魅力溢れる80~90年代のアメ車たち【C3 Corvette/Camaro IROC-Z/GMC Jimmy】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”80s-90sBeat
1982 Chevy C3 Corvette
1989 Chevy Camaro IROC-Z
1987 GMC Jimmy”][vc_column_text]_N6I5767

エンジンチューンをはじめ、正統派のメンテナンスを得意とする大阪のプロショップ「F.A.S.T(ファースト)」。ビンテージマッスルからSUVまで幅広くアメ車を扱うが、中でも80年代~90年代のアメ車が熱いという。今回は82年型コルベットと89年型カマロ、87年型ジミーの3台を紹介しよう。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4466

1980年代から90年代にかけてのアメ車は、歴史上、もっとも元気がなかった…なんて言われている。70年の「マスキー法」の施行により厳しい自動車排気ガス規制が実施され、大排気量・ハイパワーエンジンは、半ば骨抜きにされた。さらにアメリカ経済そのものも大きく落ち込み、とくにマッスルカーやスポーツカーは低迷していくことになる。その生き残りの道を、まるで手探りしているような状況だった。ならば、その当時のアメ車は乗る価値も、所有する価値もないのか? いや、低迷し、混迷を極めていた頃だからこそ魅力的なのだ、と大阪のアメ車スペシャリティショップ『F.A.S.T』代表の大森圭司さんは言う。「たとえばコルベットはC3からC4へ、カマロはサードとフォースの時代で、転換期というか、大きな進化のあった時代と言えるんです」たとえば搭載エンジンはキャブレター式からインジェクション式に変わっていったのがこの時代。排ガス規制を克服して、さらなるパワーアップが実現しつつあった…それがちょうど、80~90年代のトピックスだというのだ。うーん、フルレストアやエンジンスワップなど、クルマの中身を知り尽くさなければできない重作業を、易々とこなす大森さんの言葉にはなかなか説得力がある。それでは、そんな時代の典型的な3台、シボレー・コルベット&カマロ、GMCジミーを紹介していくことにしよう。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1982 Chevy C3 Corvette はこちら

1989 Chevy Camaro IROC-Z はこちら

1987 GMC Jimmy はこちら[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks ◆ F.A.S.T
Phone ◆ 06-6784-1976
URL ◆ http://fast1976.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Takeo Asai
Report ◆ Yoshinobu Kohsaka[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

90sハイテックを匂わせるクールトラック【1997 Chevy C1500】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”80s-90sBeat
1997 Chevy C1500″][vc_column_text]IMG_5210

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NASCARトラックレース参戦モデルに相応しい5速マニュアル車をストリートカーとしてクールにまとめたC1500シルバラード。スポーティかつスタイリッシュなトラックに仕上がった傑作車だ。[/vc_column_text][vc_column_text]1960年にデビューしたGMのフルサイズトラック、C/Kシリーズの4世代目となるC1500は、同シリーズの最終型として88年~98年にラインナップされた。グレードはシャイアン、スコッツデール、シルバラードの3種。キャビンはシングル、エクステンド、クルーキャブ(4ドア)があり、ベッドはフリートサイドの他、ステップサイド、ヘビーデューティにはデューリーと、多様なバリエーションでラインナップ。エアサスにアレンジし、極端にロワードしたいわゆるスラムド系が主流だが、その反面、リフレッシュを兼ねてストックの魅力を引き出しながら車高のアレンジでプロポーションを整えるレストロッド風のアプローチも増えている。この個体は、モールディングなどをリフレッシュしてストックの魅力を引き立てつつも、ビレットグリルやバドニック製ビレットホイールを投入し、ナインティーズ・ハイテックを匂わせるアプローチでまとめたセンスの良い1台。そしてスポーツトラックを地でいくファクトリー5速マニュアル車というのがキャラクターを決定付ける最大のポイント。疾走感に溢れるロースタンスの車高プロポーションも絶妙で、C1500のショートボックスのスタイリングの良さが際立って、実に魅力的。エアサスは採用せず、このプロポーションで、5MTのHotな走りが味わえるのもポイント。NASCARトラック参戦車としてのペディグリーに見合ういそうでいない傑作車と言えるのだ。[/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8333

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絶妙な車高スタンスにアレンジされていることで、ショートボックスならではの引き締ったスタイリングの良さが際立つ。ファントムな社外ビレットグリルは、ピッチを細かくアレンジしたうえでインストール。バンパーは前後ともにマッチペイントし、純正のモールディングを装着することで、シャープな印象を与える。2010年型シルバラード用のテールゲート・プロテクターがスポイラー的で疾走感あるルックスに貢献。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]IMG_8318

