人気のフォードF-150ラプターへGMが放つ刺客となるのか? GMC Sierra All Terrain X

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”マッチョ指向の強いオフロード・トラック”][vc_single_image image=”1414″ img_size=”full”][vc_column_text]アメリカ国内において、ピックアップトラックは男子の憧れの対象である。映画「バック・ツー・ザ・フューチャー」のマーティ・マクフライを持ち出すまでもなく、今もチカラが正義というフロンティア精神が受け継がれているアメリカでは、男として生まれた者は誰もが多少なりともマッチョ指向を持っているのだ。そうしたチカラへの指向を満足させてくれるのがピックアップトラックというわけなのだ。

同じピックアップトラックでも、今熱い視線を集めているのがオフロードコンシャスなモデル。その最右翼とも言うべきなのがフォードのF-150ラプターだ。ノーマルの状態でデザートレースにも対応できる仕様を与えられたスペシャルな存在で、フロントマスクからしてスタンダードなF-150とは明確に異なるデザインによってアピール度も満点。エンジンも足回りも最強の仕様となっていることで、唯一無二の存在として人気を集めている。

こうした状況を他のメーカーが黙って見ているわけがない。ラムブランドではすでに「レベル」と名付けられたオフロードモデルが発表されており、こちらも従来の1500とは明確に異なるフロントマスクを持っている。ラプターをターゲットにしているのは間違いない。

そんな中、GMのフルサイズピックアップトラックにはまだそのような動きが見られていなかったのだが、今回のGMCシエラ・オールテレーンXのデビューは、そうした試みの第一歩となるものではないか。ただ、今回のオールテレーンXはシエラのパッケージオプションとして設定されたものであって、ラプターやレベルのように専用のフロントマスクまで用意されたものではない。「試みの第一歩」という表現をしたのはそれが理由である。

オールテレーンXは、デナーリを除けばシエラの最上級グレードとなるSLTのクルーキャブ&4WDモデルのみをベースとして、オールテレーンパッケージとXパッケージを同時に装着したものとなる。オールテレーンパッケージのみの装着は可能だが、オールテレーンパッケージを装着せずにXパッケージのみを装着することはできない。それぞれのパッケージの内容は上のリストにまとめたので参照してほしい。これを足がかりに、GMの最強オフロードトラックが登場するのだろうか。[/vc_column_text][vc_masonry_media_grid gap=”3″ grid_id=”vc_gid:1462314714899-ba4a4188-6adf-2″ include=”1415,1416,1417″][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”All Terrain Special Features”][vc_column_text]●イートン製デフロック付き4WDシステム
●Z71オフロードサスペンションパッケージ
(ランチョ・モノチューブ・ショック/大容量エアクリーナ
ー/ヒル・ディセント・コントロール/アンダーボディ・ト
ランスファー・ケース・シールド)
●リア・パーク・アシスト
●クロームアクセント付きボディ同色専用グリル
●ボディ同色前後バンパー(リアはコーナーステップ付き)
●スプレー塗装ベッドライナー
●ドライバー・インフォメーションセンターの傾斜計
“X” Package Special Features
●265/65R18SL Goodyear Wrangler DuraTrac MT
●18×8.5インチ・ブラック・アルミホイール
●スポーツ・サイド・ステップ(ブラック)
●リアデッキ・スポーツバー(LEDランプ装着可)
● LED ヘッドランプ
●パフォーマンス・エキゾースト
(5.3ℓV8エンジンをパワーアップ=355→365hp)
●ボディ同色ドアハンドル&ボディサイドモール
●室内フロアライナー[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1418″ img_size=”full”][vc_column_text]こちらはオールテレーンXのベースとなったシエラSLT。オールテレーンXにはマッドテレーンタイヤが標準装備となるが、スタンダードなシエラにはオールテレーンタイヤが標準装備される。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1419″ img_size=”full”][vc_column_text]こちらはすでに発表された2017年モデルのF-150ラプター。
搭載エンジンはラプター専用の3.5ℓエコブーストのツインターボで、F-150の6.2ℓV8よりもパワフル&トルクフルになるという(詳細は未発表)。今回のシエラ・オールテレーンXが、このラプターを意識したものであるのは間違いない。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1420″ img_size=”full”][vc_column_text]http://www.gmc.com[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

休日のアシに活躍する〝惚れるカマロ〟1970y Chevrolet CAMARO RS【TDO MOTORING】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1970y Chevrolet CAMARO RS”][vc_single_image image=”978″ img_size=”full”][vc_column_text]大排気量エンジンでモーレツな走りができるのはマッスルカーの魅力。そういう走り方でもいい。だけどのんびり走るのもいい。そのどちらもを楽しむことができるのがクラシックマッスルの魅力でもある。美しいコンディションが維持されたカマロの素性を聴いた。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]カマロは1967年から生産されているシボレーのマッスルカーで、1970年から2代目、1982年から3代目、1993年から4代目、現行の5代目は2009年からのモデルとなる。5代目が初代を踏襲したスタイルに回帰したものの、基本的に各世代でまったく異なるデザインが採用されており、それぞれが個性的でカッコ良い。写真のカマロは2代目の前期モデルにあたる。2代目はデザインこそ大変更が施されたものの、その中身は概ね初代から引き継がれているのも特徴だ。

そんな2代目カマロのRSを仕入れ、TDOモータリングがリフレッシュしたのが、ここに紹介する1台である。現在はこの1台に惚れ込んだオーナーにより大切に愛用されている。

可能な限りオリジナルを残しているのが特徴のひとつだ。エンジンはオリジナルのままリフレッシュされており、外装についてはカラーナンバーを調べてオリジナルと同じカラーでリペイントしている。メッキ部分こそリプロ品を使っているが、それ以外は純正部品でリフレッシュしている徹底ぶりだ。[/vc_column_text][vc_single_image image=”979″ img_size=”full”][vc_column_text]

