レーストラック流の味付けで90年代モデルの魅力をブラッシュアップ

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アメリカントラック・カスタム研究室”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

20年以上経過したモデルも
アンチエイジング効果で見違えらせることに成功

1998&1999 CHEVROLET TAHOE 2&4

「いつまでも健康で若々しくいたい」「見た目も内面もいつまでも美しく健やかでいたい」と思い、人はアンチエイジングを行なう。それと同様の処置を施すことでクルマもまた輝きを取り戻す。その好例がこの2台のタホだ。

1998 CHEVROLET TAHOE、1999 CHEVROLET TAHOE[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

レーストラック流の味付けで90年代モデルの魅力をブラッシュアップ

「90年代のアメ車はやっぱりオモシロイね」と語るレーストラックの高橋さん。ハイエンドモデルやハイパフォーマンスチューンドカーを数多く手掛けながらも、そう言わしめる90年代のアメ車の魅力は一体どこにあるのか…。

カスタムにしろメンテナンスにしろ、パーツはまだまだ十分にあるからイジり甲斐があって整備もしやすい。さらに古すぎず新しすぎないため維持が楽。そして何より「アメ車らしさ」を堪能するには最適。これが支持する理由。

今回撮影した2ドアの98年型と4ドアの99年型タホ。今でこそ見違えるように綺麗なフォルムだが、手を掛ける前は結構なヤレ具合で、2ドアはそれこそ解体屋行きでもおかしくないレベルだった。そんな両車をレーストラックがリフレッシュして甦えらせているのだが、高橋さん曰く「これはアンチエイジング」と。「いつまでも健康で若々しくいたい」「 見た目も内面もいつまでも美しく健やかでいたい」という思いでアンチエイジングする人は多い。クルマもこれと同様と考え、まずはボディペイントのヤレを修復するところから始めて、レンズのくすみを除去し、インテリアのフロアを張り替え、シートは張り替えもしくは交換するなどしてヤレ具合を一掃。もちろん機関系も交換するべきところは交換してリフレッシュされていることは言うに及ばず。

ベースをしっかりと整えたところでさらなる味付けがなされているところがポイントで、4ドアモデルのフードには巨大なエアスクープがビス留めされているだけでなく、吸排気はラムエアにロングチューブヘダース+ワンオフマフラーへと換装され、さらにGMパフォーマンスのLT4ホットカムが組み込まれて、SUVとは思えないホットなサウンドを響かせる。さらにシフトはB&Mのフロアシフターへとコンバーとして、レーシングマシンさながらの機械的な操作で走る楽しさを盛り上げる仕掛けを施す。「アメ車で商売しているからには、その楽しさや面白さを色々な側面から伝えていかなきゃダメ、この2台も実にウチらしいでしょ」と笑って話す高橋さん。まさに〝らしさ〟が溢れている。

1998 CHEVROLET TAHOE、1999 CHEVROLET TAHOE[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1999 CHEVROLET TAHOE

1999 CHEVROLET TAHOE

 

K&Nのラムエアにロングチューブヘダース+ワンオフマフラーという組み合わせの吸排気チューンは必須メニューとなっているが、そこにGMパフォーマンスのLT4ホットカムを組み込むというならではのブレンドも。

 

70年代テイストをモチーフに、フードには巨大なエアスクープを装着。しっかりとビス留めしているところもらしさを高めている。ホイールはKMC XDシリーズのロックスターを装着。そして制動力の強化を図るため、2ピストンタイプのSSBCハイパフォーマンスブレーキシステムをインストール。

フードには巨大なエアスクープを装着

ホイールはKMC XDシリーズのロックスターを装着。、2ピストンタイプのSSBCハイパフォーマンスブレーキシステムをインストール

 

ビレットスペシャリティーズのステアリングや、オートメーターのタコメーター&ボルトメーターを装着してレーシーなテイストとなっているが、一番はB&Mのフロアシフター。マッスルカーを彷彿とさせる。

ビレットスペシャリティーズのステアリング

オートメーターのタコメーター&ボルトメーターを装着

B&Mのフロアシフター[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1998 CHEVROLET TAHOE

1998 CHEVROLET TAHOE

 

まずはしっかりと走れるようにすることが肝心ということで、まずは点火系や燃料系などの消耗パーツがすべて交換されている。プラスαのチューニングは施していないが、レスポンス良く軽快な走りを見せる。

 

フロントフェイスにはファントムグリルを装着して当時流行ったスタイルを再現しつつも、ホイールには20インチのXTREME-J XJ04を装着して現代的なスタイルを取り入れて、新旧をブレンドしてみせた。

フロントフェイスにはファントムグリルを装着

ホイールには20インチのXTREME-J XJ04を装着

 

ヤレていたインテリアはフロアを引き直してシートを交換し、ステアリングも巻きなおしてリフレッシュ。ビレットパネルやシフトノブをあしらったのはエクステリア同様、当時流行ったスタイルの再現。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■1997 CHEVROLET TAHOE OWNER:木村正人[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Presented by JAPAN RACETRUCK TRENDS
TEL / 03-5661-3836
URL / www.racetruck-trends.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo&Text:編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 1月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

最後の北海道アメマガミーティングは大盛況!!