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基本的にストックをキープするフロアシフト&ベンチシート車。マニュアルのシフターはショートストロークの社外品でアップグレード。レバーは専門ブランドのHurst 製。ベゼルはCNC 製作によるナオキモータービルドのオリジナル品。黒一色のステアリングは、社外のビレット製。[/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8349

搭載エンジンは255hpを発揮するボーテック350(5.7ℓ)。K&N製のパワーフィルターの投入やマフラーのアレンジでレスポンスの良いフィーリングを確保。そして、トランスミッションは5速マニュアル。アメリカンV8&スティックシフトをイージかつ快適に味わえる![/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8314

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フロントは2インチドロップスピンドルとベルテック製サスをカットして装着。リアのリーフスプリングはフリップキット&ロングなシャックルを用いてデフ下に移設。バンプラバーにはハイエース用を流用するなど、プロポーションだけでなく、乗り味も踏まえてアレンジ。ホイールはバドニック社のビレット製。タイヤはウルトラスポーツ(F:245/35ZR20、R:275/35ZR20)。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks ◆ NAOKI MOTOR BUILD
Phone ◆ 072-236-7300[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo & Report ◆ Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

“超希少”なブリットを手に入れるチャンスあり【ウイングオート】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”とことんモダンマッスルと戯れる!!
AMERICAN MODERN MUSCLE CARS
フォードグローバルサブディーラーの安心感と共に
2008 FORD MUSTANG US BULLITT”][vc_column_text]2008年にフォードがリリースした特別な限定モデル、マスタングUSブリットが愛知県のウイングオートに販売車両として置かれている。同社はフォードのグローバルサブディーラーでもあり、安心要素は極めて高い。

mustang_01_run[/vc_column_text][vc_custom_heading text=”世界7700台限定 映画ファン垂涎の1台”][vc_column_text]今でこそカーアクション映画と言えば「ワイルド・スピード」シリーズが著名だが、ベテランのアメ車ファンにとっては1968年の映画「ブリット」も忘れられないはずだ。スティーブ・マックィーン演じる主人公が、同年型マスタング390GTを愛車としていた。劇中では現代のようなCGに頼らずカーアクションを見せており、今なお「映画史上もっとも過激」と評されている。映画作品そのものも歴史に残る名作とされているため、アメ車好きなら必見の作品である。そして、映画「ブリット」に登場したマスタングをフォードが2008年に生まれ変わらせたのが、このマスタングUSブリット。当時、世界7700台の限定車としてリリースされ、多くのマッスルカーファンがこぞって入手を願ったモデル。それから9年が経った現在、限定車としてはそこそこ多い生産数でありながら、中古車市場で見掛けることは滅多にない。その理由はおそらくファンによって大切に保有され続けているのだと思われる。しかし、貴重な1台が愛知県のウイングオートに鎮座しているという、これは間違いなく、ファンにとっては大きなチャンスだ。この1台は、ウイングオートが新車当時にサリーン正規ディーラーとして販売し、2オーナーとも同社でサポートしたもの。これまでのオーナーは、それはもう大切に扱っていたそうで、コンディションは今も良好に維持されている。また、ウイングオートはフォードのグローバルサブディーラーでもあるため、状態を維持するためのノウハウが当然あり、購入後のサポートの点でも安心できる。何の気兼ねもなく憧れのクルマを手に入れて、そして大切に使い続けられる環境が整っている。映画史に残る傑作「ブリット」。その正式な継承として限定的に誕生したマスタングUSブリットは、今後さらにその価値を高めていくだろう。

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mustang_09_badge[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]アメリカンレーシングのトルクスラストをイメージしてデザインされた5本スポークデザインのホイール、ブレンボブレーキ、ブリット専用のエキゾーストシステムが導入されており、エンジンパワーの向上とフィーリングを心地良くするために、排気干渉を抑えている。3.5インチのデュアルエキゾーストはリアビューの迫力を増す。

 

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mustang_07_muffler[/vc_column_text][vc_column_text]4.6ℓエンジンにもブリット専用チューニングが施されており、フォードレーシングのチューニングによって最高出力315hpをマークしていたわけだが、さらにサリーン製スーパーチャージャーを搭載することでパワーは475hpへと引き上げられている。エンジンルームで確認できるストラットタワーブレースもブリット専用であり、劇中で見せたクイックな走りを実現するための特別装備である。

mustang_04_eg[/vc_column_text][vc_column_text]インテリアではアルミインパネ、アルミシフトノブ、アルミペダルカバーなどが備わっており、ステアリングの中央にはブリットのロゴが飾られる。もちろんいずれもブリット専用の装備であり、スパルタンな印象を演出する。ミッションは5MT。トランクルームにはカロッツェリアのオーディオシステムが組まれている。

