特注エアサスを組み込み 広島カープの本拠地で完全着地【ジェットシティ】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”EXTREME AMERICAN
これからのモダンマッスルは着地がスタンダードになる!?
2014y CHEVROLET CAMARO”][vc_column_text]黄金時代到来の広島カープと共に、様々なアクションを起こし停滞気味なアメ車業界を盛り上げる広島のジェットシティ。同ショップのデモカーであるカマロがさらなる進化を遂げ、堂々のMAZDA ZOOMZOOMスタジアム広島でその姿を披露する!

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_DSC7919[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”完全着地可能な特注ユニバーサルエアを受注開始”][vc_column_text]広島の中心街でアメ車普及活動に始まり、地元ラジオ番組でアメ車の面白さやカスタムの魅力を発信するなど、とにかく業界を盛り上げようと積極的に活動している広島のジェットシティ。同ショップのデモカーである14年型カマロは過去に何度か登場しているが、今回オーナーにとって注目に値するエアサスキットを開発導入したので今一度紹介したい。今回大きく進化したのは、エアサスによる完全着地を果たしたこと。既存のエアサスキットではロアアームとキットが干渉してしまい、限界まで下げても着地は不可能だった。しかし、ジェットシティが日本では数店舗しかないユニバーサルエアのVIP店に選ばれ、着地が可能となる特注のエアサスキットを開発し、それに合わせてロアアーム加工を実施(フェンダー加工含む)。これらを組み込むことで、今まで見たことのないカマロの着地が完成したのだ。今回はカマロでの着地を披露したが、VIP店となれば他車種の着地仕様のエアサスキットの製作も可能。より「低く」を目指すオーナーは注目すべきだろう。今後ジェットシティから続々と完全着地モデルが誕生する!?

_DSC8033

_DSC8080[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]日本に数店舗しかないユニバーサルエアVIP店にジェットシティが指定され、完全着地仕様の特注エアサスキットの製作が可能となった。キットの他にロアアームも特注加工で製作。この特注キットとロアアーム特注品は、他車種でも製作が可能となる。ガルウイングはバーチカルドア。

 

スペシャルオーダーのレクサーニメッシュグリルを装着し、社外ボディキットをベースに細かい加工が施されワイドボディ化。ホイールはホワイト&ゴールドのカスタムペイントがされたレクサーニフォージド・LFRAPIDEのフロント22×11J、リア22×12J。マフラーは驚愕のサウンドを奏でるワンオフのフェラーリサウンドマフラー(LED点灯)。トランクにはエアサスのパイピングが張り巡らされ、キッカーのウーハー&アンプが鎮座する。こちらもLED点灯演出。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ジェットシティのイメージガールとして、様々なイベントに参加している肥後なつみちゃん。気温が低い中でも笑顔を見せる姿はさすがプロ。広島にちなんでカープユニフォームを着て「カープ女子」に変身したけど、実はオリックスファンの「オリ姫」なのだ。

モデル 肥後なつみ

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]取材協力◆ジェットシティ tel.082-820-0377 http://carshop-jetcity.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]撮影◆高原義卓 原稿◆相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

アメリカ国内のパーソナルカーで 販売台数が一番多い人気車なのだ!! フォードF-150

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”American Cars Best20
FORD F-150(フォード F150)
1948y-“][vc_column_text]1948年にデビューした「F-1」の時代から数えて現在まで13世代におよぶフォードのピックアップトラック「Fシリーズ」は、アメリカ国内のベストセラーカーである。人気の秘密は常に進化し続けていることと、無数とも思えるほど豊富な選択肢にある。

2018 FORD F-150 LARIAT SUPER CREW 4×4 FX4 Off-Road Package

2018 FORD F-150 LARIAT SUPER CREW 4×4 FX4 Off-Road Package

2018 FORD F-150 LARIAT Sport Appearance Package

2018 FORD F-150 LARIAT Sport Appearance Package

2018 Ford F-150 Platinum

2018 Ford F-150 Platinum

2018 Ford F-150 Platinum

2018 Ford F-150 Platinum

2.7L V6

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]アメリカで一番売れているアメ車は何? というのはアメ車ファンなら気になるところ。毎年発表されている年間販売台数ランキングにはさまざまなアメ車、日本車、欧州車たちが並ぶが、毎年見ていて順位が変わらないところがひとつある。ランキング1位がフォードのピックアップトラック「Fシリーズ」であることだ。そのランキング1位の座は、2016年まで(この原稿を書いているのは2017年12月だ)の32年間連続でFシリーズが勝ち取っている。「Fシリーズ」という呼び名は、積載量によって車名が異なるF-150、F-250〜F-750までを総称したもの。したがって、販売台数のランキングもシャシーキャブ(荷台無しの架装を前提とした頭だけのトラック)などを含めたシリーズ全体としての成果である。農作業、建設作業など幅広い使われ方をしているピックアップトラック全体と考えれば、ランキングトップを独走というのも納得がいくだろう。とはいえ、そのへんの事情はGMやクライスラーのピックアップトラックも同じなので、それらに対してFシリーズが優位にあるのは間違いない。さて、ここからはF-150に話を絞る。Fシリーズの中で販売台数が一番多いのがF-150だ。F-150のルーツは1948年にデビューした「F-1」の時代までさかのぼる。2015年モデルからの現行型はすでに第13世代となる。その現行モデルも2018年モデルでフェイスリフトを行ない、フロントエンドおよびリアエンドのデザインが一新された。最新のフロントマスクはラジエーターグリル中央を横切って左右のヘッドランプにまで食い込んだ2本のホリゾンタルバーが特徴で、最近のフォード車のトレンドである六角形グリルも取り入れている。下に各ラインナップの写真を並べたが、車種によってそれぞれフロントマスクが異なっているのが分かる。売れているクルマだからこそここまでのコストがかけられるわけだが、こうした選択肢を用意することも人気の秘密である。2018年モデルではほかに、290hpの3.3ℓV6エンジンが追加設定され、2.7ℓターボのエコブーストエンジンがトルクアップ(51.8kg-m→55.3kg-m)、5ℓV8エンジンがパワーアップ(385hp→395hp)した。また新設の3.3ℓ以外のすべてのエンジンに10ATが組み合わせられた。さらにすべてのエンジンにアイドリングストップ機構が用意されたのもニュースだ。もうひとつ、モデルイヤーの途中で3.0ℓV6ターボディーゼルエンジンの追加が予定されているが、こちらは現時点ではまだアナウンスがない。近年はクルマに関する技術の進歩が目覚ましいこともあって、このようなきめ細かいアップデートが行なわれているのは間違いない。売れているクルマだからこそこのようなことができるのだが、逆にトラックといえども常に最先端の技術を盛り込むことによって高い人気を維持しているはずだ。F-150はアメリカ本国だけでなく、もちろん日本でも人気が高い。とくに先代モデルあたりからのギラギラしたアメ車っぽさは日本のファンにも好評だ。全幅2メーター超えのフルサイズトラックにこの顔が付いていたらそれだけでも大迫力。カスタムベースとしてもやりがいのある一台だ。

XL

XLT

LARIAT

Raptor

KingRanch

Platinum

Limited[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

2018 F-150 LARIAT SuperCrew 4×4 Specifi cations
全長 5890㎜
全幅 2029㎜
全高 1960㎜
ホイールベース 3683㎜
トレッド
重量 2203kg
エンジンタイプ V6 DOHC ターボ EcoBoost
総排気量 2.7ℓ
内径×行程 96.5㎜× 86.4㎜
圧縮比 10.0 : 1
最高出力 325hp/ 5000rpm
最大トルク 55.3kg-m / 2750rpm
燃料供給装置 ポート&ダイレクトインジェクション
変速機 10AT
EPA燃費 市街地8.0㎞ /ℓ/高速10.2㎞ /ℓ
サスペンション前 ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング
サスペンション後 リジッド・リーフスプリング
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後 ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ前後 P275/65SR18

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1st Generation 1948-52″][vc_column_text]記念すべき最初のFシリーズ。車名は「F-1」。標準エンジンは95hp の3.7ℓ直6で、オプションとして100hpの3.9ℓ V8 が用意されていた。トランスミッションは3MTが標準で、4MTがオプションで選べた。

1948y[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2nd Generation 1953-56″][vc_column_text]第二世代になって車名は「F-100」へと変更された。そのスタイリングから「パンプキン」という愛称で呼ばれた。2年目の1954年モデルから、V8エンジンがそれまでのサイドバルブからOHVへと変更された。

1956y[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”6th Generation 1973-79″][vc_column_text]1975年モデルで、F-100とF-250の間に0.5トン積みのヘビーバージョンとしてF-150が追加された。また、1978年モデルではF-100のシャシーコンポーネンツを使った派生SUVとしてブロンコ(フルサイズ)が生まれた。

