900hpを超えた超モンスター SRTヘルキャットチューニング【HPP】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”SOUL OF MOPAR
HPP
2015 DODGE CHARGER SRT HELLCAT”][vc_column_text]700hpを超える桁外れのスペックで、全世界に衝撃を与えたダッジのモンスターグレード・SRTヘルキャット。これ以上望むことのない能力を持つが、さらに上を目指すのがチューナーの性。埼玉県のチューニングショップHPPがチャージャー・SRTヘルキャットのチューンに着手し、計測器を破壊するほどの馬力に引き上げた。その数値、まさかの900hpオーバー![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”チューニングがアメ車に浸透してきた”][vc_column_text]チャレンジャーやマスタングといった車種が人気の日本のアメ車業界。これらスポーツモデルが多くなってきたことにより、大きく注目されてきたのがチューニングだ。吸排気系や点火系の交換、コンピューター書き換えなどは定番となり、日常走行で気持ちよく走るため、果ては最高速を引き上げるなど、オーナーの目的によってチューニングレベルやメニューは様々にある。チューニングと並行して、大口径ホイールのデメリットである重量の重さに注目し、20インチ程度でスポーツブランドのホイールを装着し走りに特化した仕様も増加傾向にある。埼玉県熊谷市にあるHPPも、多くのアメ車ユーザーが足を運ぶチューニングショップだ。これまでマスタング・エコブーストやチャレンジャーなどのチューニングモデルをアメマガでも取り上げ、大きな話題を呼んできた。そしてこの度、HPPがとんでもない化物を作り上げてしまった。ベースがチャージャー・SRTヘルキャット。オリジナルで700hpを超えるモンスターを、さらにチューンするという前代未聞の試み。その結果はいかに…。

735804[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”SRTヘルキャットだからこのチューニングに耐えられる”][vc_column_text]チャージャー・SRTヘルキャットのカタログ数値は707hpとなるが、ダイナパック計測器で実車測定すると、620~630hpという数値まで下がる。これはどの車種も同じで、実車計測するとカタログ値よりも落ちるのが一般的。今回はこの実測数値をもとにチューニングを行なった。チューニングメニューは、スーパーチャージャープーリーを直径が小さいタイプに交換しブーストアップ。その他はインジェクター変更、ブリスクレーシングプラグ、レーシングサーモスタット、AFEエアフィルター、排気系スペシャルチューン、ECU現車セッティングとなる。HPP代表の長池さんも今回のチューン内容は初めてと言うことで、数値がど れぐらい向上するかは不明だった。「750hp程度までは上がる」と予測していたようだが …。今回使用したダイナパックはおおよそ900hpまで測定が可能。それ がこのチャージャーをセットし測定を開始すると、全開にしていない一発目から測定限界を超えている「トルクオーバー」のエラー表示。何度も繰り返したが表示は同じ。つまり、最低でも900hpを超える数値を叩き出しているということだ。「まさかここまで上がるとは、自分でも驚きです。エンジンやミッションに負担のないレベルで調整しているので、これが限界値ではなく、やりようによってはまだ上があります。本当に恐ろしいクルマですねヘルキャットは」と、モンスターを作り上げた張本人が一番驚く。オリジナルから約300hpも向上した今回のチューニングメニューだが、パーツ代&工賃はウン百万円するかといえばそうではなく、90万円程度(現車の状態により変動)と、逆に低くて驚く。ちなみに、この数値(300馬力アップ)を過給器なしのNAモデルで行なおうとすると、エンジン内部や駆動系の強化まで含めて500万円は下らないという。SRTヘルキャットは、ブレーキやボディ剛性も強化されているので、能力を向上させても他の部分はオリジナルのままでも十分対応可能というメリットも有る。900hpを手に入れたチャージャー・SRTヘルキャット。まさに最強最速の4枚ドア。欧州スーパーカーとツーリングを楽しむオーナーさんは、アメリカに長年住んでいた経歴もあり、滞在中にアメリカのチューニング文化に刺激を受けた。だからこそ、SRTヘルキャットチューニングという、日本では考えられない試みを提案。そしてその要望に、しっかりと答えたHPP代表の長池さん。ただ、900hpを超えるのは想定以上だったが…。オーナーさんに許可をいただき助手席に乗らせてもらったが、スタート時からスピードメーターの上がりが尋常じゃなく進んで、まさに「G」を体感。それでいて安定した直進性を見せる。これがヘルキャットの隠されたポテンシャル。オーナーさんはこのクルマで全開に踏める、富士スピードウェイ等でのサーキット全開走行を楽しみにしているそうだ。

875[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”約300hpの能力追加
最強最速のSRTヘルキャット誕生”][vc_column_text]スーパーチャージャープーリーを、チューニング用の直径が小さいタイプに交換しブーストアップ(プーリーは純正タイプ)。それに合わせてベルトも強化タイプへ変更。他にはインジェクターダイナミクスの1000ccインジェクター、ブリスクレーシングプ ラグ、レーシングサーモスタット、ECU現車セッティング、排気系スペシャルチューン、AFEエアフィルターなとが行なわれた。約900hpまで計測できるダイナパックがエラー表示したということで、数値的には確実に900hpを超えたということになる。

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900hpを超えるチューニングを行なったが、外観は追加パーツもなくオリジナルから変更していない。オリジナルでブレーキも強化され、ホイールも軽量で、ボディ剛性も高いSRTヘルキャットならでは。今後はハイグリップタイヤに交換予定。

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DIABLO SPORT TRINITY 2″][vc_column_text]トリニティがスタイリッシュに進化!

