今こそゲットしたいアストロ!!【1994 Chevy Astro】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”80s-90sBeat
1994 Chevy Astro”][vc_column_text]90sハイテック全盛期のGMC&BOYDのコラボレーションによるオフィシャル・カスタムを思わせる「今こそアリ」な初代アストロ。アストロブーム再来の予感![/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8228

クライスラーが切り開いたミニVANのカテゴリーに向けてGMが投入したアストロ。GMCの姉妹車サファリとともに、85~05年に2世代に渡りラインアップ。商業車としてのニーズがメインだったアメリカでは、ビレットホイールのパイオニアでもあるホットロッド界の巨匠ボイドとGMのコラボレーションによるカスタム仕様がディーラーで販売されたり、レースシーンではサービスカーとして採用されるケースも目立った。全幅は1956mmながらも全長は4500mm以内で収まるサイズは、都心での取り回しにも難なく、それでいて乗車スペースはゆったりと確保。さらに燃費も良いため、日本ではブームといえる程の勢いでデビューと同時にアメリカ以上に人気モデルとなった。そのため日本にも大量に輸入され、アメ車きってのポピュラーな存在となった。その反面、中古車市場では安価に出回り、過度なカスタムを施したり、ぞんざいに扱われてしまい、あれほど大量に存在した割には、良い状態の個体は極めて少ないのが実情。中でも85~94年にライナップされた初期型は、近年その魅力が再認識されている。しかし、ストックをキープするような個体には滅多に遭遇することはない…。そんな中、この個体は、元々ナオキモータービルドの宮田さんの愛車として活躍していたもので、現在はお客さんのファミリーカーとして実働。純正の車体色や、内装も良い状態で、キャスト製のボイドホイールが抜群に似合っている。[/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8245

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ボディはパッセンジャーVAN。シルバー&ガンメタリックの2トーンカラーはメーカー純正色。グリルの“ボウタイ”エンブレムをブラックアウトした以外は、ルーフレールも含めストックをキープした希少なアストロだ。適度なロワードとBoyd ホイールの装着で、格段に魅力UP![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]IMG_8259

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電動ミラー、前後AC、室内灯などのコントロールパネルがダッシュにレイアウトされるのは、ラグジュアリーツーリングを意味するLTグレードならでは。キャプテンシート4座でもゆったりとしたスペース。サードシートを外したカーゴスペースも十分なキャパシティである。[/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8289

エンジンはベーシックな直列4気筒2.5ℓ(98hp)、そしてV6の4.3ℓには165hpと200hpとで全3種類をラインナップ。この個体は93~94年型に設定された200hp仕様が搭載されている。トランスミッションは93年から電子制御式となった4速AT。[/vc_column_text][vc_column_text]IMG_8232

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フロントのスピンドルは2インチダウンのベルテック製を装着し、リアのリーフはフリップキットによって取り付け位置を上下入れ替えたうえで、ショートタイプのショックに変更。ホイールは今となっては基調なBoydの“コルテットスター”。タイヤサイズは前後ともに235/45R17をチョイスしている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Special Thanks ◆ NAOKI MOTOR BUILD
Phone ◆ 072-236-7300[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo & Report ◆ Hideki Ishibashi[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ハイインパクトカラーに身を包んだダッジブラザー【BUBU横浜】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”とことんモダンマッスルと戯れる!!
AMERICAN MODERN MUSCLE CARS
このツートップからはやはり目が離せない!!”][vc_column_text]日本人は礼儀正しくておとなしいってのは世界的に有名。それと同時に日本人はシャイで自分の意見をハッキリと伝えるのが下手とも海外の人から思われている。だが、せっかくアメ車、マッスルカーを選ぶのであれば、飛び切りホットな、目にも鮮やかなカラーリングを選びたい。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4517

レトロモダン、モダンクラシックなどと呼ばれる過去のモデルのデザインをリバイバルした火付け役はマスタング。それが大きな話題となり大成功。流行の先陣を切ってきたのはフォードで、それに続けとばかりにGMはカマロを、クライスラーはチャレンジャーをリバイバルさせて市場に投入したというのが、モダンマッスルの経緯。しかし、火を付けたのはマスタングかもしれないが、モダンマッスルで現在ひと際注目を集めているのはチャレンジャーであり、それに続いて兄弟車であるチャージャーだ。人気の背景は、数多くのグレードを展開することと、ベーシックからハイパフォーマンスを有するエンジン、そして多彩なカラーバリエーション。さらに映画の影響というのもあるだろう。この流れを察知してBUBUが自社のBCDを通じて、その中でもとりわけホットなモデルを直輸入。それがこの2台。まずはチャージャーだが、2017年モデルからラインナップに加わった「デイトナ」で、ボディカラーはイエロージャケット。そしてもう1台は、B5ブルーのボディカラーが目にも鮮やかな2016年型チャレンジャーSRT392である。ハイインパクトカラーがいかにもマッスルカーらしさを物語っている両車。せっかくならこれぐらい派手な方がいい。それにしてもとにかくダッジは話題が豊富。707hpを発揮するヘルキャットを登場させたかと思えば、さらにその上を行く840hpを誇るデーモンを発表。さらにヘルキャットにはワイドボディバージョンをプラスするなど、ファンを飽きさせない。そして2017年モデルからは紹介するチャージャーデイトナだけでなく、チャレンジャーにはT/Aを用意。ファンが注目するのも納得である。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2017 DODGE CHARGER DAYTONA YELLOW JACKET”][vc_column_text]DSC_4531

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他車を睨み付ける威嚇的なルックス。ダッジと言えば十字のクロスヘアグリルだが、メッシュタイプとすることでイメージを高めているほか、HEMIロゴが入ったサテンブラックフードグラフィックはフードダクトを強調し、デッキフード&ルーフにもサテンブラックを組み合わせ、ワンピースタイプのパフォーマンススポイラーが攻撃性を高めている。