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AMEMAG MEETING in HOKKAIDO
アメマガミーティング in 北海道
2018.9.15-16 THE LAST STAGE

アメマガミーティング in 北海道 2018 THE LAST STAGE

7年に渡って毎年夏に開催してきた「アメマガミーティング北海道」ですが、現地で運営を引き受けていただいてきた実行委員会の意向により、今回で最後の開催にしようということで当初からお知らせしてきました「ザ・ラストステージ」を、2018年9月16日(日)に開催しました。ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。

今回は開催の10日前になって突如として北海道を襲った胆振東部地震により全道停電という事態が発生しました。編集部では現地の状況も把握できないまま「開催するのか?」というお問い合わせを受けていました。しかし停電明けに連絡が取れた実行委員会のJACKさんから「開催します」というお言葉をいただいて、取材班は東京羽田から帯広空港に向かいました。

幸い、当日は天候にも恵まれたイベント日和。受付いただいた参加台数も120台を超えました。新旧様々なアメ車が会場に並び、ケータリングやグッズ販売、バンド演奏、DJもあり、ステキなアメリカンイベントとなりました。

当日ご参加いただいたみなさんからは最後の開催とすることを惜しむ声もたくさんいただきましたが、これまでのような形での「アメマガミーティング北海道」はひとまず終了となります。これまで運営を引き受けていただいた実行委員会のみなさんに感謝しつつ、またどこかで何かの形でお会いしましょう。See you!

アメマガミーティング in 北海道 2018 THE LAST STAGE

アメマガミーティング in 北海道 2018アメマガミーティング in 北海道 2018アメマガミーティング in 北海道 2018アメマガミーティング in 北海道 2018アメマガミーティング in 北海道 2018アメマガミーティング in 北海道 2018アメマガミーティング in 北海道 2018アメマガミーティング in 北海道 2018

アメマガミーティング in 北海道 2018[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ユーザーエントリーカー①

ユーザーエントリーカー②

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]日時 2018.9.15-16
会場 北海道上川郡新得町農道離着陸場
主催 アメマガミーティング北海道実行委員会[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 12月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ラストステージの北海道アメマガミーティング、集まったユーザーカー一気見せ

AMEMAG MEETING in HOKKAIDO
アメマガミーティング in 北海道
2018.9.15-16 THE LAST STAGE

ユーザーエントリーカー一気見せ!

 

アメマガミーティングの様子はこちらから

ユーザーエントリーカー②

アメ車マガジン 2018年 12月号掲載

参加台数120台超え、アメマガミーティング北海道に集まったアメ車をいっき見せ!

AMEMAG MEETING in HOKKAIDO
アメマガミーティング in 北海道
2018.9.15-16 THE LAST STAGE

ユーザーエントリーカー一気見せ!

 

アメマガミーティングの様子はこちらから

ユーザーエントリーカー①

アメ車マガジン 2018年 12月号掲載

強烈な立体感と幅広感を手に入れられるハニーDのオーバーフェンダーを装着

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AMERICAN TRUCK CUSTOM LABO
アメリカントラック・カスタム研究室

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

極厚オーバーフェンダーがピックアップトラックを完成させる

2012 FORD SUPER DUTY F-250 POWER STROKE TURBO DIESEL

岐阜県のショップK&Gは、ピックアップトラックのオフロード系カスタムに、強烈なボリュームアップで知られるハニーDオーバーフェンダーを選んだ。そして、他のパーツはほぼラフカントリーというフォーメーション。

2012 FORD SUPER DUTY F-250 POWER STROKE TURBO DIESEL、2012 フォード スーパーデューティーF-250

2012 FORD SUPER DUTY F-250 POWER STROKE TURBO DIESEL、2012 フォード スーパーデューティーF-250[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ハニーDを目玉にラフカントリーで締める

2012 FORD SUPER DUTY F-250 POWER STROKE TURBO DIESEL、2012 フォード スーパーデューティーF-250

ピックアップトラックのカスタムで王道ともいえるスタイルが、リフトアップを基軸としたオフロード系カスタムだ。車高を上げてロードクリアランスを高めつつ、大径ホイールとゴツゴツしたブロックタイヤを履けば、それだけでも十分カタチになる。夜道の安心感を高めるためにライトをLEDにするのもいいだろう。

しかし、そこで終わらないのがK&Gというショップだ。強烈な立体感と幅広感を手に入れられるハニーDのオーバーフェンダーを装着し、ノーマルでも「大きい」と感じる第一印象を「超大きい!」に昇華している。ワイド感の面では、オーバーフェンダーとボトムスのマッチングも絶妙なバランスで仕立ててあり、クルマを知らない人なら最初からこうなのだろうと見紛うほどの高い完成度を持つに至った。

