マットラッピングで楽しむアイランドスタイルの真骨頂!

2007 TOYOTA TUNDRA LIMITED

2007 TOYOTA TUNDRA LIMITED

EXTREME CUSTOMS 「自分色に染め上げる」それがカスタムの醍醐味

熊本県で磨き、コーティング、プロテクションフィルム施工などを営むR’s Polish代表の岡本さん。そんな彼の愛車は光沢とは相反する艶消しのフルラッピング。なぜ極艶ボディではなくフルラッピングなのか?その理に適った理由とコンセプトに迫る。

デカくて太いタイヤを履くならボディを保護すべし!

ノーマル車高に20インチ履きの2007年型タンドラを岡本さんが手に入れたのが約2年前。当時から南国の現地人が気取らずにナチュラルな足として乗りこなすアイランドスタイルに魅了されていたことで、まずはラフカントリーの6インチアップキットを組み込み、同じ九州に店舗を構える覇王ホイールに似合うホイールを相談したのがカスタムライフの始まり。

その時はまだハイフォージドブランドは存在せず、当時のトレンドホイールのアメリカントラックスの20インチをチョイスし、12Jのディープリムにパイプフェンダーを合わせて35×12.5R20インチで合わせたものの、年々肥大化するSUV&トラックシーンにおけるボトムスの進化に感化されて、もうワンランク上を目指すこととなった。

2007 TOYOTA TUNDRA LIMITED

だが、22インチのPCD150で探すと納得できるホイールが極端に少なく、悩んでいた矢先に覇王ホイールからオーダーホイールブランドをリリースすると聞いて相談。どうせ作るなら22インチよりもうワンサイズ上げて24インチにしてみては?と勧められて、デザインなどを打ち合わせ、10パターン程のデザインを提案してもらい、一番気に入ったデザインが今回新たに装着したハイフォージド24インチだ。

リム幅は14Jと以前にもまして超ディープリムとなり、アテューロタイヤのトレイルブレイドボスは38×13.5R24と求めていたサイズ感を上回る勢いでインストール。ラッピングはそのサイズ感で巻き上げる泥や小石によるボディの損傷を保護するためだと言う。傷が付けば磨きの仕事が潤う。しかし未然に防ぐ対策を提案することこそ〝本物のプロ〟であり、日頃から彼が大切にしているビジネスコンセプトなのだ。

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2020年10月にプロコンプから新たにリリースされた7インチアップキットを導入。それに合わせてタイヤ&ホイールを格上げ。ちなみにスタイルのコンセプトはナローボディでのディープリム。でも、さすがに本国みたいに豪快なハミタイでは厳しいため、まったくカバーできていなかったオーバーフェンダーを取り去ってパイプフェンダーを自作。リア側のみストックとなるが、ここはいずれルーフキャリアを自作して、そのラダーとしての役割を絡めたワンオフ品を製作する予定。

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特殊なPCDサイズとなるタンドラは大口径のディープリムホイールを探しても中々理想どおりの物が存在しない。High ForgedならリムデザインやJ 数、オフセットに至るまでフルオーダーが可能となる。また、センターキャップに自社ロゴなどの導入も可能だ。

2007 TOYOTA TUNDRA LIMITED


覇王ホイールを徹底取材。10Jオーバーのディープリムにパンチの利いたワイルドなオフロードタイヤを引っ張り履き。

ビンテージSUV向けに開発した新作17インチの理想形がここに誕生

こだわるならフルオーダーゼロから作る鍛造ホイールの魅力

鹿児島の覇王ホイールズから、令和元年におけるアメリカ最旬トレンドを伝授!


HAOU WHEELS
TEL:0995-73-8684
HP:http://www.haouwheels.com


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載

やると決めたら一直線、何事も全力で楽しむアグレッシブな美容師のアメリカンライフに迫る!

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HAIRSTYLIST × 2018 TOYOTA TUNDRA TAKAYA MUTO

アメ車と一緒にアメリカンライフを満喫 AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 07

愛知県一宮市で美容室を営む武藤さん。アメ車にハーレー、スノーボードにアウトドアと、どれも中途半端にせず全力で楽しむ姿勢はある種の憧れを抱く。そんな彼が人生においてもっとも大事にしていることが直感と探究心。やりたいことに素直でいるからこそ、周りを笑顔にする術を知るのだ。

友人の髪を切って誉められたことをキッカケに始めた美容師

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武藤さんが美容師を目指し出したのは21歳の時。それまではプロスノーボーダーを目指していたそうで、高校卒業後はシーズンになると長野県の車山高原スキー場で住み込みのアルバイトをし、日中は駐車場の警備員などの仕事をこなし、オフの日やナイター営業のある日は時間の許す限りゲレンデで過ごす日々。寝ても覚めてもスノーボードのことで頭が一杯で、後から来たアルバイトの子がサラッとバックフリップをメイクしたりすると、それに追いつき追い越すべくがむしゃらに特訓を重ねてやり遂げるなど、負けず嫌いを絵に描いた様な性格。

だが、シーズンオフの間に暇を持て余して友人の髪を切ったことが大きなターニングポイントとなる。今まで美容師なんてまったく興味のなかった彼が、切った後に友人が喜び、褒め讃えてくれたことで「あれ? 俺イケるんじゃね!?」と美容師魂に火がついた。21歳から資格習得のために通信で勉強し、初めて美容室へ勤務した時にはそんな甘いもんじゃなかったと現実を知るが、それでも一度やると決めたからには一直線。