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DSC_4551[/vc_column_text][vc_column_text]ダッジストライプを特徴とするセンターキャップを配したモパー軽量鍛造アルミホイール(20×9.0J)。カラーはハイパーブラックで足もとを引き締め、タイヤはグッドイヤー・イーグルRS-Aオールシーズン(245/40R20)を組み合わせる。

DSC_4574[/vc_column_text][vc_column_text]デイトナは5.7L/V8HEMIと6.4L/V8HEMIの2タイプのエンジンをラインナップ。撮影車両には5.7L/V8HEMIが搭載され、最高出力は370hp、最大トルクは54.6kg‐mを発揮。

DSC_4562[/vc_column_text][vc_column_text]チャレンジャーとは異なり、シンプルにラウンドしたインパネ。ゴールドのパイピングがアクセントのシートはバケットタイプで、シートバックにはもちろんロゴが施されている。オプションのサンルーフを装備して開放感を楽しめる。

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DSC_4557[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”2016 DODGE CHALLENGER SRT 392 B5 BLUE”][vc_column_text]DSC_4506

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ディテールに変化を与えるストライプがチャレンジャーには用意されているが、SRT392にはツインタイプのレーシングストライプが施され、スポーティさとクラシカルな装いをもたらしている。

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DSC_4487[/vc_column_text][vc_column_text]ボトムスはピレリ・P ZERO NEROオールシーズンタイヤ(275/40ZR20)に、スポークの先が二股に分かれたスプリットタイプの7スポークアルミホイール(20×9.5J)があしらわれ、ブレーキはフロント6ピストン/リア4ピストンのブレンボキャリパーにスリットローターを標準とする。

DSC_4441[/vc_column_text][vc_column_text]チャレンジャーには4タイプのエンジンが用意されている中で、SRT392が搭載するのは6.4L/V8HEMI。最高出力は485hp、最大トルクは65.6kg‐mを発揮。

DSC_4419[/vc_column_text][vc_column_text]ドアを開くとドアシルにチャレンジャーのロゴ、フロアマットにもSRTのロゴが施されて気分を盛り上げてくれる。シートはスエードとレザーで構成され、SRTのロゴを配したバケットタイプ。

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DSC_4443[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Thanks:BUBU YOKOHAMA
tel.045-923-0077
http://www.bubu.co.jp[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Photo & Text:編集部[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

タホのロゴ入りイルミネーション・ステップモールしかもそれが光る

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”CHEVROLET TAHOE・・・ REFRESH PROJECT
日本一の山とタホのツーショット!!
前日は天気が悪くてビミョ~だったけど
翌日は快晴で頂上までクッキリ”][vc_column_text]DSC_4231-1

今回の企画内容とはまったく関係ないのだが、富士山の麓で行なわれたキャンプミーティングの取材に行ったもので、これは撮らずにはいられないでしょ~!! しかも快晴で頂上まで見えるとあれば。それにしても少し早い年賀状写真みたいだなぁ(笑)。[/vc_column_text][vc_column_text]早いもので2017年も残りわずか。毎度のことながら年末は何かと慌ただしいため、企画内容はどうしたものか? とパソコンの画面を眺めていたところに、気になるアイテムが登場。ひと昔前であれば取り扱っているショップがそれなりにあったのだが、ここ最近では見掛けることがなかったので「もう販売していないんだなぁ…」と思っていたんだけど、とりあえずホームページに載っているためすかさず問い合わせてみると「ありましたよ! これがラス一です!!」とのこと。いや~問い合わせてみるもんだ(笑)。そのアイテムが何かというと「イルミネーション・ステップモール」。単なるステップモールであれば興味なかったけれど、タホのロゴ入り、しかもそれが光るとなれば、やっぱりソソられるよね~。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]DSC_4454

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日頃撮影で数多くのクルマと接していると、スカッフプレートに車名のロゴが施されているのを目にする。単にロゴが入っているだけなんだけど、それだけでドアを開けるのが楽しいというか、うれしかったりする。それに乗り込む際も気分を高めてくれたりと、さり気ないアクセントではあるけれど、個人的にはこれが結構お気に入りのアイテムの一つだったりするのだ。それに引き替え我が相棒はというと、見てのとおりシンプルなプレートが設置されているのみ。そんな洒落た雰囲気は一切ない(笑)。エクステリアはどんどんハードなテイストで仕上げていっているのに、それにオフロードや林道、そしてキャンプといったアウトドアで使いまくって汚しているんだから、それって必要? って思われるかもしれない。でも、前述したとおり、気分なんですよ。なので前々からスカッフプレートにロゴを施したいと思っていた次第。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4854

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そういうわけで、早速取り寄せた「イルミネーション・ステップモール」。中央部分にはしっかりとロゴが刻まれていて、イイ感じ♪ そしてロゴを光らせるのが薄いプレート状のEL パネル。これをステップモールの裏側に張り付けて電源をルームランプ、もしくはカーテシランプから取り出せば、ドアの開閉に合わせて点灯するって仕組み。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4858

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ステップモールを取り付ける前に、まずはEL パネルの点灯確認。点灯しなかったら元も子もないからね(笑)。それじゃぁ、点灯!! ん、これって点灯しているのか? 昼間だからよく分かりにくい。なので暗めのところに持っていくとブルーに点灯しているのが確認できた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]DSC_4869

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ひとまず点灯することが確認できたので取り付け作業開始!! まずはステップモールの裏側に用意されている両面テープにELパネルを張り付ける。表裏を間違えないように。そうしたら次は配線の処理。さて電源はど~しようかなぁ? って思いながら足もとを覗いてみると、ちょうどいいところにフットランプがあるじゃないか!! ってことで、電源はここから取り出すことにした。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4870

配線の処理がひととおり終わったところで今度はステップモールの取り付けだが、これはプレートにネジ留めするらしい。でも、これを先に取り付けてしまうと、元々のプレートを固定するネジが締められないので、プレートを元に戻してからステップモールを固定していく。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4877

とりあえず取り付け作業が終了したので、いざ点灯!! でもやっぱり点灯しているのかが分かりにくい(笑)。とりあえず暗くなるのを待つとしよう。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_4883