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mustang_08_audio[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]FORD GLOBAL SUB DEALER
WINGAUTO(シボレー名岐)
tel.052-409-5434
http://www.wingauto.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo & Text:加藤山往[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

IROC-Zをカリカリチューンした快速仕様【1989 Chevy Camaro IROC-Z】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”80s-90sBeat
1989 Chevy Camaro IROC-Z”][vc_column_text]コルベットとともに弟分のカマロについても、80~90年代は大きな変化があった。82~92年はサード、93~02年はフォースの時代だが、パワーユニットはどんどん現代的になった。パワー的にもキャラクター的にも、スポーツ指向が高まってきていたのだ。

_N6I6224[/vc_column_text][vc_column_text]『F.A.S.T』の大森さんがもともと“よく走る”と評価する、IROC-Z 仕様のカマロ。さらにビッグスロットルやCPUのチューンで、パフォーマンスはアップ。さらにツイン電動ファンへの変更により、今の道路事情でも安心して乗ることのできる対応もなされている。[/vc_column_text][vc_column_text]そんなわけで、80~90年代を代表するカマロとして『F.A.S.T』が紹介してくれたのが、サードカマロ、89年型モデルだ。スタイルは先代の流麗なセカンドから、スクエアなハッチバックに変貌。マスクも2灯タイプからシャープな4灯タイプになり、スポーティムードが高まった。パワーユニットも、80年代前半のデビュー当時こそ、厳しくなっていく排出ガス規制の中で、最大排気量が350(5.7L)と、ちょっとトーンダウン気味だったが、キャブレター式の燃料噴射装置を基本に、クロスファイア・インジェクションをオプションとして初めて採用。その後、インジェクションは全車に標準化され、後期にはTBI(スロットルボディインジェクション)やTPI(チューンドポートインジェクション)も採用されるようになった。今回の車両は、サードの後期モデル、グレードはスポーツ指向の強い「IROC-Z」で、350(5.7L)TPI、245hpが搭載されている。しかもF.A.S.Tによって、ビッグスロットル化やCPUロムの変更もされているので、かなり走りは鮮烈。ちなみにトランスミッションもこのモデルイヤーからATがオーバードライブ付きの4速に変更されたので、高速ドライブも快適。さらにスタイリングもF.A.S.Tオリジナルのボンネットや、ワンオフマフラー、18インチハヤシストリートホイールなどで構成。今どきのスポーツカーとしても十分、通用するのだ。

_N6I6067[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]_N6I5951

F.A.S.Tオリジナルのボンネットはスタイリングだけでなく、エンジンルームのクーリングにも一役買ってくれる。リヤビューは両サイド出しのワンオフマフラーで、18インチのオリジナルホイールもスポーティムードを盛り上げてくれる。[/vc_column_text][vc_column_text]_N6I6040

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インテリアの造形はシンプルかつ、スポーティなムード。とはいえ乗り味や居住性は快適指向で普段乗りも気負いなく乗ることができる。シート地はファブリックだがオシャレな雰囲気、かつ電動パワー調整式で高級感もある。[/vc_column_text][vc_column_text]_N6I6017

今回の車両はサスペンションにビルシュタインを装着。オリジナルとはひと味違う、引き締まった乗り味を提供。ホイールは『F.A.S.T』オリジナルのハヤシストリートホイール、18 インチ。コルベットにも対応している。[/vc_column_text][vc_column_text]_N6I6031

エンジンは350TPI、245hpを発揮する。トランスミッションはこのモデルイヤーから組み合わされることになった4速AT。レースシーンをモチーフにしたグレード「IROC-Z」はリヤアクスルも強化仕様が採用されていた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks ◆ F.A.S.T
Phone ◆ 06-6784-1976
URL ◆ http://fast1976.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo ◆ Takeo Asai
Report ◆ Yoshinobu Kohsaka[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

驚異のポテンシャルを秘めた ハースト・チャレンジャー【キャンディゲート】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”とことんモダンマッスルと戯れる!!
AMERICAN MODERN MUSCLE CARS
見た目はハースト、でもその中身は強心臓!!”][vc_column_text]人気モデルともなれば当然誰かと被ってしまうことは仕方のないこと。しかしそれを良しとせず、チャレンジャーをベースとしながらもスペシャルなマシンを手に入れ、さらには圧倒的なポテンシャルも手に入れて、違いをアピール。