リフトアップキットやLED、サイドステップなどは、ラフカントリーで統一している。「ラフカントリーは信頼性が高いがローコストで抑えられるパーツ」とK&Gでは評価している。つまり、ハニーDオーバーフェンダーをカスタムの主役にしつつ、その脇役として、信頼できてカスタムに導入しやすいラフカントリーを選んだという構図だ。

それから、オフロードスタイルだけに寄せた様に感じないのは、例えばホイールのカラー効果だ。スポークのサイドにボディカラーと合わせたカラーリングが施されており、洒落者的な雰囲気を感じさせる。実用性だけではなく、スタイリッシュ感をさりげなく主張している点は、知れば知るほど興味深い。

2012 FORD SUPER DUTY F-250 POWER STROKE TURBO DIESEL、2012 フォード スーパーデューティーF-250[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]強烈なワイド感のオーバーフェンダーはハニーD。片側だけで約4インチ幅のボリュームアップとなっており、クルマの迫力に大きな相乗効果をもたらす。タイヤのハミ出し具合とのバランスも美しく仕上がっている。

強烈なワイド感のオーバーフェンダーはハニーD

強烈なワイド感のオーバーフェンダーはハニーD

 

オフロードカスタムで優れた信頼性を持つラフカントリーが基軸。フューエルホイールは22インチの14J、合わせたタイヤはグラディエーターXCOMPで37×13.50。そして、6インチリフトアップキットと、直進性を助けるステアリングスタビライザー、サイドステップはいずれもラフカントリーだ。フューエルホイールは22インチの14J、合わせたタイヤはグラディエーターXCOMPで37×13.50

6インチリフトアップキットと、直進性を助けるステアリングスタビライザーはラフカントリー

サイドステップはラフカントリー

 

ラフカントリーのLEDフォグ、グリルLEDを装着。ヘッドライトもLEDとなっており、ついでにテールハイマウントライトもLED。ライト関連は概ねLEDで統一し、十分な光量を得られるよう仕上げてある。

ラフカントリーのLEDフォグ、グリルLEDを装着

 

搭載されるエンジンは6.7ℓターボディーゼル。このモデルイヤーからディーゼル排出ガスの浄化システムとしてアドブルー(尿素SCRシステム)が採用されている。無臭・無害な高品位尿素水との化学反応により窒素化合物を浄化する仕組みだ。

搭載されるエンジンは6.7ℓターボディーゼル

アドブルー(尿素SCRシステム)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ところで、このF-250の様なヘビーデューティ系ディーゼル車は日本国内での登録が難しいという。つまりカーショップならどこでも扱えるわけではないのだ。その点で言えば、K&Gはこの1台に限らず多くの実績があり、その取り扱いも手慣れている。ピックアップトラックをディーゼルで楽しみたいのであれば、K&Gは非常に頼りになるショップということになる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Presented by Car Producer K&G
TEL / 058-386-8453[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo&Text:加藤山往[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2019年 1月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

WORK ホイールの製造現場へ、クオリティの高さを肌で体感

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チャレンジャーをラグジに託した翌日。場所を大阪に移して、ホイールのサポートを担当してもらうWORKの工場にお邪魔して、製造現場を見学。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]立花未来チャレンジャーカスタム計画
MIKI’s DODGE CHALLENGER

CUSTOM PROJECT
Produced by LUXZ / WORK

ワーク、WORK[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

普段は決して見られないホイール工場内部に潜入

ラグジへチャレンジャーを入庫した足で、その翌日に訪れたのがWORK堺工場。サポートしてくれるWORKのホイールがどの様に生産されているのかを、目で見て肌で感じることは重要なことと捉え、実現した工場見学だ。WORKの工場は大阪と岡山に2拠点ずつあるのだが、今回はリム製作と製品の組立てを担っている堺工場を見学させてもらうことに。ちなみに担当編集が工場見学に訪れたのは、数年前に姉妹誌の取材でトヨタの工場を見学して以来。一方、未来ちゃんはというと「小学生以来かもしれない…」とのこと。いずれにしても久しぶりとなる工場見学にドキドキ。

早速、堺工場の工場長である北野さんに案内してもらいながら製造ラインを拝見すると、まず目に飛び込んできたのが膨大な数の2ピース用のリム。2ピースはリムとディスクを繋いで一体化させることは知っていても、繋ぎ合わせる前の状態をこれほどの数目にすることはまずない。2ピースホイール製造の作業工程としては、まずはエアバルブ用の穴開け→ディスクの加工→リムとディスクの接合→接合部分の強度を高めるための溶接→重量バランス確認→検品→出荷という流れで作業が行なわれている。ちなみに3ピースホイールは、アウターリムとインナーリム、ディスクの3つを固定して組み立てる仕組みだけに、これを堺工場では1本1本手作業にて組み立てを行っており、熟練スタッフたちが丁寧に組み上げていたのが印象的だった。