待ちに待ったナイトタイム。といってもこの時期だから暗くなるのも早いんだけどね。それはそうと早速ドアを開けてみると、イイ感じに光ってますよロゴが!! これでさらにタホと出掛けるのが楽しくなっちゃうなぁ♪[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

コルベットに「ZR1」が帰ってくる。由緒正しきコルベットの最強モデル「ZR1」

2019 Chevrolet Corvette ZR1、2019 シボレーコルベットZR1

2019 Chevrolet Corvette ZR1

最高出力はコルベット史上最強の755hpを発揮

アメリカン・オリジナルブランドでは唯一のスポーツカーであるコルベットに「ZR1」が帰ってくる。過去にも何度かラインナップされてきたZR1は、いずれも当時においてコルベットのスペシャルバージョンとして登場した。

そしてそれは今回のZR1も同じ。最高出力は755hp、最大トルクは98.8kg-mという過去最強のスペックを持つ。コルベットC7はもともとエアロスタイルではあるが、このZR1はそれをはるかに凌駕する圧倒的なディテールデザインを採用している。新たなロードゴーイングレーサーが日本にやってくるのが待ち遠しい限りだ。


希少な7速マニュアルでFR駆動、最後のアメリカンスポーツC7コルベットを堪能!

C7を一際ワイドフォルムへと仕立て上げたコルベットグランスポーツ


最強のコルベット再び!

65年にもなるコルベットの歴史の中で、「ZR1」というモデルはいつも最高にスペシャルな位置づけにあった。

最初のZR1は1970年モデルで登場した。C3の時代である。同じくこの年にデビューした最強のスモールブロックである「LT1」エンジンを搭載し、トランスミッション、足回り、ブレーキなどが強化され、ラジオでさえも装備されなかったストリート・レーサーがZR1だった。当時のコルベットの標準エンジンは300hpだったが、LT1は370hpを発揮した。

1972年モデルまでの3年間だけのスペシャルモデルだったZR1は、生産台数がもっとも少ないスモールブロックのコルベットでもあった。記録によれば3年間トータルで53台のみ。他の仕様と簡単に見分けがつく外観ではなかったこともあり、知る人ぞ知る存在であり、コルベットファンでも実物を見たことのない人が圧倒的に多いと言われている。

次のZR-1はC4の時代、1990~1995年モデルにラインナップされた。C4だけはRと1の間にハイフンが入って「ZR-1」と表記される。こちらは6年間に6939台が製造されて日本にも相当数が輸入されており、当時は多くを目にすることができた。このZR-1は、GMがロータスと共同開発したDOHCエンジンであるLT5を搭載していたのが一番のニュースだった。

もともと「400hpのコルベット」を目指して開発がスタートしたと言われるZR-1だったが、デビュー時のLT5は375hpに止まっていた。しかし1993年モデルでは405hpへとパワーアップを果たし、当初の狙いを達成したのだった。このZR-1は「キング・オブ・ザ・ヒル」と呼ばれ、当時、コルベット史上最強のパワーユニットを搭載したモデルとして熱い視線を集めた。

第三のZR1は、C5ではなくC6で実現した。2005~2013年に渡ったC6の時代は、マスタングに加えてチャレンジャー、カマロ、バイパーが続々と復活を遂げ、新たなパワーウォーズに突入した時期でもあった。そんな状況の中で2009年モデルで登場したコルベットZR1は、スーパーチャージャー付き6.2L V8OHVで638hpのLS9エンジンを搭載した。もちろんこのエンジンパワーはコルベット史上で過去最高のものだった。

2019 Chevrolet Corvette ZR1、2019 シボレーコルベットZR1

というように、由緒正しいネーミングを受け継いだ「ZR1」がC7のラインナップに加わることになった。発売は2018年春、2019年モデルになる。

コルベットの第七世代C7は2014年モデルでデビューしており、すでに次世代モデルC8についてのウワサも出てきている。曰く、C8はFRではなくミッドシップになるとか、次のデトロイトショーで発表されるとか、来秋には製造が開始されるとか。そんな今、C7最後のスペシャルモデルとしてZR1が発表された。最強のFRコルベットになるかもしれないと注目されているのだ。

2019 Chevrolet Corvette ZR1、2019 シボレーコルベットZR1

この面構えこそがZR1のハイパフォーマンスを象徴している。フロントスプリッターが装着されているが、そのすぐ上にあるフロントウイングも、これだけでも大きなダウンフォースを発生させるようにデザインされている。

標準状態のブレーキキャリパーはC6時代のZR1と同様、ブルーにペイントされている。フロントは6ピストン、リアは4ピストン、大径のカーボンセラミックローターにより強力なストッピングパワーを発揮する。

オプションとなるZTKパフォーマンスパッケージに含まれるフロントスプリッターを装着したフロントエンド。大型のリアウイングによる強力なダウンフォースとバランスを取るためには、フロントにも相応のダウンフォースが必要となる。それを実現するためのフロントスプリッターである。見た目のカッコ良さももちろんだが、ZR1の速さを支える重要な役割をエアロパーツが担っている。

2019 Chevrolet Corvette ZR1、2019 シボレーコルベットZR1

こちらはコンバーチブル。コンバーチブルにもクーペと同様にZTKパフォーマンスパッケージが用意されている。本気で走るならオープントップを閉めた方が速いが、コンバーチブルの好天下での開放感は何ものにも代えがたいものがある。

最高時速は338kmにもおよぶコルベットの史上最高傑作が完成!!