それでいて現代風のアレンジがTDOモータリングの手により施されている。エアコンやラジエーターなど快適性や安定性を左右するパーツについては適切なカスタムが施され、タイヤ&ホイールは18インチに大型化。そしてローダウンだ。

ところで、現在のオーナーはポルシェも愛用するが「ポルシェだと挑まれる」と苦笑する。ところがこのカマロなら自分のペースで走ることができると話す。オーナーは、TDOモータリングが仕上げたカマロに一目惚れして購入を決意したという。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid gap=”3″ grid_id=”vc_gid:1462157464876-c57b6658-ea0d-10″ include=”980,982,981″][vc_column_text]現代のクルマでは当たり前に備わっているチルト機能だが、クラシックカーでは備わっていない場合も多い。このカマロはコラムにチルトレバーを装着し、調整できる。

クラシックカーの弱点とも言えるエアコンに対するTDOモータリングの答えは、ビンテージエアーのエアコン装着。さらにインパネ中央部分に吹き出し口を増設し、効きにも配慮してある。内装はリフレッシュが施されており、程よくオリジナルの状態を残しながらも、清潔感のあるコンディションが保たれている。もちろん、現オーナーが大切に乗っているからこその良好なコンディションだ。[/vc_column_text][vc_masonry_media_grid gap=”3″ grid_id=”vc_gid:1457742212162-2371a10e-635f-8″ include=”983,984,985″][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]足回りではホチキス製ローダウンスプリング&リーフを装着。純正のままでは野暮ったくなってしまうシルエットを引き締めつつ、乗り味にも配慮した、ショップのセンスが光るチョイスだ[/vc_column_text][vc_single_image image=”987″ img_size=”full”][vc_single_image image=”986″ img_size=”full”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]オリジナルの350 立方インチのエンジンを搭載。つまり5.7 ℓのV8 エンジンでコンディションは万全にレストア済み。アルミラジエターを装着して安定性を向上しているのもポイントのひとつ。エンジンのフタであるボンネットにはカウルインダクションを装着し、マッスルカーらしい美しいボディラインを強調。[/vc_column_text][vc_single_image image=”988″ img_size=”full”][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ gap=”3″ grid_id=”vc_gid:1457742419107-961d9d7d-0899-9″ include=”989,990″][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]■取材協力:TOD MOTORING(http://www.tdomotoring.com/)

■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

比類なきモンスター・ピックアップトラック Chevrolet C-10【WOT’S】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Chevrolet C-10″][vc_single_image image=”1311″ img_size=”full”][vc_column_text]全体的なスタイルはあくまでも60’sのオリジナルの雰囲気そのままに、インテリアや機関系には最新のアイテムをインストールするレストモッドスタイルに仕上げられた1966y Chevrolet C-10。大人しめのルックスを見せながら、ひとたびアクセルを踏み込めばタイヤスモークを上げながら比類なき走りを楽しむことができるモンスターピックアップなのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”C-10のクラシカルな雰囲気を残しつつ現代車として気持ちよく走れるように最先端の技術をしっとりと融合させる!”][vc_single_image image=”1312″ img_size=”full”][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]艶やかなレッドとホワイトの2トーンボディが目に眩しい1966 Chevrolet C-10を仕上げたのは、北九州市でGM系のクルマをメインに輸入&販売やメンテナンス、カスタマイズを行なっているWOT’Sだ。同店ではエラー診断にテスターが必要となるレイトモデルから、ビンテージの域に達する年代物のクルマまで様々なメンテナンスに対応。また、アメリカ車のみならずカスタムサイクルやキャンピングカーなど、取り扱い車種も多岐にわたっている。さらに、アメリカにいる現地スタッフが実際に見て探し出した希少車を輸入することも得意分野のひとつであり、今回ココで紹介するChevrolet C-10もそんな1台といっていい存在なのだ。もし、探しているけど見つけることができないというクルマがあるなら、一度WOT’Sに相談してみるといいだろう。

1966年モデルのChevrolet C-10といえば、ラインオフされてからもう間もなく50年。クラシックカーといっていい存在だ。日本でアメ車がブームになっていた十数年前こそこのフロントマスクを見かける機会があったが、今では国内のカーショーに出向いてもなかなかこの年代のChevrolet C-10に出会えることはなくなってきた。そんな希少&貴重なChevrolet C-10をベースにフルレストアを施し、デイリードライブも可能なレストモッドスタイルへと仕上げられているのがこの個体なのだ。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1317″ img_size=”full”][vc_column_text]まず注目したいのはこの個体のコンディション。フルレストアを施したとはいえ、しっかりとしたベースを探し出さないことにはココまで仕上げるのはかなり骨が折れる作業となるのは間違いないだろう。ドアのチリもしっかりと合っているストレートなボディに装着された輝きを放つバンパーやフロントグリル、モール類、ベッドに貼られたウッド&レールも荷物を載せるのがもったいなく思えてしまうほど美しい。そして、フレームや下まわりなども細部にわたり綺麗な仕上がりを見せている。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1316″ img_size=”full”][vc_column_text]そして、フレームや下まわりなども細部にわたり綺麗な仕上がりを見せている。そして、このボディ&シャシーに負けない走りを生み出すために用意されたのが、5.7ℓ・V8のLT-1エンジンだ。このエンジンはアメリカを代表するスポーツカーCorvetteから移植されたものでそのパフォーマンスは言わずもがな。高速道路のファストレーンをキープしながらの軽快な走りはもちろんのこと、ひとたびアクセルをグッと踏み込めば背中にGを感じる胸のすくような加速を楽しむことができるスペックを持っているのだ。ピックアップだからといって侮る無かれ、まさに羊の皮を被った狼…といった表現がしっくりと来る。それでいてエアーコンディショナーやオーディオなども備わる快適仕様なのだから言うことなし。さらに、LT-1が収まっているエンジンルームのレイアウトも、ショーカーとして通用する美しい仕上がりを見せている。美しいエンジンルームは時が経つのも忘れて思わず見入ってしまう…。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1319″ img_size=”full”][vc_column_text]エンジンは、LT-1に換装。ラジエターは大容量タイプに変更し、オイルキャッチタンクも追加。ガソリンタンクは、シートバックにセットされるオリジナルのタンク位置では燃料ポンプの作動音が気になるので、静粛性を狙ってガソリンタンクそのものをベッド下に移設。これらのカスタムにより低重心化が図られ、ドライビングフィールはスポーティなものとなった。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1313″ img_size=”full”][vc_column_text]一方、インテリアはチョッピリ懐かしい言葉を使わせてもらえば〝HI-TECH〟な仕上がり。シートはレイトモデルのベンチシートに換装され、インストルメントパネルに収まるメーター類は近未来的な雰囲気が楽しめる総デジタル化仕様。サイドブレーキペダルやアクセル&ブレーキペダルにはビレットパーツが使われている。かなり大掛かりな手が入ってはいるものの、このピックアップの持つ雰囲気がスポイルされていないところがポイントで、どことなくクラシカルな香りを感じることができる。いくらデイリードライブが可能になるとはいえ、雰囲気がガラリと変わってしまってはドライブする楽しみも半減してしまうというもの。せっかくこのあたりの年代のクルマを転がすなら”当時の雰囲気をそのままに”ドライブを楽しみたい。そんなクラシックアメリカンを探している方にはまさにピッタリのピックアップといえるだろう。個人的にはマイルドにロワリングされたボディに合わされた、オリジナルハブキャップ付きのホイールもかなり惹かれるスタイリングだ。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1318″ img_size=”full”][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ gap=”3″ grid_id=”vc_gid:1458278001704-7730c28b-9dd8-4″ include=”1314,1315″][vc_column_text]■取材協力:WOT’S(http://www.wots.co.jp/)

