所にロゴを配した1794 エディションのインテリアは、これまでのピックアップトラックのイメージからは想像できないほど、ゴージャス以外に言葉が見つからない。

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タンドラのキャビンはグレードによってダブルキャブとクルーマックスの2タイプからセレクトできるが、トップグレードとなる1794エディションのキャビンはクルーマックスのみ。その車内はピックアップトラックとは思えないほど広く、窮屈さを感じることは微塵もない。

2021 TOYOTA SEQUOIA Nightshade Edition

2021 TOYOTA SEQUOIA Nightshade Edition

ダーククロームグリル、アンダーグリルサラウンド、サイドモール、フォグライトサラウンド、セコイアバッジ、ブラックミラーキャップ、ドアハンドル、20インチブラックスプリットスポークアロイホイールがナイトシェードエディションである証。ちなみにボディカラーはミッドナイトブラックメタリック、マグネティックグレーメタリック、ブリザードパールの3種をラインナップ。撮影車両はミッドナイトブラックメタリック。

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ナイトシェードエディションに搭載されるエンジンは381hp、401lbftを出力する5.7ℓi-FORCE V8で、ほかグレードとも共通の仕様となっている。

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ナイトシェードエディションはそのネーミングどおりブラックを基調としたカラーリングで構成されており、エクステリア同様インテリアもブラックをメインに仕立てられている。シートはレザーで3列備え、セカンドはセパレートタイプとなっており、乗車定員は7人。インパネ周りももちろんブラックでコーディネイトされている(アルパインオーディオは後付け)。

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スライディングサンシェードを備えたワンタッチチルト&スライドパワームーンルーフを装備する。リアゲートのウインドーはラゲッジドアのSEQUOIAロゴ横にあるスイッチにて開閉が可能となっており、ドアを開くと積載スペースが確保され、その下にも収納を用意。


16インチにも及ぶモンスター級のリフトアップによる圧巻のインパクト!


COLUMBUS【コロンブス】

TEL:042-332-0035
HP:https://www.columbus-japan.com/


PHOTO&TEXT:編集部

アメ車マガジン 2021年 11月号掲載

クールなアメ車のラジコンを操る喜び。

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KYOSHO x AMERICAN CARs

実際に乗るとは別に、操る、動かすことを楽しめるのが「ラジコン」だ。日本の総合ホビーメーカーのKYOSHO( 京商)はダイキャストやレジン製ミニカーはもちろん、ラジコンも豊富にラインナップしている。しかもアメ車のボディもたくさん出ているので要チェックだ!

ラジコンって楽しいよね。実車だと大事故になってしまうような走りもできるし、何て言ったって操る楽しさがあるもの。

日本の総合ホビーメーカーである「京商」は、自社オリジナルブランドのミニカーをリリースしていたり、アメリカのオートワールドやJADAなどのブランドの日本の輸入元になっていたりと、かなり僕らにとって身近な存在だったりする。海外でも「KYOSHO」として広く知られており、とくにラジコンに関してはトップシェアを誇っているのだ。

今回はそんな京商がリリースしているアメ車のボディを載せたラジコンを紹介していきたい。まずイチオシは人気の「ミニッツ」シリーズ。これはスケール感あふれるボディと、バンド管理不要のプロポを装備したもの。

チャレンジャー、コルベット、ラングラーなど、人気アメ車をラインナップ。他にも様々なラジコンがリリースされているので注目してほしいのです!


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ミニッツAWD
DODGE CHALLENGER SRT HELLCAT REDEYE
四輪駆動シャシー+ドリフト専用タイヤ装着済だから小スペースでドリフト走行が楽しめる!

カラー◆デストロイヤーグレー、サブライム 価格◆¥25,300(税込)

ミニッツAWD の走りをもっとたくさんのドライバーに知って欲しい…そんな思いを叶えるべく「ミニッツAWD レディセット」は誕生した。ストロークに伴うキャンバー変化を最適化させた「VCS(バリアブルキャンバーサスペンション)」をフロントに導入したMA-020 シャシーにステアリング制御プログラムを最適化した基盤を投入。

専用ジャイロ(別売:MZW446)に対応し、専用搭載スペースとジャイロ調整ボリュームを装備。シャシー単体でジャイロの効きが調整可能で、姿勢変化をステアリング補正に反映し、ビギナーには安心の走りを、エキスパートには実力発揮のためのサポートを提供する。

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さらに14個ものベアリングを装着したフルベアリング仕様。高効率を極め、高い耐久性も発揮する充実のシャシーを、お求めいただきやすい価格で実現。セットはミニッツならではのスケール感あふれるボディと、バンド管理不要の2.4GHz プロポ「Syncro KT-531P」を装備したレディセット。ドリフトタイヤを標準装着し、スリリングなドリフト走行が、電池のセットだけですぐに楽しめるのだ!

AWDシャシーでしか味わえない走りを、「ミニッツAWD」で体感していただきたい。

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■全長 171.0mm ■全幅 75.0mm ■全高 50.0mm ■使用シャシー MA-020-W ■ホイールベース 98.0mm(LL) ■トレッド F : 64.5mm R : 62.0mm ■タイヤ F:Φ25.0mm×8.5mm R:25.0mm× 11.0mm ■ギヤレシオ 7.23、6.38、5.71、5.97、5.34、4.97、4.5:1 ■フロントホイールオフセット ナロー+1.5mm ■リアホイールオフセット ワイド +1.5mm ■使用プロポ Syncro KT-531P ■全備重量 193g
< レディセット内容 >
●R/C ユニット組込済み完全完成シャシー ●塗装・マーキング工場完成プラスティックボディ ●Syncro KT-531P 2.4GHz 送信機 ●ミニパイロン ●ピニオンギヤ(15T、17T、19T、21T) ●スパーギヤ(27T、29T、31T) ●予備ナット ●ホイルレンチ ●ピニオンはずし工具


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MINI-Z RWD ミニッツRWD シリーズ レディセット
CHEVROLET CORVETTE ZR1
走りに重点を置いたリヤ駆動のシャシーにSyncro KT-531P送信機を組み合わせたミニッツRWD

カラー◆エルクハートレイクブルーメタリック、レーシング イエロー 価格◆¥21,780(税込)

単4乾電池を8本用意するだけで誰でも気軽に始められるR/Cモデルとして完全に定着しているミニッツレーサー。

そのなかで、『より幅広いユーザー層へ、より手軽に楽しんでもらえるように』というコンセプトのもと、2013年に登場したミニッツレーサースポーツMR-03レディセットが、新開発の送信機と人気車種をリアルに再現したスケール感溢れるボディがセットになった“ ミニッツRWDシリーズ” として2017年にリニューアル。

もっとも大きなトピックは、新型のSyncro KT-531P送信機の採用。ステアリングトリムとスロットルトリムに加え、デュアルレートとLEDのコントロール機能を装備するほか、ステアリングホイールにスポンジを標準装備してコントロール時のフィット性を重視。また、ディスプレイモデルなみの仕上げにより、飾るよろこびも満たしてくれる工場完成ボディも付属。シャシーも実績のあるMR-03を踏襲しているため、走行性能はもちろん、耐久性や信頼性も折り紙付き。

さらに、制御プログラムを一新した新基板を採用したことで、操舵に対してリニアなハンドリングを実現するとともに、オプションのジャイロユニット(MZW446) を装着した際の挙動もよりコントローラブルな特性となっているのだ。“初めてのR/Cカー”に最適なパッケージなだけに、本シリーズからR/Cライフをスタートしてみてはいかがだろう?