さて、ここからは最新型ZR1のディテールについて解説していくことにする。

今回のZR1の最大のトピックは搭載エンジンLT5だ。スーパーチャージャー付き6.2L V8OHVという形式だけを見ると、先代ZR1のLS9エンジンや現行型Z06のLT4エンジンと同じなのだが、実際には前者が638hp、後者も650hpであり、最新ZR1の755hpには遠く及ばないことが分かる。

そこまでブッチ切りの性能を発揮するLT5の秘密としてGMが発表しているのは2つ。ひとつはスーパーチャージャーの大容量化。LT5のスーパーチャージャーは、Z06のLT4に搭載されるスーパーチャージャーに比べて52%増の大容量を持っているという。

もうひとつは、GMで初採用となるデュアルインジェクションによる燃焼の改善。デュアルインジェクションとは、インテークポートとシリンダーの両方にインジェクションをセットして併用し、それぞれからの燃料噴射量を調整しつつ最適な運転状況でエンジンを回すシステム。

直噴エンジンとポート噴射エンジンにはそれぞれメリットとデメリットがあるが、それを併用することでイイトコ取りしようというもの。

そんなLT5エンジンのウルトラハイパフォーマンスを受け止めるトランスミッションには、7MTに加えて、ZR1では初めてとなるオートマチックトランスミッション8ATも選べるようになった。

7MTには変速の際にエンジン回転数を合わせてくれるアクティブ・レブ・マッチが組み込まれているし、8ATはもちろんパドルシフトだ。

外装に目を転じると、そこにもハイパフォーマンスを象徴するディテールが満載なのが今回のZR1の特徴となっている。

まずはフロントマスク。そもそものフェイスデザインが他のモデルと根本的に異なるデザインを採用したZR1は今回が初めてとなる。他のバリエーションの場合はフロントバンパーの中央にラジエーターグリルが用意されているのみだが、ZR1はフロントバンパーの前面すべてがエアインテークになっており、その大胆な面構えがまさにZR1のハイパフォーマンスを象徴するようなデザインに仕上がっている。

グリルの格子の奥にはそれぞれにラジエーターが置かれているが、エンジンおよびドライブトレーンを冷却するためのラジエーターは4基が追加され、合計13基が搭載されることになった。フロントフェイスの大幅なデザイン変更はそのために行なわれたのである。

それからZR1専用のカーボンファイバー製フロントフード。Z06よりもスーパーチャージャーが大容量となったことにより、その分、高さのある専用フードとなっているのが特徴で、スーパーチャージャーのインタークーラーへの冷却用エアインテークも設けられているのが分かる。

それからもうひとつ、ZR1には2種類のリアウイングスポイラーが用意されている。この2種類は支柱の高さが明確に異なる。低い方のウイングは、Z06のベースエアロパッケージよりも70%強いダウンフォースを得ることができ、最高速を求めるならこちらの方が有利だという。

高さのある方のウイングは、Z06のオプションであるZ07パフォーマンスパッケージよりも60%強いダウフォードを得ることができ、こちらはサーキットでのラップタイムを短縮するのに有利だという。

これらのリアウイングはどちらも、コルベットレーシングのレースカー「C7・R」と同様にシャシーに直結されており、高い強度とスタビリティを持つという。

ハイウイングの方はZR1に用意されるZTKパフォーマンスパッケージに含まれるもので、このオプションパッケージにはほかに、フロントスプリッター(カーボンファイバーエンドキャップ付き)、Michelin Pilot Sport Cup2タイヤ(フロントがP285/30ZR19、リアはP335/25ZR20)、マグネティック・ライド・コントロールなどがセットになっており、コーナリングでのグリップが格段に強化されている。

2019 Chevrolet Corvette ZR1、2019 シボレーコルベットZR1

なお、ここに掲載した写真でオレンジ色のボディカラーのものは、オプションとなる「セブリング・オレンジ・デザイン・パッケージ」の装着車両である。このパッケージには、オレンジ色のブレーキキャリパー、同じくオレンジ色のロッカー&スプリッターアクセントストライプ、シートベルト、インテリアステッチ、それからブロンズアルミパネルが含まれる。

ZR1にはクーペだけでなくコンバーチブルも用意されている。シャシー、エンジン、ドライブトレーンなど、電動オープントップに関する部分以外は、クーペとコンバーチブルで違いは無く、したがって、最高速度などの走行性能も基本的に同じだという。ただし、オープントップ機構を搭載しているため、コンバーチブルの方が重量が重くなっているが、その差は27㎏以下であるという。

クーペもコンバーチブルも、発売は2018年春と発表されている。現地価格はクーペが11万9995ドル、コンバーチブルが12万3995ドル(いずれも税別)とされた。

2019 Chevrolet Corvette ZR1、2019 シボレーコルベットZR1

大型のリアウイングで強力なダウンフォースを発生させようとすると、車両の前進を阻もうとする空気抵抗も同時に発生させることになるのだが、ZR1のウイングは空気抵抗を最小限にしてダウンフォースを得られるようデザインされた。

従来のZR1にはアニュアルミッションしか用意されていなかったが、今回は8ATも選べるようになった。セレクターレバーのグリップおよびブーツはスエードマイクロファイバー巻きとなっている。

インテリアは、ダッシュボードデザインの基本は現行型コルベットの他のバリエーションと変わっていないが、メーターやシートが専用デザインになっているほか、随所に配置されたカーボンパネル、ZR1ロゴ入りステアリングホイールなど、ZR1としてのアイデンティティを感じさせる部分も多数用意されている。

写真のブロンズアルミパネル、オレンジシートベルト、オレンジステッチなどは、外装のオレンジカラーとセットの「セブリング・オレンジ・デザイン・パッケージ」に含まれるオプションとして設定されているもの。