WORKホイールの製造現場を目に焼き付けたところで、今度は場所を移してさらなるWORKホイールのレクチャーを広告企画課の吉川さんよりしていただく。未来ちゃんのチャレンジャーに装着しようと候補に挙げていたホイールは「マイスターS1R」と「ワークエモーションCR 3P」。マイスターS1Rの構造は2ピースで、ワークエモーションCR 3Pの構造は3ピース。この違いは先ほどの工場見学の際に確認しているとあって、未来ちゃんも違いをしっかりと理解していた。そしてさらなるWORKホイールの特長はというと、リムアレンジ/セミオーダーカラー/特殊PCDをアレンジできるカスタムオーダープランを設定している点。要するに、いかなる要望にも応えてくれるということだ。これができるのも自社で一貫して製造を行なっているWORKだからこその強み。

吉川さんからのレクチャーを受けて未来ちゃんが最終的に下した決断はというと、3ピース構造のワークエモーションCR 3Pだ。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]WORKホイールならではの特長は、特殊アルマイト加工による9パターンのリムアレンジ、淡いトーンから重厚感のあるダーク系まで11色から選べるセミオーダーカラー、幅広い車種への装着を可能にした特殊P.C.D.の3つ。これらを軸に様々なリクエストに応えている。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]社名及びブランド名が刻まれるセンターキャップはカラーバリエーション豊富に用意されているだけでなく、フラットタイプとハイタイプの2種類から選べる。リムとディスクを繋ぎ合わせるピアスボルトも好みに合わせてカラーを選べるなど、まさにオーダーメイド。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]数多くのブランドを展開しているWORKだけに、すでに候補が絞られていたことはある意味助かったかもしれない。全ブランドが対象だったとしたら決めかねるところだ。そして未来ちゃんが最終的に選んだモデルは「ワークエモーションCR3P」。

ワークエモーションCR 3P、WORK EMOTION CR 3P、立花未来

ワークエモーションCR 3P、WORK EMOTION CR 3P[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]取材協力
★LUXZ http://luxz.jp

★WORK https://www.work-wheels.co.jp[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 12月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

カスタム作業を実行に移すべく、チャレンジャーはラグジの元へ

[vc_row][vc_column][vc_column_text]

チャレンジャーカスタムの雄「ラグジ」が、カーイベントではキャンギャルとして引っ張りだこの立花未来ちゃんの愛車チャレンジャーをカスタムするプロジェクト第2弾!!

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]立花未来チャレンジャーカスタム計画
MIKI’s DODGE CHALLENGER

CUSTOM PROJECT
Produced by LUXZ / WORK

ダッジチャレンジャー、チャレンジャー、CHALLENGER[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

遂にその時が来た!! 期待に胸が膨らむばかり

2018年11月号からスタートした、立花未来ちゃんの愛車であるダッジ・チャレンジャー・カスタムプロジェクト。その第2弾となる今回はというと、日本一ダッジ・チャレンジャーに熱い漢、島澤代表率いるラグジへいよいよ車両を入庫することとなった。前回の打ち合わせの段階でほぼほぼプランを固めることができていたため、あとはいつからスタートするかということだけだったが、三者のスケジュール調整が整った9月中旬から始めようと一致。いざ当日、遂にこの時が来たかと期待で胸が弾んでいた…のだが、ラグジへ向かう途中で高速道路が大事故によって通行止めとなり、当初の集合時間より大幅に遅れてしまったというオチがあったことは笑い話。

それはさておき、いざラグジへ到着すると装着予定のパーツがスタンバイ済みで、これを見た瞬間道中の疲れも一気に吹き飛んだ。

ラグジのオリジナルブランドであるエッジカスタムズには、アメリカンマッスルテイストを増強した「Mライン」と、パフォーマンスを最大限に引き出したレーシーなスタイルの「Rライン」とがあるが、スタンバイしていたのはMライン。最大のポイントとなるオーバーフェンダーを筆頭に、サイドスカート、リアスポイラーが用意され、それ以外にもフロントリップやリアディフューザーの装着も検討されている。さらにフロントフェイスも一新する予定で、グリル&ヘッドライトにもメスを入れることになっている。

ひとまずパーツを大まかに配置してみたものの、それだけではイメージが湧きにくいということで仮装着してみることに。島澤代表がオーバーフェンダーを装着してサイドスカートをあてがうと、それまではキョトンとしていた未来ちゃんもイメージを掴んだようで、一気に満面の笑み。片側7cm、両側で14cmワイドとなる迫力は相当だったようだ。