ディアブロスポーツから、前モデルより薄型コンパクトになり画面もかなり見やすくなった、コンピュータ書き換えを行なえるチューニングデバイス・トリニティ2が発売された。これなら車内に置いても邪魔になら ず、メーターも見られて便利だ。 価格は7万円~。

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SHOP INFO
HPP 【High Performance with Precision】

●所在地/埼玉県熊谷市村岡1937-2
●TEL/048-577-7341 ●URL/https://www.hpp-jpn.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真/古閑章郎

文/相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 5月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

Jeepはビッグスケールで集めたい!ダイキャスト&レジンのミニチュアを紹介!【イジリーズ・ルーム】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”アメカル・アメホビを遊びたおす
おとなのための情報局!!”][vc_column_text]様々なジャンルのアメ車のミニカーやグッズを紹介している「イジリーズ・ルーム」。Jeepの1/18スケールのダイキャスト&レジンのミニチュアを紹介![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”本格派オフローダー「ジープ」でトコトン遊べ!!
JEEPといつまでも”][vc_column_text]

実は探せば存在するジープ兄弟のミニカー

今回紹介するのは、1/18ビッグスケールでモデル化されたジープ兄弟だ。実車においては日本で正規モデルとしてラインナップしているのは、ラングラー、グランドチェロキー、チェロキー、レネゲード、コンパスの5車。1/18スケールで商品化されているのも実は5車(コンパスはモデルチェンジ前)となる。

グランドチェロキーはトップマーキスというメーカーがレジンモデルで少数生産。これはかなり希少なので編集部ではゲットできていないので今回はなし。ラングラーはマイスト社がショートモデル、しかもルビコンやスポーツではなくウイリス仕様をモデル化。アンリミテッドはどのメーカーからも商品化されていない…。

そしてチェロキー、レネゲード、コンパスにおいては、中国のジープディーラーが中国のミニカーメーカー(パウディモデルと思われる)に特注し、プロモーショナルモデル(販促品)として存在している。これらのプロモーショナルモデルは、基本的には一般用には販売されていないのだが、日本でもマニアックなミニカーショップでは取り扱っている所もあるので調べてみてはどうだろう。ちなみに、楽天やアマゾンで検索するとヒットするので、興味のある人は是非探してみては?

そして過去のジープとしてはTJラングラー、XJチェロキー、J10ホンチョなどがモデル化されているので要チェックだぞ!

ダイキャスト、ミニカー、ジープ

ダイキャスト、ミニカー、ジープ[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1/18 1976 Jeep J10 Honcho

ドイツのハイクオリティメーカーのBoSモデルが昨年リリースした76年型J10ホンチョトラック。最近流行りのレジンモデルなのでギミックはないが、とにかくリアルでハイディテール。文句なしにカッコいいモデルなのだ。

BoS Models
http://www.BoS-Models.de

Jeep J10 Honcho

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1/18 1992 Jeep CHEROKEE

魅力的な車種を続々とリリースしているオットーモビルから昨年発売された92年型XJチェロキー・リミテッド。このモデルはダイキャストではなく、レジン製のため開閉ギミックなどはないものの、実車さながらのハイディテールなのが魅力。しかもリーズナブルプライスなのだ。

OttO mobile
http://www.otto-models.com

1/18 1992 Jeep CHEROKEE

1/18 1992 Jeep CHEROKEE[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1/18 2014 Jeep WRANGLER

マイストが2015年にリリースしたラングラーの1/18ダイキャストモデル。なぜかルビコンやスポーツではなくウイリス仕様だけがモデル化されている…。ショートモデルのみがモデル化され、残念ながらアンリミテッドは商品化されなかった。新型JLラングラーに期待したい。

Maisto
http://www.maisto.com

1/18 2014 Jeep WRANGLER

1/18 2014 Jeep WRANGLER[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1/18 2004 Jeep WRANGLER

2008年にマイスト社からリリースされたTJラングラーのダイキャストモデル。ルビコングレードにはこちらルーフなしの幌仕様とハードトップがあり、さらにサハラグレードもモデル化されており、こちらはハードトップのみをラインナップしている。

Maisto
http://www.maisto.com

1/18 2004 Jeep WRANGLER

1/18 2004 Jeep WRANGLER[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1/18 2016 Jeep RENEGADE

中国のジープディーラーの特注モデルのレネゲード。高品質ミニカーメーカーのパウディに依頼した(していると思われる)だけにハイディテールで豊富なギミックを誇る。カラーバリエーションは、オレンジ、グレー、レッド、ホワイトが確認されている。

中国ジープディーラー特注モデル
http://www.jeep.com.cn/

1/18 2016 Jeep RENEGADE

1/18 2016 Jeep RENEGADE[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1/18 2016 Jeep CHEROKEE

チェロキーも中国のジープディーラーがプロモーショナルモデルとしてメーカーに特注。実車と見間違ってしまうほどの重量感、細部のハイディテール、豊富なギミックを誇る逸品。レッド、ダークブルー、シルバーの3色が存在。

中国ジープディーラー特注モデル
http://www.jeep.com.cn/

1/18 2016 Jeep CHEROKEE

1/18 2016 Jeep CHEROKEE[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1/18 2017 Jeep COMPASS

実車はモデルチェジしたばかりだが、このミニチュアは前モデルの最終型の2017年モデル。こちらもレネゲード、チェロキーと同じく中国のジープディーラーの特注品。アマゾンや楽天で検索するとヒットするのでゲットしよう。カラーはホワイトとレッドの2色をラインナップ。

中国ジープディーラー特注モデル
http://www.jeep.com.cn/

1/18 2017 Jeep COMPASS

1/18 2017 Jeep COMPASS[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1/18 scale 1/4 TON ARMY TRUCK

ジープといえば「元祖であるウイリスMBが欲しい!」という人にはWELLY社が少し前にリリースしたばかりの1/4トン アーミートラックがオススメ。かつてオートアート社が超絶ハイクオリティでウイリスを商品化したことがあったが、当時からハイプライスだったし、現在はあり得ないほどのプレミア価格になっている…。そこで、このWELLY版はリーズナブルプライスだし、そこそこのデキなのでオススメ。幌付きとオープンの2種類をラインナップしているぞ。

