ホットロッドカスタムショー2017 ニッポンのHotなアメ車カルチャーがここに集結!!

[vc_row][vc_column][vc_column_text]ホットロッドカスタムショー2017、パシフィコ横浜

26th Annual Yokohama
HOT ROD CUSTOM SHOW 2017
AT PACIFICO YOKOHAMA SUNDAY DECEMBER 3,2017

益々人気 沸騰! ホットロッドカスタムショー

アメリカから有名車や著名ビルダーがゲストとして来日するアメリカンカルチャーを体感できるアメ車界で最重要イベントが「ホットロッドカスタムショー」だ。アメ車ファンだけでなく、カーガイならば絶対に外すことのできないビッグイベントだ。26回目となる今回は、これまでに以上に濃い~内容で熱く開催。 国内最大級のインドアショーとあって来場者も世界中から押し寄せたのだった![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

日本から世界へ発信するカスタムの祭典HCSは今回もハンパなく熱かった!

アメ車をテーマにするイベントは、近年ではモデルのスタイルやカスタムのアプローチ毎に細分化されるなど、様々なスタイルで数多くのイベントが全国各地で開催されている。他との差別化を図るように出展車のスタイルや趣旨を基準に選択肢が広がり、イベント数が増加傾向にあることはファンにとって有り難い。とはいえ、増加しているが故に、開催日がバッティングしたり、日程や開催地によっても、どのイベントに足を運ぶか選択する必要がある…。そんな中でも、HCS(Yokohama Hot rod Custom Show)は、国内最大級のインドアショーとして、トップレベルのショーカー&バイクが大量に出展されるだけでなく、アメリカの有名車&著名ビルダーなどがゲスト来日することで、アメリカのRod & Customをリアルに体験することができる点でもポイントが高い!

2017年で開催26回目と歴史も古く、海外での知名度も高いため、海外からの来場者も年々増え続けており、会場内は特有のインターナショナルなムードとなり、異国感を味わえるのも楽しい。スワップミートやベンダーブースにも海外からの出展者が増えており、イベント限定品が販売されるなど、ショッピングのためだけで十分魅力的なイベント。ピンストライパーのブースも最大級で充実しており、ショーの合間にはライブパフォーマンスも味わえるなど、アメリカンなカーショーにおいてはアジア圏では最大かつ最重要なイベントとして絶対に外せない存在なのだ!  それだけに、まだ未体験という人は、何を差し置いても「HCS」に足を運ぶことをオススメする!

0S7A1254

とにかく会場内もその周辺も、来場者で溢れかえっていた。海外からの来場者も年々増えており、様々な言語が飛び交っており、もはや日本ではないかのような錯覚に陥るほど。また出店ブースがバラエティに富んでいるのも人気の理由となっているのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]来場者数が増加する中、開場前の早朝から長蛇の列となり、今年は対応策としてこれまでAM9時だった開場時間をAM8時に繰り上げてのスタート。そして、イベントの目玉の1つでもある海外ゲスト&ショーカーによるライドイン(自走による入場)でのっけからイベントは大盛り上がり。出展車両をじっくり見て回るだけでも丸一日が必要なほどボリュームがあるうえに、スワップミートやベンダーブースの出展数も膨大なのだ。アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアなど海外からの出展者による特設エリアまで用意された。イベント限定商品も数多くリリースされ、人気のアイテムを入手するには長蛇の列に並ぶ必要もあったほど…。中でもVANSとMOONEYESとのコラボによるシューズのブースでは、VANSの代表であるスティーブ・ヴァン・ドーレン、そして、アイコン的存在のレジェンド・スケーター、スティーブ・キャバレロによるサイン会が行なわれ、大盛況となった。

その他にも、全国のピンストライパーが集結する特設ブースや、ColorThe Temptationのタイトルによるアートピースの展示&コンテストや、ステージだけでなく、ブースにおいてもバンドによるライブ演奏が行なわれるなど、アメリカンなカーカルチャーにどっぷり浸れる最良なイベントとなっている。

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1971 Chevrolet Camaro

1971 Chevrolet Camaro、1971 シボレーカマロ

ターボで武装したLSモーターに6速マニュアル

ターボで武装したLSモーターに6速マニュアルを組み込んだストリートカーにおいて最新かつ最強ともいえるパワートレーンを移植した本気のマッスル。サーキット走行を踏まえてTRANS-AMレースを意識したアプローチでフィニッシュ。シンプルながらも抜群のプロポーションでカマロ本来の魅力が最大限に発揮され見事“Best of ’70s”を受賞。製作は本誌連載コーナー:マスタングスプーキーにも登場する「フォーティーエイト」によるもので、ベース車の入手からダイノマシンでのチューニングはアメリカにて行なった。

 

1932 Ford 3W Coupe

1932 Ford 3W CoupeボンネビルなどでSCTAが主催するランドスピードレース参戦車両として製作されたMOONEYES Special CompetitionCoupeがオーナーと共に来日。レースカーながらストリートロッド的なクールかつクリーンな仕上りが魅力的な32年型フォード・3ウインドー・クーペ。レースカーとあってライドインは見合わせた。

 

1967 Dodge A108

0S7A1563 キャブオーバーのDodgeというとA100に人気が集中する中、コチラはロングの108をベースにスラムドという大技を投入している。

 

1968 Dodge Charger 440RT

0S7A1104グッドイヤー・ポリグラスGTを組み込んだスチールホイールを装着するなど、オリジナルに拘って細部まで徹底的に美しい仕上げでオーラを放つチャージャー。

 

1976 Cadillac Eldorado

0S7A1126 スラムドによるガッツリと低い車高スタンスによって巨大なボディならではの迫力あるロー&ワイドな魅力的なプロポーションが際立つエルドラド。

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1932 Ford Model B 5w Coupe

1932 Ford Model B 5w Coupe映画『アメリカン・グラフィティ』の劇中車であると同時に、世界一有名なストリートロッドでもある“グラフィティクーペ”のトリビュート。もしもミルナーがブロアーを装着したらこうなったであろうというコンセプトで製作。そのため、スーパーチャージャーによる水温の上昇を踏まえグリルはカットせず、ラジエターも含めストックのサイズで装着。小ぶりなグリルによるアンバランスさも本家ならではの特徴だが、それ以上にバランスの良いルックスが魅力的。“Best Street Rod”受賞車。

 

1959 Chevrolet El Camino “KERMIT”

0S7A1342ショーロッド全盛期のシックスティーズらしいラディカルなアレンジがポイント。ベッドを切り詰めながらも絶妙なスタイリングを確保。ビルダー兼オーナーのA・クラーク氏と共にゲスト来日したのだ。

 

1955 Chevy 210

1955 Chevy 210 ドラッグレース&ストリートで活躍するリアルなプロストリート。極太タイヤを飲み込むプロポーションが魅力大。キャブからEFIにアップデート。

 

1975 Chevrolet El Camino

1975 Chevrolet El Camino歴代エルカミーノの中でニッチな存在の75年型だが、専用のシェルの装着による独創的なフォルムで魅力を放つ。内外装共にストックを美しくキープしオリジナルの魅力を発揮しつつ、パッセンジャー用のラリーホイール&ホワイトリボンタイヤがアクセント。

 

1932 Ford Roadster

1932 Ford Roadsterデュースにおいては異色ともいえるセブンティーズスタイルを落とし込みながらクールに纏まった秀作。オーナーは女性フリーライターのレミさん。彼女自身で大半をガレージビルドしたという力作なのだ。

 

1932 Ford 3W Coupe

1932 Ford 3W Coupe32年型FordモデルBの生誕85周年を記念してDeuceだけの特設コーナーに出展された32台中ベストとされた受賞車。秀作の多い中でも、国内にて手掛けショークオリティーでフィニッシュしている点でポイントが高い。走りに特化するマニュアル車なのも◎!

 

1963 Ford Econoline

1963 Ford EconolineM2からダイキャストミニカーがリリースされるほどの有名車“VAN GO”もゲスト出展!パネルVANならではのシンプルでスクエアなボディの魅力が際立つスラムドっぷりはお見事。ミッドセンチュリー感あふれるレトロモダンなインテリアも秀逸。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ホットロッドカスタムショー2017
HCSでは毎年特定のモデルやスタイルにスポットライトを当て、特設エリアにてフィーチャーしている。2017年は、生誕85周年となる“デュース”こと1932年型FordモデルBを取り上げ、“Taste of Deuce”のタイトルでフィーチャー。ストリートロッドきっての人気モデルながら、32台ものデュースを一堂に見れる機会は日本国内ではHCSくらいだろう。

それと同時に“Gracious Pickups”として59~87年にラインナップされたGMのセダンピックアップ、エルカミーノもフィーチャー。様々なスタイルでアレンジされた歴代エルカミーノを見る事で、各年式ごとの魅力を再確認できた。テーマに見合うデュースとエルカミーノがそれぞれ1台ずつアメリカからのゲストとしても来日&出展された。その他のゲストには、”VAN GO”ショーネームでお馴染みの有名車、63年型エコノライン・パネルバンと、巨匠ギーン・ウィンフィールドが手掛けた “InvisibLeSabre” こと65年型ビュイック・ルセーバも出展。アメリカのショークオリティの仕上りの美しさや丁重なディテーリングもじっくりとチェックできたのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1970 Chevrolet El Camino