1978y[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”10th Generation 1997-2003″][vc_column_text]この時期、一般に日本でアメリカのピックアップトラックといえばC-1500一辺倒という状況で、F-150はコアなファン以外には認知度は高くなかった。1999年モデルからF-250とF-350はスーパーデューティという別車種として独立した。

2003y[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”11th Generation 2004-08″][vc_column_text]この時期、ナビゲーター、エスカレード、H2がプレミアムSUVとして注目される中、フォードではこのF-150をベースとしたピックアップトラックとしてリンカーン・マークLTを投入。日本でもコアなファンからの注目を集めた。

2006y[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”12th Generation 2009-14″][vc_column_text]この世代になってF-150のフロントマスクはラジエーターグリルを大きく見せるデザインに変更、日本のアメ車ファンの間でも話題になり、カスタムのベース車として選ぶユーザーが増えるようになる。

2013y[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”CUSTOMIZED MODELS”][vc_column_text]

見た目は超派手ハデだが

ここまで派手なF-150はなかなかない。ポイントはホイールと内装だ。ホイールはDUBアウトバーン28インチで、カラーリングはエアブラシによるペイント。内装はアメリカ本国での製作。フード、サイド、リアのラインはカッティングシートによるもの。随所の小業も効いている組み合わせの妙だ。

http://gracecab.jp

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6インチリフトでワイルドに

このワイルド感をリフトアップとシンプルなカラーリングで生み出したのは栃木県に店舗を構えるトゥルーカーズだ。レッドに塗装したBDS製6インチスタンダードリフトアップキットを使用。同キットは純正スプリングをそのまま使えるので乗り心地は変わらない。スーパースワンバー36×13.5R17で仕上げた。

http://www.truecars.jp

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2010 Ford F-150 SVT Raptor[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]https://www.ford.com

■Text|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

スタイリッシュに 「SUV」を乗りこなせ【グッドスピードインターナショナル】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”FORD EXPLORER
CADILLAC SRX CROSSOVER”][vc_column_text]様々なカテゴリーのアメ車を幅広く扱うグッドスピード・インターナショナルが、新たに「SPORT名古屋」に生まれ変わった。バリエーション豊かなラインアップは今までと同様で、マッスルカーやJeepはもちろんだがアメリカンSUVも豊富に取り揃えているのだ。
_N6I2805[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”FORD EXPLORER
CADILLAC SRX CROSSOVER”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]「アメ車と言えば、やっぱりSUVでしょ!」そんな人のために、SPORT名古屋が厳選したのが、フォード・エクスプローラーとキャデラックSRXクロスオーバーだ。エクスプローラーと言えば、まさにアメリカンSUVの代名詞と言っても良いほどの高い人気を誇る。日本でも右ハンドル仕様が設定されたモデルもあるほどで、とてもポピュラーな存在だ。今回紹介するタイタニアムは、エクスプローラーの中でも最高級グレードで、他のグレードとは異なるフロントマスクなどが外観上の特徴。シートやゲート類も電動化されており、リンカーンブランドと比較しても遜色のない装備を誇り、USモデルのプラチナムとほぼ同じと言った方が分かりやすいかも。一方のSRXは、アメ車としてはコンパクトクラスに属するものの、それでも全幅は約1.9m。日本車とは明らかに車格が異なるが、取り回しは楽でサイズを感じさせない。レアな4WDモデルなので、少々ステアリングが重めではあるが、そこは安定感と解釈すべきだろう。3.0ℓの横置きV6エンジンは、低回転では静粛性を確保。だが、アクセルを踏み込み3500回転を過ぎた辺りから、やや乾いた甲高いエキゾーストノートを奏でてくれ、心地良い走りを堪能できる。初めてアメ車のSUVに乗るという人や「奥様にもアメ車に乗って欲しい! 」そんな人にSRXは最適なクルマだと言えるだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2016 FORD EXPLORER TITANIUM”][vc_column_text]_N6I2897

_N6I2910[/vc_column_text][vc_column_text]FORDの認定工場でもあるSPORTならFORD車も安心!
1990年に誕生した初代から数え、現行型は第四世代にあたる。前期型では大排気量モデルはV6 3.5ℓのNAのみであったが、後期型では待望のV6 3.5ℓエコブーストが登場。ちなみに2015年の10月から発売が開始されたが、2016年1月末にFORDの日本撤退が発表されてしまったために、正規輸入モデルのタイタニアムはもちろん、3.5ℓエコブースト搭載車は非常にレアなモデルだ。なお、SPORT名古屋店はFORDのアフターサービス認定工場でもあるので、購入後も安心して乗り続けられる。

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豪華な装備も気になるが、注目はやはりV6 3.5ℓのエコブーストエンジン! 排気量だけ見れば物足りないと思うかもしれないが、アクセルを踏み込めば370psのダイナミックな加速感を堪能できる。かつてのターボのように途中から加速するのでなく、非常に滑らかでスムーズ。徒らにパワーをひけらかさず、イザという時は踏み込む。そんな大人の嗜みを乗り手に要求すると言えるかもしない。ちなみに車検は2019年8月まであり、価格は569.8万円。正規輸入モデルのタイタニアムに乗れる、ラストチャンスかもしれない。

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_N6I2864[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2014 CADILLAC SRX CROSSOVER”][vc_column_text]_N6I3051

_N6I3039[/vc_column_text][vc_column_text]丁度いいサイズのボディとキビキビ走ってくれるのが魅力!!
2003年に初代が登場し、今回紹介するのは2世代目のモデル。残念ながら2016年にモデルは終了し、後継車はXT5というネーミングとなった。エスカレードなどに通ずるフロントマスクや、キャデラックの伝統というべき縦長のリヤコンビを採用。試乗モデルはV6 直噴3.0ℓを搭載。269ps・30.8kg-mのスペックは、コンパクトなボディをキビキビと走らせてくれるので、一昔前のアメ車のイメージは全くないと言っても過言ではない。個性的だが、アクの強すぎないSRXは、ある意味ダークホース的な存在と言える。

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アメ車に乗りたいけど、左ハンドルは…という人に、まさに最適なクルマ。見切りは良く、1.9mの車幅を感じさせないほど運転しやすいのが特徴。スポーティなデザインのサイドステップも標準装備で、小さいお子さんも楽に乗降可能だ。また前後の駆動配分を自動で行う4WDシステムを採用しているので、季節を問わずあらゆるシチュエーションで活躍してくれる事間違いなし! 残念ながら現在は車検が付いていない状態であるが、価格は309.8万円となる。歴代キャデラックで最も売れた車種に、一度乗ってみてはいかがだろうか?

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_N6I3019[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]グッドスピードインターナショナル
名古屋アメ車専門店 SPORT
愛知県尾張旭市渋川町3-2-3
Tel:0561-51-4092 HP http://www.sport-inter.com/
東海3県で国内外の様々な車種を取り扱うグッドスピードインターナショナル。その中で輸入車を取り扱うインターナショナル店が「SPORT」というブランドに新装オープン。これまでと同じく、尾張旭にある名古屋店ではアメ車のみを販売中。車両はもちろんだが、アルミホイールやカスタマイズパーツにも対応しているので、購入時にドレスアップする事も可能だ。
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_N6I3080[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO ■浅井岳男 TEXT ■空野 稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

【フォードエクスプローラー】フォードのカジュアルSUV、充実した装備が割安に感じられる

2017 Ford Explorer Sport

FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー) 1981y-

American Cars Best20

フォード・ジャパンがあった頃、同社のラインナップの中でもっとも販売台数の多かったのがエクスプローラーだった。今もエクスプローラーを始めとしたフォード車のサービスを扱うショップは日本国内に多数存在している。
http://www.ford-service.co.jp

2017 Ford Explorer Platinum

2017 Ford Explorer Sport

2.3L EcoBoost

エクスプローラーについて語るなら、どうしてもかつてのフォード・ジャパンについても触れないわけにはいかない。

エクスプローラーは、日本国内のフォード車ディーラーが「オートラマ」と呼ばれていた頃から日本に正規輸入されてきた。当時はトーラス、フォード・ジャパンになってからは5thマスタングやエスケープなどの人気車もあったが、2016年をもってフォード・ジャパンは営業活動を休止、フォードから日本への正規輸入は途絶えることになった。

しかしながら、日本国内には正規輸入された十数万台にもおよぶフォード車があったわけで、そのうちの相当数が今も稼働している。もちろん中古車としてそれらは今も店頭に並んでおり、エクスプローラーは良質車も多い人気車のひとつとされている。必要なパーツや整備・車検などのサービスを供給する拠点は今も国内に数多く存在している(http://www.ford-service.co.jp)。