WELLY
http://www.wellydiecast.com/

1/18 scale 1/4 TON ARMY TRUCK

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo:浅井岳男[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 7月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ダイナー激戦区愛知県に2017年にオープン! アメ車で行きたくなる魅力の空間【マグネットダイナー】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”AMERICAN DINER
本場の雰囲気満載のアメリカンダイナー
MAGNET DINER”][vc_column_text]駐車場にクルマを入れれば、そこはアメリカ。建物からすべてをアメリカにこだわり、ボリューム満点のバーガーを提供するマグネットダイナー。アメ車乗りなら絶対に行きたくなるスポットだ![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”ツーリングで来店するアメ車乗り続々!”][vc_column_text]アメリカのバーガー専門店が続々オープンするなど、日本は今、バーガーブームが到来中。中でも愛知県は、ボリューム満点のバーガーを提供するアメリカンダイナーが数多くある激戦区として有名で、お気に入りのダイナーを持つアメ車乗りも少なくない。そんな愛知県東郷町に、2017年6月にオープンしたのがマグネットダイナーだ。お店の目印は、なんと言っても真っ白なアメリカンな建物。十数台が並べられる広い駐車場に入れば、まさにアメリカの雰囲気たっぷり。店のオーナーである磯村さんは「バーガーはもちろんですが、食べる空間にもアメリカを感じて欲しい」として、アメリカから直輸入の輸入住宅を建築した。店内は、アメリカのカフェの最新トレンドであるカリモク60の家具を配置したシックなエリアと、赤白が基調の50年代ダイナーエリアに分かれる。提供するメインメニューのバーガーは、外はカリッと中はフワフワの特注バンズに100%ビーフパテがこだわり。いずれもビッグサイズながら、最後まで飽きることなく食べられる。バーガーはテイクアウトも可能。ディナーにはバックリブなどのステーキ系もラインナップし、お酒も充実。この空間にドップリハマるアメ車オーナーが続々居るのも頷ける。

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店内右側のエリアは、老舗家具カリモク60の家具を配置したシックなゾーン。最近のアメリカは、こうした落ち着いた雰囲気のカフェが増えているそうだ。

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ベーコンチーズバーガー
■単品/1100円(税抜)
写真はフレンチフライセット(ドリンク付)+400円

一番人気のベーコンチーズバーガー。100%ビーフパテに肉厚なベーコンとチーズの最強の組み合わせ。とにかくジューシーで絶品! ビッグサイズだが女性でも完食できる!

 

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50’s バーガー

■単品/900円(税抜)
写真はオニオンリングセット(ドリンク付)

 

バーガー以外にも多彩なメニューあり!

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クリームソーダ
■400円(税抜)

 

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ディナーメニュー
バックリブ・ラージ
■3000円(税抜)

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MAGNET DINER【マグネットダイナー】
住所:愛知県愛知郡東郷町和合牛廻間231-1
TEL:0561-39-3770
OPEN:11:00〜15:00(14:30)
17:00〜22:00(21:30)
定休日:月曜日 火曜日[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO ◆古閑章郎
TEXT ◆相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]PHOTO ◆古閑章郎
TEXT ◆相馬一丈[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

SMS570Xを惜しげもなくカスタム 素材の良さをラグジがさらに引き出す【ラグジ】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”SOUL OF MOPAR
LUXZ
SMS 570X”][vc_column_text]スーパーチャージドしたチャレンジャーと言えば、最近では誰もがヘルキャットを思い浮かべる。だが、それよりも先に700psのスペックを叩き出したモンスターチャレンジャーが、このSMS 570Xだ。国内で570は見かけても、まず見ることのない570Xを、チャレンジャーのカリスマショップラグジが、惜しげも無くカスタムする。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”モンスターマシンの存在感をさらに高める”][vc_column_text]レーシングドライバーであったスティーブンMサリーンが興したSMSが、2種類のチューンドチャレンジャー「SMS570」と「SMS570X」を発表したのは2009年の事。共にスーパーチャージャーで武装されるのだが、今回紹介するハイパフォーマンスモデルの570Xは5.7ℓHEMIをベースとしつつ、排気量を6.4ℓへとボアアップを実施。トランスミッションやラジエターに至るまで専用品に変更されたことで、公称のスペックではあるが700HPを達成している。そもそもSMS570は知られていても、SMS570Xが国内に輸入されていたとは…。それだけで驚きだし、一般的にそんな激レア車の場合、ほとんどの場合ストック状態でガレージに保管されてしまいがち。その気持ちは分からなくはないが、クルマは置物でなく走らせるもの…という事で、チャレンジャーのカスタムに一家言を持つラグジでは、オリジナルの個性を残しつつも、スパイスを効かせたカスタマイズを施す。

_N6I0358[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]軽量なカーボンボンネットには、スロットルの開度に合わせ、合計6カ所のインテークが開閉するギミックが備わる。だが、雨の多い日本では、やはり不向きなのでその機能を敢えてオミット。5.7HEMIの上には巨大なSMSのスーパーチャージャーを搭載。金属製のインテークパイプと相まって、非常に重厚な雰囲気を醸し出している。

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_N6I0345[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”個性を引き立たせる各部パーツや色の変更”][vc_column_text]SMS570Xは、エクステリアにも専用パーツを採用。前後バンパーはエアロスタイルに改められており、小振りながらオーバーフェンダーも追加される。ノーマルチャレンジャーは、ヘルキャットも含めサイドのスタイルが平面すぎる印象が強く、オーバーフェンダーの追加はワイドタイヤが装着可能となるだけでなく、立体感を引き出すにも有効な手段と言える。だが、やはりラグジ色を出したい!ということで、オーバーフェンダーは、もちろんラグジのオリジナルに交換。エンジンのポテンシャルに対し、SMSのオリジナルの足回りでは少々弱いと感じたことでBCレーシングの車高調に変更し、スポーティ感を強調したシルエットへと改められている。他にも、マフラーをワンオフで製作。ノーマルがスクエアな形状の出口で、好みが分かれるかもしれないが何と無く取ってつけたような感じで、失礼ながら子供のオモチャのような印象が否めない。それに対し、丸型のフィニッシャーを採用することで、全体的なバランスも向上。まさに大人が嗜むチューンドカーの佇まいへと、引き上げられている。組み合わされるミッションは、もちろん6MTのみ。本気で走りを楽しみたい人にオススメしたい1台だ。チャレンジャー人気を先導するラグジは、常に新しいスタイルを模索しチャレンジする。今後も間違いなく、アッと驚くスタイルを見せてくれるはずだ。

