オープンにしても美しい、マスタングコンバーチブルのシルエット

[vc_row][vc_column][vc_column_text]

AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”感動的なビンテージの世界を味わえる
1966y FORD MUSTANG 【フォード・マスタング】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]フォード・マスタング・コンバーチブル。ルーフを閉めた状態はスタイリッシュなクーペ。そして電動ルーフを開ければ、息を飲むほど素敵なスタイリングと開放感を手にすることができる。見て良し、乗って良し。感動的なビンテージの世界を味わうことができる。

3M7A0989-1-1[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
オープンエアを満喫できる
新品の幌とスムーズな電動ルーフ”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A1020-1-1

新品の幌へと張り替えられたソフトトップは、その甲斐あって、クローズドでは高い密閉性を示し、エアコンの利きも満足できるもの。また、Aピラー上部に位置する左右のロックを外し、インパネ左脇に位置する電動ルーフのスイッチを操作すれば、スムーズにソフトトップは開いていく。この部分が正常に作動するかは、電動オープンにとっては非常に大事。新品の幌と相まって、オープンもクローズドも、十分に満足できる仕上がりとなっている。

また、素晴らしいのはルーフ回りだけに留まらず、ブラックで統一された内装もホワイトの外装も、入念に仕上げられたことが確認できるほど、良好な状態。これなら所有する満足感もひときわ高いと言える。ちなみに、下回りも覗いたところ、シャシーブラックで丁寧に塗装されたばかりという状態であった。

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電動のソフトトップを覆うトノカバーも付く。やはりこれを付けた方が、よりスタイリッシュに見える。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Topic!

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電動オープントップの操作スイッチはインパネの左脇。ルーフの左右のロックを外し、スイッチを操作するだけでオープンにできる。電動オープン自体の動きもスムーズで、仕上げの良さがうかがえる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A1038-1

細身の純正ウッドステアリングが備わるインパネ。ダッシュボードにはマットを装着。ETC、USBケーブルなどの現代アイテムも付いている。

 

3M7A1051-1ブラックレザーとなる前後シート。フロントシートは分割式のベンチタイプとなる。

 

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エンジンは4700ccのV8。インマニやキャブヘダースは社外のカスタムパーツとなる。また点火系はMSDが装着されている。

 

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ミッションはフロアシフトの3速オートマチック。インパネ下部には社外のエアコンが備わっている。ちなみにこのエアコン、その利き具合も良好な状態であった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
オープンにしても美しい
コンバーチブルのシルエット”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]初代フォード・マスタングの原型デザインはハードトップを基本としていたこともあり、当時のアメリカでは人気だったコンバーチブルもしっかり用意されていた。こうしたデザインコンセプトであれば、コンバーチブルのソフトトップを上げた状態でもそのデザインが破綻することはほとんど無く、美しいシルエットが形作られていたのが魅力である。

もちろんメカニカルコンポーネンツやオプション類のラインナップは他のモデルと同じであり、快適装備を満載したエレガントな仕様からコンバーチブルらしくないハイパフォーマンス仕様までユーザーは自由にその内容を選択することができた。

1966年モデルはフロントグリルのデザインなどのディテールが前年までと異なっていたものの、メカニカルスペック的には大差は無かった。この年式のレアモデルとしてはシェルビー・アメリカンが開発を手掛けたシェルビーGT350コンバーチブルの存在が少数確認されている。これは試作車が後に市場に流れたものである。

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ブラックのソフトトップは新品に張り替え済み。そのため、ビニールウインドーとなるリアの後方視界も良好な状態を確保している。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:フォードライブ クロスフィールド
所在地:茨城県ひたちなか市 高野1777-12
TEL:029-202-0909
http://www.fourdrive.jp/

7J7A0185-1[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

空前のヒット作であるマスタング、最終型の1966年型は熟成の極み。

[vc_row][vc_column][vc_column_text]

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気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”マスタングを手頃な価格で狙えるラストチャンス!?
1966y FORD MUSTANG【フォード・マスタング】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]初代マスタングの中でも2ドアハードトップは比較的流通台数が多い。そのため価格の高騰も緩い傾向にあったのだが、今後はそれも期待できないほど世界的に価値が上昇しているのがビンテージの世界。だが、このマスタングは378万円という魅力的なプライスタグが付けられている。

3M7A0367-1[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
オリジナリティに
快適性と信頼性を追加”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]世界的に価格が高騰傾向にある初代マスタング。手頃な価格で良質な車両を見つけるのは困難な状況にあるが、BUBU横浜には入手しやすいマスタングがある。スタッフ自らがカリフォリニアに出向いて仕入れたこのクルマ、2オーナーという極上車で、持ち主に直接交渉をして買い取ったマスタングなのだ。

エクステリアは、良い状態をキープ。ウインブルドンホワイトカラーが美しく、それを引き立てるようにメッキパーツの類もキレイな状態にある。インテリアはブラックカラーで統一されており、インパネやシートも良好な状態をキープしている。また、大容量のアルミラジエターに換装されたエンジンは、ファクトリーエアコンも装着されているため、夏場も快適なドライブが楽しめる。

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比較的台数が多い2ドアハートトップだが、今後、相場が大きく上昇傾向になることも予想される。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Topic!