2017 Ford Explorer Sport

さて、エクスプローラーの現行モデルは2011年モデルからの第五世代で、当初はターボ付きとはいえ2ℓ直4エコブーストエンジンが思いのほか走ると好評なのが話題になった。今となってはフォード全車に搭載されているエコブーストエンジンだが、その実力の一端を最初に見せたのがエクスプローラーを通してだった。また当初はFWDモデルにしか搭載できなかったエコブーストエンジンだったが、2016年モデルでのフェイスリフトと同時に2.3ℓへと排気量アップされ、4WDにも搭載可能となった。

そして現在、最新の2018年モデルでは、エンジンラインナップは①280hpの2.3ℓ直4エコブースト、②290hpの3.5ℓV6、③365hpの3.5ℓV6エコブーストの3種類。下に2018年モデルのグレードラインナップを並べたが、上位2グレードのプラチナムとスポーツは③が標準エンジン、他は②が標準エンジンでオプションとして①が用意されている。すなわち、全車でエコブーストエンジンが選べるようになっており、フォードのフルラインエコブースト化が進んでいるのが分かる。

エコブーストエンジンは、同排気量で比べた場合の性能について明らかに優れているが、唯一のデメリットとしてプレミアムガソリン仕様であることがあげられる。これはエコブーストエンジンがターボ付きであるために起こりやすくなっているノッキングを防ぐための仕様である。かつてのパワーモリモリのターボとは違って燃費性能も向上しているエコブーストエンジンだが、給油時のガソリン代は少々かかることになる。

エクスプローラーのスタイリングデザインは、それぞれの時代に応じて新鮮なインパクトのあるものだったが、現在の第五世代も同様。今のアメ車デザイン全体のトレンドでもあるヨーロピアンテイストなものではあるが、端正でスマートなラインはアメ車ファンから見ても好感のもてるものだ。

先代モデルまでと異なるのはボディサイズ。全長は5mを超え、全幅も2mを超えた。ひとつ上のエクスペディションに追いついた感がある(ただし最新のエクスペディションにはロングボディのMAXが新設された)。アメ車らしい新たなフルサイズSUVとして生まれ変わったのだ。

エクスプローラーBASE

エクスプローラーXLT

エクスプローラーLimited

エクスプローラーPlatinum

エクスプローラーSport

2017 Ford Explorer Sport Specifications
全長 5037㎜
全幅 2004㎜
全高 1778㎜
ホイールベース 2865㎜
トレッド 前 1702㎜/後 1702㎜
重量 2223kg
エンジンタイプ V6 DOHC ツインターボ
総排気量 3.5ℓ
内径×行程 103.2㎜× 92.0㎜
圧縮比 10.0 : 1
最高出力 365hp/ 5500rpm
最大トルク 48.4kg-m / 3500rpm
使用燃料 電子式燃料噴射(筒内直接噴射)
変速機 6AT
EPA燃費 市街地6.8㎞ /ℓ/高速9.4㎞ /ℓ
サスペンション前 ストラット・コイルスプリング
サスペンション後 マルチリンク・コイルスプリング
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後 ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ前後 P255/50R20

BroncoⅡ 1985-90

1988 BRONCO Eddie_Bauer

ブロンコがフルサイズ化された後、その穴を埋めるためにレンジャーのシャシーを使ったコンパクトSUVとしてブロンコⅡがデビューした。シボレー・S-10ブレイザー/GMC・S-15ジミーの対抗馬として投入されたのだった。エンジンは2.8&2.9ℓV6。

1st Generation 1991-94 FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

1st Generation 1993 FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

ブロンコⅡの後継として、ボディサイズはひと回り大きくなって初代エクスプローラーがデビューした。フォードのSUV として初めて4 ドアが設定され、ファミリーユーザーの増加とともに、2ドアよりも人気を集めるようになった。エンジンは4ℓ V6に拡大。

2nd Generation 1995-2001 FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

2nd Generation 2000 FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

内外装やサスペンションの設計を一新した第二世代。1996年モデルからは5ℓ V8エンジンも追加設定された。またファミリーユーザーからの要望に応える形で1997年モデルから3列目シートがオプション設定された。

3rd Generation 2002-05 FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

3rd Generation 2002 FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

2ドア車は廃止され、4ドア車のみとなった第三世代。V8エンジンは4.6ℓ SOHCとなり、OHVエンジンはラインナップから無くなった。乗り心地を重視して4輪独立懸架を採用。このモデルと並行して「エクスプローラー・スポーツトラック」が販売された。

4th Generation 2006-10 FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

4th Generation 2006 FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

先代、先々代のエクスペディションと酷似したデザインから変更し、エクスプローラーの独自色が強められた。エンジンラインナップは先代同様だが、ATは6速へとアップグレード。エクスプローラー・スポーツトラックも再びラインナップした。

5th Generation 2011- FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

5th Generation 2012 FORD EXPLORER(フォードエクスプローラー)

スタイリングがヨーロピアンテイストに転換したのにも驚いたが、ボディサイズの拡大、モノコックボディ& FWDの採用、2ℓ直4ターボのエコブーストエンジン搭載と、これまでのエクスプローラーのすべてを一新したかのような進化が話題となった。

CUSTOMIZED MODELS
コンプリート販売を展開

エッジカスタムズ・エクスプローラー・エボリューション

エッジカスタムズ・エクスプローラー・エボリューション

ワークグノーシス22インチ

愛知県にショップを構えるラグジオリジナルのエッジカスタムズ・エクスプローラー・エボリューションは手軽な価格も魅力のひとつ。フロントバンパーを装着し、ヘッドライト&テールレンズにはLEDチューブを配置。社外サイドステップ、H&Rダウンサスを組み込み、ホイールはワーク・グノーシスの22インチ。

トップページ

リミテッドにはより似合う

エクスプローラー

エクスプローラー

エクスプローラー、サイドステップ

ブラックもホワイトと同様、ラグジの作品。オリジナルバンパーはリミテッドのグリルに対してさらに相性が高まっている印象。ヘッドライト&テールLEDチューブ加工、サイドステップ、H&Rダウンサス、社外マフラーを組み、ホイールはジオバンナの22インチを装着する。

トップページ

「エクスプローラーの歴史はSUVの歴史」と言われる。

ルーツとなったコンパクトSUVのブロンコⅡがもともと持っていたコンセプトが、オフロード車や作業用車ではなく、あくまでもパーソナルな日常用途に対応する乗用車としての性格を持ったものだった。

そこからボディを拡大、4ドアモデルを追加し、内装の質感を高めて装備も充実させてデビューしたエクスプローラーは、ファミリーユーザーに見事にアピールするSUVとしての地位を確立した。そして世代を追うごとにエンジンパワーの向上、快適性の向上、装備の充実、先端メカニズムの採用、さらなる大型化や乗車定員の増加、燃費の向上など、SUVとして求められるすべてを満たすべく進化を続けてきたことが分かる。そしてそれらの進化は他車の後追いではなく、エクスプローラーこそが先陣を切って進めてきたことでもあった。しかもそれらはことごとくSUVユーザーに受け入れられ、しかも新たなユーザー層を開拓することにもつながってきた。

それが「エクスプローラーの歴史はSUVの歴史」と言われる理由である。

そうしたエクスプローラーの進化は今も続いている。そんなエクスプローラーだからこそ、ユーザーたちはエクスプローラーを信頼し、愛しているのだ。フォードが日本から撤退した今、エクスプローラーユーザーの勢いもそがれているかもしれないが、明るい未来は必ずやってくるだろう。

https://www.ford.com


Text|アメ車MAGAZINE

アメ車マガジン 2018年 3月号掲載

男のマニュアルミッションでマッスルカーの走りを堪能するべし!【東海カーズ】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”USED CAR
THE PICK UP TEST DRIVE
ショップがイチオシする
アメ車中古車を徹底試乗紹介
1970y PLYMOUTH BARRACUDA”][vc_column_text]コレクションして楽しいビンテージカーだろうと、稀少なマッスルカーだろうと、「クルマは走ってナンボ。走って楽しんでこそのアメ車!」を標榜するのが『東海カーズ』。常時かなりの台数を揃えるストックには、マニュアルミッション車もズラリ。しかも、どれも公道試乗だってOKなのだ!