_N6I0491_N6I0396[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”走りのポテンシャルを更に高め
ラグジらしさも随所に加える”][vc_column_text]_N6I0264

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オリジナルではグリルとリップスポイラーがマットブラックだが、ラグジではボンネットをマットブラックに、リップをボディ同色に変更することで、違った印象を与える。ヘッドランプはHIDに変更し、視界の確保と目元の力強さを強調。

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リヤスポイラーは、オリジナルではボディ同色だが、ボンネットと同様マットブラックに変更。リヤバンパー中央はエンボス状態でSMSのロゴがあるが、そこに色を加えることで敢えてアピール。テールとフロントグリルに控えめに入る570Xのエンブレムは、いたずらに高性能をアピールしないとも言える。

 

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ラグジのオリジナルフェンダーに変更したことで、よりワイド&アグレッシブなスタイルを実現。ホイールはWORKのM1R 2ピースで、リム幅はフロント20×10J、リヤ20×12.5Jとなる。

 

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SMSの足回りのままでは少々プアかな…ということで、BCレーシングの車高調に変更。ノーマルよりも少々低めにセットしたスタイルだけでなく、走りのスタビリティも高めている。

 

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SMSのオリジナルブレーキで、フロントは6ポッド、リヤは4ポッドキャリパーを採用。前後共ドリルドローターが標準装備で、飾るのではなく走らせるクルマだと言えよう。

 

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ベースとなるのはR/Tグレード。シートはSMSのロゴが入った専用タイプに変更。インパネの中央にはブースト計などが追加されるが、700HPを誇るチューニングカーと気構えることもない。トランスミッションは6MT。HURSTの丸タイプが標準で、操作しやすい。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]SHOP INFO
LUXZ【ラグジ】
●所在地/岐阜県岐阜市長森本町2-1-4
●TEL/058-259-3922 ●URL/http://luxz.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真/浅井岳男 文/空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 5月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

メーカー自らがチューニングしたクルマ、それがSRT8【カーボックス】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”SOUL OF MOPAR
CARBOX
CHRYSLER 300 SRT8″][vc_single_image image=”10677″ img_size=”full”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”羊の皮を被ったオオカミの素顔を
さりげなくアピールするカスタム”][vc_column_text]アメリカのみならず、日本でもファンの多いクライスラー・300の最高級グレードSRT8。0→100km/hの加速はスポーツカー顔負けの4秒台をマークするなど、モンスターと呼ぶに似つかわしい。そんな快速セダンを、広島のカーボックスがダンディなスポーティスタイルに仕上げた![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]21世紀におけるマッスルカーブームの立役者といえば、紛れもなくSRTシリーズが挙げられる。サーキットや最高速に特化したスーパースポーツとは異なり、乗用車としての居住性や実用性を残しつつ、アメ車らしい走りを堪能できるモデルの存在は、誰もが一度は手にしたいという憧れを抱く。一般的な乗用車の場合、乗り心地や操縦安定性はあくまでも万人向けのセッティング。そこを自分の好みにアレンジするのがカスタマイズの醍醐味であるのだが…それをメーカー自らが行ってしまったのが、SRTだ。最大の違いは搭載エンジンだが、その強烈な加速を確実に止めるためにブレーキはブレンボにアップグレード。コーナリング性能を向上させつつ、相反する乗り心地も追求すべく、ショックはビルシュタインを採用。前後バンパーは専用のエアロ形状になっており、冷却効率の工場も兼ねて、専用グリルも奢られる。これにより、力強さとただならぬオーラを醸し出す。まさに、クライスラー・300 SRT8は、NAエンジンの最速セダンだ。

_N6I2361[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”素材の良さを引き出すワンポイントカスタム”][vc_column_text]300 SRT8のような特別モデルをカスタムのベースとした場合、極端なことを言えばタイヤ&ホイール以外、変更するところがない。というか、変更するのがもったい無い。実はオーナーの冨士谷さんは、つい最近11年型チャージャーから乗り換えたばかり。セダンから何故またセダンなの?と思わず聞いてしまったが「チャージャーはV6で、やはり一度はV8に乗ってみたかったんです。V6は過不足なくスムーズで快適でしたが、倍近くもある6.4ℓのトルク感を味わうと、もう後戻りできないですね!」と興奮を隠せない様子。そんなSRT8の性能をひけらかすわけではなく、ほんの少し強調させたのが、今回のカーボックスのカスタム。各部のメッキ類をスモーク化し、ボディ中央にはレーシングストライプを追加。これだけでグっとスポーティな雰囲気を高めてくれる。現在のところ車高やブレーキは標準のままで、タイヤをNITTOに、ホイールをVOSSENに変更。走りのパフォーマンスを高めるために、リムのサイズは20インチに留めているのがポイントだ。常に高性能を見せ付けるのではなく、必要な時に踏めば応えてくれる。そしてその力を自制できる大人が乗るに相応しい仕様と言える。ちなみに冨士谷さんに今後のカスタム計画を聞いたところ「スーパーチャージャーの追加ですかね(笑)」とのこと。どうやらMOPARの虜となり、後戻りできなくなり始めたようだ[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”SRT8の名に相応しい存在感をアピール”][vc_column_text]_N6I2291