※ Syncro KT-531P送信機はFHSS2.4GHzを採用しているため、従来のASF / MHS / FHS2.4GHzシステムとは互換性がない。

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■全長 168.0mm ■全幅 79.0mm ■全高 46.5mm ■ホイールベース 98.0mm(LL) ■トレッド F:65.5mm R:65.0mm ■使用シャシー RWD(MR-03) ■モーターマウント MM ■フロントホイールオフセット ナロー +2.0(RWD用) ■リアホイールオフセット ワイド +3.0㎜(RWD用) ■使用プロポ Syncro KT-531P

●工場完成シャシー ●塗装・マーキング工場完成プラスティックボディ ● Syncro KT-531P 2.4GHz送信機 ●フロントトレッド変更用パーツ一式 ●調整用フロントサススペーサー ● 6T・7T・8T・9T ピニオンギヤ ●ホイールレンチ ●ピニオンはずし工具 ●予備ホイールナット ●ペアリングスティック ●タイヤ・ホイール付属 ●ミニパイロン


 

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EP 4WD FAZER Mk2 1/10 EP 4WD フェーザーMk2レディセット
ハイクオリティボディで再現された名車たちR/Cカーの走りを楽しむ”フェーザーシリーズ

実車のフォルムを実感豊かに再現したボディとの組み合わせで“ 速い・遅いにとらわれることなく、純粋にR/Cカーの走りを楽しむ” ことを提案するフェーザーシリーズ。

京商のラインナップ中、もっともスタンダードな電動ツーリングカーともいえる同シリーズのシャシーがフルモデルチェンジを受け、その走行性能にいっそうの磨きがかかった。パーツ点数を少なくすることでメンテナンス性を高めた軽量シャシーはシンプルなデザインながら、前後のステフナーや各部に設けた補強リブ、そして使用する材質の変更など細部にわたるブラッシュアップで高い強度と走行に適した剛性を確保。加えて、極力シンメトリーとなるようなシャシーデザインとしたことで、前後バランスに優れるサスペンションや車格に見合ったパワーソースとの相乗効果によるクセのない素直な操縦性も獲得している。そのうえで前後ギヤデフ、オイルダンパー、フルボールベアリングを採用。

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1967 PONTIAC GTO
カラー◆シャンパン メタリック 価格◆¥35,200(税込)

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2015 DODGE CHALLENGER SRT HELLCAT
カラー◆ B5 ブルー 価格◆¥35,200(税込)

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1969 Chevy El Camino SS 396
カラー◆タキシードブラック 価格◆¥35,200(税込)

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1970 Chevy Chevelle SS 454 LS6
カラー◆タキシードブラック 価格◆¥35,200(税込)

■搭載可能バッテリーサイズ
140x47x25㎜(バッテリークッションスポンジ付けたままの状態)
160x47x25㎜(バッテリークッションスポンジを外した場合)
<キット内容>
● R/Cユニット組込み済み工場完成シャシー ●塗装・デカール・組み立て済みボディ ●シンクロKT-231P+ 送信機 ●六角レンチ ●スパナ ●セッティング変更パーツ


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USA-1
強固なフレームと、各部アップデートを施し堅牢さを兼ね備えたシャシーは、実車顔負けの走りを披露。

名門実車モンスタートラックチームUSA-1の承認を得て、最新の1/8モンスタートラックUSA-1モデルが蘇った。ディテールに拘ったウルトラスケールボディは完全新設計。深いストロークを持つ、堅牢な前後リジットアクスル式サスペンションのタフなシャシーは、オプション装着で4WS化が可能。他社に類を見ないパッケージングで、実車顔負けの迫力ある走りを実現。アナタは、エンジンと電動のどっちを選ぶ?

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エンジンカー(NITRO)は、従来型KE25SPに改良を施したKE25SP2エンジンを搭載。これまで以上に、よりスローニードルの調整が容易で、パワーを引き出しやすくなった。リコイル式スターターが標準装備されて、各種調整は工場出荷時に最適化されている。ポリッシュ仕上げのマフラーとともに爽快なレーシングサウンドを奏でる。

電動カー(VE)は、従来から電圧1Vあたりの回転数を300rpmアップさせた新開発KV2300ブラシレスモーター。そしてESC(スピードコントローラー)はブレーキやパンチ力、カットオフ電圧などのプログラム変更が可能で、最大対応可能電圧 14.8V(2S LiPOパック× 2 本)。防水仕様となっている。

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VE

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NITRO


京商
HP:https://www.kyosho.com


アメ車マガジン 2021年 11月号掲載

セダンが元々好きでチャージャーのフォルムとテールランプに一目惚れ!

2020 DODGE CHARGER GT

2020 DODGE CHARGER GT

過激に進化 -GET A THRILL- OUT OF AMERICAN SPORTS CAR

いずれはヘルキャットのワイドを目指します!