_N6I2244[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”IMPRESSIONS
文句なしのハイパワーとシャキっとした足がバツグン”][vc_column_text]MOPARの伝説的なパワーユニット、強烈なマグナム440(7.2ℓ)にスワップされたバラクーダは、本物の「クーダ」以上の走りを披露する。クラッチミートとともに背中を押される感覚はバーンアウトだって簡単。トルクバンドの広さも印象的で、マニュアルミッションを3速に入れておけば、100km/hオーバーまでATのような走りができてしまいそうだ。サスペンションもKONIのショックで強化され、この時代特有のフワフワした乗り味がまったくなく、ハンドリングもシャキっとしている。

_N6I2199[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”マッスルカーが欲しいなら東海カーズへ
ハイパフォーマンスカーの世界へようこそ”][vc_column_text]60~70年代のマッスルカーを中心に「走れる」クルマを豊富に在庫しているのが『東海カーズ』だ。ポリシーは「ビンテージだろうがなんだろうが、クルマは走ってナンボ」。最近はアメ車のビンテージをただ眺めるだけ、あるいは所有欲を満たすだけのオーナーが増えているような気もするが、東海カーズはそんな風潮に異を唱える! 実際、常時70台以上を揃えている同ショップのガレージだが、マニュアルミッション車の多さに驚かされる。 しかも、どのクルマもしっかりナンバーを取得していて、公道の試乗がOK。代表の細井学さんは「ちゃんと乗ってみて、自分で納得してから購入してほしい」と、その思いを語る。在庫車は普段、ガレージ屋内に展示され、さらにシートも被されている。「大事にされてる感」がハンパなく、ボディの美しさはバツグン、試乗を許されているからには、エンジンなど機関のコンディションにも自信あり、ということだ。そんなわけで今回は、編集部が抜き打ち的に東海カーズの在庫車を試乗、チェックしてみることにした。選んだのは70年型のプリマス・バラクーダだ。パワーユニットはノーマルの318からマグナム440にスワップしていて、正規のハイパフォーマンス仕様「クーダ」ではないものの、その中身はクーダと呼んで差し支えないだろう。そしてトランスミッションは4速マニュアル。こりゃあ、楽しめそうだ![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”440エンジン&4MTによる
官能的な走りがスバラシイ!”][vc_column_text]64年から74年まで製造されたプリマス・バラクーダ。今回試乗に選んだのは70年型、3代目モデルで、MOPARのEボディを採用、つまりダッジ・チャレンジャーとは兄弟車となる。ハイパフォーマンスモデルに“クーダ”があるが、今回のモデルは、そのクーダ仕様にカスタムしたものだ。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”パフォーマンスも◎
スタイルも文句なし!”][vc_column_text]東海カーズのガレージから、何気なく選び出したバラクーダだが、まずはそのボディやインテリアの美しさにヤラれてしまう。ウワサには聞いていたが、さすがのコンディションだ。ドアを開閉するときの、指紋の跡さえ目立ってしまうほど…。もちろん、ナンバー付きで、いつでも出動はOK。さらに見惚れてしまうのは、MOPARのEボディの美しさ。車幅が広く、それでいて短めの全長が、スポーティムードを盛り上げる。3代目のバラクーダは2ドアクーペとコンバーチブルの2タイプがラインナップしていたが、とくにヒップラインの造形が、タマらない!パワートレーンは、375hpを発揮するMOPARの伝説的ユニット、440マグナムエンジンと、4速MTの組み合わせ。ビンテージカーやマッスルカーとはいえ、ATの引き合いが強い現在、MTはレアな存在だが、こんな、本当のマッスルカーに出会えるのが、東海カーズというショップの魅力でもある。また足回りも、KONIのショックで強化され、東海カーズの細井代表が「かなりのスピードでも楽々巡航できるよ」と言うのもうなづける。1時間ほど乗っていたら、カラダもすっかりクラッチワークに慣れて、うーん、東京までそのまま乗って帰りたくなってしまった…。

[/vc_column_text][vc_column_text]SPEC
全長×全幅×全高●4780×1900×1300㎜
ホイールベース●2743㎜
エンジン●V8 排気量●7.2ℓ
最高出力●375hp/4600rpm
最大トルク●4800ft-lb/3200rpm
トランスミッション●4MT[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]もともとは318エンジンが搭載されていた個体だが、440マグナムエンジンに換装! ハイパフォーマンスモデルの“クーダ”にも負けない実力、もはやこのクルマを“クーダ”と呼んでもいいだろう。

_N6I1957

 

サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン・トーションバー式、リヤにリーフ式を採用。KONIのショックアブソーバーによって強化され、この時代のクルマ特有のフワフワした乗り味は払拭。引き締まった操縦性を獲得していた。

 

70年型の3代目モデルからEボディを採用したバラクーダ。ワイドで、短めのシルエットは、スポーティムードたっぷり。リヤサイドのデカールや、フロントバンパー部分の補助ランプがいい感じ! ちなみにこのハードトップのほか、この時代のバラクーダにはコンバーチブルも存在していた。

 

タイヤはフロントに235、リヤに255の15インチラジアルタイヤを装着。BFグッドリッチのホワイトレターは定番というより、ビンテージカーには定着。ホイールもオリジナルのスチール。

_N6I2040

_N6I2075[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]エクステリアだけでなく、インテリアのコンディションも上々!エアコン、パワステも装備だ。シートはレザーでドラポジの微調整も可能。リヤにも2人分の乗車スペースがしっかり確保されている。トランクルームも、実は余裕たっぷりなのだ。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Tokai Cars 東海カーズ
「サビまで愛してほしいのヨ」と謳う東海カーズのコマーシャル。そう、東海カーズにとって、ビンテージカーの見た目の経年変化はしかたない。それより、中身をグッドコンディションにキープし、走って楽しめることこそが大切なのだ。在庫は60~70年代のマッスルカーを中心に揃え、全開の試走もOK! 本当のマッスルカーに出会いたいなら、ここしかないのだ!

SHOP DATA

●所在地/愛知県豊川市東名町1-25
●TEL/0533-86-8890
●E-mail/info@car-s-mm.com.
●営業時間/9:00~20:00
●定休日/火曜日[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真/浅井岳男 文/高坂義信[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

【リンカーン ナビゲーター】新たなデザインテーマで復活したリンカーンのフラッグシップSUV

2018 Lincoln Navigator Black Label、2018 リンカーンナビゲーター ブラックレーベル

LINCOLN NAVIGATOR(リンカーンナビゲーター)
1998-2016, 2018y-

American Cars Best 20

キャデラック・エスカレードに一歩先んじることによって「元祖プレミアムSUV」の称号を手にしたナビゲーターだったが、その後はモデルの変遷を経るごとにエスカレードに水を開けられてきた。モデルチェンジした2018年モデルで巻き返しなるか。

1998年モデルでデビューしたリンカーン・ナビゲーターは各方面に大きな衝撃を与えた。いかにアメリカ国内のSUVブームが高まっていたとはいえ、リンカーンブランドからSUVがリリースされること自体が、驚きをもって迎えられたのだった。一方、すでに長く続いていたSUVブームの中で、より上級なSUVを求める潜在ユーザーは多く、リンカーンブランドとしては異例の大量販車種となったのである。

ナビゲーターの現行モデルはモデルチェンジしたばかりの2018年モデル。ナビゲーターとしては第四世代にあたる。プレミアムSUVの中心に位置していたナビゲーターだったはずなのに、先代モデルは販売台数も半減以下になっていた。いわゆるリーマンショックとそれに続く世界的な景気後退の時期と重なったのは確かだが、新型ナビゲーターはどこまで回復できるかが焦点でもある。

2018 Lincoln Navigator Black Label、2018 リンカーンナビゲーター ブラックレーベル

新型ナビゲーターで、リンカーンはすでにコンチネンタルで実現した新たなリンカーンのアイデンティティとして打ち出したフロントフェイスデザインを採用した。2015年モデルから採用されていたウインググリルは廃止、新たなラジエーターグリルは大型のモノタイプとなり、グリルの格子はリンカーンスターの外枠をモチーフとしたものになった。

実は先代モデル初期型の大型グリルも、実はリンカーンスターをモチーフとしたものだったのだが、デザインとしては単なる縦横格子となっていた。今回のグリルはハニカム状の格子だが単なるハニカムではなく、よく見るとリンカーンスターの外枠が連なった形になっているのが分かる。

搭載エンジンは3.5ℓV6DOHCツインターボ。先代の後期型に搭載されていた3.5ℓV6DOHCターボエンジンと同じ系列だが、新型はツインターボとすることにより、380hp→450hpへとパワーアップしている。と同時に、燃費は市街地、高速ともに若干ながら向上している。

フォードブランドで展開しているエコブーストエンジンだが、リンカーンブランドでは「エコブースト」という名称は使わない。また、トランスミッションは6ATから一気に10ATへと進化した。このあたりを見ると、リンカーンが新型ナビゲーターに本気で取り組んでいるのが伝わってくる。