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ボディ中央やボディサイドにはグレーのストライプを追加。前後方向にラインを入れることで、スピーディな雰囲気を醸し出す。グリルの中央やテールゲートにあるブルーリボンのクライスラーエンブレムは、スモークにペイント。光り物を極力排し、エレガンスとは対極にあるワイルドさやレーシーな雰囲気を高めている。

 

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純正のマフラーをベースにしつつ、延長などを行ったワンオフモデルを装着。マフラーはドレスアップ用品のように思う人が多いが、れっきとした機能部品でもある。

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各部にカーボン調のパネルを採用し、スポーティなイメージを強調。シックなブラックのボディカラーとは対照的に、シートは前後共レッドのレザー。

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タイヤはNITTOのINVOをチョイス。フロントは245/45R20、リヤは275/40R20。VOSSENのホイールは、カーボックスがキャンディレッドにオリジナルペイント。インテリアと同系色にすることで、全体の統一感が生まれる。タイヤステッカーは、手軽でありながら効果的なカスタムで、今後の定番スタイルになりそうな予感。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]アメ車の中でもマッスルカーを積極的に取り扱うカーボックス。Mopar以外にはマスタングのカスタムも得意としている。特にサスペンションチューニングには一家言を持っており、中高速域でしっかり踏める足回りを実現。クルマは見て飾って楽しむものではなく、走らせて楽しむものだ、というのが代表の山西さんの持論だ。

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CAR BOX【カーボックス】

●所在地/広島市安佐北区可部8丁目4-22
●TEL/082-815-8448 ●URL/http://www.bs-carbox.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真/浅井岳男 文/空野稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 5月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

コンパクトなジープを求めるならパトリオットに注目だ!【ブーブーワークス】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”本格派オフローダー「ジープ」でトコトン遊べ!!
JEEPといつまでも
2012y Jeep Patriot Limited”][vc_column_text]2012年まで日本正規販売がされていたジープ・パトリオットは、ジープ初のコンパクトSUVとして注目されたモデル。現在はこのクラスをジープ・コンパスに譲ったものの、クルマとしての使い勝手の良さは日本向きで、中古価格も魅力的な大注目のジープモデルだ![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”初めてのジープとして
価格とサイズがお手頃”][vc_column_text]JLラングラーの登場と共に、日本でもジープブランドへの関心が高くなっている。そうした中、「初めてのジープ」の候補になるモデルとして注目なのが、07年~12年まで日本正規販売されていた、ジープ初のコンパクトSUVであるジープ・パトリオットだ。このパトリオットをメインに販売しているのが、創業19年の老舗アメ車ショップ「ブーブーワークス」。ジープの様々なモデルを販売してきた同ショップは、現在パトリオットの販売にチカラを入れている理由として「日本の道路事情に合うボディサイズと、手頃な中古価格」を挙げる。加えて「ライトなジープに乗りたい」というユーザーの声を拾ったことも大きい。ジープの代表格であるラングラーでは「攻め過ぎる」と感じるオーナーも居て、よりシティ感覚で乗ることができるジープとしてパトリオットを提案したところ、大いに反響があったという。エンジンやシャシーは三菱やヒュンダイなどと共同開発し、日本でもお馴染みの国産SUVと基本設計は同じという部分も、初めてのジープであり、アメ車でも安心するオーナーも多いようだ。ジープらしいゴリゴリのオフ仕様もいいけれど、オールテレーンタイヤに履き替えた程度のライト仕様でジープに乗りたい。しかも低価格で。そんなニーズにピッタリなパトリオット、今一度注目したいモデルである。

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日本正規最終モデルである2012年型のパトリオットのエンジンは、グレードにより2.4ℓ直4(リミテッド)と、2.0ℓ直4(スポーツ)の2種類に分かれる。2.4ℓは170hpを発揮。

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177[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2011 JEEP PATRIOT LIMITED

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パトリオットの場合、ラングラーのような本格オフロード仕様ではなく、タイヤ&ホイールだけをオフテイストにするスタイルが人気の傾向にあるという。このモデルはさらに2インチリフトアップされている。こうしたチョイアゲモデルなどのモデルもブーブーワークスには並ぶ。

 

Booo Boo Works【ブーブーワークス】

■所在地:埼玉県さいたま市西区宮前町1625-1
■電話:048-620-7375
■URL:http://www.booobooworks.com
■定休日:木曜日・第1・3日曜日
■営業時間:平日9:00-18:00/日・祝10:00-18:00[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo:古閑章郎

■Text:相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 7月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

現行デュランゴ続々入庫。同グレードでも仕様の異なるモデルを導入【ライオンハート】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”AMERICAN SUV
今乗りたいアメリカンSUV
2017 DODGE DURANGO CITADEL 3.6ℓ V6
2016 DODGE DURANGO CITADEL 5.7ℓ V8″][vc_column_text]ダッジのミドルサイズSUVとしてデビューしたデュランゴ。2011年にフルモデルチェンジを決行し、現行モデルは3代目となる。その現行デュランゴを積極的に入庫させているのが愛知県のライオンハート。オプション装備で「仕様の違い」を出すなど、選択肢の豊富さがウリとなっている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”究極の選択になる?
V6かV8エンジンか”][vc_column_text]1998年に、3列シートを備えたミドルサイズSUVとして登場したダッジ・デュランゴ。それまでにはないコンパクトなサイズ、インパクトのある風貌で大きな人気を得たモデルだ。その後04年に二代目にフルモデルチェンジし、11年に三代目に突入して現行モデルとなっている。二代目からデュランゴは全長が5mを超え、カテゴリーをフルサイズに移行。現行デュランゴのプラットフォームはジープ・グランドチェロキーと共用。エンジンは主力が3.6ℓ V6ペンタスターだが、V6と5.7ℓ V8の両エンジンを選択できるのが、ライオンハートが導入するグレード「シタデル」。フロントグリルをクローム化、20インチクロームアルミホイール、ナパ製レザーステアリング、HIDヘッドライトなどを装備する、ラグジュアリーグレードだ。今回撮影した2台はモデルイヤーが違うが同じシタデルで、黒はV8、白はV6。さらに両車は、2列目が2人乗りのキャプテンシートと、3人乗りベンチシートという違いもある。キャプテンタイプはオプション設定だが、こうした特殊な装備を持つモデルを仕入れ比較できるのも、ライオンハートの魅力である。ライオンハートでは、マイナーチェンジした18年型のR/Tモデルが入庫予定。トップグレードSRTフェイスになった注目のモデル。こちらも要チェックだ!