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スノーボードは趣味としながらも美容院に勤務をする傍ら、月曜日定休の特権を生かしてゲレンデに毎週通ったと言う。その後、「TJ天気予報」という名の美容室に転職して数年実績を積み、そこの上司だった妻と結婚。32歳の時に現在の店舗「SUN PLUS」を夫婦で開業した。独立して軌道に乗ったら叶えたかった夢の一つが本物のアメ車に乗ることだ。免許を取得して間もない頃からカルディナやアコードワゴンでゲートスムージングやローダウンを施してウーファーを搭載するなど、とにかくカスタムカーが好きで毎月雑誌を購読しては「アレがいい、コレもいい!」と憧れており、その最高峰がアメ車だったと言う。そんな念願の初アメ車として7年ほど前に購入したのがシエナだ。ミニバン感覚で乗れるシエナの4WDはとにかく快適で何不自由なかったが、年々増え続けるアウトドア用品の積載に限界を感じていたところで出会ったのがタンドラ。しかし広大なベッドスペースでも許容量は足らず、シャッター式のトノカバーでは雨水が侵入してスノーボードのウェアや着替えを積むには不便。そんな折、シェルという便利なアイテムが存在するのを知って即導入。「シエナの方が良かった! デカすぎる…」と当初は不満を漏らしていた家族も、キャンプやスノーボードをこなすうちにすっかり歓迎ムードへ。前3人、後ろ3人の乗車スタイルで乗ると新鮮で、新設したシェル上段の空間もお気に入り。何よりも普通のクルマじゃ味わえない目線を喜んでくれるそうだ。

お父さんとして、美容師として、そして趣味人としてすべてを全力で楽しむ武藤さんのアメリカンライフは、家族みんなでその楽しさを共有することに意義があり、人生を謳歌する少年の様な笑顔は、家族を明るく照らす太陽そのものである。

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21歳の時に美容師になると決めてから通信で資格を取得し、2店舗の美容室で美容師としての経験を積んだ後、32歳で妻と共に開業。SUN PLUSの由来は太陽の様に明るく、優しく照らし、お客さんを元気にできる様な美容室でありたいとの思いからだ。ちなみに本誌の発売日が開業してちょうど10周年という節目で、偶然とは思えない奇跡的なタイミングで取材を受ける武藤氏はやはり、なにか持っているのであろう。

2018 TOYOTA TUNDRA

2018 TOYOTA TUNDRA

2018 TOYOTA TUNDRA

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初めてのアメ車は逆輸入車のシエナで、常連のお客さんがシエナに乗りたいと話しているのを聞いてネットで検索したら一目惚れして購入したとのこと。その後お客さんを含むシエナ仲間が軒並みタコマに乗り変え、それにつられる形でトラックを探すも3姉妹と妻+αの乗車定員を考慮した結果、タンドラの6人乗りが条件を満たしたので即決。フロント2インチ、リア1インチのリフト量でアウトドアでも悪路走行でも支障を来たさないギリギリのタイヤサイズ(34×12.5R18)のBFグッドリッチではかなりマニアックなサイズを夏用タイヤとしつつ、シーズン中は常時スタッドレスを履く。シェルは二分割してキャンプ用品やウェア、ボードを効率よく積載できる様に工夫を凝らし、撮影時の様な吹雪の時はこのスペースで休憩や食事をとることも多い。

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ハーレー歴は28歳の時に乗った01年型スポーツスターにはじまり、32歳で交通事故に遭ったことをキッカケに09年型FKHXへ乗り換えた後、生まれ年のモデルである78年型FLH1200ショベルを集大成として一生所有するつもりで購入したものの、毎度の儀式であるキック始動で股関節を痛めてしまい、仕事はもちろん趣味にも支障をきたしてしまうと断念。それでもバイクはやめられず現在は07年型のソフテイルクラシックをシングルシート×キャリアスタイルでソロキャンプやツーリングを嗜みながらも、いずれ3姉妹の誰かがハーレーに興味を持ってくれて、一緒にツーリングするのが夢の一つだ。


SUN PLUS Hair Design
住所:愛知県一宮市柚木颪東流2
TEL:0586-64-6750
営業時間:平日/9:00 ~19:00 日・祝日/9:00 ~18:00
定休日:毎週月曜日, 第2 火曜日, 第3日曜日
駐車場:7台

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PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載

旬のカスタムJEEPが欲しいならTOP SPEEDで見つけられる!

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Jeep JL Wrangler Unlimited Sahara / Jeep JK Wrangler Unlimited SPORT Produced by TOPSPEED

Jeep 荒野の覇者 Go Anywhere,Do Anything

アメリカでそのまま走っていそうな…そんなカスタムを数多く手がけるトップスピード。在庫量もさることながら、バラエティ豊かなカスタムを提案するので、お気に入りの1台が見つかるハズだ。

車両の販売はもちろんカスタマイズも得意なお店

ジープが欲しいと思う人のほとんどが「オフロードは走らないと思うけど、せっかく乗るのなら、ジープらしさを強調した、ワイルドなカスタムをしたい!」と考える人がほとんどだろう。中にはそこからリアルオフローダーに目覚める人もいると思うが、大半のユーザーはストリートがメイン。そんなユーザーの嗜好をリサーチし、アグレッシブだけど日常の使い勝手をスポイルしないようにカスタムするのが、TOPSPEEDの持論だ。

今回ピックアップする2台のラングラーは、どちらも3インチのリフトアップを実施している。数値だけを見るとそんなに激しい感じはしないが、それでも22インチホイールに37インチタイヤを組み合わせており、まさに威風堂々たる姿を実現。どちらもバッドフェイスグリルやワイドフェンダーに交換することで、オリジナルのファニーな印象は完全に影を潜め、どこからどう見てもダークでワルなイメージしか感じられない、まさにストリート向けスタイル。

Jeep JL Wrangler Unlimited SaharaJeep JK Wrangler Unlimited SPORT

ちなみにTOPSPEEDでは、カスタム済みの車両販売だけでなく、ノーマルから好みのスタイルにアレンジすることも可能。どうしても装着したいアイテムがあるなら別だが、ジープは正直言ってパーツがありすぎるので、どれにしようか迷ったら経験豊富なスタッフのオススメをチョイスするのが賢明と言えるだろう。

クルマを探し、それを自分だけのスタイルにアレンジするのもいいけれど、最初から完成された仕様が楽しめるので、ジープの購入&カスタムを考えている人は、まずはTOPSPEEDに相談してみよう。