DSC_4356[/vc_column_text][vc_custom_heading text=”2010 DODGE CHALLENGER SRT-8
HURST KENNE BELL SUPERCHARGED”][vc_column_text]DSC_4365

DSC_4327[/vc_column_text][vc_custom_heading text=”思いを実現するために講じたとっておきの策”][vc_column_text]誰かと同じでは物足りない、というか満足できないというのは、アメ車オーナーたちを取材しているとよく耳にする話。でだ。オーナーである高山さんもこの思いをかなえるために馴染みのショップに相談。しかし、返ってきた言葉は「これは難しいんじゃない…」と。そう言われても一度点いてしまった火は簡単には消せない。ちなみに高山さんが喉から手が出るほど欲しがっていたクルマはチャレンジャーなのだが、もちろん通常のラインナップにあるモデルではなく、シフターと言えば真っ先に名の挙がる、あのハーストが製作したコンプリートカー。「最後まで希望をすてちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ」という某漫画の有名な台詞のごとく、決してあきらめなかった高山さん。思いは実現して7年前に納車を果たす。チャレンジャーを目にする機会の多い我々編集部員でも、ハースト仕様のチャレンジャーなんてそうは出会わないという希少車だけに、オーナーもさぞや満足しているのかと思いきや、まだまだと言いたげな様子。ちなみにだが、ハースト仕様のチャレンジャーはシリーズ2(R/T・SRT)、シリーズ3(R/T&スーパーチャージャー)、シリーズ4(SRT&スーパーチャージャー)、シリーズ5(SRT&スーパーチャージャー)まで用意され、シリーズ2は全米のダッジディーラーでオーダーすることができた。高山さんのチャレンジャーはシリーズ5で、ストックの状態でも572hpを発揮するチューニングマシン……なのだが、これをあっさりと捨て去ってモアパワーを追求!!このノリこそまさにアメリカン♪ 聞いているコッチも楽しくなってくる。本来は心臓部にボルテックのスーパーチャージャーが搭載されていたのだが、これに替わる新たなスーパーチャージャーとしてケニーベルをチョイス。とはいえ、これをただ単にポン付けすればいいというわけではない。最高のパフォーマンスを発揮させるためには関連するあらゆる箇所を見直し、度重なるセッティングを経る必要がある。そして最終的に導き出されたパワーは707hp。なんだヘルキャットと同じじゃん!!と思った人もいると思うが、これはタイヤでの計測値だけに、エンジン本体で考えたらそれ以上ってことで、ヘルキャットを凌ぐ強心臓と化したモンスター。ちなみにトルクは97.6kg‐mで、ヘルキャットより約8kg‐mアップしている。とにかく「人と被ることを許さない」ことを追い求めて辿り着いた、こだわりのマシン。目下の課題は冷却性の強化のみ。

DSC_4292[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]ボディ回りで手を加えたのはフロントノーズとリアウイング、そしてドルフィンアンテナカバーのみ。これらはいずれもキャンディゲート製で、販売開始早々にオーダーして装着したとのこと。

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DSC_4374[/vc_column_text][vc_column_text]ハーストバージョンのマフラーにはマグナフローのキャットバックエキゾーストが採用されている。ヘダースはエンジンをチューニングすると同時にアメリカンレーシングへと交換して、排気効率が見直されている。

DSC_4334[/vc_column_text][vc_column_text]エンジンと追加したボディキット以外はストックのハーストバージョンのままのフォルムを維持。助手席側のダッシュボードにはハーストであることを証明するプレート。ナンバーは16。そしてトランクフードの内側にもサインが施されていた。

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DSC_4376[/vc_column_text][vc_column_text]2010年型SRT-8をベースとしているため、ユニットは6.1ℓ V8HEMI。ハーストはこれにボルテックのスーパーチャージャーを組み込んで最高出力572hpとしていたわけだが、これに満足することなくさらなるパワーを追い求めてケニーベルの2.8ℓスーパーチャージャーをインストール。そして最高出力707hp、最大トルク97.6kg-mという領域にたどり着く。

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DSC_4304[/vc_column_text][vc_column_text]アイバッハの調整式コイルオーバーサスペンションが組み合わされているハーストバージョンだが、よりパワーアップした強心臓に対応させるためにアラゴスタの調整式コイルオーバーサスペンションを採用。

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DSC_4302[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]OWNER
Noriyuki Takayama