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エンジンは298キュービック・インチ(4200cc)のV8。派手なカスタマイズは実施されていないが、ブルーのカムカバーやハイテンションコードなどが目立つエンジンルームとなっている。また、大容量のアルミラジエターへと換装されているため、オーバーヒートの心配はないだろう。

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エアコンのコンプレッサーは比較的新しいものが装着されている。大容量のアルミラジエターが備わるため、エアコン使用時も安心だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A0330-1

細く大きなステアリングは純正。ミッションはフロア3速のATとなる。ダッシュボードに割れもなく、良好な状態をキープしている。インパネには本国のラジオも備わっており、オリジナリティの高い状態をキープしている。

 

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インパネ中央部には、社外品ではなく、デザイン性にも優れるファクトリーエアコンを装備している。

 

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ブラックレザーのシートは非常に良い状態に保たれている。ホイールはスチール+純正キャップで、クラシカルな雰囲気。いたずらに太いサイズのタイヤを履かせていない好印象で、新品タイヤが装着されている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
空前のヒット作であるマスタング
最終型は熟成の極み”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1964年の春にデビューしたフォード・マスタングは、1966年型までが第一世代として認識されている。フォードにとっても2ドアボディしかラインナップに無いモデルとしては空前のヒット作となったこともあり、最終型の1966年型はまさに熟成を極めた1台だと言って良いだろう。マスタングのボディバリエーションは2ドアハードトップを基本に2ドアコンバーチブルと2ドアファストバックで構成されていたが、初期デザインにおいて原型となったのはハードトップでありそのバランスは極めて高かった。

メカニカルコンポーネンツはマイルドな直列6気筒からパワフルなV型8気筒まで複数用意されており、最強仕様だったハイパフォーマンス289は、どちらかというとワイルドな真のスポーツユニットだった。ハードトップは1966年から新しいレースシリーズだったSCCAトランザムでも活躍することとなり、シェルビー・アメリカンによるワークスマシンの活躍で市販車の販売成績も向上することとなった。

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給油キャップを兼ねるマスタングのエンブレムは、良好な輝きを放つ。トランク内部もキレイな状態をキープしているほどコンディションは良い。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A0373-1[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:BUBU YOKOHAMA
所在地:神奈川県横浜市霧が丘5-1-5
TEL:045-923-0077
http://www.bubu.co.jp/

7J7A6532-1[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ダッジのフルサイズクーペであるポラーラ。もはやその存在自体が希有なモデル。

[vc_row][vc_column][vc_column_text]

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気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”その存在自体が希有な“ポラーラ”がここに
1966y Dodge Polara 【ダッジ・ポラーラ】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ダッジのフルサイズクーペであるポラーラ。もはやその存在自体が希有なモデルだが、それらの輸入・販売を得意としているBUBU 横浜には、極上の1台が在庫車両として存在している。そのコンディンションは素晴らしく、このままイベントへ出向けば間違いなく注目の1台になるはずだ。

3M7A0443-1[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
良質かつ338万円という
プライスが魅力的な1台”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A0439-1

カリフォルニアにて、オーナーから直接仕入れたというのが、ここで紹介する1966年型のダッジ・ポラーラハードトップ。ブラウンとホワイトのツートンカラーは見事なまでの輝きを放ち、各メッキパーツの状態も良好だ。

元々、極上だったポラーラを仕入れ、それが極力劣化しないよう、室内保管としていることで良好な状態を現在も維持し続けている。

外観は若干リアが上がったホットロッドスタイルで、巨大なエアスクープ(ダミーだが)の存在もあり、迫力あるスタイルとなっている。内装はホワイトのレザーシートとなり、フロントはバケットタイプとなる。デニムで座るのを躊躇するほどシートの状態も極上。実物を見るだけでも価値ある極上のポラーラだが、338万円という手頃な車両本体価格も魅力的な1台だと言える。

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フロントに負けず劣らず個性的なリアビュー。マフラーは角形パイプの左右2本出しとなる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Topic!