1970 Chevrolet El Camino“Gracious Pickups”のタイトルでフィーチャーされたエルカミーノ専用エリア出展車。セダンをベースとしたピックアップとしてどちらの良さも兼備えるエルカミーノの中でも、マッスル指数の高い70年型に見合うレストモッド的なアプローチでセンスよくまとめた秀作。ファクトリーのカラースキムを採用してストックの魅力を活かしながらも、ラージリムを違和感なく収めたバランスの良さも魅力。最大級の454エンジンを搭載する454SS仕様。

 

1969 Dodge Coronet Super Bee 440 SIX PACK

1969 Dodge Coronet Super Bee 440 SIX PACK北海道のショップながらも全国各地のイベントに積極的に参加するマッスルトリップからは、Moparのみで6台も出展。この個体は、いそうでいないオリジナルA12パッケージの4MT車。ポテンシャルではHEMIカーをも凌ぐメーカー純正ストリートファイター。

 

1932 Ford Woodie Station Wagon

1932 Ford Woodie Station Wagon ハイテック・スタイルでまとめたシンプルながらも完璧なプロポーションでズバ抜けた魅力を持つウッディワゴンのデュースの傑作とされる超有名車! BOYDSをはじめ、T・テイラー、R・ブリジオ、D・フィンクなど、各界の巨匠が携わり80年代に構築。

 

1928 Ford Model A Roadster

1928 Ford Model A RoadsterアーリーA(28~29年型)においてもグリルをデュース用にアレンジするのがお約束となっている中、ストックのグリルをキープし本来の魅力を保持する貴重な2台。

 

1968 Chevrolet C10

1968 Chevrolet C10外装はいわゆるパティーな状態ながらも、エンジンは近年のGMで主流のLSシリーズに換装しキッチリとアップデートというアメリカ的アプローチののC10。

 

1938 Ford Convertible

1938 Ford Convertibleアールデコ調のエレガントなスタイリングが特徴的な38年型フォードのキャラクターに見合う上品かつクールに仕立てた王道的カスタム。

 

1977 Dodge Street Van

1977 Dodge Street Vanマルチグラフィックや、アミューズメント感覚のグルーヴィーなインテリアが如何にもな往年カスタムVANの人気は完全に定着しており、フルサイズVANのスペシャルショップのDEEZ制作車を筆頭に、毎年数台がエントリー。アメリカでも当時タイムリーではなかった世代を中心に注目度が高まっている。チョッパー同様にムーブメントとなった当時のカルチャーも含めて楽しまれており、日本国内の動向を察知するアメリカの専門誌やクラブメンバーも来場していた。

 

1970 Plymouth Satellite

1970 Plymouth Satelliteマッスル系同型車のワゴンをベースにHot Rod的アプローチでアップグレードした傑作車。スコッツ製ホイールの装着にもセンスが光るBest Muscle Car受賞車。

 

1965 Buick LeSabre “InvisibLe Sabre

1965 Buick LeSabre カスタム界の巨匠、G・ウィンフィールと共にゲスト出展された”InvisibLe Sabre”。そのショーネームも抜群だが、光の加減で表情を変えるフェードペイントはお見事。

 

1934 Ford Tudor Sedan

1934 Ford Tudor Sedan花形のデュースの他、入手しやすいモデルAをメインに、こんな34のセダンなど、様々なモデルイヤーのストリートロッドがトレンドとなっているのだ。

 

1987 Chevrolet El Camino

1987 Chevrolet El Caminoエルカミーノ専用エリアに出展された26台中、角形4灯式の最終型は10台もエントリー。いわゆるクラッシクなモデルよりも部品の供給の少ないモデルイヤーながらも、ストックを意識して新車以上にクリーンな状態を保持する秀作揃いだった。

 

1932 Ford 5W Coupe

1932 Ford 5W Coupe日本にストリートロッドを持ち込んで仕上げのクオリティはストリートカー然としながらも、チョップトップの度合い、ライト&取付位置、フェンダーや車高プロポーションに関わるアレンジの絶妙なさじ加減によって、完璧なルックスを獲得している。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ホットロッドカスタムショー2017

ホットロッドカスタムショー2017ホットロッドカスタムショー2017ホットロッドカスタムショー2017ホットロッドカスタムショー2017ホットロッドカスタムショー2017ホットロッドカスタムショー2017ホットロッドカスタムショー20170S7A1117[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo◆Hiroshi Nose

Report◆Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

2018年モデルで次世代JLへ 最新技術を搭載したオフロード王 ジープラングラー

[vc_row][vc_column][vc_column_text]2018 Jeep Wrangler Unlimited Sahara
2018 Jeep Wrangler Unlimited Sahara

American Cars Best20
Jeep WRANGLER(ジープラングラー) 1944y-

唯一無二の存在は強い。ジープ・ラングラーはまさにそんな存在である。他にも似たようなことができるクルマはあるが、ここまでのレベルで実現できるものはない。ラングラーでしか行けない場所がある限り、人はラングラーを選ぶのだ。

2018 Jeep Wrangler Unlimited Sahara

2018 Jeep Wrangler Unlimited Sahara

2.0L ターボ[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]第二次世界大戦において、アメリカを含む連合国陸軍の足として存分に活躍した軍用車両「ジープ」。それを製作したのはもともと民間の自動車メーカーだったので、戦後にはそれを市販して儲けようというのは当然の流れ。それが技術の進歩に応じて有用なメカニズムや装備を追加しながら今にいたるまで続いてきたのがラングラーである。ジープと言えばこの形と言えるスタイルを頑固に守ってきた結果、今も誰もがジープだと認識できる姿を保っている。

その姿は単なる形ではなく、機能的に意味のあるものであるのがポイントだ。たとえばグランドクリアランス。カタログ上の最低地上高はタイヤサイズにもよるが約10インチ(約25㎝)。タイヤサイズによるということはデフの下端までの高さということだから、実際のキャビンまでを考えればもっと高いはずだ。子どもなら喜んでよじ登るかもしれないが、年配の人を乗せる介護車両としては圧倒的に向いてないことになる。

しかしだからこそ人はラングラーを選ぶ。このグランドクリアランスがないと進めない道があったとしたら、ラングラー以外のクルマに乗っている人はそこで立ち往生することになるのだ。

そのような機能の積み重ねによって、今のラングラーのスタイルは造り上げられてきた。そしてそれは、ラングラーを造る人たちの思想が変わらない限り、次の世代へと受け継がれていくのである。

さて、今また新たな世代のラングラーがデビューした。これまでのJKに代わってJLと命名された新型ラングラーのハイライトは、新たに設定された2.0ℓ直4DOHCターボエンジンと、こちらも新たに設定された8ATである。これらの組み合わせによる燃費はまだ公表されていないが、これまでの実績からかなりの数値が期待できるだろう。また、ドア、ヒンジ、フード、フェンダー、窓枠がアルミ合金製になって軽量化されており、これも燃費向上に貢献するはずだ。

燃費のことを先に書いたが、この2ℓエンジンは最高出力こそ3.5ℓV6に譲るが、最大トルクはV6よりも太く、しかも発生回転数も低い。実はこの2ℓエンジンは全車にオプション扱いだが、こちらを選ぶのが正解ではないかというのが近年のターボエンジンの実績から言えるだろう。実際の走りについては乗ってみるまで分からないが、現時点でアメリカ本国のウェブメディアにはインプレッションが掲載され始めており、どれも好意的に書かれている。

今後の展開だが、すでに明らかにされていることとして、JLの発売後もしばらくはJKが併売されること、JLには2019年モデルで3.0ℓディーゼルエンジンが追加されることが言われている。また、JLの製造は2017年中に開始され、2018年の早い時期にディーラーの店頭に並ぶ見込みだ。それからもうひとつ、ラングラーをベースとしたピックアップトラックの計画も今回のJLには含まれており、2019年中に製造開始、2020年には発売開始となるのではないかと言われている。

好調な販売を続けたJKシリーズのおかげで、儲かるラングラーには今までより多くの開発費が投入されたはずだ。それを考えても、JLは大いに進化したラングラーであることが期待される。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

2018 Jeep Wrangler Unlimited Sahara Specifications
全長 4785㎜
全幅 1875㎜
全高 1868.4㎜
ホイールベース 3008㎜
トレッド 前 1598㎜/後 1598㎜
重量 1987kg
エンジンタイプ 直4DOHCターボ
総排気量 2.0ℓ
内径×行程 84.0㎜× 90.0㎜
圧縮比 10.0 : 1
最高出力 270hp/ 5250rpm
最大トルク 40.8kg-m / 3000rpm
燃料供給装置 電子式燃料噴射(筒内直接噴射)
変速機 8AT
サスペンション前 リジッド・コイルスプリング
サスペンション後 リジッド・コイルスプリング
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後 ディスク
タイヤサイズ前 P255/70R18
タイヤサイズ後 P255/70R18

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Unlimited Sahara

Unlimited Sahara

Unlimited Sahara

Rubicon

Rubicon

Rubicon[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Jeep WRANGLER”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

Willys MB

Willys MB

これは市販車ではなく、実際に軍用車両として使われたもの。フロントグリルは7スロットではなく、9本のスロットがあるのが分かるだろう。実はこのようにフロントグリルを一枚板をプレスして作るアイデアはフォードによるものだったと言われている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