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現行デュランゴの主力エンジンである3.6ℓV6ペンタスター。大幅な低燃費を実現しながらも295hpを発揮する。V8モデルと比較すると出だしの加速感こそ劣るが、一般走行で不満なく乗れるだけのポテンシャルは兼ね備えている。両エンジンを乗り比べできるのも、検討するオーナーにはうれしい。

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2014年にマイナーチェンジが行なわれ、パドルシフト付きのダイヤル型シフトになり、変速も6ATから8ATに変更。2列目シートはオプション装備の2人乗りのキャプテンタイプ。3列目はワンタッチでフラットに収納できる。2列目までのシートヒーター完備など、充実装備が満載だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2016 DODGE DURANGO CITADEL 5.7ℓ V8″][vc_column_text]143

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ラグジュアリーグレード「シタデル」は、エンジンを5.7ℓV8HEMIと3.6ℓV6ペンタスターから選ぶことができる。このデュランゴはV8となる。アクセルの踏み込み時から一気の加速を見せる360hpのパワーは見事だ。1ナンバー登録が可能なので、維持費を抑えることも可能だ。

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撮影した2台は同じグレードのシタデルだが、エンジンの他に2列目シートの形状も違う。こちらがスタンダードの3人乗りベンチタイプ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

個性を主張した 大人カスタム ジープラングラーアンリミテッド【リンエイ】

[vc_row][vc_column][vc_column_text]ジープラングラーアンリミテッド、Jeep Wrangler Unlimited

Jeep Wrangler Unlimited

本格派オフローダー「ジープ」でトコトン遊べ!!
JEEPといつまでも

老舗四駆プロショップの「リンエイ」だが、とくにJeepのノウハウは豊富。中でもラングラーのカスタマイズ&モディファイに関しては日本のジープシーンをリードする存在だ。そんなリンエイが手掛けた最新ラングラー・カスタマイズを見てくれ!

 

本物指向のパーツを選択し、各部に高級感をプラス!

リンエイのラングラーのエクステリアで目を惹くのは、左右にフォグランプが付き、中央部にブルバーが備わったR‐SEのフロントバンパーだ。オリジナルのままだと少し武骨なイメージだが、ブッシュワーカーのオーバーフェンダーと一緒にボディ同色とし、かつ滑らかな塗装を施すことで、ラングラーとの馴染みが良くなっている。また、10本スリット&バッドフェイスグリルで個性を主張しつつも、ブルバーの存在によりアクの強さを弱めることにも成功している。実はブルバーの装着角度やヘッドライトとのクリアランスの取り方、合わせ方などは、絶妙なさじ加減でインストール。

さらに、R‐SEのフロントバンパーはWARNのウインチも備わっているが、その存在を強く主張せずにウインチベッド内に収めている。ブルバーにはLEDを仕込み、ワイヤー操作はナンバーをフリップして行なうという、使い勝手も考慮されたものとなっているのだ。

足回りは4インチのアップを施しオフロード性能を高めているが、街中での乗り心地は快適指向のチューニングでしっかり確保。これを可能にしているのは、総合的なサスペンションカスタムによるところが大きいが、中でもリンエイのオリジナルコイルスプリングとFOXのステアリングダンパーの2つは、市街地での気持ち良い走りを実感するのに、特に有効なパーツとなっているのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

バンパーの角度に合わせてセットしたリヤマフラー

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Jeep Wrangler Unlimited、ジープラングラーアンリミテッド

マフラーは左右2本出しのマグナフローのブラックタイプ。左右の高さを合わせつつ、ポインズンスパイダーリヤバンパー形状にマッチさせた角度で装着している。これを行なうために、マフラーの長さの調整やフランジの加工を実施した。それらの創意工夫と確かな技術力が相まって、スタイリッシュなリアビューを作り出すことに成功している。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A8057-1

確かな強度で20インチという巨大なタイヤの装着も可能にし、かつ使いやすいスペアタイヤブラケットはテラフレックスのヘビーデューティーを選択。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A8074-1

足回りはRINEIオリジナルのコイルスプリングを使用して4インチアップを実施。これに伴い、コントロールアームのダウンキット、ラテラルロッドアップ、ハイステアなどの補正パーツを追加している。またステアリングダンパーはFOXのATS、ショックアブソーバーは前後ともFOXのIFPを選択。リヤは100mmバンプスペーサーなども追加している。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]3M7A8045-1

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ライトバーの装着やヘッドライトのLED化はいまやテッパンのカスタム。これらの照度やカラーはリモコンで変更可能。

ATPのグラブバー

ATPのグラブバー

ドレスアップ要素と同時に高い実用性を持ち、乗降時に付けて良かったと実感するのがATPのグラブバー。ATPのグラブバーは発色の良いアルミ製で、フロント用とリヤ用を用意している。

 

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アウタードアハンドルはDRAKEでサシ色が入るようにラッピングを施している。

 

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プルバー内には夜間のウインチ操作を容易にしてくれるLEDライトが仕込まれている。

R-SEのフロントバンパーにWARNの9.5×Pウインチを装着

R-SEのフロントバンパーにWARNの9.5×Pウインチを装着

R-SEのフロントバンパーにWARNの9.5×Pウインチを装着。ローラーフェアリードのナンバーフリップを上げてウインチを操作する。

 

FuelのBATTLEAXEでサイズは20×9J。これにBFグッドリッチ オールテレーンKO2

ホイールはFuelのBATTLEAXEでサイズは20×9J。これにBFグッドリッチ オールテレーンKO2(325/60R20)を履かせている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Specifications