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6300ccのV8エンジンは4バレルのHoleyキャブレターが燃料をマネージメントしている。見た目がキレイなこのエンジン、始動すれば野太いV8サウンドを味わうことができる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A0463-1

ほかの何にも似ていない個性的なデザインのインパネ。ミッションはコラムの3速ATで、インパネ下側には社外の3連追加メーターが収まっている。

 

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ホワイトレザーとなる前後のシート。フロントはファクトリーバケットシートである。

 

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メッキパーツとメッシュホースが数多く奢られたカスタマイズドエンジン。Moparのインマニやバルブカバーも付いている。

 

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ダッシュボードとインパネは割れなどもなくキレイな状態。ホイールはWeld Racingの15インチで、タイヤはフロントが245/60R15、リアが275/60R15を履く。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
堂々としたボディを持つ
豊かなアメリカを象徴する1台”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]クライスラーが展開していたブランドの中で、ダッジが担っていたのはミドルレンジでありコンパクトからフルサイズまであらゆるカテゴリーのクルマが網羅されていた。ポラーラはフルサイズの中のミドルグレードである。1966年というとダッジの中でスポーティーイメージを主に担っていたのはインターミディエイトのコロネットだった一方で、重厚な乗り心地と堂々としたサイズを愛する層も少なくなかったことから、ポラーラにも魅力的なハードトップがラインナップされていた。

メインモデルのエンジンは383のビッグブロックだったがオプションで440も用意されており、外観から受ける印象よりは速いクルマだった。1966年モデルはホイールベースが122インチと歴代最長になったこともあり、アメリカ車が最も豊かだった時代を象徴する1台として認識されている。

また4ドアセダンはポリスカーやタクシーなどにも多用されるという、当時のアメリカではおなじみの1台でもあった。

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フェンダー後部にはPolaraのロゴと383キュービック・インチ(6300cc)を示すエンブレムが付く。これ自体もキレイな状態である。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:BUBU YOKOHAMA
所在地:神奈川県横浜市霧が丘5-1-5
TEL:045-923-0077
http://www.bubu.co.jp/

_F8A0149[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

充実した装備を持つビュイック リビエラは、FR駆動のスペシャリティカー

メイン

1966y Buick Riviera

世代によって異なる0ビンテージの世界を凝縮

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気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー
クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1960-1970年代
レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

極上コンディションを持つニュースタイル・リビエラ

アメ車やスーパーカーなど、多彩なラインナップで知られるAZRことアズールモータリング。同店の在庫すべてに共通しているのは、そのコンディションが極めて高いということだ。無論ビンテージアメリカンでも然り。快適なビンテージを探すなら、その好例がここにある。

First Impression
他にはない個性を身につけるビンテージの新しい楽しみ方

上質なクルマばかりを扱う「AZR」ことアズールモータリングは、カスタムの豊富なバリエーションも魅力のひとつ。このビュイック・リビエラは、そんなショップの魅力を凝縮したような1台だ。見ただけで分かる上質なエクステリアは各部が塗り分けされたオールペイントによるもの。エンジンを始動すればスムーズに吹け上がって快音を奏で、その安定したサウンドからも機関系が快調だと分かる。カスタムとして大径アルミホイール、ロックフォードスピーカー、カーナビなどが備わる。パッと見た感じはビンテージ。しかし実際は個性的なカスタムを施した、いわゆるニュースタイルに整っている。どこでも絵になって自慢できる。そんな愉悦の1台が、AZRにはそろっている。

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立体的な造形は、当時のアメ車らしい個性的な佇まい。大きなボディは居住性の向上にも繋がる。

Topic!

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リビエラのヘッドライトは、エンジンルーム側に収納されているのが特徴。運転席でスイッチを操作すると、フェイス部分に表れる仕組みになっている。他のクルマではあまり見かけない特徴のひとつである。04

当時の雰囲気を残しつつ、しかし美しい状態を維持している運転席まわり。両ドアにはロックフォードスピーカーがさりげなく仕込まれている。

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天井とダッシュボードはアルカンターラに張り替えてある。後席も含めてコンディションは良い。

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直管形のチェリーボムで排気音の迫力を強調。アルミはフォージアートでフロント22、リア24インチ。個性的なニュースタイルだ。

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見るからに美しいエンジンルーム。撮影時も一発始動で、良好なコンディションを維持していることがわかる。後席後方にはロックフォードスピーカーを仕込んである。

Profile of the car
充実した装備を持つFR駆動のスペシャリティカー

ビュイック・リビエラは1963年に初代がデビューした兄弟車を持たないスペシャルティカーだった。1966年型からはGMの新しいシャシーと共にフルモデルチェンジを実施した。新型はオールズモビル・トロネードとキャデラック・エルドラドとフロアパンを共用することとなったが、トロネードとエルドラドがGM初のFFフルサイズだったのに対して、リビエラのみはコンベンショナルなFRだったのが特徴である。これはビュイックというブランドがGMの中でも特に保守的だったことが理由でもある。