CJ-2A

上のような軍用車両を民間に市販するために造られた初期のモデル。グリルが7スロットになっている以外に見て分かる違いはあまりないが、テールゲートがあること、ワイパーが自動式なこと、給油口にキャップがあることなどの違いがあるのだという。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

CJ-7

今も現存するCJとして目にする機会のあるCJ-7。ただ、オリジナルそのままの車両は基本的に無く、何かしら手が加えられているものばかりだ。写真のゴールデンイーグルやレネゲードなどスペシャルバージョンが用意され、人気を集めた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

YJ 1986-95

1970年からジープブランドの運営を進めてきたAMCによって開発されたが、YJの発売と前後して、AMCはジープごとクライスラーに吸収される。このYJだけが角目ヘッドランプを採用しているところにAMCの進取の気性が見えるようだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

TJ 1996-2006

サスペンションにコイルスプリングを採用して一部ファンからブーイングを受けたのがこのTJだった。しかし結果的に乗り心地は向上し、オフロードでもよく動く足を実現しやすいなどのメリットが明確になると評価は総じて好意的なものになった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

JK 2006-

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現在のラングラーの地位を確立したとも言えるのがJK。その原動力となったのは4ドアボディを採用したアンリミテッドの存在だった。オフロード一辺倒ではないユーザー層の獲得に成功したからだった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ジープ誕生のいきさつは戦争中の軍内部のことであり、さまざまな物語が語られているが、ミリタリーの専門家に任せる。

ジープを市販したのは、軍用車両を提供したウイリスだったが、寡占化が進みつつあったアメリカ国内の自動車メーカーとしては弱小だった。しかしジープしかなかったウイリスでは、帰還兵を相手にした軍用車もどきの販売に満足することなく、次々にジープのバリエーションを増やしていった。1945年の終戦と同時にCJ2Aを発売すると、1946年にはオールスチールボディを持ったステーションワゴンおよびセダンデリバリーを、翌1947年にはピックアップトラックを、そして1948年にはジープスターを、それぞれ発売した。ステーションワゴンでは7人乗りを実現、このステーションワゴンおよびセダンデリバリーは当初は後輪駆動のみだったが1949年には四輪駆動も追加された。ジープスターは2ドアのツーリングカーで、1949年には6気筒エンジンも選べるようになった。

一方、MB直系のCJシリーズも1949年にはフロントウインドーが1枚ガラスとなったCJ‐3Aが登場、さらに1953年にはCJ‐3Bへと進化する。しかし経営基盤の脆弱だったウイリスはカイザーに買収され、そのカイザーもAMCに吸収されてしまう。さらのそのAMCもクライスラー傘下に収まって現在に至る。しかし今や、ジープはクライスラーの欠かせない柱となった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”CUSTOMIZED MODELS”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

超ド級スーパーラングラー

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ロックセクションでも高速で駆け抜けることが可能な、スーパーマシンというコンセプトのもとで造り上げられたこのデモカー。足回りはアトラス4トランスファや、カーリーの前後ホーシングの装着。サスペンションリンクも独自の設計で製作。とにかくおびただしい数の改造は実車を見ていただくしかない。

http://www.gotch.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

ハードロック・スタイル

ベースはアンリミテッド・ルビコン・ハードロック。希少な特別仕様車に対して、KING のコイルオーバーショックを強化ブラケットを介して取り付け、ホーシングも強化済み。足回りはニットー・マッドグラップラー40 × 15.5R22 & XD827ロックスターⅢ 22×12J。あとはこのアメリカンスタイルを楽しんでほしい。

http://www.tigerauto.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]https://www.jeep.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

クライスラーブランドの誇る フルサイズ・ラグジュアリーセダン クライスラー300

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”American Cars Best20
CHRYSLER 300(クライスラー300)
2005y-“][vc_column_text]ダイムラー・クライスラー最大の成果と言える先代モデルの成功から、よりラグジュアリー度を高めた現行モデルへとスイッチしたクライスラー300。クルマとしての完成度も一段と高まった現行モデルだが、日本への正規輸入モデルは在庫限りで販売終了となる。

2017 Chrysler 300C Platinum

2017 Chrysler 300C Platinum

2017 Chrysler 300C Platinum

2017 Chrysler 300C Platinum

2017 Chrysler 300C Platinum[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1998年の、クライスラー・コーポレーションとダイムラー・ベンツAGとの合併は、世界の自動車業界にとって衝撃的な事件だった。果たして「合併のメリットはあるのか」などとも言われたが、そうしてできたダイムラー・クライスラーによる最初の成果としてデビューしたのが2005年モデルのクライスラー300だった。300は、W211メルセデスベンツEクラスのコンポーネンツによるLXプラットフォームを使用しており、このLXシャシーはステーションワゴンの300Cツーリングやその兄弟車であるダッジ・マグナム、4ドアセダンとして復活したダッジ・チャージャーでも使われ、さらにLXの派生版であるLCプラットフォームはダッジ・チャレンジャーにも使用されている。さて、大ヒットモデルとなった300の現行モデルは2011年からの第二世代だ。スタイリングは先代モデルのディテールを受け継いで後継モデルであることが分かりやすいデザインではあるものの、全体としての印象は大幅にマイルドなものとなっており、先代ほどのアグレッシブなイメージはなくなった。全長も先代より長くなり、大人のためのフルサイズセダンとも言うべき仕上がりとなったのである。その印象はインテリアを見るとより強く感じられる。各パーツの素材から見直すことで先代モデルの硬質なプラスチック感覚は極力排除され、視覚的にも触覚的にもラグジュアリーセダンとして脱皮したことが感じられるものだ。走りの面でもそれは同様で、標準エンジンが250hpの3.5ℓV6から292hpの3.6ℓV6へと変更されて余裕が出たことに加え、当初は5速だったATが2012年から8速へとアップグレードされたことにより緻密な変速制御が可能となり、乗り味も燃費も向上させることに成功した。この8ATと3.6ℓV6エンジンの相性は抜群で、タコメーターを見ていないと変速していることに気付かないほど、アクセル操作と加速反応はリニアでスムーズなもので、遮音性の高いキャビンは快適そのものだ。まさにラグジュアリーセダンである。北米でのバリエーションは、現行モデルのデビューから拡大されている。当初は3.6ℓV8搭載の300と300リミテッド、5.7ℓV8搭載の300C(RWD&AWD)、6.4ℓV8HEMI搭載のSRT8が基本だったが、2012年モデルからV6の300SおよびV8の300ラグジュアリーが、2015年には300Cプラチナムが、それぞれ加わった。一方でSRT8は2014年までで北米での販売は打ち切られたが、限定車として300Sアロイ・エディション、300モータウン・エディション、300Sグレイシア・エディション、ジョン・バルベイトス・エディションが投入されてきた。最新の2018年北米モデルのラインナップは、292hpの3.6ℓV6エンジンを搭載する300ツーリング、300ツーリングL、300リミテッド、それから300hpの3.6ℓV6エンジンを搭載する300S(以上にはすべてRWDとAWDが用意される)、さらに363hpの5.7ℓV8エンジンを搭載する300Sおよび300C(こちらはRWDのみ)となる。

SRT8

300 Limited

300S Alloy Edition

300S AWD

300S HEMI[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

2017 Chrysler 300C Platinum(RWD) Specifications
全長 5044㎜
全幅 1902㎜
全高 1492㎜
ホイールベース 3052㎜
トレッド 前 1611㎜/後 1620㎜
重量 1820kg
エンジンタイプ V6 DOHC
総排気量 3.6ℓ
内径×行程 96.0㎜× 83.0㎜
圧縮比 10.2 : 1
最高出力 292hp/ 6350rpm
最大トルク 35.9kg-m / 4800rpm
燃料供給装置 マルチポートインジェクション
変速機 8AT
EPA燃費 市街地8.0㎞ /ℓ/高速12.7㎞ /ℓ
サスペンション前 ショートロングアーム・コイルスプリング
サスペンション後 5 リンク・コイルスプリング
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク・6ピストン
ブレーキ後 ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ前後 245/45R20

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1st Generation Wagon 2005-09″][vc_column_text]

現在の第二世代の300にはステーションワゴンが設定されていないが、初代モデルの時も北米では販売されなかった300Cツーリング。日本への正規輸入のラインナップには含まれており、セダンモデルよりも1年半遅れの2006年7月に導入された。日本にもステーションワゴンのファンはいるので歓迎されたが、セダンの圧倒的な人気におよぶほどではなく、またそれは世界的にも同様の傾向があったため、2009年モデルまでで生産中止となり、日本への輸入も終了した。北米では300のステーションワゴンという位置付けでダッジ・マグナムが発売されたのだが、当時の北米はフルサイズのSUV&ピックアップトラックブームに沸いており、ステーションワゴンの需要自体が多くなかったため、マグナムは2008年モデルまでで生産終了となった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1st Generation Sedan 2005-10″][vc_column_text]

アメ車ファンに限らず、それまでヨーロッパ車にしか興味がなかったような層にも売れたのが初代の300だった。ベントレーに似ていると言われたスタイリングデザインだけでなく、ダイムラー・クライスラー時代のベンツのシャシー設計ノウハウを存分に生かしたハンドリング性能の高さも「アメ車らしくない」と好評だった。日本国内でも久々のアメ車ブーム到来の一翼を担い、さまざまなスタイルへのカスタマイズのベース車両としてもその存在感を発揮した。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”CUSTOMIZED MODELS”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