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[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Thanks:CANDY GATE
tel.044-976-2444
http://www.candy-gate.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo&Text:編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

V6で何が悪い?! スポーティに走れるダッジ【グッドスピードインターナショナル】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”とことんモダンマッスルと戯れる!!
AMERICAN MODERN MUSCLE CARS
GSはMOPAR も豊富にラインナップ”][vc_column_text]中京地区で、国産・輸入車を幅広く扱うグッドスピードインターナショナル。中でも名古屋店はSUVからマッスルカーまで、様々なアメ車を取り扱い中。2017年12月号ではマスタング特集を行なったが、実はMOPAR系の車種も豊富に取り揃えているのだ。[/vc_column_text][vc_custom_heading text=”スタイル良し走り良しダッジ車を堪能をせよ”][vc_column_text]ダッジブランドの中でも、特に最近人気を集めているチャレンジャーとチャージャー。圧倒的なパフォーマンスを持つヘルキャットの性能をフルに発揮できる人はごく一部だし、簡単に手が出せるプライスでもない。だが、そんなハイパフォーマンスモデルのDNAを感じられ、経済性にも優れるモデルをここでは紹介しよう。紹介モデルは、搭載エンジンはどちらもV6 3.6L。実用性やその雰囲気を気軽に楽しみたい人にはV6がオススメ。確かに上級グレードにはHEMIエンジンが設定されるが、3.6Lのこのエンジンでも292psを発揮するので、必要にして十分過ぎるパフォーマンスを発揮してくれる。チャレンジャーはノーマルっぽさを残しつつもマフラーをボーラに交換し、重低音が響くサウンドを堪能できる。一方、チャージャーはジオバンナのホイールでインチアップを実施し、ナビやバックカメラも搭載しているので、スタイルだけでなく快適なドライブも約束する。カスタムするのもアリだが、そのままノーマル風に乗るだけでも日本車にはない存在感を醸し出してくれるのが、アメ車の最大の魅力。気持ちよくクルーズさせることはもちろん、ひとたびアクセルを踏み込むと野生的な走りも堪能できる。

_N6I5519[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2015 DODGE CHALLENGER SXT”][vc_column_text]こちらの車両は、2015年型でグレードはSXT。3.6ℓのV6エンジンには8ATが組み合わされ、非常にスムーズな加速が楽しめるのが最大の特徴と言える。足回りやタイヤ&ホイールはノーマルのままであるが。マフラーはボーラに変更済み。現在の走行距離は29,000kmで、気になる価格は369.8万円。オリジナルスタイルのまま乗るもよし、さらにカスタムを施すベースとするのもアリ。念願のマッスルカーデビューに最適な1台だと言えよう。

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_N6I5458[/vc_column_text][vc_column_text]インテリアもオリジナル。スティックタイプのシフトレバーが、先進的な雰囲気を醸し出す。マフラーはスクエアなテールエンドが特徴的なボーラに交換し、心地よいサウンドを奏でてくれる。チャージャーと同じV6・3600ccを搭載。HEMIには及ばないが、実用性や経済性に優れたパワーユニットと言えるだろう。

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_N6I5478[/vc_column_text][vc_column_text]基本的にはオリジナルのスタイリングをキープ。ノーマルのアルミが少々寂しい気がしなくもないが、敢えてストック状態で乗るのも良いし、アフターのホイールに交換するのもアリ。まさに自分の好みにこれから仕上げていける、そんな1台だ。

_N6I5463[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2015 DODGE CHARGER SE”][vc_column_text]ノーマル風のチャレンジャーに対し、ややカスタム色の強いチャージャー。2015年型のSEがベースで、これにサイバーナビやバックカメラなどを搭載。クルーズコントロールやパワーシートなども標準装備となっており、快適なドライブが楽しめる。取材時の走行距離は4.7万kmで、価格は259.8万円。気軽にマッスルカーライフを始めたいという人に、最適な1台と言えよう。足元はジオバンナのジェネリー・ダバルでドレスアップを施す。

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_N6I5405[/vc_column_text][vc_column_text]標識や信号機の警告も行なってくれるサイバーナビをインストール。メインモニターでエアコンのコントロールも可能となっており、操作性は良好。エンジンは現在のクライスラーのメインとなるV6 3.6ℓを搭載。比較的小さく思うかもしれないが、それでも292psを発揮してくれ、十分過ぎるパフォーマンスだと言える。