■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][/vc_column][/vc_row]

日本でもっともクライスラー300Cを愛するアメ車女子

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日本でもっとも300Cを愛する女子進化への情熱は止まらない!

様々な車種で世界進出するリバティウォークの、300C部門でマスコット的位置付けのモデルがこの300C。革新的で常に進化を果たすために、オーナーであるHemI姫さんの300Cに対する情熱も不可欠だ。LBと彼女の野望はまだまだ終わらない!

300Cを取り上げるとなれば、300Cの知名度を一気に上げたリバティウォークは外せない。そして、LBがプロデュースした数多くの300Cオーナーの中で真っ先に声が掛かるのが…HemI姫さんだ。過去のアメマガをさかのぼれば、彼女の登場は何度かある。基本的に一度登場すれば、2度目はよっぽどのことがない限り難しいのだが、彼女の場合その「よっぽどのこと」をやってしまう。旧型HEMIカスタム、出産記念新型カスタムなど、妊婦の時でもママになっても最新カスタムを追い求める情熱は衰え知らず。

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今回は、フォージアート2015年モデルのBULLONE-ECLの22インチをインストールという、超新作スタイルを披露。ディスクカット面の違いでホイール回転方向が決まっているなどかなり繊細なデザインを持つのも特徴で、リア10.5Jものサイズを匠の技術で美しくフェンダーに収める姿はまさに芸術品。LBボディキットのフルコンプリートはもちろんのこと、HemI姫の名前の通りHEMIエンジンに見せる演出を施すのも彼女のお家芸。エンジンカバーは光の加減でオレンジやレッドにも変化するカメレオンパール塗装、エンジン各種パーツはビレット化。さらなる進化へ向け、何やら新しい動きもありそうな…。

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インテリアパネルはピアノブラックにペイントされている。エンジンカバーは、レッド&オレンジに変化するカメレオンパールとピアノブラックのコンビへペイント。各種パーツをビレット化し、こだわりのHEMIエンジンに見せる演出を施している。

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旧型、新型といずれもHEMIエンジンを乗り継いで、LBの300Cの象徴的存在となるHemI姫さんの2012年型モデル。LBフロントハーフスポイラー、リアハーフスポイラー、トランク&ルーフスポイラー、4本出しマフラーのフルコンプリート。今回の一番のトピックは、フォージアート2015年モデルBULLONE-ECLの22インチをインストールしたこと。ホイールの回転方向が決まっているなど、ディスクカットデザインが左右で違う。

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セマ出展車両のクライスラー300をパワフルにこなすアメ車女子

押し出し感の強い威風堂々とした表情で魅力を放つクライスラー300C

カスタマイズ済の初代300Cと出会った事で、300Cライフがスタート!


■取材協力:LB PERFORMANCE

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Text :相馬一丈
Photo:古閑章朗

69年型から、以前はシェビーⅡのサブネームだった「ノバ」に車名統一。1970y シボレー ノバ【ガレージカーカス】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”AUTOMOTIVE DECLARATION OF INDEPENDENCE.
1970y Chevrolet Nova”][vc_single_image image=”1247″ img_size=”full”][vc_column_text]アメ車各メーカーのテスターも完備するなど、メンテナンス、そしてカスタムには絶対の自信を持つ「ガレージ カーカス」。もちろんヴィンテージカーに対する情熱も、他のショップに負けていない! 旧いノーマルをグッドコンディションに整えて乗るもよし、現代的な快適さをインストールするもよし、もちろんちょっとヤンチャな仕様もOKだ!