■主要緒元 2019 Chevrolet Corvette ZR1
燃費(GM計測値) 市街地 6.4 ㎞/ℓ(7MT)5.5 ㎞/ℓ(8AT)
高速 9.3 ㎞/ℓ(7MT)9.8 ㎞/ℓ(8AT)
燃料タンク容量 70ℓ
エンジン形式 LT5 6.2ℓ V8スーパーチャージャー
内径×行程 103.25×92mm
ブロック材 アルミ
シリンダーヘッド材 アルミ
バルブトレーン OHV 16V
燃料供給装置 デュアルインジェクション
最高出力 755hp@6300rpm
最大トルク 98.8kg-m@4400rpm
トランスミッション 7MT アクティブ・レブ・マッチ
8AT パドルシフト
ファイナルギア比 3.42(7MT)2.41(8AT)
サスペンション 前 ダブルウィッシュボーン
サスペンション 後 ダブルウィッシュボーン
ステアリング 電動パワステ
最小回転半径 5.8m
ブレーキ 前 6ピストンアルミキャリパー
ブレーキ 後 4ピストンアルミキャリパー
ブレーキローター 前 394mm カーボンセラミックローター
ブレーキローター 後 388mm カーボンセラミックローター
ホイール 前 19×10.5
ホイール 後 20×12
ホイールベース 2710mm
全長 4493mm
全幅 1965mm
全高 1234mm
トレッド 前 1615mm
トレッド 後 1588mm
重量 1598kg
荷室容量 425ℓ

CHEVROLET
http://www.chevrolet.com


Text |アメ車MAGAZINE

2018年 アメ車マガジン 2月号掲載

Giovannaホイールシリーズのこれが売れてるぞ!! 人気ランキング【GIOVANNA WHEEL】

[vc_row][vc_column][vc_column_text]IMG_1176___

左) KOKO KUTURE LE MANS
ココカチュール/ル・マン シンプルな10スポークデザインに見えて、実は5ツインスポーク的な処理が加えられ、ラグジュアリーなだけでなくスポーティな印象も高められている。サイズは20、22、24インチ。カラーは写真のSilver/Machined Faceのほか、Chrome、BlackSmoked、Gloss Black、Gloss Black/Machined Faceがある。

中) GIOVANNA BOGOTA
ジオバンナ/ボゴタ 鋭角的なイメージを描く7本のツインスポークがラグジュアリーなイメージでまとめられたボゴタ。もちろんコンケイブデザインでスポークはリップの端まで伸びている。サイズは20、22、24、26インチ、カラーは写真のGloss Black/Machined FaceのほかにChrome、Gloss Black、Black Smoked、Silver/Machined Faceが選べる。

右) GIOVANNA HALEB
ジオバンナ/ハレブ 左のボゴタの5スポークバージョン。デザインはよりシンプルなものとなり、スポーティなイメージも強くなる。サイズは20、22、24、26インチ、カラーは写真のBlack Smokedのほか、GlossBlack/Machined Face、Chrome、Gloss Black、Silver/Machined Faceが用意されている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]人気の面からジオバンナのラインナップを見てみよう。人気のトップ3はズバリ、上に並んだボゴタ(中)、ハレブ(右)、ル・マン(左)で、定番的な人気を誇る。次が2017年のニューモデルであるノーブFF、スピラFF、メッカFF。そしてフュン、ベルディ、パルマと続く。これらはもちろん、どれを選んでも間違いない。各ホイールのサイズやカラーバリエーションの詳細はウェブサイトを参照してほしい。また、最近のホイール選びの傾向についても聞いてみた。カッコいいキャリパーが付いているクルマはキャリパーが見えるようにスポークが細くて数も少ないものを選び、キャリパーを見せることを考えないならスポークの多いものが選ばれる傾向がある。以前に比べて、黒よりシルバーが多い傾向も出ている。とくにクルマが白系で年齢層が高めの場合は顕著なのだそうだ。同じデザインのホイールでも、黒よりシルバーの方がアピールが控えめで大人っぽいのがポイントだという。また以前に比べていたずらに大口径を求めることがなくなっている。ギリギリの大口径で24インチを選ぶよりも22インチに抑えておくとか、これまで22インチを履いていた人が20インチに替えるとか。ジオバンナでは今、ホイールの「軽さ」も売りのひとつにしているので、ホイールの重量についての問い合わせもあるという。ホイールの重さによって加速したりブレーキをかけたりする時の感覚が変わるのが分かっている人もいるのでそうした質問になるのだろう。実際かつてのクロームホイール全盛の頃に比べると、22インチあたりで5kgくらい軽くなっている。基本的なデザインはウェブサイトで確認できるので、それでは分からない、たとえばコンケイブの角度(どれくらい落ちているかはサイズによって違う)とか、空気圧センサーは付けられるかなどの問い合わせもあるという。ちなみにジオバンナのホイールは全品とも空気圧センサー対応だそうだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”GIOVANNA NOVÈ FF”][vc_column_text]IMG_1191_

ジオバンナ/ノーブFF ジオバンナブランド2017年のニューモデルのひとつ。ネーミングの「FF」はフローフォーミング製法のことで、鋳造でありながらリム部に加圧工程を加えることで軽量化、高強度を実現。サイズは20、22、24インチ。カラーは写真のDiamond Cut Silver/Chrome Stainless Lipのほか、Gloss Black/ChromeStainless Lip、Diamond Cut Black/Chrome Stainless Lipから選べる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”GIOVANNA SPIRA FF”][vc_column_text]SPIRA FF - DCB Front

ジオバンナ/スピラFF 2017年ニューモデルのひとつ。ジオバンナのラインナップの中でも特に細身のスポークでシャープなイメージを強調したもの。サイズは20、22、24インチ。カラーは写真のDiamond Cut Black/ChromeStainless Lipのほか、Gloss Black/Chrome StainlessLip、Diamond Cut Silver/Chrome Stainless Lipもある。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”GIOVANNA MECCA FF”][vc_column_text]Mecca-FF - GB

ジオバンナ/メッカFF 2017年ニューモデルのひとつ。シンプルな5本スポークによって力強いコンケイブデザインを実現している。サイズは20、22、24インチ。カラーは写真のGloss Black/Chrome Stainless Lipのほか、Diamond Cut Black/Chrome Stainless Lip、DiamondCut Silver/Chrome Stainless Lipもある。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”KOKO KUTURE FUNEN”][vc_column_text]Koko_Kuture_Wheels_Funen_Machined_Black