グレード展開はこのページで大きく使った「ブラック・ラベル」を筆頭に、「リザーブ」「セレクト」「プレミア」の4種類。そのうち、リザーブとセレクトにはLバージョンがある。

Lバージョンとは、ロングバージョンのことで、GMで言うとタホに対するサバーバンである。それら各グレードの写真を下に並べた。パッと見には同じにも見えるが、グレードごとに標準ホイールの設定が異なるのと、Lバージョンのボディが長いのが分かるはずだ。

フォードの日本からの撤退に伴ってリンカーンブランドも日本への正規輸入はなくなった。しかしながら、正規ディーラーでナビゲーターを買った人たちに向けたアフターサービスは継続中(http://www.ford-service.co.jp)だし、新型ナビゲーターが欲しいなら、アメ車屋さんは日本国内にいくらでもある。新型ナビゲーターが実際に日本に輸入されたという話はまだ聞かないが、機会があれば本誌で紹介する。

2018 リンカーン ナビゲーター Select

2018 リンカーン ナビゲーター Select L

2018 リンカーン ナビゲーター Reserve

2018 リンカーン ナビゲーター Reserve L

2018 リンカーン ナビゲーター Premiere

2018 Lincoln Navigator Premirer 4x4Specifications
全長 5334㎜
全幅 2029㎜
全高 1938㎜
ホイールベース 3111㎜
トレッド 前 1717㎜/後 1707㎜
重量 2656kg
乗車定員 7名
エンジンタイプ V6 DOHCツインターボ
総排気量 3.5ℓ
内径×行程 103.2㎜× 92.0㎜
圧縮比 10.0 : 1
最高出力 450hp/ 5500rpm
最大トルク 70.5kg-m / 3000rpm
燃料供給装置 電子式燃料噴射(筒内直接噴射)
変速機 10AT
EPA燃費 市街地6.8㎞ /ℓ/高速8.9㎞ /ℓ
サスペンション前 ショートロングアーム・コイルスプリング
サスペンション後 マルチリンク・コイルスプリング
ブレーキ前後 ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ前後 P285/45R22

LINCLON NAVIGATOR【リンカーン ナビゲーター】

1st Generation 1998-2002

初代_

大ヒットモデルだっただけにこの型のファンは多く、第二世代や第三世代の発売後にも、あえてこの型を買うという人がいたのが印象的。今見ても素直にカッコ良いと思えるスタイリングだ。ただ、さすがに日本国内ではその姿を見る機会は減ってきた。

2nd Generation 2003-06

二代目

外装において先代からの流用パーツがほとんど無いにしては、先代を忠実になぞったモデルチェンジだった。しかしこの型の人気も高く、第三世代のデビュー後も日本国内の中古車は売れ続けた。ナビゲーターならこの型というファンも多い。

3rd Generation 2007-16

三代目

人気の絶頂にあったナビゲーターのモデルチェンジだっただけに大きな期待を集めたが、あまりの変わりようにチョット引いてしまった人いたほど、アバンギャルドなデザインに当時は見えた。重量の問題があって日本での登録までに時間がかかったこともあったが、実車を目の前にすると、思ったほどブッ飛んだデザインでもないと感じた人たちも多く、カスタマイズのベース車として選ぶ人も多かった。右上の小枠内は2015~16年モデルの後期型だが、こちらの型を日本国内で目にすることは残念ながらほとんどないのが現状。

CUSTOMIZED MODELS
各世代ともカスタム多数

ナビゲーターは初代モデルおよび第二世代が長い期間に渡って売れたため、その間にカスタムを受けた車両は相当な数にのぼる。加えて、第三世代のドヤ顔もカスタムのベース車両として脅しの利くデザインだったので、こちらもカーショーの会場ではよく目にした。

1995年、GMはフルサイズSUVのブレイザー/ユーコンに4ドアのラインナップを追加、ブレイザーはタホと改名された。それを追うように、1996年春にはフォードがブロンコをモデルチェンジする形でエクスペディションを投入、こちらには当初から4ドアがラインナップされていた。このエクスペディションの開発と並行して進められていたのがリンカーン・ナビゲーターである。

1997年7月に発売されたナビゲーターは、エクスペディションをベースとしていたが、まったくその面影を感じさせることのないスタイリングデザインを施されていた。

数か月前に発売されたリンカーン・タウンカーに採用されていた新たなリンカーンフェイスを付けてのナビゲーターのデビューは、まさに新生リンカーンを強く印象付けるもので、その洗練度、高級感の高さは、大きな話題となった。SUVファンのみならず、リンカーンブランド既存ユーザー、これまでにリンカーンディーラーに足を運んだことのなかった人たちまで、ナビゲーターを求めて店頭に訪れたのだった。

この動きを察知したGMはキャデラック・エスカレードを急造したものの、GMCユーコン・デーリそのもののような仕上がりの初代エスカレードでは、ナビゲーターにかなうはずはなかった。第一ラウンドはナビゲーターの圧勝だったが、その後の展開はご存じのとおり。新型ナビゲーターでの巻き返しが期待される。


■Text|アメ車MAGAZINE

アメ車マガジン 2018年 3月号掲載

ブランド自体が消滅して8年だが 今も熱烈なファンに支えられている ハマーH2

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”American Cars Best20
HUMMER H2(ハマーH2)
2002-09y”][vc_column_text]発売当初、世間一般のアメ車に対する注目度を一気に上げてくれたのが、このH2だった。アメ車の何たるかを知らなくともH2だけは知っている人がたくさんおり、一時期は都内の道路のいたるところにH2が走っているのが見られた。

2008 HUMMER H2

2008 HUMMER H2

2008 HUMMER H2

2008 HUMMER H2

2008 HUMMER H2[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]「HUMMER」という名前は以前から知られていた。例の中東湾岸戦争で多国籍軍(アメリカ軍)の上陸部隊が砂漠戦で使用していたHMMWVがテレビのニュースで放映されたのを見て、映画俳優としてトップスターだったアーノルド・シュワルツェネッガー氏が「あれが欲しい」と言って市販を実現させたなどという話も伝わっていた。しかし「HUMMER H2」はゼネラルモーターズから発売された。「HUMMER」の版権をメーカーであるAMゼネラルから譲り受けたのだと言われた。1992年モデルから市販されていたHUMMERは、確かに魅力的なクルマではあったものの、所有するクルマとして現実的だと思える人は多くはなかった。しかしGMは、そのHUMMERのアイデンティティであるディテールデザインを抜き出してGM製フルサイズSUVに与えることにより、H2なるクルマを造り上げた。すると、一般のユーザーにとって購入・所有へのハードルが一気に下がったのだった。今までにないタイプのクルマとして、世界中で人気に一気に火が付いた。日本でも、GMジャパンに比べて進取の気性に富む三井物産オートモーティブが正規輸入元として名乗りを上げ、2003年2月から発売を開始した。と同時に、それまではアメ車などにまったく興味を持たなかった層がH2には興味を示し、実車を見て、買っていくということが相次いだ結果、日本でも間違いなくハマーブームといえる状況が現出した。H2はボディが大きいのは間違いないが、寸法を見ると、アメ車としては実は規格外の大きさではない。全長は5メートルちょっとだし、車幅も2メートルを少し超える程度だ。幅から言えばフルサイズピックアップトラックのデューリーの方が大きい。しかし昨今の空力・効率を重視した曲面ボディのクルマたちに比べると、この四角いデザインでこの寸法をフルに使っているので、実車を目の前にするととにかく大きく見える。大きく見えるのにはディテールデザインも要因のひとつ。この軍用車両をルーツに持つディテールには有無を言わせぬ威圧感があるのは確かで、こんなクルマが道の向こうから走ってきたら誰でも避けてしまうのは無理からぬことだ。これだけ大きなH2なので、重量も約3トン。発売当初の搭載エンジンは320psの6ℓV8でトランスミッションは4AT。これは当時のGMのフルサイズSUVとしては当然ながら最高のスペックだった。そのおかげで、走ってみて「重すぎる」という感覚はなかった。だが、軽くもないのは確かで、その分、ブレーキは前後ともベンチレーテッドディスク+デュアルピストンキャリパーが用意されていた。また実はH2にはアメリカ本国のカタログにも燃費の記載がないのだが、これは、重量が大きいことから大型トラックと同じ扱いになり、乗用車には必ずEPA(米環境保護局)が計測した燃費を提示しなければならないという規制の対象外だからということである。その部分ではやはり「規格外」だったということだ。H2は2008年モデルでフェイスリフトを行なう。搭載エンジンは6ℓ→6.2ℓへと拡大、最高出力は320→398psへと向上した。関連してフロントグリル開口部が拡大され、トランスミッションも4AT→6ATへ換装、室内に置かれていたスペアタイヤはバックドアの外に配置され、3列シート選択時の乗車定員は6名→7名へと増えた。これらによって商品力は大きく向上した。しかしながら、2009年のGM経営破綻によってハマーブランド自体の廃止が決まり、惜しまれながらも姿を消すことになった。