ビュイック・リビエラは全車にビッグブロックの425、マイナーチェンジ後は430を搭載していた。内外装のトリムやデザインは装備の内容も極めて充実しており、オプションを装備する必要も無かった。数少ないオプションパッケージだったのがハイパフォーマンスパッケージを装備したGSだった。またレアオプションとしてはGSをベースにさらに高性能化を図ったA-8パッケージがあった。

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ヘッドライトを使用する際は、スイッチ操作によって収納していたライトが表れてこのフェイスになる。リトラクタブルとはまた違う、今のクルマにはない特徴。


ずっと憧れていた65年型リヴィエラをネットで発見し、現車を見ずに購入

セカンドジェネレーション初期の66年型 ビュイック・リビエラ

ビュイック・リビエラは、コンベンショナルなFRモデル

アズールモータリングの魅力を凝縮したような1台 / ビュイック・リビエラ


取材協力:アズールモータリング

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Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン
アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4

エレノアらしい“走り”を磨き上げた珠玉の一台、シェルビーマスタング

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世代によって異なる0ビンテージの世界を凝縮

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気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”エレノアらしい“走り”を磨き上げた珠玉の1台
1968y FORD SHELBY MUSTANG GT500 Eleanor
【フォード・シェルビー マスタング】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]AZRことアズールモータリングが持つビンテージカーは、目と心を奪われるものばかりだ。希少なエレノアが持つスポーティな個性を生かしつつ、さらに洗練させたような掘り出し物。飾り物ではない、乗って楽しめるビンテージアメリカンを究極的に追求すればきっとこうなる。

main[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
フルカスタムで実現した
究極的なビンテージ・エレノア”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ビンテージカーの楽しみ方は様々あるが、とくにエレノアのような走りに特化したスペシャリティモデルの場合、乗ったときの快感を追求したいというのが本能だろう。

佇まいや雰囲気を残しつつ、カリカリにチューニングされたこの1台は、AZRがある顧客から入手したものだという。カスタムの詳細などは前オーナーの判断によるものだろうが、しかしそれを把握したAZRがサポートするという事実は極めて頼もしい。

このエレノアは、エーデルブロックやMSDといった、信頼性の高いアフターパーツを多数採用している。ボディは全塗装が施され、エンジンルームの隅々に至るまでヤレは見当たらない。いわば「非の打ち所のないクルマ」である。販売されていること自体が奇跡とも表現できる掘り出し物である。

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足回りはKONIのショック。ブレーキはハイパフォーマンスなBAER。エキマニ、マフラーも社外品でバージョンアップ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Topic!

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4.9ℓの302エンジンを搭載。エーデルブロックのインマニ、アルミシリンダーヘッド、キャブレター、MSD点火システム一式、アルミのエアクリ、ラジエター、バルブカバーなど現代の技術で整えられた逸品。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]04_1

足回りはKONIのショック。ブレーキはハイパフォーマンスなBAER。エキマニ、マフラーも社外品でバージョンアップ。

 

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タコ、スピード、油圧、水温、フューエルの各メーターはAutometerで視認性に優れる。

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MTのように見えるシフトレバーだが実は3AT。キッカーのスピーカーをドアにインストール。ロールバーがあり剛性を高めてある。

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17インチのアルミに、245/45ZR17のRAPTORタイヤをインストール。車内後方にはキッカーのスピーカーが仕込んである。ETC、ナビ、エアコンシステムなど快適系も充実。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
フォード自社内で開発された
ハイパフォーマンスカー”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]シェルビー・アメリカンは1967年度中にその「コブラ」という商標をフォードに売却、市販モデルの生産からは1967年型を最後に手を引くこととなった。すなわち翌1968年型からのシェルビーGTはフォード自社内に新しく設けられた部署において、開発からデザイン、スペシャルパーツの製作まで行われるようになったということである。

とはいえスモールブロックエンジンを搭載したGT350、ビッグブロックエンジンを搭載したGT500というラインナップ自体に変化はなく、スペシャルパーツの量産体制が強化されたこともあり、ほぼ街中で見掛けることなど不可能だった初代GT350と比較すると、より身近なハイパフォーマンスカーになったことは間違いない。

1968年型は前年からのモデルに対して内外装共に一新されており、GT500にKR(キング・オブ・ザ・ロードの略)というレアモデルもあった。シェルビーGTは翌1969年に大きなモデルチェンジを実施し1970年まで生産された。

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取材車はショールームでなく別の場所に保管される日が多いため、実車を見たい場合は事前に連絡してから行きたい。必見の完成度を持つ注目の1台だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:アズールモータリング
所在地:愛知県豊明市沓掛町小廻間16-422
TEL:0562-95-0678

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SHOP-02[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ワッツのC10は、見た目以上に現代的に仕上げられているのが特徴。