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_N6I5392[/vc_column_text][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ gap=”3″ grid_id=”vc_gid:1522057091912-5b4ee229-de6e-5″ include=”7669,7668″][vc_column_text]ジオバンナのホイールでインチアップを施しているが、基本的にはオリジナルのスタイリングをキープ。リヤバンパーにはカーナビと連動したバックカメラを装着することで、比較的大きなボディサイズではあるが、車庫入れも安心してできる。

_N6I5407[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Thanks:GOOD SPEED INTERNATIONAL
tel.0561-51-4092 http://sport-ucar.com/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo:浅井岳男 ■Text:空野 稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

現行型マスタング専用、P51がステキすぎる!!【THX&CO】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”とことんモダンマッスルと戯れる!!
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マスタングファンに朗報”][vc_column_text]金沢のTHX&COが、現行型S550マスタングの専用ホイール「P51」の取り扱いを開始! いま一番アツイブランドを早速紹介しよう。[/vc_column_text][vc_custom_heading text=”名戦闘機P51の名を冠した高品質ホイール”][vc_column_text]マスタングと聞いて、多くの人はフォード・マスタングを思い浮かべるだろう。だが、アメリカに詳しい人が「P51」と聞くと、ニヤリとせざるをえないだろう。実は第二次世界大戦中に登場したアメリカの戦闘機で、P51マスタングという機体が存在した。そう、その2つの意味を込め、P51というマスタング専用のホイールブランドが誕生したわけだ。現行モデルのS550だけに敢えてターゲットを絞ることで、ノーマルフェンダーのままでありながら、綺麗にタイヤを飲み込む。日本総代理店のTHX&COは2017年の4月にオープンしたばかりだが、代表の森忠さんはFORD好きが嵩じP51の取り扱いを開始。今回はブラックの中に一際鮮やかに映えるレッドを装着したが、カラーバリエーションとしては定番のブラックやマットブラック、ブロンズなどもラインアップ。専用設計だから実現出来る美しいスタイリングは、間違いなくマスタングユーザーのハートを掴むと言えよう。

_N6I4936[/vc_column_text][vc_column_text]装着車両は、日本国内の正規販売が幻となった、V8・5.0GTプレミアム。BCレーシングの車高調を組み込み、各部に3Dカーボンのエアロを装着し、スタンス的なスタイルを実現。しっかりと踏めるパフォーマンスを実現するために、敢えてエアサスでなく車高調をチョイスしている。[/vc_column_text][vc_column_text]_N6I4992

S550・現行マスタングの専用ホイール「P51」。車種専用設計とすることで、フロント10J、リヤ11Jでありながらも、ノーマルフェンダーのままで、しかも無加工で装着可能。余分なものを一切排除したようなその形状は、機能美という言葉が相応しく、野生馬の荒々しさを見事に表現しているとも言える。キャンディーレッドのカラーリングも独特な雰囲気を漂わせており、アルミの素地が透けて見えるのも、他にはない個性と言えよう。

_N6I4856[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Thanks:THX&CO
tel.076-254-5481
http://thx-co.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo:浅井岳男 ■Text:空野 稜[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

今は希少なマークⅧが愛車のアメ車女子 リンカーン マークVIII HARUNA ☆ アメマガガール

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”今は希少なマークⅧが愛車でもいつかは59年型キャデラック!!”][vc_column_text]キャデラック・エルドラドの対抗馬として登場したリンカーン・マークⅧ。同ブランドでは最後のクーペモデル。当初は存在自体よく分かっていなかった彼女だけど、購入してから三年半が経過して思い入れも強く、絆は深まっていくばかり。

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DSC_3629[/vc_column_text][vc_custom_heading text=”アメ車に乗りたいという思いをかなえるために”][vc_column_text]DSC_3728