Jeep JL Wrangler Unlimited Sahara

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前後バンパーは、その上に立つこともできるほどの強度を誇るXRCに交換。3本のチューブで構成されたサイドステップは、スミッティビルドとなる。フロントグリルはマーカーが埋め込まれたバッドフェイスに変更し、ノーマルの可愛らしさは微塵も感じられない。スペアタイヤはレスとし、星条旗をあしらったパネルでカバー。

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リフトアップに加え、ワイド&フラットなオーバーフェンダーの装着で、37インチもの大径タイヤが装着可能。ホイールはRBPで、全身をブラックで統一することで無骨なイメージをさらに強調させる。

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サスペンションはラフカントリーのキットを使用して、3インチのリフトアップを実施。スプリングだけでなくショックも併せて交換することで、不快な突き上げを抑制し、カスタムしても違和感のない乗り味が楽しめる。

Jeep JK Wrangler Unlimited SPORT

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金属製のバンパーやステップ、さらにLEDライトバーと、イマドキのカスタムには必要不可欠なアイテムを満載。ルビコンタイプのエンジンフードに変更し、細部まで手を加える。マフラーはブラックペイントが施されているが、実はGIBSONの左右出しに変更。ブラックとレッドの2色に絞り引き締まった印象を見せる。

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JL同様、カリフォルニアマッドスターのフェンダーに交換し、37インチタイヤを装着。DROPSTARSの22インチリムは、スポークの一部が切削仕上げで程よいアクセントとなる。


個性的なJEEPが欲しい そんな希望を叶えてくれる

最新モデルをカスタムし絶対的な個性を創造する!

いまチャレンジャーに乗るなら色にたかぶるベシ!


THANKS:TOPSPEED
TEL:058-322-7547
HP:http://www.garage-topspeed.com


PHOTO ★浅井岳男
TEXT ★空野稜
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載

グラディエーター+カスタムその答えはオンリーワンスタイル!

2020 Jeep GLADIATOR SPORT S

2020 Jeep GLADIATOR SPORT S

Jeep 荒野の覇者 Go Anywhere,Do Anything

ラングラーの人気が上昇すると同時に、普通のラングラーでは物足りないと感じるユーザーも出始めた。そこで大きな選択肢となるのが、ラングラー・アンリミテッドのピックアップモデルグラディエーターだ。アズールモータリングでは、日本初となる新車カスタムコンプリートモデルを販売中だ。

カスタムの楽しさを残す新車コンプリート

欧州スーパーカーの扱いが増えたものの、「ショップの原点はアメ車」として、アメ車の割合を減らすのではなく、アメ車専門のショールームを新たに立ち上げたアズールモータリング(AZR)。

「AZR=カスタム」はもはや全国区ではあるが、どちらかといえば、エスカレードなどのハイエンドモデルやセダン&クーペのラグジュアリー系をイメージする。だが、AZRのカスタムの真骨頂はハイレベルなオールマイティにあり、ラングラーなどをメインとしたオフ系カスタムも続々と世に送り出している。同ショップオリジナルホイールブランド「SKY」からは、オフロードタイプも販売中だ。

2020 Jeep GLADIATOR SPORT S

全国的にラングラー人気が上昇するなか、「普通のラングラーでは物足りない」という反応が起こることを見越し、AZRが注目し導入したのがラングラーの4ドア・アンリミテッドをベースにするピックアップトラック「グラディエーター」だ。そしてカスタムのAZRらしく、日本初となるカスタムを施した新車コンプリートモデルの販売を開始している。

カスタムメニューは、17インチのオフロードモデルSKYオフロードホイールを履き、3.5インチアップ、前後バンパー、50mmワイドフェンダー交換など。購入後にカスタムする楽しさを残すため「控えめに施した」というが、このままでも十分納得できるレベル。もちろん、豊富なパーツが揃うラングラー用を流用できるので、日本で唯一のグラディエーターを製作することも可能だ。

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ラングラーの4ドア・アンリミテッドをベースにするグラディエーター。標準サイズはラングラー・アンリミテッド・スポーツ S(北米仕様)と比較すると、全長/752mm、全高/36mm、ホイールベース/480mm大きい(全幅は同)。ラフカントリーのサスペンションを組み込み3.5インチのリフトアップが施され、ラングラーよりさらに大型な印象を受ける。

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フロントバンパーはチューブグリルガード付きのスミッティービルト、リアバンパー・DV8オフロード、サイドステップ・N FAB、ヘッドライト・ORACLE、テールレンズ・純正オプションLEDに変更されている。ラングラーではより屈強なイメージを与えるようなパーツが人気なので、グラディエーターでも同様のパーツは鉄板に映える。これらがコンプリート装着され新車販売されているのは、価格的に後付け装着するよりもお得だ。

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AZRのオリジナルホイールブランド「SKY」は、鍛造モデルのSKYフォージド、鋳造モデルのSKYパフォーマンスホイールに分かれるが、新設定されたのがSKYパフォーマンスホイールのオフロードタイプである「SKYオフロード」。適応車両はラングラー・グラディエーター。サイズは17インチ。タイヤはRADAR RENEGADE A/T5(35×12.50R17LT9)。オーバーフェンダーは50mmワイドタイプに交換されている。


カスタムの楽しさを残すAZRの新提案【ジープグラディエーター】

50mmワイドフェンダーにジャストフィットするホイール【SKY off-road ホイール】

【フォードF-150ラプター】世界中に名を馳せるパンデムのエアロパーツで更に巨体に!


AZZURRE MOTORING
所在地:愛知県豊明市沓掛町前田2-5
TEL:0562-95-1118(アメ車ショールーム)
HP:http://azzurre-motoring.com


■写真&文:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載

アメ車が欲しくて我慢できません! 免許取得中にマスタングエレノアを購入!

2011 FORD MUSTANG 5.0GT ELEANOR Ver

2011 FORD MUSTANG 5.0GT ELEANOR Ver

“カタチから入る”逸楽アメ車生活

2人の先輩が超カッコいいアメ車を購入。俺も欲しい!だが魚見さんは若干19歳で、免許取得中の身。にも関わらず、なんとエレノアバージョンを購入してしまう。ショップも周りも驚くその大胆な決断力は、将来大物になりそうな予感!

クルマは目の前にあるが運転できないジレンマ

以前紹介した井手さん、玉城さんの後輩という魚見さん。ということはもしかして…。そう、魚見さんも二人のアメ車購入をキッカケに、触発されてアメ車購入を決めた一人だ。しかも驚くことに、若干19歳で、なんと今回の撮影時に運転免許の取得もしていないなかで、11年型マスタング5・0GT・エレノアバージョンを購入するという怖いもの知らず。

2011 FORD MUSTANG 5.0GT ELEANOR Ver

大好きな先輩二人がアメ車を購入し、自分もカッコいいアメ車が欲しい。自分もそのショップに連れて行ってください。純粋で行動力がある魚見さんは、先輩二人と勢い良くカーボックスを訪れる。そして「僕も二人のようなアメ車が欲しいです! しかもマニュアルで! 本気です! 親も説得します!」と興奮気味に懇願。だがしかし、いくら本人が本気とはいえ、まだ未成年でしかも免許が無いともなれば、カーボックスとしても簡単に話は進められない。それでも、若者の熱い思いを無下にはできないからと、在庫車両を一通り見てもらい説明。そこで目が釘付けになったのが、一番高価格のエレノアバージョン。「さすがにそれは…」というショップの言葉にも「絶対にコレ買います!親を説得してきます」と、目をギラギラさせる。後日、その言葉通り、両親を説得して飛んできた魚見さんである。

撮影時には、運転席に座ってみたり、ぐるっと回って写真を撮ったりと、初々しい行動を取る魚見さん。真新しい免許で、マッスルカーに乗る日はもう近い。

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CERVINISエレノアボディキットをまとい、アイバッハダウンサス、社外ヘッドライト、マフラー加工、ドアミラー加工が施される。19歳で免許取得前に、このエレノアバージョンを購入する決断力は末恐ろしい。

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購入するアメ車の条件は、2人の先輩と同じくマニュアル仕様。雑誌が発売している頃には、無事免許を取得して「初心者マーク」を付けてドライブに出撃しているはずだ。楽しいからと、スピードの出しすぎにはご注意を!

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OWNER : 魚見さん


ノーマルのマスタングで納車されると思ってたら、旦那様が内緒でカスタム実行!

誰でも乗れるクルマには乗りたくない、目指すは究極のシェルビーGT500

波乱万丈のマスタングライフは、すべて笑顔で乗り切る!

波乱万丈のマスタングライフは、すべて笑顔で乗り切る!


CARBOX
TEL:082-815-8448
HP:http://www.bs-carbox.jp


PHOTO:高原義卓
TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載

プチオーバーランドスタイルのシティオフローダーなレネゲード

Jeep RENEGADE

Jeep RENEGADE Produced by MOTORLABEL

Jeep 荒野の覇者 Go Anywhere,Do Anything

いつも他とは一線を画す、スタイリッシュで一歩先を行くカスタムを行なってくれる北海道のプロショップ「モーターレーベル」。今回はレネゲードで「街乗りプチオーバーランドスタイル」を提案してくれた。

アウトドアでも映えるレネゲードの新しいカタチ

一歩先を行くカスタムや四駆ライフスタイルを提案してくれる北海道のユーズドカーショップのモーターレーベル。北の大地を遊び尽している四駆大好きなスタッフが常駐しているだけに、いつもスタイリッシュで「使える」四駆のカスタマイズをレクチャーしてくれている。そんなモーターレーベルが今回イチオシするのがジープ・レネゲードだ。

モーターレーベルの藤原社長曰く「レネゲードは、まだカスタムベースとしてはあまり認知されていない車両なのでどこまでできるかチャレンジしてみました。ガチガチのオーバーランダー仕様ではなく街乗りプチオーバーランドスタイルとしました。」

Jeep RENEGADE

女性オーナーさんでも扱いやすいサイズ感のカスタムカーで、普段はお買い物などで使用して、週末はルーフラックにキャンプ道具を積んでお出かけできる仕様…何てステキなのでしょうか。

カスタムポイントはやり過ぎない具合に、エクステリアはオリジナルのマットカーキにペイント。アーリーテック製フロントバンパー、ルーフラック、リアラダーにラインX塗装を施している。そしてエフエイドLEDバーを装着。足回りは、ラフカントリー2インチアップ、足元はKMC16インチホイール、タイヤはジオランダーMTをチョイスし四駆らしさを演出している。どこを取っても純正のスタイルを崩さずに自然な感じに仕上がっているのが匠の技。さすがはモーターレーベルだ!

アーリーテック製のルーフラックを装着

アーリーテック製のルーフラックを装着。サイドは2枚重ねで合わせたデザインとし、2枚目はラインX塗装。手摺りをデザインしたフックを取り付けているのもポイントだ。前部にはエフエイドLEDバーをインストール。

フロントバンパーもアーリーテック製

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フロントバンパーもアーリーテック製で、純正のスタイルを崩さず自然な感じのデザインなのがスバラシイ。もちろんラインX塗装済でライトバーもインストール。LEDバーの両サイドのレンズはオレンジ設定しかないためクリアータイプを何度も重ね塗りをして濃い赤にしているのもポイント。グリルにオレンジマーカー(デイライト)を配しているのも注目点だ。

リヤラダーもアーリーテック製KMC16インチ、タイヤはジオランダーMTをチョイス

リヤラダーもアーリーテック製。オーバーランドな雰囲気を出すためにオリジナルで製作し、ラインX塗装。足回りはラフカントリー2インチUPをセット、ホイールはKMC16インチ、タイヤはジオランダーMTをチョイス。


ラングラーの魅力を引き立たせるWHAの個性的なパーツラインナップ

ジープカルチャーの第一線で活躍する京都のトップランカーから学ぶ

本国トレンドを極めるルビコンステージ迫真の一台

歴代ラングラー、3車3様の個性豊かなスタイルを紹介


MOTORLABEL【モーターレーベル】
TEL:011-871-8800
HP:http://motorlabel.com/


PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載

本当に自分が住みたい家を造る!カスタム癖が止まらず完全フルオーダー

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1997 CHEVROLET ASTRO

アメ車と一緒にアメリカンライフを満喫 AMERICAN LIFE STYLE with AmericanVehicles 06

どうせ建てるならアメリカンな家に住みたい!何事も納得するまで追求する山口さんは、ハウスメーカーもじっくり探し求め、ジェネラルアメリカンホームにたどり着く。自分で図面まで作成するなど、細かい仕様までこだわる納得の住宅が完成した。

自ら図面を作成しジェネラルの仕事を奪う!?

奥様が戸建てを希望していたが、賃貸を転々とするのが「性に合う」と、当初は戸建てに否定的だった山口さん。だが奥様の強い要望に押され、渋々ながらオープンハウスに足を運ぶことになるのだが、何件見て回っても心躍るデザインとは出会わなかった。好みのデザインは、スバリ「アメリカン」。高校生の頃に先輩が乗るアメ車に憧れ、それから自分もカプリスワゴンを購入するなど、青春時代はドップリアメ車に浸っていた山口さん。それ故「せっかく建てるのなら、アメリカンな家に住みたい」と、絶対にポリシーを曲げなかった。気になることがあると納得するまで没頭する性格の山口さんは、自分が求めるアメリカンな住宅を建築するハウスメーカーを探す日々がスタートする。

そんな折、ドライブ中に思わずクルマを停めた一軒の家がある。まさに理想のアメリカンな外観で、細かい部分もこだわっているのが素人目にも分かり、思わず携帯を取り出し写真撮影。「夜だったんですけど、人の家をジロジロ見て写真を撮るなんて、かなり怪しいですよね(笑)」。そして山口さんは、その写真を手にして幾つかのハウスメーカーを訪れ「これ建てました?」と聞き込みを開始。空振りが続いたものの「もしかしたらジェネラルアメリカンホームさんでは?」と有力な情報をゲットする。そうして訪れたジェネラルで写真を見せると「確かにウチで施工しました」と、遂に正解にたどり着くのだった。ジェネラルにたどり着くまでの経緯や、アメリカンな家に住みたいことを熱く語る山口さんに、ジェネラル代表の杉山氏は感心して「一緒にカッコイイ家を建てましょう」と、全面サポートを申し出る。

そうして始まった山口邸の戸建て計画。当初は土地探しで苦労したが、偶然にも実家の目の前の畑が売りに出されるなど、幸先の良いスタート。だがジェネラルにとっては、予想外の展開が起こる。山口さんは機械設計に携わる仕事をしており、設計図作成はプロ中のプロ。なんと住宅設計デザインを山口さんがドンドン進めていってしまったのだ。これには流石に「僕らの仕事を取らないでください…」と言われる始末。
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奥様の要望から始まった戸建て計画だが、細かい仕様までこだわり、デザイン案を出すのは山口さん。「彼がこうやって言いだしたら止まらないし、何を言っても聞かないので」と達観し、ほとんど意見は言わなかったとか。それに答えるべく(?)山口さんは図面を書かないと気になって寝られず徹夜で図面製作し、それをジェネラルに持ち込んで打ち合わせを繰り返す日々。「クルマやバイクと同じでカスタム癖があるんで、装飾一個も気になってしまう。でもそんな僕にも、杉山さんは『それだったらこれが良いよ』とか『これは使いにくいよ』など丁寧に教えてくれてありがたかったですね」。ほぼ図面も完成し、着工間近となった際に奥様の妊娠が発覚し、急遽子供部屋を追加したい要望も、しっかり対応してくれたことも感謝で一杯と語る。

こうして2020年9月に完成した山口邸。完全輸入建材を使用し、細かい仕様まで拘った住宅に住む今は「毎日が本当に楽しい」と語る。戸建てを要望した奥様に感謝!

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土地探しでは中々理想の場所が見つからなかったが、タイミングよく実家の前の畑が売りに出され購入。敷地は100坪。フロントヤード・バックヤードがある住宅が希望で、長方形の土地の中心に住宅が建つ。正面の玄関に続くスロープを挟むカタチで芝生を植えるのもこだわりで、アメリカの住宅地を思わせるスタイルになっている。

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住宅の裏側にあるバックヤードには、ハーレーXL1200S、国産チョッパー、16才の頃から所有するモンキーを保管するガレージを設置。ここでバイクをイジったり、ジャズを聞きながらお酒を飲むのが山口さんの日課。理想はクルマを止められるインガレージを造ることだったが、バックヤードの広さにもこだわりがあるため断念。ガレージ横には、自ら造園業者に足を運び探したという樹齢50年のココスヤシを植樹。青空とのコントラストは最高とのことだが、残念ながら当日は雨…。このバックヤードで行なうBBQ は子供たちからも人気のようだ。

妥協すること無く建材や装飾、窓にまでこだわる

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完全輸入建材を用いて建築。デザインはライフスタイルを想像しながら、子供の成長も考慮して設計された。インテリアのこだわりの一つとして、照明はダウンライトと各部屋にシャンデリアを採用し、シャンデリアは山口さん自らアメリカから取り寄せたもので、重量に耐えられるように基礎も入れている。

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サブウェイタイルを張り込み、アイランドを置くキッチンの雰囲気は、クラシカルなアメリカンスタイルをイメージさせる。洗浄・調理・配膳などの流れを考慮して十分な広さを確保。食器類はシンク引き出しに収納する。パントリーも設置し、食材のほかに、山口さんが大好きだというウイスキーが並ぶ。2階に上がる階段は、リビングのテレビ台横の扉を開けると現れる。隠し階段的な遊び心のあるデザインとして、自慢の一つとなっている。ソファなどの家具は、アメリカンハウスでは定番のアシュレイで統一する。

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最終図面完成後に奥様の妊娠が分かり、急遽子供部屋を追加した設計に変更。壁紙がピンクの部屋はさくらちゃん用で、グリーンは晃矢くんの部屋になる予定(現在は山口さんの寝室)。仕事やネット部屋として使う部屋などを含め、5LDKSとなっている。トイレや各部屋、廊下に至るまで、壁には白いペンキを塗った木板の腰壁を見切りを入れて貼り付け統一感を出している。ダイニングの天井にはスピーカーが埋め込まれており、音楽を聞きながら食事するという、まるでレストランのような演出も可能だ。

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高校生の頃、金髪でロン毛のサーファーの先輩がアストロに乗っているのを見て憧れ、19歳の頃にカプリスワゴンを買って、アメ車全盛期の青春時代を過ごした山口さん。その後、国産セダンに愛車は移っていったが、アメリカンな住宅にはアメ車がベストと思い、青春時代に憧れた当時と同じスタイルのローダウン、ゼノンエアロ、ボイドホイールを履いたアストロを購入。

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OWNER:山口修史さんファミリー


アメリカ風じゃなく“リアルアメリカン”細かい部分まで本国仕様ハウス

いつかはアメ車、そして家もアメリカンホーム、夫婦共通の夢がついに実現!

理想を追い求めた自然の中に佇むアメリカ伝統モダンホーム

せっかく建てるなら妥協しない!他にはないヘアーサロンを絶対に作りたかった


General American Home【ジェネラルアメリカンホーム】
所在地:愛知県刈谷市東境町登り坂100
TEL:0566-91-3007
URL:http://g-a-h.sakura.ne.jp/wp

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Photo &Text:KAZUTAKE SOMA
アメ車マガジン 2021年 4月号掲載

-フリースタイルで行こう- #07 奥行深い Hot Wheelsの世界!

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-フリースタイルで行こう- #07 奥行深い Hot Wheelsの世界!

The Hot Wheels Culture

アメ車好きでなくとも、Hot Wheelsのブランド名を聞いたことのある人は多いはず。ダイキャストカーのトップブランドとして、半世紀以上の歴史を持つHWには、一生愛せるだけの奥深い魅力がギッシリと詰まっていたりする。今回は日本を代表するHWマニアでもある石橋氏のHW愛とそのこだわりを紹介していくことにしよう!

アメリカらしさをリアルに感じることができるのがHot Wheelsの魅力であり、オリジナリティだ!

Hot Wheels(HW)は日本でもお馴染みな存在ですが、アメリカやアメ車をキーワードにした場合、あらゆる面で否応無しに関係してくるし、実車のトレンドとシンクロしているばかりか、ホットロッドやレースでの歴史とも直結しているだけに、ホットロッドメモラビリアとしても無視できないモデルが大量に存在します。そのうえ、グラフィックなどにポップカルチャーのトレンドもタイムリーに反映されるので、HWを通してアメリカをリアルに感じ取ることができちゃいます。

日本では、ポピュラーなアメリカのミニカーブランドといった程度の認識しかされていないようですが、ダイキャストカーのトップブランドとして、半世紀以上の歴史を持つHWには、一生愛せるだけの奥深い魅力がギッシリと詰まっているのです。

60年代後期のデビュー当時より日本での正規販売がありましたが、子供が遊ぶオモチャという認識で、ホットロッドの文化が独自解釈されていた国内では、実在する傑作ショーカーにしろ、HWオリジナルデザインのコンセプトモデルも、子供向けとして大人達はスルーといった感じでした…。個人的にも当初は、奇抜なデザインのコンセプトモデルは目に入っておらず、マッスルカーやホットロッド系に着目していたのですが、色々と知れば知るほど、奥深い魅力が見いだせて、HWの大ファンになっていったのでした。

日本では、ミニチュアは精巧な造りであることが良いとされていますが、実は、精巧なものほど、単なる縮小版でしかなく、味わいが薄く長く愛せなかったりします。その点HWは、大量生産で安価なTOY然としながらも、リアリティやオリジナリティは抜群!そして、なんといっても、ブランド立ち上げ時のコンセプトでもあるのですが、デザイナーは実車のメーカーでキャリアを積んだプロフェッショナルが採用されているのがポイント大!

HWを代表するモデルとしてお馴染みな「デオラ」は、HWの生みの親でもある初代デザイナー、ハリー・ブラッドレー大先生によるダッジのコンセプトカーだったり。そして、なんといっても、ブランド名にも現れている通り、ホイールのデザインにも他社には真似ができないHWの素晴らしさが現れているのです。ホイールはそのクルマのキャラクターやカッコ良さをアピールする最も重要なパーツなだけに、ホイールが素晴らしいことで、さほど興味がないモデルであっても、HWだと驚くほどに魅力的だったりします。

自分はコレクターではないので、気に入ったものがあれば手に入れるといったスタンスなのですが、HW愛が深いため、皆さんがスルーするようなマイナーなものにも反応してしまい、全くもって収集がつきません!近年の小スケールダイキャストは、正しくスケールダウンしたリアルな作りが主流となっている中で、オリジナリティの高いHWの魅力が際立って、一層HWに対する思いも深まっています。そんなワケで、これからもHWの魅力から逃れることはできないでしょう!