LBワークス300の凄味

フロント6センチ、リア10センチにもなる超ド級のオーバーフェンダーは、愛知のショップ、リバティウォークのLBワークスによるもの。さらにフロント&サイドのディフューザー、リアウイングを装着、エアフォースのエアサスにより「シャコタン」スタイルを実現。22インチホイールを難なく収めた。

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[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

アウトローダークスタイル

E&Gフロントグリル、ヒプノティック24インチホイール、クロスマフラー、ルーフ&トランクスポイラーを装着。エアサスで車高を下げたうえで、このカラーリング。深みのあるブラウンはフレーク入りでさらに立体的に見える。ヘビ革を大胆に使ったインテリアもインパクト大だ。

http://carshop-jetcity.com

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[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]「クライスラー300」という車名は、実は1950年代から存在した。ただしそれらはマッスルカーの萌芽だったりラグジュアリークーペだったりと、現在の300とはコンセプトが異なるのでここでは触れないことにする。下の写真は300のもとになったと言われるコンセプトカーである。上は1998年に公開されたクライスラー・クロノス、下は2001年に公開されたダッジ・スーパー8・HEMI。どちらも言われてみればなるほどと思える仕上がりだ。上のクロノスはまだクライスラー・コーポレーション時代の作品なので当時のクライスラーデザインが残っているが、300の現行モデルを見ると、こちらからの流れが見えるのではないか。スーパー8の方は、ダッジのクロスヘアグリルを除けば、その雰囲気はまさに初代の300。ヘッドランプのデザインを見ると、4ドアになって復活したダッジ・チャージャーにも似ている。こうしたデザインスタディモデルを経て、ダイムラー・ベンツと合併してLXプラットフォームを獲得した末に実現したのが300だったのである。そんな300が時代の寵児となったのはクライスラーにとって幸運なことだったと言えるだろう。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]https://www.chrysler.com

■Text|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

お得なV8コンバーマスタング この開放感がたまらない!【ガレージダイバン】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”USED CAR
THE PICK UP TEST DRIVE
ショップがイチオシする
アメ車中古車を徹底試乗紹介
2010y FORD MUSTANG GT PREMIUM Convertible”][vc_column_text]最新モデルにマイナーチェンジのアナウンスがあったフォード・マスタング。当然そちらも気になるが、価格的に見てグッとお得になってきたのが前世代モデル。マスタングカスタムにチカラを入れて「マスタング専門店」の呼び声も高い東京都のガレージダイバンには、そんなモデルが目白押し。その中から今回試乗に選んだのはV8コンバーチブルだ。

352[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”IMPRESSIONS
年末の寒い時期にコンバーに乗ったらどうなる?”][vc_column_text]クリスマスが近づく12月中旬、気温は今冬最低を記録した東京都。そんなタイミングで試乗するのはコンバーチブルモデル。幌をオープンしての走行は過酷だろうな…。そう思っていたけど、大活躍したのがヒートシーターで、ドア窓を上げれば風は比較的入ってこないし、寒さに震えて運転することはなかった。車両はダウンサスに22インチホイール装着とやや見た目重視スタイルで、加えてコンバー形状となればコーナーでのフラ付きも感じられる。ダイバンから発売されているTEIN車高調を加えれば走りが引き締まるだろう。

426[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”チャレンジャー人気でクーペに注目?
マスタングが対抗馬になる!”][vc_column_text]全国どこのショップに行っても売れ行きが好調なモデルは「チャレンジャー」だという。マスタングの販売・カスタムにチカラを注ぎ、サスペンションメーカーのTEINとコラボレーションしたオリジナル車高調を販売するなどして、全国的に「マスタング専門店」と呼ばれるようになった東京都に本店を構えるガレージダイバン東京店でも、チャレンジャー人気の流れはあるという。マスタングに強いショップでチャレンジャー人気が増加傾向というのも悩ましいところだが、その人気によってクーペに注目するお客さんが増えたのも事実。対抗馬として、あえてマスタングを選択する人も居るようだ。そんな人気を集めるモデルにおいて、一つ前の世代を手にするという方法も賢い選択。エコブースト搭載で大幅にフェイスチェンジした現行モデルも当然気になる存在だが、前世代モデルは200万円台でV8モデルに乗れるまでになってきたので、十分検討する余地があるだろう。しかもガレージダイバンでは、これまでの経験からマスタングのカスタムやメンテナンスの知識も豊富でアフターも万全。そろそろマスタングデビューも検討してみては?今回はガレージダイバンに展示されている幾つかのマスタングから、10年型GTプレミアム・コンバーチブルV8をチョイス。誰もが一度は手にしてみたいコンバーチブルも298万円とは、これは狙い目でしょ![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”やはりV8の加速感は秀逸
オープンだからこそ音も楽しむ”][vc_column_text]2010年後半にマイナーチェンジされてV8エンジンが5ℓに拡大されたが、このモデルはそれ以前の4.6ℓエンジン。それでも315hpというスペックを誇り、アクセルを踏む楽しさは変わらない。22インチホイールとダウンサスを組み込み、初期カスタム済み!

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”5Lになる前型のV8 4.6Lエンジン”][vc_column_text]今回紹介するマスタングは、10年型のGTプラチナム・コンバーチブル。エンジンは同年後半にマイナーチェンジされてV8は5ℓに拡大されたが、このモデルはそれ以前の4.6ℓエンジンだ。つまり5世代目の中期モデルとなる(現行型は6代目)。ガレージダイバンでは一時期V6モデルを求めるユーザーが増えたこともあったようだが、今ではV8が王道。エコブーストの現行モデルでもそれは変わらないようだ。やはり315hpというスペックが語るように、加速感はV6と乗り比べると大きな違いがある。そして何よりコンバーチブルというのもポイントで、V8の心地よいサウンドをダイレクトに感じられるのも大きな魅力だ。純正から変更点は2つ。アイバッハのローダウンコイルでF1インチ、R1.5インチダウンし、ホイールにレクサーニ・MATISSEの22インチを装着。カスタムの第一歩といえる社外ホイールをすでに装着しているので、このまま乗り出しても十分絵になる。マスタングのカスタムはダイバンの十八番なので、今後自分色に染めることも可能。7年落ちで走行距離が5万km未満と少なめで、使用感があるスイッチ類も一部あるが、内外装に大きなダメージは見当たらない。夢にまで見たコンバーチブルの所有、考えてもいいかも。
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74[/vc_column_text][vc_column_text]SPEC
全長×全幅×全高●4777×1877×1424㎜
ホイールベース●2720㎜
エンジン●V8 排気量●4.6ℓ
最高出力●315hp/6000rpm
最大トルク●44.9㎏-m/4250rpm
トランスミッション●5AT[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]先代型のマスタングは、2010年型までが 4.6ℓV8 SOHCエンジンを搭載し、11年以降から新設計の5ℓV8 DOHCエンジンに変更されている。V6モデルも同様に、これまでの4ℓV6 SOHCエンジン に代わり、3.7ℓV6 DOHCエンジンに変更されている。今回のモデルは4.6ℓV8エンジンだ。

 

オープンにすると幌はトランクルームを犠牲にして収納されるハードトップコンバーチブルモデルもあるが、マスタングはソフトトップ幌なので、収納時でもしっかりとトランク容量を確保する。経年劣化しやすい幌だが、ダイバンでは幌張替えも行なっている。

 

ホイールはレクサーニ・MATISSEの22インチを装着し、アイバッハのローダウンコイルを組み込インチみフロント1、リア1.5インチのローダウン。ガレージダイバンではTEINと共同開発したオリジナルの車高調も販売しているので、より走行性能を求めるなら組み替えるのも手だろう。

[/vc_column_text][vc_column_text]ブラックとシルバートリムを基調にしたインテリア。細かい収納もあり使いやすさにも配慮されている。使用感のあるスイッチ類も一部見られるが、機能的には何も問題ない。ポータブルナビ、ETCも装着されている。

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センタートップには電動幌開閉スイッチがあるが、スイッチを常に押し続けて開閉させる必要がある。ダイバンではワンタッチで開閉できるキットも取り扱っている。

 

7年落ちだが大きな使用感もなく綺麗な状態を保つレザーシート。乗員定員はクーペモデルと同じく4人となる。フロントシートにはヒートシーターが備わっているため、冬のドライブでもオープンにしても苦痛になることはない。

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東京都江戸川区の都営新宿線一之江駅近くの、環状7号線沿いに店舗を構えるガレージダイバン東京店。マスタング専門店とも言われるように、展示されている車両のメインは現行&先代のマスタング。そのどれもが個性あるスタイルにカスタムされているので、購入してすぐにカリスマになれる。メンテナンスなどアフターフォローは、千葉市にあるGDファクトリー千葉北店が対応する。マスタングだけではなく、SUVやフルサイズバンなどバリエーション豊富なモデルが展示されている。

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Shop Data

●所在地/東京都江戸川区一之江8-4-5
●TEL/03-5607-3344
●URL/http://www.daiban.com
●営業時間/10:00~20:00
●定休日/月曜日[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真/古閑章郎/相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

世界のスーパーカーをも凌駕する アメリカン・スーパースポーツ シボレーコルベット

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”American Cars Best20
CHEVROLET CORVETTE(シボレーコルベット)
1953-82y, 84y-“][vc_column_text]コルベットというクルマはアメ車の中でも特別な存在だ。ファンからは最高の性能を常に求められ、実際、それに応えてきた。「最新のコルベットが最強のコルベットである」ことを実現し続けてきた結果、今なおアメリカンスポーツの代名詞として認められている。