メンテナンスからカスタムまで。新旧アメ車、逆輸 入車などをトータルで扱う「ガレージ カーカス」。今回そのピットで見つけたのは1970年型のシボレー・ノバ、2ドアクーペだった。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1236″ img_size=”full”][vc_column_text]ノバは1961年、シボレーのミドルクラスカー(USではコンパクト、となるが)としてデビュー。当初は「シェビーⅡ」という車名で、先行して大ヒットしていた同クラスのフォード・ファルコンを追い落とすべく、投入されたモデルだった。このノバは3代目モデル。1969年型から、以前はシェビーⅡのサブネームだった「ノバ」に車名自体が統一された。

また、2代目まではクーペ、セダンのほか、コンバーチブルやステーションワゴンも設定されたが、3代目からは2ドアクーペと4ドアセダンのみのラインナップとなる。エンジンは、マーケット的には直6モデルが中心だったが、何種類かのV8を搭載するグレードもあった。中にはコルベットのV8を積む「SS」グレードも設定され、ファルコン同様、大衆車からマッスルカーまで、幅広い車種構成としていた。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1243″ img_size=”full”][vc_column_text]今回の70年型ノバも、もとは直6エンジンを積んだスタンダードモデルだったものだ。しかし、ガレージカーカスがUSで買い付けた時にはもう、396(6.5ℓ)V8にコンバートされていたという。どうやらドラッグレースに使用していたらしく、エキマニも交換されていたし、ラジエター前にはATクーラーまで追加。またブレーキはフロントをベンチレーテッドディスク化、サスペンションはリアにエアショックを採用したうえで、トルクロッドまで追加されていた。さらにさらに、駆動系についても、B&Mのセミオートマや、クーリーのフォード用デフ&ホーシング(レースカスタムの定番パーツ)に強化。もはやマッスルカー以上の存在、といっていいだろう。ただ、乗った印象は、確かに強烈な加速を生み出すが、サスペンションは比較的柔らかめで、乗り心地自体はマイルドなものとなっている。普段乗りも、かなり快適にこなしてくれる。

今後はオーナーの意向で、ホイール大径化やエアサス化も施すとか。どんなカスタムも、カーカスならOKだ![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458264276570-144ff184-d831-2″ include=”1237,1238″][vc_column_text]インパネ周りは全面的にカスタム。メーター類はすべてアフターパーツで構成されている。シフターのコンバートとともに、 ステアリングもパワステ化、 ステアリングギア比も変更されているので、 ハンドリングはクイックだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458264352151-0ae103a0-2bc6-0″ include=”1239,1240″][vc_column_text]エンジンがV8に載せ替えられているだけでなく、 エキゾーストマニホールド以下、 排気系もチューニングされていた。それは大排気量エンジンのトルクを、 さらに強化するに十分なもの。ボディが小さいだけに、 走りは強烈だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458264412426-fe85baa3-5578-6″ include=”1241,1242″][vc_column_text]リアのディファレンシャルギア&ホーシングはクーリーのフォード用を採用。さらにフル加速時でも安定した挙動を実現するトルクロッドも追加されている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid element_width=”12″ grid_id=”vc_gid:1458264455633-4e1d7e84-4c8b-1″ include=”1244″][vc_column_text]大排気量化、大パワー化に際しては、クーリングにも配慮。ラジエター前にATクーラーが設置されたほか、ボンネットの加工により、エンジンルームを冷やす工夫もなされている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid element_width=”12″ grid_id=”vc_gid:1458264496435-7c8629cf-d90b-10″ include=”1246″][vc_column_text]タイヤはフロントに165/80R15、 リアに275/60R15という、 ちょっとアンバランスなサイズを装着。しかし、 当時のアメリカン ・ マッスルカーらしいサイズだ。 ただし現オーナーの要望により、 もっとインチアップした、 現代的なスポーツタイヤに変更する予定とか。ちなみに、 ブレーキは当時にはない、 ベンチレーテッドディスクに変更している。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]396ci・V8搭載で加速は強烈だが、サスペンションの設定は意外にマイルド。ハイウェイでも街乗りでも、快適なドライブが楽しめる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1248″ img_size=”full”][vc_column_text]シフターはB&M。マニュアル操作が必要な、いわゆるセミオートマ仕様となっている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text][/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1250″ img_size=”full”][vc_column_text]もとは直6エンジンが載る大衆グレードだったそう。そのエンジンを396ci・V8にコンバートし、駆動系も強化。外装もSS風にいじってある。[/vc_column_text][vc_column_text]■取材協力:ガレージカーカス(http://carcass.jp/)

■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ビギナーもカジュアルに付き合える仕上がりだ 1965y フォード マスタング GT COUPE【オートレイド】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1965y FORD MUSTANG GT COUPE”][vc_single_image image=”1087″ img_size=”full”][vc_column_text]マスタングは、数あるヴィンテージアメリカンのなかでも最もポピュラーな存在。大衆向けのコンパクトなファルコンをベースにしながらも、スポーティーでスタイリシュなパーソナルカーとしてラインナップされ、ポニーカー・セグメントを新たに開拓しデビューと同時に爆発的なヒットとなった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1088″ img_size=”full”][vc_column_text]上品で均整の取れたスタイリングは幅広い層から支持され、日本ではいわゆる欧州車党にもファンが多いのがマスタング。マッスルカーをキーワードとした場合においても、シェルビーによって築かれた伝説や専用モデルの存在が大きく影響し、常にクローズアップされる存在だ。

そうしたバックグラウンドからボディバリエーションの中ではとりわけファストバックに人気が集中しがちだが、ファストバックは後から追加されたものであって、マスタングの基本はあくまでもクーペ。日本では新車当時に輸入されたマスタングの大半がファストバックを占めていたこともあってファストバックの存在が目立つが、アメリカ本国での実際の出荷台数においては圧倒的にクーペが多い。均整の取れた最もスタイリッシュなパーソナルクーペとしての魅力こそがマスタング人気の本質なのだ。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1089″ img_size=”full”][vc_column_text]

この個体は、現代の日本においても気兼ねなく付合えるアップデートを施しながらもオリジナルとしてのクーペの魅力が発揮された一台。V8エンジンの搭載から、ホイール、ストライプ、GTインテリアなど、ファクトリー・オプションを採用することでスポーティなイメージをバランス良くアピール。キャッチーな赤い車体色とストライプ、ホワイトリボンタイヤによる配色によって、クーペならではの引き締ったシルエットが際立っている。ベーシックな直6が大半を占める中、この個体には最上級の289(4.7ℓ)V8が搭載されておりスポーティーなパフォーマンスを味わえるうえ、点火系、クーリング、エアコンなどをアップデートすることで、信頼性と快適性も確保。その内容と状態のバランスも良く、ビギナーでもカジュアルに付き合える。