そしてボトムスは、ラグジと強力なパートナーシップを組むWORKがサポートしてくれる。しかし、この段階ではどのホイールをセレクトするかの最終判断はされていないが、このタイミングに合わせてWORK名古屋営業所の佐藤さんにサイズ計測をお願いした次第。これまでに数多くのチャレンジャーのメイクを共に仕上げて来ているため、佐藤さんの頭にはこれまでに蓄積したデータが記憶されている。そのため今回のサイズ計測では蓄積データとの整合性を取るに終始し、最終データはWORK広告企画課の吉川さんへと伝えられ、翌日にWORKの工場を見学した後で最終決断をする。

ラグジ、立花未来

ラグジ、立花未来、チャレンジャー

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ボディメイクを担当するのはラグジで、ホイールを担当してくれるのがWORK。車両を持ち込んだ今回のタイミングに合わせて、サイズ計測のためWORK・佐藤さんにお越しいただいた。このオーバーフェンダーを装着した際に組み合せる基本的なサイズはこれまでの蓄積で把握しているが、車両ごとの誤差を確認することで正確なサイズを導き出す。ちなみにリアタイヤは315サイズを装着する。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]取材協力
★LUXZ http://luxz.jp

★WORK https://www.work-wheels.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]撮影★浅井岳男 原稿★編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 12月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

価値観が同じ妻と共に、楽しむアメ車ライフ!

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”俺たちのアメ車ライフ
OUR AMERICAN CAR LIFE
American Cars & Married couple”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

50歳を節目に衰退するか、それとも進化するか!?

価値観の共感こそ夫婦円満の秘訣

年齢を重ねていくと、「若い頃は…」と言いがち。そんな言い訳を一切口にせず、ひた向きに磨きを掛ける。衰えるのではなく味を際立たせることこそ、思い描くライフスタイル!

DSC_4532[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

価値観が同じ妻と共に、楽しむアメ車ライフ!

西川さんは、マグナムとスワロフスキーで装飾されたハーレーを所有しながら運送業を営む趣味人である。そんな彼を約5年の時を経て再び取材することとなった今回。当時は40代だった西川さんも現在は50代に突入。年月と共に年老いて当然ではあるが、再開して驚かされたのはその肉体である。当時のスレンダーな面影を一切感じさせないマッスルボディーでの登場に、まるで別人の様な印象を受けた。

聞くところによると「50歳を目前に、このまま老いてしまって果たしていいのか…」と自問自答する様になって肉体改造を決意。最初は様子を見ていた奥さんも、夫の本気な姿勢に感化されて肉体トレーニングに付き合う様になり、現在では月曜日から金曜日まで週5回のジム通いのほか、食生活の見直しなどで、ボディビルダーさながらの肉体へ進化したという。

夫婦共通の趣味は肉体トレーニングだけでなく、交際していた頃からお互いがハーレーをこよなく愛しており度々ツーリングへ。その集大成として夫婦でそれぞれがハーレーに跨ってのアメリカ大陸横断を敢行した際に、現地で見掛けたアメ車に魅了されたのがアメ車ライフの始まりだ。

シボレーインパラ、ダッジマグナム

 

アメリカンカルチャーのキッカケとなったハーレー。夫婦でハーレーに乗ってアメリカ大陸を横断中に目にしたアメ車に魅せられて現在に至る。時間を見つけては夫婦でツーリングを楽しんでいる。

 

月曜日から金曜日まで週5日ジムに通い、午前中に2時間ビッチリと体を鍛え上げているのだが、それだけでは物足りず、事務所兼倉庫でもトレーニングを欠かさない西川夫妻。100kgオーバーを軽々しく持ち上げるマッスルボディーは50代とは思えないパフォーマンスを誇る。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ハーレーが大好きでアメリカンカルチャーも大好物な夫妻にとってみれば、もはや必然的と言ってもいい、このライフスタイル。もちろん夫婦でのハーレーライフは今も現役で、定期的にツーリングにも行っている。

ところで肝心のアメ車はというと、以前西川さんが愛車としていたマグナムはシェイカーフードに進化して奥さんの元へ。新たに増車したインパラは彼と同い年でもある68年モデルだ。ちなみに愛用するオメガも同年代の物で、新しい高価な物よりも自分と同じ年に製造された物と共に、磨きを掛けながら人生を歩みたいのが西川さんのライフスタイル。長い年月をかけて劣化するのは当然の摂理。しかし磨きを掛けることでそれを〝味〟と捉えて魅力を増している。これぞビンテージの極意である。その延長線上に肉体改造も重ねているのだ。

実際、トレーニングを始める前は年齢相応だった身体も、本気で取り組むうちに目に見えて改善していき、今では一回り大きな肉体美へと鍛え上げられた。50年の時を経て経年劣化したインパラも同様、手を加えることで魅力を増して、普段乗りも快適にこなすまでにコンディションを改善。そんなライフスタイルに感化された奥さんと共に、アメ車ライフ、ハーレーライフ、ボディビルライフを堪能。趣味や価値観のみならず生き方そのものから共感できることこそ夫婦円満の秘訣であり、お互いへの理解が愛を深める。さらにアメ車のみならず共通の趣味を沢山持つことで、夫婦生活をより豊かな物へ導いていると言える。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

同い年のインパラはコンバーに限定して探し当てた一生モノ

1968 Chevrolet Impala

1968 Chevrolet Impala

1968 Chevrolet Impala

 

ウィルウッドのブレーキシステムとコルベットのブレーキマスターシリンダーで制動力を強化、その他アーバンガレージで念入りに整備されたエンジンはグッドコンディション!