2015 Chevrolet Corvette Z06 Coupe

2015 Chevrolet Corvette Z06 Convertible

2015 Chevrolet Corvette Z06 Convertible

2015 Chevrolet Corvette Z06 Convertible2015 Chevrolet Corvette Z06[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]2013年1月、それまでウワサでしかなかったコルベットの新世代モデル「C7」が現実のものとなった。しかも「コルベット・スティングレイ」と往年のファンには懐かしいサブネームまで付けての登場だった(日本への正規輸入モデルは単に「コルベット」と表記された)。GMの本気度がうかがえるネーミングだった。最初の2014年モデルが北米で発売された2013年8月、多くのディーラーではプレミア価格で販売されていた。注文数に対してメーカーからの供給が追い付かなかったからだ。そんなわけで日本C7の実車を見ることができたのは、翌2014年4月に正規輸入の日本仕様が発売になってからだった。北米仕様と日本仕様では詳細が異なるが、ここからは日本仕様を中心に解説する。2014年モデルとしてラインナップされていたのは、クーペ、コンバーチブル、Z51クーペ、Z51コンバーチブルの4グレード。搭載エンジンはいずれも6.2ℓV8のLT1だったが、クーペおよびコンバーチブルは460ps、Z51は466psとされた。Z51は、電子制御リミテッド・スリップ・デフのeLSDおよびそれを冷却するためのエアインテーク、ブレーキ冷却用のダクト、専用リアスポイラー&ディフレクター、マグネティック・ライド・コントロールなどが標準装備され、さらにより扁平なタイヤが装着されたスポーツ仕様。北米仕様ではこれに加えてサーキット走行にも耐えるスポーツサスペンションが装備されたが、これが入ると同じクルマとは思えないほど走りと乗り心地が激変すると話題になった。2014年11月には早くも2015年モデルが発表され、それまでの6ATに代わって8ATが採用された。この8ATはあらゆる面で設計が一新されており、トランスミッション本体だけでなくセンサーやコントロールシステムまで含めて刷新され、加速性能と燃費性能の向上に貢献するものとなった。そしてその数日後、C7のトップモデルという位置付けでZ06の日本正規導入が発表された。Z06には6.2ℓV8スーパーチャージャーで659psを発揮するコルベット史上最強のエンジン(LT4)が搭載されていた。エンジンルーム内にスーパーチャージャーユニットを収めるためにフロントフードは高められ、冷却用のエアベントも大型のものが採用された。専用デザインのフロントスプリッターやオプションとなる調整式のリアウイングなどによりダウンフォースも高められ、走行安定性を高めるためにボディもワイド化されている。さらに2017年モデルではグランスポーツも日本仕様に加わった。搭載エンジンはLT1だが、Z06と同様にZ07パフォーマンスパッケージをオプションとして装着することができ、Z51より一段高いスポーツ性を持ったモデルだ。そして今また、新たな最強のコルベットとして北米でZR1が発表されたのは本誌前号で既報のとおり。こちらも6.2ℓV8スーパーチャージャーだが、最高出力は755hpを発揮するLT5エンジンを搭載。現時点で史上最強のコルベットと言えばこちらである。ZR1は北米で発表されたばかりで来春に現地で発売となるが、日本に正規輸入されるかどうかは未発表である。

Z51 Coupe

Z51 Coupe

Z51 Convertible

Z51 Convertible

Z06 Coupe

Z06 Coupe

Z06 Convertible

Z06 Convertible

Grand Sport Coupe

Grand Sport Coupe

Grand Sport Convertible

Grand Sport Convertible

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

2015 Chevrolet Corvette Z06 Specifications
全長 4510㎜
全幅 1880㎜
全高 1230㎜
ホイールベース 2710㎜
トレッド 前 1600㎜/後 1570㎜
重量 1610kg
エンジンタイプ V8 OHV スーパーチャージャー
総排気量 6.2ℓ
内径×行程 103.2㎜× 92.0㎜
圧縮比 10.0 : 1
最高出力 659ps/ 6400rpm
最大トルク 89.8kg-m / 3600rpm
燃料供給装置 電子式燃料噴射(筒内直接噴射)
変速機 8AT
サスペンション前 ショートロングアーム・コイルスプリング
サスペンション後 ショートロングアーム・コイルスプリング
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク・6ピストン
ブレーキ後 ベンチレーテッドディスク・4ピストン
タイヤサイズ前 P285/30ZR19 94Y
タイヤサイズ後 P335/25ZR20 99Y

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1st Generation 1953-62″][vc_column_text]1954y

実は最初のコルベットは「スポーツカー」として企画されたのではなかった。1.3トンあまりのボディとはいえ、150hp の直6 エンジンに2 速AT では走りには期待できない。後にはV8 エンジンの搭載などもあったが、C1は最後までそうした状況を引きずっていた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2nd Generation 1963-67″][vc_column_text]1966y

コルベットがスポーツカーになったのはこのC2からと言われる。横置きリーフスプリングによる4輪独立懸架の足回りを新たに採用。この足回りは形を変えながらC4まで継続した。エンジンバリエーションも豊富になり、ミッションも3MT、4MT、3ATを用意。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”3rd Generation 1968-82″][vc_column_text]1972y

典型的なコークボトルボディと、ロングノーズ&ショートデッキなスタイリングはアメ車にしかない。そこが根強い人気の源である。マッスルカーの最盛期とアメ車が一気に転落した時代を通して生き延びた、モデルレンジがもっとも長かったコルベットだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”4th Generation 1984-96″][vc_column_text]1995y

日本ではいわゆるバブルの時代に当たったため、国内販売台数がもっとも多かった世代である。アメ車らしさという点ではC3 に譲るものの、その後の世代に比べるとアメ車の香りが強い。エンジンパワーが300hp、400hp超えと復活したのもこの時代である。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”5th Generation 1997-2004″][vc_column_text]2001y

体感の速さ、加速性能の点で、前世代までと比較にならないほどの高性能を誇ったのがC5。アメ車のインジェクション技術が新たな段階へと進化したことを感じさせた。スタイリング的にアメ車というより効率重視の無国籍感覚が強まったのがこの世代からだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”6th Generation 2005-13″][vc_column_text]2013y

400hp 台から一気に600hp 台へとエンジンパワーを引き上げたのがこの世代。速さはもちろんのこと、信頼性においても一層磨きがかかったのは大いに歓迎されたが、価格的にも一気に1000万円超えのZR1が登場するなど、次の段階を感じさせた世代だった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”CUSTOMIZED MODELS”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

超ワイドボディコルベット

その車幅、2000㎜というワイドボディを持つC7 は、名古屋市にショップを構えるフォルテによる作品。オートサロンを始めとしたカーショーイベントで実車を目にした人も多いはずだが、日本国内だけでなく世界からの注目を集めた。このボディキットおよびマフラーは販売中。

https://www.forte-special.com

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[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

レーシングスピリット満載

Z06のコンバーチブルに純正オプションのZ07パフォーマンスパッケージを装着、日本人NASCARドライバーである古賀琢麻氏によるREVORIXホイールをボディカラーに合わせペイントして装着。カーボンフードにはコルベットレーシングのシンボルである「ジェイク」が描かれた。

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[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]第二次世界大戦中のヨーロッパ戦線で、現地のコンパクトスポーツカーを見てきた若い復員兵たちを中心に、アメリカ国内にそれらを輸入して楽しむ層が増えていた。そこをターゲットにした2人乗りラグジュアリーカーとして企画されたのがコルベットだった。当時、GMが毎年初にニューヨークで開催していたモーターショー(モトラマ)の会場で、コンセプトカーとして世に問うたコルベットの反響は大きく、即、市販が決定した。ところが、そのスタイリングから活発に走るスポーツカーを期待したユーザーたちによって、最初の非力なコルベットは酷評されることになった。そこからエンジンを見直し、トランスミッションを見直し、足回りを見直し、スポーツカーとしての性能を詰め込んでいくのが、コルベットの歴史となったのである。現在までに7つの世代を数え、厳密にいうと1983年モデルはモデル切り替えの狭間に当たって存在しないのだが、1953年から65年間に渡って「唯一のアメリカンスポーツ」という形容詞をほしいままにしてきた。コルベットユーザーは7つの世代それぞれにファンが付いており、コルベットファンというよりC1のファン、C2のファン…といった方が正しいのではないかという熱烈な人たちに支えられているのが特徴的だ。そのため、古い世代のモデルであってもその気になれば必要な部品は手に入る、愛しがいのあるクルマである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]http://www.chevrolet.com

■Text|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

1/18ダイキャスト シボレーカマロがやっぱり熱い!【イジリーズ・ルーム】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”アメカル・アメホビを遊びたおす
おとなのための情報局!!”][vc_column_text]ホットなアメリカンホビーネタを紹介する「イジリーズ・ルーム」。今回は、リリースされたばかりの1/18のカマロ、そしてYENKOシボレーのミニカーを紹介するぞ。やっぱダイキャストミニカーはステキです![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”YENKOカマロの登場で益々注目されるYENKOシボレー!!”][vc_column_text]_B0V2710[/vc_column_text][vc_column_text]

アメ車ミニカーだからこその刺激的なモデルたち!