2003 HUMMER H2

2004 Hummer H2

2005 HUMMER H2

2006 HUMMER H2[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

2008 Hummer H2 Type G Specifications
全長 5170㎜
全幅 2060㎜
全高 2010㎜
ホイールベース 3120㎜
エンジンタイプ V8 OHV
総排気量 6.2ℓ
内径×行程 103.2㎜× 92.0㎜
圧縮比 10.5 : 1
最高出力 398ps/ 5700rpm
最大トルク 57.4kg-m / 4300rpm
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量 121ℓ
変速機 6AT
駆動方式 2 スピード電子制御フルタイム4輪駆動
サスペンション前 ダブルウィッシュボーン+トーションバースプリング
サスペンション後 5リンクリジッド+エアスプリング
ブレーキ前後 ベンチレーテッドディスク・2ピストン
ホイールサイズ前後 17 × 8.5J
タイヤサイズ前後 LT315/70R17

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”H1 1992-2006″][vc_column_text]2004 Hummer H1

AMゼネラルから「HUMMER」という車名で発売されていたが、GMが権利を買い取ってH2を発売する際に「H1」という車名が与えられた。全長は4686㎜と5メートルを切るが、全幅はH2よりも大きい2197㎜。しかしながら室内が広いわけではなく、運転席と助手席の間には張り出しが大きく存在する。4輪駆動だが4輪独立懸架で、ドライブシャフトがホイールハブからオフセットしているハブリダクション機構を採用してグランドクリアランスを大きくしている。もとになった軍用車両であるHMMWV(高機動多用途装輪車両)が砂漠地での使用を前提としたもので、トレッドが広く、オーバーハングは小さく、車高は低くという要件を満たす設計になっている。エンジンはディーゼルが主力で6.2~6.6ℓがあり、GMの5.7ℓV8ガソリンも積まれた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”H3 2006-09″][vc_column_text]2006 HUMMER H3

H2が売れたからH3というのはセオリーどおりだが、こちらはGMのミドルサイズピックアップトラックをベースとして設計された。このH3になっても「HUMMER」としてのアイデンティティを貫いているのはさすがで、どこから見てもハマーの一員である。走ってくるのを遠くから見ると、H2かH3か分からないほどだ。エンジンは当初は3.5ℓ直5だったが2007年モデルで3.6ℓ直5へと拡大され、2008年モデルでは5.3ℓ V8も追加された。こちらもアメリカ本国での発売からほどなく日本への正規輸入が開始された。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”CUSTOMIZED MODELS”][vc_column_text]

無数にあるH2カスタム

ここにあげたのはほんの一例である。H2は発売当初からカスタマイズの勢いも強く、大きなボディを目いっぱい派手に着飾ったものが多数製作された。ホイールの大径化に拍車をかけたのもH2効果で、26インチまでは難なく入るH2をターゲットに30インチ、32インチなどのホイールも製作された。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]もともとカイザー・ジープ・コーポレーションの軍・政府用車両部門がAMゼネラルの起源であり、後にジープと分かれて軍・政府用車両専門のメーカーとなった。つまり、言ってみればジープとハマーは同じメーカーだったのだ。AMゼネラルはHMMWV(ハンビーと発音、Humveeと綴る)を開発してアメリカ軍に採用され、その民生用モデルとしてHUMMER(後のH1)を発売した。その後、1998年に「HUMMER」のブランドネームをGMに売却。その後はGMがHUMMERのプロモーションを行ない、H2をデビューさせた。「HUMMER」「H1」「H2」はGMの登録商標だが、「Humvee」はAMゼネラルの登録商標だ。H2はH1と同様にAMゼネラルの工場で製造されたものがGMディーラーで発売された。その製造体制はハマーブランドの廃止まで続けられた。H2とH3には、H1と同様に車体後部にオープンデッキを持つトラック型のバリエーションも持つ。「H2 SUT」および「H3T」である。H2のトラックは3列目シート部分をオープンデッキ化したものだが、H3TはH3のホイールベースおよび全長を伸ばしてリアデッキを確保したもので、積載性はH3Tの方が高い。現在の日本での状況を見ると、H1、H2、H3はそれぞれにユーザーがいて、中古車としての流通も続いている。多くの並行輸入業者によってサービスも問題なく行なわれている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

【シボレータホ / シボレーサバーバン】フルサイズSUVブームの主役となったGMの兄弟車たち

2018 Chevrolet Tahoe RST

CHEVROLET TAHOE/SUBURBAN(シボレータホ/サバーバン) 1953-82y, 84y-

American Cars Best20

シボレーのフルサイズSUVにはそれぞれGMCブランドの兄弟車があり、それらを合わせただけでさまざまな選択肢がある。そのことがフルサイズSUVブームを支えてきたという面もあるし、その後のプレミアムSUVの展開にもつながったのである。

2015 Chevrolet Tahoe LTZ

2015 Chevrolet Tahoe LTZ

2015 Chevrolet Tahoe LTZ 5.3L V8

シボレーのフルサイズSUVとして日本でも人気の高いタホとサバーバンは、シャシーコンポーネンツや内外装パーツを共用した兄弟車である。違いはホイールベースと全長。2018年モデルの全長で比べると、タホが5179mm、サバーバンは5700mmなので、その差は521mm。その分、サバーバンは室内の荷室スペースが広くなっている。両車とも3列シートを持つので乗車定員は同じだが、SUVとしての積載性が違うということだ。

なお、この2車にはGMの他ブランドにも兄弟車がある。タホの兄弟車としてGMCユーコン、ユーコン・デナーリ、キャデラック・エスカレードがあり、サバーバンの兄弟車としてはGMCユーコンXL、ユーコンXLデナーリ、キャデラック・エスカレードESVがある。これらはブランド、デザイン&ディテール、装備内容などが異なるので価格も違うが、クルマ自体としての基本設計は同じと言えるものだ。シボレーとGMCのバリエーションについては、下に写真を並べたので参照してほしい。エスカレードについては別にページを設けたのでそちらをご参照いただきたい。ここからはタホを中心に話を進める。

タホ/サバーバンの現行モデルは2015年型から。タホとしては第四世代、サバーバンとしては第十二世代となる。この食い違いは両車の成り立ちが異なるためで、次ページではもう少し詳しく解説する。現行型のフェイスは、世界的なデザイントレンドでもあるアバンギャルドな路線に沿ったものになっているのが特徴。

2018 Chevrolet Tahoe RST

2018年モデルで新たに追加されたのが、このページでメインの外観写真として使用したRST。タホとサバーバンの両方に設定されたもので、LTまたはプレミアをベースにクロームメッキの加飾を廃してスポーティなイメージを高め、ボウタイを始めとしたエンブレムはブラックで統一、フロントグリルもブラックとなる。ホイールもカスタムシルバーアクセント付きのブラックで22インチが装着される(標準のLTは18インチ、プレミアは20インチ)。

ここからはタホのみのオプションとなるが、RSTには420hpの6.2ℓV8エンジンと10速AT、マグネティックライドコントロールがセットになった「6.2ℓパフォーマンスパッケージ」が用意された。さらにオプションでボーラ製パフォーマンスエキゾーストシステム(7~10hpのパワーアップが見込める)、ブレンボ6ピストンフロントブレーキキットも用意されている。

RSTはラリー・ストリート・トラックの頭文字で、6.2ℓエンジンがタホに搭載可能となったのは今回が初めて。さらに10ATもカマロZL1に続いてシボレーブランドで2番目の採用となる。なお、兄弟車のGMCユーコンシリーズでは、2017年モデルで6.2ℓV8エンジンと10ATがラインナップされていた。やはりシボレーよりGMCの方が上級ブランドであるという位置付けは生きているのである。

アメ車は大きい方が良いというファン心理な根強いものがあるので、フルサイズSUVは今も多くのオーナーがいる。ただ日本人の経済状況もあって、国内の需要の中心は新車よりも中古車にある。現行モデルは今も珍しい存在であるのは間違いない。