1968 Chevrolet Impala

 

歩けなくなった父に桜を見せてやりたいとの思いで、コンバーに限定して探し当てたインパラ。内装にはアストロコンバージョンから継承されるウッドパーツが満載。

1968 Chevrolet Impala

1968 Chevrolet Impala

1968 Chevrolet Impala

 

7色に変化するイカリング付のカスタムヘッドライトもお気に入りのアイテム。ローライダーとかレストモッドとかジャンルにとらわれないのも信念。

1968 Chevrolet Impala

1968 Chevrolet Impala

1968 Chevrolet Impala

 

定番のワイヤーホイールにハイドロではなく、5スポークにホワイトリボン、ウィルウッドのブレーキシステムといったボトムスもポイント!

5スポークにホワイトリボン

ウィルウッドのブレーキシステム

 

OWNER 西川高広 さん

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

インパラの増車で、夫がコツコツ、カスタムしてきたマグナムを継承

2007 Dodge Magnum

2007 Dodge Magnum

2007 Dodge Magnum

 

以前登場した時と大きく変わる部分はシェイカーフード。モパー系マッスルテイストを盛り上げるアイテムの追加でステーションワゴンらしからぬ雰囲気に。

 

D~EUROホイールと漆黒のボデイは相性抜群。オトコっぽい印象のエクステリアとは裏腹に、明るい配色のレザーインテリアが女性目線でも好印象。取り回しも良くちょうど良いサイズ感がお気に入り♡

D~EUROホイールと漆黒のボデイは相性抜群

 

OWNER 西川愛さん

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo&Text:石井秋良[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

カマロのカスタムに込めた “ ワクワク感” あるカーライフ

[vc_row][vc_column][vc_column_text]Ford Mustang & Chevrolet Camaro
現在に至るまで鎬を削り合ってきたポニーカー

モダンマッスルカーではチャレンジャーの勢いが凄まじく、パワーウォーズでも一歩先を行っている。だが決してマスタングとカマロも黙って見ているわけではない。この車両も負けじと魅力的なモデルをラインナップし続けている。ポニーカーの礎となったマスタングと、それを追いかけて鎬を削り合ってきたカマロ。両車に注力する。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

Wide Body Style Chevrolet Camaro

岐阜県のバーリンズは、カマロのみならずキャデラックや旧車など、幅広くアメ車を扱うプロショップ。同店が大切にするのは、自らも少年時代に抱いたワクワク、高揚感を表現したカーライフだ。

Chevrolet Camaro、シボレーカマロ[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

カマロのカスタムをバリエ豊かに提案

大きなオーバーフェンダーが目立つワイドボディキットを装着したカマロ。それよりは多少控えめながら、しかし明らかな個性を感じさせるワイドなカマロ。そして、ラッピングとハーフエアロで上品にまとめた現行カマロ。

バーリンズが仕上げたカスタムカマロ3台は、それぞれが異なるアプローチでカスタムされているが、いずれも見る人の心を高揚させる何かを持っている。バーリンズの代表である金田氏は物心ついた少年時代から「カマロ好き」だったと語る。

昨今、カスタムによるワイドボディ化はアメ車に限らず流行のようになっているが、いざ探してみるとカマロ用は意外と少なかった。それならばと自らワイドボディキットを企画してデザインし、製品化に向けて海外製造メーカーと共同で動き出したのが、およそ5年前のことだという。その後、紆余曲折があり現在は海外メーカーとして販売されているこのボディキットだが、しっかりと自らのカマロ愛は注入したという。

カマロは現行最新型でもある6世代目が2015年に発表されており、パーツの選択肢はこれから増えていく段階ではあるものの、開拓に似た楽しみがある。一方の5世代目は、ある程度出揃ったパーツを見比べて、どのように仕上げていくかの検討が堪能できる。どちらを選ぶにしても、頼りになるのは「カマロ好き」なショップであることは言うまでもない。

岐阜県のバーリンズはカマロのカスタムを例として、愛車を見るたびに「やっぱり俺(私)のクルマはカッコ良い」と感じさせる、あらゆるサポートをしてくれる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ワイドボディキットをコンプリートした伊達なカマロ