1992年に1993年モデルとして登場したリンカーン・マークⅧは、マークシリーズの8代目にあたるラグジュアリークーペ。1998年モデルを最後にその幕を閉じたマークシリーズの最終モデルは、希少車といって間違いない。そんなマークⅧを愛車としているのがハルナさん。彼女と初めて会ったのは、昨年の3月に大磯ロングビーチの駐車場で開催したアメマガミーティング。この時は300台を超すアメ車が集結して大盛況。参加車両の中には珍しいモデルが数台あったけれど、その内の一台がマークⅧで、しかも女性オーナーっていうから強く印象に残っていた。その後も本誌主催のイベントに参加してくれていただけでなく、アメマガガールに出たいという希望も聞いていたので、こちらこそお願いしますとばかりにコンタクトを取っていたけれど、悪天候が撮影を拒む。一度めは雨で断念。二度目は台風で断念。そして今回。三度目の正直になるかと段取りするもまたしてや雨…。う~ん、筆者が雨男?それとも彼女が雨女?なのかは分からないけれど、ここまで来たら絶対に撮影したいという気持ちが高まる。当初予定していた次の日は晴れという予報だったため、急遽スケジュールを調整してもらい、ようやく撮影に漕ぎ着けた次第。過去にも予定が変更になることはあったが、ここまで天候に振り回されたのは初めて。これで「何でマークⅧなのか?」という真相も確かめられる。で、彼女に真っ先に聞いた「なんで?」と。すると彼女は「最初はこのクルマってカッコイイんだか、カッコ悪いんだかよく分からなかったし、こんなアメ車があるんだって感じでした」と。実はこのマークⅧはお姉さんの知人が所有していたのだが、乗り換えるという話を聞いて譲ってもらったそうなのだ。車検もだいぶ残っていたし、アメ車にも乗りたかったから、切れるまでとりあえず乗ってみようっていう軽いノリでスタートしたアメ車生活。だが、お母さんはこれには大反対していたため、事後報告で処理(笑)。そもそも彼女がアメ車を好きになったキッカケは富士スピードウェイで開催されているアメフェスに行ったこと。会場を埋め尽くすアメ車、しかもカラフル、そして陽気な雰囲気に包まれながらイベントを満喫していた彼女の視線を釘付けにしたのが59年型キャデラック。翼の様な巨大なテールフィンを特徴とする、キャデラックを、アメ車を代表するモデル。このクルマを見て「いつか私も59年型キャデラックのオーナーになる!!」という夢を抱いた。この夢は今も継続中。かなえた時には再び撮影させて欲しい!!

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DSC_3742[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]最初はどうかと思ったマークⅧだけど、乗り出すうちに愛着も強まり、上品な曲線のフォルムがとにかくお気に入り。ドアパネルやスカッフプレートにはスワロ加工を自身で施してアレンジする。

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DSC_3621[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

K5でなく、あえてのGMCジミー【1987 GMC JIMMY】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”80s-90sBeat
1987 GMC JIMMY”][vc_column_text]フルサイズトラックからSUVへと進化を遂げる中で、ブロンコやK-5のキャノピーほど分かりやすいものはない。「荷台をキャビンに!」という大胆なアレンジから始まったのがアメリカンSUVの起源。その歴史を色濃く感じさせる個体の魅力に迫る!

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DSC_4597[/vc_column_text][vc_column_text]アメリカはもちろん、日本国内でも70年代、80年代のC10、K5ブレイザーの価格が高騰中の昨今、程度の良い個体は高値で取引される。ここではアメリカンビンテージのネクストジェネレーションとして期待の高まる87年型GMCジミーを紹介しよう。「K5ブレイザーと何が違うの?」と言った疑問の多いジミーではあるが大きな違いはグリルとエンブレムだけであり、パワートレインやパッケージに大きな違いはない。それでもジミー顔のK5ブレイザーではなく、正真正銘のGMCジミーに限定して探すユーザーが多いのも事実だ。これはアストロよりもサファリ、タホよりもユーコンとGMCブランドを好む流れと、共通の話である。紹介する車両は縦目2灯から4灯へとコンバートした最終モデルフェイスの87年型。キャブレターからTBIフューエルインジェクションへと進化した直後のモデルだ。足回りは本来前後リーフスプリングだが、この個体はレースランナーのコイル式車高調へと換装。10年以上前に仕上げた足回りなので若干のヘタリは出てきているものの、街乗りからオフロードまでシーン毎にセッティングができる点も魅力の一つだ。さらにボトムスへと目をやるとこの手のクルマには珍しいディックシーペックへと換装。オーナーさんは、は一通り手を加えたそうで、ある意味集大成と呼ぶべきカタチとなっているそう。長く楽しめるのも流行に左右されない80年代SUVの魅力と言えるだろう。[/vc_column_text][vc_single_image image=”7824″ img_size=”full”][vc_column_text]DSC_4483

レースランナーによる約6インチのリフトアップに最終モデルフェイスコンバート、ヘダースから後ろをワンオフで制作する両サイド出しマフラーに必要最小限のサイドステップ、インナーフェンダーのステッカーチューンで手を入れつつも、エンブレムなどの装飾などは当時物をストック。この曖昧さが独特の味として魅力を増している。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4568

インパネを見て全塗装したな…と見抜く人は玄人。実はこの個体はブルー×ホワイトのオリジナルカラーからエクステリアのみブラックへ全塗装しているのだ。その名残がこのインテリアであり、オーナーさんはいずれはオリジナルカラーへ戻したいとのこと。ダッシュにレイアウトされたタコメーターやRECARAステアリング以外はほぼオリジナルをストック。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4494