2017年はあまり注目すべき1/18ビッグスケールダイキャストモデルのリリースが少ない…とお伝えしたが、その直後となる2017年12月に、2台の注目すべきモデルがリリースされた。

一つは、グリーンライト製1981年型YENKO(イェンコ)ターボZ。セカンドカマロの最終型をイェンコがチューンしたもので、実車は19台のみ製作されたスペシャルモデルだ。

そしてもう一つは、サンスター製1985年型カマロIROC‐Z。これはサードカマロのハイパフォーマンスモデルで、人気車なのにこれまでに1/18ビッグスケールで商品化されていなかったため、アメ車ミニカーコレクターにとっては待望のリリースとなった。どちらもデキの良いダイキャストミニチュアなので是非ゲットしていただきたい。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

YENKOってナンダ?

60年代初頭にマッスルカーが登場した当時は、その魅力も人気もドラッグレースにおけるストックボディにおける最高峰であるスーパーストックやプロストックでの戦果が左右していた。それほど車に対してのニーズが一般的にもパワーやポテンシャルの高さが重要視されていた。そのため、フルサイズ車級の大排気量のビッグブロック・エンジンをモディファイして中型車に搭載するというスタイルが確立され、MoparやFoMoCoはそうしたビッグブロック車を次々にラインナップさせたうえ、ワークス体制を組み、積極的にレースに参戦した。レースでの活躍は、人気モデルとなるための条件の1つとなっていたほど。

そんな中でGM社内では、販売車両においてコルベットを除くモデルの搭載エンジンは最大400ci以下とする規約を定めていた。それに対し、レーサーであり長年シボレーのパフォーマンスディーラー(ペンシルバニア)を営んでいたドン・イェンコはスーパーストックへの参戦条件を満たす、ビッグブロック搭載車のリリースへの働きかけをするなど手を尽くした。そもそもシェビー愛の強いイェンコは、SCTAのレースにおいてコルベットのグランドスポーツが宿敵であるシェルビー・コブラに倒されたことに失望し、それを機にコンパクトカーのコルベアで同レースに参戦することを働きかけつつ、コルベアをモディファイしたアップグレード仕様の“Yenko Stinger”をプロデュースすることに成功。

それを突破口に、初代カマロにコルベット用のL-72(427ci)エンジンをが搭載する“Yenko Camaro”をプロデュース。LSD&ローギアのファイナルレシオ、マンシー製マニュアルトランス、ファイバーグラス製フードなどで武装し、戦闘力こそ高かったが、この時点では、それはあくまでもディーラーであるYenco独自のパッケージであり、純粋なGMファクトリープロダクトとはいえず、スーパーストックのレギュレーションでは認められなかった。それでも同等のYencoパッケージをプロデュースし、同じ考えを持つパフォーマンスディーラー達も巻き込んで、GMへの働きかけをより精力的に行なった。結果としてYenkoを筆頭とするパフォーマンスディラー限定ながら、400ci以上のビッグブロックを搭載する特別仕様車を工場出荷するシステムCOPO(Central OfficeProduction Order)を構築させたのだった。

コルベット専用となっていたL-72エンジンをカマロに搭載し、ミッションはマンシー製の4速マニュアルまたはTH400 が組み合わされ、最大サイズの12ボルト・リアエンドにはLSD&4.10のローギヤをセット。強化型スタビライザーや4層式アルミ製ラジエターなどで戦闘力を高めた特別仕様車が、COPOカーとして晴れて工場出荷された。これによってドラッグレースにおけるスーパーストックへの参戦条件が整い、Yenkoの他、Fred Gibb、Byrne Brosなど、他のパフォーマンスディーラーによるCOPOカーも含めてワークス体制ではないものの他社同様にスーパーストックの土俵で大暴れした。工場出荷車両といえども、基本的にレース参戦を目的としたハイスペックな仕様ということで、いずれも生産台数は数十台程度と希少なうえ、レースでの戦果などのヒストリーも影響し、その値打はスーパーカーをも凌ぐバリューとなっている。

工場出荷車両でありながらも、カタログには載らない特別なモデルなうえ、そもそもの発案がドン・イエンコによるプログラムであり、レースにおいてもワークス体制を取っていなかったこともあり、当時のGM内では最強のモデルでありながらも、露出が少なくミステリアスな存在ではある。71年から72年にはコルベアと同等のアプローチによるベガ“Stinger”、そして81年にカマロをターボ化した“Turbo Z”を最後に影を潜めるも、Yenkoは商標登録されており、近年のマッスルカー人気の中、2010年型カマロベースのプロトタイプYENKOカマロも誕生している。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

New Release!!
YENKO TURBO Zがついに登場!!

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1981 Chevy Camaro YENKO Turbo Z

2017年12月にリリースされたグリーンライト製1981年型YENKO TURBO Zカマロ。グリーンライトはこれまでにも数多くのセカンドカマロのバリエーションをリリースしていたが、今回のYENKOカマロは満を持しての登場となる。ハイディテールで豊富なギミックが魅力だ。レッドのほかにホワイトもあり。

1/18 GREENLiGHT
http://www.greenlightcollectibles.com/

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_B0V2622_B0V2560_B0V2647_B0V2651_B0V2420[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”ほかにもチェックしておきたいYENKO CHEVYたち”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

1967 YENKO SS 427 Camaro

すでにブランド展開は行なっていないレーン社のエグザクトディテールシリーズから10年前にリリースされた67年型YENKOカマロ。文句なしのハイディテールなモデルだ。

1/18 LANE Exact Details
http://www.exactdetail.com/

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1968 YENKO RS/SS 427 Camaro

上の67年型と同じくレーンが10年前にリリースした68年型YENKOカマロ。こちらはコンシールドヘッドランプ仕様。美しいボディラインを1/18に凝縮した傑作モデル。

1/18 LANE Exact Details
http://www.exactdetail.com/

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1969 YENKO Camaro

映画ワイルドスピードに登場することで有名になった69カマロYENKO仕様。こちらはハイウェイ61ブランドから2008年にリリースされたハイディテールモデル。

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http://www.highway61collectibles.com

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1972 YENKO VEGA STINGER

2005年にアーテルがリリースした72 年型YENKOベガ・スティンガー。かなりマニアックなモデルだが見つけたら即ゲットすべき激レアミニカーだ。

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http://ertl.com/

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1969 YENKO NOVA 427

2008年にアーテルがリリースした69年型YENKOノバ。15年以上前に発売されたもので、特にこのグリーンはレアなのだ。

1/18 ERTL
http://ertl.com/

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1969 YENKO Chevelle

誰が何と言おうと文句なしにカッコイイ69シェベルだが、そのYENKO仕様となると神ってるレベル。2003年にアーテルがリリースしたモデルだ。

1/18 ERTL
http://ertl.com/

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1970 YENKO DEUCE NOVA LT1 350

gmp社も実はYENKOをリリースしていた。この70年型ノバには、スモールブロックエンジン最強と言われるLT1を搭載したモデルだ。

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https://www.acmediecast.com/

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_B0V2393[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]※今回紹介しているミニカーは輸入品となります。プライスも含め入手できるかどうかは「マリブホビーズ」に問い合わせてみよう。どんなレアモノでも世界中から探し出してくれるのでノープロブレムだ。

◆マリブホビーズ
tel:0480-85-7306
http://www.malibuhobbys.com/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

あの「IROC-Z」が満を持して登場!!

実車も人気沸騰中のサードカマロミニカーにもカマロブームが到来!

_B0V2687 _B0V2675[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=””][vc_column_text]

1985 Chevrolet Camaro IROC-Z

サードカマロって人気があるわりに、1/18ビッグスケールでモデル化されているものはサンスター製のZ28のみだった。そのサンスターがようやくハイパフォーマンスグレードのIROC-Zを2017年12月にリリース。このレッドのほかに、ホワイトとダークブルーもラインナップ。かなりカッコイイ傑作モデルだ!

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http://www.sunstarmodelcars.com

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1982 Chevrolet Camaro Z/28

IROC-Zがリリースする前は、サードカマロはこちらの82年型Z28のみが商品化されていた。リーズナブルプライスながら完成度の高いダイキャストだ。

1/18 Sun Star
http://www.sunstarmodelcars.com

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_B0V2396[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]※今回紹介しているミニカーは輸入品となります。プライスも含め入手できるかどうかは「マリブホビーズ」に問い合わせてみよう。どんなレアモノでも世界中から探し出してくれるのでノープロブレムだ。
◆マリブホビーズ
tel:0480-85-7306 http://www.malibuhobbys.com/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Takeo Asai[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

淑女のフリをした魔性の化け物 チャレンジャーその究極形【フェアライン】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”American Cars Best20
2017 DODGE CHALLENGER SRT HELLCAT”][vc_column_text]チャレンジャーのラインナップでトップに位置し、707馬力ものハイパワーを誇るモンスターグレードがSRTヘルキャットだ。こうした上級グレードの扱いに定評があり、確かな販売実績を持つ愛知県のフェアラインであれば、その魅力をタップリ体感できて、購入の不安も解消されるはず。今こそヘルキャットを手に入れる!

_HMP0987[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”アメ車上級グレードが豊富なフェアライン”][vc_column_text]チャレンジャー・SRTヘルキャットは、カマロ・LZ1、マスタングのシェルビーGT500、あるいはスカイライン・GTR、ポルシェ・GT3に相当する、スペシャルモデルに付けられるブランドネームだ。ヘルキャットが持つ最大の特徴は心臓部分である。クライスラー系の定評あるHEMIエンジンをベースにスーパーチャージャーを搭載し、最高出力は707hp、最大トルクは89.9kg・mをマークする。しかもこのスペックは「本当はもっとイケるが、ここで抑えておいた」というもの。クルマの場合、エンジンだけが強力でも、放熱、トランスミッション、ブレーキなど、他とのバランスが重要な要素になる。そうした整合性をパーツや設計で調整した上で、それでも707hp、最高速度320km超を実現したのだから驚かされる。それでいて乗用クーペモデルなので扱いやすい。高速道路で余裕の走りを味わせてくれるだけでなく、最寄りのコンビニに行くのにも問題なく、見た目にも悪目立ちしない。そもそもアメ車は大排気量エンジンの扱いに長けているのだ。そこに可変バルブなどの高度な技術が組み合わさり、大排気量エンジンの長所であるハイパワーを発揮することも、敢えて抑えることも、ドライバーのさじ加減ひとつになる。チャレンジャーに限らずアメ車のハイスペックモデルはしばしば「クレイジー」と表現されるが、少なくともヘルキャットはちっともクレイジーなんかじゃない。アメリカンスタイルのスマートそのもの、どこでも余裕を見せられる賢いクルマなのである。2種類の鍵(黒・赤)であらかじめ馬力の調整ができるというユニークさもある。ヘルキャットをはじめ、アメ車の上級グレードや逆輸入車など、新車もしくは低走行車を日本へ積極的に直輸入することで知られる愛知県のフェアラインには、最近このヘルキャットとスキャットパックシェイカーを目当てに、若い大学生が訪れたという。例えばこの1台のプライスが798万円という事実は、能力的には同等のスーパーカーあたりと比べてずいぶん手が届きやすい。チャレンジャー好きの行き着く先は、やはりヘルキャットになるのだろう。今まさに、そのチャンスが到来しているとも言える。チャレンジャーには大幅なモデルチェンジが噂されている。やがて変更されて、その次代モデルでもヘルキャットが登場するかどうかは分からないし、ご時世的にも厳しい気配も…。マッスルカーが持つ魅力そのものとも表現できる、このヘルキャットのようなクルマに乗れるチャンスは、じつはもう少ないのかもしれない。

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モンスター的な心臓があるのにも関わらず、パッと見た雰囲気はわりとおとなしいのがヘルキャットの魅力。左右2本出しの標準マフラーからは心地よいV8サウンドが発せられる。車高はSRT392よりも若干下げられており、キビキビとした走りになるよう調整されている。

 

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運転席側に向けて角度を付けてある、コクピット感の高い空間設計にはカーボンパネルを多数使用。トランスミッションには6MTもあるが、この1台は8ATモデル。ステアリング裏のパドルシフトでも操作できる。レザーとアルカンターラのコンビで設計されたシートにはSRTヘルキャットのロゴが刺繍されているなど、トップモデルに相応しい仕様になっている。

 

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ヘルキャットのエンジンは6.2ℓV8にスーパーチャージャーを搭載する。他グレードとは一線を画す仕様になっており、最高出力707hp、最大トルクは89.9kg-m。最高速度は約325km/hをマークし、世界で名だたるスポーツクーペのトップ層に名を連ねる。

 

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最高速300km/hに対応したタイヤ幅275、扁平率40のピレリタイヤに、SRTと刻まれた20インチのホイールを装着。また、ブレンボブレーキを採用しており、ハイパワーエンジンとのバランスをとった形となる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_HMP1058

フェアラインの店内には、このヘルキャットの他、スキャットパックシェイカーも展示されていた。店はアメリカ本国の最新モデルを積極的に直輸入することでも知られており、今年早々にはT/Aパッケージも到着する。

 

FAIRLINE【フェアライン】

●所在地/愛知県小牧市村中新町78
●TEL/0568-77-7389
●営業時間/10:00~20:00
●定休日/水曜日、第2火曜日
www.fairlineinc.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]写真&文/加藤山往(ハチメガプロダクション)[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

洗練度を高めてシャープになった 「友だち」という名のスポーツクーペ シボレーカマロ

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”American Cars Best 20
CHEVROLET CAMARO(シボレーカマロ)
1967-2002, 2010y-“][vc_column_text]「camaro」は主要な欧州の言葉で仲間という意味を持つ言葉から作られた造語。毎日の日常の足として、友人と付き合うように乗ってほしいと名付けられたのだ。ネオマッスルとしては最後発のカマロだが、モデルチェンジでスタイリングイメージも一新した。

2018 Chevrolet Camaro ZL1

2018 Chevrolet Camaro ZL1

2018 Chevrolet Camaro ZL1

2017 Chevrolet Camaro ZL1

ca-2017-chevrolet-camaro-zl1[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]フォード・マスタングが1964年4月に公開されて大きな話題となった後、シボレーの動きは迅速だった。翌1965年にはもう新型車の存在をチラつかせるようになり、1966年9月には最初のカマロを発売して見せたのである。マスタングにしてやられたままでは済まさないという強い意志が感じられる。カマロも、マスタングのシェルビーGT350と同様に、モータースポーツ向けのベース車両としてZ28を初年度から用意するなど、もうガチンコのライバル意識丸出しという感じだが、そうした競争の中から魅力的なアメ車たちは生まれてきたのだ。その後、カマロもまたマッスルカーの時代を担う一翼となっていくが、やはり時代は突然彼らに背を向けた。それでもカマロはパーソナル・スポーティカーという立ち位置を守り続けて21世紀を迎えたのだが、GMは突然カマロ(とファイアーバード)の廃止を決めたのだった。確かに当時、スポーティクーペの需要は世界的に縮小の一途であり、利益率の高いフルサイズSUVやピックアップトラックに注力した方が自動車メーカーの経営としては正解に違いない。しかしそれまでの35年で育ってきたカマロファンにとっては大いに残念なできごとだった。しかしカマロは帰ってきた。またしてもマスタングの大ヒットがキッカケではあったが、2010年モデルで装いも新たなカマロの登場となったのである。マスタング、チャージャー、チャレンジャーに次いで、ネオマッスルカーとしては最後発となったカマロは、先発の4台と比べると、もっとも派手な顔付きで、アメ車っぽさ全開という印象だった。それだけに、映画「トランスフォーマー」のバンブルビー役は画面的にもハマっており、映画を使ったアメ車のプロモーションとしてはもっともうまくいった例とさえ言われた。そのカマロが2016年モデルで次世代モデルへと切り替えられ、日本への正規輸入モデルも2018年モデルから導入される。すでに発売は開始されており、275psの2.0ℓ直4ターボエンジンを搭載したクーペの「LT RS」、同エンジンの「コンバーチブル」、それから453psの6.2ℓV8エンジン搭載の「SS」の3グレード構成となる。先代モデルには設定のあったV6エンジンは新型カマロの正規輸入ラインナップには無く、アメリカ本国のラインナップでもオプション扱いとされている。すでにV6エンジンよりも直4ターボの方が走行性能も高く燃費も良いという評価が固まっているということだ。本国モデルとしては日本のラインナップにはないトップモデルとして、2017年モデルからZL1が設定されている。先代モデルにもあったハイパフォーマンスモデルで、650hpの6.2ℓV8スーパーチャージャーを搭載、トランスミッションは6MTと10ATから選べる。カマロを選ぶならハイパフォーマンスモデルだという人は並行輸入でZL1を手に入れることを考えよう。ちなみにZL1には写真のクーペのほかにコンバーチブルもある。カマロは新型になってスタイリングのイメージも大きく変わった。ヘッドランプは横長の細目になって、その間のグリル部分も思い切り細長くなって、全体としてキリッとシャープな顔付きになった。しかしそのためにラジエーターグリルの開口部自体が小さくなったわけではなく、必要な開口面積はその下のバンパー部分に別に確保されている。そうしたフロントマスクのイメージに合わせて、テールランプのデザインも切れ長のものに変更されており、サイドシル部分のデザイン処理とともに洗練されたシャープなイメージを高めており、言ってみればユニバーサルなカッコ良さが実現されている。これから正規輸入の開始とともに日本でもこの新型カマロが走り回るようになるだろう。先代モデルはアメ車ファンでないと乗りにくいという声もあったが、新型はアメ車ファン以外の層の目にもとまるのではないだろうか。

CAMARO LT RS

CAMARO LT RS

CAMARO Convertible

CAMARO Convertible

CAMARO SS

CAMARO SS

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

2018 Chevrolet Camaro ZL1 Coupe Specifications
全長 4831㎜
全幅 1905㎜
全高 1343㎜
ホイールベース 2812㎜
トレッド 前 1610㎜/後 1575㎜
重量 1761kg
エンジンタイプ V8 OHV
総排気量 6.2ℓ
内径×行程 104.1㎜× 91.4㎜
圧縮比 10.0 : 1
最高出力 650hp/ 6400rpm
最大トルク 89.8kg-m / 3600rpm
燃料供給装置 電子式燃料噴射( 筒内直接噴射)
変速機 10AT
EPA燃費 市街地5.9㎞ /ℓ/高速8.5㎞ /ℓ
サスペンション前 ストラット・コイルスプリング
サスペンション後 マルチリンク・コイルスプリング
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後 ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ前 P285/30YR20
タイヤサイズ後 P305/30YR20