ココカチュール/フュン メッシュデザインによりラグジュアリーなイメージを前面に出している。もちろんコンケイブデザインで、カラーリングによっても雰囲気が大きく変わる。サイズは20、22、24インチ。カラーは写真のGloss Black/Machined Faceのほか、Chrome、Black Smoked、Gloss Black、Silver/Machined Faceがある。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Gianelle VERDI”][vc_column_text]Gianelle_Wheels_Verdi_Machined_Silver

ジェネリー/ベルディ 細身の15本スポークにより高級感を演出しながら、シンプルなコンケイブデザインにより軽快でスポーティなイメージも付加することに成功している。サイズは20、22、24インチ。カラーは写真のSilver/Machined Faceのほか、Black Smoked、Gloss Black、Gloss Black/Machined Face、Chromeも選べる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Gianelle PARMA”][vc_column_text]22105

ジェネリー/パルマ  変則的な7本ツインスポークがオシャレなイメージ。サイズは20、22、24、26インチ。カラーはSemi Gloss Black/Machined Ball CutとSilver/Machined Ball Cutの2種類が用意されている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■STG
tel:042-808-2083
http://www.stg-wheels.jp/

20150530_1151780_p[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

シンプルなスポークラインが美しい、コンケイブデザインホイール【GIOVANNA DRAMUNO-6】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”GIOVANNA DRAMUNO-6
Wheel Size 22×10 24×10 26×10″][vc_column_text]SEMI GLOSS BLACK

SEMI GLOSS BLACK

[/vc_column_text][vc_column_text]COLOR VARIATIONAS

CHROME

CHROME

SEMI GLOSS BLACK / MACHINED FACE

SEMI GLOSS BLACK / MACHINED FACE

SILVER / MACHINED FACE

SILVER / MACHINED FACE

ジオバンナブランドの鋳造ホイールはすべて車検対応で、強度、耐久性ともに日本での使用に問題はない。今回のDRAMUNO-6はSUV用として販売されているので、なおさらである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]

SIZE P.C.D HOLE INSET CB
22×10 120 5 30 72.56
130 5 25 84.10
139.7 6 30 78.10
BLANK BLANK 20 66.56
24×10 120 5 20/30 72.56
130 5 35 84.10
139.7 6 30 78.10
BLANK BLANK 20 66.56
26×10 139.7 6 30 78.10
BLANK BLANK 20 66.56

※「BLANK」とは、装着する車両に合わせて穴をあけることができるもの。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]タホ、サバーバンからエスカレード、ナビゲーター、H2へと連なるアメリカンSUVブームの中で、足もとの多様なドレスアップネタを提供してきてくれたジオバンナブランド。今なお新デザインを矢継ぎ早に投入し続けているジオバンナだが、数あるホイールから今回は「DRAMUNO-6」をピックアップしてみた。DRAMUNO-6は、今やドレスアップホイールには欠かせないコンケイブデザインを取り入れたシンプルで力強い6本スポークホイールだ。用意されるサイズは22×10、24×10、26×10の3種類。カラーバリエーションは「セミグロスブラック」「クローム」「ブラック・ウィズ・マシンドフェイス」「シルバー・ウィズ・マシンドフェイス」の4種類。今回はその中からセミグロスブラックの24インチを現行モデルのシボレー・タホに装着してみた。一時期はもっと巨大なホイールが注目を集めたこともあったが、今はそれも一段落しており、写真のようにピッタリと収まった感が見ていて心地良い。一見細身にも思えるスポークデザインだが、フルサイズSUVの足もとに収まった様子は意外なほどに力強い。それでいて軽快感があるのがスポークデザインの妙である。ジオバンナホイールの問い合わせは下記STGまで。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”CHEVROLET TAHOE”][vc_column_text]Giovanna DRAMUNO-6 セミグロスブラック
24inch×10.0J 6H/139.7 +30
YOKOHAMA PARADA 305/35R24

IMG_1197_--

IMG_1233_[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■STG
tel:042-808-2083
http://www.stg-wheels.jp/

20150530_1151780_p[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■Text & Photos|アメ車MAGAZINE[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年 アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ダッジマグナムを愛車に子育てを満喫。使い勝手に優れるステーションワゴン。

ダッジマグナム

DODGE MAGNUM

WOMAN’S AMERICAN CAR LIFE AMEMAG GIRL

使い勝手の良さはもちろんブサカワなお尻も大好き

「16歳の時にクルマに目覚めました♪」というミキさんだけど、よくよく話を聞けば、それよりもさらに前の幼少期の遊びによって、現在に至る流れが形成されている様に思う。そして二児のママとなった今は使い勝手に優れるマグナムを愛車に子育てを満喫。


ダッジマグナムは希少価値の高いアメ車ステーションワゴン

わずか4年の短命に終わるマグナムだがSRT8の市場価値は高い


ダッジマグナム、DODGE MAGNUM

幼い子を持つママには最適なステーションワゴン

二児のママであるミキさんの愛車はダッジ・マグナム。早速話を伺ってみると、ご主人もアメ車乗りでH2を所有しているとのこと。購入したのもH2が先と聞けば、当然ながらご主人の影響を受けて購入したという流れだろうと勝手に推測し、真意を確認してみたのだが「それは違うかなぁ…」と。

彼女がクルマに興味を抱き始めたのは16歳。まだ免許を取得できる年齢に達してはいなかったにも関わらず「クルマ馬鹿」と自負するほど。最初は国産スポーツカーに惹かれ、その後はVIPセダン、そしてアメ車という順番。

ダッジマグナム、DODGE MAGNUM

強烈なインパクトはやはりアメ車でしか醸し出せないと。だが、さらに話を深掘りしていくと、彼女にはお兄さんがいることで小さい頃の遊び相手は男の子ばかり。となれば当然遊ぶオモチャも男の子向けの物ばかり。

中でも当時ミニ四駆が大ブームだったこともあってそれを一緒になって組み立てて遊んでいたとかで、スカイラインGTRを知ったのもこの時だったと振り返る。今に至る流れは幼き頃より形成されたものだったのかもしれない。