[vc_row][vc_column][vc_column_text]

世代によって異なる0ビンテージの世界を凝縮

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クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”見た目とは対照的に中身は現代的にアップデート
1962y CHEVROLET C-10【シボレー・C-10】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]最近のビンテージカーの傾向として、見た目はそのままでエンジンコンバージョンやエアコンの追加などはよくある話。だが、パワステを追加したりATの変更となると、意外に少ないもの。ここで紹介するワッツのC10は、見た目以上に現代的に仕上げられているのが特徴である。

_N6I6576[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
エアコンやパワステを追加し
ATやメーターも変更する”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]半世紀以上前に製造されたシボレーC10。横幅は当時のアメ車らしくなかなかワイドだが、意外に全長はコンパクトなので、日本での取り回しはあまり苦労しない。取材車は現代のクルマでは当たり前となっているパワステやエアコンを追加することで快適性を向上させ、さらにメーター類一式をオートゲージに変更することで、信頼性を格段に向上させているのが特徴だ。

また、パワーユニットはV8・350にコンバージョン。それに伴い、コラムATからフロアATに変更。最近のクルマしか知らない人にとっては、この方が馴染みやすいと言える。

オリジナルの良さはうまく残しつつ、信頼性など性能面は現代レベルにまで引き上げる。ナンバーズマッチだけでなく、レスト&モッドもビンテージの楽しみ方のひとつと言える。

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ボディのサビやドアパネルの色の違いなど、エクステリアは半世紀以上の時間を感じさせてくれる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Topic!

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ビンテージエアーでは、エアコンだけでなくパワステのアシストを行うフロントドライブキットもリリース中。走りを快適にしたいなら、チェックしておきたいアイテム。

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快適にビンテージカーを楽しむために必要不可欠なアイテムがエアコン。ゆとりのあるエンジンルームなので、大型のエパポレーターも難なく装着可能としている。ちなみに操作パネルも非常にシンプルで、純正品を装着しているのか?と思うほどの高品質な仕上がり。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I6473

インパネの造形は基本的にノーマルであるが、運転席のメーターは全てオートゲージ製に変更。信頼性をアップさせ、安心して乗れる仕様に改善されている。ATも3速にグレードアップ。

 

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エンジンはシボレーの350にコンバージョン。併せてミッションもセットで交換。エーデルブロックのキャブ、インテークマニホールド、ヘッドカバーなどに変更し、信頼性をアップ。

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半世紀以上のクルマなので、シートは当然張り替えるが、オリジナルのテイストを残す。エアクリーナーなどに赤色を配しており、さりげなく個性も追求。ホワイトリボンタイヤを組み合わせ、往年のスタイルを彷彿とさせるのもポイント。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
1962年型は
第一世代のC/Kピックアップ”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]シボレーにとってピックアップは第二次世界大戦終了後に乗用車よりも早く新型車が投入されるなど、販売戦略的に非常に重要なカテゴリーの1台だった。メカニズム的には保守的だった一方でデザイン面では常に最新のものが投入されていたと言って良い。そのピックアップに新たにC/Kシリーズが導入されたのは1960年型からのこと。Cは二輪駆動、Kは四輪駆動を意味していた。1962年型は1966年まで生産されたこの第一世代のC/Kピックアップの中では中期のモデルに相当している。ちなみにC10という呼称の中の数字は1/2トンの最大積載量を意味しており、数字が大きくなるほど積載量が増していった。アパッチというニックネームはC40までの軽荷重モデルに対して与えらたものである。

またGMCからも兄弟車がリリースされてた。これら1960年代初期のシボレー・ピックアップは1950年代の雰囲気を残しつつメカニズムは新型に刷新されていた点が高く評価されベストセラーとなった。

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1950年代の雰囲気を残したデザインが味わい深い。メカニズムにおいては大きな進化を遂げており、ヒット作となった1台である。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:ワッツ

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所在地:熊本県熊本市南区砂原町329-1
TEL:096-228-1666

_N6I6523[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

世代によって個性が異なる、シボレーのピックアップ

[vc_row][vc_column][vc_column_text]

世代によって異なる0ビンテージの世界を凝縮

AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”どんなスパイスで調理するかで味わい深さが変わる!
1965y&1969y CHEVROLET C-10
【シボレー・C-10】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]様々なカスタムシーンにおいて、どの方向へ持っていくか? ジャンルは? と構想するのはオーナーにとってもビルダーにとっても至福の時。しかしベース車両が60年代の代物となれば、そう何台も手に入れられないだけに失敗は許されない。そこがVINTAGE TRUCK CUSTOMの醍醐味であり、味わい深さなのだ。

DSC_8628[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
定番や二番煎じではなく
常に新たな方向性を探究する”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]先日、ジェラートの本場イタリアでアジア人初として日本のパティシエがグランプリを受賞した。本国では寿司コンテストでイタリア人が受賞するくらいの快挙! と大々的に報じられたが、誰もが発想に無かったセロリを用いたことで概念を覆す味に仕立てたとの話だ。

VINTAGEからジェラートに大きく話が逸れてはいるが、ナオキモータービルドの制作したC10は、そのジェラートに通ずるものがあるように思う。60年代のトラックにビレットではなくラリーの20インチをサラッと履きこなすセンス。そしてステップサイドでスポコン顔負けの軽快な走りをこなすというギャップ。どちらも定番と言われるカスタムからは逸脱した隠し味、いや隠そうとしてもあまりのオーラに全体から溢れ出す極上のスパイスがそそる。しかし雰囲気を崩すことなくどこまでアップグレードさせていくかは最大の課題。そこをどう調理するかが腕の見せ所だ。オーナーの趣向を吟味し仕上げるナオキモータービルドは、まさに一流シェフと言っていい。

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1965y

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1969y

同じ60年代でも初代と第二世代ではフォルムが異なる。69yがステップサイドであることが見た目の違いのひとつだが、何より目指す方向性が異なるのが主たる理由。65yはある意味ラットなビジュアルで新車さながらにコンディションを高めているのに対し、69yはかつて走り屋だったオーナーの意向で、シビックの如く軽快にハイウェイを駆ける仕様となる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1965y CHEVROLET C-10

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1965年式のC10は、オリジナル色のブラウンに50年かけて刻まれたサビや朽ちた部分をそのまま生かすべく艶消しクリアでオールペイント。古びたトラックと見せかけて、350エンジン、350ATにパワステ、ビンテージエアーを追加。さらにアルミラジエター換装、フロントディスクブレーキ化など、過酷な日本の道路環境でも快適に走れるように一新。インテリアはカーペットを新調しシートを総張り替え。20インチのラリーホイールもサラッと履きこなす。

1969y CHEVROLET C-10

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350エンジンに700r4 4速AT化を敢行。トゥルートラックでエアコンコンプレッサーやオルタネーターなどのベルト類を一本化するなどエンジンルームの仕上げも特筆物。その他、ファイナルを3.7に変更、ノンスリデフや6podのWILWOODフロントキャリパー、14インチローターにマスターシリンダーとブレーキシステムも強化。ラインロックや前後Ride Techサスペンション、コイルオーバーにアルミフューエルタンクなど、走りに特化したカスタム。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
世代によって個性が異なる
シボレーのピックアップ”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]シボレーのピックアップとしてC/Kシリーズが導入されたのは1960年型からのこと。Cは二輪駆動、Kは四輪駆動を意味する。1965年型は1966年まで生産された第一世代。この世代のシボレー・ピックアップは、1950年代の雰囲気を残しつつメカニズムは新型に刷新されていた点が高く評価されベストセラーとなった。

1967年型でフルモデルチェンジを実施し、どことなく1950年代の雰囲気を残していたルックスは、フラット感を強調した新しいものとなる。ここからのモデルの中で、とくに軽荷重の仕様については乗用車に匹敵する乗り心地やハンドリングが市場から求められていたこともあり、継続的に同じメカニズムをリファインして使うことがほとんどだったアメリカ車としては異例なこととしてリアサスペンションが新型になっていたのが特徴。ホイールベースのほぼ半分を占めるという長いトレーリングアームとコイルスプリングを組み合わせ、ソフトな乗り心地と優れたハンドリングに大きく貢献している。

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ここ最近C-10の入庫率が高い同社ではあるが、2ndカマロの再生プロジェクトを敢行していたり、ノンハイドロのインパラを仕立てたりと幅広いジャンルを得意としている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:ナオキモータービルド
所在地:大阪府堺市中区福田535
TEL:072-236-7300
http://naoki-mb.co.jp/

DSC_9027[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

マスタングのファストバック。クーペにはないセクシーなリアスタイル。

[vc_row][vc_column][vc_column_text]

世代によって異なる0ビンテージの世界を凝縮

AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”希少なファストバックの極上車
1965y FORD MUSTANG FASTBACK
【フォード・マスタング ファストバッグ】”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]クーペにはないセクシーなリアスタイルを持つマスタングのファストバック。いまやその存在自体が希少となり、良質なそれを見つけることは難しい状況だが、セミレストアを施された極上車がガレージK&Mに存在する。

3M7A0541-1[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”First Impression
程度の良さに感動すら覚える
良質なファストバック”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]人気のマスタングの中でも、程度の良いファストバックボディは希有な存在だが、ガレージK&Mが仕上げたこの真紅のクルマは、セミレストアが施された、非常に良好な状態をキープしている。

セミレストアが実施された部分は、足回り、エンジン、ミッション、デフ、インテリアにまで及び、下回りを覗き込むとそのフィニッシュの良さが確認できる。また装備も魅力的な1台。ブレーキは利きとフィーリングが良好なパワーディスクブレーキを装備し、オーバーホール済みのミッションは走りも楽しめる4速MT(トップローダー)。さらに各部がリフレッシュされたインテリアはデラックス仕様のポニーインテリアとなり、インパネには利きも十分なヴィンテージクーラーが備わっている。

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程度の良い個体は非常に少ない。スタイリッシュなリアビューはファストバックならではの魅力。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]オリジナルのステアリングとヴィンテージクーラーが付くインパネ。このほか、ETCやUSBケーブルも備わっている。ミッションはトップローダーの4速MT。マニュアルシフトで走りも楽しめる希有な1台である。

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非常に良好な状態を保つシートはブラックレザー。シートの間にはドリンクホルダー付きのアームレストも装備。

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赤いCOBRAのカムカバーやMSDのイグニッションコイル、エーデルブロック(アルミインテーク)、タワーバーなど、ライトチューンが施されているV8ユニット。

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3M7A0614-1[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Profile of the car
美しいリアスタイルが
所有する満足感を高める”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1964年の春にデビューしたフォード・マスタングは、1966年型までが第一世代として認識されている。フォードにとっても2ドアボディしかラインナップに無いモデルとしては空前とヒット作となった。マスタングのボディバリエーションは2ドアハードトップを基本に2ドアコンバーチブルと2ドアファストバックで構成されていたが、初期デザインにおいて原型となったのはハードトップでありそのバランスは極めて高かった。ファストバックは美しいリアスタイルが特徴。メカニカルコンポーネンツはマイルドな直列6気筒からパワフルなV型8気筒まで複数用意されており、最強仕様だったハイパフォーマンス289は、どちらかというとワイルドな真のスポーツユニットだった。

ハードトップは1966年から新しいレースシリーズだったSCCAトランザムでも活躍することとなり、シェルビー・アメリカンによるワークスマシンの活躍で市販車の販売成績も向上することとなった。

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現在、価格が高騰中のマスタング。画像の状態で数百万円もする。ガレージK&Mでは、アメリカからリーズナブルな車体を仕入れ、国内でレストアを実施。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A0836-1

●シンガーソングライター:香音(KANON)
1990年1月11日生まれ、広島県出身。シンガーソングライターのほか、番組イベントのMCやキャンペーンガールとしても活動中。
Facebook:香音
Instagram:@8ayakanon8
Twitter:@8ayakanon8

●お笑いタレント:竹井輝彦
1965年9月17日生まれ、徳島県出身。1986年に漫才コンビ、ビッグブラザーズとしてデビュー。ABC新人漫才コンクール新人賞など多数の受賞歴を持ち、「夢がモリモリ」など、数多くのテレビ出演も果たしてい
る。現在はピン芸人として活動中。毎週月曜日の21時にガレージK&MがLIVE配信している「湾岸ベース」のMCはこのふたりが担当している。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:ガレージK&M
所在地:千葉県市川市塩浜2-2(湾岸スタジオ)
TEL.047-398-3980
http://www.garagekm.com/

3M7A0905[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

数々のハイパフォーマンスカーが誕生、後年にはマッスルカーとして有名な存在に

[vc_row][vc_column][vc_column_text]世代によって異なる0ビンテージの世界を凝縮

AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1960-1970年代

レース活動が活発になり、ハイパフォーマンスカーが次々に登場。大排気量エンジンなどメカニズムにおいても大きな進化を遂げ、後年の「マッスルカーブーム」を作るきっかけとなった時代でもある。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1960-1970_tobiraストックカーレースやドラッグレースが自動車メーカーの技術力をアピールする場として注目されていたのがこの時代。市販モデルにも高性能なハイパフォーマンスカーが登場し、自動車メーカーのイメージキャラクターとしても大きな存在感を放つようになる。こうしたハイパフォーマンスモデルは、後年になると「マッスルカー」として注目を集めるようになる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

レース活動が活発になり、高性能な市販モデルも登場

1960年代から1970年代初め、アメリカ車に訪れた幾つかのムーブメントの中で最も印象的だったのは、本格的なハイパフォーマンス化の流れだった。直接のきっかけとなったのはストックカーレースとスーパーストックドラッグレースの結果が、新車の販売台数に大きな影響を及ぼしているという事実が経営陣の間で確認されたことだった。これはハイパフォーマンスカーに敏感だった若者だけに限ったことではなく、世間的には普通のクルマにしか興味が無いと思われていた層であっても、「レースに強いメーカー=良いクルマを作るメーカー」という認識を抱いていたということはある意味意外なことでもあった。

その結果、1961年頃からまずポンティアックが事実上の市販レーサーであるSD(スーパーデューティー)をリリースすることとなる。この動きに対しては同じGMの中のシボレーも直ちに追随、程なくしてフォードやダッジ、プリマスからも公道走行は難しい過激なハイチューンエンジンをラインナップすることとなった。

実はこうした動きは先に1955年のクライスラー300をきっかけに過激化しかかったのだが、ストックカーレースでの大事故の反省から1957年には沈静化していたという前例レース活動が活発になり高性能な市販モデルも登場があった。それが再燃したのは、1959年に超高速オーバルであるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイが完成したことが理由である。

ちなみに1964年に登場したダッジ/プリマスの426ヘミ、1963年に登場したフォード427サイドオイラー、1963年にまずワークス専用として登場しそれが市販化された1967年のシボレー427/L88などは、いずれもストックカーレースとドラッグレースでの使用を前提としたフルチューンユニットだった。これらは生産台数も少なく、一般人が気軽にディーラーで購入するといった性格のものでは無かった一方で、イメージ戦略としてメーカーはその存在を広告を通じてアピールすることとなった。

こうした動きは1966年からシリーズ戦が始まったSCCAトランザムレースの影響で5リッタークラスのスモールブロックにまで波及することとなり、少なくともアメリカンV8エンジンについては全ての排気量レンジでハイパフォーマンスであることが重要な要素として世界的に知れ渡ることとなったのである。

なお、当時の売れ筋商品としてのハイパフォーマンスカーは純粋なレース仕様エンジンをマイルドに手直ししたものを搭載しており、それらが後年になって現代にも続くいわゆる「マッスルカー」として有名になるのである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメリカンビンテージカーマガジン[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメリカンビンテージカーマガジン VOL.4[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ラットスタイルが可能なエイジング塗装を96年型のGMC・サファリに実施。

GMC SAFARI、エイジング塗装

GMC SAFARI RUSTY

技術とセンスが光る高品質なエイジング塗装

ボディを傷めることなくラットスタイルが可能なエイジング塗装。本物のラットスタイルと比べても、全く見劣りしない見事な仕上がりを見せるエイジングカスタムがここにある。

塗って演出するのではなく、落として醸し出す手法

ボディのサビをカスタムと捉えたラットスタイル。アメリカで流行したこのカスタムスタイルは、キャンディ塗装やラッピングなどとは一線を画したワイルドな見た目が印象的であり、破滅的でもあった。その迫力ある見た目とは裏腹に、ボディが朽ち果てるという危うさも持ち合わせる部分は弱点でもある。そこで次に登場したのがエイジングペイントだ。まるでサビが発生しているかのごとく塗装を施すというアプローチのため、ボディがサビで劣化するという心配はない。ただし、これはまさしく職人技が必要なカスタムであり、ペインターの力量とセンス次第で仕上がりは大きく変わる。見事にサビを再現しているものもあれば、クオリティが低いものがあるというのも実情だ。

GMC SAFARI、エイジング塗装

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そしてここに登場するGMC・サファリもエイジング塗装が施された1台。元々はフォードライブクロスフィールドのデモカーとして製作された車両で、シルバーカラーのボディの各部には、忠実にサビが再現されている。このエイジング塗装だが、まずはボディ全体をサビ色の基となる茶系で塗装し、それを落としながらサビ色を演出するという工程を辿っている。言葉にすると簡単ではあるが、かなり手間暇の掛かる作業を実施しているのだ。サビ色をボディの上から塗る手法とは異なり、その仕上がりはお見事と言うにふさわしいものとなっている。

1996年型のGMC・サファリ(新並)をベースに、エイジング塗装を実施した車両。

エイジング塗装

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エイジング塗装

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ボンネットやルーフといった鉄板部分のエイジング塗装が見事であることに加え、サイドミラーやバンパーなど、樹脂部に再現された“サビ具合”も見とれてしまうほどの仕上がりだ!


家族が協力してエイジング塗装で仕上げた力作のラットスタイルマスタング

人気のエイジング塗装は覚えて損はなし、色んなものに応用できるぞ!【アメマガDIY講座】

【C-2500シエラグランデ】リアルなエイジング塗装で歳相応の存在感を放つ丸目4灯フェイスの個性派!


Fourdrive crossfield【フォードライブクロスフィールド】
ADDRESS:茨城県ひたちなか市高野1777-20
TEL:029-202-0909 FAX:029-202-0200
OPEN:9:00 ~ 19:00
CLOSED:毎週木曜日
URL:http://www.fourdrive.jp/cf/

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■Photo:清野央
■Text:マーク清原
アメ車マガジン 2018年 10月号掲載