2018 Tahoe Custom Edition

2018 Chevrolet Suburban

2015 GMC Yukon SLT

2017 GMC YukonXL SLT

2017 GMC Yukon XL Denali

2018 GMC Yukon Denali

2018 Chevrolet Tahoe RST 4WD Specifications
全長 5179㎜
全幅 2045㎜
全高 1890㎜
ホイールベース 2946㎜
トレッド 前 1745㎜/後 1744㎜
重量 2554kg
エンジンタイプ V8 OHV
総排気量 6.2ℓ
内径×行程 103.25㎜× 92.0㎜
圧縮比 10.0 : 1
最高出力 420hp/ 5600rpm
最大トルク 63.6kg-m / 4100rpm
燃料供給装置 高圧直噴インジェクション
変速機 10AT
EPA燃費 市街地5.9㎞ /ℓ/高速9.3㎞ /ℓ
サスペンション前 ショートロングアーム・コイルスプリング
サスペンション後 5リンク・コイルスプリング
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後 ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ前後 P285/45R22

CHEVROLET TAHOE【シボレー・タホ】
Blazer 1969-94

Blazer 1969-94

タホの前身。GMCにはジミーという兄弟車があった。ブレイザーの時代からサバーバンのショートバージョンという位置付けは同じだったが、ブレイザーには2ドアしかなかった。1983年モデルからS-10ブレイザーが発売されたが、こちらはコンパクトSUVだった。

1st Generation 1995-99

1st Generation 1995-99、タホ、TAHOE

1992年型でモデルチェンジし、GMCジミーはユーコンと名前を変えたが、ブレイザーは94年型まで継続。1995年モデルになって4ドアが追加され、大ヒットする。この時に車名をタホと改めた。同時にS-10ブレイザーは単にブレイザーと名前を変えた。

3rd Generation 2007-14

3rd Generation 2007-14、タホ、TAHOE

10thサバーバンの次の世代にあたるタホがこれ。アメリカ本国でフルサイズSUVが売れに売れた時代で、潤沢な開発費を背景に、アメ車の機械としての信頼性が格段に向上した時期でもあった。

CHEVROLET SUBURBAN【シボレー・サバーバン】
1st Generation 1935-36

1st Generation 1935-36、サバーバン、SUBURBAN

初代サバーバンは第二次世界大戦前に誕生した。2ドアのみではあったが当初から3列シートを採用しており、大人数を収容するための1 台として活用された。搭載エンジンは直6のみで、最高出力は60hpという記録が残っている。

8th Generation 1973-91

8th Generation 1973-91、サバーバン、SUBURBAN

この世代の後半は日本がバブルの時期でもあったため、サバーバンも一定の数が日本に輸入されるようになっていた。ただし正規輸入はヤナセによるブレイザーのみで、サバーバンはすべて並行輸入だった。搭載エンジンは5.7ℓ V8が圧倒的に多かった。

10th Generation 2000-06

10th Generation 2000-06、サバーバン、SUBURBAN

日本でもまさにアメ車ブームと言えた時期のモデルがこれ。ただし価格の問題とデザイン的な好みの問題で、こちらよりも先代型の人気が高く、それは今に至るまで続いている。搭載エンジンは5.3ℓ V8が主力となった。

CUSTOMIZED MODELS
リフトアップ系

これまでに本誌を飾ったタホ/サバーバンのカスタマイズカーたちである。やはりフルサイズSUVはリフトアップするだけでもっと大きく見えるようになり、そこにボディワークやオーバーフェンダーなどのパーツ、ホイール&タイヤのアレンジを加えると数多のバリエーションが生まれることになる。乗って走っていて気分が良いのもリフトアップカスタムの大きなメリットである。

ローダウン系

SUVでも車高を下げるカスタムは大アリで、ベースがフルサイズになれば、見る人に大いなるインパクトを与えることも可能だ。スラムド(ボディの着地)にこだわるか、ボディカラーやペイントにこだわるか、最近はホイールのカラーリングだって自由にできるので、まさにカスタムはアイデア次第だ。フルサイズSUV はボディが大きいので、そこをどう使うかで仕上がりが大きく違ってくるのが楽しいところだ。


タホもサバーバンも、GMのトラックシャシーを使っていたのは共通していたが、そのコンセプトはまったく違うところからのスタートだった。

サバーバンはその名前が示すとおり、大家族がレジャーで郊外に出かけるための足となるべく造られた。大人数を乗せて当時の田舎道を行くには、頑丈なトラックのシャシーが適していた。ピックアップトラックにはオープンデッキではないクローズドボディのバンがあったが、これに荷物ではなく人を積むという発想からできたものだった。

一方のタホ(の前身のブレイザー)は、多くの人を乗せることなどまったく考えておらず、むしろ一人かせいぜい二人で乗って、アメリカの国土のほとんどを占めるオフロードを走って楽しむためのクルマとしてスタートした。だからかつては以前のジープのように幌屋根のコンバーチブルも用意されていた。こうした用途を考えても、耐久性の高いトラックのシャシーを使うのが適していた。

やがてアメリカ国内のレジャー市場が成熟してくると、サバーバンのユーザーとタホ(ブレイザー)のユーザーが近づいてきたのだった。その結果、もともとが同じフルサイズピックアップトラックのシャシーを使っていたこともあって、現在のようにこの2車も似たものになってきたというわけである。それでも、パーソナルに使うには限界に近いサイズを持っているため、この2車のファンはある程度のすみ分けができている。


http://www.chevrolet.com


■Text|アメ車MAGAZINE

アメ車マガジン 2018年 3月号掲載

キャデラックを見事に復活させた プレミアムSUVのトップランナー キャデラックエスカレード

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”American Cars Best20
CADILLAC ESCALADE(キャデラックエスカレード)
1999-2000, 2002y-“][vc_column_text]1990年代、キャデラックブランドはすでに「オジサン」たちのものでしかなくなっていた。しかし、ライバルのリンカーンが見出した新たなマーケットに対して投入されたエスカレードによって、結果的にキャデラックは息を吹き返すことになった。

2017 Cadillac Escalade Platinum

2017 Cadillac Escalade Platinum

2017 Platinum

2017 Platinum

6.2L V8 OHV[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]キャデラック・エスカレードは本誌の読者ならご存知のとおり、高級SUVの代名詞的な存在になっている。かつて、アメリカ人のレジャーの足といえば、ステーションワゴンでありピックアップトラックベースのゴツい4WDであったりしたが、いまや乗り心地もよく、ゆったり広々快適なSUVがそれに取って代わっている。レジャーの足としてだけではない。むしろ日常の足として、SUVはアメリカ人になくてはならない存在になった。そんなSUVの高級路線のトップランナーとして位置しているのがエスカレードなのだ。エスカレードの現行モデルは2015年モデルからの第四世代。先代モデルからその兆しはあったものの、現行モデルでは正規輸入車の新車価格も上級グレードのプラチナムになると1360万円となり、言ってみれば国際的には安さが売りだったアメ車としては完全に一段階上の存在になった感がある。そのため当然、限られた人にしか手の届かないものとなっているのは間違いなく、今の日本国内では、近年になって漸増していると言われるプチ富裕層がターゲットとなっている。しかしそれだけに、実際に乗ってみるとその高級車ぶりは圧倒的なものであって、世界的に細部にこだわるので有名な日本人の目から見ても、仕上がりに文句の付けようがない。かつてのアメ車は、内装においても外装においてもパーツとパーツの合わせ目には大きなスキ間が空いていたり、ズレていたりするものを平気で売っていたものだった。むしろそれが「味」であるなどと言ってはばからないファンたちに支えられていた面があったのも確かである。しかし現在のエスカレードにはもはやそんなところは探しても見つかることはなく、その精度の高さは誰が見ても「一級品」と評価できるものだ。内外装の仕上がりだけではない。最新の自動車としての機能にももちろん抜かりはないのだ。スタートボタンによってエンジンを始動させても室内には振動もなく騒音もない。むしろエンジンがかかっていないのかと勘違いしてもう一度スタートボタンを押しそうになって、タコメーターを見て慌てて思い直すくらいだ。かつてアメ車について言われた「デカい、うるさい、燃費悪い」のうち、「うるさい」についてはまったく当てはまらない。それが走り出してからも同じなのだ。2.5トンを大きく超える重量を持つエスカレードだが、加速はスルスルと非常にスムーズ。あまりにもスムーズなのでスピード感がなく、一般道でも高速でも、スピードメーターを見ていないとアッという間に法定速度を超えている。これは、6.2ℓV8エンジンと8速ATのマッチングが非常に良いということでもある。注意していないと変速にも気づかないほどである。もちろん運転している時だけでなく、助手席や後席に座っている時でも快適度は高い。セカンドシートの足もとも広く、このユッタリ感はセダンにはないもの。SUVが選ばれるのには理由があるのだ。上級グレードのプラチナムなら前席ヘッドレストの後ろ側にDVDプレイヤー用のモニターも標準装備となる。これはもうリムジン感覚である。乗り心地が良いのはマグネティックセレクティブライドコントロールのダンパー制御によるものでもあるし、アクティブフューエルマネジメントによって低負荷運転中には8気筒のうち4気筒を休止させて燃費性能を高めるなど、高級車としての先端装備も用意されている。どこから見てもスキのない超高級SUVとして仕上げられたのが最新エスカレードなのだ。