[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1090″ img_size=”full”][vc_column_text]スプラッシュパンを突き抜けるデュアルエキゾーストもGTらしさをアピールするオプションパーツ。チップ内にルーバーのあるデザインが特徴的。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1091″ img_size=”full”][vc_column_text]65~67年型に設定されたメージャーなオプション、“スタイルドスチール”ホイール(14×6)を装着。ホワイトリボンタイヤとの組み合わせも含め、マスタングのオリジナルとしての魅力が発揮されている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1092″ img_size=”full”][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458045792171-a76efff8-aa03-10″ include=”1093,1094″][vc_column_text]無数に存在したオプションと組み合わせの自由度から、全く同じ仕様がほとんど存在しないのもこの時代のアメリカ車ならではの魅力。横長のスピードメーターが特徴のスタンダードに対し、大径の丸形がセンターにレイアウトされ、さらに回転計/時計がステアリングコラムに追加されたGT仕様。追加されたオーディオ以外はストックをキープする。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1095″ img_size=”full”][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458045934490-1b0fe92d-b62b-6″ include=”1096,1097″][vc_column_text]170(直6 2・8ℓ)、200(直6 3・3ℓ)、260(V8 4・3ℓ)、289(V8 4・7ℓ) で設定されたエンジンの中でも、最上級の289を搭載し、C4(3速AT)と組み合わせてある。点火、クーリングをアップデートすることでオリジナルのポテンシャルを100%発揮する。バルブカバーは〝コブラ〟用にアレンジ。[/vc_column_text][vc_column_text]■取材協力:オートレイド(http://www.auto-raid.com/)

■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

セミファストバック形状のフォルムへと進化した2代目モデル 1970y シボレー シェベル【アズールモータリング】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”NEW STYLEと一言では片づけられない、奥深きカスタム
1970y CHEVROLET CHEVELLE”][vc_column_text]ワイルドスピードやアウトローなど、映画ではクールでタフな男の愛車として登場する1970年式シェベル。そのシェベルをベースに、LS1エンジン換装によるインジェクション化をはじめ、インテリア総張り替えやオーディオインストール、フォージアート履きで現代風に大胆アレンジ![/vc_column_text][vc_single_image image=”1148″ img_size=”full”][vc_column_text]エルカミーノとボディの一部を共用し、フルサイズのカプリスやインパラよりも一回り小さなサイズ感が魅力のシェベル。2ドアパッセンジャーカーとして人気のピークを迎えたのが、今回ご紹介する1970年モデルだ。このモデルには当時史上最強のビッグブロックであるLS6が搭載されており、洗練されたコークボトルラインと454cuiのトルクフルな走りが何とも味わい深い一台である。1970年と言えば時代はマッスルカーの全盛期であり、その時代に一世を風靡したエンジンを搭載するこのシェベルは、まさにアメリカンビンテージの黄金時代を生きた名車と言えるだろう。そのシェベルをベースに独自のアレンジを加え、現代のクルマと何ら遜色のない乗りこなしを堪能できる魅力的な一台に仕上げたのが愛知県のアズールモータリングだ。同社が販売代理店を務めるフォージアートの大口径履きを筆頭に、オーストリッチ素材を採用したカスタムインテリア。[/vc_column_text][vc_single_image image=”1149″ img_size=”full”][vc_column_text]シェベルらしさを損なわない様に配慮されたオーディオカスタムに、当時の流行のラインに最先端の塗料で煌びやかに演出するカスタムペイントなど、その独創的なアレンジによって、70年代の魅力を絶妙に惹き立てつつ現在のカスタムワークを取り入れている。そのアレンジはビジュアルのみならず、大口径履きで懸念される制動力確保の為の4輪ディスクブレーキ化や、扱いやすくパワフルで快適なエンジンであるコルベットC5のLS1への換装など、走りに関しても抜かりない。オリジナルをグッドコンディションで保ち続けてこそビンテージアメリカン! との意見はあるものの、やはり気軽に乗れる快適さは重要。その辺りのさじ加減を、〝絶妙なスパイス〟で具現化させた理想系が、このシェベルと言える。[/vc_column_text][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1460368197051-22a2993c-052e-7″ include=”1153,1150″][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_column_text]1968yモデルよりフルモデルチェンジを果たし、コークボトルラインのセミファストバック形状のフォルムへと進化した2代目モデル。この独特のボディラインに大口径フォージアートのムリ履き感が、絶妙にキマる![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1151″ img_size=”full”][vc_column_text]本国マイアミを中心に、カスタムシーンにおける新ジャンルとして定着してきたNE W STYLE。あえてジャンルで区別するとすればそこに当てはまるのかもしれない。しかし、そもそもの話ラグジュアリーやローライダー、ニュースタイルなどと無理にジャンルで分ける必要なんてない。枠にとらわれず、自由な発想でクールに乗りこなしてこそ、ビンテージアメリカンなのだ![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid gap=”3″ grid_id=”vc_gid:1458081904468-f25fcc3e-1545-5″ include=”1152,1154,1155″][vc_column_text]ブラックレザーを基調にオーストリッチ素材を贅沢に採用したカスタムインテリア。青いステッチとパイピングの刺し色はエクステリアやリムに合わせたさり気ない配色で、SSの刺繍が入ったヘッドレストも雰囲気抜群。ビレットスペシャリティーズのステアリングは特注品。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1156″ img_size=”full”][vc_column_text]カーボンパネルにダコタデジタルのメーター計は、レトロな中にどことなくハイテクなイメージが融合する斬新さが肝。また、淡いブルーのメーター色と刺し色をマッチさせたカラーコーデも特筆物だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458082034686-01944927-d07d-3″ include=”1157,1158″][vc_column_text]JLオーディオのアンプをトランクにスマートインストールし、後部座席後方にキッカーのウーファーを4基セット。ヘッドユニットはあえて見えない所へ配置し、当時物の純正デッキを残すことでインパネの雰囲気を損なう事無く、心地よいサウンドを堪能できるように配慮する。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1159″ img_size=”full”][vc_column_text]キャブレター車にも関わらず、イグニッションキーを回せば簡単にかかるエンジン。そのカラクリはエンジン換装による。なんとコルベットC5に搭載されているLS1エンジンが積まれており、1970年型の風貌ながらフューエルインジェクションの恩恵を受ける。その走りは現代のクルマと何ら遜色なし。終始快適に乗りこなせるのだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1160″ img_size=”full”][vc_column_text]大口径履きを可能にすべくフロント車高調、リアをHOTCHIKIS製サスペンション&デフで位置関係を整え、フロント22インチ、リア24インチと前後異なるリムサイズで内側にブルーの刺し色を配色、これによりFORGIATOをクールに履きこなす。4輪ディスクブレーキ化も特筆物だ。[/vc_column_text][vc_column_text]■取材協力:AZZURE MOTORING(http://azzurre-84 motoring.com/)