2012y Chevrolet Camaro LT RS WIDE BODY2

他のどんなクルマにも負けない存在感。仮にカマロが並んでも、やはり強烈な個性で目立つことができる。そんなカマロへの偏愛を存分に発揮したカスタムの一例がこれだ。

装着するパーツのメインは、強烈な前後オーバーフェンダーとフィンを基調として構成されたワイドボディキット25P。自然なラインを描くフロントリップ、サイドアンダースカート、リアディフューザー+フィンのエアロで構成され、トランクスポイラーも備わる。さらに前後左右のエアロはカーボン仕上げとなっている。

この1台はステッカーも含めてカラーリングをモノトーンにまとめ、コネクションロッドやホイールのキャンディレッドを差し色にしているが、同一色でまとめても、あるいはまた別のカラーリングであっても映えることは間違いない。

フルノーマルから、バーリンズがワイドボディフルカスタムで仕上げた1台。

2012y Chevrolet Camaro LT RS WIDE BODY2

 

フロントスプリッター、サイドスカートもワイドボディキット25Pに含まれ、オーバーフェンダーとマッチした自然なボディラインを完成させている。ホイールも含め、キャンディレッドを差し色にしている点にセンスを感じる。

2012y Chevrolet Camaro LT RS WIDE BODY2

 

リアディフューザーとトランクスポイラーがリア側で目を引くポイント。ベースがコンバーチブルであるため、内装のブラックとのコンビネーションが美しいカラーリング。オープン状態で周囲に見せつけながら走りたい1台だ。

2012y Chevrolet Camaro LT RS WIDE BODY2

2012y Chevrolet Camaro LT RS WIDE BODY2

2012y Chevrolet Camaro LT RS WIDE BODY2

 

派手なオーバーフェンダーは、タイヤ後部に設えられた3枚のフィンがラインのフィニッシュを飾る。ホイールにはWORKの特注20インチをセレクト。オーバーフェンダーとのバランスも良好だ。

2012y Chevrolet Camaro LT RS WIDE BODY2[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

もうひとつのワイドボディまたはハーフエアロ+ラッピング

2014y Chevrolet Camaro LT RS

ブラックは、正規ディーラー車の後期型がベースとなっている。フロントワイドスプリッターに、サイドとリアに備わるワイドハーフエアロが特徴。その上でマットブラックのホイールに、ホワイトのラインデカールでコーディネート。ちなみにブラックレザーシートやシートヒーターといった人気装備も備わっている。エアロ以外ではボーラのエキゾーストマフラーも装着。ワイドボディのフルカスタムでなくとも、十分にスタイリッシュなカスタムへと仕上げることができる、その好例だ。

2014y Chevrolet Camaro LT RS

2014y Chevrolet Camaro LT RS

 

こちらの後期型カマロはワイドボディキット6Pを装着。キットにはフロントワイドスプリッター、サイドとリアのワイドエアロが含まれ、さらにボーラのエキゾーストマフラーを装着。そのうえでオリジナルデカールを装着し、スポーティ感を強調。上のカマロと並べれば控えめに見えてしまうが、単体で見れば強烈な個性を感じさせてくれる。

2014y Chevrolet Camaro LT RS

2014y Chevrolet Camaro LT RS

2014y Chevrolet Camaro LT RS

2014y Chevrolet Camaro LT RS

 

2016y Chevrolet Camaro Convertible SS

一方、ホワイトは現行カマロのSSがベース。SSのレザーシートやホイール、オプション設定のパフォーマンスエキゾーストを生かしつつ、フロント、サイド、リアの各部にハーフサイズのエアロを装着。また、そのカラーリングをブラックにしており、ブラックラッピングによるカスタムとの親和性を高めている。バーリンズ金田代表が「サラッとしたカスタム」と表現するように、純正の良さを残したまま、しかし個性を発揮したカスタムの見事な一例である。

2016y Chevrolet Camaro Convertible SS

2016y Chevrolet Camaro Convertible SS

 

フロントスポイラー、サイドエアロ、リアスポイラーのいずれもハーフタイプを採用したカスタム例。ホイールは純正ながらマットブラックにペイントしてあり、さらに純正オプションのパフォーマンスエキゾーストをセレクト。このカスタムの特徴はオリジナルラッピング。ボンネット、トランク、サイドに施され、これだけでも雰囲気を引き締める。

2016y Chevrolet Camaro Convertible SS

2016y Chevrolet Camaro Convertible SS[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]BARLLINS【有限会社 バーリンズ】
■所在地:岐阜県羽島市竹鼻町狐穴331番地1
■TEL:058-394-0400
■FAX:058-394-0401
■URL:http://www.barllins.com
■営業時間:10:00~19:00
■定休日:月曜日

BARLLINS【有限会社 バーリンズ】[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■PHOTO&TEXT:加藤山往[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 11月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