一見するとフルノーマルのように見えなくもない、山下さんのチャージャー。だがグリルの運転席側にはEDGEカスタムズのエンブレムをあしらい、さりげない違いをアピール。マフラーもラグジのワンオフを装着済みだ。ちなみにこのマフラー、エンド部分は敢えてノーマルを組み合わせているので、エンジンが掛かっていないと見分けは付かない。だが一度エンジンに火が入ると、マッスルカーらしい重厚感溢れるサウンドを奏でてくれる。

2020 DODGE CHARGER GT

元々セダンが好きな山下さん、実用性が高いのに、それでいてスポーティなスタイルや走りが楽しめるとあって、チャージャーには大満足とのこと。一番のお気に入りポイントは、真横に一直線に入った特徴的なテールランプ部分で、ワイドな雰囲気をより一層強調してくれる。購入したばかりではあるが、いずれはヘルキャットのワイドボディに乗りたいと、この先の目標を既に描いており、皆さん上昇志向が非常に旺盛と言えよう。

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エンブレムとマフラーをラグジでカスタマイズ。だが、ワンオフマフラーのエンド部分は純正を使用しているので、エンジンを始動するまでまったく見分けが付かない。真っ黒なボディやそれと組み合わさるホイール、そしてモパーをオマージュしたエッジカスタムズのエンブレムが、一体感を産み出している。

2020 DODGE CHARGER GT

OWNER : RYO YAMASHITA


2015 DODGE CHALLENGER

圧倒的なイカつさと薦められたことで最近チャレンジャーオーナーになりました

2015 DODGE CHALLENGER

FOCUSの鈴木代表のアドバイスもあって、つい最近チャレンジャーを所有した佐藤さん。購入するに当たり、様々なカスタムが施されているが、いずれも鈴木代表のオススメを実施。それまでは国産のコンパクトカーに乗っていたそうだが、意を決して乗り換えを実施。

2015 DODGE CHALLENGER

このSXT PLUSではオーバーフェンダーの装着をして見たいそうだが、いずれはデーモンにも乗りたいとも妄想中。その夢を現実のものとするために日々仕事を頑張るそうだが、クルマがあることがむしろ励みになっているようだ。

OWNER : YUMI SATO


2015 DODGE CHALLENGER

キッカケはやっぱりワイスピを見たこと!なのでLUXZで買いたいと思っていました

2015 DODGE CHALLENGER

半年ほど前にこのチャレンジャーを購入した鈴木さん。なかなか選ぶには勇気が必要と言える、グリーンをチョイス。ご覧のとおり現時点ではフルノーマルだが、このボディカラーのおかげもあって、国産車にはない特別感を漂わせている。

2015 DODGE CHALLENGER

 

エンジンはV8を搭載しており、ある意味フルノーマルでも十分マッスルカーの醍醐味は堪能可能。もちろんカスタムすれば愛車の個性をもっと引き出すことが可能なので、いずれは自分だけのオリジナリティを追求したチャレンジャーに仕上げて欲しい。

OWNER : HIROTO SUZUKI


Thanks:LUXZ

TEL:058-259-3922
HP:https://luxz.jp


Photo:浅井岳男
Text:空野稜

アメ車マガジン 2021年 12月号掲載

モデル史上最大のボディサイズとなるフォードサンダーバード

1974 FORD THUNDEBIRD

1974 FORD THUNDERBIRD

AMERICAN VINTAGE -色気漂う「アメリカンビンテージ」-

史上最大サイズのTバードは幻の日本正規販売モデル!?

1972年に第6世代へモデルチェンジしたフォード・サンダーバード。同モデル史上、もっとも大きなボディサイズとエンジンを搭載する。このモデルが、なんと日本で正規販売されていた。今では幻といえるディーラー車サンダーバードが、ガレージジョーカーに入庫した。

ほとんど走行することなく車庫保管されていた車両

アメリカン雑貨&車両販売を行なうショールームとファクトリーを集約して、リニューアル工事が進行中の千葉県のガレージジョーカー。徐々にビンテージ化が進む90年代の車両を、新車同然の状態にリフレッシュして販売することをメインにしながら、ここ最近では「アメ車混迷期」とも言われる2000年代初頭モデルを「今一度見直す」として、積極的に導入している。店舗にはそうした車両が並ぶなか、「ビジネス半分、趣味半分」として、定期的に仕入れているのがビンテージモデルだ。

現在はコロナの影響で渡米出来ていないが、毎年必ずアメリカに渡り、雑貨、パーツ、車両の買い付を直接行なっている代表の小川氏。ロサンゼルス在住で幅広いビジネスを行なうパートナーと、日本人が一人もいない危険エリアに行き買い付けすることもあるなど、車両買い付けのエピソードには事欠かさない。

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今回の74年型フォード・サンダーバードは、残念ながら(?)本国危険エリアでの仕入れではなく、国内仕入れになる。実はこのTバード(サンダーバードの略称)、当時、ニューエンパイヤモーターがフォードディーラーとして新車販売を行なっており、いうなれば日本正規モデル。その幻のディーラー車が極上の状態で見つかったため、迷うこと無くジョーカーが仕入れたのだ。

7.5ℓV8 全長5.7m、巨大化が進むラストモデル

オイルショックの影響でこの世代以後に縮小化

1974 FORD THUNDEBIRD

1955年にシボレー・コルベットに対抗し、2シーターのコンパクトロードスターとしてデビューしたフォード・サンダーバード(Tバード)。

58年の2代目からは基本コンセプトを変更し、4シーター化でボディサイズを拡大するなど、スポーツスペシャリティモデルへと進む。その後モデルチェンジを繰り返すなか、後に登場したマスタングと差別化を図るため、4ドアを追加するなどしてラグジュアリー路線にシフト。

今回の74年型は、そうしたラグジュアリー路線を組む6代目(72~76年)。その特徴は、なんといっても同モデル史上最大となるボディサイズ(5.7m)とエンジン排気量(7.5ℓ)だ。ボディも2ドアクーペのみとなり、Tバードらしいロングノーズが際立つスタイリングとなっている。

前述したようにこのモデルは、大正時代からフォードのディーラーとして車両を販売していたとされるニューエンパイヤモーターが扱っていた日本正規モデル。リアバンパーにウインカーが設置されるなど日本仕様の部分が残され、グリーンメタリックのボディもオリジナルを維持。車庫保管ということもあり、メッキ類も大きなサビもない。内装は張り替え済みと思えるほど状態が良いが、これもオリジナルで、オーディオはカセットテープ以前に普及したカートリッジ式「8トラ」のままだ。

足回りやエンジン系の消耗品は今なお新品で入手でき、今後リフレッシュすることも可能。時代に逆行し、最大のTバードに乗って優雅に走るのも悪くない。

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1972年に6世代目にモデルチェンジ。67年から続いていた4ドアは廃止され、2ドアクーペのみとなる。ボディサイズは拡大され、撮影車両のデュアルマフラータイプでは全長5.7mにもなる。日本正規モデルにはリアバンパーにウインカーが設置されているのが特徴だ。

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ボディサイズは全長×全幅×全高:5735×2025×1350。年々ボディサイズが拡大されていたが、オイルショックの影響で1977年からの7世代からダウンサイジング。73年型以降ではオペラウインドーが追加されている。ボディのグリーンメタリックはオリジナルのままで、メッキ類も大きなサビは見当たらない。

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ボディを含めフルオリジナルを維持しており、ホイールも純正の15インチを履く。