■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

ミドルクラスの大衆車 1965y FORD FALCON / コルベット初代モデルC1 1961y Chevrolet CORVETTE C1 【フルスロットル】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1965y FORD FALCON”][vc_single_image image=”1254″ img_size=”full”][vc_column_text]ミドルクラスの大衆車として1960年に登場 したファルコン。エンジンは直6がメイン、ボディは2ドア&4ドアセダン、2ドアにはハードトップ、クーペ、コンバーチブルが用意され、さらにステーションワゴンもラインナップするなど、バリエーションに富んでいた。ただし、中にはV8を積む、パフォーマンスモデルも。それが本格的に人気を集め始めたのは、’64年に発表された2代目モデル以降だ。回の車両は、’65年型の、その2代目モデル。プロショップ『フルスロットル』の手により、良好なコンディションをキープしているほか、ノーマルの289(4.7ℓ)V8から、305(5.0ℓ)に載せ換え、走りをさらに強化。またビンテージエアのエアコンや、パワーウィンドウ化、オーディオインストールなど、今どきのクルマとして快適に乗れるモディファイも施されている。ファルコンといえば、そのピックアップ仕様のランチェロとともに、日本ではちょっとレアなモデル。マニアックな存在感が、アメ車通をもうならせそうだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid element_width=”3″ grid_id=”vc_gid:1458265853847-b56da6bd-8f3d-7″ include=”1255,1256,1257,1258″][vc_column_text]初代モデルでは260だけだったV8エンジンの設定だが、2代目では260、 289、 302の3タイプに。今回の車両は289を搭載していたが、 305に載せ換えたものだ。ファンネルタイプのエアクリーナーをツインで装着して、 ライトチューンも図られている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid gap=”3″ grid_id=”vc_gid:1458266070374-8a45857a-53ec-3″ include=”1259,1260,1261″][vc_column_text]インテリアも良好な状態をキープ。ボディ同色のパネル、 シートと、 クロームのコンビネーションが美しい。オーディオはグローブボックスの中にインストール、 ビンテージエアのスイッチ類も外からは見えないよう、 配慮されている。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1262″ img_size=”full”][vc_column_text]パワーウィンドウは手動式のレギュレーターハンドルを生かしたままインストール。レバーがスイッチとして機能するアイデアもの。今どきのクルマにふさわしい快適さを得ながら、全体の雰囲気は’60s当時のままというのがショップのこだわりだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”1961y Chevrolet CORVETTE C1 “][vc_single_image image=”1263″ img_size=”full”][vc_column_text]アメリカ、いや、世界を代表するスーパースポー ツカー、コルベット。アメ車ファンでなくても、その名にはある種、憧れを持ってしまうのではないだろうか? そんなコルベットの、初代モデル(C1、と呼ばれる)が、『フルスロットル』のガレージに保管されていた。デビューは1954年だが、このモデルは’61年型。4灯ヘッドライトで、C1の後期モデルということになる。もちろん、50年以上も前に登場したクルマが、これほど美しい姿をとどめているのは、相当の努力があったから。このC1も、一度フレームオフして、フルレストアを実施しているという。そしてさらに、フルスロットルによれば、オーナーからのリクエストにより、ここからカスタムも加えていくという。メインとなるメニューは、エンジンスワップ。C5コルベット(’97年~)に搭載されたLS1(350=5.7ℓ、345馬力!)に載せ換え、走りを大幅に強化するという。これに伴いフレームも強化のため入れ替えるとか。ヘビーなメニューも、フルスロットルならお手の物だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458266225812-08be0500-cb02-3″ include=”1264,1265″][vc_column_text]レースで好成績をあげるなど、 ストイックなスーパースポーツカーへと進化していったコルベットだが、 この時代はまだ50年代の華やかな雰囲気が残る。2シーター、 シートはセパレート式ではあるが、 タイト感よりフカフカの乗り心地重視。ただしメーターレイアウトはスポーティムードたっぷり。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid element_width=”6″ grid_id=”vc_gid:1458266235086-4a0b1c8e-9535-4″ include=”1266,1267″][vc_column_text]C1のエンジンは最強仕様でスモールブロックの327 (5 ・ 4ℓ) だったが、 C2以降は350が標準になっていく。そこでこのクルマのオーナーはエンジンスワップを希望。はるか後に発表されたLS1エンジンに載せ換える予定だとか。[/vc_column_text][vc_column_text]■取材協力:フルスロットル(http://www.fullthrottleinc.jp/)

