人生初の愛車がチャレンジャー!シェイカーフードのマニュアルモデル!

2016 Challenger 392 SCAT PACK SHAKER

2016 Challenger 392 SCAT PACK SHAKER

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憧れ続けた愛車の理想形!

時代がマニュアルからオートマティックに移行しつつある昨今、免許を取得してから運転するクルマはマニュアルばかり。愛車にするクルマもMT志望と、イマドキ珍しいマニュアル信者のNagata氏が2019年3月に購入した人生初の愛車がチャレンジャー。妥協を許さない仕様へと徹底的に追求した、理想の一台を一挙公開!

MTの恩恵を受けエンジンの鼓動をダイレクトに堪能!

関西で育ち、大学入学をキッカケに名古屋へ。そこで航空部という珍しい部活動に励み、初めてMT車にハマったというNagata氏。「何故MT車!?普通飛行機じゃないの?」と疑問を抱きながら聞くと、航空部の活動の一環として試験運行のために飛行機を飛ばせる場所まで運ぶ牽引トレーラーがあり、それをひっぱるクルマがハイエースバンのMT車だった。部活メンバーが飛行機を飛ばすことに情熱を注ぐかたわら、彼はソレを運ぶクルマを操ることに快感を覚えたという、ちょっと変わったスタンスで大学時代を謳歌。

2016 Challenger 392 SCAT PACK SHAKER

そんな一風変わった学生時代を終え、怒涛の就活を経て入社した会社は本社が福岡県の小倉にあるということで、実家のある関西を飛び越えて名古屋から福岡へ生活の拠点を移すことに。家族や友達と離れ、一人での休みの過ごし方を模索する中で出会ったのが学生時代病みつきになったMT車だった。どうせ乗るならソレを余すことなく堪能できるクルマをと吟味する中で見つけたのがチャレンジャーだった。

エンジンの鼓動を視覚的、官能的に伝えてくるシェイカーに一目惚れ! 最初は漠然とMT車が欲しいなんて気楽な愛車探しだったが、目の前に思い描く理想形があるとなれば話は別。給料の半分を毎月費やす思い切ったやりくりで、2019年3月に初めての愛車として迎え入れた。購入から1年少々で既にやりたいカスタムはほぼ完成。これからはサーキット走行会の参加を視野に入れてテクニックを磨いていきたいと意気込む。

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購入当初からアシンメトリーで装飾されていたMOPAR&HONEY BEEのデカールは、ボディアンダーの樹脂部分の同色化の際、右側にハニカムを追加。本国から取り寄せたDODGE CHALLENGERのホワイトレター化はペン塗りではなく貼り付けタイプでハイクォリティー。モノトーン基調に赤いアクセントの3色使いが彼のカスタム美学だ。

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ZL1 ADDONSのボディキット一式を導入し、純正リップとスプリッターの縁にホワイトのラインを入れることで視覚効果も手伝って純正車高とは思えぬロワードフォルムを実現。最近トレンドのワイドボディキットを使うことなく、どこまでフォルム造型美を際立たせていくかは、航空部で培ったデザインセンスの賜物である。

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フロントスプリッター同様にサイドやリアにも造形美を際立たせるかの様に白いラインで立体感を演出。マフラーエンドは耐熱塗装済みで、リアテール部分のバックランプを含む白黒以外の色味をできる限りなくすなど、細部までこだわる。

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撮影直前に手に入れたリアルーバーは取り付けの際、ちょうどセンターに設けていたバックカメラが被ってしまい取り付けに苦労したものの、ダウンフォースソリュージョンズのウィッカービルと相まって、スタイリッシュかつスポーティーなリア周りを最大限アピール。

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エアクリーナーケースと一体構造となるスクープが、ボンネットから飛び出すシェイカーフード。70年初頭のチャレンジャーで採用されたハイパフォーマンスのアイコンを忠実に再現し、近代モパーシーンにおいても注目を浴びている。搭載される392HEMI を、マニュアルシフトで操作する際、ボンネット越しにその鼓動をダイレクトに感じ取れる点も特筆物。

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ドライバーを包み込む様なラウンド形状のシンプルかつ精巧な作りが前期型よりも好みだったというインテリア。シフターはショートストロークでダイレクトな操作を色濃くするBARTONを採用。シフトボールはSPEED DAWGを組み合わせる。ベースのブラックレザーを活かしつつ着座面やドア内張りに赤いアルカンターラを取り入れることで、シンプルながらも差し色を利かせたインテリアへと誘う。

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Owner:Y.Nagataさん


LOOK’S inc
TEL:092-611-1362
HP:http://www.looks.co.jp


写真&文/石井秋良

アメ車マガジン 2020年 10月号掲載

安心して充実したチャレンジャーライフを送ることができる。頼れるショップだ。【CLP】

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充実したチャレンジャーライフを送りたい!そんなユーザーニーズに応えるべくバックアップ体制に抜かりなし

モダンマッスルの中でも一番人気はチャレンジャー。そんな人気モデルを数多くラインナップしているのが、埼玉県本庄市を拠点とするCPLだ。

どんなリクエストにも応える、柔軟な対応力がCPLの魅力

CPLは埼玉に2箇所と東京にも店舗を構えており、アメ車を主軸として取り扱っているのは埼玉ということで、移転したばかりだという埼玉本社兼サービス工場にお邪魔した。長年にわたりアメ車を取り扱ってきたCPL。一時はSUVやピックアップトラックを数多く取り扱っていたが、ここ最近のマッスルカー人気は凄まじく同社でも積極的に取り扱うことでラインナップを増やしており、その中でもやはりチャレンジャーの在庫量は充実しており、モデルイヤーやグレードを問わず豊富に揃えてユーザーのニーズに応えている。

今回伺った本社には、ひと際目を引くサブライムグリーンの2015年型R/Tを筆頭に、2015年型R/Tスキャットパック、2015年型R/Tシェイカーの3台が顔を揃えていたが、この3台以外にもまだまだ在庫しているのはもちろん、たとえ希望するグレードやボディカラーがなかったとしても、オーダーすればアメリカ本国からの取り寄せにも対応してくれる。それはカスタムもしかり。ユーザーのリクエストを聞き、それをアメリカ本国に依頼して仕立てる場合や、欲しいパーツがあれば即座に輸入して組み上げることも可能。

そしてCPLは販売して終わりではなく、アフターフォロー体制も充実しており、本社にはサービス工場を併設しているため、メンテナンスや車検といった整備にも対応。安心して充実したチャレンジャーライフを送ることができる。まさに頼れるショップだ。


2015 Challenger R/T

2015 Challenger R/T

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いかにもモパーらしいハイインパクトカラーのサブライムグリーンに身を染めた2015年型チャレンジャーR/T。さらにフードにはデカールも施されているためスポーティ感も満載。搭載エンジンは5.7ℓV8。このR/Tの一番のポイントはシートやドアの内張りにボディカラーと同じグリーンのレザーをあしらっていることだ。


2015 Challenger R/T SCAT PACK

2015 Challenger R/T SCAT PACK

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グレードバリエーションの豊富なチャレンジャーだが、2015年モデルのR/Tグレードは5種類を用意しており、スキャットパックはR/Tの中で最上位モデルとなる。エンジンはSRT392と同じ6.4ℓV8を搭載しており、最大出力は485hp、最大トルクは475lb-ft。シンプルなホワイトボディに、リアのデカールでアピール。


2015 Challenger R/T Plus SHAKER

2015 Challenger R/T Plus SHAKER

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パワーユニットは5.7ℓV8HEMI で、最大出力は375hp、最大トルクは56.7kg-m。ボンネット中央部をくり抜いて突き出したシェイカーがこのグレードの特徴。もちろんエンジンを冷却する性能を備えているが、“揺れる”かは自身で確かめて欲しい。排気系も見直されてシビれるサウンドを響かせる。トランスミッションは6MT。


CPL co.,ltd.
https://www.cpl.jp.net

本社兼サービス工場
住所:〒367-0018 埼玉県本庄市諏訪町1313
TEL:049-527-5557
営業時間:10:00 ~20:00
定休日:月曜日

ショールーム
住所:〒367-0000 埼玉県本庄市児玉町蛭川288-1
TEL:049-571-5955
営業時間:10:00 ~20:00
定休日:月曜日

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埼玉県本庄市にある本社兼サービス工場。その敷地にはチャレンジャーを始め、エスカレードやハマーといったSUV、タンドラ&タコマといった逆輸入ピックアップトラックなど、数多くの販売車両が並ぶ。さらに建物奥にはファクトリーが併設され、困った時にすぐに対応できる体制が整えられている。


写真&文/編集部

アメ車マガジン 2020年 10月号掲載

ブリットの後継モデルとして新たに追加されたマスタングマッハ1

2021 FORD MUSTANG MACH 1 PREMIUM

2021 FORD MUSTANG MACH 1 PREMIUM

HIGH PERFORMANCE MUSCLE CARS

ブリットの後継モデルとして2021年新たに追加されたマッハ1が日本に上陸!

ここ数年マスタングのラインナップが凄まじい!大排気量のNAエンジンにマニュアルシフトを搭載するモデルだけでも選択肢が豊富にあるのは、年々減少傾向なモータースポーツシーンにおいて贅沢な悩みである。その大本命として2021年新たに加わったモデルが販売期間や台数未定の限定モデル「マッハ1」だ!

レーシーかつスパルタンで操る喜びを格上げ!

1968年モデルのマスタングGT390ファストバックをベースに誕生したブリッドを現在のマスタングで再現した「ブリット」は、ハイランドグリーンの落ち着いた英国的なカラーコントラストで落ち着いた紳士の様な雰囲気。例えるならオーダースーツに身を包んだジェントルマン。

一方その後継モデルとして登場したマッハ1は、トップアスリートの如く国際大会に出場するユニホームに身を包んだストイックなスポーツマン。ファイタージェットグレーに初代マッハ1をオマージュしたサイドストライプやボンネットフードストライプ、オレンジのブレンボブレーキキャリパーなど、視覚的にいかにもレーシーな雰囲気を醸し出しており、専用シートにも同色オレンジの差し色が取り入れられる。ドアシルプレートにはチェック柄のロゴがあしらわれ、見るからにタダモノではないオーラを放っている。

2021 FORD MUSTANG MACH 1 PREMIUM

そのビジュアルから察する期待どおり、いやそれを上回るスペックは現行マスタング各モデルの良い部分を見事に融合させた集合体となっており、ミッションは6速マニュアルか10速ATをセレクトできる。GT350用オイルクーラーにGT用のツインプレートクラッチ、ショートスティックシフトレバーの採用のほか、マスタング初のレブマッチ機能まで完備。

高剛性のステアリングシャフト採用にGTハイパフォーマンスモデル用の足回りやパワステ、ブレーキ、リアサブフレームや各種コントロールアーム、おまけにタイヤはGT350用を履く。まるで各モデルの長所をあぶり出し、そのすべてを惜しみなく導入したようなモデルである。

レーシーかつスパルタンな装いに相応しいハイスペック、そして何よりレアな限定モデルであることは操る喜びとしてはもちろん、所有する喜びも格別の一台。BCDにはそんな〝刺さる一台〟が盛りだくさんであることも嬉しい悩みである。

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昨今のカーデザインは顔力重視。大きなグリルに眼力を強調したフェイスがトレンドではあるが、このマッハ1に関してはむしろ上から見た時のタフネスさが魅力。初代モデルをオマージュしたデカールが専用ボンネットフードと絶妙にマッチして、スパルタンな印象を色濃く感じさせてくれる。

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フロント9.5J、リア10Jの19インチにミシュランパイロットスポーツ4S の255/40R19、275/40R19のタイヤを装着。このサイズ感はGT500と同等。ブレンボ製6ポットキャリパーと大口径ローターを採用しており、キャリパーカラーがデカールにマッチしてレーシーさに拍車をかける。

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5.0ℓのV8エンジンを搭載するマッハ1。ノーマルのGTと比べて20hp上回る480hpを弾き出すハイパフォーマンスモデル。専用のタワーバーで剛性を高め、剥き出しのエアクリーナーや専用エギゾーストマフラーによる吸排気効率向上など、レーシーな装いに相応しいギミックが満載。シェルビーGT500ほど荒々しくスパルタンな味付けではないので、街乗りも難なくこなせるところも魅力的。

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基本構造はGTと同様のレイアウトとなるインテリアをベースに追加メーターを配置。メインメーターは液晶メーターを搭載しており、タコメーターもデジタル表示となる。シフトノブはブリット同様に白い球体のショートスティックタイプを採用。マスタングとしては初となるレブマッチ機能を搭載。


BUBU HANSHIN

TEL:06-6427-5151
HP:https://www.bubu.co.jp


PHOTO&TEXT:石井秋良

アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

車両の販売からカスタマイズまでマスタングのすべてに対応します

Ford Global Sub Dealer

Ford Global Sub Dealer

保安基準の範囲内という規定はあるが、GMの日本正規ディーラーでありながら、カスタマイズにも対応するシボレー名岐。又の名をウイングオートと言い、アメマガ読者はこちらの方が馴染み深いだろう。そんなウイングオートではカマロ同様、マスタングの販売だけでなく、カスタムも積極的に実施中だ。

限定車やサーキット用まで様々なモデルを豊富に在庫

ディーラーはクルマを買って終わりではなく、そこからユーザーにカーライフの提案をするところと提唱するウイングオート。その中の1つにカスタマイズというものがあるが「お陰様でシボレー名岐では、ディーラーでありながらカスタマイズもできるというお客様の認識は定着しました。カスタムをして安心して乗りたいというお客様が弊社にご来店頂いております」と語るのは、ウイングオートの入野さん。「でも、まったく同じことが、実はマスタングでも可能なんです!」とのこと。

フォードジャパンが日本から撤退して久しいが、だからと言ってマスタングの人気はいささかも陰ることはなく、むしろ正規輸入されていないことも後押しになって人気は上昇中。若いユーザーは維持費を気にしてエコブーストを選びがちだが、価格が多少こなれた中古車だからこそ、マッスルカーの真髄が味わえるV8をオススメしたい。でも、中古車はその後のメンテナンスが不安…という人もいると思うが、心配ご無用!ウイングオートはフォードの正規グローバルメンテナンスディーラーでもあるので、常に最新のメンテナンス情報が入手可能。パーツの供給も心配なく自社工場も完備しているので、年数や走行距離が伸びた車両でも安心して乗り続けることが可能だ。

でも、やっぱり新車に乗りたいんだよね…というそこのアナタ!もちろんウイングオートでは、アメリカ本国からマスタングの新車を取り寄せることも可能で、2021年型のマッハ1も発注済み。公式サイトの在庫車両ページでチェックできるが、悔しいぐらいカッコイイ。

しかもウイングオートでは、新車・中古車を問わず、カスタムすることも可能。もちろん車検に適合する範囲内という条件はつくが、車高調やエアロパーツはもちろん、サブコンピュータを使用したチューニングなど、幅広く対応可能。

ファクトリーにはダイノパックも完備しているので、実際にどれぐらい出力が変わったのか実測することもできるので、体感できるチューニングを提案してくれる。購入からメンテナンスやカスタマイズまで、ウイングオートならワンストップでより豊かなマスタングライフを送れると約束しよう。

2014 FORD MUSTANG GT PERFORMANCE pkg

2014 FORD MUSTANG GT PERFORMANCE pkg

2014 FORD MUSTANG GT PERFORMANCE pkg

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第6世代としては最終型となる2014年型で、日本限定70台という希少車。パフォーマンスパッケージが装着済みで、タワーバーやレカロシート、さらにはブレンボ製のブレーキシステムも標準装備されており、この状態でも十分走りが楽しめる。

2010 FORD MUSTANG GT CONVERTIBLE

2010 FORD MUSTANG GT CONVERTIBLE

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一度はオープンカーに乗って見たいんだよね。そんな願いを叶えてくれるのが、この2014年型マスタング。前期モデルなので4.6ℓとなるがマッスルの味わいは十分堪能可能。ただ一つだけ気をつけたいのは、運転する時の服装。真夏にオープンで走るのは非常に気持ちが良いが、短パンだと火傷しかねないので、そこだけは注意が必要かな。

ORIGINAL CUSTOM for MUSTANG サーキット走行にも対応できるカスタムも可能!

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左の2005年型は、元SMSチャレンジカップカーで、限定15台のうちの1台。走行距離は間もなく10万kmだが、サーキット走行用ならこれほど適した車両はない。また右の2017年型はRK SPORTのフルエアロやBC RACINGの車高調がセット済み。こちらの車両は売約済みで、今後さらなるチューニングを施す予定だ。

MAINTENANCE of FORD 正規メンテナンスディーラーの絶大な安心感を提供!

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日本からフォードジャパンが撤退した今、安心してフォード車に乗り続けるのは困難なのか?答えは否だ。ウイングオートではフォードのグローバルメンテナンス正規ディーラーでもあり、車検や点検はもちろん、様々なトラブルにも対応可能。

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エアコンの修理などにも精通しており、ガス漏れといった簡単なことからエパポレーターユニットの交換といった重作業まで、幅広く対応してくれる。経験豊富なスタッフが、安心してマスタングライフを送れるよう、しっかりサポートしてくれる。


Thanks:WINGAUTO(シボレー名岐)

TEL:052-409-5434
HP:http://www.wingauto.co.jp


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜

アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

直6エンジンを搭載のエコノラインE350は働くクルマとして活躍中

1995 Ford Econoline E350 Cargo Van

1995 Ford Econoline E350 Cargo Van

Let’s Enjoy Van Life! AMERICAN VANS -いまこそVANに乗ろうじゃないか!!-

実際にワークホースとして活躍、フルパネルのガテンなエコノライン

リアガラスなしのフルパネル仕様のエコノラインというガテンなブルーオーバル(FORD)車は最もリアルなアメリカを感じる。タイヤサイズも含めてストック状態のまま、実際にワークホースとして活躍する姿がクール。エコノミーなトラック直6エンジン搭載でフレンドリーなのもポイント大!

直6エンジンを搭載のE350は働くクルマとして活躍中

日本でフォードは、メイクスとしてはある意味最もメジャーながら、実際のシェアでは少数なうえ、モデルが極端に偏っていいる。バンにおいてもシェビー、GMC、ダッジが主流で、フォードはマイナーな存在。しかし、アメリカでのシェアではむしろフォードがメジャーな存在。とくに、コマーシャルビークルとして商業で活躍する車両では、フォードが目立つ。それだけに、こんなスタンダードなパネルのEバンこそ、アメリカらしさを感じる。

1995 Ford Econoline E350 Cargo Van

リアガラスのないフルパネルのカーゴバンは、狭い日本国内では敬遠されがちだが、アメリカでは最もスタンダードな存在。タフでガテン系でのニーズが高く、日常に溢れた存在となっているのだ。パネルバンならではの表面積の多さをいかして会社のロゴや商品をアピールするケースも多いが、オーソドックスな白ボディのストック状態がまた、リアルなワークホースらしくて好感がもてる。

1995 Ford Econoline E350 Cargo Van

搭載エンジンにおいても、日本では「アメ車=V8」という印象が強いが、実際にはスタンダードの直6が主流だったりする。この個体もトラック6こと4.9ℓ(300ci)の直6エンジン搭載車。その排気量にしろ、150hpの最高出力にしろ、必要にして十分。市街地では荷物を満載状態でも6km/ℓ、高速巡航では8km/ℓとエコノミーだったりする。耐久性と信頼性の高さでも人気があるのだ。

この個体は、実際にスクラップの回収や運搬など仕事で活用したり、趣味のバイクを積んで長距離トリップを楽しんだりと、アメリカ的なオーナーの付き合い方が、このクルマの魅力に直結している。

1995 Ford Econoline E350 Cargo Van

リアガラスなしのフルパネル仕様のエコノラインというガテンなブルーオーバル(FORD)車は最もリアルなアメリカを感じる。タイヤサイズも含めてストック状態のまま、実際にワークホースとして活躍する姿がクール。エコノミーなトラック直6エンジン搭載でフレンドリーなのもポイント大!

リアガラスの無い完全なパネルバンというのがいかにもアメリカ的。リフレクターを含めたステッカー類もまたアメリカ的で、オーナーの趣味が反映されている点でも◎!サイドミラーは本来の角型から、後期型にアレンジ。ルックスの良さと視認性の良さもポイント。
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ホイールはハブキャップをセットする純正のスチール。FORDのロゴも主張のない極めてシンプルなデザインがワークホースには似合っている。タイヤは純正の標準サイズに則って新調した。ROADSTONE(245/75R16)。

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カーゴスペースには内張りなどは一切ない、パネルバンでは最もスタンダードな状態。セカンドシートを装備する5人乗車仕様。ダッシュやドアパネルは必要最低限の装備のスタンダード車ならではの質素なデザインに、アメリカらしさを感じる。タイダウンや牽引ロープなどの装備品も、さり気なくアメリカ製で統一。

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ガソリンエンジンではラインナップ内で最もスタンダードなトラック6こと4.9ℓ(300ci)の直6を搭載。直列6気筒というとプアーな印象を受けるが、排気量もパワーも十分なうえ、エコノミーでフレンドリーなのが魅力。ちなみにV8でのスタンダードであるウィンザーも4.9ℓ302ci)。


アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

ビッグブロックV8を搭載したヘビーデューティなフルサイズバン

1995 GMC Rally STX Van

1995 GMC Rally STX Van

Let’s Enjoy Van Life! AMERICAN VANS -いまこそVANに乗ろうじゃないか!!-

ビッグブロックV8を搭載したヘビーデューティなフルサイズバン

ビッグブロックV8エンジンをポイントに、趣味のサーキット走行のサポートカーからファミリーカーとしても活躍するヘビーデューティなフルサイズバン。マッシブなルックス&キャラクターに反して乗りやすくてフレンドリー。

強心臓を持つシンプルなスタイリングのザ・アメリカンバン

激しくモデファイしたバイクやクルマでドラッグレースからロードコースまで、レース走行を楽しむオーナー。マッシブなマシンのポテンシャルをきっちりと発揮させるホットロッドスピリット旺盛なキャラクターの持ち主である。それだけに、以前はストリート&ストリップなシェビーC10を所有していた。

目的とルックスを重視してショートボックスをチョイスしたが、ベンチシート1脚による3人乗車だったため、ファミリーカーとしては居住性が不十分だった。そこで、ファミリーカーとしての十分な居住性を確保し、レース走行会などでのサービスカーとしても活躍できるフルサイズバンを思案。

1995 GMC Rally STX Van

サイズやデザインの他に、大排気量のビッグブロックV8エンジンにも興味があったため、7.5ℓの454ciを搭載するこのラリーバンに乗り換え。日本では個体数が少ないため搭載エンジンを選べる状況ではないが、この世代のGMのバンには、4.3ℓのV6をはじめ、V8では302、350、396、そして最大級の454まで設定エンジンは豊富にラインナップ。

ヘビーデューティな用途でのニーズの多いアメリカとは違い、日本ではそもそもベーシックな5ラグ車がほとんどで、8ラグ車自体が希少な存在。搭載エンジンはメジャーな350以外は希少な存在。

7ℓ超えの大排気量V8ながら、一新されたヴォーテックでは、軽快なフィーリングが魅力。マイルドにして骨太なトルク特性がヘビーデューティなバンのキャラクターにマッチして、扱いやすい。シンプルで飾り気のないルックスが、タフなアメリカンバンらしい。

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シェビーの兄弟車と比べると、同等のデザインながらもGMCの方がより武骨な印象。強調されたグリルに大型のGMCエンブレムが誇らしげ。フードの先端にセットされたバグガードがアメリカ的で、ビジュアル的なアクセントとしても効果的。

社外のアルミホイールはヘビーデューティなモデルには相性の良いシンプルな8ホール。装着タイヤは、選択肢の少ない16インチとあって、フロントはHAWK TR Sport(215/70R16)、リアは、BFG Long Trail T/A(265/75R16)の組み合わせ。

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アメリカではディーラー数の多さでシェアでは圧倒的にGMCでも、日本では兄弟車のシェビーバンが主流。それだけにGMCであることで、新鮮なうえ、よりアメリカらしさを感じる。タフな8ラグ車のうえ、希少なビッグブロック454ci搭載車なだけに、余計なアレンジをせずに、白一色のシンプルなルックスがよく似合うのだ。

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シートや内張りに採用されたツイード生地が、いかにも90’sのアメ車らしく、今見ても新鮮。3rdシートを装備する8人乗車仕様。サードシート後部のスペースが大きいので、家族旅行でも問題なし。年式を感じさせないほど、クリーンにストック状態を保持している。

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豊富な設定エンジンのなかでも、日本では希少なビッグブロック454ciを搭載。マイルドながらもスムースなトルクの立ち上がりで扱いやすい。大排気量V8ならではのリッチなトルク感が魅力大。乗車人数や積載量が多くても安定したパワー感も◎。


アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

デカくて4ドア、しかも速いダッジチャージャーが欲しかったっす!

2015 DODGE CHARGER RT HELLCAT LOOK

2015 DODGE CHARGER RT HELLCAT LOOK

以前はマスタングを所有しカスタムすることが大好きだった黒澤さんだが、現在はサイズも大きく4ドアであるチャージャーに首ったけ。走りはそこそこ、スタイルはアグレッシブに…中身はRT、外身はヘルキャットルックとした、いいとこ取りしたチャージャーなのである。

パーフェクトにヘルキャットルックとしているチャージャーRT

2015年型ダッジ・チャージャーRTオーナーの黒澤昂太さんにとって、アメ車は2台目となる。以前は2010年型フォード・マスタングを所有し、X5(クロスファイブ)などのカスタムイベントに出展、賞を獲得したこともあるほどにカスタマイズに命をかけていたものの、もらい事故によりこだわりのマスタングが廃車となってしまった…。

次に乗るクルマもアメ車と決めていた黒澤さんだが、これといったクルマは見つかっていなかった。そんなある日、日光にドライブに出かけた際に、現在の愛車となるこの個体を見かけ一目惚れ。情報網を駆使して、このチャージャーが所沢のテクニカにストックされていることが判明、すぐにお店に直行。

テクニカの野島さんの親身な対応やサービスにより購入までそれほどの時間は必要としなかった。この個体について色々と聞いていくうちに、まさに自分にぴったりのクルマであることを確信し購入に至った。

2015 DODGE CHARGER RT HELLCAT LOOK

グレードはRTなのでV8 5.7ℓHEMIエンジンを搭載、しかしスタイルは「ヘルキャット」のそれだった。確かにヘルキャットはアグレッシブなアピアランスでカッコイイ、でも707馬力というパワーは普段は乗りづらい…しかもプライスも高い。まさにいいとこ取りしたチャージャーがこの個体だったのだ。

アメリカで前後バンパーを交換、ボンネット、サイドステップ、リップ&ルーフポイラー、社外リヤウイング、デフューザー、ヘルキャットルックのホイール、スリット&ドリルドローターをテクニカにて装着し、パーフェクトなヘルキャット仕様のRTが完成した。

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完璧にヘルキャットルックとなっている2015年型ダッジ・チャージャーRT。RTグレードのため搭載エンジンはV8 5.7ℓHEMIとなるが十分過ぎるほどのパフォーマンスを誇る。逆に707 馬力のヘルキャットでは普段乗りでは性能を持て余すし高額。でもヘルキャットの方がよりアグレッシブでカッコイイと思う人には、この個体のようなヘルキャットルックがベストチョイスだろう。

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エクステリアは、アメリカで前後バンパーを交換、ボンネット、サイドステップ、リップ&ルーフポイラー、社外リヤウイング、デフューザー、ヘルキャットルックの20インチホイール、スリット&ドリルドローター、エアクリーナー、マグナフローマフラーのサイレンサー部のワンオフなどをテクニカにて施工し、パーフェクトなヘルキャット仕様のRTが完成。フロントバンパー下部のダクトの穴にはLEDフォグランプを埋め込む。またシートやステアリングのエアバッグ部もSRT仕様としたこだわりっぷり。

2015 DODGE CHARGER RT HELLCAT LOOK

オーナー★黒澤昂太さん
日本の某自動車メーカーに勤める青年だが、アメ車をこよなく愛する。以前はスポーツクーペ好きだったが、現在は4ドアのデカいアメ車、すなわちチャージャーの存在感にすっかりヤラれているのだった。
インスタアカウント:@kkkkkkkkrsw

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黒澤さんの以前の愛車マスタングはX5などのカスタムイベントで賞を獲得するほどのカリカリのクルマだった。現在の愛車のチャージャーもいずれはマスタングと同じくレクサスのレッドにペイントしたいそう。


TECHNICA【テクニカ】

TEL:04-2968-1155
HP:http://www.technica-auto.com


★Photo:古閑章郎 ★Text:木村和博

アメ車マガジン 2020年 10月号掲載

チャレンジャーの使い勝手の良さに惚れ込み日常の足として使用

2016 Challenger SXT PLUS

2016 Challenger SXT PLUS

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チャレンジャーって荷物わりと積めるしトランクで寝ることもできるんですヨ!

多くのチャレンジャーファンは、そのスタイリングであったり、パフォーマンスに魅了されるだろう。しかし、ここで紹介する大野さんは、見た目や走り以上に、チャレンジャーの使い勝手の良さに惚れ込み日常の足として使用。実は快適で積載性も良いのがチャレンジャーなのだ!

燃費もわりと良いしエアコンの効きがいいのです

以前、街で見かけたチャレンジャーの姿に一目惚れしてしまった大野圭祐さん(24)。ここまでは、よくある話なのだが、クルマを購入する上で大野さんにとって譲れない二つの項目があった。一つは、お母さんが車椅子生活をしているので、その車椅子を積むことができること。もう一つは、とにかく汗かきで暑がりなのでエアコンが物凄く効くクルマでないとダメということ。

カッコ良さと使い勝手を両立することは難しいことだが、後に愛車の2016年型チャレンジャーを購入することになる埼玉県所沢市に店を構えるアメ車プロショップの「テクニカ」の野島さんに7時間も熱く深くチャレンジャーについて質問をしまくったのだそう。

2016 Challenger SXT PLUS

大野さんの本気度を感じ、納得いくまでレクチャーを行ない、めでたく大野さんはチャレンジャーオーナーとなった。譲れない2点その1である積載性は、大きめの車椅子もすっぽりとトランクに入った。そしてその2のエアコンは14℃に設定でき、さらにLoにもできるのでかなり涼しくできるのだ。しかもシートクーラーも装備していることで暑がりの大野さんも涼しさを満喫できる。

また自然の中で写真を撮ることが趣味の大野さんにとって燃費も重要なファクター。チョイスしたのがV6エンジン搭載のSXTプラスだったこともあり、高速なら14km/ℓ、街乗りでも8km/ℓとまずまずの燃費であり、必要にして十分なパワーも持っている点もチャレンジャーを気に入っているポイントなのだ。

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風景写真を撮るのが趣味の大野さんにとって燃費は重要なことがら。SXT PLUSに搭載されるV6 3.6ℓエンジンは必要にして十分なパワーを誇りながら、高速では平均14km /ℓ、街乗りでは8km /ℓをマーク。長距離移動でも納得の燃費の良さなのだ。

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愛車チャレンジャーを自ら駆ってどこにでも行く大野さんにとって積載性や快適性は重要項目。旅先で疲れたときにはリヤシートを倒し、トランクスルーとすることで180㎝の人でも足を伸ばして寝ることも可能。お母さんの大きめの車椅子もトランクに普通に積めることもチャレンジャーのナイスな点なのだそう。ちなみにカマロで試したところ積むことはできなかったそうである。そして暑がりな大野さんにとってシートクーラーや猛烈に冷えるエアコンは他のクルマでは味わえない快適性なのだそう。

2016 Challenger SXT PLUS

通勤の足として、趣味の風景写真や旅行の足として、そこそこの燃費を誇り、しかもカメラ機材や旅の道具などを楽勝で積むことができるチャレンジャー。見た目もカッコイイうえに、使い勝手も良いというスポーティクーペってなかなかないものです。

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2016 Challenger SXT PLUS

Owner:大野 圭祐さん


TECHNICA
TEL:04-2968-1155
HP:http://www.technica-auto.com


Photo:古閑章郎
Text:木村和博

アメ車マガジン 2020年 10月号掲載

JLラングラーカスタムの新たな刺客!オンロードこそワイドフォルム!

2021 JEEP WRANGLER UNLIMITED SAHARA

2021 JEEP WRANGLER UNLIMITED SAHARA

EXTREME AMERICAN

ここ最近のラングラーカスタムは2~3インチのリフトアップに35もしくは37インチサイズのマッドテレーンタイヤを合わせるリフテッドが主軸。しかしどれも似たようなスタイルではつまらない。個性を際立たせるなら断然、AGGRESSOR KITだ!

リフテッド主流の中、度肝を抜くセンスでアレンジ!

ハイエンドカスタムホイールの第一線を行くサビーニの姉妹ブランドとして人気を博す「グリッドオフロード」。これまで様々なリフテッドカスタムにおいて主軸となるボトムスとして愛用されており、2015年のデビュー以来、斬新なデザインと高強度ハイスペックなオフロードホイールブランドとしての地位を確立。

そんなグリッドオフロードの新たな方向性としてグリッドジャパンが仕掛けるのが、リフテッドとは一線を画すオンロード志向へシフトしたワイドフォルムスタイルだ。Gクラスを始めとする欧州ブランドを思わせる造型の美しさに加え、ワイドフェンダー内側にLEDを仕込むなど、随所にこだわりが詰まっており、ボディアンダーへ向かうに連れて重厚感をもたらすシルエットはリフテッド主流の昨今、実に新鮮に映える。

2021 JEEP WRANGLER UNLIMITED SAHARA

また、GD14の20インチに合わせるタイヤがオフロードタイヤではなく、オンロードタイヤであることも特筆物。アーバンオフロードではなく、完全にアーバンオンロード!この潔い選択によってJLカスタムの新たな可能性を見出す。上げるでもなく下げるでもない。ワイドフォルムに徹することで生み出す独自のスタイリングは実に斬新かつ優雅。

これをベースにローダウンを施すも良し。あえてマッドテレーンで魅せるもよし。もちろんリフトアップしてもサマになる。定番のオフローダーとしてじゃなく、可能性を大幅に広げてくれるグリットジャパンの新たなボディパーツブランド「AGGRESSOR」が、ジープカスタムのマンネリを打破する新たな起爆剤となってくれることだろう。


AGGRESSOR FRONT UNDER SPOILER

AGGRESSOR FRONT UNDER SPOILER

純正バンパーのアンダー部分にいわゆるリップスポイラー的な取り付け方法で重厚感をもたらすアンダースポイラー。両サイドに流れるような3D デザインで存在感を高めつつ、センター部分は絶妙にシェイプすることでワイドシルエットを存分にアピール。

AGGRESSOR GRILLE WITH LED

AGGRESSOR GRILLE WITH LED

下へ向かうに連れて広がりを見せるグリルインサートの視覚効果も手伝ってワイドフォルムに拍車をかけるグリルはヘッドライト部分に眼力を強めるデザインをプラス。上部にはLEDライトが仕込まれており、アグレッシブなフェイス周りへと一新。

AGGRESSOR FRONT FOG LAMP

AGGRESSOR FRONT FOG LAMP

グリル上部のLEDフォグと同形状の5連フォグランプ。純正のコーナーセンサーを犠牲にすることなく純正バンパーを生かした独自デザインを採用。アンダースポイラー& グリルに合わせて、細部にまでこだわっている。

LED OVER FENDER EXTENSION

LED OVER FENDER EXTENSION

本国モデル純正形状のオーバーフェンダーに、ちょうどボディとフィットする黒い部分の幅分ワイドに仕立てるオーバーフェンダーエクステンション。昼間は見えにくいが、ここにLEDが仕込まれており、ナイトドライブでは存在感を高める。また、アンダースポイラーとの出面も計算し尽くされた逸品。

AGGRESSOR ROOF SPOILER

AGGRESSOR ROOF SPOILER

アンダー部分のボリューム感に合わせてトータルフォルムを整える上でかかせないルーフスポイラー。大柄過ぎず、小さすぎない絶妙なボリューム感でリアビューを刺激的に彩る。塗り分けで立体デザインがより際立つように工夫を凝らしている点も特筆物だ。

AGGRESSOR REAR UNDER SPOILER

AGGRESSOR REAR UNDER SPOILER

フロントアンダースポイラーからの立体的な流線形デザインと絶妙にリンクさせたリアアンダースポイラー。下方向へのフィン形状がちょうどマフラーエンドを避けるようにレイアウトしつつも左右絶妙なバランスでフィットさせる造型美にも注目。

GRID OFFROAD GD SERIES GD14

GRID OFFROAD GD SERIES GD14

本国オフロードシーンにおいて絶大な支持を持つGRID OFFROAD ホイールのGD14。ブラックリム×赤い刺し色の表情に敢えてオンロードタイヤをインストールする逆転的発想が粋! タイヤサイズは275/55R20でスマートに履きこなしており、A/TやM/Tでは味わえない快適な乗り味を実現!


SAVINI/GRID JAPAN

TEL:054-277-0551
HP:https://www.grid-offroad.com/


PHOTO&TEXT:石井秋良

アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

ウッドを感じられる優しいアストロ、キャンプ仕様にDIYカスタマイズ

1995 Chevrolet Astro LT AWD

1995 Chevrolet Astro LT AWD

Let’s Enjoy Van Life! AMERICAN VANS -いまこそVANに乗ろうじゃないか!!-

キャンプ仕様にDIYカスタマイズ、ウッドを感じられる優しいアストロに

キャンプを楽しむために入手して、キャンプ仕様にDIYで仕立てるところからスタート。ウッドでアレンジしたインテリアは、機能的なうえに、ウッドならではの落ち着いたルックスと木の香りでリラックスできる快適空間としたアストロ。

カスタムもライフスタイルもスローライフがイイ

国内におけるアメ車ブームのきっかけになるほどの人気モデルとなったアストロ。アメリカンなルックスにして日本でも扱いやすいミニバンならではのサイズ感、ファミリーカーとしての使い勝手の良さや経済性など、様々な要素でフレンドリーなモデルなだけに、85年のデビューと同時に大人気となった。アメリカでは商業用が主流だったが、日本ではカスタムやキャンパーコンバージョンなどのホビーのフィールドが主流だった。人気モデルとして個体数が多く存在しただけに、時間の経過とともに中古市場では安価となったことで、初めてのアメ車として入手するケースも多かった。

1995 Chevrolet Astro LT AWD

近年ではビンテージの領域に入ったこともあり、そもそもカスタム主流だったため、ストック状態を保持する個体は稀。そんな中でこの個体は、純正の2トーンカラーを纏った4WD車という点でなかなか貴重な存在。第二世代の中でも過度期にあたる95年型とあって、マスクは後期仕様ながら、インパネはレトロ・モダンともいえるデジタル表示の前期式なのがポイント。オーナーはキャンプを楽しむための車両として、当初はフルサイズを思案。レース参戦も楽しむホビー車両として70年型ダッジ・チャレンジャーも所有しているだけに、同じダッジのラムが好ましいと考えつつも、身近なところでこの個体とめぐりあい、状態、条件、目的とのバランスの良さで入手。

木工用の工具の入手からスタートし、インテリアのアレンジは全てDIYで対応。製作から実際のキャンプでの使用まで、自分のペースで楽しむスタンスがなんともアメリカ的で好感がもてる。

1995 Chevrolet Astro LT AWD

純正の2トーンカラーが新鮮かつ、この個体のキャラクターとマッチしている。規格の角型2灯式にマスクもまた、2ndのアストロでは新鮮かつカジュアルで◎!設置収納が短時間で行なえるARB社製のサイドオーニングが機能的でルックス的にも◎。マットブラックのルーフボックスもクール。

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搭載エンジンは4..3ℓ(262ci)のV6。最高出力は190hpと十分な数値のうえ、トルクフルなアメリカンV6とあって、市街地から長距離トリップまで不満がなく、コストパフォーマンスにも優れている。扱いやすさやメンテナンスの面でもフレンドリーな点でも魅力大。NASCARでの採用でお馴染みのスチール製にして軽量&強固なAR製バセットホイール。タイヤはAWD車のキャラクターに見合ったBFG All-Terrain T/A(LT215/75R15)。サスペンションにはカプリスやS10ピックアップなどと共有パーツが多い。

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収納に優れベッドとしても機能するリアスペースの木工は全てDIYによるもの。フロアをはじめサイドパネルやルーフまで大量のウッドを使用しているため、室内はウッドの香りがたちこめるいやし空間。インパネ周辺は前期のデジタル式なのも魅力的。


Photo & Text ★ Hideki Ishibashi

アメ車マガジン 2021年 10月号掲載