ダッジマグナム、DODGE MAGNUM

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そんなミキさんの愛車は冒頭でも述べているとおりマグナム。「子供が二人いるので、ラゲッジの広いマグナムは使い勝手が良いです♪」とのこと。確かにステーションワゴンは使い勝手が良い。なのに現在では3メーカーのカタログからは姿を消してしまっている。

その理由はSUVで代用してってことだと思うけれど、女性からすれば荷物を載せる際には車高の高いSUVよりも、ステーションワゴンの方が断然載せやすい。それとマグナムを選んだ理由はもう一つ。「先輩が乗るマグナムのブサカワなお尻に惚れちゃいました♥」とも。ボリューミーなヒップがたまらないみたい。

ダッジマグナム、DODGE MAGNUM

そんなお気に入りのマグナムだが、スタイルは2018年の2月に購入した時のままだという。しかし、レッドのセンターストライプを入れて、これに合わせてホイールもスポークのインナーだけをレッドにして、インテリアも色を合わせて仕上げたいというのが理想なんだって。

でも本当はマッスルカーが好きらしく、カマロのコンバーチブルに乗りたいとも。それはもう少し子供が大きくなってからでも実現できそうだよね。

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まだまだ二人の子供たちは幼いため手が掛かるとあって、マグナムは購入した時のままの状態。しかし、クルマ好きと自負するだけにカスタムには積極的で、もう少し手を掛けてあげたいと。

DSC_2925

OWNER:MIKI


Text & Photos|アメ車MAGAZINE

2018年アメ車マガジン 2月号掲載

WAC秋のツーリングは カニ喰いランチミーティング【ウイングオート・アメリカン・クラブ】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”WINGAUTO
AMERICAN OWNER’S CLUB TOURING 2017
2017.11.12(SUN)/ 福井県・日本海さかな街
主催●WINGAUTO(シボレー名岐)
℡052-409 -5434 http://www.wingauto.co.jp”][vc_column_text]20171112WAC-050

ウイングオートのアメ車ユーザーで構成されるWAC。その恒例とも言える秋ツーリングイベントが開催された。今回の目的は日本海の味覚カニ(甲殻類アレルギー対策も万全)。約50名もの参加者が集まったイベントに密着した。[/vc_column_text][vc_custom_heading text=”ウイングオートのアメ車ユーザーが集う
秋の味覚を堪能するツーリングイベント”][vc_column_text]正規ディーラー「シボレー名岐」であり、またフォードのグローバルサブディーラーとして、多くのアメ車ユーザーをサポートしている愛知県のウイングオート。さまざまなクルマを扱う同店には、アメ車ユーザーで構成されるオーナーズクラブ「WAC」(ウイングオート・アメリカン・クラブ)がある。メンバーが中心となって多様なイベントを企画しており、今回はその秋ツーリング。テーマはシーズンを迎えて間もないカニという設定だ。1日の流れは、養老SAで集合し、目的地である福井県の日本海さかな街を目指し、みんなでランチ、その後にビンゴ大会(&じゃんけん大会)という、スタンダードな内容である。しかし楽しみ方は多種多様。中には前日から福井入りをしている猛者までおり、土曜日からすっかり北陸を堪能した上で、日曜日にイベント合流という、なんとも羨ましい連休を楽しんだ参加者もいた。WACは歴史が長く、継続的に参加するメンバーが多い一方で、新規参加も頻繁であり、お互いにすぐ仲良くなれる不思議な雰囲気がある。案内役として活躍するウイングオートの尽力もあるだろうが、参加者同士のフレンドリー感も相当なもの。「アメ車に乗って良かった」と感じるのは、きっとこんな1日なのだろう。

20171112WAC-04720171112WAC-037[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]朝8:30に養老SAで集合(現地集合組は別途)。サービスエリアの駐車場には続々とWACメンバーが集ってくる。久々の再会を懐かしむ声や、気心の知れた仲同士の親しい会話が聞こえてくる。

20171112WAC-001

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20171112WAC-002[/vc_column_text][vc_column_text]ツーリングを経て、今回の目的地である福井県敦賀市の「日本海さかな街」に到着したのが10時すぎぐらい。駐車場の空いているあたりに固めて駐車し、お互いのアメ車を囲んで雑談が始まる。

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20171112WAC-051[/vc_column_text][vc_column_text]日本海さかな街内にあるレストラン「かに喰亭ますよね」の宴会場で豪華ランチを仲間で喰らう。カニがメインだが、食べられない、好まない人には、日本海の幸を凝縮したメニューが用意された。

20171112WAC-05820171112WAC-069[/vc_column_text][vc_column_text]ランチの後にはそのまま宴会場にてビンゴ大会(全員当選)を開催。ウイングオートだけではなく、参加者から提供された景品もあり、とりわけパン屋さん提供の絶品食パンが高い人気だった。

20171112WAC-091

20171112WAC-07820171112WAC-074[/vc_column_text][vc_column_text]食後は自由解散ながら、ウイングオートが持ち込んだ新型カマロ、キャデラックXT5の試乗会を実施。日本海さかな街でたっぷり買い込んだ参加者や、駐車場で談笑を続ける人も多かった。

20171112WAC-11320171112WAC-12520171112WAC-107[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]PHOTO&TEXT●加藤山往[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

今年も広島のド真ん中でアメ車の魅力を伝授します!【ジェットシティ アリスジャック2017】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”アメ車とカスタムの面白さを
もっと沢山の人に広めたい!”][vc_column_text]_DSC9975

広島のジェットシティが開催する年末恒例のイベント「アリスジャック」が、2017年11月12日に開催された。広島の中心街にあるイベント広場でアメ車カスタムカーを並べ、クルマ離れが進む若者にアメ車とカスタムの魅力を発信するこの企画。ジェットシティのアメ車を盛り上げたいという意気込みは本物だ!