右ハンドルの国であるイギリスからマスタングを直輸入

マスタングエコブースト・コンバーチブル、MUSTANG ECO BOOST、右ハンドル、フォード岐阜

Ford UK Mustang 2.3-litre Eco Boost Right Hundle Ponies

Ford Mustang & Chevrolet Camaro 現在に至るまで鎬を削り合ってきたポニーカー

モダンマッスルカーではチャレンジャーの勢いが凄まじく、パワーウォーズでも一歩先を行っている。だが決してマスタングとカマロも黙って見ているわけではない。この車両も負けじと魅力的なモデルをラインナップし続けている。ポニーカーの礎となったマスタングと、それを追いかけて鎬を削り合ってきたカマロ。両車に注力する。

マスタングが右ハンドル? コイツは一体何者だ

左ハンドルの輸入車が、日本仕様として右ハンドルに換装されることはある。そして実は、右ハンドルのフォード・マスタング(新車)も存在する。


現行マスタングをベースに往年のスタイルを再現。右ハンドルのブリットエディション

右ハンドルのマスタングで、妻と楽しむ最高のクルマ!


右ハンドルの国からマスタングを直輸入

右ハンドルの7代目マスタングは日本への導入が予定されていたものの、一度は消えてしまった存在だ。しかし今、目の前にある。右ハンドルのマスタングにまつわる経緯を簡単に振り返っておく。7代目マスタングは左ハンドルでの正規輸入が2015年春からスタートし、2016年春からは右ハンドル仕様のマスタングが販売される予定だった。しかし、その数カ月前にフォードが日本市場からの撤退を決定したため、予定されていた右ハンドルの正規輸入は頓挫してしまう。

旧フォードディーラーの多くは、アフターサービスのみ継続する拠点として残った。今や、最新のフォード車を手に入れたいのならば、選択肢は直輸入のみしかない。これが日本におけるフォードまわりの現実だ。

マスタングエコブースト・コンバーチブル、MUSTANG ECO BOOST、右ハンドル、フォード岐阜

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当時、本国の経営判断に従うしかない「ジャパン」はともかく、直接的にユーザーと接する各ディーラースタッフが負った心痛は相当のものだったろう。しかし、くじけず独自の展開を実現した拠点もある。それが、会社名を「フォードライフ中部」から「エフエルシー」と変えた、拠点名でいうフォード岐阜、フォード四日市、フォード松阪である。

エフエルシーは、同じ右ハンドルの国であるイギリスからマスタングを直輸入している。そして、日本の法令下で走行できるよう、細部の日本仕様化を施して販売する。つまり、かつて「ジャパン」がやっていたことを、ショップ独自の展開として実現しているというわけだ。

また、元が正規ディーラーであるため、店舗の整然とした佇まいや、スタッフの誠実な対応、ファクトリーや試乗車(複数拠点で共有しているため、試乗希望ならば予約を推奨)に代表される整った販売環境など、正規ディーラー時代から続く魅力が残っている。

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なお、イギリス仕様のマスタングは、ハンドル位置が右になっていること以外は、ほとんどアメリカ仕様と変わらないそうで、世界共通のマスタングと認識して間違いない。燃費に優れたエコブーストと、アメ車らしい走りのV8から選択できる点も、もちろん健在。また、特別仕様車などの希少な選択肢もあるらしい。

なお、同社ではマスタング以外の新車フォード車や中古車も扱っており、ウェブサイトでも紹介している。また、今後の最新フォード車も積極的に日本へ導入してくれるだろう。直近ではエクスプローラーの再導入も決定している。

ETCが普及したとはいえ、右折時や追い越し時、コインパーキングなど、日本における右ハンドルの優位性は高い。そうした利便性を担保したまま、しかしマスタングをはじめフォード車を愛用したいと願うならば、エフエルシーと、その3拠点という頼もしい存在を見逃してはいけない。

マスタングエコブースト・コンバーチブル、MUSTANG ECO BOOST、右ハンドル、フォード岐阜

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撮影に使用した試乗車はマスタングのエコブースト・コンバーチブルで、英国からの直輸入のため右ハンドル。車載情報システム・Sync3など、「今のフォード」を堪能できる。


右ハンドル最新マスタングを直輸入しているのは、FLCというディーラーグループ。
幻と言われた右ハンドルマスタングの新車を販売中

フォード岐阜
所在地:岐阜県岐阜市西河渡2-5
■TEL:058-254-0330
■FAX:058-254-0331
■URL:http://www.f-l-c.jp
■営業時間:10:00~19:00
■定休日:毎週水曜日、年末年始

1982年(昭和57年)創業のエフエルシー株式会社が運営する自動車販売店。フォード車の正規ディーラーとして長年活躍した老舗であり、フォードの日本市場撤退後も、引き続きフォード車の販売とサポートを行なっている。三重県にはフォード四日市、フォード松阪も展開。イギリスを中心としたヨーロッパからの新車を直輸入販売する他、中古車も取り扱う。

フォード岐阜、Ford Gifu

フォード岐阜、Ford Gifu

フォード岐阜、Ford Gifu

フォード岐阜、Ford Gifu


■PHOTO&TEXT:加藤山往
アメ車マガジン 2018年 11月号掲載