■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

パーツ仕入れすべてを自社で行なう数少ないアメ車ショップ【ガレージ ジョーカー】

[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”板金・塗装・整備・本国パーツ仕入れすべてを自社で行なうスーパーショップ”][vc_single_image image=”1123″ img_size=”full”][vc_column_text]全国にビンテージカーを販売するショップは数あれど、車両購入後のアフターフォローのすべてを自社で完遂できるところはごく少数。ビンテージカー所有には、こうしたショップの存在が重要だ

独特な存在感を放つビンテージカーに魅了される人がここ数年で急増、車両価格の高騰など市場は賑わっている。しかし乗る人が増える一方で「降りる人」が多くなっているのも事実。その理由の多くは、車両トラブルによる維持費の問題だ。40〜50年も経過したクルマとなれば、アメ車だろうが欧州車だろうが、はたまた人間でも体調不良の一つや二つがあって当然。それとどう向き合い、どう対処するか、このポイントを外してしまっては、ビンテージカーの所有は難しい。

1年でも長くビンテージと付き合っていくには、クルマを愛し、維持・管理をお願いできる「主治医=ショップ」の存在が大きなポイントとなる。クルマを売るだけなら、どんなショップでもできる。重要なのは、購入後のアフターフォローがどれだけ充実しているかだ。メンテナンスの技術はもちろん、板金などのボディリペア、ビンテージカーには必須のパーツ供給を迅速にしてくれるか、という部分も主治医となるショップに期待するところ。

その理想というべき主治医が、千葉県銚子市のガレージジョーカーだ。ビンテージカーをこよなく愛し、長い経験と知識からアメ車業界でも一目を置かれる存在だ。板金・塗装・整備・パーツ仕入れのすべてを自社で行なう数少ないアメ車ショップとして、多くのアメ車オーナー、ビンテージオーナーから厚い信頼を得ている。

すべての作業を自社で可能ということは、作業の外注がなくなるので、例えば、工賃を抑えることができるし、さらには、車両の至る所に目が届くので、小さな不良もいち早く発見・対処できる。結果、大きなトラブルの回避につながるのだ。

ガレージジョーカーが頼りになる最大のポイントはパーツの供給にある。半世紀も経過したクルマともなれば新品パーツの入手は難しく、無ければ代用できるパーツが必要になる。しかしそれさえも入手ルートが少なければ、時に数ヶ月、下手すれば1年待ちということもざら。ガレージジョーカーには、アメリカの隅々にまでパーツの入手ルートがあり、毎週定期的に輸入している。

ガレージジョーカーをオススメするポイントがもう1つ。社長の小川氏だ(写真上の金髪)。アメリカのどんなデンジャラスゾーンでも平気で歩き回る度胸と戦闘力を持ち、全身、白スーツでアメリカに降り立つハイセンスの持ち主でもある。屈強なアメリカ人も小川氏を「クレイジー」と言いながら受け入れる。風貌こそ危険な香りがプンプンするが、裏表のない男気溢れる社長の人柄に魅了されるアメ車ファンも多い。小川氏、そしてガレージジョーカーが味方に付けば、ビンテージライフは安泰だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1112″ img_size=”full”][vc_column_text]ファクトリーでは、整備はもちろん板金・塗装などボディリペアも行なわれる。すべてを自社で行なうため、迅速かつ費用も安く抑えることができる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1113″ img_size=”full”][vc_column_text]インテリアカーペットなどの生地類は、クルマ生地の専門店から直接仕入れ、新車当時のインテリアへのレストアで使われる。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1114″ img_size=”full”][vc_column_text]車両のオーダーがあった場合、社長自らがアメリカに行きオーダーに合う車両を徹底的にチェックする。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1115″ img_size=”full”][vc_column_text]製造が中止されたパーツは、部品取り車だけを扱うショップで買い付ける。このルートを知るショップは日本では少ない。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image=”1116″ img_size=”full”][vc_column_text]毎年ラスベガスで開催されるSEMA SHOW には欠かさず足を運び、レストアパーツの仕入れ、情報収集に余念がない。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”Myルームを変えるインテリアとして優秀なビンテージグッズを集めました”][vc_column_text]愛車同様にとことんビンテージな雰囲気を楽しむならば、アメリカングッズは絶対に欠かせない。ガレージジョーカーでは、日本では売っていない珍しいアイテムばかりをアメリカから直輸入。これらを揃えれば、ビンテージカーライフがもっと楽しくなる![/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”エルヴィス・プレスリーグッズ”][vc_single_image image=”1118″ img_size=”full”][vc_column_text]60〜70年代のアメリカの象徴といえばこの人、エルヴィス・プレスリー!
新商品が続々入荷! 注目はウッドギターコートラック!
■価格:
●ペーパータオルホルダー/3,800円
(税込)
●ナプキンホルダー/3,800円(税込)
●ペッパー&ソルト/2,980円(税込)
●爪楊枝入れ/1,480円(税込)
●ウッドギターコートラック(横:46㎝)/4,800円(税込)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”69yカマロ ウォールオーナメント”][vc_single_image image=”1119″ img_size=”full”][vc_column_text]棚やキーフックが備わるタイプはあるけど、これは純粋なオーナメントタイプ。アメリカでも発売したばかりの注目アイテム! 横:約35㎝
■価格:6,800円(税込)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”69yカマロ&66yGTO キーラック”][vc_single_image image=”1120″ img_size=”full”][vc_column_text]人気のカーシェルフ系の新商品! 棚ではなく4個のキーフックが付いたキーラック。自宅ガレージなどにベストマッチ! 横:約19㎝
■価格:各3,800円(税込)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”66yGTO ウォールシェルフ”][vc_single_image image=”1121″ img_size=”full”][vc_column_text]日本で販売しているのはガレージジョーカーだけ!? 人気爆発のウォールシェルフはビンテージカーオーナー必須アイテム! 横×縦×奥行:約52㎝×18㎝×12.5㎝
■価格:18,600円(税込)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”コカ・コーラ シェルフ”][vc_single_image image=”1122″ img_size=”full”][vc_column_text]大人気アイテムでしばらく品切れ状態だったけど、遂に入荷! コカ・コーラグッズを並べれば一気にアメリカンな雰囲気に! 横:約50㎝
■価格:17,800円(税込)[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”気になる方は連絡してみてはいかがでしょうか”][vc_masonry_media_grid gap=”3″ grid_id=”vc_gid:1458049509224-78b3b0b0-5e8e-3″ include=”1123,1124,1117″][vc_column_text]■GARAGE JOKER http://www.garage-joker.com/