SUSPENSION
◇FOX IFPショック JKフロント 2本 49,600円
◇FOX IFPショック JKリア 2本 49,600円
◇AEV JK RHDハイステアキット 79,800円
◇AEV JKリヤラテラルアップRHD 32,800円
◇FOX ATSステアリングダンパー調整式 75,000円
◇RE2004 JKリアショックエクステンション 2個入 10,800円
◇Synergy 3アルミバンプ2個入 10,000円
◇テラフレックス JKリヤスタビリンク2.5-4 13,800円
◇JKエキゾーストスペーサー 9,600円

EXTERIOR
◇Jeepエンブレム黒2,400円
◇R-SEフロントバンパー アルミ テクスチャーブラック 25,000円
ウィンチベッド&ブルバー(アッパーフープ)付き
◇ブルバーライトキット 14,800円
◇テールゲートベントカバー 10,584円
◇IPF950ドライビング S950SRL 59,800円
◇50 Cシリーズ C50 LEDバールーフ用 136,800円
◇KCハイライト 30インチLED&ブラケット ボンネット用 118,000円
◇ポインズンスパイダーリアバンパヒッチ付 150,000円
◇Gloss Black Finish with Milled Accen
◇マックガード1/2-20 23入黒 16,500円
◇社外LEDヘッドライト 車検対応 インナーブラック 98,000円

TIRE&WHEEL
◇BFGoodrich All-Terrain T/AKO2
325/60R20
◇Fuel BATTLE AXE(黒)
20×9J インセット1 5H 127
ほか多数装備。詳細は要お問い合わせ[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■リンエイ
TEL:03-3785-2258
HP:http://www.rinei.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 7月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

伝説のモンスタートラックC1500 454SS 桁違いの加速を堪能せよ!

1990 CHEVROLET C1500 454SS

1990 CHEVROLET C1500 454SS

THE PICK UP TEST DRIVE

アメ車中古車を徹底試乗紹介

もはや入手困難なモデルとしてその名前があがるシボレー・C1500・454SS。通常のC1500の特別グレードで、7.4ℓV8エンジンを搭載する、まさにモンスタートラック。そのレアモデルが千葉県がレジジョーカーに入庫した!


C1500の中でも激レアなモデルが454エンジンを搭載した「454SS」だ。


希少性だけではなく品質にもこだわる
安心して乗れるアメ車を提供

レアなUS雑貨販売と、超個性的な小川社長をアメマガで何度もクローズアップしたことにより、千葉県のガレージジョーカーは読者にとっておなじみのショップだろう。同ショップが扱う販売車両は、とにかく品質重視。人気があるモデルをとにかく並べることはせず、納得が行くレベルの状態を保った車両だけを仕入れ、さらに代表的な消耗品も交換して店頭に並べる。

それ故、価格だけを見れば他店より高くなってしまう場合もあるが、それはオーナーに安心して長く乗ってもらうための先行投資が含まれる。安い車両を購入し、後に同ショップが行なった消耗品を交換しようとすると、その金額はかなりの額になるはずだ。ヴィンテージモデルが一番の好物だという小川氏だが、店頭に並ぶ多くは90年台モデル。

その理由は、この年代のアメ車がメンテナンス性にも優れ、パーツもまだ入手できて一般ユーザーにおすすめできるからだと語る。今回注目したのは、長い歴史を持つシボレーC/Kトラックの中で、入手困難なレアモデルとして名前があがるC1500・454SS。90年~93年の4年間だけ生産された、特別スポーツグレードだ。90年台後半の日本のアメ車ブームの際には大きく注目され、リッチなカスタムベースに選ばれた。しかし現在その個体数は激減し、ノーマルはほぼ絶滅。今回のモデルは、ノーマルに近い希少なモデルだ。

IMPRESSIONS
軽く踏み込むとホイールスピン
さすがの7.4ℓ、SSは伊達じゃない!

1990 CHEVROLET C1500 454SS

「ドッドッドッドォ~」。久々にアメ車の大排気量エンジン音を聞くと、感動で思わずニヤケてしまう。ギアをドライブに入れる前から走りたくてウズウズするこの音、エコカー信者には理解できないだろうね。音以上に感動するのが、スタートの加速。やや強く踏み込んだだけでホイールスピンするほど加速レスポンスはバツグンで、スピードメーターはドンドン上がっていく。アクセルを踏まないクリープ状態でも驚くほど前に進んでいくので渋滞中は苦労しそうだが、これも加速の助走と割り切りたい。走りが楽しいクルマは、本当に面白い。それに尽きる。

年々個体数が減少するレアモデル
ノーマルテイストがさらに希少

1990 CHEVROLET C1500 454SS

カスタムベースとして人気を博したC1500。現存するモデルは、ほぼカスタムされてるといっていい。同じように454SSもカスタムされたモデルがほとんどで、この車両のようにノーマルに近い状態を保っているのはかなり希少だ。

インテリアも状態良し、程度は最高級だ

90年~93年の4年間だけ生産されたC1500・454SS。「SS」とはスーパースポーツの略で、シボレーのハイパフォーマンスグレードだ。「454」とはアメリカのエンジン容量(キュービックインチ)で、日本的に言えば7.4ℓ。一般的なC1500のエンジンが5.7ℓだから、いかに巨大エンジンを搭載しているかが分かる。

その454SSの生産台数はトータルで1万6953台といわれ、初年度の90年が一番生産数が多い。今回のモデルも90年モデルだ。仕様はモデルイヤーによって異なり、90年型はミッションが3ATで、1年以降は4AT。エンジンもブラッシュアップして230hpから255hpへ向上している。C1500はカスタムベースとして多く使われ、ノーマル状態を保っている車両はほぼ皆無。