90年代を代表する名車、C/Kやタホ、サバーバンの95年モデルまでに搭載されるユニット、TBIエンジンがベースとなる同車。見た目とは裏腹に快適なフィーリングで、コンピューター制御の多いボーテックに比べてチューニングが容易なのも魅力の一つのエンジンなのだ。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4537DSC_4514

レースランナーの前後コイル式車高調でリフトアップ。ショックアブソーバーの取り付け位置が変更され、リーフスプリングとは異なる横方向へのねじれ対策が必要となったため各部を補正している。リフトアップされて位置関係がずれたデフの角度を斜めに調整しファイナルを変更するなど、走りに対する真面目な取り組みが随所から感じ取れる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks ◆ F.A.S.T
Phone ◆ 06-6784-1976
URL ◆ http://fast1976.jp/[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo & Report ◆ Akira Ishii[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

足グルマが立派なカスタムカーに変貌【1981 Chevy K5 Blazer】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”80s-90sBeat
1981 Chevy K5 Blazer”][vc_column_text]このブレイザー、当初は安価な中古車を入手して気軽な足グルマとして乗るつもりが、思いのほか手のかかる状態だったため、きっちりアップグレードして立派なカスタムカーに発展した。

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IMG_8137[/vc_column_text][vc_column_text]GMのフルサイズトラックC/Kシリーズをベースに、ショートホイールベース化した2ドアSUVのブレイザー。69年から75年までは、キャビンの部分も含めた脱着式ルーフによるフルコンバーチブルだったのに対し、76年以降は脱着式のルーフはキャビンより後方で分割されたピックアップにシェルを組み合わせたスタイルとなった。タホのルーツ的なモデルであり、この個体のオーナーは前頁のパネル仕様のタホと同じ。安価な中古車に遭遇したことで、あくまでも気軽に使える足グルマとして入手するも、エンジンが不調で、別の中古エンジンに載せ替えて対応。ところが、そのエンジンも不具合が出たため、それならばと、一気に新品のクレートモーター(組立済み)を投入。それに伴いトランスミッションも、リビルト済みの700R4に載せ替え、結局パワートレインを一新した。そんなわけで、ボディはそのまま活かしながらも、カスタムグリルを採用し、足回り&ホイールをはじめ、シートやインテリアもアレンジし、オーナーの得意分野でもあるオーディオもキッチリとアップグレードするなど、立派なカスタムカーに仕立ててしまった。今後は、アメリカのフルサイズトラックのトレンドにもあるように、オートクロス(パイロンスラローム)に向けたモディファイを行なう予定でいるそうだ。この手の微妙な状態のベース車の明暗は、オーナー次第で廃車にもショーカーにもなり得るのである。[/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8117

クリーンなボディには手をつけず、ビレット製のファントムグリルでアレンジ。フードはカウルタイプとし、脱着式ルーフにあわせてマットブラックでペイント。ドアハンドルには社外のリッチなビレット製を左右異なるデザインを採用。ローダウンしたプロポーションとブラックカラーで統一したことで、引き締った印象となっている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]IMG_8154

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シフターは純正コラムからB&M製シフターによってフロアにアレンジ。シートは前後共にオフロード車用のバケットタイプに変更し、ゲージ類はダコタデジタル製品で一新。さらにオーバーヘッドコンソールを備える樹脂製のヘッドライナーはC10用の社外品を加工して装着。オーディオはロックフォード製としスピーカーを12個投入。[/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8167

当初搭載されていたエンジンは状態が悪く、別の中古エンジンに載せ替えたものの、そのエンジンも調子が悪く、思い切って新品のクレートモーターを投入。エーデルブロック製600cfmキャブによるマイルドパフォーマンス仕様。リビルト品の700R4(4速AT)との組み合わせで、低速から高速域までスムースな走りを確保。マフラーには電動式カットアウトを装着しスイッチひとつで直管となる。[/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8121

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2インチドロップスピンドルとヘビーデューティスプリングを採用し、本来デフに対して上側にマウントするマルチリーフを2枚抜いた状態で下側にアレンジ。フロントブレーキはウィルウッド製6ポットでアップグレード。ホイールはマッスル系での装着例の多いコンペシリーズのRev。タイヤはリッチなPゼロ(F:245/40ZR20、R:285/35ZR20)。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks ◆ NAOKI MOTOR BUILD
Phone ◆ 072-236-7300[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo & Report ◆ Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]