■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

マフラー開発の舞台裏 完璧を求めて・・・【SUXON RACING(サクソンレーシング)】

日本人が生来持つ勤勉さと器用さを活かし使う人への思いやりから生まれるワンオフマフラーをビンテージカーに…

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突然だが、アメリカン・ビンテージといえば40年も50年も前のクルマ。リペアパーツはどうしたらいいだろう? もちろん“自動車文化大国”であるアメリカのこと、日本のメーカーのように10年前のモデルのパーツなんてありません、なんてことはないわけだが、それでもそんな昔のクルマとなるとさすがにメーカー純正ではなく、サードパーティのメーカーによるデリバリーに期待するしかないものも多い。それでも、車種によってはもうパーツが生産されていなかったり、あったとしても手に入れるのが困難、あるいは輸送費を含めるとかなり高価なものになってしまうことは、十分にありうる。要するにビンテージカーを維持するのは、手間もかかるしお金もかかるということ。

そんなビンテージカー・オーナーの悩みに応えてくれるサードパーティのパーツメーカーが、ここ日本にもようやく現れた。日本でも屈指のマフラーメーカー『サクソンレーシング』だ。製品はマフラーに限られてしまうが、それでもオーナーにとってはありがたい。だいたい古いアメ車というと、まずはマフラーからダメになってしまっている例も多い。日本の高温多湿な気候に、アメリカ製は大きなダメージを受けやすい。それに、もしも向こうのメーカーで当該のマフラーがあったとしても、モノが大きくて運送費もバカにならない。それよりも、ここ日本で、日本の気候に合った商品(たとえそれがレプリカでも)があれば、それを選んだ方が賢いのではないだろうか?

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サクソンの製品はもちろん日本国内の自社工場で生産する。4WD車のガードやマフラーのメーカーとして20年以上の歴史を持ち、自動車メーカーはじめ有名カーショップ、有名パーツブランドのOEMも数多く手がけてきた。当然、様々な車種の専用マフラーも手がけているが、近年はワンオフマフラーの製作も行っている。それは、専用品がリリースされていないレアなクルマ向けだったり、自分ならではのパフォーマンスやデザインを求めるユーザーの声に応えるためだ。クルマのカスタマイズもどんどんパーソナル化が進んでいる今、ワンオフマフラーが改めて注目されているのだ。

今回、サクソンがビンテージカーのためのマフラー製作に立ち上がってくれたのも、そんなワンオフ・マフラー造りの流れがあったから。’60~’70年代さながらの、純正に似せて作るもよし、径をちょっと太くしてみたり、サウンドにこだわってみたり、自分なりのアレンジを加えるもよし。サクソンなら、どんなリクエストにも必ずや、満足できる答えを用意してくれるはずだ。

150507_0010150507_0035車種専用にリリースされるマフラー、そしてワンオフ製作されるマフラーも含め、サクソンの製品はすべて埼玉県にある自社工場で生産される。しかも、ほとんどが熟練した職人さんたちによる手作りだ。パイプの曲げ、溶接、磨き、消音器の製作など、それぞれが専門に携わり、最高品質の製品を作り上げている。そのため大量生産はできないが、だからこそ1人1人のユーザーのリクエストに応えるためのキメ細かい対応が可能になるのだ。

マフラーの素材には基本的にステンレスを採用している。その中でも最高品質のSUS304素材を使用する。サビや腐食にとくに強いのが特徴で、湿度の高い日本の厳しい環境の中でも、一生もののパーツとして購入できるものになる。リクエスト次第でチタン素材やスチール素材による製作も受けてくれる。ただしチタンはコスト、スチールは耐久面であまりススメてはいないということだが。なおビンテージカー用のマフラーは、リペア、あるいはワンオフ製作で受け付けてくれる。施工・製作の過程はこうだ。

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まずはユーザーからメールや電話でサクソンにオファー。自分の愛車について、既存のものをリペアするか、それとも製作するかを相談する。このとき、おおよそのプライスについても聞いておくといいだろう(アメリカ製を取り寄せるより、かなりリーズナブルなはずだ)。そしてたのむことを決めたら、ユーザーがマフラーの現品をサクソンに送付するか、あるいはクルマをそのまま持ち込む。オススメはクルマを持ち込むこと。その場でマフラーの具合をチェックし、リペアできるかどうか、あるいは製作するマフラーの取り回しや形状を確認しやすいからだ。決まればすぐ作業にとりかかる。

ちなみに完成までは1~3日ほど、とのこと。代車などの用意もあるので、クルマを預けてもいい。あとは再生された愛車のエキゾーストノートを待つのみだ。

現車持ち込みのワンオフ製作も可能!

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旋盤や 150 トンのプレス機、ベンダー、溶接機、研磨機などといった機器を駆使し、材料の切り出しから加工、仕上げまで、マフラーの製作に関わるほぼ全ての作業を彼らの手で行なっている。カタログモデルだけでなく現車を持ち込んでのワンオフマフラー製作も可能だ。

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工場内にはマフラーの部材やマフラーを形作るためのジグなどがところ狭しと並べられていた。パイプ部やフランジ、サイレンサーなど、クルマにより使うパーツが異なるわけだからそのストックの数も膨大なものになる。ある程度の所まで製作を進めておき、テールエンドなどの細かな仕様はオーダーが入ってから仕上げられる。

●お問い合わせ:SUXON RACING(サクソンレーシング) http://www.suxon.jp/
■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine