誰かと被りたくないという思いからフォードF‐150へ

2010 FORD F-150 XLT

2010 FORD F-150 XLT

タフでワイルドなアメリカントラックス! TOUGH&WILD AMERICAN PICK UP TRUCKS

アメ車好きであればオンリーワンを目指す

クルマ好きは日本全国に数多くいるけれど、とくにアメ車好きはモデル選びにしろ、カスタムにしろ、とにかくオリジナリティを重視する傾向が強い。紹介するF‐150のオーナーである杉﨑さんも誰かと被るのは好きではないという思いが強く、これまでに所有してきたクルマ選びも個性的。そんな彼のアメ車ライフとは…。


【フォードF150】圧倒的な人気を誇るラプタースタイル、マスクだけでなくボディもアレンジ!

トノカバーに乗ってお昼寝するのが大好きなんです フォードF150


「F‐150あるよ!」の一言に思わず衝動買い

クルマとバイク好きな父の姿を幼き頃から目にしていれば、当然のごとくそれらに興味を抱く。そんな父からのススメもあって小学生の頃に始めたのがモトクロスバイク。この楽しい乗り物にすっかりとのめり込んでしまった杉﨑さん。暇さえあれば練習に通い、上達すれば今度は腕を試したくなり大会にも出場するようにもなった。

そんな少年時代を送ってきた杉﨑さんは高校を卒業すると自動車整備士になりたいと専門学校へ進学する。もちろん周りの同級生たちもクルマ好きであるため、それぞれに乗ってみたかったクルマで通学し始めるわけなのだが、彼は人一倍誰かと被りたくないという気持ちが強かったこともあって、初めての愛車に選んだのは光岡ビュート・コンバーチブルだった。思惑は的中して被ることはな「F‐150あるよ!」の一言に思わず衝動買いかったそうだ。

しかし、大会に出場することはなくなってもモトクロスバイクは趣味として続けていたため、ビュートではバイクの移動に不便さを感じてエクスプローラー・スポーツトラックへと乗り換えることに。実はこの時点で本当はF‐150が欲しかったそうなのだが、予算の都合で断念している。

2010 FORD F-150 XLT

エクスプローラー・スポーツトラックとは3年半を共に過ごしたが、この間もF‐150に対する思いが消えることはなかった。そんな折、たまたまコーストモータリングを訪れて話をしていた際に言われた「F‐150あるよ」の一言がキッカケとなり、まさに衝動買いしてしまったのが現愛車。衝動買いとは言っても長年の思いをようやく実現させたわけだけど。実はF‐150に惹かれたのも人と被らないというのが理由。仲間内にシルバラードやラムに乗っているのはいても、Fトラックに乗っているのはいなかったから。

2010 FORD F-150 XLT

購入時点のF‐150はもちろんノーマル。しかし、ここでも被りたくない病が発症して納車前にカスタム。「フォードだけにやはりボディカラーはブルーにしたい」という彼の要望に対して、ショップは「そしたらペイントでは出せない色合いにできるラッピングにしようよ」と提案し、ボディをフルラッピング。ボトムスはモトクロスバイクのイメージに合わせてオフロード系ホイールにM/Tタイヤを組み合わせて、抜群のインパクトを放つオフスタイルへとメイクされている。

ちなみに納車は2020年の2月ということでまだ半年しか経っていないのだが、話を伺っているとまだまだやりたいことがたくさんある様子。理想のスタイルへと仕上げていく過程は本当に楽しい。

2インチのGRIDオフロード・GD12ホイールに、33インチ外径のCOMFOSER・CF3000 M/T

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ボトムスには22インチのGRIDオフロード・GD12ホイールに、33インチ外径のCOMFOSER・CF3000 M/Tを組み合わせ、リアのみブロックで2インチアップを施す。おバーフェンダーはポケットスタイル。ヘッドライトもインナーブラックのプロジェクターヘッドライトで個性的にアレンジ。

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誰かと被りたくないという思いから18歳の時に購入したのが光岡ビュート・コンバーチブル。日産マーチをベースにジャガー・Mk2をイメージしてカスタムされたモデルだが、モトクロスバイクを趣味とするアクティブなイメージとは対照的なスタイルではあるものの、気に入っていたそうだ。

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2010 FORD F-150 XLT

その2年後の20歳の時に乗り換えたのがエクスプローラー・スポーツトラック。ベッドには愛機のモトクロスバイク(ホンダ・CRF250)を積載してオフロードコースへと駆け付けていた。ちなみにF-150を購入する前にトレーラーを購入していたのだが、エクスプローラー・スポーツトラックでは一度もけん引することなく、F-150へと引き継がれた。

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OWNER:KENJI SUGISAKI


Thanks:COAST MOTORING

TEL:04-2946-7203
HP:http://coast-jp.com


TEXT&PHOTO:編集部

アメ車マガジン 2020年 10月号掲載

10年憧れ続けて遂に手に入れたチャレンジャーSRT392

2016 Challenger SRT392

2016 Challenger SRT392

Let’s Enjoy CHALLENGER -かっこいいが一番楽しい

ヤンチャスタイルのアレンジを楽しむ

2008年にチャレンジャーが復刻デビューした瞬間、乗りたい!という衝動に駆られた石川さん。当初は我慢していたが後期型のマスクを見たら、どうにも抑えが効かずいつの間にかお店に向かっていたそうだ。

チューニングに精通し敢えてノーマルを残す

18歳の誕生日には、すでに自分のクルマを運転していた石川さん。当初はZ28カマロが欲しかったが、父親からダメ出しをされ、国産車を選択。2台目のクルマに選んだのは130Zで、定番のL28改3Lで最高速などに挑んでおり、自分で溶接してボアアップを行うなど、この時に様々なチューニングのノウハウを身につけたそうだ。だが「スピードの先には何もなかったね。ちょうど子供が生まれるし、キッパリやめてその後はジムカーナとかをしていたよ」と語る。

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その後はファミリーカーを乗り継ぎ、一度は念願のアメ車としてアストロを購入。元々アメ車が大好きで、新婚旅行でナスカーを観戦する程だが、仕事や家族の事を鑑みて、何とか自制していた。だが、そのタガが外れたのは2008年のこと。往年のスタイルをイメージさせるスタイルでチャレンジャーが復活したから、もう大変。来る日も来る日もチャレンジャーが気になり、さらにマイナーチェンジの顔は自分の好みにドンピシャだったので、いつの間にかお店に会に向かっていた。

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さて、石川さんがSRT392を選んだ理由を聞くと「スーパーチャージャーを使う場面は、日本じゃほとんどないかな。6.4ℓエンジンは、5.7ℓをダッジがチューニングしたようなもので、信頼性も考えて選んだね」とのこと。若かりし頃の体験があるだけに、言葉に重みを感じる。

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そんな石川さんは16の時から漁師をしており、自分の人生の集大成としてチャレンジャーを手に入れたそう。最初の3年間はカスタムを我慢し。最初の車検に合わせてLB‐WORKSのオーバーフェンダーを装着し、構造変更も併せて実施。エアサスはエアフォースで、ホイールの選択で悩んでいたところ、息子さんから「昔、あれだけ鍛造にこだわっていたんだから、それしかないでしょ!」と指摘され、親の威厳を見せつけるためにbcフォージドをチョイス。フロントは12J‐42で、リヤは14J‐36という、かなりやんちゃなリム。石川さんも「昭和のスタイルを会えて狙っていて、だからこそステップリムを選んだんだよ」と、さりげないこだわりを随所に盛り込んでいる。

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マフラーはバランスや燃費の悪化を考慮して敢えてノーマルにし、エアロパーツを追加したので5cm延長。ブレーキパッドはエンドレスを加工して装着。「オーバーフェンダーはLB WORKS。ディフューザーとリアウイングはアメリカのブランドで、日本でまだ誰も装着していないアイテムを誰よりも先に試したいところがあるから、岐阜のプロスピードに取り寄せてもらってます。現時点では75点だけど、まだまだ楽しみたいから触れる余地を残しているよ」とのこと。10年掛けて手に入れた念願の相棒だけに、時間を掛けてじっくり楽しみたいことだろう。

誰よりも先に新しいアイテムを試し理想の仕様に向けて磨き続ける!

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エンジン周りは敢えてノーマルのままで、ダッジが自らチューニングしたエンジンだからこれでOKとのこと。ディフューザーはZLアドンズ、リヤウイングはダウンフォースと、時代を先取りしたパーツをいち早く装着。エアサスはエアフォースで、極限まで下げられるようインナーフェンダーももちろん加工済みだ。

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ホイールはBCフォージドのLE81で、特注色をチョイス。フロント12J、リヤは14Jというかなり極太のリムは、石川さん自ら「ヤンチャリム」と言うほど。最近のスタイルは極力ホイールを大きく見せる傾向が強いが、敢えてステップリムを選び昭和感というか、クラシカルな雰囲気を狙う。オーバーフェンダーはLB WORKSで、エンドレスのブレーキパッドを加工して装着する。

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30年以上漁業に携わり、頑張り続けた結果手に入れたチャレンジャー。自分の人生の集大成と表現するだけあって、1つ1つのパーツ選びにこだわりを感じる。スタイルだけでなく走りも重視するのが石川さんの美学というか、哲学と言えるだろう。

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Owner:石川さん Instagram:kiyo6.4


写真/浅井岳男
文/空野稜

アメ車マガジン 2020年 10月号掲載

シェルビーF150スーパースネークが1/18ビッグスケールで堂々リリース!!

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IJIRY’S ROOM:Recommend 1/18 scale Model

このデカい顔、存在感がたまらん!

ここ最近、ミニカー界は空前のトラックブームとなっている。今回はGTスピリットからリリースされたばかりの1/18スケールのF150スーパースネークのレジンモデルを紹介するぞ。この迫力たまりません!ジオラマにして楽しんでしまおう!!

世界最速トラックがレジンモデルとしてリリースされた!

ここ最近のミニカー界は、空前のトラックブームなのである。以前アメ車マガジンでも紹介したことがあるが、2019年からGTスピリットからF150ラプター、グリーンライトからはF250モンスタートラック、ACMEからはF350ランプトラック(積載車)などがたて続けにトラックの1/18ビッグスケールでリリースされてきた。そして2020年4月にはGTスピリットから「2017年型F150スパースネーク」が発売されたので紹介したい。

シェルビーF150スーパースネークとは、フォード・マスタングのハイパフォーマンスモデルのマスタング スーパースネークからインスパイアされ、ピックアップトラックであるフォードF150をベースにシェルビーアメリカンが世界限定150台生産したスーパートラック(なんと750hp!)だ。そんなマニアックなモデルをGTスピリット社は商品化してくれるのだから、ありがたい会社ですわ、ホントに。

アメ車のミニカー、とくに1/18スケールの「ビッグスケール」では、これまではダイキャスト製モデルが主流だったのだが、最近はレジン(プラスチック樹脂)製のモデルがメインストリームとなってきている。ダイキャストモデルは金属ならではの重厚感や重量感を再現でき開閉ギミックも可能。それに対しレジンモデルはダイキャストよりも安価に、そしてハイディテールで作ることができる点。

とは言え、今回のスーパースネークは平均で2万円オーバーなので安くはないのだが、同じものをダイキャストで再現するとなると、3万円はオーバーしてしまうのでヨシとしましょうか。で、今回のスーパースネークはデカいし、重いし、すげぇカッコイイのでお小遣いを貯めて買ってしまいましょう!

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確実にトラックブームが来ている1/18ミニカー界。左からACME:F350ランプトラック、新発売のGTスピリット:F150スーパースネーク、GTスピリット:F150ラプター、グリーンライト:F250モンスタートラック「ビッグフット」。今後もトラックモデルに注目だ!

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2017 SHELBY F-150 SUPER SNAKE

GT SPIRIT:www.GTS-MODELS.COM

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レジンキャストで再現された存在感バツグンの1/18スケールのシェルビーF150スーパースネーク。レジン製なので開閉ギミックなどはないが、レジンでしか再現できない実車さながらのディテールを1/18スケールに落とし込んでいる。こちらのブルー+ホワイトストライプの他に、メタリックグレーもラインナップ。プライスは2万円オーバーを覚悟しておこう。

1/18 GT SPIRIT
2020 FORD SHELBY GT500

GT SPIRIT:www.GTS-MODELS.COM

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F150スーパースネークと同じく、GTスピリットがリリースした2020年型フォード・シェルビーGT500。スーパースネークと同じカラーリングなので、トレーラーに載せて引っ張るシーンを再現したくなるよね。レジンモデルならではのハイディテールがスバラシイ。

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TRAILER

ACME:www.acmediecast.com

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以前はGMPブランドからリリースされていたダイキャスト製「トレーラー」だが、現在はACMEブランドから再販されている。カラーや仕様も数バリエーションあるのでチェックしてみてほしい。プライスもリーズナブルだぞ。

※今回紹介しているミニカーには並行輸入品となります。プライスも含め入手できるかどうかは「マリブホビーズ」に問い合わせてみよう。どんなレアモノでも世界中から探し出してくれるのでノープロブレムだ。
◆マリブホビーズ tel:0480-85-7306 http://www.malibuhobbys.com/


Photo: 古閑章郎
Text: 木村和博

アメ車マガジン 2020年 10月号掲載

このE-150は、エコノラインのスポーツモービルを参考にカスタム

2008 FORD E-150

2008 FORD E-150

Let’s Enjoy Van Life! AMERICAN VANS -いまこそVANに乗ろうじゃないか!!-

スポーツモービルを参考にオーバーランドスタイルへ

ここに登場するE-150はバンモデルではなくパッセンジャーカー。しかしその使い勝手の良さや広い室内はバンと変わらず。またカスタムパーツの中にはパッセンジャーカー専用のものもあるなど、この選択も非常に魅力的なのである。

シンプルな内装ゆえにカスタムできる余地が多い

オーバーランドスタイルのランドローバー・ディスコ4から、2WDのフォード・E‐150へと乗り替えたのが2021年の始めだったという岩佐さん。このE‐150は、エコノラインのスポーツモービルを参考にカスタムしているとのこと。

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「6インチアップの足回りなどは前オーナーの仕様のままですが、より無骨なオーバーランドスタイルを目指して、前後バンパーやルーフラック、サイドラダーなどはパーツを吟味して装着しました。今後はスポーツモービルのようにルーフトップテントの装着を検討中です。ラフロードでの走破性に関しては、2WDなのでやや不安でしたが、マッドテレーンタイヤを装着したおかげで、泥濘地でもかなりグリップしてくれます。加えて万が一のため、フロントにはウインチを装着しているので、誰にも迷惑を掛けることなくスタック状態から脱出できる手段を整えています。ただ普段は4駆乗りの方々と一緒にキャンプを楽しむのが常なので、スタックした場合はけん引してもらえる状況です(笑)。このクルマのカスタムでもっとも気に入っているのは、家具屋さんと一緒に製作して装着した、サイドドアのインナーボックス&テーブルです。キャンプ時の調理テーブルとしても活躍するこれは、ミリ単位の調整を繰り返しながらやっと装着できたものです。外装のカスタムももちろん楽しいのですが、内装は自分でできる部分も多いので、一度始めると外装よりも楽しいですね。シンプルな内装ゆえに、まだまだカスタムを楽しめる余地も多いので(笑)」。

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フロントバンパーは堅牢なスチール製のユージョイントを装着。これにRIGIDのフォグとWARNのVR12Sウインチをセットし、迫力あるスタイル得ながら、万全のスタック対策を実施している。

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ルーフトップテントの装着を考慮しているため、ルーフラックはフラットなユージョイト製をチョイス。そしてここへのアクセスは右サイドに装着されたアルミネスのサイドラダーからとなる。サイドシルの保護効果も高いサイドステップもアルミネスを選択している。

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サイドドアの内側には、家具屋さんと共同で製作したというインナーボックス&テーブルを設置。ドアを閉めた状態でベッドキットなど干渉しないように、ミリ単位の計測を行なって製作されたものだ。収納と同時に調理用テーブルとしても大活躍しているとのこと。

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室内は前オーナーが設置した広いベッドキットが備わる。キャンプ時は親子二人でここに就寝するのが常。E-150に乗り替えて以降、テントを設営する機会が減ったそうだ。テントの展開、収納、帰宅後のメンテなどがから解放され、時間的な余裕も得られている。

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ビルシュタインのダンパーを使用している足回りは、前オーナー譲りの6インチアップを実施。タイヤはTOYOのオープンカントリーM/Tで、フロントがLT285/70R16、リアがLT305/70R16というサイズ。ホイールはアメリカンレーシングで、これを背面にもセット。このスペアタイヤのスイングアームとペリカンのハードケースは、ユージョイントのリアバンパーのオプション品だ。

2008 FORD E-150

OWNER : IWASA Family


PHOTO:清野央
TEXT:マーク清原

アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

全国各地のマリンスポットを楽しむにはタフなタンドラがマスト!

2007 TOYOTA TUNDRA

2007 TOYOTA TUNDRA

AMERICAN TRUCKS -ピックアップトラックの無限なる可能性-

18歳の頃にジェットスキーの楽しさにハマり、18年間毎年シーズンになると様々な場所でジェットスキーツーリングを楽しむMinoruさん。ホームグラウンドを持つよりも、まだ見ぬ景色を楽しみたい。そうなれば引っ張るクルマも当然酷使される。タンドラならヘビーに使えるタフネストラックだから安心!

様々なヘッド車を経て辿り着いた理想系がタンドラ!

マリンスポーツを楽しんでいる人はSUVやトラック率が高い。単純にけん引している様がカッコイイってのも理由ではあるが、重量級のジェットスキーやパワーボートをひっぱるならばそれなりのパワーやトルクが必要不可欠だからだ。紹介するMinoruさんは18歳の時にジェットスキーに目覚め、以降18年間毎シーズン時間を見つけてはジェットスキーライフを謳歌し、昨年からはラムトラックオーナーのづけづけさんと共にレースにも参戦するなど、本格的に活動の場を広げている。

アメ車歴はトレイルブレイザーを皮切りにエクスプローラーを2台乗り継ぎ、その間同時所有でハイラックスと二刀流生活をしていたが、ジェットスキーをけん引する時はほぼハイラックスがメイン。エクスプローラーだと濡れたウェットやライフジャケットを積む時に気を遣うのがネックとなり、いつしか街乗り専用となっていたことで、人も乗れて濡れた荷物もダイレクトにベッドに積める、パワフルな四輪駆動のフルサイズトラックを条件に探して辿り着いたのが現在所有するタンドラだ。

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クルーマックスなら4枚ドアで後部座席も広々。最大6名乗車が可能でベッド部分はハイラックスを上回る許容量。5.7ℓV8のトルクフルなパワーはけん引力も抜群。単独で走らせていても絵になり、デカくても街乗りで不便を感じるほどでもない。そんな理由でつい3カ月前に乗り変えたばかり。ベース車は個人売買でゲットしたものの、遠方遠征時に故障して走れなくなるのは本末転倒なので東大阪のファーストで納車後即重整備を依頼。ブレーキや足回りなど駆動系を中心に徹底整備を終えて納車されたタンドラは快適そのものだ。

コンディションも整ったところで現在カスタムを急ピッチで進行中。LEDチューブ付のブラックテールやデューリーマーカーを筆頭に、現在ヘッドライトやロックライト、ウィンカー付きサイドミラーなど、続々と本国オーダー中。6インチリフトアップの37インチマッドテレーン履きは幸い購入時に仕上がっていたので、納車から僅か3カ月である程度理想のスタイルを確立できたことも特筆物。クルマが趣味ではなく、趣味のためのクルマ。これぞピックアップライフの醍醐味と言えるだろう。

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6インチアップを施し、アメリカントラックス20インチにアテューロトレイルブレイドM/T(37×13.5R20) のボトムス、サイドステップで乗降性配慮も抜かりない。けん引するジェットは300hpを誇る2018年モデルのSea-Doo RXT30!

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トノカバーは折りたためるタイプで積載するギアに応じて即席で開閉可能。マリンスポーツとBBQはかなり高確率でセットとなるため、ゴミの持ち帰りに車内へ積み込むことなく荷台へダイレクトに詰めるのも魅力の一つ。リアガラスやジェットに張るカッティングシートはすべて自作だ。

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6インチアップ+37インチ履きのコックピットから見える景色はまるで大型トラック。デカくて長いヘッド車+ジェットスキーけん引となるとそれ相応の運転技術が求められるが、18歳からジェットライフを謳歌して数々のアメ車を乗り継いだMinoruさんなら余裕!

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OWNER : Minoru


PHOTO&TEXT:石井秋良

アメ車マガジン 2021年 9月号掲載

-アメカルにまつわるエトセトラ- #19 「配信版と劇場版の最強タッグ」

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et cetera about AMERICAN CULTURE -アメカルにまつわるエトセトラ-
#19「配信版と劇場版の最強タッグ」

アベンジャーズ/エンドゲームで大団円を迎え、スパイダーマン:ファーフロムホームでフェーズ3を締め括ったマーベルシネマティックユニバース( 以下МCU) ですが、それから約2年を経た2021年。いよいよフェーズ4の幕が上がりました。それも「イマドキ」な…配信という手段で。

実は、フェーズ4は昨年の春に「ブラック・ウィドウ」によって幕開けするハズでした。しかし、コロナ禍の影響で公開延期に。個人的にも楽しみにしていたので大変残念に思ったのですが、そんな気分を払拭するくらい面白かったのが、2021年に入ってから立て続けに配信された「ワンダ・ヴィジョン」「ファルコン&ウインターソルジャー」、そして6月から配信が開始された「ロキ」です。

ご存知ない方のために少し説明すると、「ワンダ・ヴィジョン」は、アベンジャーズに中盤から加わるワンダ・マキシモフと、トニー・スタークのサポートAIだったJ.A.R.V.I.S がある過程を経て人工生命体へと進化したヴィジョンのその後の物語。МCUファンからすれば、ヴィジョンはインフィニティウォーで… !?という疑問を抱くのですが、番組は「奥さまは魔女」を彷彿とさせるモノクロなシットコム風味という遥か斜め上から始まります。ただ、なぜにそんな珍妙な設定だったのかは、後々きっちり判明します。

お次は「ファルコン&ウインターソルジャー」。それまで独立した作品のなかったサム・ウィルソン( ファルコン) と〝バッキー〟バーンズ( ウインターソルジャー) をWヒーローに仕立てた物語。最終話において強烈なメッセージが発信される骨太な作りになっています。

そして現在、配信真っ只中なのが「ロキ」。大きな金槌( ムジョルニア) を持った神…でお馴染みのマイティ・ソーの弟であり、悪戯の神であるロキが主人公。第一話にて衝撃的なことが判明するので(それもサラッと笑)後半に向かってどう展開していくのか目が離せません。

単にスピンオフというだけならこれまでも制作されてきましたが、それらは〝本筋に影響なし〟というのが基本スタンスでした。ところが、フェーズ4として配信されたこれら3本のタイトルは今後の展開に影響があるのは明白。約2時間という枠で観客を満足させなくてはいけない劇場版とは違い、数編の中で世界観を構築できる配信は、サブキャラの魅力を掘り下げたり、新章のおぜん立てをするのに打ってつけな手法だと改めて思い知りました。それにつけても配信とは言いながら、本編と遜色ないクォリティの作品群はディズニープラスという強力なプラットフォームあってのこと。これから劇場版が立て続けに公開されますが、それらを十分に楽しむためにも、これら3本のタイトルでココロの暖機運転をしておきましょう。

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TEXT & ILLUSTRATION : JIN HATTA
アメ車マガジン 2021年 9月号掲載

カルチャー色の濃い邸宅には、長年愛用し続けるデュランゴとラシーンが並ぶ。

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2016 DODGE DURANGO

TWO-WAY二刀流でアソぶ!! 1台だけでは物足りなくなってしまったオーナーたち

遊び場は無限大!まだ見ぬ景色や世界観を可能な限り楽しむフリーダムライフ!

築年数が古い物件を購入して自分たちでDIYリノベーションして楽しむ和田夫妻。スノーボードがキッカケで出会い、横乗り系スポーツをこよなく愛する2人らしいカルチャー色の濃い邸宅には、エンジンを積み替えて長年愛用し続けるラシーンとデュランゴが並ぶ。

興味を持ったら猪突猛進、遊びに貪欲で真剣に楽しむ

大阪で古民家をリノベーションして趣味を謳歌する和田夫妻。古民家と言うほど築年数は経過していないが、庭と池があって盆栽や鯉が泳いでいそうな昔ながらの日本庭園付きで、アメリカンとはほど遠い佇まいの邸宅を購入後、できるだけ自分たちでペンキを塗ったり岩を夫婦で移動させたり、ガレージの棚を増設したり、玄関前のスペースに家庭菜園でナスビやトマトその他諸々を育てたりと、とにかく多趣味で何事も直球で楽しむ姿勢が実に好印象な2人。

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自宅には数えきれないほどのスケートボード&スノーボードをストックしており、サーフボードも数枚。敷地内にはランプも作って週末は仲間が集い、ライドしながら好きな音楽とお酒を楽しむなんてシーンも。主に横乗り系のカルチャーが色濃い印象通り、2人の出会いはゲレンデから始まった。

スノーボードという共通の趣味で距離感が縮まり、そのままパートナーとしてYUKIさんが興味を持つ者にMACHIKOさんも興味津々。気が付けばバイクの中型免許を取得してツーリングまで一緒に楽しむなど、趣味人にとっては理想の夫婦生活を謳歌している。

ところで肝心の二刀流カーライフはと言うと、写真のデュランゴと長年手放せずに20年以上所有し続けているラシーン…ではなくて、C3500デューリーとの二刀流。厳密に言うとラシーンを入れて三刀流ではあるが、アメ車マガジンなのでラシーンの話は割愛させていただくことに。

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デュランゴとの出会いは今から5年ほど前、25年近い付き合いになるアーバンガレージでもっと汚しても気にならないカジュアルな四駆がないかと相談していた矢先にデュランゴという存在を知って即決。

タイヤホイールは特別こだわりもないのでお任せでオーダーしたところ、FUELホイールにマッドテレーンをムッチリ履くイマドキなスタイルで納車されたとのこと。そしてもう一台がシーズン中暮らすもう一つの自宅、北海道のニセコにある50年前の古民家を再生したリノベーションハウスで足として活躍するK3500デューリーだ。

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こちらはハーレーショップの友人がトランポとして使用していた個体で、要らなくなったら声を掛けてと言っていた矢先に声を掛けてもらいゲットした代物。ゲレンデの足としてはもちろん、最近はスノーモービルを積載するトラックボスを本国より輸入、アーバンガレージに無理を言って取り付けてもらい、大自然をゲレンデに山に登ってボードで滑る遊びに夢中だ。

大阪と北海道の二刀流ライフも10年を超えたことをキッカケに今度はキャンピングトレーラーを導入して、全国各地でロケーションの良い更地を見つけては購入して電気と水道を完備して自分だけのRVパークを作って旅する計画も進行中。

拠点を見つけて地に足付けて楽しむだけが人生じゃない。移動できるならまだ見ぬ景色、そして未体験の世界に身を預けて、刺激的なライフスタイルを謳歌することこそ、遊びを突き詰めた究極ではないだろうか。真剣に貪欲に遊びを追求する2人の〝終わりなき旅〟は、まだまだ序盤に過ぎない。

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教習所に通わずに大型バイクの一発試験にトライして見事合格したことが大きな転機となり、モーターサイクルの世界にどっぷり浸かる。普段乗りのスポーツスターのほか、ショベルから乗り変えたエボリューションも所有。GB250クラブマンはMACHIKOさんが愛用。夫婦でツーリングを楽しめるなんて理想!

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ビルトインガレージの中は完全に好きな物で埋め尽くされた趣味のスペース。激レア物のヘルメットやビンテージギア、革製品にサーフボード、スノーボードのチューニング台など、あまりに個々の居心地が良すぎて壁掛けTVを設置。第2のリビングとして長時間ココで過ごすことも多い。


築年数50年以上には見えないカントリーアメリカンな第2の自宅

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上の写真は積雪のないサマーシーズンだが、雪が降ると建物の半分が見えないレベルで雪が積もる北海道のニセコでは、パワーとトルクがあるハードボイルドな4WDこそ頼れる相棒となる。K3500にスノーモービルはまさにその理想形であり、必要不可欠な存在。ちなみにトラックボス製の専用キャリアはまだ日本ではほとんど見かけないレアアイテムで、取り付け時も足りないパーツや箇所をワンオフで製作して施工した逸品。

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ここ最近人気のJayco製キャンピングトレーラーは、日本の道路事情にマッチしたサイズ感のHummingbirdをセレクト。リフトアップしてタイヤをオフロード系に変更する予定で、その際ヒッチとの微妙な高さ加減をクリアすべく、覇王ホイールが展開するブルヒッチを早速導入。


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ほぼフルオリジナルのインテリアは防水機能の付いたVOLCOMのシートカバーを設置。今後はJAYCOのキャンピングトレーラーけん引を見据えて、カメラとモニターの設置を計画中。小回りが利いてトルクフルなデュランゴは牽引のヘッド車としても威力を発揮!

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フェンダーパツパツでムッチリ履きこなすFUEL18インチ×275/65R18インチのマッドテレーンタイヤは、アーバンガレージにお任せでコーディネートしてもらった物。もちろんシーズン中はスタッドレス×純正ホイールがスタンダードとなる。スノーボードキャリアは大半が板が内側に傾く構造となるが、見た目にダサいからとレアな外向きスーリーキャリアを探して装着。


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OWNER : WADA YUKI&MACHIKO


PHOTO&TEXT:石井秋良

アメ車マガジン 2021年 9月号掲載

アゲてもサゲても似合うブリスターフェンダー

2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax SR5 / 2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax TRD OFFROAD

2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax SR5 / 2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax TRD OFFROAD

USフリークスたちがさらなる個性を求めて辿り着いた逆輸入トラック&SUV
US TOYOTA / US NISSAN TRUCK & SUV

ダウンだけでなくアップも似合うHONEY Dの懐の広さ!

今でこそUSトヨタはごく当たり前の存在となったが、その存在を広く世に知らしめたショップの1つが、ライオンハートだ。今でも積極的に扱っており、ノーマルだけでなくカスタマイズも得意とする。

アゲてもサゲても似合うブリスターフェンダー

2015年のセマショーでお披露目された、HONEY Dのエアロパーツ。その存在を誇示するかのような、良い意味で後付け感丸出しのブリスターフェンダーは、片側だけで4インチワイド。元々巨大なタンドラではあるが、エアロパーツを追加した事で、全幅は圧巻の2.3m!となる。

本来はローダウンスタイル用のカスタマイズパーツとして企画されたアイテムではあるが、ライオンハートのユーザー層はダウンだけでなくリフトアップ派も数多く、それらのユーザーから「アゲのHONEY Dが欲しい!」という要望が少なくない。そこで誕生したのがリフトアップ+HONEY Dという、本場アメリカでも見られない独特なスタイルが誕生したという訳だ。

2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax SR5 / 2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax TRD OFFROAD

ブラックの仕様は、これぞHONEY Dと呼ぶべきスタイルで、ビルシュタインショックなどに交換し、ローダウンも実施。対する白の仕様は実はノーマル車高で、スタビライザーをTRDの強化タイプに変更しており、スタイルだけでなく乗りやすさも配慮されていることが良くわかる。

既成概念に囚われず、独自のスタイルを作り上げるのは、ある意味カスタムの醍醐味でもある。ローダウンスタイルは確かに間違いのないスタイルだが、敢えてリフトアップをチョイスすることで、時代の先を行くのもアリだろう。


2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax TRD OFFROAD

HONEY D×Lowdown
2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax TRD OFFROAD
ローダウン&ブリスターが魅せる大胆かつ圧倒的なボリューム感!

背の高いSUVやピックアップをローダウンすると、どうしても小さく見えてしまいがち。だが、その公式はHONEY Dには当てはまらない。

2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax TRD OFFROAD

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ノーマルでは前後のバンパーコーナーがメッキとなるが、これをボディとマッチペイントを実施。一体感を生み出すことで、スポーツトラック的な雰囲気を見事に引き出している。

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本文でも述べているが、ショックは前後共ビルシュタインに交換しており、併せてローダウンも実施。タイヤは35×12.5R20のMONSTA EXTREME MUDをチョイス。

ホイールはFUELのD538 MAVERICKを組み合わせ、クルマ全体でトータルコーディネイトを施し、バランス良くまとめている。


2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax SR5

HONEY D×Lift up
2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax SR5
リフトアップ+エアロパーツという今までにないスタイルを提案!

タンドラ用のオーバーフェンダーは各社からリリースされているが、いずれもオフロード色を強調したものばかり。そこでHONEY Dを組み合わせると、不思議なことに泥臭さは払拭されてドレッシーな雰囲気さえも漂ってくる。

2020 TOYOTA TUNDRA CrewMax SR5

車高はノーマルのままで、TRDの強化スタビライザーがさりげなく存在をアピール。

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意外に思うかもしれないが、タイヤサイズはローダウン仕様と同じ35×12.5R20をセット。ホイールは同じくFUELで、骨太のスポークがワイルドさを演出するAVENGERをチョイス。

マッチペイントを各部に施し、フロントにはフロントスポイラーも追加。ノーマルののっぺりしたサイドにメリハリを与え、力強さも引き出してくれる。

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オーバーフェンダーは前後共4インチを装着。敢えてビス留めスタイルを採用する辺りは、日本車のカスタムにインスパイアされているのかも。オーバーフェンダーが追加されただけではあるが、サイドの印象が全く異なり、フロントマスクに負けない存在感を実現している。


Thanks:LION HEART【ライオンハート】
TEL:0586-67-1711
HP:https://www.lionheart2005.com


Photo: 浅井岳男
Text: 空野稜

アメ車マガジン 2020年 10月号掲載

久方ぶりのアメマガキャラバン開催で特設会場にはアメ車が大挙襲来!!

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アメマガキャラバン@ふじてんスノーリゾート特設会場

アメ車乗りたちの熱さがこのミーティングで分かる!!

当初の予定では2020年の4月に開催していたはずの「アメマガキャラバン」。しかし、猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために延期を余儀なくされた。

だが、このイベントを楽しみにしてくれている読者諸兄のためにも何とか開催したいとの思いからリベンジを誓った2021年も、当初は6月を予定していたもののコロナ禍によって7月へと日を改めた次第。開催日翌日から東京は緊急事態宣言が発令されるといった事態ではあったが、万全の感染対策をして決行となった。

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そんな状況下だけに参加を控えようと思う人も多いことだろうと、さらには梅雨明け手前ということで天気は雨予報だっただけに参加者は少ないかもしれない…と編集部は予想していたのだが、蓋を開けてみれば当日は太陽が燦々と降り注ぐ快晴で、開催時間の10時が近づくと続々と会場にアメ車がなだれ込んできた。

用意していた特設会場は1時間も経たずに満杯となり、急遽スペースを借りて対応するといった状況ではあったけれど、これは嬉しい悲鳴。集計では300台以上が来場。


キャラバンの会場に集まってくれた出展ブース

SurLuster【シュアラスター】

固形ワックスの時代から絶大な人気!愛車の艶にコダワル人に特にオススメ

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クルマを愛するオーナーなら、誰もがその輝きにこだわりたい。そんなユーザーに、長年に渡り愛用されて来たのがシュアラスターのワックス。でも固形ワックスは作業が大変…という人のために、1本で汚れ落としとコーティングができる「ゼロフィニッシュ」の人気も上昇中。すでに愛用しているユーザーがリピートする姿も見られた。また意外と思うかもしれないが、ガソリンの添加剤もラインナップしており、愛車のコンディションをキープしたい人にはこちらもオススメ。

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社用車のラプターは、隅々までシュアラスターで磨かれ、非常に美しい輝きを放つ。この輝きは決して特別なものでなく、シュアラスターさえ使えば、誰でも手に入れられる。

https://www.surluster.jp/


CADILLAC/CHEVROLET SHIZUOKA【キャデラック/シボレー静岡】

遂にアメマガキャラバンの会場に正規ディーラーが最新モデルを展示!

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これまでカスタムショップがキャラバンに参加することはあったが、正規ディーラーのGM /シボレー静岡が遂に参加。そのブースには、最新モデルのキャデラック・CT5 を展示。灯火類がすべてLED 化されており、まさに最新技術を惜しげもなくつぎ込んだ1台と言えるだろう。ガラスとボディの継ぎ目は非常に滑らかな仕上がりでシームレスに仕上げられており、まさに近未来を予感させる1台に、キャラバンの参加者も興味津々で、中を覗く人の姿も数多く見られた。

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未来を感じさせるCT5。ラグジュアリーサルーンの未来を先取りしたクルマと言える。ちなみにオリジナルグッズも充実しており、スマホカバーなども販売。

https://shizuoka.gmj-dealer.jp/


SAVINI JAPAN【サビーニジャパン】

ハイエンドホイールの雄SAVINIの姉妹ブランドのモデルを各種展示

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カスタム派のユーザーなら、SAVINI の名を知らない人はまずいないだろう。そのSAVINI が、オフローダー向けのブランドとして展開するのが「GRID OFF-ROAD」だ。今回はJLラングラーとタホに最新モデルを装着して展示。SAVINI 譲りのエレガントな雰囲気を残しつつも、SUV の持つ力強さや逞しさをさらに引き出してくれるデザインを採用。ほかにはない個性的なスタイルに仕上げたいというユーザーは、要チェックなブランドと言えるだろう。

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JLラングラーのデモカーには、オフロード走行にも耐えられる、鋳造1ピースのGD14を装着。グロスブラックに赤のアクセントカラーが配され、妖艶な雰囲気を演出。

https://saviniwheels.jp/


SSS MOTOR【スリーエスモータース】

自由自在に組み合わせられるので自分だけのスタイルが実現可能だ!

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その名の通り、スパイクのようなトゲトゲしいデザインが特徴の、トゥルースパイク。静岡や山梨エリアではSSS モータリングが販売代理店となっており、着実にユーザー数を伸ばしている。装着するにはまずベースボルトを決めて、その後に頭の部分をチョイス。組み合わせる形状や色によって価格は変わってくるが、組み合わせ次第ではなかなか高級なカスタムになる。見えるところについお金をかけてしまいがちだが、分かりにくいところに掛けるのがツウと言える。

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以前本誌に登場したことのある、SSSモータリングのデモカーであるサバーバン。もちろんトゥルースパイクは装着済みで、さらなるリフトアップを現在計画中だそうだ。

https://www.sss-motor.com/


Aiwa corporation【アイワコーポレーション】

大人も子供も夢中になるアメリカン雑貨が満載

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愛知県・半田市に実店舗を構えるアメリカン雑貨店のアイワコーポレーション。様々なイベントに出展しているのでその名は全国的に知られているが、イベント会場で販売している物は在庫のほんの一部。今回はミニカーやレザーキーチェーンなどを数多くラインナップ。レアなアメリカン雑貨が欲しいと思う人は、一度半田店に足を運んでみると、欲しかったアイテムが見つかるかも?

http://www.aiwa-corp.com/


COMPACT TOOLS【コンパクトツール】

お家時間を有効に使えるポリッシャーを提案

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愛車をピカピカに仕上げたいと思う人は大勢いると思うが、そのための道具や技術を習得するのは大変と思う人は大勢いるだろう。プロが使うのはエアホースなどがついているが、最近では手軽なコードレスタイプもあり、コンパクトツールズではそちらのモデルも販売中。本格的なポリッシャーは…と躊躇していた人にも手頃で、休日を有意義に使いたいと思うならマストなアイテムだ。

https://www.compacttool.com/


MALIBU HOBBY’S【マリブホビーズ】

手軽なものから激レアな物まで何でも揃うお店

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埼玉にあるマリブホビーズの実店舗ではミニカーやサインプレートの販売がメインとなるが、イベントではホットウィール、Tシャツやステッカー、ワッペンといった手頃なものを数多く在庫。キャラバンの前週にも大阪で増田社長と会ったが、いつもはレジに座ってばかり。この日は珍しく接客をするだけでなく、Tシャツをお客さんにあてがう姿も!思わず証拠写真を記録してしまいました(笑)。

https://www.malibuhobbys.com/


WELIN BROS【ウェリンブロス】

雑貨だけでなくビンテージなパーツも販売中

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大小様々なスケールのミニカーだけでなく、WELIN BROSではクルマのパーツも絶賛取り扱い中。興味がない人にはゴ●にしか見えないかもしれないが、オーナーにとってはまさにお宝。補修部品としてはもちろん、いずれレストアを行なう予定がある人は、今回はスルーしてしまっても次回からは欠かさずチェックすべし。あの時買っておけば…と後悔したくないのなら、手間を惜しまないのが吉だ。


★出展:キャデラック/シボレー静岡、SAVINI、SSS Motor、シュアラスター、株式会社アイワコーポレーション、マリブホビーズ、コンパクトツール株式会社、WELIN BROS


★開催日:2021年7月11日(日)

★主催:アメ車マガジン編集部/(株)アカネソリューションズ


★ PHOTO:浅井岳男・佐藤直貴・Tomo’s PHOTO・石井秋良・編集部
★ TEXT:空野稜・佐藤直貴・石上智章・石井秋良・編集部

アメ車マガジン 2021年 10月号掲載

【アメマガキャラバン2021 in 山梨】ふじてんスノーリゾートに集まったアメ車ユーザーを紹介①

アメマガキャラバン in 山梨 2021.7.11(SUN)
ふじてんスノーリゾート

アメ車をいっき見せ!!その1


【アメマガキャラバン2021 in 山梨】ふじてんスノーリゾートに集まったアメ車ユーザーを紹介②


★出展:キャデラック/シボレー静岡、SAVINI、SSS Motor、シュアラスター、株式会社アイワコーポレーション、マリブホビーズ、コンパクトツール株式会社、WELIN BROS


★開催日:2021年7月11日(日)

★主催:アメ車マガジン編集部/(株)アカネソリューションズ


★ PHOTO:浅井岳男・佐藤直貴・Tomo’s PHOTO・石井秋良・編集部
★ TEXT:空野稜・佐藤直貴・石上智章・石井秋良・編集部

アメ車マガジン 2021年 10月号掲載