Super Comp Dragster

Super Comp Dragster

様々なドラッグマシンを担当するMoparオーナーでもあるデザイナー、フィル・リールマンらしいモデル。T型Fordベースのスーパーコンプ。モダンでシャープなスタイリングがステキでお気に入り。

Oscar Mayer Wienermobile

Oscar Mayer Wienermobile

世界一有名なプロモーション車両のオスカーメイヤー社のウィンナーモービル。HWでは93年にリリースされてから、これまでに10種以上のバリエーションが存在。1インチ程度の極小版は、96年リリースのマイクロシリーズ。近年ではモンスタートラック仕様でもリリースされている。

Green Collection

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幼少期より好きな色が緑でして、ついつい緑のものに反応する習性があるので、緑ありきでコレクションしてみたり。このケース内で綺麗に緑のグラデーションにするのが目標だけど先は長そう…。

IMSA・Sebring / ’76 Chevy Monza / ’76 Greenwood Corvette / ’69 Corvette Racer

IMZA・Sebring

IMSAやセブリングなどの耐久レース仕様はとにかくカッコイイ。グラマラスなシルエットの美しさにしろ、それを際立たせるカラースキムにしろ、HWの方が実車以上に魅力大だったりします。リアルなラバータイヤもお似合い!

Fast Foodie / Roller Toaster / Buns of Steel / Street Wiener

Fast Foodie

ファストフードをモチーフにしたHWオリジナルデザインのシリーズ。テーマやアプローチが実にアメリカンでファニーでも、全体のデザインやディテールの良さに、HWのセンス&スキルの高さが感じ取れてたまりません。

Drag Bike & Chopper

Drag Bike & Chopper

Chopcycles、Rrrumblers、HotShoなどの70年代初頭のHW姉妹ブランドには、どうにもならないほどイカしたバイクのモデルが大量にラインナップされていて、どれも大好物。近年でも同等のモデルがこっそりリリースされてたり!

Boyd Coddington Custom Rods 1996

Boyd Coddington

大量生産かつアソート販売というアメリカならではのスタイルのHW が、精巧さの限界に挑戦したハイエンドなシリーズ。シリーズ名のレジェンドに相応しいHot Rod界の伝説、BOYDの傑作4台を再現。内容、クオリティともに、ダイキャスト史上無視できないHot Rodメモラビリア!!

Action Pack / Galileo

IMG_9179Action Pack

97~ 99年にラインナップされたアクションパックは、レース、工事、警察など、様々なシーンを再現したセットで、専用のバリエーションや付属品が魅力なんですが、宇宙好きな自分としては、NASAによる宇宙計画モノとしてコレクション!

’71 Plymouth GTX + Torq Thrust

'71 Plymouth GTX

最も欲しいアメ車が71年型GTXですし、ホイールマニアとしてアメリカンレーシングの大フェンな自分にとっては超必須アイテム。付属するトルクスラスト・ホイールの縮小モデルがまたステキ。05年リリースで車体黄色/ ホイールがポリッシュ仕様もあり!

 

MOON OF JAPAN,INC.

★石橋秀樹
アメリカンホビーショップ「ホットワイヤー」の店主であり、フリーペーパー「イグナイト」の編集人、そしてアメ車マガジンでもライターを行なうなど、アメリカンカルチャーに関する偉人(変人)である。人生は肩ひじはらずに「フリースタイル」なのが信条。

アメ車マガジン 2020年 11月号掲載

他国のトレンドに左右されない唯我独尊こそマッスルカーの魅力!

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2019 FORD MUSTANG SHELBY GT350 / 2018 CHEVROLET CAMARO ZL1

HIGH PERFORMANCE MUSCLE CARS

スタイリング、パフォーマンス、ドライビングのすべてを満たす最先端マッスルカーの魅力!

マッスルカーの大本命であるチャレンジャーの動向を見ても知ってのとおり、ここ数年のアメリカンマッスルカーシーンにおいては、ダウンサイジングエンジン優勢から一転して、大排気量のハイパフォーマンスモデルへの人気が高まってきている。電気自動車のあおりを受けてタイムリミットが迫る昨今だからこそ、今買えるマッスルカーの最高峰を所有し、そして操る喜びは格別なのだ。

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スーパーカー、スポーツカー、スペシャルティカー。様々な言い回しで区別するも、そのどれにも該当しそうで少しニュアンスが異なるアメリカ独自のカーカルチャーの大本命が〝マッスルカー〟。かつては荒々しいV8エンジンにチューニングを施し、バーンナウトさせて豪快に走らせる姿にマッスルカーのイメージを馳せていた。3速もしくは4速ATか、マニュアルシフトかの二択で、キャブレターを交換して大容量のアルミラジエターに換装、ヘダースを組んで吸排気、冷却効率を突き詰めつつ、大排気量にモアパワーを求めた時代はある意味、黄金時代である。その当時に匹敵する昂揚感や痺れる魅力が、果たして現行モデルに継承されているのか…。今回は2020年10月に多くのファンに惜しまれつつも生産終了となったシェルビーGT350、そしてカマロ史上最速モデルであるZL1を通じて、〝マッスルカーの現在〟そして、その魅力についてリポートしてきた。

2019 FORD MUSTANG SHELBY GT350

2018CHEVROLETCAMARO ZL1

まずは5.2ℓ V8を6速マニュアルで操るシェルビーGT350。マグネライドサスペンションによるハイウェイでの追従性や最新の電動パワーステアリングによるリニアなステアリングフィールはまさに意のままに操る感覚。フェラーリなどのスーパーカーで採用されるクランクシャフトを高回転型ユニット同様のレイアウトによって高回転域での感応さは特筆物。一方、カマロZL1は昨今主流のエッジを削ぎ落とした上品なフォルムとは一線を画し、シャープでエッジの効いたアグレッシブなフォルムがいかにもマッスルカーらしい存在感を際立たせる。コルベットZ06と同様のV8スーパーチャージャーLT4で650hpのハイパフォーマンスエンジンを搭載するだけでなく、まるで体脂肪率が極端に少ない一流アスリートの様なスペックも相まって、レーシングカーさながらのストイックな走りを堪能できる。

また、どちらにも共通して言えるのがドライバーズシートから見える景色が素晴らしく、スエード素材のステアリング、ホールド性の高いシート、シフトノブの造型に至るまで、余すことなくマッスルカーに相応しい贅を尽くした仕立てが際立つ。革新的な進化を遂げつつもしっかり伝統を受け継ぐ進化版マッスルカー。タイムリミットが迫る今だからこそ選ぶベスト・バイなモデルと言えるだろう。