2017 Platinum

2017 Platinum

2017 Platinum

2017 Platinum[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

2017 Cadillac Escalade Platinum Specifications
全長 5195㎜
全幅 2065㎜
全高 1910㎜
ホイールベース 2950㎜
トレッド 前 1745㎜/後 1745㎜
重量 2670kg
乗車定員 7名
エンジンタイプ V8 OHV
総排気量 6.2ℓ
内径×行程 103.2㎜× 92.0㎜
圧縮比 10.0 : 1
最高出力 426ps/ 5600rpm
最大トルク 63.5kg-m / 4100rpm
燃料供給装置 電子式燃料噴射(筒内直接噴射)
変速機 8AT
サスペンション前 ダブル ウイッシュボーン・コイルスプリング
サスペンション後 5リンクリジッド・コイルスプリング
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後 ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ前後 P285/45R22

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1st Generation 1999-2000″][vc_column_text]

リンカーン・ナビゲーターの大ヒットに急ぎ対応するために造られた初代エスカレード。その実態はGMCユーコン・デナーリのバッヂエンジニアリングであって、インテリアにわずかな変更を加えたのみ。それでもこれがかなり売れた時代だったのである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2nd Generation 2002-06″][vc_column_text]

間に合わせの急造モデルだった初代エスカレードに対して、こちらは当初からキャデラックとして企画されたもの。これが爆発的に売れたのはご存じのとおり。日本にも相当数が輸入され、改めてキャデラックブランドの認知を高めたモデルでもあった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”3rd Generation 2007-14″][vc_column_text]

アメリカ本国のSUVブーム、それもプレミアムSUVブームの牽引車となったエスカレードの第二弾は、潤沢なコストをかけて贅沢に造られた。時期的にアメ車の電子制御技術が一段階進んだのと重なったこともあって、自動車としての品質が格段に上がった印象だった。先代モデルよりもボリューミーなスタイリングはプレミアムSUVの豊かさの象徴のようにも見え、今でもそうした「豊かなアメリカ」のイメージを求めるファンからは厚い支持を受けている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”CUSTOMIZED MODELS”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ド派手なカスタムも多数

エスカレードは車両価格自体が安くはなく、ある程度の上級者によるカスタムが多い。そのため、カスタムメニューが多岐にわたるだけでなく、カーショーに出して見てもらう、あるいは賞を狙うために造られたものも多い。それこそ無数に造られたと言ってもよいエスカレードのカスタムにはド派手なものが多いのが特徴だ。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1990年代初頭からのアメリカ国内におけるSUVブームは勢いがあり、すべてのSUVが販売台数を伸ばしていた。そんな中でキャデラックブランドのSUVという企画が持ち上がり、準備が進められていた。そんな矢先、リンカーンが突如として「ナビゲーター」というフルサイズSUVを、1998年モデルとしてリリースした。フォード・エクスペディションをベースとしたものだったが、内外装はすっかりリンカーンとしての風格を備えたもので、発売と同時に大ヒットモデルとなった。キャデラックディーラーたちはGMに対して一斉にキャデラックブランドのSUVを求める声を上げたが、それほどの市場の盛り上がりを予想していなかったGMでは、すぐに新型SUVをリリースできるほどの準備ができていなかった。そこで、シボレー・タホよりも上級な位置づけのGMCユーコンに、さらに上級なバージョンとして「ユーコン・デナーリ」を追加設定、それをベースとした初代エスカレードをキャデラックブランドのSUVとしてリリースした。しかしそんな状況だったので、分かっていたとはいえ、ナビゲーターの人気には及ばなかった。しかしながら2002年モデルとしてスタートした第二世代(実質的には最初のエスカレード)はナビゲーターをもしのぐ大ヒットモデルとなり、ここに本格的なプレミアムSUVブームが幕を開けたのだった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]http://www.cadillacjapan.com

■Text|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

本国“ワイドボディキング”と結びつけるAZRコネクション【アズールモータリング】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”American Cars Best20
DODGE CHARGER”][vc_column_text]2017年開催のAMZにエントリーし、セダン部門のアワード「The Finest Sedan」を見事に受賞したワイドボディチャージャーは、人を惹き付ける不思議なチカラを持っている。[/vc_column_text][vc_column_text]Main_01[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”アメリカ本国の匠TOPO氏のワイド化”][vc_column_text]美しいメタリックブルーのボディカラーに、ド級の迫力ワイドボディ。この12年型チャージャーは、「AZR」ことアズールモータリングが取り扱い、現オーナーである「しんちゃん」さんの手に渡った1台だ。そもそもこの1台は、アメリカ本国で「ワイドボディキング」と呼ばれるTOPO(トポ)氏がワイドボディ化カスタムを施したもの。それを親交の深いAZRが直輸入してショップで展示し、しんちゃんさんが見つけてひと目惚れ。海外のカスタムショーを詳細にチェックしている人や、アメリカ本国のカスタムに詳しい人ならば、TOPO氏の名や、凄さ、プロダクトの見事さを知っているはずだ。しかし、TOPO氏は世界的な宣伝に、それほど力を入れていないのだろう。日本での知名度が高いとは表現しにくい。どれほど素晴らしいプロダクトでも、機会がなければ知ることはできない。そこで頼りになるのがAZRに代表される、世界的に活躍するカスタムショップというわけだ。AZRは自社でオリジナルブランドを持ち、積極的に海外のカスタムショーにも出展している。また、そうして自社のPRをするだけでなく、海外で活躍する職人たちにも注目し、モノが良ければ日本のユーザーと繋げてくれる。この1台が好例である。

_HMP1146[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”オーナーの生活に充実を与えるクルマ”][vc_column_text]チャージャーのオーナーであるしんちゃんさんは、セダン系を愛するアメ車乗りだ。彼のカーライフはセルシオから始まりクラウンと続いたが、アメ車をカスタムして愛用していた先輩の影響を受け、先代の黒チャージャーに乗り換え。そして先輩に倣ってフルエアロ、レグザーニホイール、内装張り替えを施し、自分なりの仕上がりで愛用していた。やがてAZRでこのブルーのワイドチャージャーを見つけ、ビビッと来たことを機会に、前チャージャーからチャージャーへ買い換えた。購入時点でほぼ写真の状態だったため、手を加える必要はなかった。自身としてはサブウーファーを積んだぐらい。購入から3年が経ち、しかしそれでも飽きないと、しんちゃんさんは満足そうな表情を見せる。取材日に同席した高校時代からの友人、りょうちゃんさんは、以前はカマロを愛用していた。もう1人のみきてぃさんは、以前はシボレー・HHRを愛用していたが、実はマグナムが好きなのだと話す。この2人をはじめ友人との親交にも、チャージャーがひと役買ってくれたとしんちゃんさん。そして今年3月には、みきてぃさんと結婚!ただし結婚を機会に、節約目的でチャージャーを手放すと、しんちゃんさんは寂しそうに語る。いつの日か、夫婦揃ってアメ車に乗る日を夢見て。

Main_02[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_HMP1153

フォージアートの24インチホイールをインストール。フランジ部分はボディカラーと同色系でペイントし上質感が高まる。ブレーキはCSDで、フロント6、リア4ポッド。どこから見ても「トータルコーディネートされている」ことが一目瞭然だ。

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アメリカ本国で「ワイドボディキング」と評価されるTOPO氏が手がけたワイドボディカスタムが施されている。パーツ構成はフロント、サイド、リアの3点セット。完成度の高さは折り紙付きで、最初からこういうクルマだったと見紛うほど。

 

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ブラック&ホワイトのインテリアはダイヤモンドステッチでルーフ部分はアルカンターラという組み合わせ。婚約者のみきてぃさんも「かわいい」と評価。トランクのサブウーファーケースは自作。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_HMP1231

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カークラブ「パラベラム」のメンバーでもある、チャージャーオーナーの「しんちゃん」(左写真の中)さん。同メンバーだった「みきてぃ」(左写真の左)さんとは2018年3月に挙式予定。高校からの友人で元カマロ乗りの「りょうちゃん」(左写真の右)さんも取材を見学。

■取材協力
AZZURRE MOTORING

■所在地/愛知県豊明市沓掛町小廻間16-422
■TEL/0562-95-0678
■営業時間/10:00~20:00
■定休日/月曜日
■URL/http://azzurre-motoring.com
■E-Mail/ info@azzurre-motoring.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■写真&文/加藤山往(ハチメガプロダクション)[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]