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1st Generation 1967-69″][vc_column_text]1967 Chevrolet Camaro RS Z28

先行したマスタングもファッショナブルなスタイリングだったが、この最初のカマロもスタイリッシュな仕上がりだ。コークボトルラインが明示されており、この後の第三世代コルベットへもつながるデザインが、このカマロで先に実現されていたのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2nd Generation 1970-81″][vc_column_text]1970 Chevrolet Camaro Z28

マスタングがビッグマスタングへとフェイスリフトを行なう前に、カマロは第二世代へと進化していた。先代とは全く異なるスタイリングであり、似ているところがまったくないとも言える。そのスタイリングから日本では「サメカマ」と呼ばれた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”4th Generation 1993-2002″][vc_column_text]1988 Chevrolet Camaro IROC Zグリルレスのフロントマスクを採用して、またしても先代モデルとはまったく異なるテイストのデザインとされた第三世代。日本ではこの頃にバブル景気があったため、販売台数の多かった型だ。同時期のコルベットと明確に異なるのも成功の要因だった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”4th Generation 1993-2002″][vc_column_text]

グリルレスデザインは先代から受け継いでいたとはいえ、先代モデルと比べて一気に曲面スタイルへと変わったことに、ある種の戸惑いさえ感じた第四世代。この時代は日本でも「クーペ不況」が言われており、世間一般の目はカマロには集まらなかった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”5th Generation 2010-13″][vc_column_text]2010 Chevrolet Camaro SS. X10CH_CM101

マスタングの大ヒットの要因に初代モデルへの回帰があったのは間違いなかったので、カマロの第五世代もそこに焦点を当ててデザインされていた。最後発だったことに加えて、あまりに派手な顔付きが、幅広い層からの支持を得るのは難しかったのだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”5th Generation 2014-15″][vc_column_text]2014 Chevrolet Camaro with available 1LE Package

第五世代のフェイスリフトモデルだが、明らかに現行の第六世代に似たフロントマスクになっている。ある意味、これは第六世代へのモデルチェンジ前の試金石であり、ここで手ごたえを感じることができたからこそ、第六世代は今の形になったのだろう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”CUSTOMIZED MODELS”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

魅惑のボディワーク

キャンディアップルレッドの妖艶なボディカラーに、ミューラルとゴールドリーフが入ったカマロ。ZL1の前後バンパー・サイドスカートを移植してペイント、上下のグリルもペイントした。ボディを縦横に流れるゴールドリーフは、一部のラインをキャンディペイントの下に入れてさまざまな表情を演出。インテリアもペイントと張り替えでフルカスタムだ。

http://gracecab.jp

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赤と黒でZL1を造る

赤を選んだのはオーナーさん自身が広島カープファンだから。ZL1をベースにK&Nインテークカーボンパイプ、ボーラアタックマフラー、CPUチューン、ロングチューブヘダース、APRスプリッター、リアウインドルーバーを追加、ホイールはZL1用のHRE・P40SC・20インチ・ブラッシュドレッドを選んだ。赤と黒の塗り分けが絶妙だ。

http://www.bs-carbox.jp

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_DSC0048[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]カマロがマスタングへの対抗馬として発売されたのは間違いないが、シボレーとフォードとで事情が異なったのは、シボレーにはすでにコルベットがあったこと。コルベットはアメリカ製スポーツカーのトップランナーとなるべく開発されていたので、スポーティカーたるカマロには流用できる技術も多かった。だから、カマロに課せられたのは「マスタングに勝つ」ことだけだった。ところがカマロが第二世代へと移行した頃には世の中の流れが変わりつつあった。事故率の高騰による保険料の引き上げ、進行する大気汚染を受けての対応不可能とも思えるほど厳しい排ガス規制、そしてオイルショックによる燃料代の暴騰と、どれをとっても自動車にとってマイナスの材料ばかりだった。マスタングに勝つよりもまず、どうしたらカマロ自身を継続できるのかが課題とならざるを得なかった。そうした時期に、スポーツカーとしての性能はコルベットに任せて、カマロはパーソナルクーペとして特化すればいいという状況はラッキーと言えるものだった。だから逆に、第二世代から第三世代にかけての時期にも、Z28やIROC-Zなど高性能モデルにも手を出すことができた。ただし、いよいよという場面になると、コルベットだけ残してカマロはやめるという選択肢をシボレーに与えたのも事実だろう。スポーツモデルをマスタングしか持たなかったフォードは、続けるしかなかったわけである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]http://www.chevroletjapan.com

■Text|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

COBB チューン続々増加中 エコマスタングが面白い!フォードマスタング【オールインポート】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”EXTREME AMERICAN
2015y FORD MUSTANG Eco Boost”][vc_column_text]軽量ボディにターボを搭載するポテンシャルは、チューニングベースに最適とされるマスタング・エコブースト。それをさらにレベルアップさせる専用のチューニングパーツがCOBBチューニングだ。過激に変化する姿に魅了され、続々と導入するオーナーが続出。今回もそんな一台を紹介しよう!

221[/vc_column_text][vc_custom_heading text=”3段階のレベル設定があるCOBBチューニング”][vc_column_text]残念ながら日本からは撤退したフォードだが、本国では主力車種のマスタングがマイナーチェンジされ、着々と進化を遂げている。そんな6世代目の現行マスタングの大きなトピックといえば、2.3ℓ直4ターボのエコブーストエンジンが搭載されたことだ。登場時には「非力」なイメージがあったエコブーストだが、V8=アメ車は過去の話で、とにかくよく走り、何と言っても低燃費で維持費も安いとして、ここに来て徐々に勢力を拡大している。そのエコブーストマスタングの勢いをさらに熱くさせているのが、埼玉県のオールインポートが日本総代理店として展開するエコブーストマスタング専用のチューニング「COBBチューニング」だ。ステージ1~3までの3段階のチューニングメニューがあり、フルチューンのステージ3では、65hpアップとなる。紹介するモデルは、ステージ1のECUチューンデバイス「アクセスポートV3」をセットし、COBBチューニング専用アルミ大径インテーク&キャタバックエギゾーストに変更という内容で、通常のセットメニューとは違う、単品取り付け型。かなり迫力あるマフラーサウンドになり、走る意欲を掻き立ててくれる。他にグランドデザイン車高調、ロハナの20インチホイールを装着。セットメニューも用意されているが、こうした自分オリジナルの組み合わせができるのも、COBBチューニングの面白さ。エコブーストは過激に変身する。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]214

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ステージ1、ステージ2、ステージ3の三段階のチューニングのセッティングがあるCOBBチューニング。しかしこの3パターンは、あくまでもオススメキット。単品パーツを自分好みに組み合わせることも可能。今回のモデルは、ステージ1のECUチューンデバイス・アクセスポートV3に、専用アルミ大径エアインテーク、専用キャタバックエギゾーストを組み込む。

 

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ベースは15年型の50周年エディションでディーラー車。ミラー形状が違うなど仕様が異なるが、いずれはレアモデルになる…かも?

 

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ホイールはロハナの20インチ。車高調はグランドデザインを装着する。走りを意識しつつ、見た目にもこだわるならば20インチの定がベストかもしれない。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]取材協力◆オールインポート
tel.048-959-9419 http://www.allimport.jp

 

撮影◆古閑章朗 原稿◆相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

アットホームツーリング クラブ・ピットインアクツ オーナーズミーティング

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”初めて平和に宴会が終了!?酒豪だけの忘年会ツーリング”][vc_column_text]アットホームなツーリングを定期的に開催する、埼玉県のピットインアクツのカークラブ「クラブ・ピットインアクツ」。年末恒例の1泊2日忘年会ツーリングが、2017年11月25~26日に開催された。

DSC_0056[/vc_column_text][vc_column_text]板金塗装を専門にしながら、アストロを中心にカスタムやパーツ販売を行なう埼玉県のピットインアクツ。同ショップに通うオーナーで構成したカークラブ「クラブ・ピットインアクツ」は、年に数回様々な場所でツーリングを開催。中でも毎年恒例となっているのが、栃木県の温泉で宴会を行なう忘年会ツーリングだ。2017年11月25~26日、栃木県の那須塩原温泉にて忘年会ツーリングが開催。普段のツーリングでは多くのメンバーが集まるが、この忘年会ツーリングは宴会の豪快さが凄すぎて、年々メンバーが脱落(笑)。今回集まったメンバーは自他ともに認める酒豪メンバーだ。しかし、朝まで派手な宴会になると思いきや、宴会は初めて程よい時間にに平和に終了。翌日は千本松牧場に移動し、BBQを堪能。とにかく飲んで食べてを満喫するのが、クラブピットインアクツのツーリングなのである。

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基本的に宴会が目的なので、早々にホテルに向かってお酒を飲みたいメンバーたち。しかしさすがに早すぎたため、塩原の観光遊覧馬車「トテ馬車」に乗ることに。その後、宴会開始まで待てずに各自部屋でフライング乾杯。宴会が始まる頃にはだいぶ出来上がってしまい、宴会は例年になく早い時間に終了。[/vc_column_text][vc_column_text]

2日目は同じ栃木県内にある千本松牧場に場所を移し、当日参加メンバー組と合流しBBQを堪能。とにかく昔っから食べることが大好きなメンバー達。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■写真:ピットインアクツ専属カメラマン

■Text|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]アメ車マガジン 2018年 3月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]