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_DSC9861[/vc_column_text][vc_column_text]義理人情に熱く、オーナーと深い絆を築く広島のアメ車ショップ「ジェットシティ」。様々なオーナー参加型のイベントを企画しているが、年末恒例となっているイベントが「アリスジャック」だ。このイベントは「アメ車を知らない」人たちに向け、アメ車の面白さを広島の中心街にあるイベント広場・アリスガーデンで「アメ車とカスタムの面白さを知ってもらう」という、アメ車普及イベントだ。その「アリスジャック」が2017年11月12日、開催された。お好み村やパルコが立ち並ぶ広島イチの繁華街に、アメ車を中心とするカスタムモデルがズラリと並び、ユニバーサルエアなどアメ車カスタムご用達のブースやUS雑貨ショップも並ぶ。恒例のご当地アイドルも登場し、イベントは19時まで開催。入場無料なので、お買い物ついでに2018年は行ってみよう![/vc_column_text][vc_column_text]イベントにはジェットシティのほかに、デモカーのエアサス搭載プリウスを展示したユニバーサルエア、ハーレーを扱うODA SYCLE、US雑貨を販売するUS STYLE MART、スナップオン、HID&LEDライトのSPHERE LIGHT、トルコ料理カルシャカなどがブースを展開。ステージでは広島のご当地アラフォーユニット「悪女時代」のミニライブなども開催され、多くの来場者が訪れた。入場は無料なので次回は是非、訪れてみて!

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_DSC9945[/vc_column_text][vc_column_text]ジェットシティのデモカーであるカマロ、チャレンジャーを始め、LBパフォーマンスのボディキット&アシャンティの24インチを装着した300、エアサス&アシャンティ22インチのチャレンジャーが並ぶ。他に光岡・オロチのカスタムにも多くの人だかりが。

_DSC9829_DSC9823_DSC9839_DSC9833_DSC9835_DSC9817_DSC9819

_DSC0236[/vc_column_text][vc_column_text]■主催/ジェットシティ http://www.carshop-jetcity.com
■開催日/2017年11月12日(日)■開催場所/広島県広島市中区新天地アリスガーデン

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■写真/高原義卓 ■文/相馬一丈[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

マッスルカーのアイコンでもあるシェイカーフードを取り付けた黒いダッジ マグナム【8282 STYLE Cars】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”新旧レアモデルも8282なら確実にゲットできる!!!”][vc_column_text]マッスルカーのアイコンでもあるシェイカーフードを取り付けた黒いダッジ・マグナム。このマグナムは、赤いダッジバンデモカーでもお馴染みの8282STYLE.carsによるものだ。8282 STYLE(バニバニスタイル)では今後、スポーツモデルも幅広く扱っていくというので、その先兵を紹介しよう。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_6478

広い車内や現行のアメ車にはない、大らかなスタイルで人気のダッジバンを中心に特徴ある車両をユーザーのもとに届けてきた8282スタイル。これまではバンのイメージが強かった同社だが、ダッジブランドのスポーツモデルやマッスルカー、ビンテージカーも今後は幅広く展開していくそうである。8282スタイルではアメ車本来のスタイルや乗り味を味わうことができる70年代から90年代にかけて存在していたアメ車に改めて注目している。当時の魅力的な絶版車をはじめ、フルサイズバンやピックアップトラックなど、ユーザーの個性を引き立てる車両を中心に、ワクワクするアメ車をこれからも我々に届けてくれるに違いない。まずは、ここで紹介するダッジ・マグナムから。個性的なスタイリングから、現在でもカスタムのベース車として人気の高いマグナムだが、8282スタイルではマグナムを硬派なスタイルで仕上げてきた。デモカーは2005年型で、5.7ℓのHEMIエンジンを積むハイパフォーマンスモデル。もっとも目を引くのがシェイカーフードを装着し、ただならぬ雰囲気を醸し出している点だろう。どちらかというと派手なカスタムの多いマグナムのなかにあって、シックでありながらも本格的に走りを意識したスタイルに仕上がっているのがナイスだ。大人の雰囲気を味わえる、硬派な1台として注目したい。[/vc_column_text][vc_custom_heading text=”2005 DODGE MAGNUM”][vc_column_text]DSC_6366

派手さをあえて封印して、黒いボディカラーを引き立てるスタイルにまとめ上げた。見た目はクールで大人しい雰囲気だが、シェーカーフードがこのクルマの個性を強烈に主張しているのだ。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_6384

左右出しの砲弾型テールエンドが特徴のマフラーは、ギブソンマフラーに換装済み。吸排気あわせてチューンアップを図っている。[/vc_column_text][vc_column_text]DSC_6375

ホイールは、マッスルカーではポピュラーな伝統的なディッシュデザインの20インチ・アメリカンレーシングホイールをチョイス。タイヤイヤサイズは255/45R20。[/vc_column_text][vc_column_text]2005年型の黒いボディカラーがクールなマグナムをベースに、硬派なカスタムを施した1台。5.7ℓHEMIエンジンが収まるボンネットは、エアクリーナーケースと一体化した構造のエアスクープが飛び出したシェイカーフードを装着。チャレンジャーやチャージャーでの装備事例は多いものの、マグナムでシェイカーフードを装着している車両は恐らく日本国内ではこの1台だけだろうとのこと。見る人が見れば、おぉと驚嘆をあげるであろう本格派のマグナムなのだ。

DSC_6365[/vc_column_text][vc_column_text]エンジンフード上に突き出たシェーカーが、このマグナムの最大のトピック。HEMIエンジンの吸気効率を高め、ハイスペックエンジンをフルに機能させる。

DSC_6350[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]8282STYLE.Cars tel:04-2970-1005 http://8282style.com/[/vc_column_text][vc_column_text]ダッジバンをはじめとしたダッジブランドの車両を幅広く展開する8282 STYLE。今後はこのマグナムやチャージャー、そしてマッスルカーにも対応していく。ダッジブランドをトータルで扱うプロショップとして注目していきたい。

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DSC_6043[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]Photo & Text ◆ Tsunehiro Aiba[/vc_column_text][vc_separator][vc_column_text]2018年アメ車マガジン 2月号掲載[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]