1990 CHEVROLET C1500 454SS

この車両はダウンサス、ロールパン、クリアヘッドライト、フロントタイヤサイズを275から235に変更しているが、変更されがちなグリルはそのまま残されるなど、ノーマルに近い状態を保つ。インテリアは追加メーターが加わるだけで当時のまま。454SSの特徴であるガーネットレッドカラーのシートも、ここまで綺麗な状態を保たれているのは珍しい。点火系・水回り系の消耗品は交換済みで、機関系は絶好調。こんな454SS、中々ない。

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日本で流通するスタンダードなC1500のエンジンは5.7ℓだが、454SSは7.4ℓV8を搭載する。90年型は230hpを発揮。91年以降モデルは255hpに向上した。1ナンバー登録のため、自動車税も抑えられる。

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ホイールはバセットの15インチ。タイヤサイズはオリジナルで前後275/60/15となるが、今回のモデルはフロントが235/60/15となっている。

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ヘッドライトをクリアタイプに変更されているが、変更されがちなグリルはオリジナルのまま。ボウタイエンブレムを縁取るレッドのワンポイントも454SSの証だ。

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オリジナルはステップ付きリアバンパーだが、このモデルはフラットなロールパンに変更。本来鉄板むき出しの荷台にはベッドライナーが追加されている。

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センター部分が補助シート的に折りたたみされるベンチシートがスタンダードと思われるが、このモデルに装着されているシートは2面タイプのベンチシート。454SSに設定されているカラーのガーネットレッドのシートは、ヘタリもなく張りも強い状態。エンジンパワーが大きいためシートにホールド感を求めたくなるが、逆にこの開放感を味わいたい。

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メーター周りで454SSだけの装備はなく、スタンダードと同じ。この車両は、追加メーターが設置されているだけでオリジナルを保つ。スイッチ類に使用感こそあれど、大きなダメージはない。


SPEC
全長×全幅×全高●4927×1955×1778mm ホイールベース●2997mm エンジン●V8 排気量●7.4ℓ 最高出●230hp/3600rpm  最大トルク●53.2kg-m/1600rpm トランスミッション●3AT

1990 CHEVROLET C1500 454SS

1990 CHEVROLET C1500 454SS

1990 CHEVROLET C1500 454SS


SHOP DATA
GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】

所在地/千葉県銚子市野尻町51
TEL/0479-26-3949
URL/http://www.garage-joker.com
営業時間/10:00~19:00
定休日/火曜日


写真/古閑章郎/相馬一丈

アメ車マガジン 2018年 5月号掲載

USトヨタの4ランナーは、日本市場でも扱いやすいミドルサイズSUV

2018 TOYOTA 4RUNNER、2018 トヨタ 4ランナー

2018 TOYOTA 4RUNNER

AMERICAN SUV 今乗りたいアメリカンSUV

頻繁に最新の北米モデルが到着する愛知県のフェアライン。今回注目するのはUSトヨタの4ランナーだ。日本市場でも扱いやすいミドルサイズSUV、その真価に注目する。

扱いやすさに優れる逆輸入SUVの注目株

毎月のように新しい北米モデルが到着する愛知県のプロショップ「フェアライン」。今回同ショップに到着したモデルは、ミドルサイズSUVの逆輸入車、トヨタ・4ランナーである。かつて日本市場にあったハイラックスサーフの海外専売車であり、今は同モデルが日本に存在しないため、逆輸入でしか入手できない貴重なモデルである。

注目したいのは、日本の道路でも扱いやすいミドルサイズという点。左ハンドルではあるもののサイズ感は扱いやすく、逆輸入車あるいはアメ車の入門としても打ってつけ。それでいて実は、日本で生産しているという安心感がある(4ランナーは日本で生産しているモデルであり、北米に輸出されたものを、フェアラインが購入して輸入したという流れ)。

2018 TOYOTA 4RUNNER、2018 トヨタ 4ランナー

なお、4ランナーには全6グレードがあり、安価なものから順にSR5、同プレミアム、TRDオフロード、同プレミアム、リミテッド、TRDプロとなっている。最上位のTRDプロはオフロードに特化したスペシャルティモデルであり、フェアラインに入荷したこのリミテッドは、それに次ぐ上位モデルということになる。

今後も続々と最新モデルが到着する予定で、直近では18型年エクスプローラー・スポーツのエコブーストもある。最新モデルに興味を感じる人は、同店の在庫をぜひ頻繁にチェックしてほしい。

最大3列シートになる4ランナー。3列目へのアクセスは2列目の端をたたんで乗り込むという仕様。写真はリミテッドモデルであるため全席レザーシートが標準装備。「TRDプロ」に次ぐ上位グレードであるため、装備は非常に充実しているパッケージだ。

シートは2列目までフルフラットにできるため、大きな荷物を搭載することが容易となる。なお、120V 100W/400WのACパワーアウトレットが標準装備されており、外出先でコンセントを利用できる。さらに、JBLのプレミアムオーディオもリミテッドは標準装備。

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4ランナーのエンジンは4.0ℓV6 DOHCのみで270hp(201.3kW)@5600rpmと、278lb.-ft.(376.9n・m)@4400rpmの出力・トルクを発揮する。これに5速ATが組み合わされる。また、ダウンヒル走行などの各種アシストコントロールを搭載する。

4ランナーにはパートタイム4WDの「4×2」と、フルタイム4WDの「4×4」がある。リミテッドモデルにはヤマハが開発したショックアブソーバシステムX-REASが採用されるのはトヨタらしいポイント。なお、TRDモデルならTRDビルシュタインサスとなる。


FAIRLINE【フェアライン】

●所在地/愛知県小牧市村中新町78
●TEL/0568-77-7389
●URL/www.fairlineinc.com/
●営業時間/10:00~20:00
●定休日/水曜日、第2火曜日

フェアラインのに関する記事一覧

2018 TOYOTA 4RUNNER、2018 トヨタ 4ランナー


PHOTO&TEXT:加藤山往(ハチメガプロダクション)

2018年 アメ車マガジン 6月号掲載