2019 FORD MUSTANG SHELBY GT350

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2018年にベースのマスタングがマイナーチェンジを行なっているが、旧マスクを採用し続けたシェルビーGT350。フロントセクションの一部がカーボン素材でマスタングとは別構造になっていることも大きな理由の一つ。5.2ℓV8、NAエンジンで526hp、レブリミット8250rpmと高回転型パワーユニットに剛性を高めるタワーバーを装着。ボトムスはマグネティックライドサスペンションに専用19インチホイール×ブレンボを採用。

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ストイックなバケットタイプRECAROシートのGT350が多い中、撮影車は適度なホールド感で乗りやすシートを採用。ブラック& グレーのコンビレザーにスェード素材を採用するステアリング、ダッシュボードセンターにインストールされる油圧、油温メーターによるレーシーな装いもまた、マッスルカーらしさを高める。

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6.2ℓのV8 スーパーチャージャーLT4エンジンで650hpと圧巻のハイパフォーマンスが魅力のZL1。20インチ鍛造ホイールにブレンボブレーキシステムを採用。微々たる息継ぎをも感じさせない10速ATのしなやかな変速フィールも特筆物。また奇しくも隣のGT350 同様2019 年ベースのカマロがマイナーチェンジを果たしているのに対して、ZL1は旧マスクのままリリース、未だ現行フェイスよりもマイチェン前を高く評価するファンも多い。

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カマロらしさが際立つ独創的なデザインのレッドステッチ&ブラックレザー×スエードインテリア。純正で赤色のシートベルトを採用していることも特筆物。また、ドア内張りやセンターモニターの縁に沿う様にあしらわれたイルミネーションのアクセントもアグレッシブなインテリアの魅力をより一層高める。


非の打ちどころがない、ハイパフォーマンスマッスルカーのカマロZL1

BUBU阪神が猛烈プッシュするのは魅力満載のマスタング

1968マスタングGT390ファストバックの現代版復刻トリビュートモデル

大排気量NAエンジンを6速マニュアルで思いのままに!マスタングシェルビーGT350


BUBU HANSHIN
TEL:06-6427-5151
HP:https://www.bubu.co.jp


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載

マスタングの豊富なカスタムパーツを在庫するガレージダイバン・GDファクトリー

2015 FORD MUSTANG ECOBOOST 50Years EDITION

2015 FORD MUSTANG ECOBOOST 50Years EDITION

愛されし我らのマスタング Let’s Go with MUSTANG

豊富なパーツでもっと気軽にカスタムを楽しむ

マスタングの豊富なカスタムパーツを在庫するガレージダイバン・GDファクトリーは今、メーカーにこだわらない多様なパーツを使ってカスタムする楽しさを提案する。代表的パーツを装着したパーツデモカーは、まさに見本となるスタイルだ。

組み合わせで広がる無限のカスタム

第5世代マスタング時代からマスタングの販売・カスタムに力を入れるガレージダイバン・GDファクトリー。エレノア仕様やスーパーチャージャー搭載といった過激なスタイルを求めるユーザーにも対応してきたが、最近では「オーナーがコツコツと作り上げるカスタム」という、色んなパーツを組み合わせてカスタムする楽しさを提案。豊富なカスタムパーツを常備するGDファクトリーならではの試みで、様々なパーツを組み合わせてオンリーワンのスタイルを作ることができることを、実際にパーツデモカーを製作し証明している。

2015 FORD MUSTANG ECOBOOST 50Years EDITION

15年型マスタングのパーツデモカーに装着している各パーツ(パーツリスト参照)は、単体装着でも「違い」を感じられるものばかりであり、オーナーの好みや予算によって様々な変化を遂げることができる。GDファクトリー店長の橋本さんは「マスタングのオーナーは、チャレンジャーに乗るオーナーよりも気軽なカスタムを望む方が多い印象です。パーツも多いですし、パーツによって印象も変わる。昔のアストロような感覚でカスタムするのに似てますね」と、マスタングカスタムの幅広い可能性と面白さを語る。

見た目に変化を与える社外パーツだけではなく、サスペンション専門メーカーのTEINと共同開発したオリジナル車高調も定番人気アイテムで、楽しく快適に走ることも提案しており、「見た目少々、走り強化」といった方法も可能。まさに、楽しみ方は無限に広がるのだ。

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イエローとブラックで統一された今回の車両だが、アクセントとしてルーフをブラックにペイントしているのも注目点。こうした部分的なペイントを施すのも、ダイバン得意のカラーテクニックだ。

■ GARAGE DAIBAN 2015 MUSTANG SPECIAL CUSTOM PARTS LIST

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① MP Concepts GT350 スタイルリアディフューザー 

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② CERVINIS 2015-2020 ストーカー・リアスポイラー 

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③ CERVINIS 2015-2020 サイドスクープ 

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④ MP Concepts GT350 スタイルフェンダースクープ

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⑤ Scott Drake 2015-2020 Competition Seriesフューエルドア(ブラック&シルバー) 

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⑥ CERVINIS 2015-2020 クウォーターウインドールーバー 

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⑦ MP Conceptsリアウインドールーバー (2015-2020 Fastback) 

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⑧ MP Concepts フードスクープ・ LED ライト付き 

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⑨ RTR グリル(2015-2017 GT・EcoBoost・V6) 

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⑩ CERVINIS 2015-2017 ストーカー・フロントエンドコンバージョン

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⑪ TEIN STREETFLEX 車高調整キット 

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⑫ LEXANI Spike Satin Bronze 20 インチ F・9J/ R・10.5J 

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⑬ブレーキキャリパーペイント


Thanks:ガレージダイバン
TEL:03-5607-3344
HP:http://www.daiban.com/
ガレージダイバンGDファクトリー
TEL:043-215-3344

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アメ車マガジン 2020年 9月号掲載