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当初のスタンダードエンジンは6.6ℓV8。その後オプションだった7.0ℓが標準となり、オプションエンジンとして7.5ℓが追加された。撮影車両の74年型からは7.5ℓ(224hp)に一本化される。ミッションは3AT。エンジンルームには、当時正規販売していたニューエンパイヤモーターのラベルが残る。エアクリーナーボックスは、前オーナーがラメ塗装したようだ。

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47年前の車両だが、内装は張替えされずに綺麗な状態を保つ。ETCは備わるが、オーディオは8トラが残るなど加工された部分はなくオリジナルのまま。クラクションはハンドルを押す仕組みとなっている。

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GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】

TEL:0479-25-7740
HP:http://azzurre-motoring.com


Photo&Text:KAZUTAKE SOMA

アメ車マガジン 2021年 11月号掲載

-フリースタイルで行こう- #19 アメリカのレジェンドレーサー:リチャード・ペティ【栄光のカーナンバー43】

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-フリースタイルで行こう- #19 アメリカのレジェンドレーサー:リチャード・ペティ【栄光のカーナンバー43】

アメリカ人なら誰もが知る「NASCARキング」ことアメリカンレース界のレジェンド、リチャード・ペティ。映画『カーズ』では「キング」として本人が声優を担当するなど、世代を超えて親しまれる自動車業界きってのヒーローだ!今回はキングのキングっぷりにスポットを当てます。


■リチャード・ペティ

通算1,185レースに出走する中で、67年当時で年間優勝数27回と最多記録を記録、キャリア通算では200勝、そしてNASCARでは最高峰の花形デイトナ500では最多記録の7勝、ポールポジションでも127回で最多記録など、とにかくそのキャリアがキングなのです。

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キャリア通算で200勝、そしてNASCARで最高峰の花形デイトナ500では最多記録の7勝を誇る〝キング〟

自分がアメ車好きになるうえで、その魅力を刷り込まれたのは、幼少期に繰り返し観たカーアクション映画だったりします。その後、実際に愛車として所有してからは、走りの性能なども含めたカッコ良さのベースは、なんといってもレースカー。中でも最もホットロッドを感じるNHRA (National Hot Rod Association) のドラッグマシンには、その独特のプロポーションのカッコ良さには無条件で惹かれてしまいます。当初は、NASCARはオーバルコースをぐるぐると回るだけで、何がオモシロイの(?)でしたが、高速での激しいせめぎあいに接触したり、派手にクラッシュしたりと、「過激なイメージ」にアメリカらしいカッコ良さを感じたのでした。

10代のときにブームとなったHOスロットカーのお気に入りが、今思えばNASCARの71年型プリマスで、カラーリングこそ違えど、#43の「キング」ペティのマシンだったり。そして、圧倒的に高いパフォーマンスを体感したことでどっぷりとハマったMOPARマッスルを初めて入手したのも、71年型プリマスだったのでした。当時は現在と違ってアメリカの情報は極めて少ないうえに時間差もあり、リチャード・ペティがなんたるかも?でしたが、そのカッコ良さはミニチュアを通してしっかりと刷り込まれたのでした。

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その点現在では、映画『カーズ』に〝キング〟としてスーパーバードが登場し、本人が声優を努めていることでもお馴染みなのです。〝キング〟ペティって誰?と気になった時点で、スマホを通して当時の映像を含めてあらゆる情報が入手可能、便利な世の中になりました。そんなわけで、自分なんかよりも今どきのティーンの方が詳しかったりします。

とにかく細かいことは抜きにして、通算1185レースに出走する中で、1967年当時で年間優勝数27回と最多記録を記録、キャリア通算では200勝、そしてNASCARでは最高峰の花形デイトナ500では最多記録の7勝、ポールポジションでも127回で最多記録など、とにかくそのキャリアが「キング」なのです。

そして、長いキャリアの中で、様々なメイクスの車両で参戦していますが、黄金期での活躍という点でMOPAR、特にプリマスとの関係が濃厚で、MOPARファンにとっても象徴的な存在。HEMIエンジンの存在も大きく貢献しているだけに、HEMI禁止レギュレーションにはMOPARとともにNASCARをボイコットしたのは有名な話。

トリビアですが、日本国内の正規ディーラーではHEMIを扱っていなかった67年当時、ペティのマシンと同様にHEMI搭載車を熱望したファンによって、ディーラーを通じて国内向けに正式な輸出仕様としてkm/h表記のメーターを持つHEMIベルベディアが1台だけ存在したりします。また、アメリカでは彼のマシンをトリビュートするレースファン、MOPARファンがとても多いのです。

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映画『カーズでは』歴代参戦車両の中でもとりわけキャッチーなスーパーバードで“ キング” として登場。声優も本人が担当。ちなみにペティのマシンを象徴する鮮やかなブルーは、“ペティブルー”のネーミングで当時はMopar純正色としてオプション設定されていたんだな。

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なんと、当時はペティのマシンのサウンドなどを録音したアナログレコードなんてのも販売されたのでした。

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実車の写真のパッケージがカッコ良すぎるMPCのモデルキットは自分のコレクションの中でもトップレベルのお宝。

1/18 RACING CHAMPIONS (2006)
1970 PLYMOUTH SUPERBIRD

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初めて200 マイルを超えたチャージャー・デイトナが登場した69年では、本人が望むも、契約の関係でフォードに乗り換え。スーパーバードを投入したことでプリマスにカンバック。ノーズコーンと巨大なウィングは、速度域が高まる中で空力に特化したNASCARホモロゲカーとしての武装。

1/18 auto world (2012)
1972 PLYMOUTH ROAD RUNNER

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象徴的な2トーンによるSTPのカラーリングは、スポンサー契約を受ける72年から。ノーズコーンと巨大なウィングは廃止しながらも、空力特性に特化したフォルムでモデルチェンジした71年型がベース。個人的にはアメ車の中では最もお気に入りのモデルとして今でも憧れ。

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1/18 Ertl Collectibles (1985)
7 & 7 SETS 7-TIME WINSTON CUP CHAMPIONS

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NASCAR ’94 CHEVY LUMINA #3 Dale Earmhardt

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NASCAR ’92 PONTIAC GRAND PRIX #43 Ricahrd Petty

1回でも優勝するのは大変な世界だというのに、7回も獲得するのは神がかってます!そんな偉業を成し遂げた2人(ジミー・ジョンソンを含めて3人が存在)のマシンによる限定セット。単にダイキャストの限定品としてではなく、スポーツ系メモラビリアとしての価値が高い!

★石橋秀樹
アメリカンホビーショップ「ホットワイヤー」の店主であり、フリーペーパー「イグナイト」の編集人、そしてアメ車マガジンでもライターを行なうなど、アメリカンカルチャーに関する偉人(変人)である。人生は肩ひじはらずに「フリースタイル」なのが信条。


アメ車マガジン 2021年 11月号掲

知名度が抜群に高いのがファースト・ジェネレーションのダッジ・チャレンジャー

1973 DODGE CHALLENGER

1973 DODGE CHALLENGER

AMERICAN VINTAGE -色気漂う「アメリカンビンテージ」-

絶大な知名度を誇るファースト・ジェネレーション

アメリカンビンテージモデルの中でも人気・知名度が抜群に高いのがファースト・ジェネレーションのダッジ・チャレンジャーだろう。状態の良さに惚れ、AZRアメリカンショールームが仕入れた73年型。しばらくショップガレージに保管されていたが、ついに販売されることになった。

アメリカンショールームに極上ビンテージが続々入庫

日本のみならず、世界へも進出している愛知県のアズールモータリング(AZR)。そのアメ車専門店が、2020年にオープンしたアメリカンショールームだ。新型エスカレードやC8コルベットなどのハイエンドモデルから、マスタング・エコブーストなど、比較的手にしやすいモデルも並ぶ。

アメリカ進出を行なっていることから本国業者とも太いパイプで繋がり、新型モデルは最速で日本へ持ち込むことができる。そして、もうひとつのメリットが、カリフォルニアを中心とする広いネットワークで、極上のビンテージモデル情報が定期的に入ってくることだ。まだまだ高年式のカスタムのイメージが強いAZRアメリカンショールームだが、ビンテージファンは今後注目したい。

1973 DODGE CHALLENGER

今回の73年型ダッジ・チャレンジャーは、そうしたカリフォルニア仕入れではなく国内仕入れだが、スタッフが状態の良さに惚れて仕入れたもの。若干のローダウンがされ、社外ホイールが装着されているが、外装はストック状態。ビンテージのなかでも大きな知名度がある初代チャレンジャー(1970~1974)は、僅か5年の間にグリルデザインが年式によって違いがあるなど、年式の好みは正直分かれる。73年型は排気量も小さいため、維持費は幾分抑えられるのもアドバンテージだろう。

年式により仕様が変わり好みが分かれる排気量とグリル

73年型のエンジンはV8で5.2と5.6のみ

1973 DODGE CHALLENGER

シボレー・カマロ、フォード・マスタングという二大コンパクトカーの登場により、一気に盛り上がりを見せた1960年代後半。クライスラーには同カテゴリーにダッジ・ダートやプリマス・バラクーダが存在していたが、デザインに魅力が乏しく対抗できなかった。そこで開発されたのが、新プラットフォームEボディのダッジ・チャレンジャーだ。1970年にデビューし、爆発的なヒットとはいえなかったが、ダイナミックなスタイルと、マスタングやカマロには無かったビッグブロック383(R/T)を搭載したハイパフォーマンスが評価され、マニアックな存在として注目された。

だが、チャレンジャー登場は時期が悪かった。過酷な排気ガス規制であるマスキー法が成立し、オプションスペシャルエンジンの440マグナム、426ストリートヘミはもちろん、大きな支持を得たR/Tの383が72年には消滅することになる。73年ではラインナップはV8で5.2と5.6ℓのみで、撮影車両は5.2ℓを搭載する。グリルデザインは70、71、72以降で違いがあるのも特徴で、08年に登場した三代目となる現行型グリルは、前期(~2014)が70、後期(2015~)が71をモチーフにしている。

1973 DODGE CHALLENGER

今回の撮影車両を細かく見ていくと、ボディはオリジナルストックで、ホイールがハリケーンレーシングの15インチを履きローダウン。インテリアはアルパインのヘッドユニットや、ケンウッドスピーカーがセットされている以外はオリジナル。ブラックレザーシートも48年前とは思えないほどの状態の良さ。エンジンは撮影中は問題なく始動できたが、長く所有するなら、しっかりショップと確認するのがビンテージ購入の鉄則だ。

AZRアメリカンショールームが隠し持っていた(?)73年型チャレンジャー。ビンテージの出会いは一期一会なので、悩む前にまずは生で見るべきだ。

1973 DODGE CHALLENGER

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1970年に登場したダッジ・チャレンジャー。マスタングやカマロに対抗して、名前も挑戦者(チャレンジャー)と名付けられた。新開発のプラットフォームEボディを使い、兄弟車としてプリマス・バラクーダがあるが、チャレンジャーのほうがホイールベースは長い。当初は2ドアコンバーチブルも設定されていたが 72年に消滅。全長×全幅×全高:4920×1950×1300mm。撮影車両はローダウンが施されているが、ボディはオリジナルを残す。

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初代チャレンジャーファンでは好みが分かれる、年式で違うグリル&テールデザイン。グリルは70年型、71年型、72~74年型で違いがあるが、ハイパフォーマンスR/Tの人気が高いこともあり、おのずとR/Tが設定されていた70/71の人気が高い傾向にある。撮影車両にはリアにキルスイッチが備わる。

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外装では唯一の社外品となる、15インチのハリケーンレーシングホイール。タイヤはBFグッドリッチ・ラジアルT/AのF235/60R15、R245/60R15。

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初代の1970年型のエンジンはスタンダードで3.7ℓ直6となり、オプションとして5.2ℓV8、5.6ℓV8、6.3ℓV8が設定され、ハイパフォーマンスのR/Tでは6.3ℓV8がスタンダードとなっていた。さらにオプションで440マグナム(7.2ℓ)、426HEMIストリート(7.0ℓ)も設定された。しかしマスキー法により排気量は縮小され、72年にはR/Tやオプションエンジンが消滅。73年型では3.7ℓ直6、5.2、5.6ℓV8が残り、撮影車両は5.2ℓを搭載。74年では5.6ℓが5.9ℓに変更されている。

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アルパインのCDヘッドユニット、ケンウッドスピーカー、追加メーターが設置されている以外はオリジナル。T型シフターは3速AT。ブラックレザーシートやルーフは張り替えられてはいないが、垂れや大きな傷もなく、補修が必要な部分はない。


AZZURRE MOTORING アメリカンショールーム

所在地:愛知県豊明市沓掛町前田2-5
TEL:0562-95-1118
HP:http://azzurre-motoring.com

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Photo&Text:KAZUTAKE SOMA

アメ車マガジン 2021年 11月号掲載

タンドラ1794エディション、マイナーチェンジで登場した最上級グレード

2015y TOYOTA TUNDRA 1794 EDITION

2015y TOYOTA TUNDRA 1794 EDITION

THE PICK UP TEST DRIVE

ピックアップトラックの常識を覆す最高級サルーン

トヨタ・タンドラが爆発的なヒットとなったのが、2000年に登場した2代目だ。2014年にマイナーチェンジが行われ、プレミアムピックアップトラックといえる最上級グレード「1794 エディション」が登場した。そんじょそこらの高級車よりも豪華装備を備える同モデルが、ファントムに入庫したぞ!


新車のV8タンドラに乗れる最後のチャンスかもしれない


アメリカでも大きな話題となった2代目、2014年にマイナーチェンジ

現在はシボレー・シルバラード、GMC・シエナなど、GMの現行ピックアップトラックを多く扱う埼玉県のファントムだが、数年前に爆発的な販売実績を誇ったモデルがある。それが2代目トヨタ・タンドラだ。当時のタンドラ人気はファントムに限った話ではなく、「逆輸入車」のフレーズが一般的になったのもタンドラ人気といえるだろう。 タンドラは、90年代初頭に日本から輸出されていたフルサイズピックアップトラック「トヨタ・T100」の後継モデルとして、1999年5月に00年モデルとしてデビュー。だが、ピックアップトラックの文化が根付くアメリカでは、カテゴリーシェアはビッグ3が独占。非力なパワーも指摘されるなど、初代タンドラは大きな話題にもならなかった。

2015y TOYOTA TUNDRA 1794 EDITION

タンドラの存在が一躍注目されたのは、07年に発売が開始された2代目からだ。初代から一転して攻撃的になったグリルデザイン、新開発の5.7ℓV8エンジンが高く評価され、ビッグ3を脅かす売れ行きとなった。エンジンは他に4.7ℓV8、4.0ℓV6がラインナップするが、発売当時は販売するモデルの約8割が5.7ℓになるなど、「トラック=ハイパワー」はアメリカ人の常識なのだ。

2代目タンドラが変貌を遂げたのが、2014年(後期型)。内外装デザイン、新グレードが追加されるなど、大きな変化となった。今回撮影したタンドラは、その後期型から追加された最上級グレード1794エディションだ。

IMPRESSIONS
ピックアップトラックとは思えない高い静粛性とスムーズな走り

2015y TOYOTA TUNDRA 1794 EDITION

キャビンタイプがクルーマックスとなると全長は5809mm。フルサイズのアメ車に乗り慣れていれば、大きさに対して臆することはないだろう。前方、サイドにカメラも備わるため、狭い道での運転も不安は少し解消されるはずだ。豪華内装に目が奪われるが、エンジンスタートから分かる車内の静粛性には驚く。クルマが動き出しても同様で、強固なボディ剛性が最高のクルージングを生み出してくれる。また、アクセルを軽く踏むだけでズンズン加速していくレスポンスは、屈強なピックアップトラックとは思えない感覚を味わえる。世代的に古くなってきたモデルだが、今なお人気が続くのが分かる。

マイナーチェンジで登場した最上級グレード1794 エディション

2015y TOYOTA TUNDRA 1794 EDITION

2代目タンドラの大きなターニングポイントが、マイナーチェンジを行なった2014年だ。内外装共にデザインが一新され、新たな上級グレード1749エディションを追加。外装デザインに違いもあるが、1749ならではの豪華内装が一番の見所だ。

後期型はグレードでグリル形状が変わる

2014年にマイナーチェンジされたタンドラは、SR、SR5、リミテッド、プラチナムに加えて、最上級グレードとして新たに1794エディションが追加された。因みに1794は、タンドラが生産されるテキサスが1794年に開拓されたことに由来している。

後期型はデザインも一新。三分割バンパーになり、グリル形状も拡大。そしてこのグリルは、各グレード毎に違いがある。リアエンドも変更され、テールレンズの他、テールゲートは低燃費に貢献するリアスポイラー一体デザインになっている。

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インテリアでは、ダッシュボードデザインが大幅に一新。センター部分にマルチインフォメーションディスプレイが配置されたメーターパネルを始め、オーディオ&空調コントロールが収まるセンタークラスターは運転席に7cm近くに配置するなど、人間工学的にも改良されている。

1794エディションの最大のポイントは、専用のサドルブラウンで統一したレザーシート等の車内デザイン。運転席は10ウェイパワーシート(助手席4ウェイ)でヒーター&空調機能付き、ブラインドスポットモニターなどが標準装備され、ひとつ下のプラチナムと比較しても圧倒的に豪華内装になっている。

シートにシワもないほど、状態は新車同然の今回の車両。走行距離はたったの約2万マイル(3.2万km)。1794の内装を一度見てしまえば、ピックアップトラックのイメージは大きく変わるはずだ。

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エンジンラインナップは2009年までは4.0ℓV6、4.7ℓV8、5.7ℓV8の3種類。2010年に4.7ℓ V8を廃止し新たに4.6ℓV8を投入。排気量が落ちたものの34hpアップしている。1794エディションは5.7ℓのみ設定。ホイールは純正オプション20インチ。1794のキャビンタイプはクルーマックスのみだ。

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1794エディション最大のポイントである、専用サドルブラウンで統一されるインテリア。ホワイトステッチが効果的に使われ上質な印象を受ける。リアガラスは電動スライド式。

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2014年の後期型からデザインが一新。インパネのセンタークラスターもスッキリまとめられ、前期型と比べて配置位置も運転席側に7cm移動させているという。1794 エディションではブラインドスポットモニターが標準装備。後付でフロントカメラも設置済み。外装はもちろん、内装を見回しても傷や汚れは見つからず、状態は新車同然だ。


SPEC
全長×全幅×全高● 5809×2029×1935mm ホイールベース● 3701mm エンジン● V8 排気量● 5.7ℓ 最高出力● 381hp/5600rpm 最大トルク● 55.4kg-m/3600 トランスミッション● 6AT

2015y TOYOTA TUNDRA 1794 EDITION

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試乗SHOP:PHANTOM【ファントム】

埼玉県春日部市の国道16号沿いにあるファントム。エクスプレスやサバナの高年式モデルに加え、近年ではハイエースにもチカラを入れている。フルサイズバンのほかにもGM系トラックも多くそろえ、多様なグレード展開を行なっているのがポイントだ。豊富なパーツ販売も行なっているので、そちらも注目したい。

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現在本国で唯一販売されているフルサイズバンのシボレー・エクスプレス、GMC・サバナに加え、現行のシルバラード、シエナの4車種がファントムのメイン販売車種となっているが、稀にビンテージモデルやセダンなどの高品質車両が入庫することもあるので、定期的にHPはチェックしたい。

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所在地:埼玉県春日部市金崎656-1
TEL:048-745-4446
URL:http://www.phantom.co.jp
営業時間:10:00~20:00
定休日:年中無休

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写真&文/相馬一丈

アメ車マガジン 2021年 11月号掲載

逆輸入車の販売に力を入れているオートギャラリー東京で、その魅力を伺ってみた。

2018&2017 TOYOTA SIENNA LIMITED

2018&2017 TOYOTA SIENNA LIMITED

今こそ乗りたい「逆輸入車」-Now is the time to ride Reimport cars-

最近はブームで乗るのでなく実用性を重視する人が増加中

2010年頃に沸き起こった「逆輸入車」のムーブメント。日本で正規販売されていないが、アメリカンなサイズや信頼性の高さで、USトヨタの人気は圧倒的。今なおアメ車はもちろん、逆輸入車の販売に力を入れているオートギャラリー東京で、その魅力を伺ってみた。

低マイレージのシエナやプリウスも絶賛在庫中!

「正直にいうとタンドラやFJの逆輸入車が売れた背景は、カスタム指向の強いユーザーが飛びついたことでしょうね。今ではそのユーザー層がラングラーに移行したと言えます。そのため、一時期よりは逆輸入車は落ち着いたように見えますが、むしろ本当に必要としている方が来店されますね」。そう語るのは、オートギャラリー東京の角田店長。

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確かにSUVの人気は再興しているが、子育て中のファミリー層にとって、ミニバンはまさに打って付けのクルマ。そのためカスタムを楽しみたいというユーザーよりも、日本で運転するのに不自由ない装備が欲しいという方が圧倒的に多いとか。そのためオートギャラリー東京では右サイドのアンダーミラーやカーナビを標準装備。また後席用にフリップダウンモニターを装着することも多く、実用性を重視した装備を追加している。

2017年モデルまではエアロスタイルのSEが販売の中心であったが、2018年モデルからバンパー形状が変更され、以降の在庫車両はリミテッドにシフトしているが、昨今の世界情勢の関係でなかなかクルマも入ってこいない。気長に待てるならともかく、スグに乗りたいという人は、オートギャラリー東京に行くしかないね!


2018 TOYOTA SIENNA LIMITED

2018 TOYOTA SIENNA LIMITED

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エンジンはV6・3.5ℓを搭載。18インチタイヤを標準装備するが、ゴツゴツした印象は皆無。今回紹介している3台はいずれもAWDなので、季節を問わず買い物からレジャーまで大活躍すること間違いなし!

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リミテッドはレザーシートが標準装備。セカンドシートは前後スライド機構が備わるのでサードシートも窮屈な思いはしない。荷室は広さも深さもあり、大人数でも、荷物をしっかり収納することができる。

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シエナの最大の魅力は、何と言っても広大な車内空間。9インチナビや後席モニターを追加することも可能。

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右側ドアミラーにカメラを追加し、その画像はバックミラーモニターに常時表示。バックカメラも標準装備なので、思いの外運転はしやすい。


2018 TOYOTA SIENNA LIMITED

2018 TOYOTA SIENNA LIMITED

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こちらも2018年モデルのリミテッド。上の車両との違いはボディカラーと内装色のみ。こちらの車両はシートカラーがベージュになっており、それに合わせてインパネ両端の化粧パネルもベージュとなる。

2018年モデルからフロントマスクのアグレッシブさが増しており、力強さがお好みなら2018年以降がオススメ。走行距離も少なく、どちらもお買い得な車両だ。


2017 TOYOTA SIENNA LIMITED

2017 TOYOTA SIENNA LIMITED

2017 TOYOTA SIENNA LIMITED

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ややおとなし目で女性的な雰囲気を感じさせる2017年モデルのシエナ。2017年型と2018年型の違いは、フロントグリル/フロントバンパー/アルミホイールのデザインのみで、基本的に装備面の違いはない。

オートギャラリー東京なら両車を見比べることができるので、どちらにしようか悩んでしまう人は、とにかく一度実車を見てそれから検討してみては?


2017 TOYOTA PRIUS
US プリウスをモデリスタエアロでカスタム!

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SUVやミニバンだけでなく、USトヨタのプリウスも在庫中。内装は左ハンドルになっているが、外装は基本的に国内モデルと同一。そのため、モデリスタはもちろん、様々なアフターパーツでカスタムを楽しむことも可能だ。


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オートギャラリー東京では、アメ車やUSトヨタを豊富に在庫中。また、USで販売されていた国産旧車も数多く取り揃えているので、様々なジャンルのユーザーにもしっかり対応可能。トヨタのみならず、日産、ホンダも取り揃えているので、在庫がなくても逆輸入車に乗りたい人は、一度お店に相談してみよう。


Auto Gallery TOKYO【オートギャラリー東京】

TEL:042-799-5222
HP:https://www.autogallery.co.jp


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜

アメ車マガジン 2021年 11月号掲載

本気でレストアしたいなら、新品パーツでリフレッシュ【レストアパーツ.com】

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RESTORE produced by RESTORE PARTS.com

AMERICAN VINTAGE -色気漂う「アメリカンビンテージ」-

ビンテージカーに乗ることは、金属部品のサビや樹脂パーツの劣化との戦いと言える。とくに湿度の高い日本は、クルマにとって最悪な環境。モグラ叩きの様に修復を続けるぐらいなら、いっそ新品の部品でレストアした方が手っ取り早く、リーズナブルだ。

金属だけでなくガラスや樹脂部品までラインアップ

アメ車の世界では、遥か昔から自動車メーカー以外の会社からリプロダクションパーツが制作され、古いクルマでも永く乗り続けることが可能。今でもファーストマスタングやC2コルベットは、ボディやフロアカーペットなど、1台分丸々部品が供給されている。それに対し日本では、自動車メーカーの意向もあって、旧車を切り捨てる様な傾向があった。

最近になって国産メーカーも「ヘリテイジパーツ」などと言って再販する動きが見られるが、肝心なのはその部品の価格。あまりにも高額で現実離れした金額では正直誰も手が出せず、単なるメーカーの自己満足にしか過ぎないだろう。これまでは「自動車文化が違うから…」と言って、半ば諦める人がほとんど。中には「幾ら費用が掛っても構わない」という人もいると思うが、正直言って現実的ではない。

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そんな状況を打破するのが、ここで紹介するレストアパーツドットコムだ。代表の井上さんは、元々AE86が大好きで、30年近く乗り続けるがパーツの供給打ち切りに悩まされていた1人。それまで「まんさく自動車」というモータースを経営し、86レースなどにも参戦しているが、新たにレストアパーツドットコムという新事業を始めたのは、3年ほど前のこと。実は台湾に拠点を置くマッスルカーGTという会社では、日本車のボディパーツはもちろん、各部のヒンジやバンパー、さらにはガラスなど、ありとあらゆるレストアパーツの製作・販売を実施中。実際取り寄せてみると非常に品質は高く、自動車メーカーが出している部品そのものに見えるほどクオリティが高かったため、マッスルカーGTの日本総代理店になったそうだ。

さて、そのマッスルカーGTという会社、実はアメ車の様々な車両の部品も製作しており、マスタングやチャレンジャーなど、およそ6000点もの部品をラインアップ中。近年はebayなどで、アメリカから個人輸入をする人も増えているが、パーツ代がリーズナブルでもアメリカは送料が高く、2万円の商品を購入するのに送料が10万円掛かるというケースも良く耳にする。それに対しレストアパーツドットコムなら、送料は日本国内だけでOK。アメ車用の部品は常に在庫を確保しているわけではないが、問い合わせをしてくれれば即対応可能だそうだ。

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ビンテージカーに乗り続け、サビや劣化と格闘する人の本音をいえば、新品パーツに交換したいことだろう。どうしても当時モノの純正部品にコダワリたいという人はそれもあリだが、補修部品も数十年経過していることを念頭に置いて欲しい。それならば、最新の技術で製作されたボディに交換するだけで、見た目のリフレッシュはもちろんだが軽量化にも繋がりグレードアップさせることが可能と言える。気になるその製品の精度だが、井上さんは「本格的なレストア専門店でなく、いわゆる町の鈑金屋さんで、補修部品の様に取り付けが可能ですね。中にはDIYで取り付ける方もいらっしゃいますが、それなりの設備や広さがあれば可能ですね」と語る。

どうしてもレストアと聞くと、ボディの金属部品ばかりに目が行くが、レストアパーツドットコムの有難いところは、ガラスやモールといった金属以外のパーツも豊富にラインアップしていることだ。しかも倉庫内にはGM・シボレー系の純正パンパーやエアロパーツも豊富に在庫中。今でもアストロのスタークラフトを愛用するオーナーは多いが、補修部品が見つからない…と悩んでいる人はぜひ相談してほしい。

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ほかにも、車両本来の性能を引き出せるということで、マジカルフューズという製品が今脚光を浴びている。そのヘリテイジ車用のフューズを、レストアパーツドットコムでは取り扱いを開始。今まではミニやマイクロフューズしか設定されていなかったが、ビンテージ車用に平型フューズがラインアップに追加された。また、もっと旧車用のガラス管も計画しているので、気になる方はフューズボックスの画像、車検証などの情報を送れば対応可能だそうだ。

スタイリングのリフレッシュだけでなく、新車の様に気持ちよく走りたい! そう願うユーザーにとって、レストアパーツドットコムは、非常に頼もしい存在だと言えるだろう。

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見る人が見ればわかると思うが、アストロ・サファリのスタークラフト用サイドパネル。長年乗っていると色々なトラブルが起きるもので、今当時モノの部品を探してもなかなか見つからないもの。だが、あるところにはあるので、気になる人や探し求めている人は、今すぐレストアパーツ.comに相談してみよう。

新たにレストアパーツ.comが取り扱いを開始するマジカルフューズ。最新のクルマは非常に小さなフューズを使用しており、もちろん旧車には装着不可。だがその機能はそのままに、旧車用として平型フューズの発売を開始。愛車の走りを蘇らせることが可能だ。

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レストアパーツ.comでは、ありとあらゆるパーツを在庫中。窓ガラスやドアヒンジ、インパネのダクト&アッシュトレイ、ベルエアのリアデッキパネルや、67/68マスタングのテールランプハウジングのボディシールなどなど。興味のない人にとってはゴ●かも知れないが、レストアを計画している人にとってはまさに宝の山。自分のクルマはもちろんだが、仲間のパーツも思わず問い合わせてしまいそうになる。

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ちなみに、1967年型のマスタングファストバック1台分のボディパネルも新品で購入可能!HPに記載されている様に、新品のパネルが税込163 万円となっているが、筆者としてはサビと終わらない戦いを続けるぐらいなら、これで終止符を打ったほうが結果的にリーズナブルに思える。最新技術で製作されたパネルは、当然の事ながら当時の部品よりも防錆効果は高く、耐久性が向上していると言えるだろう。

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レストアパーツ.comのホームページから、24時間いつでもオーダーが可能。日本に在庫がなくてもマッスルカーGTのパーツは即座に取り寄せが可能なので、純正のパーツ番号やリプロパーツの番号を教えてもらえれば対応できるそうだ。また上で述べた様に、アストロのパーツなどもホームページにはアップされていない。欲しい部品、探している部品があるのなら、とにかくレストアパーツ.comに相談してみよう。

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THANKS:レストアパーツ.com

TEL:058-374-9010
HP:https://www.restore-parts.com/


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜

アメ車マガジン 2021年 11月号掲載

大径タイヤを履いたリフトアップK5のダイキャストミニチュア

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大径タイヤを履いたリフトアップK5が登場

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www.acmediecast.com

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ハイクオリティなダイキャストミニチュアをリリースしているACMEブランドから1/18スケールの1972年型シボレーK5ブレイザーが新発売となった。こちらはノーマル車高ではなく、大径タイヤ、しかもBFグッドリッチのオールテレーンT/Aを履きつつ、サスペンションもアップされたリフトアップバージョンとなっている。

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同ブランドではノーマル車高の1969年型K5ブレイザーもリリースしているが、それと比べると明らかに迫力が増しているのだ。ギミックは、フード、左右ドア、テールゲートの開閉、ステア機構、そしてシェルの脱着が可能。

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現在のところ、カラーはブルー&ホワイトのツートンのみ。文句なしの仕上がりのオススメ品だ。

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左が以前発売された69年型ブレイザーのノーマル車高。右が今回発売の72年型ブレイザーのリフトアップバージョン。2台を比較すると、その車高の違いが分かってもらえるだろう。大径タイヤを履いたリフトアップ仕様は迫力がハンパない!


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早くもマイストから登場、新型ブロンコに注目!

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www.maisto.com

話題のSUVのフォード・ブロンコが、1/18スケールダイキャストモデルとして、マイストから早くもリリースされた。しかもワイルドトラックとバッドランズの2種類のグレードで登場!

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マイスト製品は入門編的なダイキャストなのでディテールは高くないものの、プライスも1万円以下とかなりリーズナブルプライスなので雰囲気を楽しみたい。カラーはバッドランズがイエローメタリック(ゴールドっぽい)、ワイルドトラックはレッド。ギミックはフード、左右ドア、テールゲートの開閉、ステア機構など。こんなに早くブロンコに触れられるなんてウレシイね。

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BADLANDS


アメ車マガジン 2021年 11月号掲載